JP2001350974A - 購入物品管理システム、購入物品管理方法、サーバ装置および購入物品管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

購入物品管理システム、購入物品管理方法、サーバ装置および購入物品管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2001350974A
JP2001350974A JP2000170289A JP2000170289A JP2001350974A JP 2001350974 A JP2001350974 A JP 2001350974A JP 2000170289 A JP2000170289 A JP 2000170289A JP 2000170289 A JP2000170289 A JP 2000170289A JP 2001350974 A JP2001350974 A JP 2001350974A
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JP
Japan
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product
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personal identification
network address
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Pending
Application number
JP2000170289A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishii
寿幸 石井
Taiji Kasai
泰治 笠井
Kazuya Iwasaki
一也 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個人ごとで商品の在庫切れ報知を可能とする
とともに、個人に対して商品を購入する時期に合わせて
広告情報を提供すること。 【解決手段】 個人を識別するための個人識別情報とネ
ットワークアドレスとを対応づけて記憶するための顧客
データベース406と、個人識別情報と商品を識別する
ための商品識別情報とを対応づけて入力するためのPO
S端末と、入力された個人識別情報に対応するネットワ
ークアドレスを顧客データベースから読出すアドレス読
出手段と、商品識別情報に対応する商品に関する商品情
報を記憶するための商品データベース405と、入力さ
れた商品識別情報に対応する商品情報を商品データベー
スから読出す商品情報読出手段と、読出された商品情報
を読出されたネットワークアドレスに送信するネットワ
ークインタフェース部402とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は購入物品管理シス
テム、購入物品管理方法、サーバ装置および購入物品管
理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒
体に関し、特にネットワークを利用して個人が購入した
商品を管理するための購入物品管理システム、購入物品
管理方法、サーバ装置および購入物品管理プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体サーバ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品収納庫に収納された物品を管
理する技術としては特開平11−223443号公報に
記載されている冷蔵庫収納品管理システムや、特開20
00−48091号公報に記載されている家庭用在庫管
理システムがある。
【0003】冷蔵庫収納管理システムは、カードリーダ
ライタを備えた販売時点管理端末(以下「POS端末」
という)と収納品管理装置とを備えた冷蔵庫と、ICカ
ードとからなり、顧客が商品を購入する際にPOS端末
にて生鮮食品に関するデータをICカードに記録させ、
ICカードに記録されたデータを冷蔵庫の収納品管理装
置に読込ませるシステムである。
【0004】家庭用在庫管理システムは、外出先で得た
バーコード情報をホームサーバへ送信する一方、ホーム
サーバに記憶された物品データファイルを通信手段を介
して取得し、家庭に保有する物品について家庭内および
外出先の両方から在庫を管理するシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−223443号公報に記載の冷蔵庫収納品管理シ
ステムは、冷蔵庫に収納品管理システムを備えなければ
購入した物品を管理することができないという問題があ
る。また、収納品管理装置に情報を入力するためにIC
カードを用いているため、ICカードの搬送中に衝撃、
浸水、紛失等の事故が原因でICカードに記録された情
報が喪失してしまう可能性があるという問題がある。さ
らに、ICカードから収納品管理装置へ情報を入力する
必要があり、入力作業が必要となるといった問題があ
る。
【0006】また、特開2000−48091号公報に
記載の家庭用在庫管理システムは、ネットワークを経由
して顧客自らが商品の情報を入力しなければならず、ま
た、入力作業が非常に煩雑であるという問題がある。さ
らに、不足する商品を判断するためには、顧客自らが在
庫の状況を吟味し、不足している商品を確認する必要が
ある。
【0007】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたもので、この発明の目的の1つは、商品を購入
した個人に購入した商品の情報を容易かつ確実に把握さ
せることを可能にした購入物品管理システム、購入物品
管理方法、サーバ装置および購入物品管理プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供するこ
とである。
【0008】この発明の他の目的は、商品の在庫が切れ
るのを防止するとともにタイムリーな商品広告を可能に
した購入物品管理システム、購入物品管理方法、サーバ
装置および購入物品管理プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面によれば、それぞれがネットワ
ークに接続されたサーバ装置と店舗端末とを備え、店舗
端末は、個人を識別するための個人識別情報を入力する
ための個人識別情報入力手段と、商品を識別するための
商品識別情報を入力するための商品識別情報入力手段
と、入力された個人識別情報と商品識別情報とを対応付
けてサーバ装置へ送信する送信手段とを備え、サーバ装
置は、個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネッ
トワークアドレスとを対応付けて記憶するためのアドレ
ス記憶手段と、店舗端末より個人識別情報と商品識別情
報とを対応付けて受信するための受信手段と、個人識別
情報の受信に応じて、対応するネットワークアドレスを
アドレス記憶手段から読出すアドレス読出手段と、商品
識別情報に対応する商品に関する商品情報を記憶するた
めの商品情報記憶手段と、受信された商品識別情報に対
応する商品情報を商品情報記憶手段から読出す商品情報
読出手段と、読出された商品情報を読出されたネットワ
ークアドレスに送信する送信手段とを備える。
【0010】この発明に従えば、個人を識別するための
個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネットワー
クアドレスとが対応付けて記憶され、個人を識別するた
めの個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
とが対応付けられて入力される。入力された商品識別情
報に対応する商品情報が読出されたネットワークアドレ
スに送信される。このため、商品を購入した個人に購入
した商品の情報を容易かつ確実に把握させることを可能
にした購入物品管理システムを提供することができる。
【0011】この発明の他の局面によれば、物品管理シ
ステムは、それぞれがネットワークに接続されたサーバ
装置と店舗端末とを備え、店舗端末は、個人を識別する
ための個人識別情報を入力するための個人識別情報入力
手段と、商品を識別するための商品識別情報を入力する
ための商品識別情報入力手段と、入力された個人識別情
報と商品識別情報とを対応付けてサーバ装置へ送信する
送信手段とを備え、サーバ装置は、個人識別情報と個人
識別情報を有する個人のネットワークアドレスとを対応
付けて記憶するためのアドレス記憶手段と、店舗端末よ
り個人識別情報と商品識別情報とを対応付けて受信する
ための受信手段と、商品識別情報および個人識別情報が
入力された日付と商品識別情報および個人識別情報とを
関連付けた購入データを記憶するためのデータ記憶手段
と、データ記憶手段に記憶された購入データに基づい
て、個人識別情報ごとに新たに購入するべき商品を予想
する予想手段と、予想された商品に関連付けられた個人
識別情報に対応するネットワークアドレスをアドレス記
憶手段から読出す読出手段と、商品識別情報に関連する
広告情報を記憶するための広告情報記憶手段と、予想さ
れた商品の商品識別情報に関連する広告情報を広告情報
記憶手段から読出す広告情報読出手段と、読み出された
広告情報を読出されたネットワークアドレスに送信する
送信手段とを備える。
【0012】この発明に従えば、商品識別情報および個
人識別情報が入力された日付と商品識別情報および個人
識別情報とを関連付けた購入データが記憶され、記憶さ
れた購入データに基づいて、個人識別情報ごとに新たに
購入するべき商品が予想される。そして、予想された商
品の商品識別情報に関連する広告情報が読出されたネッ
トワークアドレスに送信される。このため、購入した商
品がなくなる前の段階に商品の購入を促す広告情報が送
信されるので、広告情報が送信された個人は、商品が在
庫切れとなることを知ることができ、自己が購入した商
品を管理する必要がない。また、広告主は、個人が商品
を購入するべき時期に合わせて広告情報を送信すること
ができる。この結果、商品の在庫が切れるのを防止する
とともに、タイムリーな商品広告を可能にした購入物品
管理システムを提供することができる。
【0013】この発明のさらに他の局面によれば、それ
ぞれがネットワークに接続されたサーバ装置と店舗端末
とで購入物品を管理する方法であって、店舗端末では、
個人を識別するための個人識別情報を入力するためのス
テップと、商品を識別するための商品識別情報を入力す
るためのステップと、入力された個人識別情報と商品識
別情報とを対応付けてサーバ装置へ送信するステップと
を行ない、サーバ装置では、個人識別情報と個人識別情
報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて
記憶するステップと、店舗端末より個人識別情報と商品
