JP2001354150A - 舵取装置 - Google Patents

舵取装置

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JP2001354150A JP2000177634A JP2000177634A JP2001354150A JP 2001354150 A JP2001354150 A JP 2001354150A JP 2000177634 A JP2000177634 A JP 2000177634A JP 2000177634 A JP2000177634 A JP 2000177634A JP 2001354150 A JP2001354150 A JP 2001354150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抱持部とハウジングとの間の開先すきまを僅
少にして安定させることができ、溶接による強度管理及
び内径寸法管理が容易に行えるようにする。 【解決手段】 シリンダチューブ63を抱持する弧状の
抱持部71及び該抱持部71の両端から外方へ折り曲げ
られて互いに向き合う一対の取付片72,72を有し、
前記シリンダチューブ63を車体に取付ける取付具7の
前記取付片72,72を互いに近づく方向への移動が可
能となるように離隔して向き合わせ、該取付片72,7
2をその外側から挟み込むように押圧することにより前
記抱持部71を変形させつつ該抱持部71の内側をシリ
ンダチューブ63に均等状に接触させ、抱持部71とシ
リンダチューブ63との間の開先すきまを僅少にして安
定させた状態で抱持部71をシリンダチューブ63に溶
接するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舵取り操作に応じ
て車体の左右方向へ移動する舵取軸を備えた舵取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の舵取装置の一形式として、舵
取り操作に応じて回転するピニオン軸に連動して車体の
左右方向へ移動するラック軸と、該ラック軸を収容し、
車体への取付部を有するラックハウジングと、前記ラッ
ク軸の一端に連結されたピストンロッド及び該ピストン
ロッドのピストンを案内し、前記ラックハウジングの一
端に連結されたシリンダチューブを有する油圧シリンダ
とを備え、舵取り操作に応じた舵取機構の動作を前記油
圧シリンダが発生する油圧力により補助し、舵取りのた
めの運転者の労力負担を軽減するように構成されたラッ
クピニオン式の動力舵取装置が知られている。
【0003】この従来の動力舵取装置はラックハウジン
グの取付部が車体に取付けられ、この車体への取付部位
に対して油圧シリンダが大きく離間した位置に配設され
ているため、不整備の道路等で走行するとき、油圧シリ
ンダ部分のがたつきが多くなり、この油圧シリンダ部分
のがたつきがラック軸及びピニオン軸を介して操舵輪に
伝わり、運転者に不快なフィーリングを与えることにな
る。
【0004】この不快なフィーリングをなくするには、
ラックハウジングの車体への固定とは別個に油圧シリン
ダを車体に取付け、動力舵取装置の車体への取付剛性を
高くすればよい。
【0005】図5は実用新案登録第2523805号公
報に記載された動力舵取装置の構成を示す一部破断正面
図、図6は図5のVI−VI線の拡大断面図である。この従
来の動力舵取装置は、舵取り操作に応じて回転するピニ
オン軸100に連動して車体の左右方向へ移動するラッ
ク軸101と、該ラック軸101を収容し、車体への取
付部を有するラックハウジング102と、前記ラック軸
101の一端に連結されたピストンロッド103及び該
ピストンロッド103のピストン104を案内し、前記
ラックハウジング102の一端に連結されたシリンダチ
ューブ105を有する油圧シリンダ106と、前記シリ
ンダチューブ105を車体に取付ける板金製の取付具1
07とを備えている。
【0006】この取付具107は、前記シリンダチュー
ブ105を抱持する略C字形の抱持部108と、該抱持
部108の両端から外方へ折り曲げられて互いに向き合
う一対の取付片109,109と、該取付片109,1
