JP5152033B2 - 自在継手およびその加工方法 - Google Patents

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本発明は自在継手、特に、ステアリング装置のステアリングシャフトの回転を伝達する軸同士を連結する自在継手、および、その加工方法に関する。
車両の前輪を操舵するステアリング装置では、ステアリングホイールの操作で回転するステアリングシャフトの動きを、自在継手を介してステアリングギヤの入力軸に伝達している。
ステアリングホイールの動きは、ステアリングコラム内に回転自在に設けたステアリングシャフトおよび中間シャフトを介してステアリングギアに伝達され、ステアリングギアによって車輪の方向を操舵する。通常、ステアリングシャフトとステアリングギアの入力軸とは、互いに同一直線上に設けることが出来ない。
このため従来から、ステアリングシャフトとステアリングギアへの入力軸との間に中間シャフトを設け、この中間シャフトの端部とステアリングシャフト、および、中間シャフトの端部とステアリングギアの入力軸の端部とを、自在継手を介して結合することにより、同一直線上に存在しないステアリングシャフトと入力軸との間での動力伝達が行えるようにしている。
近年、ステアリングシャフトに操舵補助力を付与するアシスト装置を、中間シャフトとステアリングホイールとの間に設けたコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置が多くなってきた。
このような、コラムアシスト式の電動パワーステアリングでは、中間シャフトに負荷される回転トルクが大きくなるため、自在継手の剛性、特に、十字軸を軸支するための軸受け孔周辺の結合アーム部の剛性を大きくする必要がある。
特許文献1及び特許文献2に示す自在継手は、結合アーム部の半径方向内側に、軸受け孔の回りに環状の突起を形成して、軸受を軸支する軸方向の長さを長くし、十字軸を軸支するための軸受け孔周辺の結合アーム部の剛性を大きくしている。
しかし、特許文献1及び特許文献2に示す自在継手は、結合筒部の軸線に直交する方向の結合アーム部の断面形状が平坦形状である。結合アーム部の断面形状が平坦形状であれば、板材からの塑性加工は容易であるが、結合アーム部の剛性を向上させるためには、結合アーム部の幅寸法を大きくする必要がある。従って、十字軸で連結される他方の結合アーム部との干渉量が大きくなるため、自在継手の折り曲げ角度を大きくすることが難しい。
特表2002−540357号公報 実公昭59−8015号公報
本発明は、十字軸を軸支するための軸受け孔周辺の結合アーム部の剛性を大きくするとともに、十字軸で連結される他方の結合アーム部との干渉量が少なくて、自在継手の折り曲げ角度を大きくすることが可能な自在継手を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、回転トルクを伝達可能に軸を結合するための結合筒部と、上記結合筒部とは反対側で、上記結合筒部と一体に設けられ、結合筒部の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状を有し、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の結合アーム部とを備え、板材を塑性加工することにより成形される自在継手の加工方法であって、上記一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面にダイを当接させてこの結合アーム部の半径方向外側の凸面を半径方向内側にパンチで押圧して金属材料を塑性流動させ、ここにパンチの跡の面が残されるとともに、一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、上記軸受け孔と同心で、軸受け孔よりも大径の軸受けの支持剛性を高めるための突出部を、上記塑性流動した材料を半径方向内側に突出させることにより形成することを特徴とする自在継手の加工方法である。
第2番目の発明は、第1番目の発明の自在継手の加工方法で加工された自在継手である。
第3番目の発明は、第2番目の発明の自在継手を有するステアリング装置である。
第4番目の発明は、第1番目の発明の自在継手の加工方法において、上記結合筒部と軸の結合方法が、溶接、かしめ加工、軸の外周面を結合筒部の内周面で締め付けるボルト締付けのうちのいずれかであることを特徴とする自在継手の加工方法である。
第5番目の発明は、回転トルクを伝達可能に軸を結合するための結合筒部と、上記結合筒部とは反対側で、上記結合筒部と一体に設けられ、結合筒部の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状を有し、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の結合アーム部とを備え、上記一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面にダイを当接させてこの結合アーム部の半径方向外側の凸面を半径方向内側にパンチで押圧して凸面の金属材料を塑性流動させたパンチの跡の面が残されているとともに、上記一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、上記塑性流動の結果、上記軸受け孔と同心で、軸受け孔よりも大径であって半径方向内側に突出した突出部が形成されていることを特徴とする自在継手のヨ−クである。