識別情報とを対応付けて受信するステップと、個人識別
情報の受信に応じて、対応するネットワークアドレスを
読出すステップと、商品識別情報に対応する商品に関す
る商品情報を記憶するためのステップと、受信された商
品識別情報に対応する商品情報を読出すステップと、読
出された商品情報を読出されたネットワークアドレスに
送信するステップとを行なう。
【0014】この発明に従えば、個人を識別するための
個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネットワー
クアドレスとが対応付けて記憶され、個人を識別するた
めの個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
とが対応付けられて入力される。入力された商品識別情
報に対応する商品情報が読出されたネットワークアドレ
スに送信される。このため、商品を購入した個人に購入
した商品の情報を容易かつ確実に把握させることを可能
にした購入物品管理方法を提供することができる。
【0015】この発明のさらに他の局面によれば、それ
ぞれがネットワークに接続されたサーバ装置と店舗端末
とで購入物品を管理する方法であって、店舗端末では、
個人を識別するための個人識別情報を入力するためのス
テップと、商品を識別するための商品識別情報を入力す
るためのステップと、入力された個人識別情報と商品識
別情報とを対応付けてサーバ装置へ送信するステップと
を行ない、サーバ装置では、個人識別情報と個人識別情
報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて
記憶するためのステップと、店舗端末より個人識別情報
と商品識別情報とを対応付けて受信するステップと、商
品識別情報および個人識別情報が入力された日付と商品
識別情報および個人識別情報とを関連付けた購入データ
を記憶するステップと、記憶された購入データに基づい
て、個人識別情報ごとに新たに購入するべき商品を予想
するステップと、予想された商品に関連付けられた個人
識別情報に対応するネットワークアドレスを読出すステ
ップと、商品識別情報に関連する広告情報を記憶するた
めのステップと、予想された商品の商品識別情報に関連
する広告情報を読出すステップと、読出された広告情報
を読出されたネットワークアドレスに送信するステップ
とを行なう。
【0016】この発明に従えば、購入した商品がなくな
る前の段階に商品の購入を促す広告情報が送信されるの
で、広告情報が送信された個人は、商品が在庫切れとな
ることを知ることができ、自己が購入した商品を管理す
る必要がない。また、広告主は、個人が商品を購入する
べき時期に合わせて広告情報を送信することができる。
この結果、商品の在庫が切れるのを防止するとともに、
タイムリーな商品広告を可能にした購入物品管理方法を
提供することができる。
【0017】この発明のさらに他の局面によれば、サー
バ装置は、ネットワークに接続されたサーバ装置であっ
て、個人を識別するための個人識別情報と個人識別情報
を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて記
憶するためのアドレス記憶手段と、個人識別情報と商品
を識別するための商品識別情報とを対応付けて入力する
ための入力手段と、入力された個人識別情報に対応する
ネットワークアドレスをアドレス記憶手段から読出すア
ドレス読出手段と、商品識別情報に対応する商品に関す
る商品情報を記憶するための商品情報記憶手段と、入力
された商品識別情報に対応する商品情報を商品情報記憶
手段から読出す商品情報読出手段と、読出された商品情
報を読出されたネットワークアドレスに送信する送信手
段とを備える。
【0018】この発明に従えば、個人を識別するための
個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネットワー
クアドレスとが対応付けて記憶され、個人を識別するた
めの個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
とが対応付けられて入力される。入力された商品識別情
報に対応する商品情報が読出されたネットワークアドレ
スに送信される。このため、商品を購入した個人に購入
した商品の情報を容易かつ確実に把握させることを可能
にしたサーバ装置を提供することができる。
【0019】好ましくは、商品情報は、商品名、価格、
保存方法および消費期限の少なくとも1つを含むことを
特徴とする。
【0020】この発明に従えば、商品名、価格、保存方
法および消費期限の少なくとも1つが送信されるので、
送信された個人は、購入した商品を容易に把握すること
ができ、保存することができる。
【0021】この発明の他の局面によれば、ネットワー
クに接続されたサーバ装置であって、 個人を識別する
ための個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネッ
トワークアドレスとを対応付けて記憶するためのアドレ
ス記憶手段と、個人識別情報と商品を識別するための商
品識別情報とを対応付けて入力するための入力手段と、
商品識別情報および個人識別情報が入力された日付と商
品識別情報および個人識別情報とを関連付けた購入デー
タを記憶するためのデータ記憶手段と、データ記憶手段
に記憶された購入データに基づいて、個人識別情報ごと
に新たに購入するべき商品を予想する予想手段と、予想
された商品に関連付けられた個人識別情報に対応するネ
ットワークアドレスをアドレス記憶手段から読出す読出
手段と、商品識別情報に関連する広告情報を記憶するた
めの広告情報記憶手段と、予想された商品の商品識別情
報に関連する広告情報を広告情報記憶手段から読出す広
告情報読出手段と、読み出された広告情報を読出された
ネットワークアドレスに送信する送信手段とを備える。
【0022】この発明に従えば、商品識別情報および個
人識別情報が入力された日付と商品識別情報および個人
識別情報とを関連付けた購入データが記憶され、記憶さ
れた購入データに基づいて、個人識別情報ごとに新たに
購入するべき商品が予想される。そして、予想された商
品の商品識別情報に関連する広告情報が読出されたネッ
トワークアドレスに送信される。このため、購入した商
品がなくなる前の段階に商品の購入を促す広告情報が送
信されるので、広告情報が送信された個人は、商品が在
庫切れとなることを知ることができ、自己が購入した商
品を管理する必要がない。また、広告主は、個人が商品
を購入するべき時期に合わせて広告情報を送信すること
ができる。この結果、商品の在庫が切れるのを防止する
とともに、タイムリーな商品広告を可能にしたサーバ装
置を提供することができる。
【0023】好ましくは、予想手段は、商品識別情報ご
とに購入データから過去に購入したサイクルと直近の購
入日とを求め、求められたサイクルと直近の購入日とに
基づき購入する時期を決定し、決定された購入時期まで
が所定の期間の商品を購入するべき商品とすることを特
徴とする。
【0024】この発明に従えば、商品識別情報ごとに購
入データから過去に購入したサイクルと直近の購入日と
が求められ、求められたサイクルと直近の購入日とに基
づき購入する時期が決定され、決定された購入時期まで
が所定の期間の商品が購入するべき商品とされる。この
ため、購入する時期が過去の購入実績に基づき予想され
るので、個人が商品を消費する傾向に合わせて購入時期
を予想することができる。
【0025】この発明のさらに他の局面は、購入物品管
理方法は、個人が購入した物品を管理する方法であっ
て、個人を識別するための個人識別情報と個人識別情報
を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて記
憶するためのステップと、個人識別情報と商品を識別す
るための商品識別情報とを対応付けて入力するためのス
テップと、入力された個人識別情報に対応するネットワ
ークアドレスを読出すステップと、商品識別情報に対応
する商品に関する商品情報を記憶するためのステップ
と、入力された商品識別情報に対応する商品情報を読出
すためのステップと、読出された商品情報を読出された
ネットワークアドレスに送信するステップとを含む。
【0026】この発明に従えば、商品を購入した個人に
購入した商品の情報を容易かつ確実に把握させることを
可能にした購入物品管理方法を提供することができる。
【0027】この発明のさらに他の局面によれば、購入
物品管理方法は、個人が購入した物品を管理する方法で
あって、個人を識別するための個人識別情報と個人識別
情報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付け
て記憶するためのステップと、個人識別情報と商品を識
別するための商品識別情報とを対応付けて入力するため
のステップと、商品識別情報および個人識別情報が入力
された日付と商品識別情報および個人識別情報とを関連
付けた購入データを記憶するためのステップと、記憶さ
れた購入データに基づいて、個人識別情報ごとに新たに
購入するべき商品を予想するステップと、予想された商
品に関連付けられた個人識別情報に対応するネットワー
クアドレスを読出すステップと、商品識別情報に関連す
る広告情報を記憶するためのステップと、予想された商
品の商品識別情報に関連する広告情報を読出すステップ
と、読出された広告情報を読出されたネットワークアド
レスに送信するステップとを含む。
【0028】この発明に従えば、購入した商品がなくな
る前の段階に商品の購入を促す広告情報が送信されるの
で、広告情報が送信された個人は、商品が在庫切れとな
ることを知ることができ、自己が購入した商品を管理す
る必要がない。また、広告主は、個人が商品を購入する
べき時期に合わせて広告情報を送信することができる。
この結果、商品の在庫が切れるのを防止するとともに、
タイムリーな商品広告を可能にした購入物品管理方法を
提供することができる。
【0029】この発明のさらに他の局面によれば、コン
ピュータ読取可能な記録媒体は、個人を識別するための
個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネットワー
クアドレスとを対応付けて記憶するためのステップと、
個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報とを
対応付けて入力するためのステップと、入力された個人
識別情報に対応するネットワークアドレスを読出すステ
ップと、商品識別情報に対応する商品に関する商品情報
を記憶するためのステップと、入力された商品識別情報
に対応する商品情報を読出すためのステップと、読出さ
れた商品情報を読出されたネットワークアドレスに送信
するステップとをコンピュータに実行させるための購入
物品管理プログラムを記録する。
【0030】この発明に従えば、商品を購入した個人に
購入した商品の情報を容易かつ確実に把握させることを
