JP2001354372A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JP2001354372A
JP2001354372A JP2000178845A JP2000178845A JP2001354372A JP 2001354372 A JP2001354372 A JP 2001354372A JP 2000178845 A JP2000178845 A JP 2000178845A JP 2000178845 A JP2000178845 A JP 2000178845A JP 2001354372 A JP2001354372 A JP 2001354372A
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JP
Japan
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hoistway
speed
emergency stop
overspeed
predetermined
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Application number
JP2000178845A
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English (en)
Inventor
Hisao Kato
久夫 加藤
Junichi Yano
純一 谷野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速運転されるエレベーターにおいて昇降路
終端の昇降余裕距離を短縮でき、建物のスペースを有効
利用できるエレベーター装置を得る。 【解決手段】 昇降路1の所定終端領域Cにおいて所定
減速特性線Dにより下降する昇降体8が故障等のため
に、所定終端領域Cにおける昇降体8位置に対応した過
速度特性線Eを超えた速度である場合に異常時制動制御
装置が動作する。これにより、非常止め作動装置が動作
し非常止め装置10が制動動作して過速度特性Eよりも
高速で下降する昇降体8を停止する。したがって、所定
終端領域Cにおいて所定終端領域C以外を昇降するとき
の非常止め制動動作速度に対応した緩衝性能を有する緩
衝器が不要になる。このため、昇降路1終端の昇降体8
の昇降余裕距離を短縮できて、昇降路1の構築費、緩衝
器の製作費を節減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降路の所定終
端領域において所定減速特性によって昇降体が終端方向
運転されるエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図12は、従来のエレベーター装
置を示す図で、図7は概念的に示す縦断面図、図8は図
7のエレベーター装置に設けられた調速機の正面図、図
9は図8の側面図、図10は調速機の動作状態を示す図
8相当図、図11は図7のエレベーター装置の運転速度
特性を示すグラフ、図12は図7のエレベーター装置の
緩衝器の動作状態を示す図7相当図である。図におい
て、1はエレベーター装置の昇降路である。
【0003】2は昇降路1の頂部、201〜203はそ
れぞれ頂部2寄りに設けられた終端階乗場で、201は
最上部に設けられた第一頂部乗場、202は第一頂部乗
場201の下に設けられた第二頂部乗場、203は第二
頂部乗場202の下に設けられた第三頂部乗場である。
【0004】3は昇降路1の底部、301〜303はそ
れぞれ底部3寄りに設けられた終端階乗場で、301は
最下部に設けられた第一底部乗場、302は第一底部乗
場301の上に設けられた第二底部乗場、303は第二
底部乗場302の上に設けられた第三底部乗場である。
【0005】4は昇降路1の上方に設けられた機械室、
5は機械室4に設けられた制御盤、6は機械室4に設け
られた巻上機、7は巻上機6に巻掛けられた主索で、一
端にかご8、他端につり合おもり9が連結されている。
