JP2001353022A - 付け爪用基材セットおよびこれを用いた付け爪 - Google Patents

付け爪用基材セットおよびこれを用いた付け爪

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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐摩擦性、耐水性があり画像が鮮明な付け爪と
それを作製するための基材を提供する。 【解決手段】色、図形、文字等の付け爪用表示を複数施
せる大きさのフィルムないしはシートであって透明な表
面基材1aの背面にホットメルト接着剤層2aを形成さ
せた基材(A)と、該(A)と同程度の大きさのフィル
ムないしはシートであって透明または着色の底面基材1
bの正面にホットメルト接着剤層2bおよび透明な印刷
受容層3をこの順に積層した基材(B)とを有する付け
爪用基材セット、および基材(A)と画像を形成後の
(B)とを熱接着して得られる付け爪。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付け爪用基材セッ
ト、より詳しくは任意のデザインをより鮮明に印刷する
ことができてしかも表面耐久性に優れた付け爪用基材セ
ット、およびそれを用いた付け爪に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、ファッション志向の高
まりがめざましく、爪にデザインを施すネールアートが
注目を集めている。爪にデザインを施す1つの方法とし
ては、自らの爪に自由に色、図形、文字等のデザインを
施すことが考えられるが、非常に面倒であって、体裁よ
く施すには特殊な技能が要求されるもので、特に利き手
の爪にデザインを施すことは困難なものであった。
【0003】そこで、専門家が希望者の爪にデザインを
施すネールサロンも発足され出したが、利用者へのコス
ト負担が高くなり、経済的な方法ではなかった。そのた
め、最近では生の爪にデザインを施すのに代って、合成
樹脂製の人工爪(付け爪)にデザインを施し、これを、
両面接着テープ等を使用して自己の爪に貼り付けること
が行われ出したが、この場合にも細かい図形、文字等の
デザインを施さねばならず面倒なことと、人工爪として
の整形にも手間取るものであった。
【0004】さらに誰もが使用できる簡便性を配慮し
て、生の爪や人工爪の表面に貼れるシール等が開発され
たが、任意のデザインを施すことは困難で、独自のアー
ト性を発揮することができないものであった。このよう
な状況において、本発明者は、使用者が任意にデザイン
を施せることが可能な付け爪用基材とそれを用いる付け
爪を開発し、特許出願している(特開平11−8962
6号公報)。この付け爪は、片面に剥離可能な接着手段
を有し、他面に色、図形、文字等の付け爪用表示を施す
ことができる大きさのフィルムないしシートからなる基
材に対し、印刷装置を用いて、付け爪利用者が、印刷装
置中の画像データから任意の色、図形、文字等の付け爪
表示のための画像を選択決定し、当該画像を基材に即時
に印刷表示させた後、印刷された個々の付け爪形状とし
て湾曲状に成形することを特徴とするものである。
【0005】付け爪の印刷には、熱転写、PPC、ペン
プロッタ、インクジェット等の印刷方式を採用すること
が検討されており、とりわけフルカラーの表示のため
に、写真等の微細な印刷を、高速かつ低コストで形成で
きるインクジェット方式の印刷が注目されつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インクジェ
ット方式の印刷では、基材の表面に直接に印刷をすると
印刷像の固着強度が劣り、とくに表面摩擦に弱いという
問題がある。本発明の目的は、表面摩擦等から印刷像を
保護するために、基材に設けた印刷受容層に、インクジ
ェット方式等によって印刷を行った際に、印刷像の白ぼ
けやにじみのない、これまでよりも微細でかつ鮮明な印
刷が可能であり、また表面耐久性のよい付け爪用基材セ
ットと、それを用いた付け爪とを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者は上記課題に鑑みて、付け爪用基材の構成を種々検討
した結果、本発明を完成したものである。すなわち、本
発明は、 1)色、図形、文字等の付け爪用表示を複数施せる大き
さのフィルムないしはシートであって透明な表面基材の
背面にホットメルト接着剤層を形成させた基材(A)
と、色、図形、文字等の付け爪用表示を複数施せる大き
さのフィルムないしはシートであって透明または着色の
底面基材の正面にホットメルト接着剤層および透明な印
