JP2001351743A - コネクタの支持構造 - Google Patents
コネクタの支持構造Info
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-
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- H01R13/741—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means
- H01R13/743—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means integral with the housing
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
に沿って変位することを許容しつつも、取付孔から脱落
することを防止する。 【解決手段】 雌コネクタ20は、フランジ25が取付
孔11の裏側の口縁に当たる一方、ホルダ22の左右両
面に設けられた上下一対ずつの縦弾性片50の当て板5
2が掛止部12に、横弾性片55の当て板56が補助掛
止部13に掛止して、パネル10に待ち受け状態で支持
される。相手の雄コネクタ30が嵌合される際、例えば
上方に芯ずれしていると、上側の縦弾性片50が撓み変
形して雌コネクタ20が上方に変位しつつ、両コネクタ
20,30が芯合わせされる。これに伴い、下側の縦弾
性片50の当て板52と掛止部12との引っ掛かり代a
が小さくなるが、補助掛止部13の下縁が、下側の支持
板51に設けられた被掛止溝58内に相対的に入り込ん
で、引っ掛かり代の減少が補償される。
Description
に対して待ち受け状態で支持する部分の構造に関する。
なすコネクタのうちの一方のコネクタをパネルに対して
待ち受け状態で装着し、これに相手のコネクタを嵌合す
るというものが知られている。この際、例えば相手のコ
ネクタが別部材に取り付けられていて、この別部材をパ
ネルに取り付けることを以て、相手のコネクタを待ち受
けコネクタに嵌合する場合などには、止むを得ず生ずる
取付上の誤差等によって、両コネクタを同芯に対応させ
て嵌合できない場合があり得る。
のような芯ずれを吸収して嵌合を図るべく支持されたも
のがある。具体的には、コネクタの外面に弾性片を設
け、このコネクタをパネルに形成された取付孔に挿入し
て弾性片を取付孔に係合させることにより、コネクタが
パネルに対して抜け止め状態で、かつパネルの板面方向
に沿って変位可能に支持される。そして、相手のコネク
タが芯ずれして嵌合されても、所定の弾性片を弾性変形
させて待ち受けコネクタ側を変位させつつ芯合わせし、
正規に嵌合させるというものである。なお、このような
待ち受けコネクタの支持構造は、例えば特開平8−33
0028号公報に記載されている。
構造のものでは、芯合わせのために一面に設けられた弾
性片を弾性変形させつつコネクタが片方に寄ったとする
と、それと反対側の面では、弾性片と取付孔の口縁との
間の引っ掛かり代がそれだけ小さくなり、相手のコネク
タからの押圧力を受けて引っ掛かりが外れ、待ち受けコ
ネクタが取付孔から脱落するおそれもあった。本発明は
上記のような事情に基づいて完成されたものであって、
その目的は、芯合わせを行うべくコネクタがパネルの板
面に沿って変位することを許容しつつも、取付孔から脱
落することを防止するところにある。
めの手段として、請求項1の発明は、パネルに開口され
た取付孔にはコネクタがクリアランスを持って挿入さ
れ、このコネクタの外面に前記取付孔と係合可能な弾性
片を設けることにより、このコネクタが挿入方向の後方
への抜け止め状に掛止され、かつ前記パネルの板面方向
に沿って変位可能に支持されたものにおいて、前記弾性
片は前記コネクタの所定の側面上に一対ずつが互いに離
れて設けられ、前記パネル側には前記一対の弾性片の間
に突出するようにして補助掛止部が設けられるととも
