JP2001351413A5 - - Google Patents
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【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような複合型の灯具では、エイミング機構により複合リフレクタ104を傾動する際に、クリアランスランプCLにおいては、開口部143内に配置されているクリアランスランプバルブ106が、開口部143の内縁部と干渉することがないように、開口部143は余裕をもってクリアランスランプバルブ106のバルブ径よりも十分に大きな径寸法に形成されている。そのため、灯具を正面側から見たときに、図6(b)に示すように、クリアランスバルブ106の周囲部分が前記開口部143を通して灯具の正面側に露呈されることになる。通常、前記したヘッドランプバルブ105のようにリフレクタに対して取着されるバルブは、その取付部が金属で形成されており、当該取付部はリフレクタの反射面と同じ、あるいは近い色調であるのに対し、前記したクリアランスバルブ106のように灯具ボディ101に取着されるバルブは、バルブの取付部として前記したように樹脂成形したバルブソケット161を備えた構成とされているため、リフレクタの反射面とは異なる色調を呈するものとなっている。したがって、灯具を正面から見たときに、前記開口部143を通して露呈されるクリアランスランプ106のバルブソケット161やその周囲の灯具ボディ1の内面が他の領域、すなわちクリアランスランプリフレクタ104Cの前面とは異なる色調で露呈されることになり、灯具の外観上の見栄えを低下する要因になっている。
【発明が解決しようとする課題】
このような複合型の灯具では、エイミング機構により複合リフレクタ104を傾動する際に、クリアランスランプCLにおいては、開口部143内に配置されているクリアランスランプバルブ106が、開口部143の内縁部と干渉することがないように、開口部143は余裕をもってクリアランスランプバルブ106のバルブ径よりも十分に大きな径寸法に形成されている。そのため、灯具を正面側から見たときに、図6(b)に示すように、クリアランスバルブ106の周囲部分が前記開口部143を通して灯具の正面側に露呈されることになる。通常、前記したヘッドランプバルブ105のようにリフレクタに対して取着されるバルブは、その取付部が金属で形成されており、当該取付部はリフレクタの反射面と同じ、あるいは近い色調であるのに対し、前記したクリアランスバルブ106のように灯具ボディ101に取着されるバルブは、バルブの取付部として前記したように樹脂成形したバルブソケット161を備えた構成とされているため、リフレクタの反射面とは異なる色調を呈するものとなっている。したがって、灯具を正面から見たときに、前記開口部143を通して露呈されるクリアランスランプ106のバルブソケット161やその周囲の灯具ボディ1の内面が他の領域、すなわちクリアランスランプリフレクタ104Cの前面とは異なる色調で露呈されることになり、灯具の外観上の見栄えを低下する要因になっている。
【0009】
前記複合リフレクタ4は、前記したように、前記灯室3内において大きな面積を占めるヘッドランプHL用のヘッドランプリフレクタ4Hと、小さい面積のクリアランスランプCL用のクリアランスランプリフレクタ4Cとが樹脂成形により一体に形成されており、かつ各リフレクタ4H,4Cの反射面にはアルミニウムが蒸着されて金属色調を呈するように構成されている。前記ヘッドランプリフレクタ4Hのほぼ中央部にはバルブ取付穴41が開口されており、このバルブ取付穴41に第1の光源としてのヘッドランプバルブ5が取着されている。前記ヘッドランプバルブ5は金属製のほぼ円形板状をしたバルブ取付金具51が一体形成されており、当該バルブ取付金具51が前記ヘッドランプリフレクタ4Hの背面側から前記バルブ取付穴41の内側フランジ42に当接され、かつ前記ヘッドランプリフレクタ4Hの背面に支持されている取付スプリング52によって前記内側フランジ42に弾性支持させることにより取着されている。なお、前記バルブ取付金具51には、ヘッドランプバルブ5に電気接続されるコンタクト片53が背面側に向けて突出されており、これには鎖線で示すバッテリ側コネクタ54が着脱可能とされている。この取着状態では、前記バルブ取付金具51は前記バルブ取付穴41を通してヘッドランプリフレクタ4Hの正面側に露呈されることになるが、バルブ取付金具51はリフレクタ反射面を構成しているアルミニウムと色調が同じ、または近いため、両者は渾然一体の外観を呈することになり、バルブ取付金具51のみが目立つようなことはなく、外観上の見栄えが低下されることはない。なお、55はシール用のゴムキャップである。
