JP2001351448A - フラットケーブルの製造方法及びフラットケーブル - Google Patents

フラットケーブルの製造方法及びフラットケーブル

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JP2001351448A
JP2001351448A JP2000169475A JP2000169475A JP2001351448A JP 2001351448 A JP2001351448 A JP 2001351448A JP 2000169475 A JP2000169475 A JP 2000169475A JP 2000169475 A JP2000169475 A JP 2000169475A JP 2001351448 A JP2001351448 A JP 2001351448A
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Kazuhisa Okamoto
和久 岡本
Hirobumi Tanaka
博文 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易に製造可能であり且つ従来に比べてシール
ド効果の高いフラットケーブルを提供する。 【解決手段】フラットケーブルは、信号線Sがアース線
Gで距離をおいて挟まれる状態で且つ信号線S及びアー
ス線Gが一方向に並べられた状態で樹脂18と別の樹脂
層20内に埋め込まれ、樹脂18及び樹脂層20の一方
向に沿った各平面にアース部GND1,GND2が設け
られている。信号線S及びアース線Gは、スタンパ17
Aを用いて形成された第1の溝18a及び第2の溝18
bを導体19で埋めることにより形成され、アース線G
の導体高さは信号線Sの導体高さよりも高くなってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路基板に搭
載されるフラットケーブル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子回路基板に設けられる信号線
に対するノイズ混入を減らす手段として、電子回路基板
に同軸ケーブルを形成することがある。図5に、従来に
おける同軸ケーブルが搭載された電子回路基板の断面図
を示す。
【0003】図5に示すように、電子回路基板は、信号
線Sがグラウンド線(アース線)Gに距離をおいて挟まれ
るようにして一方向に交互に並べられた状態で絶縁体1
及び絶縁体2内に埋設され、各絶縁体1,2の一方向に
沿った平面に各アース部GND1,GND2が設けられ
ることで形成され、各アース線G及び各アース部GND
1,GND2は接地されている。
【0004】各信号線Sは、その両側に設けられた各ア
ース線Gと、各アース部GND1,GND2とで囲まれ
た状態となっており、これらは、同軸ケーブルとして機
能する。即ち、信号線Sを囲む各アース線G及び各アー
ス部GND1,GND2は、信号線Sに対するシールド
として機能し、信号線S間の干渉等によって各信号線S
を通じる信号にノイズが入ることが抑えられる。
【0005】電子回路基板の同軸ケーブルの配線幅(ラ
イン間の距離)は、一般的に75μm程度であり、その
作製方法は、サブストラクト法を用いて必要な信号線S
を得た後、これを樹脂で埋め、さらにアース線Gを銅メ
ッキ等で形成するのが一般的である。サブストラクト法
は、銅張基板をベースにレジスト印刷、パターン露光、
現像して線を露出させる手法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】サブストラクト法は、
パターン露光,現像,エッチングを行う処理方法のた
め、線幅が30μm以下になると、断線や線形成の精度
が悪くなり、大量生産すると歩留まりが低下するという
問題があった。このため、配線幅30μm以下の微細配
線には、基板上にレジスト印刷、パターン露光、現像後
に無電解メッキを行って配線を高さ方向に成長させるア
ディティブ法が用いられる。
【0007】このような微細配線で用いるアディティブ
法では、配線幅30μm以下になると、配線抵抗を下げ
るために配線幅が細くなるにつれてライン厚みと呼ばれ
る導体高さを高くして導体抵抗を下げることになる。し
かし、アディティブ法の高さは一般的には10μm迄は
精度がよいものの、それ以上高くすると無電解メッキの
バラツキにより配線長手方向でメッキ高さの公差が大き