可能にした購入物品管理プログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
【0031】この発明のさらに他の局面によれば、コン
ピュータ読取可能な記録媒体は、個人を識別するための
個人識別情報と個人識別情報を有する個人のネットワー
クアドレスとを対応付けて記憶するためのステップと、
個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報とを
対応付けて入力するためのステップと、商品識別情報お
よび個人識別情報が入力された日付と商品識別情報およ
び個人識別情報とを関連付けた購入データを記憶するた
めのステップと、記憶された購入データに基づいて、個
人識別情報ごとに新たに購入するべき商品を予想するス
テップと、予想された商品に関連付けられた個人識別情
報に対応するネットワークアドレスを読出すステップ
と、商品識別情報に関連する広告情報を記憶するための
ステップと、予想された商品の商品識別情報に関連する
広告情報を読出すステップと、読み出された広告情報を
読出されたネットワークアドレスに送信するステップと
をコンピュータに実行させるための購入物品管理プログ
ラムを記録する。
【0032】この発明に従えば、購入した商品がなくな
る前の段階に商品の購入を促す広告情報が送信されるの
で、広告情報が送信された個人は、商品が在庫切れとな
ることを知ることができ、自己が購入した商品を管理す
る必要がない。また、広告主は、個人が商品を購入する
べき時期に合わせて広告情報を送信することができる。
この結果、商品の在庫が切れるのを防止するとともに、
タイムリーな商品広告を可能にした購入物品管理プログ
ラムを記録したコンピュータ読取り可能記録媒体を提供
することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の1つ
における購入物品管理システムについて図面を参照して
説明する。なお、図中同一符号は同一または相当する部
材を示し、説明は繰返さない。
【0034】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
る購入物品管理システムの全体概要を示す図である。図
1を参照して、購入物品管理システムは、店舗に設置さ
れたPOS端末102,103と、サーバ装置104
と、商品を購入する顧客の家庭に設置されたネットワー
ク端末107とを含む。
【0035】POS端末102,103、サーバ装置1
04、ネットワーク端末107とは、互いにネットワー
ク101に接続されている。ネットワーク101は、ロ
ーカルエリアネットワークや、公衆回線網であり、広く
普及しているインターネットが望ましい。
【0036】ネットワーク端末107は、パーソナルコ
ンピュータやネットワーク101に接続可能な携帯情報
端末で構成される。なお、ネットワーク端末107の代
わりに、中央演算装置と、ネットワーク101に接続す
るためのネットワークインタフェース部と、表示部と、
入力部と、プログラムおよび商品データベースを記録す
るための記憶部とを備えた冷蔵庫106を用いることが
できる。この冷蔵庫106は、ネットワーク端末107
の機能と同様の機能を有するため、以下の説明ではネッ
トワーク端末107について説明する。
【0037】次に、上述した購入物品管理システムの各
構成要素について詳細に説明する。図2は、本実施の形
態における購入物品管理システムのPOS端末102の
概略構成を示すブロック図である。図2を参照して、P
OS端末102は、POS端末の全体を制御するための
制御部201と、ネットワーク101に接続するための
ネットワークインタフェース部202と、情報を表示す
るための表示部203と、所定の情報を入力するための
入力部204と、記憶部205とを含む。
【0038】入力部204は、IDカード209に記憶
されている情報を読取るためのカードリーダと、商品入
力部301と、テンキー302とを備えている。IDカ
ードには、顧客を識別するための識別番号である顧客I
Dと顧客の情報を格納するためのサーバ装置のネットワ
ークアドレスとが記憶されている。
【0039】図3は、本実施の形態におけるPOS端末
102の入力部204の一例を示す平面図である。図3
を参照して、入力部204の上面には、商品入力部30
1とテンキー302とが備えられている。商品入力部3
01は、縦方向(図面上下方向)に7区分、横方向(図
面左右方向)に5区分したマトリックス状のスイッチで
ある。たとえば、2行2列のスイッチには「レタス」が
割当てられている。テンキー302は、商品の個数、価
格などの数字を入力することができる。
【0040】図2に戻って、記憶部205には、制御部
201で実行するためのプログラム206と、複数の商
品に関するデータを含む商品テーブル207と、入力部
204から入力された情報を記録するためのメモリ20
8とを含む。メモリ208は、制御部201でプログラ
ム206を実行するために必要なワーク領域としても使
用される。
【0041】記憶部205の商品テーブル207は、商
品を識別するための商品番号、商品名、価格をセットに
したデータが記録されている。ある商品番号を参照すれ
ば、その商品番号の商品の商品名と価格とがわかるよう
になっている。本実施の形態においては、この商品番号
は購入物品管理システム全体で用いられ、1つの商品に
つき1つの商品番号が割当てられ、お互いに重複するこ
とがない。
【0042】また、商品番号は、入力部204の商品入
力部301のスイッチと対応づけられている。たとえ
ば、商品入力部301の2行2列のスイッチには「レタ
ス」が割当てられ、このスイッチが押下されると商品テ
ーブル207から「レタス」の「商品番号」、「商品
名」、「価格」の情報が読出される。
【0043】ネットワークインタフェース部202は、
POS端末102をネットワーク101と接続するため
のネットワークインタフェースである。ネットワークイ
ンタフェース部202は、POS端末からネットワーク
101に接続された他の機器に対して電子メールを送信
することが可能となっている。また、POS端末102
は、顧客が商品を購入して会計が終了した時点で、ID
カードから読出された顧客を特定するための識別番号
と、その顧客が購入した商品の商品番号とが、IDカー
ドから読込まれたサーバ装置のネットワークアドレスに
電子メールで送信される。この処理については後で具体
的に説明する。
【0044】図4は、本実施の形態における購入物品管
理システムのサーバ装置104の概略構成を示すブロッ
ク図である。図4を参照して、サーバ装置104は、サ
ーバ装置104の全体を制御するための制御部401
と、サーバ装置104をネットワーク101に接続する
ためのネットワークインタフェース部402と、記憶部
403とを含む。
【0045】ネットワークインタフェース部402は、
ネットワーク101にサーバ装置を接続するためのネッ
トワークインタフェースである。また、ネットワークイ
ンタフェース部402は、ネットワーク101に接続さ
れた他の機器から送信される電子メールを受信する機能
と、他の機器に電子メールを送信する機能とを有する。
【0046】記憶部403は、制御部401で実行する
ためのプログラム404と、商品に関する情報を記録す
るための商品データベース405と、顧客に関する情報
を記録するための顧客データベース406と、商品の広
告に関する情報を記録するための広告データベース40
7とを備えている。
【0047】図5は、サーバ装置104が備える記憶部
403の商品データベース405の一例を示す図であ
る。図5を参照して、商品データベース405は、商品
ごとに「商品番号」、「商品名」、「消費期限」、およ
び「保存方法」をセットにした商品ファイルを、商品の
数だけ記録する。消費期限とは、その商品の購入日から
起算して一般的に安全に消費することができる期間であ
る。たとえば、消費期限が3日であれば、その商品は購
入日から数えて3日以内に消費されることが望ましいと
いうことを示す。また、「保存方法」とは、特に食品に
おいて、限定された保存方法を必要とする商品の保存方
法を示す。たとえば、「常温保存」、「冷暗所保存」、
「要冷蔵保存」、「要冷凍保存」などの情報である。
【0048】図6は、サーバ装置104が備える記憶部
403に記憶される顧客データベース406の一例を示
す図である。図6を参照して、顧客データベース406
は、基本情報601と、購入物品情報602と、設定品
目情報603とを含む顧客情報604を、登録している
顧客の数だけ備えている。
【0049】基本情報601は、「顧客ID」、「氏
名」、「住所」、「電話番号」、「生年月日」、「電子
メールアドレス」をセットにした顧客ファイルを記録す
る。「顧客ID」は、顧客を識別するための識別番号で
ある。
【0050】購入物品情報602は、「ファイル番
号」、顧客が商品を購入した「日付」、「店舗名」、購
入した商品の「商品番号」、「価格」、「数量」をセッ
トにした購入物品ファイルを記録する。「商品番号」
は、顧客が購入した商品を識別するための商品番号であ
る。購入物品ファイルは、日付、店舗および、購入した
商品ごとに作成される。
【0051】設定品目情報603は、「商品番号」、
「平均購入周期」、「最短購入周期」、「最終購入日」
をセットにした管理ファイルを記録する。管理ファイル
は、顧客ごとに、購入した商品ごとに作成される。
【0052】顧客データベース406は、基本情報60
1が顧客の数だけ顧客ファイルを有し、購入物品情報6
02と設定品目情報603とが顧客1人に対応して複数
のファイルを有する構造となっている。また、設定品目
情報603の管理ファイルは、購入物品情報602から
作成される。
【0053】基本情報601の顧客ファイルは、サーバ
装置104のキーボード等の入力部から入力されて作成
される。購入物品情報602の購入物品ファイルは、P
OS端末102,103から送信される電子メールに含
まれる情報に基づいて作成される。設定品目情報603
の管理ファイルは、購入物品情報602に基づいて顧客
ごとおよび商品ごとにファイルが作成される。
【0054】図7は、サーバ装置104が備える記憶部
403の広告データベース407の一例を示す図であ
る。図7を参照して、広告データベース407は、店舗
広告情報701とメーカ広告情報702とを含む。
【0055】店舗広告情報701は、「商品番号」、
「店舗名」、「価格」、「広告有効期限」、「コメン
ト」をセットにした店舗広告ファイルを、広告の数だけ
記憶する。店舗広告情報701は、店舗ごとに特売やキ
ャンペーンなどの店舗での販売に関する広告の情報を記
録する。「コメント」の項目は、たとえば、「お一人様
1つ限り」といった購入数量を制限するためや、「景品
つき」等の購買意欲を喚起させるための付加価値情報で
ある。店舗広告情報701には、広告主である店舗の依
頼により店舗広告ファイルが追加される。店舗広告ファ
イルは、サーバ装置104の入力部から入力されて記録