刷受容層をこの順に積層した基材(B)とを有する付け
爪用基材セット、 2)前記基材(B)において、さらに印刷受容層にホッ
トメルト接着剤を配合してなる上記1)項記載の付け爪
用基材セット、 3)前記表面基材および底面基材のガラス転移温度が4
5〜120℃である上記1)項記載の付け爪用基材セッ
ト、 4)前記表面基材および底面基材の厚さが100〜70
0μである請求項1記載の付け爪用基材セット、 5)印刷受容層が吸水性樹脂の層である請求項1記載の
付け爪用基材セット、 6)インクジェット印刷用である請求項1記載の付け爪
用基材セット、 7)上記1)項記載の印刷受容層に色、図形、文字等の
付け爪用表示が形成されている基材(B)と基材(A)
とが熱接着されているとともに、当該表示形状に沿って
個々の付け爪形状として湾曲形成されていることを特徴
とする付け爪、 8)個々の付け爪形状に沿って基材から破断できるよう
にな破断用切り込み基材に形成されていることを特徴と
する上記7)項記載の付け爪、および 9)付け爪表示がインクジェット方式で印刷されている
上記7)項記載の付け爪、である。
【0008】本発明の付け爪用基材セットは、上記1)
項に記載のとおり、前記基材(A)と前記基材(B)と
を両方有することが特徴である。底面基材(B)は、そ
の印刷受容層に任意の付け爪表示を印刷した後、表面基
材(A)と熱接着することによって付け爪が構成され
る。この熱接着は、基材(A)と基材(B)に形成され
ているホットメルト接着剤を溶融し、固着することによ
り行われる。これによって、印刷受容層の付け爪表示が
表面基材(A)と底面基材(B)との間に定着される。
この付け爪表示の画像は鮮明であり、また付け爪使用時
の表面摩擦によつて微細な表示が剥げたりあるいは汚れ
たりすることがなく、耐摩擦性が優れている。さらに付
け爪自体の強度と耐水性も著しく向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施態様につい
て、図面を参照しながら以下に説明する。図1の(A)
は、透明なフイルムないしシートである表面基材1aと
その背面に形成されたホットメルト接着剤層2aとから
構成される前記基材(A)の拡大断面図を示す。また、
同図の(B)は、透明または着色のフイルムないしシー
トである底面基材1bとその正面側に形成されたホット
メルト接着剤層2bおよび印刷受容層3とから構成され
る前記基材(B)の拡大断面図である。この図では、基
材(B)の印刷受容層には、表示画像4が形成されてい
る例を示す。
【0010】前記の基材(A)の2a側と基材(B)の
3側とを合わせて、熱圧縮することにより、ホットメル
ト接着剤層2aと2bとが溶融・混合し、両基材が接着
される。この間には表示画像4が形成された状態の印刷
受容層3が表面基材1aと底面基材1bの間に定着され
た付け爪用構成物(C)が得られる。この底面基材1b
上の印刷受容層3に形成された表示画像4は、透明な表
面基材1aを通して観ることができる。
【0011】前記表面基材1aは、付け爪を構成したと
きに、表示画像4をこの表面基材通して観ることになる
ので、透明であることを要する。この表面基材1aとし
ては、たとえば横10cm×縦6cm程度、厚み100
〜700μ程度で、両手あるいは両足の指の数を配慮し
たり、爪の大きさに対応した数を配慮したりして、色、
図形、写真、文字等の付け爪用表示を複数、施すことの
できる大きさを有し、かつ個々の付け爪に形成された際
に可塑性を具有できるとともに、製造加工も容易な熱可
塑性樹脂のフィルムないしはシートが好ましい。とりわ
け、ガラス転移温度が45〜120℃である熱可塑性樹
脂が好ましい。
【0012】前記フィルムないしはシートを形成する熱
可塑性樹脂としては、従来公知の熱可塑性樹脂を、とく
に制限なく使用することができる。たとえばアクリル系
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリロニトリルブ
タジェンスチレン共重合樹脂、エポキシ樹脂等を例示で
きる。とくに比較的低温で可塑化し、かつ美麗な外観を
有する点からポリ塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂、アクリロニトリルブタ
ジェンスチレン共重合樹脂が好ましい。
【0013】上記表面基材1a背面(つまり、付け爪を
製造したときに目でみる側の反対面)には、ホットメル
ト接着剤が塗布されている。ここでいうホットメルト接
着剤は常温では固体であって加熱溶融して流動状態で適
用し、冷却により硬化し接着力を発揮する、熱可塑性樹
脂をベースポリマーとする加熱溶融型の100%固形分
