JP2001353570A - Fe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方法 - Google Patents

Fe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方法

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Kaoru Fujimoto
馨 藤本
Toru Taniguchi
徹 谷口
Hidemi Takao
秀実 高尾
Kiyotaka Takachio
清孝 高知尾
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    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エッチングむら品位を従来程度またまそれ以
上に維持したままコスト低減可能なシャドウマスク用等
のFe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方法の提供。 【解決手段】 溶鋼を真空または減圧雰囲気に暴露する
ことが可能な第一の精錬設備内で脱炭、脱酸精錬をした
後溶鋼に、CaOを含むスラグを添加して該スラグ存在
下で主として脱硫を促進した後鋳造して消耗電極とし、
該消耗電極を真空アーク再溶解法により鋳塊とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてシャドウ
マスク材等エレクトロニクス関連製品の分野で使用さ
れ、質量で20−80%のNiと必要に応じて添加され
る若干の元素を含み、残部がFeおよび不可避的不純物
からなり、とりわけフォトエッチング(以下エッチング
と記す)による加工を行って使用される際に、優れた性
能を発揮するFe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方
法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】質量で20−80%、特に30−50%
のNiを含むFe−Ni系合金は、エッチング処理を経
て、シャドウマスク材、リードフレーム材等に広く使用
されている。シャドウマスクは、Fe−Ni系合金薄板
材を、エッチングにより所定の間隔、形状の多数の微細
孔を穿孔し、軟化焼鈍後所定の3次元曲面形状にプレス
成形して製造される。
【0003】エッチング後のシャドウマスク薄板材を反
射光または透過光で観察すると、「スジむら」と呼ばれ
る圧延方向に平行な多数のエッチングむらによるスジ模
様が見える場合がある。また該スジむら以外にも種々の
エッチングむらが知られている。これらのむらの部分
は、微細孔が所定の大きさあるいは形状から偏倚した
り、エッチング面の荒れ等を呈しており、これらは、画
像の部分的な色調や明るさの乱れを生じたり電子線を散
乱する等の原因となる。特に近年普及の著しいコンピュ
ータのモニタ用に使用される高精細なブラウン管では、
これらのエッチングむらによる乱れ等の影響が顕著とな
る。このエッチングむらの原因としては、Al
MnS等の非金属介在物およびNi、Mn等の成分のミ
クロ偏析が考えられている。
【0004】シャドウマスク用Fe−Ni系合金は、低
熱膨張特性、エッチング速度およびエッチングむら品
位、プレス成形性等の関係から、例えば、Ni34〜3
8%、C≦0.005%、Mn:0.25〜0.35
%、S≦0.0025%、O≦0.0020%、残部が
Feおよび不可避的不純物等の組成とされる。このよう
に組成的にC、O、Sが極度に低いため、製造方法とし
ては、特許第2795703号が述べているように、従
来、真空誘導精錬炉(以下VIMと記す)によりCを下
げ、さらに真空アーク再溶解炉(以下VARと記す)で
Oを下げて溶製されていた。しかし、VIMにおいては
Sを下げることができないため、極低Sの原料を用いな
ければならなかった。
【0005】特許第2795703号は、極低Sの原
料、例えば電解鉄や電解ニッケルは非常に高価格のため
コスト低減の目的から、第1工程:脱硫を主目的とする
溶解でSが質量で20ppm以下のNi−Fe系合金の
母材を造塊する工程、第2工程:前記母材を用いて脱炭
を主目的とし消耗電極を溶製する工程および第3工程:
前記消耗電極を用いてVARにより再溶解する工程から
なるFe−Ni系合金の溶製方法を提案している。上記
特許第2795703号の方法は、極低Sの原料を必要
とせず製造コストおよび資源の活用の点で有効な方法で