に、前記コネクタにおける前記各弾性片の配設位置付近
には前記補助掛止部に抜け止め状に掛止可能な被掛止部
が設けられており、一方の前記弾性片が弾性変形しつつ
前記コネクタが変位した場合に、他方の弾性片側の前記
被掛止部が、前記コネクタの変位量にほぼ比例した深さ
で前記補助掛止部に係合する構成としたところに特徴を
有する。
において、前記弾性片は前記コネクタの挿入方向の後方
を向いて延出した片持ち状に形成され、この弾性片の先
端部には、前記取付孔における前記挿入方向の向こう側
の口縁に当たる当て面が設けられているところに特徴を
有する。請求項3の発明は、請求項2に記載のものにお
いて、前記当て面の裏側には、前記弾性片の基端側に向
けて次第に背が低くなったリブが形成されているところ
に特徴を有する。
3に記載のものにおいて、前記当て面は、その突出端側
が次第に裏側に引っ込むようなテーパ面に形成されてい
るところに特徴を有する。請求項5の発明は、請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記
コネクタは、相手のコネクタとレバー操作を介して嵌合
されるコネクタハウジングと、これを収容したホルダと
から構成されており、前記弾性片が前記ホルダに設けら
れているところに特徴を有する。
行うために一対の弾性片のうちの一方の弾性片を弾性変
形させつつコネクタが片方に変位したとすると、他方の
弾性片の取付孔に対する引っ掛かり代が小さくなるが、
この他方の弾性片側の被掛止部が、コネクタの変位量に
ほぼ比例した深さで補助掛止部に係合することで引っ掛
かり代が確保される。すなわち、芯合わせを行うべくコ
ネクタがパネルの板面に沿って変位することを許容しつ
つも、コネクタが取付孔から脱落することを確実に防止
できる。
弾性片を弾性変形させつつパネルの取付孔に挿入され、
弾性片が復元してその先端部に設けられた当て面が、取
付孔における挿入方向の向こう側の口縁に当たることで
抜け止め状態に支持される。 <請求項3の発明>コネクタを取付孔に挿入すると、傾
斜状のリブが取付孔の口縁に摺接しつつ弾性片が弾性変
形し、一方、弾性片が復元して当て面が取付孔の口縁に
当てられたのち、当て面に押圧力が作用した場合にはリ
ブが当て面を補強する。リブが弾性片を弾性変形させる
場合のガイドと、当て面の補強材として機能する。
入されるに当たり、弾性片が弾性変形したのち元形に向
けて戻るとき、当て面の突出端の角がパネルの板面に引
っ掛かって戻れなくなるといった事態が避けられる。ま
た、コネクタを変位させるべく弾性片が弾性変形した場
合に、当て面が取付孔の口縁にべた当たりし、より強い
掛止力を得ることができる。<請求項5の発明>コネク
タが、ホルダ内にレバー嵌合式のコネクタハウジングを
収容したタイプのものにも適用できる。
ないし図9に基づいて説明する。この実施形態では、図
1に示すように、パネル10に対して雌側のコネクタ2
0が待ち受け状態で支持され、この雌コネクタ20に対
して相手の雄側のコネクタ30がレバー40により操作
力を助勢されて嵌合されるようになっている。なお以下
では、雌雄のコネクタ20,30のそれぞれの嵌合面側
を前面として説明する。
に、横長の扁平なブロック状をなすコネクタハウジング
21(以下、単に雌ハウジングという)と、この雌ハウ
ジング21を収容する角筒形のホルダ22とから構成さ
れている。雌ハウジング21は左右方向において3つの
領域に分けられており、それぞれにキャビティ23が整
列して形成され、各キャビティ23内に雌側端子金具
(図示せず)が後方から挿入されて収容されている。こ
の雌ハウジング21はホルダ22内に摺動可能に嵌合さ
れ、詳しくは図示しないが、大部分がホルダ22の前縁
から突出した前進位置(図2参照)と、ホルダ22内に
収容された後退位置(図9参照)とでそれぞれ保持され
るようになっている。
うに、基板32の前面側にフード部33の形成された雄
側のコネクタハウジング31(以下、単に雄ハウジング