の接着剤である。上記のベースポリマーとしては、軟化
点が50〜180℃のものが好ましく、例えばEVA、
PE、PA、合成ゴム、オレフィン、ポリアミドなどが
あげられる。
【0014】上記底面基材1bとしては、透明または着
色のフィルムないしはシートが使用できる。ただ、付け
爪にしたときに、表示画像の鮮明度の良好さからは、透
明または白色系であることが好ましい。基材としては、
前記の表面基材1aと同じものを使用できる。この底面
基材1bの大きさや厚みは、前記表面基材1aと同程度
でよい。底面基材1bには、ホットメルト接着剤層2b
と印刷受容層3が積層コートしてある。ここにおけるホ
ットメルト接着剤層2bは、前記表面基材に塗布したも
のと同様の接着剤を同程度の厚みに塗布すればよい。
【0015】次に、印刷受容層3としては、ベーマイト
コロイドやシリカとポリビニルアルコールを使用した透
明な印刷受容層や前記材料に酸化チタンを使用した不透
明な印刷受容層もあるが、その一例としては、カチオン
性アクリル系樹脂と、造膜性を有するアクリル系樹脂と
を含有するものがあげられる。このうちカチオン性アク
リル系樹脂は、印刷表示に使用するインク中のアニオン
系着色剤とイオン結合して、印刷表示を強固に定着させ
るためのもので、その具体例としては、カチオン性基を
有するモノマーを用いたアクリル系の単独重合体または
共重合体があげられる。
【0016】カチオン性基を有するモノマーとしては、
たとえばジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチル
アミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルア
クリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、メ
チルエチルアミノメチルアクリレート、メチルエチルア
ミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノスチレン、
メチルエチルアミノスチレンなどの、側鎖に1〜3級ア
ミノ基を有するモノマーや、さらにその4級アンモニウ
ム塩などがあげられる。
【0017】また、カチオン性基を有しない他のモノマ
ーとしては、たとえばC1〜C6アルキルアクリレート、
1〜C6アルキルメタクリレート、スチレンなどから適
宜選択することができる。また、印刷受容層3のインク
の吸収性を高めるために、ヒドロキシル基を有するモノ
マーを使用してもよい。上記カチオン性アクリル系樹脂
の具体例としては、たとえば水性エマルションの状態で
供給される、ダイセル化学工業(株)製の商品名セビア
ン3754(カチオン性のアクリル酸エステル共重合樹
脂エマルション、固形分濃度30重量%)などがあげら
れる。
【0018】上記カチオン性アクリル系樹脂は造膜性が
低く、単独では、均一でかつ耐久性にすぐれた印刷受容
層3を形成できないおそれがある。そこで前記のよう
に、造膜性を有するアクリル系樹脂が併用される。造膜
性を有するアクリル系樹脂は、その名のとおり造膜性と
耐久性(より詳しくは印刷受容層3の機械的な強度や安
定性、耐水性、耐擦過性など)にすぐれる上、同じアク
リル系樹脂であるカチオン性アクリル系樹脂との相溶性
にもすぐれるため、上記の併用によって均一で、しかも
耐久性にすぐれた印刷受容層3を形成することができ
る。
【0019】上記造膜性を有するアクリル系樹脂として
は、たとえばポリアクリルアミド、ポリメチルメタクリ
レート、ポリブチルメタクリレート、ポリメチルアクリ
レート、ポリブチルアクリレート、ポリスチレン−2−
アクリロニトリル、アクリロニトリル−酢酸ビニル共重
合体、アクリロニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリ
ロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−塩
化ビニリデン共重合体、アクリロニトリル−ビニルピリ
ジン共重合体、アクリロニトリル−メタクリル酸メチル
共重合体、アクリロニトリル−アクリル酸ブチル共重合
体などがあげられる。
【0020】また、アクリル酸エステルやメタクリル酸
エステルのモノマーないしオリゴマーを、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂と反応させるこ
とによって得られる熱硬化性アクリル樹脂も、造膜性を
有するアクリル系樹脂として好適に使用することができ
る。ただし本発明においては、印刷受容層3の安定性お
よび柔軟性を確保する上で、上記造膜性を有するアクリ