される。また、広告有効期限が経過した店舗広告ファイ
ルは、自動的に削除される。
【0056】メーカ広告情報702は、「メーカ名」、
「商品名」、「商品説明」、「特記事項」の情報をセッ
トにしたメーカ広告ファイルを、広告の数だけ記憶す
る。メーカ広告情報701には、広告主であるメーカの
依頼によりメーカ広告ファイルが追加される。メーカ広
告ファイルは、サーバ装置104の入力部から入力され
て記録される。
【0057】なお、本実施の形態においては、広告デー
タベース407をサーバ装置104の記憶部403に設
けるようにしたが、図1に示した広告サーバ装置105
に設けるようにしてもよい。この場合には、サーバ装置
104は必要な広告情報を広告サーバ装置105より受
信することになる。
【0058】図8は、本実施の形態における購入物品管
理システムのネットワーク端末107の概略構成を示す
ブロック図である。図8を参照して、ネットワーク端末
107は、ネットワーク端末107の全体を制御するた
めの制御部801と、ネットワーク101に接続するた
めのネットワークインタフェース部802と、必要な情
報を表示するための表示部803と、マウスおよびキー
ボードを備えた入力部804と、記憶部805とを含
む。本実施の形態においては、ネットワーク端末107
をパーソナルコンピュータで構成している。
【0059】ネットワークインタフェース部802は、
ネットワーク端末107をネットワーク101と接続す
るためのネットワークインタフェースであり、ネットワ
ーク101に接続された他の機器が送信する電子メール
を受信する機能を有する。
【0060】記憶部805は、制御部801で実行する
ためのプログラム806と、商品に関する情報を記憶す
るための商品データベース807とを含む。
【0061】図9は、ネットワーク端末107が備える
記憶部805の商品データベース807の一例を示す図
である。図9を参照して、商品データベース807は、
購入商品ごとに購入商品ファイルを記録する。それぞれ
の購入商品ファイルが、「ファイル番号」、「日付」、
「店舗名」、「商品名」、「価格」、「数量」、「消費
期限」、「保存方法」をセットにしたデータで構成され
る。商品データベース807に記憶される購入商品ファ
イルは、サーバ装置104から電子メールで送信される
情報と、その情報を元に作成された情報とが記憶され
る。また、ネットワーク端末107を操作する顧客は、
商品データベース807の内容を、入力部804から変
更することができる。
【0062】次に本実施の形態における購入物品管理シ
ステムで行なわれる処理について説明する。図10は、
本実施の形態における購入物品管理システムのPOS端
末102で行なわれる処理の流れを示すフローチャート
である。図10を参照して、IDカードが入力部204
により読込まれる(ステップS1001)。これは、店
舗の従業員が顧客により提示されたIDカードを、入力
部204のカードリーダを通すことにより行なわれる。
IDカードには、顧客を識別するための識別番号である
顧客IDと顧客の情報を格納するためのサーバ装置のネ
ットワークアドレスとが記憶されている。これにより、
IDカードに記憶されている顧客IDと顧客の情報を格
納するためのサーバ装置のネットワークアドレスとが入
力される。
【0063】なお、IDカードの代わりに、キャッシュ
カードの番号や運転免許証の番号など、他人の番号と重
複せず、一意に定められる番号を使用することができ
る。この場合には、入力部204のテンキー302を用
いて店舗の従業員により入力される。これにより、ID
カードが汚れて解読できなくなったときでも対応するこ
とができるので、顧客にとっては利便性がよい。なお、
キャッシュカードや運転免許証の番号を用いる場合に
は、POS端末内、または、POS端末が接続されてい
る販売時点情報管理ネットワーク内に、顧客のキャッシ
ュカードまたは運転免許証の番号と、顧客IDとを関連
づけたデータベースを備えるようにすればよい。
【0064】次に、購入する商品のうち同一品目が複数
あるか否かが判断される(ステップS1002)。これ
は、購入する商品のうち同一品目の商品が複数ある場合
と単品の場合とで処理を異ならせるためである。購入し
た商品のうち同一品目の商品が複数の場合は、ステップ
S1003に進み、そうでない場合はステップS100
5に進む。
【0065】ステップS1003では、入力部204の
テンキー302から数量が入力される。そして、入力部
204の商品入力部301において、購入した商品に対
応したスイッチが押下されることにより、購入した商品
に対応した商品番号が入力される(ステップS100
4)。
【0066】一方、購入した商品が同一品目で1つの場
合には、入力部204の商品入力部301の購入した商
品に対応したスイッチが押下されることにより、購入し
た商品に対応した商品番号が入力される(ステップS1
005)。この場合には、自動的に数量が「1」として
入力される(ステップS1006)。
【0067】ステップS1004またはステップS10
05において、商品入力部301で商品入力キーが押下
されると、そのキーに対応した商品番号が生成されて商
品番号と、ステップS1003またはステップS100
6で入力された数量とが記憶部205のメモリ208に
記憶される(ステップS1007)。
【0068】次に、記憶部205の商品テーブル207
に記憶されたファイルのうちから、メモリ208に記憶
された商品番号のデータが読出され、読出されたデータ
に含まれる商品名と価格とが読出される(ステップS1
008)。読出された価格と商品名とはメモリ208に
記憶される(ステップS1009)。
【0069】ステップS1002〜ステップS1006
までの処理で入力された商品の小計額が、小計額=価格
×数量の演算式に従って計算される(ステップS101
0)。
【0070】そして、算出された小計額と読み出された
商品名とが表示用のメモリに記憶され(ステップS10
11)、これらが表示部203に表示される(ステップ
S1012)。
【0071】続いて入力するべき商品があるか否かの判
定が行なわれる(ステップS1013)。この判定は、
商品入力部301の「合計キー」が押下されたか否かに
より判断される。合計キーが押下された場合には、ステ
ップS1014に進み、そうでない場合にはステップS
1002に戻り、上述した入力処理が繰返し行なわれる
ことにより次の商品の入力が行なわれる。なお、ステッ
プS1002〜ステップS1013までの処理は、一例
であり、たとえば、バーコードリーダを用いた他の方法
を適用するようにしてもよい。
【0072】ステップS1013の時点、換言すれば、
同一品目の商品の入力が終了した時点では、メモリ20
8には「商品番号」、「価格」および「数量」からなる
1セットのデータが記憶される。したがって、すべての
入力が終了した時点では、メモリ208には「商品番
号」、「価格」および「数量」のセットのデータが、購
入した商品の品目の数だけ記憶されることになる。
【0073】上述した、入力処理では、店舗の従業員の
操作ミスなどにより、同じ品目の商品におけるデータが
複数回入力される場合がある。このように、同じ品目の
商品について2つ以上のデータが重複して入力される可
能性があるので、次の処理では品目の重複を取り除く処
理を行なう。
【0074】まず、メモリ208に記憶されている最初
のデータを読出す(ステップS1014)。そして、読
出されたデータの商品番号と同一の商品番号のデータが
メモリ208に記憶されているか否かを検索する(ステ
ップS1015)。そして、同じ商品番号のデータが存
在するか否か、すなわち、同じ商品番号のデータが重複
して存在しているか否かの判断がなされる(ステップS
1016)。重複して存在する場合には重複しているデ
ータの数量が合算され(ステップS1017)、商品番
号、価格および合算した数量のセットからなる新規のデ
ータがメモリ208に記憶される(ステップS101
8)。そして、重複したデータが削除される(ステップ
S1019)。
【0075】一方、ステップS1016で重複しないと
判断された場合には、ステップS1014で読出された
商品番号、価格、数量がそのままメモリ208に記憶さ
れる(ステップS1020)。
【0076】ステップS1020またはステップS10
19の後、メモリ208に記憶されているデータで、処
理の対象とするべき次のデータがあるか否かが判断され
る(ステップS1021)。次のデータがある場合に
は、ステップS1022に進み、メモリ208に記憶さ
れたデータの後に、後にデータが継続することを示す継
続フラグ「N」が追加され(ステップS1022)、ス
テップS1014に進む。
【0077】ステップS1021で処理の対象とするべ
き次のデータがないとされた場合には、ステップS10
23に進み、データの終了を示す継続フラグ「E」がメ
モリ208に追加される(ステップS1023)。これ
により、サーバ装置104に送信するためのデータのフ
ォーマットが整えられる。
【0078】ステップS1023までの処理で、フォー
マットが整えられたデータの先頭に、顧客を識別するた
めの顧客ID、日付、店舗名が追加される(ステップS
1024)。これにより、サーバ装置104に送信する
ためのデータのフォーマットが完成する。サーバ装置1
04に送信するデータは、顧客ID、日付、店舗名に続
けて、購入した商品ごとに商品番号、価格、数量、継続
フラグが列記されたフォーマットである。
【0079】ステップS1024で完成されたデータ
が、ステップS1001でIDカードから読込まれたサ
ーバ装置のネットワークアドレスに電子メールで送信さ
れる(ステップS1025)。
【0080】このように、POS端末102では、顧客
が商品を購入するごとに、顧客ID、商品が購入された
日付、店舗名、購入された商品の商品番号、価格、数量
とがサーバ装置104に電子メールで送信される。
【0081】図11は、本実施の形態における購入物品
管理システムのサーバ装置104で行なわれる処理の流
れを示すフローチャートである。図11を参照して、サ
ーバ装置104は、ネットワークインタフェース部40
2で、POS端末102,103より送信された電子メ
ールを受信する(ステップS1101)。受信された電
子メールには、顧客ID、商品が購入された日付、店舗
名に続けて、商品番号、価格、数量、継続フラッグが購
入された商品の数だけ繰返し記載されたデータが含まれ
る。
【0082】受信された電子メールに含まれる顧客I
D、日付および店舗名とが図示しないメモリに記憶され
る(ステップS1102)。そして、顧客データベース
406の基本情報601に記憶されている顧客ファイル
の中から、受信された電子メールに含まれる顧客IDに
対応する顧客ファイルが読出される(ステップS110
3)。さらに、顧客データベース406の購入物品情報
602に記憶されている購入物品ファイルの最終のファ
イル番号が取得される(ステップS1104)。取得さ