09の端部を互いに連結する連結片110と、前記抱持
部108の内側に加硫接着された弾性筒111とを有
し、前記取付片109,109に穿設された貫通孔にボ
ルト112を挿通し、該ボルト112を締め込むことに
より前記弾性筒111を撓ませつつ抱持部108がシリ
ンダチューブ105を抱持し、該シリンダチューブ10
5を車体に取付けるようにしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シリンダチ
ューブ105を車体に取付ける板金製の取付具107
は、プレス機によって一体に成形することができる抱持
部108及び一対の取付片109,109とは別に弾性
筒111を加硫接着等の手段で固定するための加工が必
要であるため加工工程数が増し、さらに弾性筒111の
経年劣化が発生するという問題がある。
【0008】この問題を解消するには略C字形に湾曲す
る湾曲部と、該湾曲部の湾曲方向両端から外方へ折り曲
げられて互いに向き合う一対の取付片と、該取付片の間
に介在して固定されたスペーサとを有し、前記湾曲部が
筒状となるように構成された取付具を用い、該取付具の
湾曲部を前記シリンダチューブの外側に挿嵌した状態で
湾曲部をシリンダチューブに溶接によって固定すること
が考えられる。
【0009】しかしながら、取付具の湾曲部及び取付片
はプレス機によって成形され、寸法精度が比較的悪くて
湾曲部とシリンダチューブとの間の開先すきまが安定せ
ず、比較的大きな開先すきまとなるため、レーザビーム
溶接が行えず、アーク溶接を行うことになる。
【0010】ところが、前記シリンダチューブは前記ラ
ックハウジングに比べて比較的薄肉に形成されているた
め、アーク溶接を行えば、その溶接時に発生する熱がシ
リンダチューブに波及し、該シリンダチューブが熱歪を
起こして、シリンダチューブの内径寸法に狂いが発生
し、この寸法の狂いを修正するための追加加工が必要と
なり、内径寸法の管理が行い難いという問題がある。
【0011】しかも、上述の如く開先すきまが安定して
いない部分を溶接することになるため、開先すきまが大
きな箇所での溶接強度が、開先すきまが小さな箇所での
溶接強度に比べて小さくなり、溶接による強度管理が行
い難いという問題がある。
【0012】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ラックハウジング、シリンダチューブ等のハウ
ジングを抱持する弧状の抱持部及び該抱持部の両端から
外方へ折り曲げられて互いに向き合う一対の取付片を有
し、該取付片が互いに近づく方向への移動が可能となる
ように離隔して向き合っている取付具を用いることによ
り、前記取付片をその外側から挟み込むように押圧する
ことによって抱持部を変形させつつ該抱持部の内側をハ
ウジングに均等状に接触させることができ、抱持部とハ
ウジングとの間の開先すきまを僅少にして溶接すること
ができる舵取装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る舵取装置
は、舵取り操作に応じて車体の左右方向へ移動する舵取
軸と、該舵取軸を収容する筒形のハウジングと、該ハウ
ジングを抱持する弧状の抱持部及び該抱持部の両端から
外方へ折り曲げられて互いに向き合う一対の取付片を有
し、前記ハウジングを車体に取付ける取付具とを備えた
舵取装置において、前記取付片は互いに近づく方向への
移動が可能となるように離隔して向き合っており、前記
抱持部は前記ハウジングに溶接されていることを特徴と
する。
【0014】第3発明に係る舵取装置は、舵取り操作に
応じて車体の左右方向へ移動するラック軸と、該ラック
軸を収容する筒形のラックハウジングと、前記ラック軸
の一端に連結されたピストンロッド及び該ピストンロッ
ドのピストンを案内し、前記ラックハウジングの一端に
連結されたシリンダチューブを有する油圧シリンダと、
前記シリンダチューブを抱持する弧状の抱持部及び該抱
持部の両端から外方へ折り曲げられて互いに向き合う一
対の取付片を有し、前記ハウジングを車体に取付ける取
付具とを備えた舵取装置において、前記取付片は互いに
近づく方向への移動が可能となるように離隔して向き合
っており、前記抱持部は前記シリンダチューブにレーザ