という)を有しており、この雄ハウジング31のフード
部33内に雌コネクタ20の雌ハウジング21が嵌合可
能され、フード部33の外側にホルダ22が嵌合される
ようになっている。雄ハウジング31には、基板32を
貫通して雄側端子金具34が装着され、それぞれの先端
が、相手の雌ハウジング21のキャビティ23と対応す
る位置においてフード部33内に突出している。
レバー40が装備されている。このレバー40は、一端
側に所定の曲線状のカム溝41が形成され、上下で点対
称をなす姿勢で軸42により回動可能に支持されてお
り、他端の連結ピン43がホルダ22の連結溝44に嵌
められて連結されている。雌ハウジング21が上記した
前進位置に保持されているときには、両レバー40のカ
ム溝41の入口41Aが前方に向けて開口している。一
方、雄ハウジング31の上下両面には、各レバー40の
カム溝41に嵌合可能なフォロワピン46が立てられて
いる。
に対して雄ハウジング31を嵌合させると、上下のフォ
ロワピン46が対応するレバー40のカム溝41の入口
41Aに臨み、引き続いて、雄ハウジング31を押し込
むと、レバー40を回動させつつ雌ハウジング21がホ
ルダ22内に押し込まれることに伴って、カム溝41と
フォロワピン46との間のてこ作用により雄ハウジング
31が雌ハウジング21側に引き込まれ、雌ハウジング
21が後退位置まで押し込まれたときに、両コネクタ2
0,30が正規に嵌合されるようになっている。
0に対して待ち受け状態で支持する部分の構造を説明す
る。パネル10には、雌コネクタ20を後方から挿入可
能な取付孔11が開口されている。雌コネクタ20にお
けるホルダ22の左右の側面の後縁側には、フランジ2
5が張り出し形成され、このフランジ25が取付孔11
の裏面側における左右の口縁に突き当たることで、雌コ
ネクタ20の挿入が停止されるようになっている。取付
孔11の四隅では、図4にも示すように、その上下両縁
の対応間隔が少し狭められており、それらの内方の所定
幅の部分がさらに対応間隔が狭められるように突出し、
4箇所に掛止部12が形成されている。また、取付孔1
1の左右の側縁における中央高さ位置からは、所定幅の
補助掛止部13が、上記の掛止部12の位置まで張り出
して形成されている。
つの縦弾性片50と、1本ずつの横弾性片55とが設け
られている。詳細には、ホルダ22の左右の側面の上下
両端部付近に、一対の支持板51が突設され、各支持板
51の外面側に、上記した縦弾性片50が、前縁側から
後方に向けて延出して形成され、先端側が支持板51に
接離する方向に撓み変形可能となっている。各縦弾性片
50の先端側の外面には、上記した取付孔11の掛止部
12の表面に当接可能な当て板52が全幅に形成されて
いる。この当て板52の裏面側の幅方向の中央部から
は、縦弾性片50の基端に寄った位置に向けて、次第に
背が低くなったリブ53が形成されている。
下一対の支持板51の間の位置には、横弾性片55が、
同じく前縁側から後方に向けて延出して形成され、先端
側がホルダ22の側面に接離する方向に撓み変形可能と
なっている。各横弾性片55の先端側の外面には、上記
した取付孔11の補助掛止部13の表面に当接可能な当
て板56が全幅に形成されている。また、この当て板5
6の裏面側の幅方向の中央部からは、同じく横弾性片5
5の基端に寄った位置に向けて、次第に背が低くなった
リブ57が形成されている。
の取付孔11内に後方から挿入されると、左右一対ずつ
の縦弾性片50のリブ53が対応する掛止部12の突出
端に当接して各縦弾性片50が撓み変形し、また左右1
個ずつの横弾性片55のリブ57が対応する補助掛止部
13の突出端に当接して両横弾性片55が撓み変形しつ
つ押し込まれる。そして、ホルダ22のフランジ25が
取付孔11の裏側の口縁に当たったところで縦弾性片5
0の当て板52が掛止部12を通過して、縦弾性片50
が復元変形しつつ当て板52が掛止部12の表面に掛止
し、また、横弾性片55の当て板56が補助掛止部13