10はかご8の下部に設けられた非常止め装置で、要時
に動作して昇降路1に立設されてかご8の昇降を案内す
る案内レール(図示しない)に係合して制動動作する。
【0006】11は昇降路1底部3に立設されてかご8
に対向して配置された緩衝器、12は機械室4に設けら
れた調速機であって詳細は後述する。13は無端状に形
成されて調速機12に巻掛けられて昇降路1に吊下さ
れ、一側がかご8に所定の保持力によって保持された調
速機ロープ、14は張り車で、昇降路1底部3に設けら
れて調速機ロープ13の下垂湾曲部に跨装されて調速機
ロープ13に張力を付与する。
【0007】15は調速機12のフレーム、16はフレ
ーム15に水平軸を介して枢持されて調速機ロープ13
が巻掛けられた調速車、17はフレーム15に枢着され
た鉛直軸、18は調速車16の回転を鉛直軸17に伝動
するかさ歯車機構、19は鉛直軸17にすきまばめされ
てフレーム15の上側に配置された摺動筒、20は鉛直
軸17の上端に固定された支持腕、21は上端が支持腕
20の端部に枢着されて支持腕20の両側に設けられた
回動腕である。
【0008】22は回動腕21の下端に装着された錘、
23は一端が回動腕21の長手中間に枢着され他端は摺
動筒19の上端に枢着された連結腕、24は鉛直軸17
にすきまばめされて摺動筒19と支持腕20の間に配置
された圧縮コイルばねからなる付勢体、25は長手中間
が摺動筒19の側面に枢着された作動腕、26は下端に
鉤27が設けられ上側の図8における左側がフレーム1
5に枢着された鉤金具である。
【0009】28は一端がフレーム15の上端寄りに枢
着され他端は作動腕25の一端部に枢着された支持リン
ク、29は一端が作動腕25の他端部に枢着され他端は
鉤金具26の上側の図8における右側に枢着された作動
リンク、30はフレーム15の下部外側寄りに設けられ
て調速機ロープ13と対向して配置されたロープ受け
体、31はフレーム15の下部に設けられて両側の調速
機ロープ13の間に配置されて長手が水平に配置された
回動軸32を枢持した軸受体である。
【0010】33はフレーム15の下部に配置されて両
側の調速機ロープ13の間に配置され一側の調速機ロー
プ13を介してロープ受け体30に対向して配置された
ロープ抑え体、34はロープ抑え体33の上部に形成さ
れて鉤27と掛合する掛合部、35は長手が水平に配置
されてロープ抑え体33に枢持された支持軸、36は長
手が支持軸35の長手に直交して配置され一端が支持軸
35に固定され他端は軸受体31の回動軸32にすきま
ばめされた連結棒である。
【0011】37は連結棒36にすきまばめされた圧縮
コイルばねからなる制動ばねで、両端にそれぞれ設けら
れて連結棒36にすきまばめされたばね受け具38を介
して軸受体31とロープ抑え体33の間に配置されてい
る。39はロープ受け体30、軸受体31、ロープ抑え
体33、制動ばね37を主要部材として構成された調速
機ロープ13の拘束機構である。
【0012】また、図11において、40は第三頂部乗
場203位置よりも下方に設定された頂部減速位置、A
は頂部減速位置40と第一頂部乗場201位置の間に形
成された頂部の所定終端領域、Bは所定終端領域Aにお
ける所定減速特性線である。41は第三底部乗場303
位置よりも上方に設定された底部減速位置、Cは底部減
速位置41と第一底部乗場301位置の間に形成された
底部の所定終端領域、Dは所定終端領域Cにおける所定
減速特性線である。
【0013】また、V0 はエレベーターの定格速度、V
s はエレベーター装置に異常が発生してかご8が定格速
度を超えた超過速度で昇降したときに、調速機12の動
作を介して非常止め装置10が制動動作するときのかご
8速度で、超過速度Vs は一般的に定格速度V0 の13
0%程度に設定される。
【0014】従来のエレベーター装置は上記のように構
成され、通常時は調速機12の拘束機構39における掛
合部34が、鉤金具26の鉤27と掛合してロープ抑え
体33が図8に示すように上昇位置に保持される。この
状態では調速機ロープ13がロープ受け体30及びロー
プ抑え体33の両者の間に上記両者に接触することなく
