JP2001354787A - 熱収縮性ポリアミドフィルム - Google Patents

熱収縮性ポリアミドフィルム

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Isao Nakano
功 中野
Hirotaka Akao
裕隆 赤尾
Yasuhisa Maeda
靖寿 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な収縮性、酸素バリア性を有した二軸延伸
フィルム及び、ラミネート強力に優れ、ボイル処理によ
るデラミネーション及び下膨れ変形を抑制したラミネー
トフィルムと包装袋を提供する。 【解決手段】脂肪族ポリアミドを55〜85質量%及び
キシリレン系ポリアミドを15〜45質量%からなるポ
リアミド100質量部と、酸変性ポリオレフィンを0.
5〜5質量部からなり、特定値の熱水収縮率、熱水収縮
応力、熱水中5%伸度時強力、酸素透過率であるフィル
ム。また、このフィルムを用いたラミネートフィルム及
び包装袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品、薬品、工業
製品等の包装材料として使用することができる、優れた
ガスバリア性、耐ピンホール性、透明性、引張強度を有
する熱収縮性フィルム、及びこれを用いたラミネートフ
ィルム、及び包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスバリア性及び収縮性を有する
包装材料としては、ポリ塩化ビニリデンフィルムが一般
的であり、惣菜、ハム、ソーセージ等の包装材料として
用いられてきた。また、内容物が強度を要求されるよう
な重量物である場合や、高速充填性を要求される場合の
耐熱性から、ポリ塩化ビニリデンコートの脂肪族ポリア
ミドフィルムが普及してきた。ところが、近年の環境問
題に対する意識の高まりから、塩素を含まない材料への
切り替えが要望されている。
【0003】このため、塩素を含まないガスバリア性を
有する樹脂としてキシリレン系ポリアミドを用いたフィ
ルムが着目され、これを積層フィルムの一層に用いたも
の、あるいはブレンドされた熱収縮性フィルムが使用さ
れてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えばキシリレン系ポ
リアミドを積層フィルムの一層に用いた収縮性フィルム
で包装袋を作成した場合には、熱水殺菌処理における各
層の収縮性能差により、デラミネーションを生じるとい
う問題がある。
【0005】また、キシリレン系ポリアミド樹脂と脂肪
族ポリアミド樹脂をブレンドしたフィルムの場合は、上
記のようなデラミネーションの問題は発生しないが、フ
ィルムに熱収縮性を付与させるためには、フィルム製造
中における熱固定処理温度を低くする必要があるが、熱
固定処理温度が低いほど、他のフィルムとのラミネート
強力が低下するという問題がある。
【0006】また、収縮性フィルムを用いた包装袋で
は、収縮率や収縮応力が高すぎると、シーラント層との
デラミネーションが発生し、また収縮応力が低い場合に
は、殺菌処理中や殺菌処理直後の高温時に、内容物の自
重による下膨れ変形が発生する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意検討した結果、脂肪族ポリ
アミド、キシリレン系ポリアミド及び酸変性ポリオレフ
ィンの溶融混合物からなる特定の収縮挙動を有するフィ
ルムを用いることにより、上記の課題が解決されること
を見出し本発明に到達した。すなわち、本発明の要旨
は、次の通りである。 1.脂肪族ポリアミド55〜85質量%とキシリレン系
ポリアミド15〜45質量%からなるポリアミド100
質量部と0.1〜5質量部の酸変性ポリオレフィンとか
らなる下記(1)〜(4)を満足する熱収縮性ポリアミ
ドフィルム。 (1)MD方向及びTD方向の80℃、30分の熱水収
縮率が15〜30%。 (2)MD方向及びTD方向の100℃、30分の熱水
収縮応力が厚み1μmあたり39〜128mN/cm。 (3)MD方向及びTD方向の90℃熱水中の5%伸度
時強力が0.5〜2N/cm。 (4)20℃、85%RHでの酸素透過率が300ml
/m・d・MPa以下。 2.上記1記載の熱収縮性ポリアミドフィルムを少なく
とも1層含んだラミネートフィルムであって、他のフィ
ルムとのラミネート強力が1.3N/cm以上であるラ
ミネートフィルム。 3.上記2記載のラミネートフィルムを用いた包装袋。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明における脂肪族ポリアミド
としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46、
ナイロン610、ナイロン612、ナイロン12、ナイ
ロン11、及びこれらの共重合ポリアミド、混合ポリア
ミド樹脂を挙げることができ、特に、ナイロン6が好ま
しい。
【0009】本発明におけるキシリレン系ポリアミド
は、メタ及び/又はパラキシリレンジアミンと炭素数が
4〜12の脂肪族ジカルボン酸とから重縮合反応によっ
て得られたポリアミドであり、ポリメタキシリレンアジ
パミド、ポリメタキシリレンセバカミド、ポリメタキシ
リレンスペラミド、ポリパラキシリレンアジパミド及び
これらの混合物、共重合体が挙げられ、特に、ポリメタ
キシリレンアジパミド(MXD6)が好適である。
【0010】本発明の熱収縮性フィルムに用いられる酸
変性ポリオレフィンの含有量はポリアミド100質量部
に対して0.1〜5質量部であることが必要である。
0.1質量部未満では十分なラミネート強度が得られ
ず、5質量部を超えるとフィルムの透明性や強度が低下
する。
【0011】本発明において用いられる酸変性ポリオレ
フィンとして好ましいものは、エチレン95〜50質量
%、3〜8個の炭素原子を有する不飽和ジカルボン酸及
び/又はその誘導体0.1〜10質量%、不飽和モノカ
ルボン酸及び/又はその低級アルキルエステル誘導体
4.9〜40質量%とからなるエチレン系3元共重合体
であり、メルトインデックス(JIS K7201準
拠、190℃での値)が0.1〜60g/10分、好ま
しくは1〜50g/10分である。
【0012】不飽和ジカルボン酸及びその誘導体として
は、例えば、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シ
トラコン酸、メサコン酸及びそれらの金属塩や酸無水物
などの誘導体が挙げられる。これらの中で、コストパフ
ォーマンスなどの点から無水マレイン酸が最も好適であ
る。
【0013】また、不飽和モノカルボン酸及びその低級
アルキルエステル誘導体としては、アクリル酸、メタク
リル酸などや、メチルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレー
ト、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、イソブチルアクリレート、t−ブチルアクリレート
などが挙げられるが、特に、メチルアクリレートが好適
である。
【0014】好ましい酸変性ポリオレフィンとしては、
エチレン/メチルアクリレート/無水マレイン酸の3元
共重合体、エチレン/n−ブチルアクリレート/無水マ
レイン酸の3元共重合体などが挙げられる。
【0015】本発明の二軸延伸フィルムの製造方法とし
ては、例えば、混合した原料を押出機で加熱溶融した
後、ダイより未延伸シートを押出し、フラット式の同時
二軸延伸法や逐次二軸延伸法により延伸して得る方法が
挙げられる。
【0016】本発明の熱収縮性フィルムを用いてラミネ
ートフィルムを作成する方法としては、特に制限されな
いが、例えば、芳香族エステル系接着剤を用いて、ドラ
イラミネートする方法が挙げられる。ラミネートフィル
ムの構成としては、本発明の熱収縮性フィルムをNB
S、ポリエチレン系のフィルムをPE、ポリプロピレン
系のフィルムをPPとした場合、PE/NBS/PE、
NBS/PE、NBS/PP、PP/NBS/PP等が
挙げられる。
【0017】また、熱収縮性フィルムと他のフィルムと
のラミネート強力を1.3N/cm以上とすることが必
要である。ラミネート強力が1.3N/cmより小さい
場合には、包装袋としたときの耐圧強度不足や落袋強度
不足から、破袋する原因となり、また、熱水殺菌処理中
のデラミネーションの原因ともなる。
【0018】本発明の熱収縮性ポリアミドフィルムは、
MD方向及TD方向の80℃、30分の熱水収縮率が、
15〜30%、MD方向及びTD方向の100℃、30
分の熱水収縮応力が厚み1μmあたり39〜128mN
/cm、MD方向及びTD方向の90℃熱水中の5%伸
度時強力が0.5〜2N/cmであることが必要であ
る。
【0019】上記各条件における下限値未満の性能の場
合、内容物に対する密着度合いが低下し、商品価値を著
しく低下させてしまい、ソーセージなどでは、殺菌処理
中や殺菌処理直後の高温時に、内容物の自重による下膨
れ変形が生じ、不良な商品を発生し、また、充填におい
ては、包装袋の張りをもたせるために充填率を上げる必
要があり、コストアップとなってしまう。一方、上記条
件における上限値を超えた性能の場合、収縮処理と同時
に行なわれる殺菌処理で必要とされる温度において、シ