ある。また本出願人は、Fe−Ni合金等の脱硫方法と
してCaOを含むスラグによる方法を特開平8−143
939号で提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】シャドウマスク用Fe
−Ni系合金材料において、高精細のブラウン管普及に
対する強い要求からエッチングむら品位等に対するより
高い品質の要求、コスト低減や時代の要求としてエネル
ギ消費を低減する製造方法等の強い要求がある。本発明
は、エッチングむら品位を従来程度またはその以上に維
持したまま、コスト低減およびエネルギ消費低減の一種
または二種が可能なシャドウマスク用等のFe−Ni系
合金材料製造用鋳塊の製造方法を提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、VARに
よる鋳塊は、積層凝固により偏析パターンが微細でかつ
その濃度差が小さいため、偏析によるエッチングむら抑
制の点では有利であること、および前記特開平8−14
3939号で提案されたFe−Ni系合金等のCaOを
含むスラグによる脱硫方法は、S:20質量ppm以下
に対しても有効であることを知見した。前記特許第27
95703号の提案の方法では、脱Sはその反応促進の
ため高C低O条件下で実施しているが(第1工程)、前
述の如くシャドウマスク材用等のFe−Ni系合金は、
C、Oを極度に低減する必要があるため、上記高C低O
雰囲気で脱Sを実施した後冷却して母材とし、さらにこ
れを溶解して脱C(第2工程)を実施する必要があり、
そのため総精錬時間、精錬ステップ数および総エネルギ
使用量が増加し、高コストとなっていた。
【0008】これに対して、特開平8−143939号
は、低C状態でCaOを含むスラグによりS:50質量
ppm以下まで脱Sする方法を提案しており、S:32
質量ppmまで脱Sした例を開示している。しかし、シ
ャドウマスク材用等のFe−Ni系合金等に対しては前
記のようにS≦20質量ppmまで脱Sする必要があ
る。本発明者らは、前記特開平8−143939号で提
案の脱S方法は、シャドウマスク材用等のS:20質量
ppm以下のFe−Ni系合金等に対しても有効である
ことを突き止めた。すなわち、溶鋼中の酸素を予め十分
に低減しておくことにより、上記特開平8−14393
9号の実施例を越えてさらに低いレベルまで脱S可能で
あることを確認した。
【0009】したがって、真空または減圧雰囲気での精
錬によりCおよびOを極低レベルまで低減可能なVIM
等公知の精錬方法と、これにより、低C、低Oとされた
溶鋼をCaOを含むスラグの存在下で脱硫する方法との
組み合わせにより、シャドウマスク材等の極低C、Oの
Fe−Ni系合金等に対して、従来方法よりも総精錬時
間、溶解回数、精錬ステップ数等を節減して、コスト低
減および省エネルギを可能とし得ることが分った。本発
明は、上記脱硫方法は上記利点を有するほか、さらに溶
鋼の非金属介在物清浄性にも優れ、この点が、VARは
清浄化作用が十分ではない点をカバーし得る点に着眼し
てなされたものである。
【0010】すなわち、本発明は、質量%で20−80
%のNiを含むFe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造
方法において、前記範囲内のNiを含有する溶鋼を真空
または減圧雰囲気に暴露して脱炭および脱酸した後、C
aOを含むスラグを添加して該スラグ存在下で主として
脱硫を促進した後鋳造して消耗電極とし、該消耗電極を
真空アーク再溶解法により鋳塊とするFe−Ni系合金
材料製造用鋳塊の製造方法である。
【0011】本発明に係る脱硫方法において、真空また
は減圧雰囲気への暴露によるC−O反応により、溶鋼の
脱炭、脱酸が十分なレベルまで進行されるため、後続の
CaOを含むスラグの存在下での脱硫精錬は、S≦20
ppmを十分満足する極低レベルまで能率的に進行され
る。またこの脱硫精錬は脱炭、脱酸後の言わば精錬の最
終段階に行われるため、それ以前の製鋼過程において不
可避的に生成し溶鋼中に懸濁するAl等の非金属
介在物は、この脱硫のためのスラグに吸収、除去され、
したがってその溶鋼を鋳造されてなる消耗電極は前記特
許第2795703号の提案の消耗電極より容易に高清
浄度とし得る。VARは、脱硫能力がないから上記のよ
うに極低Sレベルまで脱硫可能な本発明に係る精錬方法
の後続工程として適している。本発明におけるVAR
は、真空精錬の脱酸作用により、上記のように高清浄な
消耗電極中の酸化物系介在物をさらに低減しつつ、積層
凝固により偏析を抑制して鋳塊とする。したがって、本