くなる。その結果、配線の厚みにバラツキが生じ、電気
特性的には不安定となる。配線幅20μm以下の微細配
線の場合、高さの精度が保証できず、そのため配線幅が
微細で10μm以上の導体厚みの配線パターンを作ると
歩留まりが低下し、コストに跳ね返ってしまうという問
題があった。
【0008】また、同軸ケーブルには信号線Sの横にア
ース線Gが隣接される。サブストラクト法及びアディテ
ィブ法を用いて図1に示した電子回路基板を作製する場
合に、アース線S単体を大きく作って(アース線のライ
ン厚みを大きくすることで)信号線G同士の干渉を遮蔽
する構造を作製しようとすると工程が複雑且つ困難とな
っていた。
【0009】即ち、アディティブ法では、現像によって
不要なレジストが除去されることによって形成された溝
を無電解メッキによって導体で埋めることにより、配線
を得ることができる。メッキ直後の状態では、レジスト
の表面にまでメッキが施された状態となっているので、
不要なメッキを除去すべく、レジスト表面が露出し、レ
ジスト表面と溝を埋める導体の表面とが面一となるまで
メッキ面を研磨する。ここで、同時に複数の配線を得る
べくレジストによって複数の溝が形成されている場合
に、各溝を埋めている導体の導体高さをメッキ面の削り
高さを変えることで変えようとしても、その作業は著し
く困難であった。従って、上記研磨作業を行わざるを得
なかった。従って、レジスト印刷,パターン露光,現
像,無電解メッキ及び研磨からなる一連の工程において
形成される複数の配線の各導体高さは同じ高さとなって
いた。もっとも、上記一連の工程を特定の配線に対して
繰り返すことで異なる導体高さを有する複数の配線を得
ることはできるが、この場合には、工程の増加(複雑化)
によりコストが上昇してしまう問題があった。
【0010】以上の問題から、同軸ケーブルを構成する
信号線Sとアース線Gの導体高さ(ライン厚み)は同じに
せざるを得なかった。本発明は、上記問題に鑑みなされ
たものであり、簡易に製造可能であり、且つ従来の同軸
ケーブルに比べてシールド効果の高いフラットケーブル
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するため以下の構成を採用する。即ち、本発明
は、信号線がアース線で距離をおいて挟まれる状態で且
つ前記信号線及び前記アース線が一方向に並べられた状
態で樹脂内に埋め込まれ、前記樹脂の前記一方向に沿っ
た各面にアース部が設けられたフラットケーブルであっ
て、前記信号線は、前記アース線及び前記信号線の配線
パターンと凹凸が逆のパターンを備えたスタンパを用い
て樹脂に前記配線パターンを転写することにより形成さ
れた第1の溝を導体で埋めることにより形成され、前記
アース線は、前記転写によって前記第1の溝を挟むよう
に設けられ且つ前記第1の溝よりも深い深さを有する第
2の溝を導体で埋めることにより形成され、前記アース
線の導体高さが前記信号線の導体高さよりも高いことを
特徴とする。
【0012】本発明によるフラットケーブルは、第1の
溝及び第2の溝の幅長さが20μm以下で且つ溝深さが
1μm以上であるようにするのが好ましい。溝深さの上
限は特に定められないが実用的に50μmが好ましい。
【0013】本発明によると、スタンパを用いて樹脂上
に転写によって第1の溝及び第二の溝を形成し、これら
の溝を導体で埋めることで、形成される信号線及びアー
ス線の導体厚みの精度を保証することができる。そし
て、アース線は信号線よりも高い導体高さを有するよう
に形成されているので、信号線に対するシールド効果を
従来よりも高めることができる。
【0014】また、本発明は、信号線がアース線で距離
をおいて挟まれる状態で且つ前記信号線及び前記アース
線が一方向に並べられた状態で絶縁部内に埋設され、前
記絶縁部の前記一方向に沿った各面にアース部が設けら
れたフラットケーブルの製造方法であって、前記アース
線及び前記信号線の配線パターンと凹凸が逆のパターン
を備えたスタンパを用いて樹脂に前記配線パターンを転
写することにより、前記樹脂の表面に第1の溝と、この
第1の溝を挟むように設けられ且つ第1の溝よりも深い
深さを有する第2の溝とを一方向に並べて形成する工程
と、前記第1の溝及び前記第2の溝を導体で埋めること
により、前記第1の溝に前記信号線を形成するとともに
前記第2の溝に前記アース線を形成する工程と、前記樹
脂の表面を別の樹脂層で被覆して前記アース線及び前記
信号線を前記樹脂及び前記別の樹脂層内に埋設する工程