前記複合リフレクタ4は、前記したように、前記灯室3内において大きな面積を占めるヘッドランプHL用のヘッドランプリフレクタ4Hと、小さい面積のクリアランスランプCL用のクリアランスランプリフレクタ4Cとが樹脂成形により一体に形成されており、かつ各リフレクタ4H,4Cの反射面にはアルミニウムが蒸着されて金属色調を呈するように構成されている。前記ヘッドランプリフレクタ4Hのほぼ中央部にはバルブ取付穴41が開口されており、このバルブ取付穴41に第1の光源としてのヘッドランプバルブ5が取着されている。前記ヘッドランプバルブ5は金属製のほぼ円形板状をしたバルブ取付金具51が一体形成されており、当該バルブ取付金具51が前記ヘッドランプリフレクタ4Hの背面側から前記バルブ取付穴41の内側フランジ42に当接され、かつ前記ヘッドランプリフレクタ4Hの背面に支持されている取付スプリング52によって前記内側フランジ42に弾性支持させることにより取着されている。なお、前記バルブ取付金具51には、ヘッドランプバルブ5に電気接続されるコンタクト片53が背面側に向けて突出されており、これには鎖線で示すバッテリ側コネクタ54が着脱可能とされている。この取着状態では、前記バルブ取付金具51は前記バルブ取付穴41を通してヘッドランプリフレクタ4Hの正面側に露呈されることになるが、バルブ取付金具51はリフレクタ反射面を構成しているアルミニウムと色調が同じ、または近いため、両者は渾然一体の外観を呈することになり、バルブ取付金具51のみが目立つようなことはなく、外観上の見栄えが低下されることはない。なお、55はシール用のゴムキャップである。
【0011】
図4は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの開口部43、プロテクタ7、クリアランスバルブ6、バルブソケット61、及び灯具ボディ1の構成を示す分解斜視図である。前記プロテクタ7は、前記クリアランスランプリフレクタ4Cと同じ、あるいは近い色調をした金属板をプレス加工して概ね円形をした浅い笠状に形成されており、その中心部には前記クリアランスバルブ6の径寸法にほぼ等しいバルブ挿通穴71を有し、またその外径寸法は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの前記開口部43の径寸法よりも十分に大きく形成されている。この実施形態では、前記開口部43のほぼ2倍の径寸法に形成されている。また、前記プロテクタ7の周縁部には、プロテクタ7の中心線に対して対称な位置にそれぞれ半径方向に突出した2つの突片72,73が形成され、かつ各突片7,273には取付孔74,75が開口されている。そして、前記開口部43の背面側の位置において、前記2つの取付孔74,75のうちの一方、ここでは図示右側の取付孔74にネジ76を挿通して前記灯具ボディ1に設けられたボス部1bのネジ穴1cに螺合することにより、前記プロテクタ7を前記灯具ボディ1の内面に固定させている。なお、前記プロテクタ7は中央領域が灯具の前方に幾分突出するように形成されており、かつ前記開口部43は前記クリアランスバルブ6の径よりも大きいので、その後にクリアランスバルブ6を支持したバルブソケット61を灯具ボディ1のソケット取付穴1aに対して装着した場合でも、開口部43がバルブソケット61と干渉することはなく、バルブソケット61の着脱が可能とされることは言うまでもない。
図4は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの開口部43、プロテクタ7、クリアランスバルブ6、バルブソケット61、及び灯具ボディ1の構成を示す分解斜視図である。前記プロテクタ7は、前記クリアランスランプリフレクタ4Cと同じ、あるいは近い色調をした金属板をプレス加工して概ね円形をした浅い笠状に形成されており、その中心部には前記クリアランスバルブ6の径寸法にほぼ等しいバルブ挿通穴71を有し、またその外径寸法は前記クリアランスランプリフレクタ4Cの前記開口部43の径寸法よりも十分に大きく形成されている。この実施形態では、前記開口部43のほぼ2倍の径寸法に形成されている。また、前記プロテクタ7の周縁部には、プロテクタ7の中心線に対して対称な位置にそれぞれ半径方向に突出した2つの突片72,73が形成され、かつ各突片7,273には取付孔74,75が開口されている。そして、前記開口部43の背面側の位置において、前記2つの取付孔74,75のうちの一方、ここでは図示右側の取付孔74にネジ76を挿通して前記灯具ボディ1に設けられたボス部1bのネジ穴1cに螺合することにより、前記プロテクタ7を前記灯具ボディ1の内面に固定させている。なお、前記プロテクタ7は中央領域が灯具の前方に幾分突出するように形成されており、かつ前記開口部43は前記クリアランスバルブ6の径よりも大きいので、その後にクリアランスバルブ6を支持したバルブソケット61を灯具ボディ1のソケット取付穴1aに対して装着した場合でも、開口部43がバルブソケット61と干渉することはなく、バルブソケット61の着脱が可能とされることは言うまでもない。
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