配置される。
【0015】そして、制御盤5の動作によって巻上機6
が付勢されると、主索7が駆動されてかご8及びつり合
おもり9が互いに反対方向へ昇降し、例えば頂部減速位
置40と底部減速位置41の間を停止することなく昇降
する場合は定格速度V0 によって昇降する。また、所定
終端領域A,Cにおいて第一頂部乗場201又は第一底
部乗場301の方向へ、すなわち終端方向へ運転される
ときには所定減速特性線B,Dによって減速制御され
る。
【0016】また、かご8の昇降によって調速機ロープ
13が駆動されて、調速機12の調速車16が回転す
る。これにより、鉛直軸17が回転して錘22が鉛直軸
線の回りを回転する。そして、鉛直軸17の回転速度が
増すことによる遠心力に応じて錘22が上昇変位する。
この錘22の上昇変位による回動腕21の回動を介し、
付勢体24の付勢力に抗して摺動筒19が上昇変位す
る。
【0017】そして、かご8の下降速度が超過速度Vs
に達することによる摺動筒19の上昇変位、すなわち所
定位置を超えた摺動筒19の上昇変位により作動腕25
が図8において時計方向に回動する。この作動腕25の
回動により作動リンク29を介して鉤金具26が図8に
おいて反時計方向に回動する。これにより、鉤27とロ
ープ抑え体33の掛合部34との掛合が解消されて、ロ
ープ抑え体33が自重によって下降して図10に示す状
態となる。
【0018】この状態において、調速機ロープ13がロ
ープ受け体30及びロープ抑え体33により制動ばね3
7の押圧力によって挟圧されて、移動が拘束されて停止
する。しかし、引き続いてかご8が下降するのでかご8
における調速機ロープ13の保持が解除されて、調速機
ロープ13に対して相対的にかご8が下降変位する。こ
のかご8の調速機ロープ13に対する相対変位によって
詳細な説明を省略するが非常止め装置10が案内レール
に係合して制動動作する。これによって、かご8の超過
速度Vs による下降が制動されて停止する。
【0019】なお、非常止め装置10の制動動作による
かご8の停止距離SA は、およそ停止距離SA =超過速
度Vs2/2×9.8m/s2である。また、かご8が超過速
度Vs で緩衝器11に衝突したときの緩衝器11の緩衝
作動行程SB も、非常止め装置10の制動動作によるか
ご8の停止距離SA とほぼ同じである。
【0020】また、かご8が下降運転され所定終端領域
Cにおいて第一底部乗場301の方向へ運転されるとき
には所定減速特性線Dによって減速制御される。このた
め、通常状態において調速機12が動作することはなく
非常止め装置10が制動動作することもない。したがっ
て、緩衝器11の緩衝作動行程SB をさらに短くするこ
ともできる。
【0021】しかし、巻上機6の制動機(図示しない)
の故障を想定して、所定終端領域Cにおいてもかご8が
超過速度Vs 直前の速度によって緩衝器11に衝突する
事態を考慮し、前述の緩衝作動行程SB を有する緩衝器
11が設けられている。このため、例えば高速エレベー
ターの場合であって緩衝作動行程SB が10mを超える
ときに、緩衝器11の自由高さが20mを超える。した
がって、第一底部乗場301から昇降路1の底部3面ま
での深さが20mを超えることになる。
【0022】また、故障によってかご8が緩衝器11が
衝突して緩衝器11を圧縮した状態では、図12に示す
ように第一底部乗場301から緩衝作動行程SB 距離下
方へかご8が下降する。また、この状態において図12
に示すようにつり合おもり9が通常状態における上昇位
置からさらに緩衝作動行程SB 相当距離上昇する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター装置において、エレベーターの定格速度の高
速化に対応して背丈の高い緩衝器11が必要になる。そ
して、緩衝器11の背丈に応じて第一底部乗場301か
ら昇降路1の底部3面までの深さ、すなわち昇降路1の
ピット深さが殊の外深くなる。また、昇降路1のピット
深さに応じて昇降路1頂部2におけるつり合おもり9の
上昇余裕高さも高く設定することが必要となる。