れた最終のファイル番号に1を加算したファイル番号が
次に作成される新規の購入物品ファイルのファイル番号
とされる(ステップS1105)。新規の購入物品ファ
イルが作成され(ステップS1106)、メモリに記憶
された顧客ID、日付および店舗名が新規の購入物品フ
ァイルに記録される(ステップS1107)。
【0083】次に、新規の購入物品ファイルに受信され
た電子メールに含まれる商品番号、価格および数量が記
録される(ステップS1108)。
【0084】その後、商品データベース405の商品フ
ァイルの中から、新規ファイルに記録された商品番号に
対応するファイルが読出され、読み出されたファイルか
ら商品名、消費期限、保存方法が取得される(ステップ
S1109)。そして、商品名、価格、数量、消費期
限、保存方法および継続フラグがメモリに記録される
(ステップS1110)。
【0085】次に、受信された電子メールに含まれる継
続フラグが判断される(ステップS1111)。継続フ
ラグが「N」の場合は、ファイル番号に1を加算し(ス
テップS1112)、ステップS1106の処理に戻
る。一方、継続フラグが「E」の場合にはデータの終了
を示すので、顧客のネットワーク端末107に送信する
情報のフォーマットを整える処理を行なうため、ステッ
プS1113に進む。
【0086】このように、継続フラックが「N」である
限りステップS1106〜ステップS1110の処理が
繰返し行なわれる。このため、受信された電子メールに
含まれるデータに繰返し記載された商品のすべてについ
て、購入物品ファイルが作成されるとともに、繰返し記
載された商品の順に商品名、価格、数量、消費期限、保
存方法および継続フラグがメモリに記録される。
【0087】ステップS1113に進む時点で、メモリ
には、日付および店舗名に続けて、購入した商品ごとに
商品名、価格、数量、消費期限、保存方法および継続フ
ラグを列記したフォーマットでデータが記憶されてい
る。ステップS1113では、メモリに記憶されている
データを本文とする電子メールが作成される。そして、
受信された電子メールに含まれる顧客IDの顧客ファイ
ルが顧客データベース406の基本情報601から読出
され、顧客の電子メールアドレスが取得される(ステッ
プS1114)。ステップS1113で作成された電子
メールが、ステップS1114で取得された電子メール
アドレスにネットワークインタフェース部402より送
信される(ステップS1115)。
【0088】このように、サーバ装置104では、PO
S端末102,103から電子メールを受信すると、顧
客データベース406の購入物品情報602に新たな購
入物品ファイルを作成するとともに、受信した電子メー
ルに含まれる情報をその顧客の電子メールアドレスに電
子メールで送信する。
【0089】これにより、顧客は、自己が購入した商品
の商品情報、具体的には購入した商品の商品名、価格、
数量、消費期限、および保存方法を電子メールで知るこ
とができる。したがって、顧客は受信した電子メールの
情報を、自己で家計簿等を作成するデータとしたり、商
品の在庫管理を行なうデータに活用することができる。
【0090】また、サーバ装置の顧客データベースに
は、顧客ごとに購入した商品の情報が記憶されるため、
顧客ごとに購入した商品を把握することができる。
【0091】図12は、本実施の形態における購入物品
管理システムのネットワーク端末107で行なわれる処
理の流れを示すフローチャートである。図12を参照し
て、ネットワーク端末107は、まず、記憶部805の
商品データベース807を呼出す(ステップS120
1)。そして、並べ替えの設定がされているかを確認す
る(ステップS1202)。並べ替えの設定は、商品デ
ータベース807に記憶されている購入商品ファイルを
並べ替えるためのキーの設定を示し、設定されている場
合にはステップS1205へ進み、そうでない場合には
ステップS1203に進む。
【0092】ステップS1203では、購入商品ファイ
ルを並べ替えするためのキーとなる項目を設定するため
の設定画面が呼出され(ステップS1203)、設定画
面で設定されたキーとなる項目で購入商品ファイルが並
べ替えられる(ステップS1204)。本実施の形態に
おいては、並べ替えのキーとなり得る項目としては、商
品名、消費期限、数量の3つとしている。並べ替えは、
3つの項目のうちの1つに注目して、各購入商品ファイ
ルが比較され、それぞれの購入商品ファイルがキー項目
に対して順番に並ぶように並べ替えられる。
【0093】次に、商品データベース807の購入商品
ファイルが並べ替えられた順番に表示部803の在庫表
示画面に表示される(ステップS1205)。図13
は、ネットワーク端末107の表示部803に表示され
る在庫表示画面の一例を示す図である。図13を参照し
て、在庫表示画面1801は、商品名、数量、消費期限
の項目を表示する在庫表1802と、商品名の選択およ
び画面をスクロールさせるためのスクロールボタン18
03と、詳細ボタン1804と、表示設定ボタン180
5と、終了ボタン1806とを有している。詳細ボタン
1804、表示設定ボタン1805、終了ボタン180
6は、後述するように必要に応じて用いられる。
【0094】図12に戻って、在庫表示画面1801
で、入力があるか否かの検知が行なわれる(ステップS
1206)。入力があるとされた場合にはステップS1
209に進み、入力された情報の判断が行なわれる。入
力がないとされた場合には、ステップS1207に進
み、新規に購入した商品に関するデータが電子メールで
受信されているかどうかが確認される。電子メールが受
信されている場合にはステップS1208に進み、商品
データベース807の更新が行なわれる。商品データベ
ース807の更新については後で詳しく説明する。電子
メールが受信されていないとされた場合には(ステップ
S1207でNO)、ステップS1206に戻る。
【0095】一方、ステップS1206で情報の入力が
あると判断された場合は、ステップS1209に進み、
在庫表示画面1801で表示設定ボタン1805が選択
されたか否かが判断される。表示設定ボタン1805が
選択された場合には、ステップS1210に進み、表示
選択画面が表示部803に表示される。
【0096】図14は、ネットワーク端末107の表示
部803に表示される表示選択画面の一例を示す図であ
る。図14を参照して、表示選択画面1807は、消費
期限ボタン1808と、品名ボタン1809と、数量ボ
タン1810とを含む。表示選択画面1807は、商品
データベース807の購入商品ファイルを並べ替えする
ためのキーとなる項目を設定するための画面である。消
費期限ボタン1808、品名ボタン1809、数量ボタ
ン1810のいずれかのボタンがクリックされることに
より、消費期限ボタン1808に対しては「消費期限」
の項目が、品名ボタン1809に対しては「品名」の項
目が、数量ボタン1810に対しては「数量」の項目が
キー項目としてセットされる。
【0097】図12に戻って、ステップS1210で表
示選択画面1807が表示された後、表示選択画面18
07のいずれかのボタン1808,1809、1810
がクリックされるまで待機状態となる(ステップS12
11)。そして、いずれかのボタン1808,180
9,1810がクリックされることにより、クリックさ
れたボタンに対応する項目がキー項目としてセットされ
る(ステップS1212)。そして,ステップS120
4に進み、キー項目としてセットされた項目で購入商品
ファイルが並べ替えられる。
【0098】ステップS1213では、在庫表示画面1
801で詳細ボタン1804がクリックされたか否かが
判断される。詳細ボタン1804がクリックされた場合
には、詳細表示処理が行なわれ(ステップS121
4)、その後ステップS1215に進む。詳細表示処理
については後述する。
【0099】一方、詳細ボタンがクリックされていない
場合には(ステップS1213でNO)、在庫表示画面
1801でスクロールボタン1803がクリックされた
か否かが判断される(ステップS1215)。スクロー
ルボタンが押下された場合はステップS1216に進
み、そうでない場合にはステップS1217に進む。
【0100】表示部803に表示できる商品データの数
は表示部803の画面の大きさによって定まる。このた
め、スクロールボタン1803により画面に表示されて
いないデータを表示させることができる。ステップS1
215でスクロールボタン1803がクリックされた場
合には、ステップS1216で次に表示するデータを表
示用のデータに更新し、その後ステップS1205で更
新された表示用のデータが表示される。
【0101】ステップS1217では、在庫表示画面1
801の終了ボタン1806がクリックされたか否かが
判断される。終了ボタン1806がクリックされた場合
には、処理が終了し、そうでない場合にはステップS1
209に進む。
【0102】図15は、図12のステップS1208で
行なわれる情報更新処理の流れを示すフローチャートで
ある。図15を参照して、情報更新処理では、まず、受
信中画面が表示部803に表示される(ステップS13
01)。情報更新処理は、ネットワーク端末107の使
用者が特に操作する必要のない処理である。このため、
ステップS1301では、表示部803に情報更新中で
ある旨がネットワーク端末の使用者に示される。図16
は、ネットワーク端末107の表示部803に表示され
る情報更新画面の一例を示す図である。図16を参照し
て、情報更新画面1811は、「情報更新中」のメッセ
ージが表示され、顧客、すなわちネットワーク端末10
7の使用者に情報更新中である旨が表示される。
【0103】図15に戻って、ネットワークインタフェ
ース部802により、商品に関するデータを含む電子メ
ールが受信される(ステップS1302)。受信された
電子メールには、日付および店舗名に続けて、購入した
商品ごとに商品名、価格、数量、消費期限、保存方法お
よび継続フラグが、購入した商品の数だけ繰返し記載さ
れたデータが含まれる。
【0104】そして、商品データベース807が呼出さ
れ(ステップS1303)、商品データベースの購入商
品ファイル群から最終ファイル番号が取得される(ステ
ップS1304)。
【0105】最終ファイル番号に1を加算した値が次に
作成する新規の購入商品ファイルのファイル番号をとさ
れ(ステップS1305)、新規の購入商品ファイルが
作成される(ステップS1306)。
【0106】ステップS1302で受信された電子メー
ルの本文に含まれる日付および店舗名が新規に作成され
た購入物品ファイルに記録される(ステップS130
7)。ステップS1301で受信された電子メールの本
文に含まれる最初の商品の商品名、価格、数量および保
存方法が新規の購入物品ファイルに記録される(ステッ
プS1307)。そして、最終ファイル番号であること
が認され(ステップS1308)、消費期限が新規の購
入物品ファイルに記録される(ステップS1309)。
【0107】次に、継続フラグが判別され(ステップS