ル系樹脂として、自己架橋型のアクリル系樹脂が最も好
適に使用される。自己架橋型のアクリル系樹脂とは、そ
のポリマー中またはその末端に自己架橋性の反応基を有
するものであって、その具体例としては、たとえば水性
エマルションの状態で供給される、日本NSC(株)製
の商品名ヨドゾールA−4100(自己架橋型のアクリ
ル系共重合樹脂エマルション、固形分濃度60重量%)
などがあげられる。
【0021】カチオン性アクリル系樹脂Cと造膜性を有
するアクリル系樹脂Fとの割合はこれに限定されない
が、重量比でおよそC/F=7/3〜2/8程度、とく
にC/F=5/5〜3/7程度であるのが好ましい。こ
の割合は、両アクリル系樹脂として上記のように水性エ
マルジョンの状態で供給されるものを使用する場合は、
水を除いた固形分同士の割合である。上記印刷受容層3
には、当該層に柔軟性を付与するとともに、基材に対す
る接着強度を向上するために、可塑剤を含有させてもよ
い。
【0022】可塑剤としては、上記の機能を有するとと
もに、均一な印刷受容層4を形成するために、上記カチ
オン性アクリル系樹脂や造膜性を有するアクリル系樹脂
などの結着樹脂との相溶性にすぐれたものが好適に使用
される。上記の各特性を満たす好適な可塑剤としては、
これに限定されないが、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、フタル酸などの二塩基性酸と、グリコール、
一価アルコールなどとのポリマーであるポリエステル系
の可塑剤、たとえばアジピン酸−プロピレングリコール
系ポリマー、アジピン酸−1,3−ブチレングリコール
系ポリマーなどがあげられる。その重量平均分子量は、
800〜10,000程度が適当である。
【0023】可塑剤の配合量は、カチオン性アクリル系
樹脂と造膜性を有するアクリル系樹脂の総量100重量
部に対しておよそ5〜80重量部程度、とくに5〜20
重量部程度、なかでも5〜10重量部程度であるのが好
ましい。印刷受容層3には、上記の各成分に加えてさら
に、種々の添加剤を含有させてもよい。添加剤として
は、たとえばインクの吸収性を高めるための吸水性多孔
質体の他、吸水性を有しない充填剤や、あるいは各種界
面活性剤、着色剤固定剤(耐水化剤)、消泡剤、酸化防
止剤、蛍光漂白剤、紫外線吸収剤、分散剤、粘度調整
剤、pH調整剤などがあげられる。
【0024】印刷受容層3は、上記の各成分を含む塗剤
を、たとえばブレードコータ、ロールコータ、エアーナ
イフコータ、バーコータ、ロッドコータ、ゲートロール
コータ、カーテンコータ、ショートドウェルコータ、グ
ラビアコータ、フレキソグラビアコータ、サイズプレス
などの各種塗布手段を用いた塗布方法によって基材上に
塗布し、乾燥させることで形成される。塗剤を形成する
ための溶剤としては、安全性や環境に及ぼす影響などを
考慮すると水性溶剤が好適である。水性溶剤としてはた
とえば水の他、水と水溶性有機溶剤との混合溶剤が使用
可能であるが、とくに取り扱いの容易さから水単独、ま
たは水とメタノール、エタノール、ブタノールなどの低
級アルコールとの混合溶剤を使用するのが好ましい。
【0025】水性溶剤の配合量は、塗剤を基材上に塗布
するために採用される塗布方法などに応じて、詳しくは
その方法に適した塗剤の粘度や塗剤の乾燥条件などに応
じて適宜、調整すればよい。基材上に塗布した塗剤を乾
燥させて印刷受容層4を形成するには、たとえば熱風乾
燥機や熱ドラムなどを用いて強制乾燥するか、あるいは
自然乾燥を行ってもよい。
【0026】また乾燥後に、印刷受容層3の表面の平滑
度および表面強度を高めるために、必要に応じて、マシ
ンカレンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダー、
ソフトカレンダーなどによるカレンダー処理ないしスー
パーカレンダー処理を行ってもよい。印刷受容層3の厚
みはおよそ2〜80μm程度、とくに5〜40μm程度
であることが好ましい。厚みがこの範囲未満では、印刷
の定着性および鮮明性が不十分になるおそれがある。一
方、厚みがこの範囲を超えた場合には、基材1がカール
しやすくなってその取り扱いが容易でなくなるととも
に、印刷受容層3の、表面基材2に対する密着性が低下
して、付け爪形状として湾曲状に成形する際などに剥離
を生じるおそれがある。
【0027】また印刷受容層3には、前記のホットメル
ト接着剤を5〜70重量%程度混合しておくことが好ま
しい。これによって、基材(A)と基材(B)がより均
一に強く接着される。印刷受容層3には、さらに必要に
応じて、シリカ、アルミナ等の無機系充填剤、ポリエチ
レン、ポリスチレン、ポリアクリレート等の有機系充填