ビーム溶接されていることを特徴とする。
【0015】第1発明及び第3発明にあっては、抱持部
がラックハウジング、シリンダチューブ等のハウジング
を抱持するとき、一対の取付片をその外側から挟み込む
ように押圧することにより該押圧力が抱持部に波及し、
該抱持部を変形させつつ抱持部の内側をハウジングに均
等状に接触させることができ、抱持部とハウジングとの
間の隙間量を僅少にして安定させることができる。従っ
て、この僅少の隙間部分を溶接することができ、溶接に
よる強度を安定させることができ、この溶接による強度
管理が行い易い。
【0016】しかも、第3発明にあっては、抱持部をシ
リンダチューブにレーザビーム溶接するため、溶接する
ときに発生する熱のシリンダチューブへの波及が少な
く、該シリンダチューブの熱歪をなくすることができ、
この熱歪によるシリンダチューブの内径寸法の狂いがな
く、この寸法の狂いを修正するための追加加工が不必要
であり、内径寸法の管理が容易である。
【0017】第2発明に係る舵取装置は、前記溶接はレ
ーザビーム溶接であることを特徴とする。
【0018】第2発明にあっては、抱持部とハウジング
との間の隙間量を僅少にして安定させた状態で抱持部を
ハウジングにレーザビーム溶接することができるため、
抱持部を全周にかけて均等状に溶接することができ、十
分な溶接強度を得ることができる。しかも、抱持部をハ
ウジングにレーザビーム溶接するため、溶接するときに
発生する熱のハウジングへの波及が少なく、該ハウジン
グの熱歪をなくすることができ、この熱歪によるハウジ
ングの内径寸法の狂いがなく、この寸法の狂いを修正す
るための追加加工が不必要であり、内径寸法の管理が容
易である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るラック
ピニオン式の舵取装置の一部破断正面図、図2は図1の
II−II線の拡大断面図である。
【0020】図1に示したラックピニオン式の舵取装置
は、上端部が操舵輪1に繋がれ、下端部にピニオン(図
示せず)が設けられたピニオン軸2と、該ピニオン軸2
を回転が可能に収容するピニオンハウジング3と、前記
ピニオンに噛合するラック歯(図示せず)が設けられ、
車体の左右方向に延設されたラック軸4と、該ラック軸
4を移動が可能に収容し、前記ピニオンハウジング3に
結合された円筒状のラックハウジング5と、前記ラック
軸4の一端に同軸をなして連結されたピストンロッド6
1及び該ピストンロッド61のピストン62を案内し、
前記ラックハウジング5の一端に連結されたシリンダチ
ューブ63を有する油圧シリンダ6と、前記シリンダチ
ューブ63を抱持する弧状の抱持部71及び該抱持部7
1の両端から外方へ折り曲げられて互いに向き合う一対
の取付片72,72を有し、前記シリンダチューブ63
を車体に取付ける取付具7とを備えている。
【0021】図3は取付具の拡大断面図、図4は取付具
の底面図である。この取付具7は、プレス機が板金を成
形することにより形成される。抱持部71はシリンダチ
ューブ63の外径寸法に対応する内側寸法となるように
略C字形に形成されており、取付片72,72は互いに
近づく方向への移動が可能となるように離隔して向き合
っている。
【0022】この取付片72,72にはその板厚方向へ
貫通する貫通孔を有し、夫々の取付片72,72の内側
へと延出された筒部73,73がバーリング加工によっ
て形成されている。筒部73,73の間は取付片72,
72が互いに近づく方向への移動を可能にする寸法で離
隔している。
【0023】油圧シリンダ6は、ピストン62の両側に
て液密に封止された一対の油室をシリンダチューブ63
の内側に形成してなり、これらの油室への外部からの油
圧送給に応じてピストン62の両側に発生する圧力差に
より前記ピストンロッド61を軸長方向に押し引きし、
該ピストンロッド61に連結された前記ラック軸4に軸
長方向の移動力を加える構成となっている。尚、ラック
軸4の他端及びピストンロッド61の他端は連結部材を
介して操向車輪に連繋される。
【0024】ピストン62両側の油室は、シリンダチュ
ーブ63の外側の該当位置に夫々接続された各別の送油
管により、前記ピニオンハウジング3の外側に設けられ