と、前記樹脂及び前記別の樹脂層上に前記一方向に沿っ
た略平面を形成する工程と、形成された各略平面にアー
ス部を設ける工程とを含み、前記アース線の導体高さが
前記信号線の導体高さよりも高いことを特徴とする。
【0015】本発明によると、スタンパを用いること
で、深さの異なる溝を容易且つ精度良く形成できるの
で、導体高さの異なる配線を複雑な工程を経なくても形
成することができ、歩留まりのよいフラットケーブルを
製造することが可能となる。
【0016】本発明は、メッキにより前記第1の溝及び
前記第2の溝を導体で埋めるようにするのが好ましい。
また、本発明は、前記第1の溝及び前記第2の溝を導体
で埋めた後、研磨又はエッチングにより前記樹脂の表面
を平滑にし、その表面上に他の樹脂を成形や塗布で被覆
することにより前記信号線及び前記アース線を埋設する
ようにするのが好ましい。
【0017】また、本発明は、アース線が信号線よりも
厚くする必要があるので、夫々の溝については、溝が深
い方をアース線、溝が浅い方を信号線として定義するこ
とにより、これらに銅メッキを施して研磨し、導体部と
絶縁部を露出することによって得られた配線をさらに樹
脂封印して微細配線でも導体厚みの精度が高いことを特
徴とするフラットケーブルである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。最初に、実施形態によるフラットケ
ーブル(が搭載された電子回路基板)の製造方法を説明す
る。図1及び図2にフラットケーブルの製造方法に使用
するスタンパの製造プロセスを示す。
【0019】図1において、最初に、信号線S及びアー
ス線Gの配線パターンに応じたフォトマスク11を用意
する(図1(A))。次に、洗浄した平面度及び平行度のよ
いガラス基板13に紫外光軟化性のフォトレジスト14
が塗布されたものを用意する。フォトレジスト14は、
アース線Gの導体高さとほぼ同じ高さを有している。次
に、フォトマスク11を通してUVランプ12を用いて
露光を行い、フォトレジスト14の所望の位置を軟化さ
せる(図1(B))。このとき、フォトレジスト14の感光
部(軟化部分)がガラス基板13まで達しないように(感
光部の高さが信号線Sの導体高さとなるように)、露光
時間を調整する。
【0020】次に、アース線Gの配線パターンに応じた
(信号線Sの配線パターンが描かれていない)他のフォト
マスク15を用意する(図1(C))。次に、フォトマスク
15を用いて上記と同様の露光を行う。このとき、アー
ス線Gに対応する感光部がガラス基板13に達するまで
露光を行う。このように、2回露光を行う。なお、露光
の回数は問わないが、2回であることが工程数の増加を
抑える上で望ましい。
【0021】次に、フォトレジスト14を現像し、フォ
トレジスト14の感光部を除去する(図2(A))。次に、
現像された表面にスパッタまたは無電解メッキ等でメタ
ルコート16を施し(図2(B))、その後、電解ニッケル
メッキによりNiメッキ膜17を形成する(図2(C))。
【0022】そして、ニッケルメッキ膜17からガラス
基板13を剥離し、ニッケルメッキ膜17に残留したフ
ォトレジスト14を除去し、ニッケルメッキ膜17を金
型取り付け用に外観加工してスタンパ17Aを得る(図
2(D))。
【0023】以上の工程において、フォトレジストの現
像以降の工程は、光ディスク用のポリカーボネートなど
の樹脂成形基板を成形するためのスタンパの周知の製造
プロセスと同じである。
【0024】この例では、スタンパ17Aは、配線幅1
0μm,配線間隔10μmで、10μmの深さを持つ第
1の溝19aと、第1の溝と略平行で20μmの深さを
持つ第2の溝19bが形成され、公差は夫々±1μmと
なるように形成した。
【0025】図3に、スタンパを用いたフラットケーブ
ルの製造工程を示す。前述のプロセスで製造されたスタ
ンパ17Aを成形用金型(図示せず)に取り付け、金型に
熱硬化性エポキシ樹脂(三井化学(株)製:商品名エポ
ックス)を注入してトランスファー成形を行った(図3
(A))。成形条件は、金型型絞圧力200kg/cm2、
樹脂加圧45kg/cm2 充填温度183℃で行った。
これにより表面に配線パターンが転写された樹脂成形基
板18(本発明における「樹脂」に相当)が得られた(図
3(B)参照)。
【0026】こうして得られた樹脂成形基板18に、こ
の後コーティングするメッキ膜との密着性を高めるため
成形品表面にスパッタ装置により銅スパッタを厚さ0.