発明による鋳塊は、硫化物系および酸化物系の両介在物
ならびに偏析をそれぞれ起因とするエッチングむらを大
幅に抑制され、また、真空精錬時の脱窒と脱酸とによ
り、薄板のプレス成形性の改善という副次的効果を奏す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、スラグ存在下で
精錬する精錬設備は、溶鋼を脱炭、脱酸する設備と共用
としてよい。すなわち、CaOを含むスラグが低融点で
第一の精錬設備が溶鋼温度を十分維持、補償または上昇
できるならば該第一の精錬設備内でCaOを含むスラグ
存在下の精錬をしても良い。しかし、これらの条件を満
足できない場合またはこの精錬を入念に行う場合等で
は、スラグ存在下の精錬設備は、十分な加熱能力を有す
る等の別設備とし(第二の精錬設備)、さらには、両者
(第一および第二の精錬設備)で行うのがよい。なお、
上記真空または減圧雰囲気で脱C、Oを促進する精錬方
法としては、VIM法の他、RH法、DH法、VOD法
等その本来の目的に合致するものであれば、特に限定を
要しない。
【0013】また、CaOを含むスラグの存在下で精錬
する精錬設備は、脱炭精錬後に使用されるため、Cの上
昇が実質的にない加熱手段を有することが望ましい。ガ
スプラズマ加熱および誘導加熱はC上昇の無い加熱手段
として有効である。このうち、ガスプラズマ加熱は特に
溶鋼面上のスラグを優先的に加熱して精錬反応を大きく
促進するので望ましい。なお、例えば真空アーク脱ガス
精錬(VAD)のような方法であってもC上昇の結果が
前記規格内に抑えられ実質的に軽微ならば制限しない。
また、本発明は、Fe−Ni系合金材料が合金薄帯を経
てエッチング処理されるものに最適である。
【0014】CaOは、周知のように脱硫脱酸能力が高
いから、本発明におけるスラグ存在下の精練に必須の成
分であり、本発明においてはこれに流動性を高めて精練
効果を向上させる目的で低融点のCaFや、Al
等を単独あるいは適宜組合せたものとするのが良い。
また、Arガスによる攪拌やArガスをキャリアとして
スラグを添加するもの等が脱S効率の面で望ましい。ま
た、本発明において、CaOを含むスラグ存在下の精錬
に先立って、脱C、O等の処理をするためのVIM等に
装入される原料はアーク炉等の適当な炉により、溶解、
精錬された固体状または融体状のものとすることができ
るが、VARに供する消耗電極に鋳造するまでは極力融
体状のまま保持することが省エネルギの観点から望まし
い。本発明でいうFe−Ni系合金とは、Feと、少な
くともNiが質量で20−80%、望ましくは30−5
0%、さらに望ましくは34−48%含まれているもの
であり、エッチング加工されるものに限定される。但
し、Niが上記の範囲であれば、コバール合金等や合金
の脱酸や強化等のために添加される、例えばSi、M
n、Al、B、Cr、Mo、V、Nb、Co等の他の元
素が含まれていても良いものとする。
【0015】
【実施例】(実施例1)表1に、Fe−36質量%Ni
系合金の本発明および従来例の鋳塊の製造工程No.1
〜5を示す。本発明方法の工程No.1〜3は、VIM
により溶解し、真空下のC−O反応により脱炭、脱酸精
錬した後、CaOを含むスラグ存在下で脱硫精錬して消
耗電極に鋳造し、続いて該消耗電極をVARにより鋳塊
としたものである。上記VIMによる精錬後、工程N
o.1および3は、プラズマ加熱装置を有し予熱された
精錬設備に受湯してCaOを含む造滓剤を添加し脱硫精
錬したもの、工程No.2は、VIMによる上記精錬
後、該VIM内にCaOを含む造滓剤を添加して脱硫精
錬したものである。それぞれにより得られた鋳塊を、分
塊、熱間および冷間圧延を経て薄板としてエッチングテ
ストに供した。
【0016】一方、従来方法の工程No.4、5は、ア
ーク炉で溶解、精錬後ASEA−SKF炉でさらに前記
高C低O状態となるまで脱炭、脱酸して脱硫処理後鋳造
して母材とし(第1工程)、この母材を再びアーク炉で
溶解後、VIMで脱炭処理して消耗電極に鋳造し(第2
工程)、これをVARにより鋳塊とし(第3工程)、以
後は本発明方法と同様に薄板としてエッチングテストに
供した。なお、用いた原料は、工程No.1、3および
4は、比較的低S材、工程No.2および5は、従来の
工程で許容上限程度のSを含むものの二種とした。
【0017】表1に、本発明の実施例と従来例の主要な
工程および該工程の主要な中間製品段階でのSの値、V
AR後のスラブ段階での清浄度(JIS点算法d(a+
b+c)60×400)の検査結果およびエッチングむ
