JP2002001516A - Fe−Ni系合金薄板製造用材料および同薄板製造用鋳塊の製造方法 - Google Patents

Fe−Ni系合金薄板製造用材料および同薄板製造用鋳塊の製造方法

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Toru Taniguchi
徹 谷口
Kaoru Fujimoto
馨 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも従来のエッチング性とコストを維
持しつつ冷間圧延時の圧延ロールの異常摩耗等を抑制し
たFe−Ni系合金薄板製造用鋳塊および該鋳塊の製造
方法の提供。 【解決手段】 エレクトロスラグ再溶解法による鋳塊
またはその塑性加工材料であり、該材料中の非金属介在
物の組成に占めるMgOの割合を25質量%以下とした
Fe−Ni系合金薄板製造用材料。 CaOを質量比で5−30%含み残部はCaFおよ
びAlの1種または2種を主要成分とするスラグ
を用いるエレクトロスラグ再溶解法で鋳塊を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャドウマスク等
質量で20−80%のNiを含む、エッチング性に優
れ、冷間圧延における圧延ロールの摩耗を抑制するFe
−Ni系合金薄板製造用材料および該材料の出発材であ
る鋳塊のエレクトロスラグ再溶解法による製造方法の技
術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】質量で20−80%、特に30−50%
のNiを含むFe−Ni系合金は、フォトエッチング
(以下エッチングと記す)を経て、シャドウマスク材、
リードフレーム材等に広く使用されている。シャドウマ
スクは、Fe−Ni系合金薄板材に、エッチングにより
所定の間隔、形状の多数の微細孔を穿孔した後、所定の
形状にプレス成形して製造される。エッチング後のシャ
ドウマスク薄板材を斜光または透過光で観察すると、
「スジむら」と呼ばれる圧延方向に平行な多数のエッチ
ングむらによるスジ模様が見える場合がある。エッチン
グむらにはこの他にもモヤむらと呼ばれるもの等種々の
ものが知られている。これらのむらの部分は、微細孔が
所定の径あるいは形状から偏倚しており、これが画像の
部分的な色調や明るさ等の乱れを生ずる原因となる。特
にコンピュータのモニタ用に使用される高精細なブラウ
ン管用途では、シャドウマスク材のエッチングむらによ
る色むらが顕著となる。
【0003】前記エッチングむらの原因としては、Al
やMnS等の非金属介在物およびNi、Mn等の
成分のミクロ偏析が考えられている。なお、エッチング
性には、全体的なエッチング速度の大小も含まれるが、
局部的なエッチングむらが無いことがより重要である。
シャドウマスク用Fe−Ni系合金は、低熱膨張特性、
エッチング性、プレス成形性等の関係から、例えば、N
i:36%、C≦0.005%、Si≦0.04%、M
n:0.25〜0.35%、P≦0.005%、S≦
0.002%、Al≦0.050%、O≦0.005%
等の組成とされる。このように組成的にC、Oが極度に
低いため、製造方法としては、特許第2795703号
が開示しているように、従来、真空誘導精錬炉(以下V
IMと記す)によりCを下げ、さらに真空アーク再溶解
炉(以下VARと記す)でOを下げて溶製されていた。
しかし、VIMにおいてはSを下げることができないた
め、鋳塊のSを低減するためには、極低Sの溶解原料
(鉄源、Ni源)を用いなければならなかった。
【0004】そこで前記特許第2795703号は、こ
の極低Sの溶解原料は非常に高価格のためコスト低減の
目的から、第1工程:脱硫を主目的とする溶解でSが質
量で20ppm以下のFe−Ni系合金母材を造塊する
工程、第2工程:前記母材を用いて脱炭を主目的とし消
耗電極を溶製する工程および第3工程:前記消耗電極を
用いてVARにより再溶解する工程からなるFe−Ni
系合金の溶製方法を提案している。
【0005】さらに、特開平6−128662号は、F
e−Ni系合金インゴットの造塊方法として、Cが50
質量ppm以下の消耗電極を作る第1の工程と、最終的
な鋳塊のSが20質量ppm以下、Oが50質量ppm
以下の再溶解鋳塊を作る第2の工程からなる方法を提案
しており、該第1および2工程の望ましい方法として、
それぞれVIMおよびエレクトロスラグ再溶解法(以下
ESRと記す)を挙げている。また、特開平8−143
939号は、Fe−Ni系合金溶湯の精錬方法として、
ガスプラズマ加熱下でCaOを主体とする造滓剤を用い
て脱硫する方法を提案している。