1μm程度施す(図示せず)。そして、メッキ浴として硫
酸銅メッキ液を用意し、これに樹脂成形基板18を浸漬
し、メッキ液温度20℃〜30℃、PH1以下、電流密
度2.5A/dm2 、メッキ時間30分で電解メッキを
行い全面に銅メッキ膜19を40μmの厚さで形成した
(図3(C))。
【0027】次に、樹脂成形基板18の片側全面に形成
されたメッキ面を定盤研磨機にてスラリーを流しなが
ら、加重1Kg/cm2 、回転数70rpm、研磨時間
30分にて研磨し、第1の溝18aと第2の溝18bの
間の樹脂部分が露出するまで粗研磨を行い、配線幅が1
0μmに露出したところでこれを止めた。これにより、
銅メッキ膜3からなる配線部と樹脂からなる絶縁部との
境界を明確にした(図3(D))。このようにして、第1の
溝18a内に信号線Sが形成され、各第2の溝18b内
にアース線Gが形成される。
【0028】その後、樹脂封印のためにエポキシ樹脂
(本発明における別の樹脂層に相当)20を上面に乗せ
(図3(E))、アース線G及び信号線Sを樹脂成形基板1
8とエポキシ樹脂20とからなる絶縁部に埋設(封止)し
た状態とした。封止後に成型品の下部と上部とを研磨し
て一方向に沿った略平面を形成し、その後、上部及び下
部に20μmの無電解メッキを施すことによってアース
部GND1,GND2を夫々形成した。
【0029】以上説明した工程によって、フラットケー
ブルが製造される。このフラットケーブルによると、信
号線Sのライン厚みが10μmであるのに対し、アース
線Gのライン厚みは20μmとなっている。即ち、信号
線Sの両側に配置された各アース線Gの導体高さ(ライ
ン厚み)が信号線Sよりも高くなっている。従って、信
号線Sのノイズに対するシールド効果を従来に比べて高
めることができる。このようなフラットケーブルをスタ
ンパ17Aを用いることで簡易に製造できるので、フラ
ットケーブルを安価に提供することができる。
【0030】図4(A)は、フラットケーブルを搭載した
電子回路基板の例を示す部分断面図であり、図4(B)
に、図4(A)に示した電子回路基板の平面図を示す。但
し、図4(B)からは、アース部GND1及びエポキシ樹
脂20が除かれている。
【0031】図4において、電子回路基板は、一方向に
アース線Gと信号線Sとが平行な状態で一方向に交互に
並べられ、各アース線G及び各信号線Sが樹脂18及び
樹脂20で隙間無く埋設され、樹脂18及び樹脂20の
上記一方向に略平行な面にアース部GND1,GND2
が夫々設けられている。各アース線G及び各信号線Sの
配線幅及び配線間隔は、夫々10μmであり、アース線
Gの導体高さは20μmであり、信号線Sの導体高さは
10μmである。
【0032】このように、各アース線Gの導体高さが信
号線Sの導体高さよりも高く形成され、各信号線Sへの
ノイズに対するシールド効果の向上が図られている。図
4に示す電子回路基板は、上述した製造方法により、簡
易且つ安価に製造することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によるフラットケーブルによれ
ば、従来に比べてシールド効果を高めることができる。
また、本発明によるフラットケーブルの製造方法によれ
ば、従来に比べてシールド効果が高められたフラットケ
ーブルを簡易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンパの製造方法の説明図
【図2】スタンパの製造方法の説明図
【図3】フラットケーブルの製造方法の説明図
【図4】フラットケーブルを搭載した電子回路基板の例
を示す構成図
【図5】従来例の説明図
【符号の説明】
