JP3353809B2 - 可動コネクタ - Google Patents
可動コネクタInfo
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- JP3353809B2 JP3353809B2 JP32991596A JP32991596A JP3353809B2 JP 3353809 B2 JP3353809 B2 JP 3353809B2 JP 32991596 A JP32991596 A JP 32991596A JP 32991596 A JP32991596 A JP 32991596A JP 3353809 B2 JP3353809 B2 JP 3353809B2
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- Japan
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- panel
- hole
- movable
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
- H01R13/74—Means for mounting coupling parts in openings of a panel
- H01R13/741—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means
- H01R13/743—Means for mounting coupling parts in openings of a panel using snap fastening means integral with the housing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
- H01R13/6315—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only allowing relative movement between coupling parts, e.g. floating connection
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体等のパネルの
穴に取付ける調芯機構を備えた可動コネクタに関し、そ
の可動ロックアームとパネル穴との係合が解除して不意
にロックが外れても脱落しないように改良したものであ
る。
穴に取付ける調芯機構を備えた可動コネクタに関し、そ
の可動ロックアームとパネル穴との係合が解除して不意
にロックが外れても脱落しないように改良したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の調芯機構を備えた可動コネ
クタのパネル穴に対する取付構造を示す。即ち、1はコ
ネクタホルダであり、二点鎖線で示される複数のコネク
タCが収容保持されている。コネクタホルダ1は合成樹
脂または軽金属製の浅底の箱体であり、その底壁11か
らフランジ12が周設され、該フランジの裏面両側から
それぞれ可動ロックアーム2,2′が突設されている。
各可動ロックアーム2,2′はフランジ12から湾曲形
成された取付基部21を介して前方にのび、先端にフッ
ク状の係止部22を設けて構成され、湾曲した取付基部
21およびアーム部分が可撓弾性を有して形成される。
また、コネクタホルダ1の中央部には、コネクタC群を
相手方コネクタ(図示せず)に誘導嵌合するためのガイ
ドロッド13が突設されており、該フレームの先端には
案内テーパ14が設けられている。
クタのパネル穴に対する取付構造を示す。即ち、1はコ
ネクタホルダであり、二点鎖線で示される複数のコネク
タCが収容保持されている。コネクタホルダ1は合成樹
脂または軽金属製の浅底の箱体であり、その底壁11か
らフランジ12が周設され、該フランジの裏面両側から
それぞれ可動ロックアーム2,2′が突設されている。
各可動ロックアーム2,2′はフランジ12から湾曲形
成された取付基部21を介して前方にのび、先端にフッ
ク状の係止部22を設けて構成され、湾曲した取付基部
21およびアーム部分が可撓弾性を有して形成される。
また、コネクタホルダ1の中央部には、コネクタC群を
相手方コネクタ(図示せず)に誘導嵌合するためのガイ
ドロッド13が突設されており、該フレームの先端には
案内テーパ14が設けられている。
【0003】コネクタホルダ1を車体等のパネル3のパ
ネル穴31に差し込むと、各可動ロックアーム2,2′
が一旦コネクタホルダ1側に弾性的に撓み、先端の係止
部22がパネル穴31を抜け出ると同時に可動ロックア
ーム2が弾性復帰する。これにより、係止部22がパネ
ル前面3aでパネル穴31の縁部に係合し、後部のフラ
ンジ12がパネル背面3bに衝合するから、コネクタホ
ルダ1はパネル穴31にロックされ、前後への抜け出し
が阻止される。
ネル穴31に差し込むと、各可動ロックアーム2,2′