【0006】なお、特開平4−168248号および特
開平5−214492号は、C、N、S、O、P、Ca
等の含有量の限定に加え、Mg:0.0002〜0.0
020wt%、且つCa+1/2×Mg:0.0005
〜0.0025wt%およびCa+1/2×Mg≧S+
1/5×OとしたFe−Ni合金を提案しており、Mg
やCaの添加理由とその添加量の限定理由として、これ
らは熱間加工性を向上するが、Mgの場合、0.000
2wt%未満ではこの効果が不十分であり、0.002
0wt%を越えると、焼鈍時の密着、モヤむらが問題と
なると説明している。なお、これらの公報ではMgの存
在形態(MgOやMgS等の非金属介在物になっている
かどうか等)については言及していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】シャドウマスク用Fe
−Ni系合金において、最近、特に高精細のシャドウマ
スクに対する志向が強まった結果、エッチング性等につ
いてのより高い品質的要求や、コスト低減等の要求が強
くなってきた。本発明は、少なくとも従来のエッチング
性とコストを維持しつつ、冷間圧延における圧延ロール
の摩耗を抑制したFe−Ni系合金薄板製造用材料およ
び該薄板製造用鋳塊の製造方法を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、特開平8
−143939号のように造滓剤を用いて脱硫した後、
鋳造して鋳塊とする方法では、脱硫精錬コストは低減し
得るものの、スラグ精錬中に耐火物等から不可避的に混
入するMgが、鋳塊内で硬質のAl−MgO系の
介在物を生成し、該介在物が冷間圧延において圧延ロー
ル表面の摩耗を促進することを知見した。このMgの混
入は造滓剤を用いて脱硫する場合のみならず他の場合に
も生じ得る。すなわち、Fe−Ni系合金薄板材は、鋳
塊から熱間圧延、冷間圧延等を経て製造されるが、被圧
延材がAl−MgO系の、特に大型非金属介在物
を多量に含有する場合、冷間圧延において使用される圧
延ロールの摩耗を促進するのである。
【0009】本発明でいうロールマークとは、ロール表
面の摩耗痕が表面にプリントされた製品薄板を意味し、
また、ロールマークを生ずるロールの摩耗状態を異状摩
耗という。ロールマークを有する薄板製品は商品価値を
消失し廃却されることとなる。また、この異状摩耗やロ
ールの過度な摩耗(以下異状摩耗等と記す)は、特開平
6−128662号のようにESRを用いて造塊する場
合でも、消耗電極中の介在物のMgOの比率が高い場合
には発生することが分った。
【0010】そこで、本発明者等は、消耗電極をESR
で鋳塊とする際のESRの条件を調整することで、特に
Al−MgO系の大型非金属介在物の低減率を高
くして圧延ロールの異常摩耗等を抑制しつつ、他の形態
の介在物の低減率も高度に維持してエッチングむらを抑
制することに着想し、さらに種々検討の結果、ESRの
条件として該再溶解で使用するスラグの組成を調整する
ことで、これらの目的の達成が可能となることを確認し
本発明をなした。
【0011】すなわち、本発明の第1は、質量%で20
−80%のNiを含みエッチング処理されるFe−Ni
系合金薄板製造用の材料において、該材料はエレクトロ
スラグ再溶解法による鋳塊または該鋳塊に塑性加工を加
えた材料であり、該材料中の非金属介在物の組成に占め
るMgOの割合が25質量%以下であるFe−Ni系合
金薄板製造用材料であり、本発明の第2は、質量%で2
0−80%のNiを含みエッチング処理されるFe−N
i系合金薄板製造用鋳塊の製造方法において、CaOを
質量比で5−30%含み残部はCaFおよびAl
の1種または2種を主要成分とするスラグを使用した
エレクトロスラグ再溶解法により鋳塊とするFe−Ni
系合金薄板製造用鋳塊の製造方法である。
【0012】本発明において、ESRは、積層凝固によ
り微細かつ偏析濃度差の少ない組織を生成してNi、M
n等の成分偏析に起因するエッチングむらを大幅に抑制
し、またスラグの精錬作用により酸化物、硫化物等の非
金属介在物を低減して該介在物によるエッチングむらを
大幅に抑制する役割を果たし、さらに、消耗電極から鋳
塊へ移行する介在物の組成に占めるMgOの割合を低下
して異状摩耗等を抑制する。
【0013】本発明の第2において、使用する消耗電極
は、ESRでの脱硫能力を勘案して定めたS値の原料や
前述のような極低Sの溶解原料もしくは前記特許第27
95703号のようにSを質量で20ppm以下に脱硫
低下した母材をVIMで溶解・精錬した溶湯、またはス
ラグの存在下で脱硫精錬した溶湯を、それぞれ鋳造して
製造したものとすることが望ましい。また、スラグ存在