ーラントフィルムとのデラミネーションが発生する。ま
た、デラミネーションを生じない温度における殺菌処理
では、内容物の腐敗といった問題が生じる。
【0020】本発明の熱収縮性フィルムの20℃、85
%RHでの酸素透過度は、300ml/m・d・MP
a以下である。酸素透過度が300ml/m・d・M
Paを超えた性能である場合、内容物の酸化劣化が促進
され、長期保存に適さない。
【0021】本発明の熱収縮性フィルムは、本発明の効
果を損なわない範囲であれば、易滑、易接着、静電気防
止、防曇などの性能を付与することができる。
【0022】本発明の包装袋の形態は、特に制限されな
いが、例えば、三方袋、四方袋、自立袋、ピロー袋、ガ
セット袋、スティック袋、ロケット包装袋及び、絞り容
器やカップにフタ材を施したものなどが挙げられ、いず
れにおいても好適に使用できる。
【0023】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例により具体
的に説明する。本発明で用いた測定法は以下の通りであ
る。 1.熱水収縮率 幅10mm、長さ15cmにカットしたフィルムに、長
さ方向の間隔が10cmの標点をマーキングした後、8
0℃の熱水中に30分間浸漬し、処理後の標点間隔を読
み取り、次式により熱水収縮率を求めた。 熱水収縮率(%)=(10−[処理後の標点間隔(c
m)])×100/10 2.熱水収縮応力 幅10mm、長さ15cmのフィルムを、引張試験機
(島津製作所製AG−500B)にクロスヘッド間距離
10cmで固定し、100℃の熱水中に30分浸漬し、
その最大荷重を読み取り、試料の単位厚み当たりの値を
熱水収縮応力とした。 3.熱水中の5%伸度時強力 幅10mm、長さ15cmの試料を、引張試験機(島津
製作所製AG−500B)を用いて90℃の熱水中で、
クロスヘッド間距離10cm、クロスヘッド速度500
mm/分の条件で引張試験を行い、5%伸度時の荷重を
読み取った。 4.酸素透過率 ASTM D−3985に準じ、酸素透過率測定装置
(モダンコントロール社製OX−TRAN 2/20
型)を使用し、20℃、85%RHの雰囲気下で、酸素
透過率を測定した。 5.ボイル耐性 ラミネートされたフィルム積層体の試料を幅35cm×
長さ40cmに切り出し、この積層フィルムを用いて作
成した直径10cm、口金クリップ間距離23cmのロ
ケット包装袋に水2kgを充填し、90℃の熱水中で2
時間浸漬した後、背シール部でのデラミネーションの有
無を確認した。判定は、破袋に至った場合は×、破袋に
は至らないがデラミネーションが発生していれば△、デ
ラミネーションが発生していなければ○とした。 6.下膨れ変形度 ラミネートされたフィルム積層体の試料を幅35cm×
長さ40cmに切り出し、この積層フィルムを用いて作
成した直径10cm、口金クリップ間距離23cmのロ
ケット包装袋に水を2kg充填し、90℃の熱水中で2
時間浸漬した。浸漬処理直後に圧縮試験機(アイコーエ
ンジニアリング社製 3800型)を用いて口金クリッ
プ間距離18cmまで圧縮し、1分間保持した後、ロケ
ット包装袋の、中央部及び中央部から両端に向かってそ
れぞれ5cmの位置の直径を計3点で測定した。判定
は、3点のいずれかの直径が、9〜11cmの範囲を外
れたを場合を×、外れない場合を○とした。 7.ラミネート強力 ラミネートされたフィルム積層体の試料を幅15mm、
長さ70mmに切り出した。二軸延伸フィルムと、貼り
合わされた他のフィルムとの界面を剥がし、引張試験機
(島津製作所製AG−100)を用いて、剥離荷重を測
定した。
【0024】本発明において使用したフィルム原料等を
以下に示す。 (1)フィルム原料 ・ナイロン6;ユニチカ社製 A1030BRF ・MXD6;三菱瓦斯化学社製 MXナイロン 612
1 ・酸変性ポリオレフィン;日本ポリオレフィン社製 レ
クスパール ET 183B (エチレン/n−メチル
アクリレート/無水マレイン酸の3元共重合体) メル
トインデックス(JIS K7201準拠、190℃で
の値) 9.1g/10分 (2)ラミネートに用いたフィルム ・ポリエチレンフィルム(PE);東セロ社製 TUX
−FCS 厚み30μm ・ポリプロピレンフィルム(PP);東セロ社製 RX
C−18 厚み30μm
【0025】実施例1 ナイロン6、MXD6、及び酸変性ポリオレフィンをそ
れぞれ70質量部、30質量部、0.5質量部の割合で
270℃で溶融混合し、Tダイから溶融押出しした後、
エアーナイフキャスト法により表面温度25℃の回転ド
ラムに密着させて急冷し、厚さ150μmの未延伸フィ
ルムを得た。次いで、この未延伸フィルムを縦延伸機に
より55℃で3.0倍に縦延伸した。次に90℃で3.