本発明の自在継手およびその加工方法では、回転トルクを伝達可能に軸を結合するための結合筒部と、結合筒部とは反対側で、結合筒部と一体に設けられ、結合筒部の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状を有し、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の結合アーム部とを備え、板材を塑性加工することにより成形される自在継手の加工方法であって、一対の結合アーム部の半径方向外側の凸面を半径方向内側に押圧して金属材料を塑性流動させ、一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、軸受け孔と同心で、軸受け孔よりも大径の突出部を半径方向内側に突出させて形成する突出部成形工程を有している。
従って、十字軸を軸支するための軸受け孔周辺の結合アーム部の剛性が大きく、十字軸で連結される他方の結合アーム部との干渉量が少なくて、自在継手の折り曲げ角度を大きくすることが可能となる。
本発明の実施例1の自在継手を備えたステアリング装置の全体側面図である。 本発明の実施例1の自在継手のヨークを示す斜視図である。 本発明の実施例1の自在継手のヨークに折り返し部と結合アーム部を形成した状態を示し、(1)は正面図、(2)は(1)のP矢視図である。 図3(1)のA−A断面図である。 本発明の実施例1の自在継手のヨークの一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、突出部を半径方向内側に突出させて形成した状態を示し、(1)は正面図、(2)は(1)のQ矢視図である。 図5(1)のB−B断面図である。 本発明の実施例1の自在継手のヨークの一対の結合アーム部に軸受け孔を形成した状態を示し、(1)は正面図、(2)は(1)のR矢視図である。 図7(1)のC−C断面図である。 本発明の実施例2の自在継手のヨークを示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施例1から実施例2を説明する。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の実施例1の自在継手を備えたステアリング装置の全体側面図である。図1に示すように、本発明の実施例の自在継手を備えたステアリング装置は、車体後方側(図1の右側)にステアリングホイール11を装着可能なステアリングシャフト12と、このステアリングシャフト12を挿通したステアリングコラム13と、このステアリングシャフト12に補助トルクを付与する為のアシスト装置(操舵補助部)20と、このステアリングシャフト12の車体前方側(図1の左側)に、図示しないラック/ピニオン機構を介して連結されたステアリングギヤ30とを備える。
ステアリングシャフト12は、雌ステアリングシャフト12Aと雄ステアリングシャフト12Bとを、回転トルクを伝達可能に、かつ軸方向に関して相対移動可能にスプライン嵌合している。従って、上記雌ステアリングシャフト12Aと雄ステアリングシャフト12Bとは、衝突時に、このスプライン嵌合部が相対移動して、全長を縮めることができる。
また、上記ステアリングシャフト12を挿通した筒状のステアリングコラム13は、アウターコラム13Aとインナーコラム13Bとをテレスコピック移動可能に組み合わせている。そのため、ステアリングコラム13は、衝突時に軸方向の衝撃が加わった場合に、この衝撃によるエネルギを吸収しつつ全長が縮まる、所謂コラプシブル構造としている。
そして、上記インナーコラム13Bの車体前方側端部を、ギヤハウジング21の車体後方側端部に圧入嵌合して固定している。また、上記雄ステアリングシャフト12Bの車体前方側端部を、このギヤハウジング21の内側に通し、アシスト装置20の図示しない入力軸の車体後方側端部に連結している。
ステアリングコラム13は、その中間部を支持ブラケット14により、ダッシュボードの下面等、車体18の一部に支承している。また、この支持ブラケット14と車体18との間に、図示しない係止部を設けて、この支持ブラケット14に車体前方側に向かう方向の衝撃が加わった場合に、この支持ブラケット14が上記係止部から外れ、車体前方側に移動するようにしている。
また、上記ギヤハウジング21の上端部も、上記車体18の一部に支承している。また、本実施例の場合には、チルト機構及びテレスコピック機構を設けることにより、上記ステアリングホイール11の車体前後方向位置、及び、高さ位置の調節を自在としている。このようなチルト機構及びテレスコピック機構は、従来から周知であり、本発明の特徴部分でもない為、詳しい説明は省略する。
上記ギヤハウジング21の車体前方側端面から突出した出力軸23は、自在継手(上側自在継手)4を介して、中間シャフト15の後端部に連結している。また、この中間シャフト15の前端部に、別の自在継手(下側自在継手)5を介して、ステアリングギヤ30のピニオン軸(以下軸と呼ぶ)6を連結している。中間シャフト15は、雄中間シャフト(雄シャフト)15Aの車体前方側に、雌中間シャフト(雌シャフト)15Bの車体後方側が外嵌し、回転トルクを伝達可能に、かつ、軸方向に関して相対移動可能に嵌合している。