下の精錬としてはアルゴン酸素脱炭法(以下AODと記
す)、真空酸素脱炭法(以下VODと記す)、プラズマ
加熱装置を有する取鍋精錬法等がそれぞれ望ましい。
【0014】本発明に係るESRで使用する消耗電極製
造のための精錬法として、スラグの存在下での精錬は脱
硫効率が高く有効である。このうちガスプラズマによる
加熱を利用するものは、黒鉛電極を使用したアーク加熱
の場合に生じ易いC等の不純物の混入がなく、また酸化
発熱成分も不要であり、温度低下を心配することなく十
分入念な精錬を行うことができる点で有効である。この
ときのスラグは、CaO、CaF2、Alを主成
分とするのが良く、また、原料は、スラグの存在下の精
錬に先立ってVIM等真空精錬により予備精錬するのが
望ましい。
【0015】VIMで予備精錬する場合の原料は、固体
状でVIMに直接装入しても良いが、アーク炉等の適当
な炉による精錬により脱C、S、O等の処理をされた
後、固体状または融体状として装入してもよい。勿論こ
の製造方法によって請求項1の鋳塊を製造することがで
きる。本発明でいうFe−Ni系合金とは、Feと、少
なくともNiが質量で20−80%、望ましくは30−
50%、さらに望ましくは34−48%含まれているも
のであり、その合金薄板がエッチング加工されるものに
限定される。但し、コバール合金等や、Niが上記の範
囲であれば、合金の脱酸や強化等のために添加される、
例えばSi、Mn、Al、B、Cr、Mo、V、Nb、
Co等の他の元素が含まれていても良いものとする。
【0016】第1発明において、鋳塊中の非金属介在物
の組成に占めるMgOの割合を質量で25%以下とした
が、その理由は該割合が25%を越えるとロールの異常
摩耗等が顕著となるためであり、望ましくは15%以下
である。また、第2発明において、ESRで使用するス
ラグは、CaOを質量比で5−30%含み残部はCaF
およびAlの1種または2種を主要成分とする
ものとした。CaOは、MgOの低減能力が高いから、
本発明のESRの際に使用するスラグにおいて有効な成
分である。本発明においては、これに流動性を高めて精
錬効果を向上させる目的で低融点のCaFや、脱酸効
果およびESR中に十分なジュール熱を発生させる目的
でAlを単独あるいは適宜組合せて添加したもの
とするのが良い。
【0017】CaOが質量比5%未満では、Al
−MgO系介在物が多い場合その吸収改質能力を十分高
く維持することが困難となる。また、脱硫、脱酸作用を
高める上でも5%以上の含有が必要となる。望ましくは
10%以上、さらに望ましくは15%以上である。Ca
Oが質量で30%を越えると、ESR鋳塊の表面の凹凸
を増加して分塊で疵を発生させる等の不具合を生ずるか
らCaOは30%以下とする。なお、本発明の第2のE
SR用スラグにおいて、不可避的に含まれるSiO
量は質量比で5%以下とすることが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1−(1)に工程図を示すよう
に、アーク炉(AF)で溶解、予備精錬した溶湯をVI
Mに受湯して真空処理し、溶湯の成分を質量で、C:約
40ppm、S:約80ppm、O:約45ppm、N
i:36%に調整し、続いて、前記溶湯をMgOを主体
とするライニングを施された容器に受湯し、スラグを添
加してArガスプラズマを加熱源とする取鍋精錬を実施
することによりS:約16ppmとし、消耗電極5本お
よび普通鋳塊1本に鋳造した。前記5本の消耗電極は、
表1に主要成分を示す5種のスラグを用い、鋳型と電極
間をArガスシールしつつESRを行った。普通鋳塊を
含むそれぞれの鋳塊を分塊鍛造、熱間圧延および冷間圧
延し、エッチングテストに供した。
【0019】
【表1】
【0020】分塊鍛造後の各スラブのうち鋳塊で頭部、
中部および底部に相当する位置より試料を採取し、SE
M−EDX法による非金属介在物の組成分析および最大
粒径(長径)の測定を行った。上記分析、測定結果を、
ESRで使用したスラグの種類およびそのCaO含有量
とともに表2に示す。なお、表2には該スラブの不純物
(S、Al、O、Mg:質量ppm)分析結果も参考の
ため記載した。表2から、ESR鋳塊は、非金属介在物
の組成がほぼAl−MgO−CaO系となってお
り、ESRを実施すると介在物中のMgOの割合が低下
し、また使用するスラグのCaO含有量を増加するほ
ど、MgOの低減比率が大きくなることがわかる。
【0021】
【表2】
【0022】表3にESRで使用したスラグの種類と、
これに対する分塊鍛造時の疵、冷間圧延時のロールマー
クの発生状況およびエッチング性との関係を示す。
【0023】