ら品位((注)の欄)を示す。表1から、エッチングむ
ら品位はいずれも良好であることが分る。また、本発明
方法では、スラグ精錬終了段階の材料はSが前記特開平
8−143939号の実施例(S=0.0032%)よ
りも十分低く、従来例の母材段階(特許第279570
3号提案の第1工程のS≦20ppm)を満足し、ま
た、JIS点算法d(a+b+c)清浄度では従来例の
当該段階の製品に比し同等またはそれより高清浄度であ
ることが分る。また、本発明工程は、従来例対比で溶解
回数(従来例:3回、本発明:2回)が少なく省エネル
ギ上の効果が大きくまた処理工程数も少ないから、製造
コストの低減が可能であることが容易に分る。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は、原料を
溶解し、真空または減圧雰囲気に暴露することにより予
め脱炭および脱酸した後、CaOを含むスラグ存在下で
精錬することにより、シャドウマスク材等のS:20質
量ppm以下の極低領域のFe−Ni系合金材料を容易
に得、これを鋳造して消耗電極とし、該消耗電極を真空
アーク再溶解により酸化物系介在物を除去しつつ積層凝
固鋳塊とするものである。これにより、硫化物系および
酸化物系の両介在物ならびに偏析をそれぞれ起因とする
エッチングむらは大幅に抑制される。よって、エッチン
グむら品位を従来程度またはそれ以上に維持しつつ、コ
スト低減、省エネルギを達成することが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C21C 7/068 C21C 7/068 7/076 7/076 A C22B 9/04 C22B 9/04 9/10 101 9/10 101 9/20 9/20 9/22 9/22 C22C 1/02 503 C22C 1/02 503G H01J 9/14 H01J 9/14 G // C22C 19/03 C22C 19/03 M 30/00 30/00 38/00 302 38/00 302Z 38/08 38/08 (72)発明者 高知尾 清孝 島根県安来市安来町2107番地2 日立金属 株式会社安来工場内 Fターム(参考) 4K001 AA10 AA19 EA02 FA10 FA12 GA16 GA17 KA06 4K013 AA01 BA02 BA05 BA08 CA02 CC01 CD02 CD04 CE00 CE01 CE02 DA03 DA05 DA10 DA12 DA13 DA14 EA01 EA03 EA09 FA02 5C027 HH02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で20−80%のNiを含むFe
    −Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方法において、前記
    範囲内のNiを含有する溶鋼を真空または減圧雰囲気に
    暴露して脱炭および脱酸した後、CaOを含むスラグを
    添加して該スラグ存在下で主として脱硫を促進した後鋳
    造して消耗電極とし、該消耗電極を真空アーク再溶解法
    により鋳塊とすることを特徴とするFe−Ni系合金材
    料製造用鋳塊の製造方法。
  2. 【請求項2】 スラグ存在下で精錬する精錬設備は、
    溶鋼を真空または減圧雰囲気に暴露して脱炭および脱酸
    した第一の精錬設備、前記第一の精錬設備から前記溶
    鋼を移送された第二の精錬設備または前記第一の精錬
    設備と前記第二の精錬設備である請求項1のFe−Ni
    系合金材料製造用鋳塊の製造方法。
  3. 【請求項3】 スラグ存在下で精錬する精錬設備は、C
    の上昇が実質的にない加熱手段を有するものである請求
    項1または2のFe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造
    方法。
  4. 【請求項4】加熱手段は、ガスプラズマである請求項3
    のFe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方法。
  5. 【請求項5】 Fe−Ni系合金材料は、合金薄帯を経
    てエッチング処理されるものである請求項1〜4のいず
    れかのFe−Ni系合金材料製造用鋳塊の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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