た一対の送油ポート31,32に接続されている。該ピ
ニオンハウジング3には、舵取りのための舵輪操作に伴
って前記ピニオン軸2に加わる操舵トルクに応じて油圧
の給排動作を行い、前記送油ポート31,32のいずれ
かに送出する公知の油圧制御弁が内蔵されており、送油
ポート31,32への送出油圧が送油管10,11を経
て油圧シリンダ6に送給され、この送給に応じて発生す
る油圧力がラック軸4に加えられ、前述の如く生じる舵
取りが補助される構成となっている。
【0025】以上の如く構成されたラックピニオン式の
舵取装置は、ピニオンハウジング3がボルト等の取付手
段によって車体に取付けられるとともに、シリンダチュ
ーブ63の他端部が取付具7によって車体に取付けられ
る。
【0026】この取付具7による取付けは、一対の取付
片72,72をその内側から互いに離間する方向へ押圧
し、抱持部71を拡径させた状態で該抱持部71をシリ
ンダチューブ63に嵌め込んだ後、一対の取付片72,
72をその外側から挟み込むように押圧する。この押圧
によりその押圧力が抱持部71に波及し、該抱持部71
を変形させつつ該抱持部71の内側をシリンダチューブ
63に均等状に接触させることができ、抱持部71とシ
リンダチューブ63との間の開先すきまを僅少にして安
定させることができる。
【0027】このように取付片72,72をその外側か
ら挟み込むように押圧し、抱持部71とシリンダチュー
ブ63との間の開先すきまを僅少にした状態で該開先す
きま部分をレーザビーム溶接する。
【0028】因に開先すきまが不安定であれば、換言す
れば、比較的大きな開先すきまと比較的小さな開先すき
まとがあれば、レーザビーム溶接を行うことができない
ため、一般的にはアーク溶接を行うことになるが、本発
明にあっては一対の取付片72,72をその外側から挟
み込むように押圧するだけの簡単な作業によって抱持部
71とシリンダチューブ63との間の開先すきまを僅少
にして安定させることができるためレーザビーム溶接に
よって取付具7の抱持部71をシリンダチューブ63に
固定することができる。
【0029】レーザビーム溶接は、溶接するときに発生
する熱のシリンダチューブ63への波及が少なく、該シ
リンダチューブ63の熱歪をなくすることができるた
め、この熱歪によるシリンダチューブ63の内径寸法の
狂いがなく、この寸法の狂いを修正するための追加加工
が不必要であり、内径寸法の管理が容易である。
【0030】以上の如くシリンダチューブ63に固定さ
れた取付具7は、一対の取付片72,72の筒部73,
73内に筒状のスペーサ8が挿入され、該スペーサ8に
ボルト9を挿通し、該ボルト9を車体に穿設されたねじ
孔に締め込むことにより取付具7が車体に固定される。
【0031】尚、以上説明した実施の形態では、油圧シ
リンダ6のシリンダチューブ63に取付具7が取付けら
れた舵取装置について説明したが、その他、前記取付具
7はラック軸4を収容するラックハウジング5に取付け
られた舵取装置であってもよい。
【0032】また、本発明の舵取装置はラック軸4の移
動を補助する油圧シリンダ6を備えた動力舵取装置であ
る他、前記油圧シリンダ6等の補助手段を有しない舵取
装置であってもよい。この場合、ラック軸4等の舵取軸
を収容した筒形のハウジングに前記取付具7が取付けら
れる。このハウジング及び前記ラックハウジング5は前
記油圧シリンダ6のシリンダチューブ63よりも厚肉に
形成されているため、レーザビーム溶接の代わりにアー
ク溶接を行うことが可能である。このアーク溶接を行う
場合においても、上述した如く抱持部71とハウジング
との間の開先すきまを僅少にして安定させた状態で溶接
が行えるため、繰り返し溶接することなく一度で効率よ
く溶接することができ、溶接による強度を安定させるこ
とができ、この溶接による強度管理が行い易い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明及び第3発明
によれば、一対の取付片をその外側から挟み込むように
押圧することにより抱持部を変形させつつ該抱持部の内
側をハウジングに均等状に接触させることができ、抱持
部とハウジングとの間の開先すきまを僅少にして安定さ
せることができるため、この僅少の開先すきま部分を溶
