JP2001351069A - Icカード処理装置 - Google Patents

Icカード処理装置

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JP2001351069A
JP2001351069A JP2000169139A JP2000169139A JP2001351069A JP 2001351069 A JP2001351069 A JP 2001351069A JP 2000169139 A JP2000169139 A JP 2000169139A JP 2000169139 A JP2000169139 A JP 2000169139A JP 2001351069 A JP2001351069 A JP 2001351069A
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cut
slider
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Katsushi Nakamura
克士 中村
Yutaka Yoshino
豊 吉野
Masahiro Matsumoto
正浩 松本
Osamu Fujimoto
修 藤本
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Anritsu Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K13/00Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
    • G06K13/02Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
    • G06K13/08Feeding or discharging cards
    • G06K13/0868Feeding or discharging cards using an arrangement for keeping the feeding or insertion slot of the card station clean of dirt, or to avoid feeding of foreign or unwanted objects into the slot
    • G06K13/0875Feeding or discharging cards using an arrangement for keeping the feeding or insertion slot of the card station clean of dirt, or to avoid feeding of foreign or unwanted objects into the slot the arrangement comprising a shutter for blocking at least part of the card insertion slot

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードとの接触安定性を維持しつつ、切
断されたカードを排出できること。 【解決手段】 挿入されたICカードCは、装置内で平
面略L字型の側部案内片4aと先端案内片4bで保持さ
れ、外部端子Dに接触ブロック14の接触子14aが所
定圧で接触して情報が読み書きされる。ICカードCが
取り出されるとシャッタ部6はICカードCとの接触が
解除され、これに連動してスライド部11は挿入口2側
に移動する。正規より短い切断されたカードCZが正規
のカードCと共に挿入された場合、正規のカードCの取
り出しによってスライド部11が挿入口2側に移動する
と、先端案内片4b上の切断されたカードCZは、前方
に押し出され側部案内片4aだけに接触状態となり下方
に落下回収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接点が設けられた
ICカードを受け入れて信号の授受を行なうICカード
処理装置に係り、特に、切断されたカードを排出できる
ICカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、磁気記録式のカードと異
なり、各種の情報をメモリICに電気的に記憶してお
り、外表部に設けられた端子を介して接続される外部装
置との間で情報の授受を行なうように形成されている。
【0003】図5は、ICカードCの一例を示すもので
ある。前端寄りの所定位置には、複数の外部端子Dが設
けられており、各外部端子Dは、端子近傍に内蔵された
メモリIC等に接続されている。
【0004】このようなICカードは、外部端子を介し
て電気的に所定の情報交換が行なわれないと、カード所
有者の固有情報や金額情報等を知ることができないの
で、磁気カードに比べて不正利用がされにくく、しかも