が一旦コネクタホルダ1側に弾性的に撓み、先端の係止
部22がパネル穴31を抜け出ると同時に可動ロックア
ーム2が弾性復帰する。これにより、係止部22がパネ
ル前面3aでパネル穴31の縁部に係合し、後部のフラ
ンジ12がパネル背面3bに衝合するから、コネクタホ
ルダ1はパネル穴31にロックされ、前後への抜け出し
が阻止される。
【0004】コネクタホルダ1のロック過程およびロッ
ク状態において、該ホルダは可動ロックアーム2,2′
の撓みによりパネル穴31内で矢線YまたはY′方向に
移動可能である。また、図示は省略するが、コネクタホ
ルダ1は同様の構造により矢線YまたはY′方向と直交
する方向にも、即ちX−Y方向に移動可能である。従っ
て、コネクタC群は、パネル3の前面3a側に予めセッ
トされる前記相手方コネクタと多少の芯ずれがあって
も、コネクタホルダ1をパネル穴31に差し込むだけ
で、前記案内テーパ14を有するガイドロッド13およ
び弾性変位する可動ロックアーム2,2′の作用により
位置が自動的に矯正され、簡単に嵌合およびロックする
ことができる。
ク状態において、該ホルダは可動ロックアーム2,2′
の撓みによりパネル穴31内で矢線YまたはY′方向に
移動可能である。また、図示は省略するが、コネクタホ
ルダ1は同様の構造により矢線YまたはY′方向と直交
する方向にも、即ちX−Y方向に移動可能である。従っ
て、コネクタC群は、パネル3の前面3a側に予めセッ
トされる前記相手方コネクタと多少の芯ずれがあって
も、コネクタホルダ1をパネル穴31に差し込むだけ
で、前記案内テーパ14を有するガイドロッド13およ
び弾性変位する可動ロックアーム2,2′の作用により
位置が自動的に矯正され、簡単に嵌合およびロックする
ことができる。
【0005】しかし、コネクタホルダ1が図5に示すよ
うに片側(例えばY′方向)に大きく移動すると、反対
側(Y方向)の可動ロックアーム2の係止部22とパネ
ル穴31との係合,ロックが外れてしまい、コネクタホ
ルダ1がパネル3から矢線Pのように脱落するというお
それがあった。コネクタホルダ1のこのような片側への
大きな移動は、相手方コネクタとの芯ずれが大きな場合
は別としても、該ホルダのパネル穴31への取付けの際
や前記コネクタCの接続電線(図示せず)に外力により
引張力が作用した場合等に起こり得る。
うに片側(例えばY′方向)に大きく移動すると、反対
側(Y方向)の可動ロックアーム2の係止部22とパネ
ル穴31との係合,ロックが外れてしまい、コネクタホ
ルダ1がパネル3から矢線Pのように脱落するというお
それがあった。コネクタホルダ1のこのような片側への
大きな移動は、相手方コネクタとの芯ずれが大きな場合
は別としても、該ホルダのパネル穴31への取付けの際
や前記コネクタCの接続電線(図示せず)に外力により
引張力が作用した場合等に起こり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みてなされたものであり、コネクタを車体パネル
等のパネル穴に取付ける際および取付けた後に、その可
動ロックアームとパネル穴との係合が解除して不意にロ
ックが外れてもパネルから脱落するおそれがなく、安全
でしかも取付けが容易な可動コネクタを提供することを
課題とする。本明細書において、コネクタとは、以下特
定した場合を除き、コネクタそのもの、該コネクタを収
容保持するためのコネクタホルダ、または該コネクタを
収容保持した状態のコネクタホルダをいうものとする。
点に鑑みてなされたものであり、コネクタを車体パネル
等のパネル穴に取付ける際および取付けた後に、その可
動ロックアームとパネル穴との係合が解除して不意にロ
ックが外れてもパネルから脱落するおそれがなく、安全
でしかも取付けが容易な可動コネクタを提供することを
課題とする。本明細書において、コネクタとは、以下特
定した場合を除き、コネクタそのもの、該コネクタを収
容保持するためのコネクタホルダ、または該コネクタを
収容保持した状態のコネクタホルダをいうものとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は請求項1に記載のように、コネクタの外周
部にそれぞれ取付基部を介して先端に係止部を有する複
数の可動ロックアームを設け、該コネクタを車体パネル
等のパネル穴に差し込んで前記係止部をパネル穴の縁部
に係合させ、前記可動ロックアームの弾性変位によりコ
ネクタをパネル穴に移動可能に取り付ける可動コネクタ
において、前記コネクタに可動ロックアームの外側に位
置してピンの先端に係止頭部を有する固定ロック部材を
設けると共に、前記パネルにロック部材挿通孔を設け、
前記コネクタがパネル穴内でいずれか一方に移動して、
その移動方向と反対側の可動ロックアームとパネル穴と
の係合が外れる係合解除位置に接近または達したとき
に、前記固定ロック部材の係止頭部の底面が前記ロック
部材挿通孔の孔縁と係合して再ロックされる構造を採用
した。
め、本発明は請求項1に記載のように、コネクタの外周
部にそれぞれ取付基部を介して先端に係止部を有する複