接することができ、溶接による強度を安定させることが
でき、この溶接による強度管理が行い易い。
【0034】しかも、第3発明によれば、抱持部をシリ
ンダチューブにレーザビーム溶接するため、溶接すると
きに発生する熱のシリンダチューブへの波及が少なく、
該シリンダチューブの熱歪をなくすることができ、この
熱歪によるシリンダチューブの内径寸法の狂いがなく、
この寸法の狂いを修正するための追加加工が不必要であ
り、内径寸法の管理が容易である。
【0035】第2発明によれば、抱持部とハウジングと
の間の開先すきまを僅少にして安定させた状態で抱持部
をハウジングにレーザビーム溶接することができるた
め、抱持部を全周にかけて均等状に溶接することがで
き、十分な溶接強度を得ることができる。しかも、抱持
部をハウジングにレーザビーム溶接するため、溶接する
ときに発生する熱のハウジングへの波及が少なく、該ハ
ウジングの熱歪をなくすることができ、この熱歪による
ハウジングの内径寸法の狂いがなく、この寸法の狂いを
修正するための追加加工が不必要であり、内径寸法の管
理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る舵取装置の一部破断正面図であ
る。
【図2】図1のII−II線の拡大断面図である。
【図3】本発明に係る舵取装置の取付具の拡大断面図で
ある。
【図4】本発明に係る舵取装置の取付具の底面図であ
る。
【図5】従来の動力舵取装置の構成を示す一部破断正面
図である。
【図6】図5のVI−VI線の拡大断面図である。
【符号の説明】
4 ラック軸(舵取軸) 5 ラックハウジング(ハウジング) 6 油圧シリンダ 61 ピストンロッド 62 ピストン 63 シリンダチューブ(ハウジング) 7 取付具 71 抱持部 72 取付片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舵取り操作に応じて車体の左右方向へ移
    動する舵取軸と、該舵取軸を収容する筒形のハウジング
    と、該ハウジングを抱持する弧状の抱持部及び該抱持部
    の両端から外方へ折り曲げられて互いに向き合う一対の
    取付片を有し、前記ハウジングを車体に取付ける取付具
    とを備えた舵取装置において、前記取付片は互いに近づ
    く方向への移動が可能となるように離隔して向き合って
    おり、前記抱持部は前記ハウジングに溶接されているこ
    とを特徴とする舵取装置。
  2. 【請求項2】 前記溶接はレーザビーム溶接である請求
    項1記載の舵取装置。
  3. 【請求項3】 舵取り操作に応じて車体の左右方向へ移
    動するラック軸と、該ラック軸を収容する筒形のラック
    ハウジングと、前記ラック軸の一端に連結されたピスト
    ンロッド及び該ピストンロッドのピストンを案内し、前
    記ラックハウジングの一端に連結されたシリンダチュー
    ブを有する油圧シリンダと、前記シリンダチューブを抱
    持する弧状の抱持部及び該抱持部の両端から外方へ折り
    曲げられて互いに向き合う一対の取付片を有し、前記ハ
    ウジングを車体に取付ける取付具とを備えた舵取装置に
    おいて、前記取付片は互いに近づく方向への移動が可能
    となるように離隔して向き合っており、前記抱持部は前
    記シリンダチューブにレーザビーム溶接されていること
    を特徴とする舵取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006329405A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Showa Corp 支持部材のマウント構造及びその取付方法
JP2007196926A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Showa Corp パワーステアリング装置
JP2011038640A (ja) * 2010-08-25 2011-02-24 Showa Corp 支持部材の取付方法

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