【表3】
【0024】表3から、CaOを35%と多量に含むス
ラグEを用いてESRを行ったeは分塊鍛造時の疵が一
部発生している(鋳塊の表面の凹凸が大きいことによ
る)が、CaOの含有量が30%以下であるスラグを用
いてESRを行ったa、b、c、dおよびESRを行な
わなかったfにおいては該分塊疵の発生がないこと、ま
た表2で非金属介在物の組成に占めるMgOの割合が2
5%以下であるa、b、cおよびeではロールマークの
発生がないが、MgOの割合が25%を越えるdおよび
fでは、ほぼその越える程度に応じてロールマークの発
生が顕著となること、さらにエッチング性についてはE
SRしたものが良好であることがわかる。
【0025】なお、図1−(2)、(3)および(4)
に示す工程により、図1−(1)の取鍋精錬完了後とほ
ぼ同様組成の溶湯を、AOD、VODおよびVIMによ
り得、これを消耗電極に鋳造して該消耗電極をスラグA
を用いて前記と同様の条件でESRし、以降も同様の工
程を経てエッチングテストした。その結果、前記実施例
の本発明aとほぼ同様の結果が得られた。
【0026】
【発明の効果】本発明による鋳塊は、ESRにより造塊
されるから、積層凝固によりNi、Mn等の成分偏析に
起因するエッチングむらを、またスラグの精錬作用によ
り酸化物、硫化物等の非金属介在物を低減して該介在物
によるエッチングむらを、それぞれ大幅に抑制される。
また、該鋳塊はESRで使用するスラグの組成の改善に
より、非金属介在物の組成に占めるMgOの割合が特定
値以下に低減され、ロールの異常摩耗を防止し、さらに
はロールの過度な摩耗に伴なう間接コストを低減する。
そしてESRにおいては使用するスラグの組成を変更す
るのみであるからコスト増加にはならず、むしろ消耗電
極に対しMgOの混入を許容し得るため、該消耗電極の
製造時の精錬の自由度を大きくして、コスト低減を容易
化する。本発明により、少なくとも従来のエッチング性
とコストを維持しつつ冷間圧延時の圧延ロールの異状摩
耗や過度の摩耗を抑制し、また冷間圧延コストを低減す
るFe−Ni系合金薄板製造用材料およびその製造方法
の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実験の工程を説明する図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量%で20−80%のNiを含みエッ
    チング処理されるFe−Ni系合金薄板製造用の材料に
    おいて、該材料はエレクトロスラグ再溶解法による鋳塊
    または該鋳塊に塑性加工を加えた材料であり、該材料中
    の非金属介在物の組成に占めるMgOの割合が25質量
    %以下であることを特徴とするFe−Ni系合金薄板製
    造用材料。
  2. 【請求項2】 質量%で20−80%のNiを含みエッ
    チング処理されるFe−Ni系合金薄板製造用鋳塊の製
    造方法において、CaOを質量比で5−30%含み残部
    はCaFおよびAlの1種または2種を主要成
    分とするスラグを使用したエレクトロスラグ再溶解法に
    より鋳塊とすることを特徴とするFe−Ni系合金薄板
    製造用鋳塊の製造方法。
  3. 【請求項3】 エレクトロスラグ再溶解法で使用する消
    耗電極は、スラグ存在下で精錬された溶湯を鋳造された
    ものである請求項2のFe−Ni系合金薄板製造用鋳塊
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 スラグ存在下の精錬は、プラズマ加熱炉
    内で行われる請求項3のFe−Ni系合金薄板製造用鋳
    塊の製造方法。
  5. 【請求項5】 スラグ存在下の精錬は、真空誘導精錬炉
    で予備精錬された後に行われる請求項3または4のFe
    −Ni系合金薄板製造用鋳塊の製造方法。
  6. 【請求項6】 エレクトロスラグ再溶解法で使用する消
    耗電極は、真空誘導精錬炉で精錬された溶湯を鋳造され
    たものである請求項2のFe−Ni系合金薄板製造用鋳
    塊の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101559487B (zh) * 2008-04-18 2011-11-02 邵连义 双金属电渣熔铸抗磨锤具的方法
CN107246622A (zh) * 2017-07-12 2017-10-13 广东粤威环境技术有限公司 一种用于将蔗渣输送至锅炉的输送装置

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