JP2001355776A - 内視鏡用チューブの接続構造 - Google Patents

内視鏡用チューブの接続構造

Info

Publication number
JP2001355776A
JP2001355776A JP2000179244A JP2000179244A JP2001355776A JP 2001355776 A JP2001355776 A JP 2001355776A JP 2000179244 A JP2000179244 A JP 2000179244A JP 2000179244 A JP2000179244 A JP 2000179244A JP 2001355776 A JP2001355776 A JP 2001355776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible tube
pressing
tube
endoscope
fixing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000179244A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshi Kidooka
智志 木戸岡
Teruo Ouchi
輝雄 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP2000179244A priority Critical patent/JP2001355776A/ja
Publication of JP2001355776A publication Critical patent/JP2001355776A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】可撓性チューブに引っ張り力が作用しても可撓
性チューブと被接続部材との接続状態が外れない内視鏡
用チューブの接続構造を提供すること。 【解決手段】可撓性チューブ10が、押圧固定部材30
によって被接続部材20の当接面21に押圧されること
により、押圧部32において圧縮されてその圧縮部分1
1aより奥の部分において膨らんだ状態に変形し、その
膨らんだ部分11bが押圧固定状態の抜け止めとして作
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡及び内視
鏡用処置具等に用いられる内視鏡用チューブの接続構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡や内視鏡用処置具等に用いられる
内視鏡用チューブの接続構造としては、凹凸が外周面に
形成された被接続部材を可撓性チューブの端部内に圧入
する構造が一般的であるが、十分な接続強度が得られな
い場合が少なくない。
【0003】また、被接続部材の外周面に雄ネジを形成
し、それをダイスのように可撓性チューブ内にねじ込ん
で被接続部材と可撓性チューブとを接続したものもある
が、使用中にネジが緩んで可撓性チューブから被接続部
材が脱落する恐れがある。
【0004】そこで従来は、可撓性チューブの端部を漏
斗状に広がった形状に形成して、可撓性チューブが接続
される被接続部材には可撓性チューブの端部の内面が当
接するテーパ面を形成し、被接続部材に螺合する押圧固
定部材により可撓性チューブの端部を背後から被接続部
材のテーパ面に押圧固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
接続構造の場合は、可撓性チューブが引っ張られる等し
て可撓性チューブに伸び方向の力が作用すると、可撓性
チューブは、テーパ面により押圧されている部分の厚さ
が薄くなって押圧固定部材とテーパ面の間から抜け出し
てしまう場合がある。
【0006】そこで本発明は、可撓性チューブに引っ張
り力が作用しても可撓性チューブと被接続部材との接続
状態が外れない内視鏡用チューブの接続構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用チューブの接続構造は、可撓性チ
ューブの端部を径方向に広がった漏斗状に形成して、可
撓性チューブが接続される被接続部材には可撓性チュー
ブの端部の内面が当接する当接面を形成し、可撓性チュ
ーブの端部を被接続部材の当接面に押圧固定するための
押圧固定部材を設けた内視鏡用チューブの接続構造にお
いて、可撓性チューブが、押圧固定部材によって被接続
部材の当接面に押圧されることにより、押圧部において
圧縮されてその圧縮部分より奥の部分において膨らんだ
状態に変形し、その膨らんだ部分が押圧固定状態の抜け
止めとして作用するようにしたものである。
【0008】なお、押圧部の奥側に隣接する被接続部材
と押圧固定部材との間の空間が、可撓性チューブが膨ら
むのを妨げないように広がった形状に形成されていると
よく、押圧固定部材が被接続部材に対して螺合してお
り、その螺合状態によって、圧縮部分における可撓性チ
ューブの圧縮量を調整することができるようにしてもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は、本発明の実施例の内視鏡用チューブ
の接続構造を示しており、図3はその組み立て前の状態
の分解図である。
【0010】図中、10は、例えば四フッ化エチレン樹
脂、ポリエチレン樹脂又はポリアミド樹脂等の合成樹脂
材を材料とする可撓性チューブであり、内視鏡内で流体
を通したり処置具を挿通するのに用いられ、或いは内視
鏡用処置具のシース等として用いられている。
【0011】可撓性チューブ10の端部11は、図3に
示されるように漏斗状に径方向に広がった形状に形成さ
れている。可撓性チューブ10の軸線方向に対して端部
11の内面のなす角度は、例えば45°である。
【0012】20は、可撓性チューブ10の端部11に
接続される口金パイプ或いは機構部品等のような被接続
部材であり、例えばステンレス鋼等の金属又は硬質プラ
スチック等のような硬質の材料によって形成されてい
る。
【0013】被接続部材20には、可撓性チューブ10
の端部11が当接する当接面21が形成されている。当
接面21は、可撓性チューブ10の端部11に対応して
45°程度の角度の円錐面状に形成されており、その突
端から先側に向かって可撓性チューブ10が被嵌される
短筒部23が軸線周りに形成されている。
【0014】被接続部材20の外周に形成された雄ネジ