剤、各種界面活性剤、着色剤固定剤(耐水化剤)、消泡
剤、酸化防止剤、蛍光漂白剤、紫外線吸収剤、分散剤、
粘度調整剤、pH調整剤、他の可塑剤等を添加してもよ
い。ただしインク受容層3においては、その透明性を低
下させない程度の範囲で、かかる各成分を添加するのが
好ましい。
【0028】以下に、本発明の付け爪用基材セット、お
よび付け爪の製造方法について説明する。本発明におけ
る前記基材(A)は、表面基材1aにホットメルト接着
剤を塗工したものである。この塗工は、ホットメルト接
着剤を溶融し、塗布することによって行われるが、公知
のアプリケーターを使用できる。溶融する方法として
は、加熱タンク法、加熱シリンダー法、サーモグリップ
法などを、また塗布機構としては、ノズル方式、スプレ
ー方式、ブレード方式などを適宜利用し、表面基材上に
固着する。
【0029】本発明における前記基材(B)の調製にお
いては、まず底面基材1aの表面に前記と同様にしてホ
ットメルト接着剤の同程度量を塗布する。次いで、その
上に印刷受容層3のコーティング液を塗布して乾燥させ
る。また、たとえば前記架橋型ポリビニルアルコール等
を使用する場合は、加熱乾燥を行って、あるいは乾燥後
に加熱して樹脂を架橋させて、三次元網目構造を形成す
ることにより、層に吸水性を付与する。
【0030】コーティング液は、溶剤に上記各成分を溶
解または分散させものであり、前記のように、ホットメ
ルト接着剤を適量、混合しておいてもよい。溶剤として
は、各種溶剤が使用可能であり、使用する成分に応じて
適宜選択使用できるが、取り扱いの容易さから、水また
は水と他の水性溶剤との混合物を使用するのが好まし
い。水性溶剤としては、たとえばメタノール、エタノー
ル、ブタノール等の低級アルコール等が使用可能であ
る。乾燥は、たとえば熱風乾燥機のほか熱ドラム等を用
いて強制乾燥してもよく、また前記の架橋、硬化反応等
を伴わない場合は自然乾燥してもよい。
【0031】次に、基材(B)に印刷像を形成するに
は、熱転写、PPC、ペンプロッタ、インクジェット等
の種々の印刷手段が適用可能である。たとえばインクジ
ェット方式を用いて印刷を行う場合、前記印刷受容層3
の表面にインクをインクジェット記録ヘッドのオリフィ
スから吐出させて記録を行う。このとき、オリフィスか
ら吐出されたインクは、印刷受容層3に到達する。イン
クは、底面基材1a上のホットメルト接着層2bとの界
面まで到達せずに印刷受容層3の内部に止まっている
が、印刷受容層3は、透明な層であるので、このインク
によって形成される印刷像は鮮明でぼやけることがな
い。とりわけ、底面基材として透明なもの、あるいは白
色系に着色したものを使用することにより、表面基材を
通して観たときの鮮明度が増強される。
【0032】また、本発明では印刷受容層3が透明であ
るため、印刷像を形成すべくオリフィスから注入される
インクは適量ないし少量でよく、したがって多量のイン
クを注入した場合のように、インクが表面基材1aの面
方向に滲んで繊細な像が得られないという問題がなくな
る。また、多量のインクを注入したとしても、印刷受容
層3は、そのインクを十分に吸収することができ、やは
りにじみのない繊細な像を形成することができる。
【0033】本発明において使用可能なインクは通常、
水溶性の着色剤を前記と同様な水および/または水性溶
剤に混合して得られる。上記印刷受容層3に、図4に示
したように色、図形、写真、文字等の付け爪用表示20
を複数、印刷表示させる。なお下段の表示20′は、具
体的表示を省略して便宜上外形のみ図示してある。ただ
し、前述したようにアニオン系着色剤を含む水性のイン
クを用いて、フルカラー印刷が容易でかつ低コストなイ
ンクジェット記録方式によって印刷表示を行うのが好ま
しい。
【0034】上記水性インクは一般に、水性溶剤中に、
アニオン系着色剤を配合することで製造される。水性溶
剤としては、塗剤の場合と同様に水の他、水と水溶性有
機溶剤との混合溶剤が使用可能であり、とくに取り扱い
の容易さから水単独、または水とメタノール、エタノー
ル、ブタノールなどの低級アルコールとの混合溶剤が好
適に使用される。
【0035】また、たとえば黒色のインクに用いられる
アニオン系着色剤としては、ニグロシン、C.I.ソル
ベントブラック3、C.I.ソルベントブラック5、
C.I.ソルベントブラック7、C.I.ソルベントブ
ラック22、C.I.ソルベントブラック23などの染
料があげられる。また、前述したフルカラー印刷用の各
色のインクに用いられるアニオン系着色剤としては、た
とえばC.I.ソルベントブルー11、C.I.ソルベ
ントブルー12、C.I.ソルベントブルー25、C.