1310)、継続フラグが「N」の場合にはステップS
1311に進み、「E」の場合には処理を終了する。ス
テップS1311では、ファイル番号に1加算して新た
なファイル番号とし、ステップS1306に進む。そし
て、ステップS1306〜ステップS1310の処理が
繰返し行なわれる。
【0108】このように、継続フラックが「N」である
限りステップS1306〜ステップS1309の処理が
繰返し行なわれる。このため、受信された電子メールに
含まれるデータに繰返し記載された商品のすべてについ
て、購入物品ファイルが作成される。
【0109】図17は、図12のステップS1214で
行なわれる詳細表示処理の流れを示すフローチャートで
ある。詳細表示処理では、情報の閲覧に加えて、情報の
削除および編集が行なえるようになっている。図17を
参照して、詳細表示処理では、まず、詳細情報画面が表
示部803に表示される。図18は、ネットワーク端末
107の表示部803に表示される詳細情報画面の一例
を示す図である。図18を参照して、詳細情報画面18
12は、在庫となっている商品の商品名、数量、消費期
限、購入日、価格、購入店舗、保存方法を表示するため
の詳細情報表示部1813と、削除ボタン1814と、
変更ボタン1815と、戻るボタン1816とを含む。
詳細情報画面1812は、図13に示した在庫表示画面
1801が表示されている場合に、詳細ボタン1804
がクリックされたときに表示される画面である。そして
詳細情報表示部1813に表示される情報は、在庫表示
画面1802で選択されている商品の詳細な情報であ
る。
【0110】図17に戻って、詳細情報画面1812の
削除ボタン1814、変更ボタン1815、戻るボタン
1816のいずれかのボタンがクリックされるまで待機
状態となる(ステップS1402)。
【0111】そして、変更ボタン1815がクリックさ
れたか否かが判断される(ステップS1403)。変更
ボタン1815がクリックされた場合にはステップS1
404に進み、そうでない場合にはステップS1408
に進む。
【0112】ステップS1404では、表示部803に
情報変更画面が表示される。図19は、ネットワーク端
末107の表示部803に表示される情報変更画面の一
例を示す図である。図19を参照して、情報変更画面1
817は、変更情報入力部1818と、OKボタン18
19と、キャンセルボタン1820とを含む。変更情報
入力部1818には、入力部804のキーボード等から
変更情報を入力することができる。
【0113】図17に戻って、入力部804のキーボー
ド等からの入力により、変更情報入力部1818に変更
内容が入力され(ステップS1405)、OKボタン1
819またはキャンセルボタン1820の入力待ちとな
る(ステップS1406)。OKボタン1819がクリ
ックされた場合には、ステップS1405で入力された
変更内容が購入物品ファイルに書込まれた後、ステップ
S1401に進む。キャンセルボタン1820がクリッ
クされた場合には、何も処理を行なわずステップS14
01に進む。
【0114】ステップS1401で詳細情報画面181
2が表示された後、削除ボタン1814がクリックされ
たか否かが判断される(ステップS1408)。削除ボ
タン1814がクリックされた場合にはステップS14
09に進み、そうでない場合にはステップS1413に
進む。
【0115】ステップS1409では、削除確認画面が
表示部803に表示される。図20は、ネットワーク端
末107の表示部803に表示される削除確認画面の一
例を示す図である。図20を参照して、削除確認画面1
821は、削除の対象となる商品の商品名、数量、消費
期限、購入日、価格、購入店舗、保存方法を表示するた
めの削除物品詳細表示部1822と、OKボタン182
3と、キャンセルボタン1824とを含む。
【0116】削除物品詳細表示部1822に表示される
データは、詳細情報画面の詳細情報表示部1813に表
示されていたデータである。削除物品詳細表示部182
2は、削除の対象となる商品の詳細な情報を表示するた
めの表示領域である。このため、顧客は、この表示部を
見ることにより、削除してよいデータか否かを判断する
ことができる。
【0117】図17に戻って、ステップS1409で削
除確認画面1821が表示された後、OKボタン182
3がクリックされた場合にはステップS1411に進
み、キャンセルボタン1824がクリックされた場合に
はステップS1401に戻る(ステップS1410)。
【0118】ステップS1411では、削除物品詳細表
示部1822に表示された購入物品ファイルが商品デー
タベース807から削除される。次のステップS141
2では、ファイル番号を詰めるために、ファイルの並べ
替えを行ない、ファイル番号の再割当てが行なわれる。
そして、詳細表示処理を終了する。
【0119】一方、ステップS1401で詳細情報画面
1812が表示部803に表示された後、戻るボタン1
816がクリックされた場合には、詳細表示処理を終了
し、そうでない場合にはステップS1402に戻る。
【0120】このように、詳細表示処理においていて
は、商品データベース807の購入物品ファイルごとに
情報の閲覧、削除および編集をすることができる。
【0121】サーバ装置104では、顧客データベース
406を用いて、顧客ごとに次回に商品を購入する日を
予想する処理(以下「購入日予想処理」という)が行な
われる。図21は、本実施の形態における購入物品管理
システムのサーバ装置104で行なわれる購入日予想処
理の流れを示すフローチャートである。なお、購入日予
想処理は、顧客データベース406に記憶されている顧
客ごとに行なわれる処理である。ここでは、説明を簡単
にするため、1人の顧客について行なわれる処理を説明
する。
【0122】図21を参照して、購入日予想処理は、ま
ず、記憶部403の顧客データベース406が呼出され
る(ステップS1501)。そして、顧客データベース
406の設定品目情報603に記憶されている1つ目の
管理ファイルが読出される(ステップS1502)。そ
して、読出された管理ファイルの「商品番号」と同じ商
品番号の購入物品ファイルが購入物品情報602から日
付の古い順に検索される(ステップS1503)。
【0123】検索された購入物品ファイルの購入日の差
が古い順にサーバ装置104のメモリに一時記憶される
(ステップS1504)。ここで、購入日の差とは、た
とえば購入物品情報602から商品番号がAの購入物品
ファイルが3つ検索され、1番目のファイルの日付が1
月1日、2番目のファイルの日付が2月1日、3番目の
ファイルの日付が2月20日であった場合、購入日の差
は、古い順に31日、20日となる。
【0124】ステップS1505では、購入物品情報6
02中に次に処理対象とするべき購入物品ファイルが存
在するか否かが判断され、存在する場合にはステップS
1503に進み、存在しない場合にはステップS150
6に進む。これにより、購入物品情報602に含まれる
すべての購入物品ファイルであって商品番号が同じもの
について古い順の購入日の差が求められることになる。
【0125】そして、メモリに一時記憶された購入日の
差(購入間隔)のうちから最短の購入間隔(最短購入間
隔)が検出され(ステップS1506)、購入間隔の平
均(平均購入間隔)が算出され(ステップS150
7)、ステップS1502で読出された設定品目情報6
03の管理ファイルにそれぞれ記録される(ステップS
1508)。
【0126】次に、平均購入間隔、最短購入間隔および
最終購入日とから次回に購入する日(購入予想日)が算
出される(ステップS1509)。購入予想日を算出す
る方法としては、最終購入日に平均購入間隔に重みηを
乗じたものと、最短購入間隔に重み(1−η)を乗じた
ものとを加算することにより求めることができる。ま
た、重みηの初期値は、0.8とするのが好ましい。た
とえば、ある商品について最終購入日が3月1日、平均
購入間隔が15日、最短購入間隔が10日であれば、購
入予想日は、3月1日より、15(日)×0.8+10
(日)×(1−0.8)経過した日である3月15日と
なる。このようにして算出された購入予想日と最終購入
日とが、設定品目情報603の管理ファイルに記録され
る(ステップS1510)。
【0127】そして、設定品目情報603のすべての管
理ファイルについてステップS1502〜ステップS1
510の処理が行なわれたか否かが判断され(ステップ
S1511)、すべての管理ファイルについて処理が行
なわれた場合には処理を終了し、そうでない場合には上
記処理を繰返し行なう。
【0128】次に、商品ごとに算出された購入予想日に
基づいて、顧客に広告情報を送信する処理(以下「広告
情報送信処理」という)について説明する。図22は、
本実施の形態における購入物品管理システムのサーバ装
置104で行なわれる広告情報送信処理の流れを示すフ
ローチャートである。広告情報送信処理は、サーバ装置
104で行なわれる。図22を参照して、広告情報送信
処理は、まず、顧客データベース406が呼出される
(ステップS1601)。そして、設定品目情報603
の1つ目の管理ファイルが読出され(ステップS160
2)、読出された管理ファイルの購入予想日と現在の日
時とが比較される(ステップS1603)。現在の日時
が購入予想日まで2日以内であれば、ステップS160
4に進み、そうでなければステップS1605に進む。
【0129】ステップS1604では、ステップS16
02で読出されたファイルの商品番号がメモリに一時的
に記憶される。ステップS1605では、設定品目情報
603のすべての管理ファイルについて、ステップS1
602〜ステップS1604の処理が行なわれたか否か
が判断され、すべてのファイルについて行なわれた場合
にはステップS1606に進み、そうでない場合にはス
テップS1602に進み、上述の処理が繰返し行なわれ
る。
【0130】そして、メモリに一時記憶された商品番号
に対応する店舗広告ファイルとメーカ広告ファイルが、
広告データベース407から抽出される(ステップS1
606)。このとき、一時記録されている商品番号の商
品に関する広告情報は、店舗広告情報701とメーカ広
告情報702の双方から抽出される。また、一時記録さ
れている商品番号に対応する商品ファイルが、商品デー
タベース405から抽出される(ステップS160
7)。
【0131】そして、基本情報601に記憶されている
顧客ファイルから電子メールアドレス(Eメール)が検
索され(ステップS1608)、広告データベース40
7から抽出した店舗広告ファイルまたはメーカ広告ファ
イルに含まれる情報からテキストファイルが作成される
(ステップS1609)。このとき、店舗広告情報70
1から抽出された店舗広告ファイルまたはメーカ広告情
報702から抽出されたメーカ広告ファイルに含まれる
商品番号が、商品名に置換えられる。これにより、テキ
ストファイルを見るものがどの商品かを商品番号でなく
商品名で認識することができる。