部24には、可撓性チューブ10と被接続部材20とを
連結固定するためのキャップ状に形成された押圧固定部
材30の雌ネジ部34が螺合している。
【0015】押圧固定部材30の軸線位置には、可撓性
チューブ10が緩く通過する大きさの通過孔31が形成
され、その内端に、可撓性チューブ10の端部11を被
接続部材20の当接面21に押圧するための押圧部32
が形成されている。
【0016】可撓性チューブ10と被接続部材20とを
接続する時には、可撓性チューブ10の端部11を被接
続部材20の当接面21に当接させた状態で、押圧固定
部材30の雌ネジ部34を被接続部材20の雄ネジ部2
4ときつく螺合させる。
【0017】それによって、可撓性チューブ10の端部
11が被接続部材20の当接面21と押圧固定部材30
の押圧部32との間にきつく挟み付けられて可撓性チュ
ーブ10と被接続部材20とが連結され、被接続部材2
0の軸線位置に形成された通路孔25と可撓性チューブ
10とが真っ直ぐに連通する。
【0018】図1は、可撓性チューブ10の端部11が
押圧固定部材30の押圧部32によって被接続部材20
の当接面21に押圧されて固定された部分を拡大して示
している。
【0019】押圧部32は、押圧固定部材30の通過孔
31の内端部と軸線に垂直な向きに形成された面36と
の境界縁部をいわゆる45°面取り状に小さく削いで形
状に形成されている。
【0020】ただし、可撓性チューブ10が比較的軟ら
かい材質の場合には、面取り形状を滑らかなアール面取
り状に丸めてもよく、逆に可撓性チューブ10が比較的
硬い材質の場合には、面取りの大きさを小さくして(或
いは面取りを全くなくして)、可撓性チューブ10の端
部11に鋭く食い込むようにしてもよい。
【0021】組み立て時に、可撓性チューブ10の端部
11を被接続部材20の当接面21に当接させ、螺合部
24,34をきつく螺合させると、押圧固定部材30の
押圧部32により直接押圧される部分11aが圧縮さ
れ、それより奥の部分11bは押し出されて膨らんだ状
態に塑性変形する。
【0022】押圧部32の奥側に隣接する被接続部材2
0と押圧固定部材30との間の空間Aは、押圧固定部材
30側の面36と被接続部材20側の当接面21とが4
5°の角度をなして広がっているので、可撓性チューブ
10が膨らむ妨げにならない。
【0023】その結果、可撓性チューブ10の端部11
の膨らんだ部分11bが押圧部32と当接面21との間
の隙間を通過不能な強固な抜け止めとして作用し、さら
に、圧縮部分11aの先側に隣接する部分11cも膨ら
んで通過孔31の内面に強く密着するので、可撓性チュ
ーブ10が軸線方向に強く引っ張られても被接続部材2
0に対する連結状態が外れることはない。
【0024】なお、被接続部材20に対する押圧固定部
材30の螺合状態(締め込み状態)を変えることによっ
て、圧縮部分11aにおける可撓性チューブ10の圧縮
量を自由に調整することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性チューブが、押
圧固定部材によって被接続部材の当接面に押圧されるこ
とにより、押圧部において圧縮されてその圧縮部分より
奥の部分において膨らんだ状態に変形し、その膨らんだ
部分が押圧固定状態の抜け止めとして作用するので、可
撓性チューブに強い引っ張り力が作用しても可撓性チュ
ーブと被接続部材との接続状態が外れず、安定した連結
状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡用チューブの接続構造
の部分拡大側面断面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡用チューブの接続構造
の側面断面図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡用チューブの接続構造
の分解状態の側面断面図である。
【符号の説明】
10 可撓性チューブ 11 端部 11a 圧縮部分 11b 膨らんだ部分 20 被接続部材 21 当接面 24 雄ネジ部 30 押圧固定部材 32 押圧部 34 雌ネジ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性チューブの端部を径方向に広がった
    漏斗状に形成して、上記可撓性チューブが接続される被
    接続部材には上記可撓性チューブの端部の内面が当接す
    る当接面を形成し、上記可撓性チューブの端部を上記被
    接続部材の当接面に押圧固定するための押圧固定部材を
    設けた内視鏡用チューブの接続構造において、 上記可撓性チューブが、上記押圧固定部材によって上記
    被接続部材の当接面に押圧されることにより、上記押圧
    部において圧縮されてその圧縮部分より奥の部分におい
    て膨らんだ状態に変形し、その膨らんだ部分が押圧固定
    状態の抜け止めとして作用するようにしたことを特徴と
    する内視鏡用チューブの接続構造。
  2. 【請求項2】上記押圧部の奥側に隣接する上記被接続部
    材と上記押圧固定部材との間の空間が、上記可撓性チュ
    ーブが膨らむのを妨げないように広がった形状に形成さ
    れている請求項1記載の内視鏡用チューブの接続構造。
  3. 【請求項3】上記押圧固定部材が上記被接続部材に対し
    て螺合しており、その螺合状態によって、上記圧縮部分
    における上記可撓性チューブの圧縮量を調整することが
    できる請求項1又は2記載の内視鏡用チューブの接続構
    造。
JP2000179244A 2000-06-15 2000-06-15 内視鏡用チューブの接続構造 Withdrawn JP2001355776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000179244A JP2001355776A (ja) 2000-06-15 2000-06-15 内視鏡用チューブの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000179244A JP2001355776A (ja) 2000-06-15 2000-06-15 内視鏡用チューブの接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001355776A true JP2001355776A (ja) 2001-12-26