【0024】したがって、昇降路1の構築費、緩衝器1
1の製作費が嵩むという問題点があった。また、昇降路
1頂部2におけるつり合おもり9の上昇余裕が得にくく
なることのために、第一頂部乗場201ないし第二頂部
乗場202が設置不能となってエレベーターが設置され
る建物の計画に差し支えが生じるという問題点があっ
た。
【0025】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、高速運転されるエレベーターに
おいて昇降体の昇降路終端における昇降余裕距離を短縮
できるエレベーター装置を得ることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター装置においては、昇降路に立設された案内レールに
案内されて昇降路を昇降し、昇降路の所定終端領域にお
いて所定減速特性によって終端方向運転される昇降体
と、この昇降体に設けられて要時に動作して案内レール
に係合して制動動作する非常止め装置と、要時に作動し
て非常止め装置を制動動作させる非常止め作動装置と、
所定減速特性に沿うと共に所定減速特性よりも高速側に
設定された過速度特性を記憶し、昇降体の終端方向運転
時における位置に対応した速度の検出値が過速度特性に
よる速度よりも高速であるときに出力を発して非常止め
作動装置を作動させる異常時制動制御装置とが設けられ
る。
【0027】また、この発明に係るエレベーター装置に
おいては、昇降路の最下方の底部乗場よりも上方位置で
異常時制動制御装置の動作によって非常止め装置が制動
動作した場合に、最下方の底部乗場位置へ到達する前に
昇降体が停止する速度に対応して過速度特性が設定され
る。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図6は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は概念的に
示す縦断面図、図2は図1のエレベーター装置の運転速
度特性を示すグラフ、図3は図1のエレベーター装置に
設けられた調速機の正面図、図4は図3の側面図、図5
は調速機の動作状態を示す図3相当図、図6は図1のエ
レベーター装置に設けられた異常時制動制御装置の電気
的接続を概念的に示す図である。図において、1はエレ
ベーター装置の昇降路である。
【0029】2は昇降路1の頂部、201〜203はそ
れぞれ頂部2寄りに設けられた終端階乗場で、201は
最上部に設けられた第一頂部乗場、202は第一頂部乗
場201の下に設けられた第二頂部乗場、203は第二
頂部乗場202の下に設けられた第三頂部乗場である。
【0030】3は昇降路1の底部、301〜303はそ
れぞれ底部3寄りに設けられた終端階乗場で、301は
最下部に設けられた第一底部乗場、302は第一底部乗
場301の上に設けられた第二底部乗場、303は第二
底部乗場302の上に設けられた第三底部乗場である。
【0031】4は昇降路1の上方に設けられた機械室、
5は機械室4に設けられた制御盤、6は機械室4に設け
られた巻上機、7は巻上機6に巻掛けられた主索で、一
端にかごからなる昇降体8、他端につり合おもり9が連
結されている。10は昇降体8の下部に設けられた非常
止め装置で、要時に動作して昇降路1に立設されて昇降
体8の昇降を案内する案内レール(図示しない)に係合
して制動動作する。
【0032】12は機械室4に設けられた調速機であり
詳細は後述する。13は無端状に形成されて調速機12
に巻掛けられて昇降路1に吊下され、一側が昇降体8に
所定の保持力によって保持された調速機ロープ、14は
張り車で、昇降路1底部3に設けられて、調速機ロープ
13の下垂湾曲部に跨装されて調速機ロープ13に張力
を付与する。
【0033】15は調速機12のフレーム、16はフレ
ーム15に水平軸を介して枢持されて調速機ロープ13
が巻掛けられた調速車、17はフレーム15に枢着され
た鉛直軸、18は調速車16の回転を鉛直軸17に伝動
するかさ歯車機構、19は鉛直軸17にすきまばめされ
てフレーム15の上側に配置された摺動筒、20は鉛直