G アース線 GND1,GND2 アース部 S 信号線 17A スタンパ 18 樹脂成形基板(樹脂) 18a 第1の溝 18b 第2の溝 19 エポキシ樹脂(別の樹脂層)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H05K 3/00 W 5G319 3/10 3/10 E 3/46 3/46 Z 9/00 9/00 R Fターム(参考) 5E321 AA17 GG05 GH10 5E338 AA03 AA12 AA16 AA20 BB75 CC02 CC06 CD01 CD13 EE13 EE32 5E343 AA02 AA12 AA17 BB03 BB08 BB24 BB71 DD33 DD43 ER49 FF27 GG13 5E346 AA02 AA12 AA15 AA32 AA52 BB02 BB04 BB06 BB11 BB15 CC09 CC32 DD01 DD23 DD24 DD33 DD50 EE31 GG17 GG19 HH01 HH31 5G311 CA02 CB01 CE03 5G319 EA01 EB01 EB06 EC03 EC07 EC11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号線がアース線で距離をおいて挟まれる
    状態で且つ前記信号線及び前記アース線が一方向に並べ
    られた状態で樹脂内に埋め込まれ、前記樹脂の前記一方
    向に沿った各面にアース部が設けられたフラットケーブ
    ルであって、 前記信号線は、前記アース線及び前記信号線の配線パタ
    ーンと凹凸が逆のパターンを備えたスタンパを用いて樹
    脂に前記配線パターンを転写することにより形成された
    第1の溝を導体で埋めることにより形成され、 前記アース線は、前記転写によって前記第1の溝を挟む
    ように設けられ且つ前記第1の溝よりも深い深さを有す
    る第2の溝を導体で埋めることにより形成され、 前記アース線の導体高さが前記信号線の導体高さよりも
    高いことを特徴とするフラットケーブル。
  2. 【請求項2】信号線がアース線で距離をおいて挟まれる
    状態で且つ前記信号線及び前記アース線が一方向に並べ
    られた状態で絶縁部内に埋設され、前記絶縁部の前記一
    方向に沿った各面にアース部が設けられたフラットケー
    ブルの製造方法であって、 前記アース線及び前記信号線の配線パターンと凹凸が逆
    のパターンを備えたスタンパを用いて樹脂に前記配線パ
    ターンを転写することにより、前記樹脂の表面に第1の
    溝と、この第1の溝を挟むように設けられ且つ第1の溝
    よりも深い深さを有する第2の溝とを一方向に並べて形
    成する工程と、 前記第1の溝及び前記第2の溝を導体で埋めることによ
    り、前記第1の溝に前記信号線を形成するとともに前記
    第2の溝に前記アース線を形成する工程と、 前記樹脂の表面を別の樹脂層で被覆して前記アース線及
    び前記信号線を前記樹脂及び前記別の樹脂層に埋設する
    工程と、 前記樹脂及び前記別の樹脂層上に前記一方向に沿った略
    平面を形成する工程と、 形成された各略平面にアース部を設ける工程と、を含
    む、前記アース線の導体高さが前記信号線の導体高さよ
    りも高いことを特徴とするフラットケーブルの製造方
    法。
  3. 【請求項3】前記第1の溝及び前記第2の溝の幅長さが
    20μm以下で且つ溝深さが1μm以上であることを特
    徴とする請求項1記載のフラットケーブル。
  4. 【請求項4】メッキにより前記第1の溝及び前記第2の
    溝を導体で埋めたことを特徴とする請求項2記載のフラ
    ットケーブルの製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1の溝及び前記第2の溝を導体で埋
    めた後、研磨又はエッチングにより前記樹脂の表面を平
    滑にし、その表面上に他の樹脂を成形や塗布で被覆する
    ことにより前記信号線及び前記アース線を埋設すること
    を特徴とする請求項2記載のフラットケーブルの製造方
    法。
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