外からの磁気によって内容が変化してしまうことがない
という利点があり、磁気カードに代わって利用されてき
ている。
【0005】このようなICカードに対する情報の読み
書きを行なうためのICカード処理装置は、一般的に内
部に引込み機構を持たず、カード挿入口に挿入されたI
Cカードを、その外部端子部分が装置内部に入る程度ま
で受け入れ、装置内でそのカードの外部端子に接触端子
を接触させ、その接触端子を介して情報の授受を行なう
ように構成されており、読み書き処理されたICカード
を手で引き抜くようにして使用される。
【0006】ところが、このような従来のカード処理装
置では、いたずらを目的として正規カードより短く切断
されたカードがカード挿入口に挿入されると、その切断
されたカードを外から引き出すことができず、機器の利
用ができなくなってしまう。
【0007】図6の側断面図は、特開平11−2042
03号公報に開示された装置であり、図示の装置60
は、カード挿入部61の下方に開口部62を開口形成し
た構成であり、短いICカードCが挿入された場合に
は、この開口部62から下方にICカードCが自然落下
するようになっている。
【0008】上記装置60のカード挿入部61は、下面
側にICカードCの下面を案内する案内片61が設けら
れている。この案内片61は、挿入方向の一側部にのみ
連続する案内片61aと、ICカードCの挿入方向前端
部に図中奥行き方向に連続する案内片61bで構成され
ている。これららの案内片61により、ICカードCの
下面側が略L字状に支持され、外部端子Dに接触端子6
3を所定の圧力で接触でき安定した情報の送受が行える
ようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
案内片61のうち、特に案内片61bは、ICカードC
の前端部Ca下面を所定長さで支持するため、短いIC
カードCはこの案内片61b上に位置したまま排出でき
なくなる場合があった。
【0010】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、ICカードとの接触安定性を維持しつ
つ、切断されたカードを排出できるICカード処理装置
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のICカード処理装置は、一方の
面に外部端子が形成された接触式のICカードを受け入
れ前記外部端子を介して情報の読み書きを行うICカー
ド処理装置において、ICカードが挿入される挿入口部
分に設けられ、該挿入口位置におけるICカードへの接
触の有無によって回動位置が異なるシャッタ部と、前記
シャッタ部におけるICカードの有無に連動し、前記シ
ャッタ部でICカードへの接触が解除されたことに連動
して装置奥部においてICカードの挿入先端部を挿入口
側に移動させるスライド部と、前記スライド部に設けら
れICカードの外部端子に接触して情報を読み書きする
ための接触子を有する接触子ブロックと、を備えたこと
を特徴とする。
【0012】また、前記スライド部は、付勢手段により
常時挿入口側に付勢され、前記ICカードの挿入に伴い
付勢力に抗して装置奥部にスライドし、前記スライド部
が装置奥部までスライドした際に係合しスライド状態を
固定する固定部を備え、該固定部は、前記シャッタ部に
おけるICカードへの接触が解除されたことに連動して
スライド部の固定状態を解除する構成としても良い。
【0013】また、前記ICカード挿入時に前記スライ
ド部のスライドに連動して前記接触子ブロックをICカ
ード方向に移動させ、前記ICカードの非挿入時に前記
接触子ブロックをICカードの挿入位置から退避させる
昇降手段を備えた請求項1記載のICカード処理装置。
【0014】上記構成によれば、ICカードCの挿入
後、このICカードCが取り出されるとシャッタ部6は
ICカードCとの接触が解除される。これに連動してス
ライド部11は挿入口2側に移動する。これにより、正
規より短い切断されたカードCZが挿入されても、この
切断されたカードCZを装置奥部から排出できる。これ
により切断されたICカードCZを用いた詰まりなど不
正行為を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のICカード処理装
置の実施形態を図面を参照して説明する。図1は装置の
平面図、図2は側面図である。なお、図1(a)は装置
全体の平面図、(b)は固定ブロックの正面図である。
以下、ICカードCの挿入方向(長さ方向)をX,幅方
向をYとして説明する。
【0016】カード処理装置1は、前方にICカードC
の挿入口2が開口されており、装置内には、挿入口2に
連通してICカードCを内部に案内する案内部4が設け
られている。この案内部4は、ICカードCの長さ方向
の一側部に沿って連続して形成された側部案内片4a
と、ICカードC挿入時にICカードCの先端部Ca下
面を支持する先端案内片4bで形成されている。この先
端案内片4bはICカードCの挿入方向Xに対し所定の