軸17の上端に固定された支持腕、21は上端が支持腕
20の端部に枢着されて支持腕20の両側に設けられた
回動腕である。
【0034】22は回動腕21の下端に装着された錘、
23は一端が回動腕21の長手中間に枢着され他端は摺
動筒19の上端に枢着された連結腕、24は鉛直軸17
にすきまばめされて摺動筒19と支持腕20の間に配置
された圧縮コイルばねからなる付勢体、42は長手中間
が摺動筒19の側面に枢着された作動腕、26は下端に
鉤27が設けられ上側の図3における左側がフレーム1
5に枢着された鉤金具である。
【0035】28は一端がフレーム15の上端寄りに枢
着され他端は作動腕42の一端部に枢着された支持リン
ク、29は一端が作動腕42の他端よりも摺動筒19寄
りに枢着され他端は鉤金具26の上側の図3における右
側に枢着された作動リンク、30はフレーム15の下部
外側寄りに設けられて調速機ロープ13と対向して配置
されたロープ受け体、31はフレーム15の下部に設け
られて両側の調速機ロープ13の間に配置されて長手が
水平に配置された回動軸32を枢持した軸受体である。
【0036】33はフレーム15の下部に配置されて両
側の調速機ロープ13の間に配置され一側の調速機ロー
プ13を介してロープ受け体30に対向して配置された
ロープ抑え体、34はロープ抑え体33の上部に形成さ
れて鉤27と掛合する掛合部、35は長手が水平に配置
されてロープ抑え体33に枢持された支持軸、36は長
手が支持軸35の長手に直交して配置され一端が支持軸
35に固定され他端は軸受体31の回動軸32にすきま
ばめされた連結棒である。
【0037】37は連結棒36にすきまばめされた圧縮
コイルばねからなる制動ばねで、両端にそれぞれ設けら
れて連結棒36にすきまばめされたばね受け具38を介
して軸受体31とロープ抑え体33の間に配置されてい
る。39はロープ受け体30、軸受体31、ロープ抑え
体33、制動ばね37を主要部材として構成された調速
機ロープ13の拘束機構である。
【0038】図2において、40は第三頂部乗場203
位置よりも下方に設定された頂部減速位置、Aは頂部減
速位置40と第一頂部乗場201位置の間に形成された
頂部の所定終端領域、Bは所定終端領域Aにおける所定
減速特性線である。41は第三底部乗場303位置より
も上方に設定された底部減速位置、Cは底部減速位置4
1と第一底部乗場301位置の間に形成された底部の所
定終端領域、Dは所定終端領域Cにおける所定減速特性
線である。
【0039】Eは所定終端領域Cにおける所定減速特性
線Dに沿うと共に所定減速特性Dよりも高速側に設定さ
れた過速度特性線で、例えば所定減速特性Dにおける速
度の120%の速度特性に設定される。V0 はエレベー
ターの定格速度、Vs はエレベーター装置に異常が発生
して昇降体8が定格速度を超えた超過速度で昇降したと
きに、調速機12の動作を介して非常止め装置10が制
動動作するときの昇降体8速度で、超過速度Vs は定格
速度V0 の130%程度に設定される。
【0040】43は電磁機構からなり調速機12のフレ
ーム15に装着された非常止め作動装置で、コイル44
及びコイル44の付勢によって突出動作するプランジャ
ーからなり作動腕42における作動リンク29枢着部の
反摺動筒19側の端部と対向して配置された作動部45
によって構成されている。
【0041】46は異常時制動制御装置で、I/Oポー
ト47及びROM48、CPU49、RAM50を有す
るコンピュータ51によって構成され、また前述の過速
度特性線Eを記憶している。52は昇降体8の位置情報
で、巻上機6に設けられたエンコーダー53によって検
出される。54は位置情報52による昇降体8位置にお
ける昇降体8の速度情報で、前述のエンコーダー53に
よって検出される。55は後述する異常時制動制御装置
46から要時に発せられる非常止め作動装置動作指令で
ある。
【0042】上記のように構成されたエレベーター装置
において、通常時は調速機12の拘束機構39における
掛合部34が、鉤金具26の鉤27と掛合してロープ抑
え体33が図3に示すように上昇位置に保持される。こ