図示しないピニオンが、軸6の下端(車体前方側端部)に形成されている。また、図示しないラックが、このピニオンに噛み合っており、ステアリングホイール11の回転が、タイロッド31を移動させて、図示しない車輪を操舵する。
アシスト装置20のギヤハウジング21には、電動モータ26のケース261が固定され、この電動モータ26の図示しない回転軸にウォームが結合されている。出力軸23には図示しないウォームホイールが取り付けられ、このウォームホイールに電動モータ26の回転軸のウォームが噛合っている。
また、出力軸23の中間部の周囲には、図示しないトルクセンサが設けられている。上記ステアリングホイール11からステアリングシャフト12に加えられるトルクの方向と大きさを、トルクセンサで検出し、この検出値に応じて、電動モータ26を駆動し、ウォームとウォームホイールから成る減速機構を介して、出力軸23に、所定の方向に所定の大きさで補助トルクを発生させる。補助トルクを発生させるアシスト装置は、電動式に限定されるものではなく、油圧式のアシスト装置でもよい。
図2から図8は、本発明の実施例1の自在継手のヨークを示し、図1の自在継手5の一方のヨーク51と軸6との結合部に適用した例を示す。図2は本発明の実施例1の自在継手のヨークを示す斜視図である。図3から図8は、本発明の実施例1の自在継手のヨーク51の成形工程を示し、図3は本発明の実施例1の自在継手のヨークに折り返し部と結合アーム部を形成した状態を示し、(1)は正面図、(2)は(1)のP矢視図である。図4は図3(1)のA−A断面図である。
図5は本発明の実施例1の自在継手のヨーク51の一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、突出部を半径方向内側に突出させて形成した状態を示し、(1)は正面図、(2)は(1)のQ矢視図である。図6は図5(1)のB−B断面図である。図7は本発明の実施例1の自在継手のヨークの一対の結合アーム部に軸受け孔を形成した状態を示し、(1)は正面図、(2)は(1)のR矢視図である。図8は図7(1)のC−C断面図である。
図2から図8には、本発明の実施例1の自在継手5を構成する一対のヨーク51、51のうちの一方のヨーク51と、軸6との結合部を示している。図2に示すように、自在継手のヨーク51の左側(図2の左側)には二股状の結合アーム部52、52が形成され、この結合アーム部52、52に形成された円孔(軸受け孔)521、521に、軸受を介して挿入された十字軸7を介して、他方の図示しないヨーク51と結合されている。
ヨーク51の右側(図2の右側)には略円筒状の結合筒部53が形成され、この結合筒部53の内周面531に、図2の右側から、結合筒部53の軸方向に平行に、軸6を挿入する。そして、軸の外周面に形成された雄セレーションを、内周面531に形成された雌セレーション(図示せず)にセレーション係合させて、回転トルクを伝達可能に構成している。
ヨーク51の結合筒部53には、結合筒部53から接線方向に延びる接線方向延長部544、544が形成されている。接線方向延長部544、544の延長端には、内側に折り返された折り返し部543、543が形成された、接線方向延長部544と折り返し部543によって、左右一対のフランジ部54、54が形成されている。フランジ部54、54の間には、内周面531に連通するスリット(切り割り)56が形成されている。スリット56は、結合筒部53の軸方向の全長にわたって形成されている。
フランジ部54、54には、図示しないボルトを挿入するためのボルト孔541、541が同心状に形成されている。また、フランジ部54、54には、座面542、542が形成されている。図2の右側の座面542は、ボルトのボルト頭部の下面に当接する。図2の左側の座面(図示せず)は、ボルトのボルト軸部にねじ込まれるナット(図示せず)の下面に当接する。
結合筒部53の内周面531に軸を挿入し、ボルト孔541、541に、図2の右側からボルトを挿入する。ナットをボルトのボルト軸部にねじ込むと、フランジ部54、54が弾性変形してスリット56の溝幅が狭まり、軸の外周面を結合筒部53の内周面531で強く締付けて固定することができる。
図2及び図3に示すように、プレス加工によって、二股状の結合アーム部52、52は、結合筒部の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状を有し、結合アーム部52、52の半径方向外側には凸面522、522が形成され、結合アーム部52、52の半径方向内側には凹面523、523が形成されている。また、図2及び図3に示すように、プレス加工によって、結合筒部53を円筒形に成形し、結合筒部53の内周面531を機械加工する。また、フランジ部54、54を内側に折り返して折り返し部543、543を形成する。
次に、図5に示すように、図示しないパンチで、結合アーム部52、52の半径方向外側の凸面522、522を半径方向内側に押圧して金属材料を塑性流動させる。図示しないダイを半径方向内側の凹面523、523に当接させておけば、半径方向内側の凹面523、523に、軸受け孔521、521と同心で、軸受け孔521、521よりも大径の突出部58が半径方向内側に突出して形成される。