【0132】そして、作成されたテキストが電子メール
アドレスにネットワークインタフェース部402から送
信される(ステップS1610)。
【0133】上述した購入日予想処理を、たとえば、毎
日深夜に行なうようにすれば、広告情報送信処理を翌日
の朝までに行なうことができるので効率的である。ま
た、毎日行なうようにすることで、当日に購入した商品
の情報がすべて反映されるので、既に購入済みの商品に
関する広告情報を誤って顧客に送信することがなく、在
庫管理サービスとしても好適である。
【0134】図23は、本実施の形態における購入物品
管理システムのネットワーク端末107で行なわれる広
告情報受信処理の流れを示すフローチャートである。図
23を参照して、ネットワークインタフェース部802
で広告情報を含む電子メールが受信される(ステップS
1701)。そして、受信された電子メールから、1つ
目の広告情報の内容を表示するための表示内容が作成さ
れる(ステップS1702)。作成された表示内容が表
示部803に表示される(ステップS1703)。
【0135】図24は、ネットワーク端末107が備え
る表示部803に表示される広告画面の一例を示す図で
ある。図24(A)は、店舗広告情報の内容を表示した
広告情報画面であり、図24(B)は、メーカ広告情報
の内容を表示した広告情報画面である。
【0136】図24(A)を参照して、広告情報画面1
825は、画面の上部に「醤油の買い足し時期です」の
警告情報が表示されるとともに、その警告情報の下に店
舗広告情報701に記録された店舗広告ファイルの情報
が表示される。また、広告情報画面1825は、確認ボ
タン1826を有する。
【0137】図24(B)を参照して,広告情報画面1
827は、画面の上部に「醤油の買い足し時期です」の
警告情報が表示されるとともに、その警告情報の下にメ
ーカ広告情報702に記録されたメーカ広告ファイルの
情報が表示される。また、広告情報画面1827は、確
認ボタン1828を有する。
【0138】その後、入力部804からの入力の有無が
検知され(ステップS1704)、何らかの入力がある
まで待ち状態となり、何らかの入力があった場合にはス
テップS1705に進む。ステップS1705では、確
認ボタン1826,1828がクリックされたか否かが
判断される(ステップS1705)。確認ボタン182
6,1828がクリックされた場合にはステップS17
06に進み、そうでない場合にはステップS1704に
進み、入力待ち状態となる。
【0139】ステップS1706では、受信した電子メ
ールに、未だ表示していない広告情報があるか否かが判
断される。未だ表示していない広告情報がある場合には
ステップS1702に進み、そうでない場合には処理を
終了する。
【0140】以上説明したように、本実施の形態におけ
る購入物品管理システムにおいては、顧客の家庭内の物
品の在庫を管理することができる。また、新規に購入し
た物品に関する情報を顧客に通知したり、不足する物品
に関する情報を通知したりすることができる。このた
め、顧客の手間を煩わせることなく物品を管理するため
の情報をタイムリーに供給することができる。
【0141】また、顧客が商品を購入した情報を顧客自
身が管理する手間を省くことができ、顧客に対しては必
要なときに必要な情報が通知されるので非常に便利であ
る。
【0142】さらに、不足する物品の情報に合せて店舗
で販売する商品やメーカの商品に関する情報が通知され
るので、顧客はタイムリーな情報を入手することができ
る。店舗やメーカにとっても、顧客に情報をタイムリー
に供給することができるので、売上に直結した非常に効
率的な広告を行なうことができる。
【0143】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおける購入物品
管理システムの全体概要を示す図である。
【図2】 本実施の形態における購入物品管理システム
のPOS端末102の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 本実施の形態におけるPOS端末102の入
力部204の一例を示す平面図である。
【図4】 本実施の形態における購入物品管理システム
のサーバ装置104の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 サーバ装置104が備える記憶部403の商
品データベース405の一例を示す図である。
【図6】 サーバ装置104が備える記憶部403に記
憶される顧客データベース406の一例を示す図であ
る。
【図7】 サーバ装置104が備える記憶部403の広
告データベース407の一例を示す図である。
【図8】 本実施の形態における購入物品管理システム
のネットワーク端末107の概略構成を示すブロック図
である。
【図9】 ネットワーク端末107が備える記憶部80
5の商品データベース807の一例を示す図である。
【図10】 本実施の形態における購入物品管理システ
ムのPOS端末102で行なわれる処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図11】 本実施の形態における購入物品管理システ
ムのサーバ装置104で行なわれる処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図12】 本実施の形態における購入物品管理システ
ムのネットワーク端末107で行なわれる処理の流れを
示すフローチャートである。
【図13】 ネットワーク端末107の表示部803に
表示される在庫表示画面の一例を示す図である。
【図14】 ネットワーク端末107の表示部803に
表示される表示選択画面の一例を示す図である。
【図15】 図12のステップS1208で行なわれる
情報更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】 ネットワーク端末107の表示部803に
表示される情報更新画面1811の一例を示す図であ
る。
【図17】 図12のステップS1214で行なわれる
詳細表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】 ネットワーク端末107の表示部803に
表示される詳細情報画面の一例を示す図である。
【図19】 ネットワーク端末107の表示部803に
表示される情報変更画面の一例を示す図である。
【図20】 ネットワーク端末107の表示部803に
表示される削除確認画面の一例を示す図である。
【図21】 本実施の形態における購入物品管理システ
ムのサーバ装置104で行なわれる購入日予想処理の流
れを示すフローチャートである。
【図22】 本実施の形態における購入物品管理システ
ムのサーバ装置104で行なわれる広告情報送信処理の
流れを示すフローチャートである。
【図23】 本実施の形態における購入物品管理システ
ムのネットワーク端末107で行なわれる広告情報受信
処理の流れを示すフローチャートである。
【図24】 ネットワーク端末107が備える表示部8
03に表示される広告画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 ネットワーク、102,103 POS端末、
104 サーバ装置、105 広告サーバ装置、106
冷蔵庫。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 326 G06F 17/60 326 G07G 1/12 321 G07G 1/12 321P 341 341A 1/14 1/14 (72)発明者 岩崎 一也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3E042 AA01 CC02 CD02 CD04 CE07 EA07 EA08 5B049 BB11 BB49 CC05 CC27 DD01 DD02 DD04 DD05 EE02 EE05 EE23 FF03 FF04 FF09 GG01 GG04 GG07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と店舗端末とを備え、 前記店舗端末は、個人を識別するための個人識別情報を
    入力するための個人識別情報入力手段と、 商品を識別するための商品識別情報を入力するための商
    品識別情報入力手段と、 前記入力された個人識別情報と前記商品識別情報とを対
    応付けて前記サーバ装置へ送信する送信手段とを備え、 前記サーバ装置は、前記個人識別情報と前記個人識別情
    報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて
    記憶するためのアドレス記憶手段と、 前記店舗端末より前記個人識別情報と前記商品識別情報
    とを対応付けて受信するための受信手段と、 前記個人識別情報の受信に応じて、対応するネットワー
    クアドレスを前記アドレス記憶手段から読出すアドレス
    読出手段と、 前記商品識別情報に対応する商品に関する商品情報を記
    憶するための商品情報記憶手段と、 前記受信された商品識別情報に対応する商品情報を前記
    商品情報記憶手段から読出す商品情報読出手段と、 前記読出された商品情報を前記読出されたネットワーク
    アドレスに送信する送信手段とを備えた、購入物品管理
    システム。
  2. 【請求項2】 それぞれがネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と店舗端末とを備え、 前記店舗端末は、個人を識別するための個人識別情報を
    入力するための個人識別情報入力手段と、 商品を識別するための商品識別情報を入力するための商
    品識別情報入力手段と、 前記入力された個人識別情報と前記商品識別情報とを対
    応付けて前記サーバ装置へ送信する送信手段とを備え、 前記サーバ装置は、前記個人識別情報と前記個人識別情
    報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて
    記憶するためのアドレス記憶手段と、 前記店舗端末より前記個人識別情報と前記商品識別情報
    とを対応付けて受信するための受信手段と、 前記商品識別情報および前記個人識別情報が入力された
    日付と前記商品識別情報および前記個人識別情報とを関
    連付けた購入データを記憶するためのデータ記憶手段
    と、 前記データ記憶手段に記憶された購入データに基づい
    て、前記個人識別情報ごとに新たに購入するべき商品を
    予想する予想手段と、 前記予想された商品に関連付けられた個人識別情報に対
    応するネットワークアドレスを前記アドレス記憶手段か
    ら読出す読出手段と、 前記商品識別情報に関連する広告情報を記憶するための
    広告情報記憶手段と、前記予想された商品の商品識別情
    報に関連する広告情報を前記広告情報記憶手段から読出