の状態では調速機ロープ13がロープ受け体30及びロ
ープ抑え体33の両者の間に上記両者に接触することな
く配置される。
【0043】そして、制御盤5の動作によって巻上機6
が付勢されると、主索7が駆動されて昇降体8及びつり
合おもり9が互いに反対方向へ昇降し、例えば頂部減速
位置40と底部減速位置41の間を停止することなく昇
降する場合は定格速度V0 によって運転される。また、
昇降体8が所定終端領域A,Cにおいて第一頂部乗場2
01又は第一底部乗場301の方向へ、すなわち終端方
向へ運転されるときには所定減速特性線B,Dによって
減速制御される。
【0044】また、昇降体8の昇降によって調速機ロー
プ13が駆動されて、調速機12の調速車16が回転す
る。これにより、鉛直軸17が回転して錘22が鉛直軸
線の回りを回転し、また鉛直軸17の回転速度が増すこ
とによる遠心力に応じて上昇変位する。この錘22の上
昇変位による回動腕21の回動を介し、付勢体24の付
勢力に抗して摺動筒19が上昇変位する。
【0045】そして、昇降体8の下降速度が超過速度V
s に達することによる摺動筒19の上昇変位、すなわち
所定位置を超えた摺動筒19の上昇変位により作動腕4
2が図3において時計方向に回動する。この作動腕42
の回動により作動リンク29を介して鉤金具26が図3
において反時計方向に回動する。これにより、鉤27と
ロープ抑え体33の掛合部34との掛合が解消されて、
ロープ抑え体33が自重によって下降して前述の図10
に示す状態となる。
【0046】この状態において、調速機ロープ13がロ
ープ受け体30及びロープ抑え体33により制動ばね3
7の押圧力によって挟圧されて、移動が拘束されて停止
する。しかし、引き続いて昇降体8が下降するので昇降
体8における調速機ロープ13の保持が解除されて、調
速機ロープ13に対して相対的に昇降体8が下降変位す
る。この昇降体8の調速機ロープ13に対する相対変位
によって詳細な説明を省略するが非常止め装置10が案
内レールに係合して制動動作する。これによって、昇降
体8の超過速度Vs による下降が制動されて停止する。
【0047】また、昇降路1の所定終端領域Cにおいて
所定減速特性線Dによって終端方向運転される昇降体8
が故障等のために、所定終端領域Cにおける昇降体8位
置に対応した過速度特性線Eを超えた速度である場合に
は異常時制動制御装置46が動作する。すなわち、エン
コーダー53による昇降体8の位置情報52及び位置情
報52による昇降体8位置における昇降体8の速度情報
54の入力によって、記憶された過速度特性線Eにおけ
る位置・速度特性が比較される。
【0048】そして、位置情報52による昇降体8位置
における昇降体8の速度情報54が過速度特性線Eより
も高速であるときには、非常止め作動装置動作指令55
が発せられる。これによって、非常止め作動装置43が
付勢されて作動部45が上昇して対向した調速機12の
作動腕42を押し上げる。このため、この作動腕42の
回動により図5に示す状態となり、前述の調速機12の
動作と同様に拘束機構39によって調速機ロープ13の
移動が拘束される。
【0049】そして、前述の場合と同様に非常止め装置
10が制動動作して過速度特性線Eよりも高速で下降す
る昇降体8が制動されて停止する。なお、過速度特性線
Eは、昇降路1の所定終端領域Cにおいて終端方向運転
される昇降体8が、その昇降位置に対応した過速度特性
線Eにおける速度を超えた速度で下降した場合に、第一
底部乗場301に到達する前に停止するように設定され
ている。
【0050】これによって、所定終端領域Cを終端方向
運転される昇降体8が、超過速度Vs 直前の速度によっ
て前述の図7に示す緩衝器11に衝突する事態を考慮す
る必要がない。このため、昇降路1終端における緩衝器
11による前述の緩衝作動行程SB に係わる昇降体8の
昇降余裕距離を短縮できる。そして、設定された過速度
特性線Eに応じて緩衝作動行程SB の短い緩衝器を設置
するか又は緩衝器の設置を省略することもできる。この
ため、第一底部乗場301から昇降路1の底部3面まで