数の可動ロックアームを設け、該コネクタを車体パネル
等のパネル穴に差し込んで前記係止部をパネル穴の縁部
に係合させ、前記可動ロックアームの弾性変位によりコ
ネクタをパネル穴に移動可能に取り付ける可動コネクタ
において、前記コネクタに可動ロックアームの外側に位
置してピンの先端に係止頭部を有する固定ロック部材を
設けると共に、前記パネルにロック部材挿通孔を設け、
前記コネクタがパネル穴内でいずれか一方に移動して、
その移動方向と反対側の可動ロックアームとパネル穴と
の係合が外れる係合解除位置に接近または達したとき
に、前記固定ロック部材の係止頭部の底面が前記ロック
部材挿通孔の孔縁と係合して再ロックされる構造を採用
した。
【0008】請求項1の発明によれば、パネルにはコネ
クタの固定ロック部材に対するロック部材挿通孔が設け
られている。従って、コネクタをパネル穴に差し込むこ
とにより、可動ロックアームの係止部がパネル穴の縁部
に係合し、従来と同様にロックされ、取付けは容易であ
る。また、固定ロック部材はコネクタの可動ロックアー
ムの外側に位置して設けられ、ピンの先端に係止頭部を
有する構成である。従って、コネクタがパネル穴内でい
ずれか一方に移動して、その移動方向と反対側の可動ロ
ックアームとパネル穴との係合が外れる係合解除位置に
接近または達したときに、前記固定ロック部材の係止頭
部の底面が前記ロック部材挿通孔の孔縁と係合して再ロ
ックされるから、コネクタのロックが不意に外れ、パネ
ルから脱落するおそれがなく、安全である。
クタの固定ロック部材に対するロック部材挿通孔が設け
られている。従って、コネクタをパネル穴に差し込むこ
とにより、可動ロックアームの係止部がパネル穴の縁部
に係合し、従来と同様にロックされ、取付けは容易であ
る。また、固定ロック部材はコネクタの可動ロックアー
ムの外側に位置して設けられ、ピンの先端に係止頭部を
有する構成である。従って、コネクタがパネル穴内でい
ずれか一方に移動して、その移動方向と反対側の可動ロ
ックアームとパネル穴との係合が外れる係合解除位置に
接近または達したときに、前記固定ロック部材の係止頭
部の底面が前記ロック部材挿通孔の孔縁と係合して再ロ
ックされるから、コネクタのロックが不意に外れ、パネ
ルから脱落するおそれがなく、安全である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一具体例について説明する。なお、従来例と
同様の構成部材については説明の重複を避けるため同一
の符号を用いている。図1において、コネクタホルダ1
は底壁11の中央部に先端に案内テーパ14を有するガ
イドロッド13を備え、フランジ12′の両側下面から
湾曲形状の取付基部21を介して前方にのびる可動ロッ
クアーム2,2′が突設されており、該アームの先端に
フック状の係止部22が形成された構成を有する。そし
て、コネクタホルダ1をパネル3のパネル穴31に差し
込むと、パネル穴31の前面3aで係止部22がパネル
穴31の縁部に係合し、後部のフランジ12′がパネル
背面3bに衝合して、コネクタホルダ1がパネル穴31
にロックされると共に、可動ロックアーム2,2′の弾
性変位により矢線Y,Y′方向(およびこれと直交する
方向)に移動可能である。
施の形態の一具体例について説明する。なお、従来例と
同様の構成部材については説明の重複を避けるため同一
の符号を用いている。図1において、コネクタホルダ1
は底壁11の中央部に先端に案内テーパ14を有するガ
イドロッド13を備え、フランジ12′の両側下面から
湾曲形状の取付基部21を介して前方にのびる可動ロッ
クアーム2,2′が突設されており、該アームの先端に
フック状の係止部22が形成された構成を有する。そし
て、コネクタホルダ1をパネル3のパネル穴31に差し
込むと、パネル穴31の前面3aで係止部22がパネル
穴31の縁部に係合し、後部のフランジ12′がパネル
背面3bに衝合して、コネクタホルダ1がパネル穴31
にロックされると共に、可動ロックアーム2,2′の弾
性変位により矢線Y,Y′方向(およびこれと直交する
方向)に移動可能である。
【0010】以上は従来例と同様であるが、本発明にお
いては、フランジ12′が従来のフランジ12よりも一
回り大きく形成され、その延設部分に上記可動ロックア
ーム2,2′の外側に位置して、それぞれ図2にも示さ
れるように、ピン41の先端に係止頭部42を有する固
定ロック部材4,4′が突設されている。そして、上記
パネル3には各固定ロック部材4,4′に対応してロッ
ク部材挿通孔5,5′が設けられている。
いては、フランジ12′が従来のフランジ12よりも一
回り大きく形成され、その延設部分に上記可動ロックア
ーム2,2′の外側に位置して、それぞれ図2にも示さ
れるように、ピン41の先端に係止頭部42を有する固
定ロック部材4,4′が突設されている。そして、上記
パネル3には各固定ロック部材4,4′に対応してロッ
ク部材挿通孔5,5′が設けられている。
【0011】固定ロック部材4,4′は、係止頭部42