3倍に横延伸し、140℃で熱処理し、厚み15μmの
二軸延伸フィルム(A1)を得た。このフィルムの特性
を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例2 酸変性ポリオレフィンの量を3.0質量部に変えた他は
実施例1と同様にして、厚み15μmの二軸延伸フィル
ム(A2)を得た。このフィルムの特性を表1に示す。
【0028】比較例1 70質量部のナイロン6と、30質量部のMXD6を用
い、酸変性ポリオレフィンを用いなかった他は実施例1
と同様にして、厚み15μmの二軸延伸フィルム(B
1)を得た。このフィルムの特性を表1に示す。
【0029】比較例2 実施例1において、縦延伸倍率を2.8倍、横延伸倍率
を3.0倍、熱処理温度を160℃とした他は、実施例
1と同様にして、厚み15μmの二軸延伸フィルム(B
2)を得た。このフィルムの特性を表1に示す。
【0030】比較例3 実施例1において、熱処理温度を100℃とした他は、
実施例1と同様にして厚み15μmの二軸延伸フィルム
(B3)を得た。このフィルムの特性を表1に示す。
【0031】比較例4 実施例1において、ナイロン6とMXD6の量をそれぞ
れ90質量部、10質量部に変えた他は、実施例1と同
様にして、厚み15μmの二軸延伸フィルム(B4)を
得た。このフィルムの特性を表1に示す。
【0032】実施例3 二軸延伸フィルムとして(A1)、シーラントフィルム
として(PE)を使用し、接着剤として、芳香族エステ
ル系接着剤(武田薬品工業社製 タケラックA−515
/A−50 二液型)を用いてドライラミネート(接着
剤塗布量4g/m2)により作製されたラミネートフィ
ルムを用い、ボイル耐性、下膨れ変形度、ラミネート強
力の評価を行った。この結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】実施例4〜5、比較例5〜7 ラミネートフィルムの構成を表2に示した通りに変更し
た以外は、実施例3と同様の操作でラミネートフィルム
を得、評価を行った。この結果を表2に示す。
【0035】
【発明の効果】本発明の熱収縮性フィルムは、良好な収
縮性、酸素バリア性を有し、そのラミネートフィルム
は、ラミネート強力に優れているため、ボイル処理によ
るデラミネーション及び下膨れ変形を抑制した包装袋が
得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08J 5/12 CFG C08J 5/12 CFG C08L 77/00 C08L 77/00 //(C08L 77/00 (C08L 77/00 23:08) 23:08) B29K 77:00 B29K 77:00 B29L 7:00 B29L 7:00 9:00 9:00 Fターム(参考) 3E086 AA23 AD01 BA02 BA04 BA15 BB05 BB67 CA01 CA28 CA33 4F071 AA15X AA33X AA36X AA43B AA54 AA55 AF08 AF15 AF58B AF61 AH04 BB06 BB08 BC01 4F100 AK03A AK47A AK48A AL05A AL07A AT00B BA01 BA02 GB15 4F210 AA03 AA28K AA29 AE01 AG01 RA03 RC02 RG02 RG04 RG43 4J002 BB073 BB083 BB093 CL011 CL031 CL032 CL051 GG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂肪族ポリアミド55〜85質量%とキシ
    リレン系ポリアミド15〜45質量%からなるポリアミ
    ド100質量部と0.1〜5質量部の酸変性ポリオレフ
    ィンとからなる下記(1)〜(4)を満足する熱収縮性
    ポリアミドフィルム。 (1)MD方向及びTD方向の80℃、30分の熱水収
    縮率が15〜30%。 (2)MD方向及びTD方向の100℃、30分の熱水
    収縮応力が厚み1μmあたり39〜128mN/cm。 (3)MD方向及びTD方向の90℃熱水中の5%伸度
    時強力が0.5〜2N/cm。 (4)20℃、85%RHでの酸素透過率が300ml
    /m・d・MPa以下。
  2. 【請求項2】請求項1の熱収縮性ポリアミドフィルムを
    少なくとも1層含んだラミネートフィルムであって、該
    熱収縮性ポリアミドフィルムと他のフィルムとのラミネ
    ート強力が1.3N/cm以上であるラミネートフィル
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のラミネートフィルムを用
    いた包装袋。
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