を通過して、横弾性片55が復元変形しつつ当て板56
が補助掛止部13の表面に掛止する。これにより、雌コ
ネクタ20はパネル10に対して前後に抜け止め状態
で、かつ縦弾性片50と横弾性片55を弾性変形させつ
つ、取付孔11内でパネル10の板面に沿って変位可能
に支持される。なお、縦弾性片50の当て板52の当て
面52Aと、横弾性片55の当て板56の当て面56A
とは、突出端側が次第に裏側に引っ込むようなテーパ面
に形成されている。
上下の支持板51は、図7に示すように、雌コネクタ2
0が初めにパネル10に支持された場合に、補助掛止部
13の上または下の端縁のごく近傍まで達する厚みを有
している。そして、上下の支持板51における互いに対
向した面の後端では、パネル10の厚さにほぼ等しい幅
を持った被掛止溝58が切り込み形成されている。この
被掛止溝58の深さは、縦弾性片50の最大撓み変形量
にほぼ等しくされている。
続いてその作用を説明する。まず図2及び図3に示すよ
うに、雌コネクタ20側では、ホルダ22内に雌ハウジ
ング21が前進位置に収容される。そして、この雌コネ
クタ20が、図2の矢線に示すように、パネル10の取
付孔11内に裏面側から挿入されると、既述したよう
に、左右一対ずつの縦弾性片50が対応する掛止部12
の突出端に当接して撓み変形し、また左右1個ずつの横
弾性片55が対応する補助掛止部13の突出端に当接し
て撓み変形しつつ押し込まれ、フランジ25が取付孔1
1の裏側の口縁に当たったところで、図5ないし図7に
示すように、縦弾性片50が復元変形しつつその当て板
52が掛止部12の表面に掛止し、また横弾性片55が
復元変形しつつその当て板56が補助掛止部13の表面
に掛止し、雌コネクタ20はパネル10に対して前後に
抜け止め状態で、かつパネル10の板面に沿って弾性的
な変位可能に支持される。
次第に背が低くなったリブ53,57が形成されてい
て、このリブ53,57が背の低い側から掛止部12ま
たは補助掛止部13の突出縁に摺動されることで、縦弾
性片50と横弾性片55の撓み変形がスムーズに行われ
る。すなわち、リブ53,57が弾性片50,55を撓
み変形させる場合のガイドとして機能し、また当て板5
2,56を補強する機能も併せて発揮する。また、縦弾
性片50の当て板52の当て面52Aと、横弾性片55
の当て板56の当て面56Aとは、ともに突出端側が次
第に裏側に引っ込むようなテーパ面とされているから、
当て板52,56が掛止部12または補助掛止部13を
通過して弾性片50,55が復元変形する場合に、当て
面52A,56Aの突出縁が掛止部12や補助掛止部1
3の板面に引っ掛かることが回避され、すなわち弾性片
50,55の戻り動作もスムーズに行われる。
0が待ち受け状態で支持されたら、図6の矢線に示すよ
うに、雌コネクタ20の前方から相手の雄コネクタ30
が嵌合される。この場合、雌雄のコネクタ20,30が
芯ずれしていることがあり得る。例えば図7に示すよう
に、雄コネクタ30の軸心Xが雌コネクタ20の軸心Y
よりも上方にずれていると、雄ハウジング31のフード
部33と雌ハウジング21の先端同士が突き合わされた
ところで、図8に示すように、上下一対の縦弾性片50
のうちの上側の縦弾性片50が撓み変形して雌コネクタ
20が上方に変位し、両コネクタ20,30が芯合わせ
される。
ことに伴い、下側の縦弾性片50では、その先端が掛止
部12の突出端から浮いた状態となり、下側の縦弾性片
50の当て板52と掛止部12との引っ掛かり代が小さ
くなるが(図8の符号a参照)、補助掛止部13の下縁
が下側の被掛止溝58内に相対的に入り込んで、上記し
た下側の縦弾性片50の当て板52と掛止部12との引
っ掛かり代の減少を補償することになる。
態から、引き続いて雄コネクタ30が押し込まれると、
雄ハウジング31の上下のフォロワピン46が対応する
レバー40のカム溝41の入口41Aに臨み、レバー4
0を回動させつつ雌ハウジング21がホルダ22内に押