の底面42aの口径Dに比べてピン41の直径dを十分
小さく形成して、コネクタホルダ1が前記Y−Y′方向
に移動するときピン41が追随してロック部材挿通孔
5,5′内を移動できるようにする。また、係止頭部4
2は実施例では円錐形状に形成してあるが、これに限定
されず、上部周縁にテーパを付した円盤状やボタン状で
もよく、要はロック部材挿通孔5,5′に挿入し易いよ
うに上部が先細に形成され、下部には後述するようにロ
ック部材挿通孔5,5′に対する掛り代となる底面42
aを有する形状であればよい。
の底面42aの口径Dに比べてピン41の直径dを十分
小さく形成して、コネクタホルダ1が前記Y−Y′方向
に移動するときピン41が追随してロック部材挿通孔
5,5′内を移動できるようにする。また、係止頭部4
2は実施例では円錐形状に形成してあるが、これに限定
されず、上部周縁にテーパを付した円盤状やボタン状で
もよく、要はロック部材挿通孔5,5′に挿入し易いよ
うに上部が先細に形成され、下部には後述するようにロ
ック部材挿通孔5,5′に対する掛り代となる底面42
aを有する形状であればよい。
【0012】上記構成によれば、図3に示すように、コ
ネクタホルダ1が図5の場合と同様にY′方向に移動し
て、反対側の可動ロックアーム2の係止部22とパネル
穴31との係合が解除してロックが外れても、両側の固
定ロック部材4,4′の係止頭部42の底面42aがロ
ック部材挿通孔5の孔縁に係合して再ロックされる。従
って、図5に示す従来例のように、コネクタホルダ1が
パネル3から脱落する心配は全くなくなる。
ネクタホルダ1が図5の場合と同様にY′方向に移動し
て、反対側の可動ロックアーム2の係止部22とパネル
穴31との係合が解除してロックが外れても、両側の固
定ロック部材4,4′の係止頭部42の底面42aがロ
ック部材挿通孔5の孔縁に係合して再ロックされる。従
って、図5に示す従来例のように、コネクタホルダ1が
パネル3から脱落する心配は全くなくなる。
【0013】係止頭部42の底面42a、即ちロック部
材挿通孔5の孔縁に対する掛り代は、可動ロックアーム
2の係止部22(またはコネクタホルダ1)が図3のよ
うに片側にLだけ移動してパネル穴31との係合,ロッ
クが解除される時点で上記ロック部材挿通孔5の孔縁に
係合していればよいが、好ましくは片側にL/2だけ移
動したときに係合が開始する寸法とする。
材挿通孔5の孔縁に対する掛り代は、可動ロックアーム
2の係止部22(またはコネクタホルダ1)が図3のよ
うに片側にLだけ移動してパネル穴31との係合,ロッ
クが解除される時点で上記ロック部材挿通孔5の孔縁に
係合していればよいが、好ましくは片側にL/2だけ移
動したときに係合が開始する寸法とする。
【0014】以上の実施例ではコネクタCを収容保持す
るコネクタホルダ1に可動ロックアーム2,2′と共に
固定ロック部材4,4′を設けた例について説明した
が、コネクタC自体に直接可動ロックアーム2と固定ロ
ック部材4を設けてもよい。かかる構成によりコネクタ
単独、コネクタを収容保持するためのコネクタホルダ、
コネクタを収容保持したコネクタホルダが可動コネクタ
として同様の作用および効果が得られる。また、可動ロ
ックアーム2,2′とこれに対応する固定ロック部材
4,4′の本数はコネクタホルダ1の相対向する側壁の
外部に位置するようにそれぞれ2本ずつ設けた例につい
て説明したが、コネクタホルダ1の外形が円筒形状の場
合にはその軸を中心として3本または4本を円陣状に設
ければよく、要は上記パネル穴31内で前記Y−Y′方
向に移動可能に安定してロックできるように複数本選べ
ばよい。
るコネクタホルダ1に可動ロックアーム2,2′と共に
固定ロック部材4,4′を設けた例について説明した
が、コネクタC自体に直接可動ロックアーム2と固定ロ
ック部材4を設けてもよい。かかる構成によりコネクタ
単独、コネクタを収容保持するためのコネクタホルダ、
コネクタを収容保持したコネクタホルダが可動コネクタ
として同様の作用および効果が得られる。また、可動ロ
ックアーム2,2′とこれに対応する固定ロック部材
4,4′の本数はコネクタホルダ1の相対向する側壁の
外部に位置するようにそれぞれ2本ずつ設けた例につい
て説明したが、コネクタホルダ1の外形が円筒形状の場
合にはその軸を中心として3本または4本を円陣状に設
ければよく、要は上記パネル穴31内で前記Y−Y′方
向に移動可能に安定してロックできるように複数本選べ
ばよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可動コネ
クタは、コネクタの外周部にパネル穴と係合する可動ロ
ックアームとは別にピンの先端に係止頭部を有する固定
ロック部材を設けると共に、パネルに対してロック部材
挿通孔を設けて、コネクタがパネル穴内でいずれか一方
に移動して、その移動方向と反対側の可動ロックアーム
とパネル穴との係合が外れる係合解除位置に接近または
達したときに、前記固定ロック部材の係止頭部の底面が
前記ロック部材挿通孔の孔縁と係合して再ロックされる