次に、図7に示すように、結合アーム部52、52に軸受け孔521、521を機械加工し、結合筒部53の内周面531を機械加工すれば、本発明の実施例1の自在継手のヨーク51の成形が完了する。また、図2に示すように、結合アーム部52、52の先端の突出部58の一部(図2の左端側)を縦に削り落として、軸受け孔521、521の一部に開口部59、59を形成すれば、十字軸7を軸受け孔521、521に組み付ける作業が容易になるため、好ましい。さらに、図2に示すように、結合アーム部52、52の凹面523、523の上端と下端に、斜めの面取り部524、524を各々形成すれば、自在継手の折り曲げ角度をさらに大きくすることが可能となる。
本発明の実施例1の自在継手は、結合アーム部52、52は、結合筒部53の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状をしているため、結合アーム部52、52の幅寸法が小さくても剛性が向上するため、十字軸7で連結される他方の結合アーム部との干渉量が少なくて、自在継手の折り曲げ角度を大きくすることが可能となる。しかも、突出部58が半径方向内側に突出して形成されて、軸受を軸支する軸方向の長さを長くしているため、軸受の支持剛性が大きくなる。
図9は本発明の実施例2の自在継手のヨークを示す斜視図である。以下の説明では、上記実施例1と異なる構造部分と作用についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、上記実施例1と同一部品には同一番号を付して説明する。図9に示すように、本発明の実施例2では、結合筒部53には、結合筒部53を縮径するためのフランジ部は無く、軸6と結合筒部53は、溶接、または、かしめ加工によって結合している。
上記実施例では、フランジ部54、54には、ボルト55を挿入するためのボルト孔541、541が形成されているが、一方のボルト孔541に雌ねじを形成し、ボルト55のボルト軸部に形成した雄ねじをねじ込んでもよい。上記実施例では、自在継手5のヨークに適用した例を示したが、自在継手4のヨークに適用してもよく、また、自在継手5及び4の両方のヨークに適用してもよい。
11 ステアリングホイール
12 ステアリングシャフト
12A 雌ステアリングシャフト
12B 雄ステアリングシャフト
13 ステアリングコラム
13A アウターコラム
13B インナーコラム
14 支持ブラケット
15 中間シャフト
15A 雄中間シャフト
15B 雌中間シャフト
18 車体
20 アシスト装置
21 ギヤハウジング
23 出力軸
26 電動モータ
261 ケース
30 ステアリングギヤ
31 タイロッド
4 自在継手(上側自在継手)
5 自在継手(下側自在継手)
51 ヨーク
52 結合アーム部
521 円孔(軸受け孔)
522 凸面
523 凹面
524 面取り部
53 結合筒部
531 内周面
54 フランジ部
541 ボルト孔
542 座面
543 折り返し部
544 接線方向延長部
55 ボルト
56 スリット(切り割り)
58 突出部
59 開口部
6 軸(ピニオン軸)
7 十字軸

Claims (5)

  1. 回転トルクを伝達可能に軸を結合するための結合筒部と、
    上記結合筒部とは反対側で、上記結合筒部と一体に設けられ、結合筒部の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状を有し、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の結合アーム部とを備え、
    板材を塑性加工することにより成形される自在継手の加工方法であって、
    上記一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面にダイを当接させてこの結合アーム部の半径方向外側の凸面を半径方向内側にパンチで押圧して凸面の金属材料を塑性流動させ、ここにパンチの跡の面が残されるとともに、一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、上記軸受け孔と同心で、軸受け孔よりも大径の軸受けの支持剛性を高めるための突出部を、上記塑性流動した材料を半径方向内側に突出させることにより形成すること
    を特徴とする自在継手の加工方法。
  2. 請求項1に記載された自在継手の加工方法で加工された自在継手。
  3. 請求項2に記載された自在継手を有するステアリング装置。
  4. 請求項1に記載された自在継手の加工方法において、
    上記結合筒部と軸の結合方法が、溶接、かしめ加工、軸の外周面を結合筒部の内周面で締め付けるボルト締付けのうちのいずれかであること
    を特徴とする自在継手の加工方法。
  5. 回転トルクを伝達可能に軸を結合するための結合筒部と、
    上記結合筒部とは反対側で、上記結合筒部と一体に設けられ、結合筒部の軸線に直交する方向の断面形状が半径方向外側に凸の円弧形状を有し、十字軸を軸支するための軸受け孔を有する一対の結合アーム部とを備え、
    上記一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面にダイを当接させてこの結合アーム部の半径方向外側の凸面を半径方向内側にパンチで押圧して凸面の金属材料を塑性流動させたパンチの跡の面が残されているとともに、上記一対の結合アーム部の半径方向内側の凹面に、上記軸受け孔と同心で、軸受け孔よりも大径であって、上記塑性流動した材料を半径方向内側に突出させた突出部が形成されていること
    を特徴とする自在継手のヨ−ク。
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