の深さ、すなわち昇降路1のピット深さを浅くすること
ができる。
【0051】また、昇降路1のピットを浅くすることが
できるので、昇降路1頂部2におけるつり合おもり9の
上昇余裕高さも少なくすることができる。したがって、
昇降路1の構築費、緩衝器11の製作費を節減すること
ができる。また、昇降路1頂部2におけるつり合おもり
9の上昇余裕が少なくなるので、第一頂部乗場201な
いし第二頂部乗場202を容易に設置でき、エレベータ
ーが設置される建物の計画の自由度が向上する。
【0052】また、図1〜図6の実施の形態において、
過速度特性線Eを昇降路1の所定終端領域Cの全域にわ
たって、所定減速特性Dにおける速度の120%の速度
特性に設定したものとした。しかし、第一底部乗場30
1から上方へ前述の停止距離SA =超過速度Vs2/2×
9.8m/s2の位置に過速度特性線Eの上部起点を設定す
る。そして、この上部起点よりも上方では前述の超過速
度Vs によって非常止め装置10が制動動作するように
した構成であっても、図1〜図6の実施の形態における
作用を得ることができる。
【0053】また、図1〜図6の実施の形態において、
第一底部乗場301近くの位置では所定減速特性Dによ
る速度と過速度特性線Eによる速度が接近する。このた
め、第一底部乗場301近くにおける昇降体8の速度
が、過速度特性線Eにおける速度を超過しているかどう
か検出し難くなる。このような場合に、第一底部乗場3
01から上方へ前述の停止距離SA =超過速度Vs2/2
×9.8m/s2の位置から下方における過速度特性線Eの
所定減速特性Dに対する増率を前述の120%よりも拡
大する。
【0054】これによって、位置情報52による昇降体
8位置における昇降体8の速度情報54が過速度特性線
Eよりも高速であることを確実に検出することができ
る。そして、このように構成されたエレベーター装置に
おいても異常発生時に異常時制動制御装置46、非常止
め作動装置43の動作を介して非常止め装置10が制動
動作し、過速度特性線Eよりも高速で下降する昇降体8
が制動されて確実に停止する。
【0055】但し、過速度特性線Eの所定減速特性Dに
対する増率を拡大した場合には、所定終端領域Cを終端
方向運転される昇降体8の異常発生時に、昇降体8が制
動されて停止する位置が第一底部乗場301よりも下方
になる。したがって、昇降路1終端の昇降体8の昇降余
裕距離を増す必要がある。
【0056】なお、図1〜図6の実施の形態において、
昇降体8をかごからなるものとしたが、調速機、非常止
め装置が配置されたつり合おもりからなる昇降体の場合
であっても、図1〜図6の実施の形態における作用を得
ることができる。
【0057】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、昇降路
に立設された案内レールに案内されて昇降路を昇降し、
昇降路の所定終端領域において所定減速特性によって終
端方向運転される昇降体と、この昇降体に設けられて要
時に動作して案内レールに係合して制動動作する非常止
め装置と、要時に作動して非常止め装置を制動動作させ
る非常止め作動装置と、所定減速特性に沿うと共に所定
減速特性よりも高速側に設定された過速度特性を記憶
し、昇降体の終端方向運転時における位置に対応した速
度の検出値が過速度特性による速度よりも高速であると
きに出力を発して非常止め作動装置を作動させる異常時
制動制御装置とを設けたものである。
【0058】これによって、昇降路の所定終端領域にお
いて所定減速特性線によって終端方向運転される昇降体
が故障等のために、所定終端領域における昇降体位置に
対応した過速度特性線を超えた速度である場合には異常
時制動制御装置が動作する。これによって、非常止め作
動装置が動作して調速機の拘束機構の動作を介して非常
止め装置が制動動作して過速度特性よりも高速で下降す
る昇降体が制動されて停止する。したがって、所定終端
領域を終端方向運転される昇降体が、昇降路の所定終端
領域以外を昇降するときの調速機の動作速度、すなわち
昇降体の超過速度直前の速度によって緩衝器に衝突する