幅を有しY方向に向けて形成されている。これら案内片
4a、4bは装置の筐体と一体形成され略L字状に形成
されている。なお、先端案内片4bは、後述するスライ
ダ11のカード接触片11bと重なる部分が切り欠かれ
ている。
【0017】装置内の挿入口2部分には、シャッタ部6
が設けられている。シャッタ部6は、ICカードCの幅
方向Yに沿って設けられた軸7を中心として回動自在な
回動体8を有する。回動体8の一側部には、ICカード
Cの表面側に接触するローラ10が設けられている。こ
の回動体8は常時バネ9によってローラ10が設けられ
た前端側が下方に付勢され、この前端に設けられたシャ
ッタ片8aが挿入口2を塞ぎ異物等の挿入を防止してい
る。この回動体8は、ICカードCの挿入により回動し
シャッタ片8aを挿入口2部分から上方に退避させIC
カードCの挿入を許可するようになっている。
【0018】初期状態(ICカードCの非挿入状態)に
おいては、回動体8の後側上部に形成された係合溝8c
に、スライダ11の揺動アーム12の前端突起12aが
係合している。また、この回動体8には、係合溝8cの
背部に揺動用突起8dが設けられている。揺動突起8d
は、後述する如くICカードCの排出時に揺動アーム1
2の前端突起12aを下方から押し上げ揺動アーム12
を回動させる。
【0019】スライダ11は、前方に揺動アーム12、
中央部に接触子ブロック14が設けられ、これらはIC
カードCの挿入、取り出しに伴い、挿入方向Xに沿って
所定量だけスライド自在である。このスライダ11はバ
ネ11cにより常時装置前方側に付勢されている。
【0020】このスライダ11は、図1に示すように、
X軸方向に沿って中央部に切欠部11aが形成されてお
り、この切欠部11aに揺動アーム12が設けられてい
る。このスライダ11は、中央部及び奥部がそれぞれY
軸方向に連続形成されている。スライダ11の最奥部に
は、案内部4位置まで高さ方向に折曲形成されたカード
接触片11bが形成されている。このカード接触片11
bは、ICカードCの先端部Caに接触し、ICカード
C挿入時の押圧力によりスライダ11はX軸方向にスラ
イドする。なお、このスライダ11は、図示しない支持
部によりX軸方向にスライド可能なよう案内支持されて
いる。
【0021】揺動アーム12は、略中央に設けられた軸
13を中心に揺動自在であり、前端突起12aは回動体
8の係合溝8cに係合自在である。後端に設けられた固
定用突起12bは、固定レバー16の係合片16aに係
合自在である。この揺動アーム12は軸11に設けられ
たバネ17により常時前端突起12aが回動体8の係合
溝8cに係合する方向に付勢されている。なお、図面中
ではバネ17は、便宜上、揺動アーム12の後部に記載
してある。
【0022】接触子ブロック14は、平面が略矩形に形
成され、下面にはICカードCの外部端子Dの配置に対
応して略V字状に形成された複数の接触子14aが設け
られている。図1に示すように、スライダ11の下面に
は、接触子ブロック14を挟んでY軸方向に一対の支軸
15が突設されており、接触子ブロック14に設けられ
たガイド溝14bに挿通されている。ガイド溝14b
は、支軸15に対してY軸方向に所定のガタを有してお
り、接触子ブロック14は、スライダ11に対しY軸方
向に所定の傾斜が可能でICカードCの表面形状に沿わ
せることができる。
【0023】この接触子ブロック14の中央に設けられ
た軸14dは、スライダ11の貫通溝11aに遊嵌され
ており、この軸14dにはスライダ11と接触子ブロッ
ク14との間に同軸にバネ14eが介挿されており、こ
のバネ14eにより接触子ブロック14は常時下方に付
勢されている。
【0024】固定レバー16は、装置奥部にて揺動アー
ム12の後端位置部分に設けられている。図1(b)に
示すように、この固定レバー16は、ICカードCの幅
程度で左右一対の支持体16aを有する。支持体16a
の両端部にそれぞれ設けられた軸16aaは、装置筐体
に軸支されている。一対の支持体16a同士の略中央部
には、側面で見て略く字型に形成され、上部の略水平な
固定部16bと略鉛直な接触部16cが設けられてい
る。この固定レバー16は、図2に示すバネ18により
接触部16cが常時前方側に付勢されている。接触部1
6cは、平面でみてICカードCの挿入時の先端部Ca
の挿入時の固定位置より所定距離装置手前側に位置し、
また、先端部はICカードCの表面に接触する長さで設
けられている。
【0025】したがって、固定レバー16は、ICカー
ドCの挿入時に接触部16cがICカードCの先端部C
aに接触した後、この接触部16cがICカードC上に
乗り上がり軸16aを中心に回動して、固定部16bが
揺動アーム12の固定用突起12bに係合する。以上の
説明における各バネは、便宜上付勢方向を説明しやすい
位置に記載してあり、実際には各部に適当な形状のもの
が選択して用いられる。
【0026】次に、上記構成における動作を図3の動作