し込まれることによって、カム溝41とフォロワピン4
6との間のてこ作用により雄ハウジング31が雌ハウジ
ング21側に引き込まれ、両コネクタ20,30が正規
に嵌合される。この間、雌コネクタ20は雄コネクタ3
0側から押圧力を受けるが、引っ掛かり代が補償されて
いるから、雄コネクタ30が取付孔11から抜けてしま
うといったことはない。また縦弾性片50の当て板52
の当て面52Aがテーパ面とされていることは、撓み変
形した場合に、掛止部12にべた当たりした状態とな
り、大きな掛止力を得ることができる。
心Xが雌コネクタ20の軸心Yよりも下方にずれていた
場合は、下側の縦弾性片50が撓み変形して雌コネクタ
20が下方に変位しつつ、両コネクタ20,30が芯合
わせされる。このとき、上側の縦弾性片50の当て板5
2と掛止部12との引っ掛かり代が小さくなるが、補助
掛止部13の上縁が上側の被掛止溝58内に入り込ん
で、同様に上側の縦弾性片50の当て板52と掛止部1
2との引っ掛かり代の減少が補償される。
タ20の軸心Yとが左右方向にずれていた場合は、左側
または右側の横弾性片55が撓み変形して雌コネクタ2
0が同方向に変位し、両コネクタ20,30が芯合わせ
される。このとき、変位方向と反対側の横弾性片55の
当て板56と補助掛止部13との引っ掛かり代が小さく
なるが、横弾性片55の上下2箇所で縦弾性片50によ
り掛止がなされているから、横弾性片55の場合はその
引っ掛かり代が減少したとしてもさほどの影響はない。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態において、横弾性片側についても引
っ掛かり代の補償を行う構造としてもよい。 (2)待ち受け側のコネクタが雄コネクタである場合に
も、同様に適用することが可能である。 (3)また、嵌合操作力の助勢をレバーに委ねない通常
のコネクタにも適用可能である。
面図
図
Claims (5)
- 【請求項1】 パネルに開口された取付孔にはコネクタ
がクリアランスを持って挿入され、このコネクタの外面
に前記取付孔と係合可能な弾性片を設けることにより、
このコネクタが挿入方向の後方への抜け止め状に掛止さ
れ、かつ前記パネルの板面方向に沿って変位可能に支持
されたものにおいて、 前記弾性片は前記コネクタの所定の側面上に一対ずつが
互いに離れて設けられ、前記パネル側には前記一対の弾
性片の間に突出するようにして補助掛止部が設けられる
とともに、前記コネクタにおける前記各弾性片の配設位
置付近には前記補助掛止部に抜け止め状に掛止可能な被
掛止部が設けられており、一方の前記弾性片が弾性変形
しつつ前記コネクタが変位した場合に、他方の弾性片側
の前記被掛止部が、前記コネクタの変位量にほぼ比例し
た深さで前記補助掛止部に係合する構成としたことを特
徴とするコネクタの支持構造。 - 【請求項2】 前記弾性片は前記コネクタの挿入方向の
後方を向いて延出した片持ち状に形成され、この弾性片
の先端部には、前記取付孔における前記挿入方向の向こ
う側の口縁に当たる当て面が設けられていることを特徴
とする請求項1記載のコネクタの支持構造。 - 【請求項3】 前記当て面の裏側には、前記弾性片の基
端側に向けて次第に背が低くなったリブが形成されてい
ることを特徴とする請求項2記載のコネクタの支持構
造。 - 【請求項4】 前記当て面は、その突出端側が次第に裏
側に引っ込むようなテーパ面に形成されていることを特
徴とする請求項2または請求項3記載のコネクタの支持
構造。 - 【請求項5】 前記コネクタは、相手のコネクタとレバ
ー操作を介して嵌合されるコネクタハウジングと、これ
を収容したホルダとから構成されており、前記弾性片が
前記ホルダに設けられていることを特徴とする請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載のコネクタの支持構
造。
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