    す広告情報読出手段と、 前記読み出された広告情報を前記読出されたネットワー
    クアドレスに送信する送信手段とを備えた、購入物品管
    理システム。
  3. 【請求項3】 それぞれがネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と店舗端末とで購入物品を管理する方法であっ
    て、 前記店舗端末では、個人を識別するための個人識別情報
    を入力するためのステップと、 商品を識別するための商品識別情報を入力するためのス
    テップと、 前記入力された個人識別情報と前記商品識別情報とを対
    応付けて前記サーバ装置へ送信するステップとを行な
    い、 前記サーバ装置では、前記個人識別情報と前記個人識別
    情報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付け
    て記憶するステップと、 前記店舗端末より前記個人識別情報と前記商品識別情報
    とを対応付けて受信するステップと、 前記個人識別情報の受信に応じて、対応するネットワー
    クアドレスを読出すステップと、 前記商品識別情報に対応する商品に関する商品情報を記
    憶するためのステップと、 前記受信された商品識別情報に対応する商品情報を読出
    すステップと、 前記読出された商品情報を前記読出されたネットワーク
    アドレスに送信するステップとを行なう、購入物品管理
    方法。
  4. 【請求項4】 それぞれがネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と店舗端末とで購入物品を管理する方法であっ
    て、 前記店舗端末では、個人を識別するための個人識別情報
    を入力するためのステップと、 商品を識別するための商品識別情報を入力するためのス
    テップと、 前記入力された個人識別情報と前記商品識別情報とを対
    応付けて前記サーバ装置へ送信するステップとを行な
    い、 前記サーバ装置では、前記個人識別情報と前記個人識別
    情報を有する個人のネットワークアドレスとを対応付け
    て記憶するためのステップと、 前記店舗端末より前記個人識別情報と前記商品識別情報
    とを対応付けて受信するステップと、 前記商品識別情報および前記個人識別情報が入力された
    日付と前記商品識別情報および前記個人識別情報とを関
    連付けた購入データを記憶するステップと、 前記記憶された購入データに基づいて、前記個人識別情
    報ごとに新たに購入す るべき商品を予想するステップと、 前記予想された商品に関連付けられた個人識別情報に対
    応するネットワークアドレスを読出すステップと、 前記商品識別情報に関連する広告情報を記憶するための
    ステップと、 前記予想された商品の商品識別情報に関連する広告情報
    を読出すステップと、 前記読出された広告情報を前記読出されたネットワーク
    アドレスに送信するステップとを行なう、購入物品管理
    方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続されたサーバ装置で
    あって、 個人を識別するための個人識別情報と前記個人識別情報
    を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて記
    憶するためのアドレス記憶手段と、 前記個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
    とを対応付けて入力するための入力手段と、 前記入力された個人識別情報に対応するネットワークア
    ドレスを前記アドレス記憶手段から読出すアドレス読出
    手段と、 前記商品識別情報に対応する商品に関する商品情報を記
    憶するための商品情報記憶手段と、 前記入力された商品識別情報に対応する商品情報を前記
    商品情報記憶手段から読出す商品情報読出手段と、 前記読出された商品情報を前記読出されたネットワーク
    アドレスに送信する送信手段とを備えた、サーバ装置。
  6. 【請求項6】 前記商品情報は、商品名、価格、保存方
    法および消費期限の少なくとも1つを含むことを特徴と
    する、請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続されたサーバ装置で
    あって、 個人を識別するための個人識別情報と前記個人識別情報
    を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて記
    憶するためのアドレス記憶手段と、 前記個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
    とを対応付けて入力するための入力手段と、 前記商品識別情報および前記個人識別情報が入力された
    日付と前記商品識別情報および前記個人識別情報とを関
    連付けた購入データを記憶するためのデータ記憶手段
    と、 前記データ記憶手段に記憶された購入データに基づい
    て、前記個人識別情報ごとに新たに購入するべき商品を
    予想する予想手段と、 前記予想された商品に関連付けられた個人識別情報に対
    応するネットワークアドレスを前記アドレス記憶手段か
    ら読出す読出手段と、 前記商品識別情報に関連する広告情報を記憶するための
    広告情報記憶手段と、 前記予想された商品の商品識別情報に関連する広告情報
    を前記広告情報記憶手段から読出す広告情報読出手段
    と、 前記読み出された広告情報を前記読出されたネットワー
    クアドレスに送信する送信手段とを備えた、サーバ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記予想手段は、前記商品識別情報ごと
    に前記購入データから過去に購入したサイクルと直近の
    購入日とを求め、前記求められたサイクルと直近の購入
    日とに基づき購入する時期を決定し、決定された購入時
    期までが所定の期間の商品を購入するべき商品とするこ
    とを特徴とする、請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 【請求項9】 個人が購入した物品を管理する方法であ
    って、 個人を識別するための個人識別情報と前記個人識別情報
    を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて記
    憶するためのステップと、 前記個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
    とを対応付けて入力するためのステップと、 前記入力された個人識別情報に対応するネットワークア
    ドレスを読出すステップと、 前記商品識別情報に対応する商品に関する商品情報を記
    憶するためのステップと、 前記入力された商品識別情報に対応する商品情報を読出
    すためのステップと、 前記読出された商品情報を前記読出されたネットワーク
    アドレスに送信するステップとを含む、購入物品管理方
    法。
  10. 【請求項10】 個人が購入した物品を管理する方法で
    あって、 個人を識別するための個人識別情報と前記個人識別情報
    を有する個人のネットワークアドレスとを対応付けて記
    憶するためのステップと、 前記個人識別情報と商品を識別するための商品識別情報
    とを対応付けて入力するためのステップと、 前記商品識別情報および前記個人識別情報が入力された
    日付と前記商品識別情報および前記個人識別情報とを関
    連付けた購入データを記憶するためのステップと、 前記記憶された購入データに基づいて、前記個人識別情
    報ごとに新たに購入するべき商品を予想するステップ
    と、 前記予想された商品に関連付けられた個人識別情報に対
    応するネットワークアドレスを読出すステップと、 前記商品識別情報に関連する広告情報を記憶するための
    ステップと、 前記予想された商品の商品識別情報に関連する広告情報
    を読出すステップと、前記読出された広告情報を前記読
    出されたネットワークアドレスに送信するス テップとを含む、購入物品管理方法。
  11. 【請求項11】 個人を識別するための個人識別情報と
    前記個人識別情報を有する個人のネットワークアドレス
    とを対応付けて記憶するためのステップと、前記個人識
    別情報と商品を識別するための商品識別情報とを対応付
    けて入力す るためのステップと、 前記入力された個人識別情報に対応するネットワークア
    ドレスを読出すステップと、 前記商品識別情報に対応する商品に関する商品情報を記
    憶するためのステップと、 前記入力された商品識別情報に対応する商品情報を読出
    すためのステップと、 前記読出された商品情報を前記読出されたネットワーク
    アドレスに送信するステップとをコンピュータに実行さ
    せるための購入物品管理プログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 個人を識別するための個人識別情報と
    前記個人識別情報を有する個人のネットワークアドレス
    とを対応付けて記憶するためのステップと、前記個人識
    別情報と商品を識別するための商品識別情報とを対応付
    けて入力するためのステップと、 前記商品識別情報および前記個人識別情報が入力された
    日付と前記商品識別情報および前記個人識別情報とを関
    連付けた購入データを記憶するためのステップと、 前記記憶された購入データに基づいて、前記個人識別情
    報ごとに新たに購入するべき商品を予想するステップ
    と、 前記予想された商品に関連付けられた個人識別情報に対
    応するネットワークアドレスを読出すステップと、 前記商品識別情報に関連する広告情報を記憶するための
    ステップと、 前記予想された商品の商品識別情報に関連する広告情報
    を読出すステップと、 前記読み出された広告情報を前記読出されたネットワー
    クアドレスに送信するステップとをコンピュータに実行
    させるための購入物品管理プログラムを記録したコンピ
    ュータ読取可能な記録媒体。
JP2000170289A 2000-06-07 2000-06-07 購入物品管理システム、購入物品管理方法、サーバ装置および購入物品管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Pending JP2001350974A (ja)

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