図を用いて説明する。 (1)正規カードの挿入、排出動作 図3(a)は、ICカードCの非挿入時の状態を示す側
面図である。図示のように、ICカードCの挿入前にお
いて、スライダ11は、バネ11dにより装置前方側に
付勢され、回動体8の係合溝8cに揺動アーム12の前
端突起12aが係合した状態で位置している。この際、
揺動アーム12は図示のように略水平状態である。
【0027】この状態において、シャッタ部6のシャッ
タ片8は挿入口2部分を塞いだ状態にある。また、接触
子ブロック14はスライダ11とともに前方に位置して
いる。この状態で接触子ブロック14は、昇降機構のカ
ム(不図示)に係合してICカードCとの接触位置から
所定距離上方に退避している。
【0028】また、固定レバー16は、揺動アーム12
の固定用突起12bと非係合状態にあり、バネ18の付
勢力で接触部16cがスライダ11のカード接触片11
bに接触し、図示のように鉛直状態で保持されている。
【0029】この後、ICカードCが挿入口2に挿入さ
れると、挿入口2に設けられたセンサ(不図示)がこの
挿入を検知し、ソレノイド(不図示)がシャッタ部6の
作動片8bを押圧して回動体8を軸7を中心として反時
計方向に回動させ、シャッタ片8aを上方に退避させ
る。
【0030】これにより、ICカードCを案内部4に沿
って装置内部に挿入させることができる。シャッタ部6
は、センサ検知後所定時間経過するとソレノイドの作動
を停止させる。この停止までの間でICカードCが内部
に挿入されれば、シャッタ部6のローラ10がICカー
ドCの表面に接して回動体8は反時計方向への回転状態
を保持することができる。回動体8が反時計方向に回動
することにより、スライダ11はX方向に移動可能であ
る。即ち、スライダ11と一体な揺動アーム12の前端
突起12aは、回動体8の揺動用突起8dの位置上から
装置奥方への移動が可能な状態となる。
【0031】そして、ICカードCを装置内に挿入して
いくと、このICカードCの先端部Caがスライダ11
のカード接触片11bに接触し、スライダ11はICカ
ードCの押圧力によってX方向にスライドしていく。こ
のとき同時に、固定レバー16の接触部16cにICカ
ードCが接触してICカードCの表面に乗り、固定レバ
ー16は時計方向に回動していく。
【0032】図3(b)に示すように、スライダ11が
所定位置までスライドしていくと、揺動アーム12の固
定用突起12bが固定レバー16の固定部16bに係合
する。このとき、スライダ11のスライドとともに接触
子ブロック14もX方向に移動するが、接触子ブロック
14は図示しない昇降機構のカムとの係合が外れる。こ
れにより、接触子ブロック14に設けられた接触子14
aはバネ14eの付勢力でICカードCの外部端子Dに
接触する。なお、この際、装置内でICカードCの下面
側が略L字型の案内部4、及び挿入口2によって略コ字
型で支持されており、上記接触子14aと外部端子Dと
の間に所定の接触圧が得られる。この状態で装置はIC
カードCとの間で情報を送受し所定のカード処理を行
う。
【0033】カード処理が終わりICカードCを取り外
すと、図3(c)に示すように、ICカードCの取り出
しに伴い、固定レバー16の接触部16cがICカード
Cの表面上から外れてこの固定レバー16がバネ8の付
勢力で反時計方向に回動する。これにより固定レバー1
6の固定部16bは揺動レバー12の固定用レバー12
bの固定を解除する。したがって、ICカードCを挿入
口2側に取り出すと、スライダ11はバネ12の付勢力
でこの取り出しに連動して装置前方へスライドする。こ
の後、ICカードCを挿入口2から取り出すと、シャッ
タ部6がバネ9の付勢力で挿入口2部分を塞ぎ図3
(a)に示す状態に復帰する。
【0034】(2)切断されたカードの挿入、排出動作 図4(a)は、切断されたICカードCZの挿入時の状
態を示す側面図である。図示のように、挿入方向Xの長
さが短い切断されたICカードCZを先にして正常なI
CカードCを後ろから押して挿入させたとする。このよ
うな場合、切断されたICカードCZは、正常時と同様
に、スライダ11をスライドさせ、固定レバー16が揺
動アーム12を固定してスライダ11を装置奥部の位置
で停止状態に保持する。この状態で切断されたICカー
ドCZは先端案内片4b上に乗り上げた状態で保持され
装置奥部で詰まった状態となる。
【0035】しかし、この後、正常なICカードCを挿
入口2から取り出すと、図4(b)に示す如くシャッタ
部6がバネ9の付勢力で時計方向に回動し、回動体8の
揺動用突起8dは揺動アーム12の前端突起12aを上
方に押し上げる。そして、揺動アーム12は、バネ17
の付勢力に抗して反時計方向に回動し、固定用突起12
bが固定レバー16の固定部16bから係合解除され
る。
【0036】これにより、図4(c)に示す如くスライ
ダ11は、バネ11dの付勢力により装置前方にスライ
ドし、詰まったままの状態にある切断されたICカード
CZは先端案内片4b上から外れて装置前方に移動す