I.ソルベントブルー36、C.I.ソルベントブルー
55、C.I.ソルベントブルー73などのシアン染
料;C.I.ソルベントレッド3、C.I.ソルベント
レッド8、C.I.ソルベントレッド24、C.I.ソ
ルベントレッド25、C.I.ソルベントレッド49、
C.I.ソルベントレッド81、C.I.ソルベントレ
ッド82、C.I.ソルベントレッド83、C.I.ソ
ルベントレッド84、C.I.ソルベントレッド10
9、C.I.ソルベントレッド121などのマゼンダ染
料;C.I.ソルベントイエロー2、C.I.ソルベン
トイエロー6、C.I.ソルベントイエロー14、C.
I.ソルベントイエロー15、C.I.ソルベントイエ
ロー19、C.I.ソルベントイエロー21、C.I.
ソルベントイエロー80などのイエロー染料などがあげ
られる。
【0036】着色剤の添加量は、インク総量に対して1
〜30重量%程度、とくに3〜12重量%程度が好まし
い。上記の水性インクを用いて印刷を行うインクジェッ
ト記録方式としては、ノズルから、水性インクの微小液
滴を、印刷データに応じて断続的に吐出させて、インク
受容層の表面に印刷を行う、いわゆるオン・ディマンド
式と、ノズルから連続的に放出される水性インクの微小
液滴に、印刷データに応じて選択的に電荷または磁場を
かけて、所定の液滴のみをインク受容層の表面に飛ばし
て印刷を行うコンティニュアス式とがあるが、本発明で
はこのいずれを使用してもよい。
【0037】またオン・ディマンド式のインクジェット
記録方式には、(1) プリンタヘッドのノズル内に設けた
ヒータでインクを加熱して微小な気泡を発生させること
によって、ノズルの先端から一定量のインクを吐出させ
る、いわゆるバブルジェット(登録商標)方式や、(2)
上記ノズルの一部を温度変化によって変形する部材で構
成して、当該部材をヒータで加熱して変形させることに
よって、同様にノズルの先端から一定量のインクを吐出
させる、いわゆるサーマルインクジェット方式、あるい
は(3) ピエゾ素子の変形を利用して、ノズルの先端から
一定量のインクを吐出させる、いわゆるマッハジェット
方式などがあるが、本発明ではこのいずれを採用しても
構わない。
【0038】次に、前記のとおり印刷表示された基材
(B)に前記基材(A)を熱接着する。この熱接着の方
法は、ホットメルト接着剤の溶融温度以上に加温しなが
ら圧縮できる熱圧縮機で常法どおり実施できる。たとえ
ば、消費電力100〜200W、速度300〜500m
/分の卓上型ラミネート機を使用できる。底面基材1b
の下面に、たとえば図3に示されるように、再剥離可能
な感圧性接着剤層5などを積層コートした上に、はく離
紙6を仮着することで、個々の付け爪に形成したあとで
何らかの接着手段を施すことの面倒さを予め解消するこ
とができる。接着層6の厚みはおよそ5〜50μm程
度、とくに15〜30μm程度であるのが好ましい。厚
みがこの範囲未満では、爪に対する十分な接着性が得ら
れないおそれがあり、逆にこの範囲を超えた場合には、
爪に対する違和感が生じるおそれがある。
【0039】別形態として、上記のような接着剤層やは
く離紙を設けずに、使用者ができ上がった付け爪をその
使用ごとに両面テープなどを用いて爪に貼付してもよ
い。本発明において、上記のとおり熱接着された付け爪
用基材(C)を、図5に示したように上下型30、3
0′を用いて成形することにより、図6に示したよう
に、前記付け爪用表示20、20′の形状に沿って、個
々の付け爪の湾曲形状21、21′が形成される。成形
は、基材(C)を加熱、軟化させて行ってもよいし、常
温のまま行ってもよい。
【0040】またこの成形と同時に、あるいは成形前後
の任意の時点で、付け爪用基材(C)に、図7に示した
ように個々の付け爪の湾曲形状21、21′に沿って基
材1から破断できるような、破断用の切込み22、2
2′を形成してもよい。この場合には、利用者が個々の