Family

ID=18680547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000179244A Withdrawn JP2001355776A (ja) 2000-06-15 2000-06-15 内視鏡用チューブの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001355776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027153A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Mitsubishi Shindoh Co Ltd フレキシブル管の継手構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027153A (ja) * 2009-07-23 2011-02-10 Mitsubishi Shindoh Co Ltd フレキシブル管の継手構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3178198U (ja) ホース接続用のコネクタ
JP4579194B2 (ja) ホース接続用のコネクタ
JP2009036239A (ja) ホース接続用のコネクタ
US5853203A (en) Barbed tubular connectors
CN211715972U (zh) 密封管接头
JP2005214253A (ja) チューブのフレア形端末構造
JP2001355776A (ja) 内視鏡用チューブの接続構造
KR20160119559A (ko) 유압용 호스의 연결구
KR20060103698A (ko) 주름관 연결 구조
JP2640360B2 (ja) フランジ付チューブ継手の製造法
CN108443608B (zh) 管接头
JP2001248768A (ja) プラスチックチューブの継ぎ手構造
JP7486786B2 (ja) 管継手
JP3117494B2 (ja) 分岐管継手
JP2001245842A (ja) 内視鏡用チューブの接続構造
JPH05245940A (ja) 自在継手の製造方法
JP3972287B2 (ja) スリーブ型管継手
JP5098101B2 (ja) 管継手
JPH10281367A (ja) パイプ結合方法とパイプ継手
JP2939613B2 (ja) 管継手
JP3028502U (ja) ホース接続用金具のスリーブ
JP3573136B2 (ja) フレキシブル管継手
KR19990040575U (ko) 파이프연결장치
JPH09257171A (ja) チューブの接続構造
JP2001252243A (ja) 内視鏡用チューブの接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070515

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100114

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100311