る。先端案内片4b部分から装置前方に移動することに
より、この切断されたICカードCZは幅方向の一方に
形成された側部案内片4aだけの支持となるため、この
切断されたICカードCZは、装置下方に排出すること
ができる。この切断されたICカードCZは、挿入口2
から排出されず装置内の回収箱などに回収される。
【0037】上記実施形態では、切断されたICカード
CZは下方に落下し装置内の回収箱などに回収される構
成とした。これに限らず、例えば、ICカードCの裏面
に側部案内片4a、先端案内片4bで形成される開口を
設けずにICカードの裏面全体を搬送面上で支持する構
成とし、また、スライダ11の移動量を変更して、IC
カードCの取り出し後スライダ11の移動によって切断
されたICカードCZを挿入口2から排出させることも
できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、正規のカードより短い
切断されたカードが挿入されても装置内で詰まることな
く排出することができ、装置内にICカードが詰まっ
て、次の利用者が使用できなくなるのを防止でき、装置
の故障を防ぐことができる。一方、ICカードの外部端
子に対して接触子ブロックの接触子を安定して接触させ
ることができ、所定の読み書き性能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカード処理装置の実施の形態を示
す平面図。
【図2】同装置の側断面図。
【図3】ICカードの挿入、排出動作を示す動作図。
【図4】切断されたICカード挿入時の回収動作を示す
動作図。
【図5】ICカードを示す平面図。
【図6】従来のICカード処理装置を示す側断面図。
【符号の説明】
1…カード処理装置、2…挿入口、4…案内部、4a…
側部案内片、4b…先端案内片、6…シャッタ部、8…
回動体、8a…シャッタ片、8c…係合溝、8d…揺動
用突起、10…ローラ、11…スライダ、11b…カー
ド接触片、12…揺動アーム、12a…前端突起、12
b…固定用突起、14…接触子ブロック、14a…接触
子、16…固定レバー、16c…接触部、C…ICカー
ド、Ca…先端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 正浩 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 藤本 修 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA01 MA25 MA27 NA02 TA02 TA03 TA05 TA17 TA21 TA40 5B023 GA08 5B058 CA03 CA05 CA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に外部端子が形成された接触式
    のICカードを受け入れ前記外部端子を介して情報の読
    み書きを行うICカード処理装置において、 ICカードが挿入される挿入口部分に設けられ、該挿入
    口位置におけるICカードへの接触の有無によって回動
    位置が異なるシャッタ部と、 前記シャッタ部におけるICカードの有無に連動し、前
    記シャッタ部でICカードへの接触が解除されたことに
    連動して装置奥部においてICカードの挿入先端部を挿
    入口側に移動させるスライド部と、 前記スライド部に設けられICカードの外部端子に接触
    して情報を読み書きするための接触子を有する接触子ブ
    ロックと、を備えたことを特徴とするICカード処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スライド部は、付勢手段により常時
    挿入口側に付勢され、前記ICカードの挿入に伴い付勢
    力に抗して装置奥部にスライドし、 前記スライド部が装置奥部までスライドした際に係合し
    スライド状態を固定する固定部を備え、 該固定部は、前記シャッタ部におけるICカードへの接
    触が解除されたことに連動してスライド部の固定状態を
    解除する請求項1記載のICカード処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ICカード挿入時に、前記スライド
    部のスライドに連動して前記接触子ブロックをICカー
    ド方向に移動させ、前記ICカードの非挿入時に前記接
    触子ブロックをICカードの挿入位置から退避させる昇
    降手段を備えた請求項1記載のICカード処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122692A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダのシャッター機構およびカードリーダ

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