ようにしたから、可動ロックアームによるロックが解除
してもコネクタがパネルから脱落することがなく、安全
であり、コネクタのパネル穴に対する取付け作業も簡単
である。
クタは、コネクタの外周部にパネル穴と係合する可動ロ
ックアームとは別にピンの先端に係止頭部を有する固定
ロック部材を設けると共に、パネルに対してロック部材
挿通孔を設けて、コネクタがパネル穴内でいずれか一方
に移動して、その移動方向と反対側の可動ロックアーム
とパネル穴との係合が外れる係合解除位置に接近または
達したときに、前記固定ロック部材の係止頭部の底面が
前記ロック部材挿通孔の孔縁と係合して再ロックされる
ようにしたから、可動ロックアームによるロックが解除
してもコネクタがパネルから脱落することがなく、安全
であり、コネクタのパネル穴に対する取付け作業も簡単
である。
【図1】本発明の1実施例を示す可動コネクタの取付状
態の断面図である。
態の断面図である。
【図2】図1の固定ロック部材の部分の拡大斜視図であ
る。
る。
【図3】図1の作用状態を示す断面図である。
【図4】従来の可動コネクタの取付状態の断面図であ
る。
る。
【図5】図4の作用状態を示す断面図である。
1 コネクタホルダ 2,2′ 可動ロックアーム 21 取付基部 22 係止部 3 パネル 31 パネル穴 4 固定ロック部材 41 ピン 42 係止頭部 5,5′ ロック部材挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639 H01R 13/74
Claims (1)
- 【請求項1】 コネクタの外周部にそれぞれ取付基部を
介して先端に係止部を有する複数の可動ロックアームを
設け、該コネクタを車体パネル等のパネル穴に差し込ん
で前記係止部をパネル穴の縁部に係合させ、前記可動ロ
ックアームの弾性変位によりコネクタをパネル穴に移動
可能に取り付ける可動コネクタにおいて、 前記コネクタに可動ロックアームの外側に位置してピン
の先端に係止頭部を有する固定ロック部材を設けると共
に、前記パネルにロック部材挿通孔を設け、 前記コネクタがパネル穴内でいずれか一方に移動して、
その移動方向と反対側の可動ロックアームとパネル穴と
の係合が外れる係合解除位置に接近または達したとき
に、前記固定ロック部材の係止頭部の底面が前記ロック
部材挿通孔の孔縁と係合して再ロックされる構造を有す
ることを特徴とする可動コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32991596A JP3353809B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 可動コネクタ |
US08/986,641 US5902149A (en) | 1996-12-10 | 1997-12-08 | Movable connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32991596A JP3353809B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 可動コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10172665A JPH10172665A (ja) | 1998-06-26 |
JP3353809B2 true JP3353809B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=18226693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32991596A Expired - Fee Related JP3353809B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 可動コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5902149A (ja) |
JP (1) | JP3353809B2 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3523055B2 (ja) * | 1998-03-20 | 2004-04-26 | 矢崎総業株式会社 | 回路体 |
US6135797A (en) * | 1998-08-13 | 2000-10-24 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with floating housing |
USD434730S (en) * | 2000-05-17 | 2000-12-05 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Cable connector |
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