付け爪を分離し易くなるという利点がある。あるいは図
8に示したように基材1の一部を、個々の付け爪の湾曲
形状21、21′をつなぐ連結材10として残して、他
の部分を除去してもよい。また図示していないが、個々
の付け爪の湾曲形状21、21′を完全にばらばらに切
り離してもよい。これらの場合には、利用者が、付け爪
を直ちに使用できることになる。
【0041】上記付け爪の製造方法は、たとえば図9に
示すような製造装置Bを用いて実施される。かかる製造
装置Bの前面の操作部には、あらかじめ装置に用意され
た、任意の色、図形、写真、文字等の付け爪表示のため
の画像データを表示するとともに、付け爪の利用者が、
この画像データの中から選択した画像を装置に入力する
ためのポインティングデバイスB1と、選択した表示を
確認するためのディスプレイB2とが配置されている。
【0042】また製造装置Bの内部には、図示していな
いが、前述したように、前記基材(A)と印刷後の基材
(B)の接着工程、底面基材1bに接着層5が形成され
てはく離紙6が仮着される工程、および成形加工工程
[単に湾曲形状に成形する工程だけでなく、前述した破
断用の切込みを形成する工程や、連結材を残して他の部
分を除去する工程、あるいは個々の付け爪をばらばらに
切り離す工程を含んでもよい]の各工程を順次、自動的
に実施するための手段と、所定の大きさにカットされた
多数枚の基材(C)、あるいは多数枚分を1巻のロール
状に巻きつけた基材(C)を、上記各手段に順次、搬送
したのち、できあがった付け爪を製造装置Bの下部の取
出し口B3に排出する搬送手段とが配置されている。
【0043】かかる装置によれば付け爪の利用者は、希
望する色、図形、写真、文字等の付け爪用表示の画像を
選択してポインティングデバイスB1により入力し、そ
れをディスプレイB2上で確認、決定するだけで、自動
的に、できあがった付け爪を得ることができる。付け爪
のできあがりの状態は、上述した成形加工工程でどこま
で加工するかによって、(a) 単に湾曲形状に成形した状
態、(b) 湾曲形状に成形した周囲に破断用の切り込みを
形成した状態、(c) 連結材を残して他の部分を除去した
状態(d) 個々にばらばらに切り離した状態のいずれかで
あり、利用者は、上記(a)〜(c)の場合には個々の付け爪
を切り離したのち、また(d)の場合はそのまま、裏面の
はく離紙3をはがして、接着層2にて自身の爪の上に貼
り合わせればよい。この際、付け爪の基材1は、先に述
べたようにフィルムないしはシートからなるゆえ、その
可撓性を利用して個人の爪形状への接合対応が容易であ
る。
【0044】なお製造装置Bに、個々の利用者の爪形状
をCCDカメラ等で画像として取り込み、あらかじめ用
意された爪形状のデータとマッチングさせて、印刷形状
や成形形状を変更するような手段を組み込むことも可能
である。なお上記例の製造装置Bは、成形加工工程まで
を自動的に行うものであったが、成形以降の工程は、利
用者が、別個に用意した装置(図示せず)にセッティン
グして、任意に行うようにしてもよい。
【0045】
【実施例】実施例1 底面基材1bとして、厚み200μmのポリエチレンテ
レフタレート製フィルムの片面に、ホットメルト接着剤
(商品名:「ヒロダイン4009」、株式会社ヒロダイ
ン製)を110〜130℃で溶融し、3本ロールコータ
ーにより厚み5〜20μmになるように塗布した。
【0046】次に、ホットメルト接着剤を塗布した上
に、下記組成の塗剤を、バーコータを用いて塗布したの
ち、80〜130℃で熱風乾燥させて、厚み8〜30μ
mの印刷受容層を形成した。 〈成 分〉 〈重量部〉 * カチオン性アクリル系樹脂 10 [前出のダイセル化学工業(株)製の商品名セビアン3754、固形分濃度30 重量%のエマルション] * 自己架橋型のアクリル系樹脂 10 [前出の日本NSC(株)製のヨドゾールA−4100、固形分濃度60重量% のエマルション] * 合成シリカ 10 * 純水 70 次に、この印刷受容層の表面に、バブルジェット方式の