事態を考慮する必要がない。このため、昇降路終端にお
ける昇降体の緩衝器による緩衝作動行程に係わる昇降余
裕距離を短縮でき、昇降路の構築費、緩衝器の製作費を
節減する効果がある。また、昇降路頂部におけるつり合
おもりの上昇余裕を短縮できて、昇降路の頂部終端側に
乗場を容易に設置できエレベーターが設置される建物の
計画の自由度を向上する効果がある。
【0059】また、この発明は以上説明したように、昇
降路の最下方の底部乗場よりも上方位置で異常時制動制
御装置の動作によって非常止め装置が制動動作した場合
に、最下方の底部乗場位置へ到達する前に昇降体が停止
する速度に対応して過速度特性を設定したものである。
【0060】これによって、昇降路の最下方の底部乗場
よりも上方位置において昇降体が過速度特性よりも高速
で下降するときに、異常時制動制御装置の動作によって
非常止め装置が制動動作して昇降体が最下方の底部乗場
位置に到達前に停止する。したがって、一般エレベータ
ーの昇降路底部における緩衝器と昇降体下端との間に相
当する昇降余裕距離を、昇降路底部面と昇降体下端との
間に形成することによって昇降体の運転ができ、また昇
降路底部に設置される緩衝器を省くことができる。この
ため、昇降路終端における昇降体の緩衝器による緩衝作
動行程に係わる昇降余裕距離が不要になり、昇降路の構
築費、緩衝器の製作費を節減する効果がある。また、昇
降路頂部におけるつり合おもりの上昇余裕を短縮でき
て、昇降路の頂部終端側に乗場を容易に設置できエレベ
ーターが設置される建物の計画の自由度を向上する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を概念的に示す縦断
面図。
【図2】 図1のエレベーター装置の運転速度特性を示
すグラフ。
【図3】 図1のエレベーター装置に設けられた調速機
の正面図。
【図4】 図3の側面図。
【図5】 調速機の動作状態を示す図3相当図。
【図6】 図1のエレベーター装置に設けられた異常時
制動制御装置の電気的接続を概念的に示す図。
【図7】 従来のエレベーター装置を概念的に示す縦断
面図。
【図8】 図7のエレベーター装置に設けられた調速機
の正面図。
【図9】 図8の側面図。
【図10】 調速機の動作状態を示す図8相当図。
【図11】 図7のエレベーター装置の運転速度特性を
示すグラフ。
【図12】 図7のエレベーター装置における緩衝器の
動作状態を示す図7相当図。
【符号の説明】
1 昇降路、8 昇降体、10 非常止め装置、43
非常止め作動装置、46 異常時制動制御装置、301
第一底部乗場(最下方の底部乗場)、A 所定終端領
域、B 所定減速特性、C 所定終端領域、D 所定減
速特性、E 過速度特性。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に立設された案内レールに案内さ
    れて上記昇降路を昇降し、上記昇降路の所定終端領域に
    おいて所定減速特性によって終端方向運転される昇降体
    と、この昇降体に設けられて要時に動作して上記案内レ
    ールに係合して制動動作する非常止め装置と、要時に作
    動して上記非常止め装置を制動動作させる非常止め作動
    装置と、上記所定減速特性に沿うと共に上記所定減速特
    性よりも高速側に設定された過速度特性を記憶し、上記
    昇降体の上記終端方向運転時における位置に対応した速
    度の検出値が上記過速度特性による速度よりも高速であ
    るときに出力を発して上記非常止め作動装置を作動させ
    る異常時制動制御装置とを備えたエレベーター装置。
  2. 【請求項2】 昇降路の最下方の底部乗場よりも上方位
    置で異常時制動制御装置の動作によって非常止め装置が
    制動動作した場合に、上記最下方の底部乗場位置へ到達
    する前に昇降体が停止する速度に対応して過速度特性を
    設定したことを特徴とする請求項1記載のエレベーター
    装置。
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