インクジェットプリンタ[キャノン(株)製のBJC4
20J]を用いて、印刷の解像度を360dpiに設定
して、水性インクによる印刷表示を行った[基材
(B)]。
【0047】使用した水性インクは、アニオン性染料
(スペシャルブラック7984、バイエル社製)を超純
水に溶解して、染料濃度が3重量%になるように調整し
たものである。一方、表面基材1aとして、厚み200
μmのポリエチレンテレフタレート製フィルムを用意
し、その片面にホットメルト接着剤(商品名:「ヒロダ
イン4009」、株式会社ヒロダイン製)を110〜1
30℃で溶融し、厚み5〜20μmになるように塗布し
た[基材(A)]。
【0048】上記のようにして得られた基材(A)と基
材(B)を、熱圧機(機種:ラミネックス東海製、「ラ
ミメイト160」)を用いて接着させて基材(C)を得
た。その結果、印刷像は鮮明で細部も繊細に表わされて
いた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における付け爪用基材セット、これらを
熱接着させること示す。
【図2】本付け爪用基材の拡大構成例である。
【図3】図3において、さらに接着層と再はく離紙を設
けた例を示す。
【図4】付け爪表示後の平面図である。
【図5】湾曲形状への成型断面図である。
【図6】成型後の断面図である。
【図7】付け爪の平面図である。
【図8】変更例の平面図である。
【図9】製造装置の斜視図である。
【符号の説明】
1a 表面基材 1b 底面基材 2a ホットメルト接着剤層 2b ホットメルト接着剤層 3 印刷受容層 4 表示画像 5 接着層 6 はく離紙 20、20′ 付け爪用表示 21、21′ 湾曲形状 22、22′ 破断用切込み 30、30′ 上下型 B 製造装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色、図形、文字等の付け爪用表示を複数施
    せる大きさのフィルムないしはシートであって透明な表
    面基材の背面にホットメルト接着剤層を形成させた基材
    (A)と、色、図形、文字等の付け爪用表示を複数施せ
    る大きさのフィルムないしはシートであって透明または
    着色の底面基材の正面にホットメルト接着剤層および透
    明な印刷受容層をこの順に積層した基材(B)とを有す
    る付け爪用基材セット。
  2. 【請求項2】前記基材(B)において、さらに印刷受容
    層にホットメルト接着剤を配合してなる請求項1記載の
    付け爪用基材セット。
  3. 【請求項3】前記表面基材および底面基材のガラス転移
    温度が45〜120℃である請求項1記載の付け爪用基
    材セット。
  4. 【請求項4】前記表面基材および底面基材の厚さが10
    0〜700μである請求項1記載の付け爪用基材セッ
    ト。
  5. 【請求項5】印刷受容層が吸水性樹脂の層である請求項
    1記載の付け爪用基材セット。
  6. 【請求項6】インクジェット印刷用である請求項1記載
    の付け爪用基材セット。
  7. 【請求項7】請求項1記載の印刷受容層に色、図形、文
    字等の付け爪用表示が形成されている基材(B)と基材
    (A)とが熱接着されているとともに、当該表示形状に
    沿って個々の付け爪形状として湾曲形成されていること
    を特徴とする付け爪。
  8. 【請求項8】個々の付け爪形状に沿って基材から破断で
    きるようにな破断用切り込み基材に形成されていること
    を特徴とする請求項7記載の付け爪。
  9. 【請求項9】付け爪表示がインクジェット方式で印刷さ
    れている請求項7記載の付け爪。
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