JP2001350641A - 画像処理装置、画像処理装置の動作制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の動作制御方法および記憶媒体

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JP2001350641A
JP2001350641A JP2000172126A JP2000172126A JP2001350641A JP 2001350641 A JP2001350641 A JP 2001350641A JP 2000172126 A JP2000172126 A JP 2000172126A JP 2000172126 A JP2000172126 A JP 2000172126A JP 2001350641 A JP2001350641 A JP 2001350641A
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JP2000172126A
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Yasuo Komada
保雄 駒田
Yukio Nohata
之雄 野畠
Yukio Murata
幸雄 村田
Haruo Ishizuka
石塚  晴男
Tadashi Takano
正 高野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の記憶手段のファームウェアの書換え処
理中に画像処理機能を実行することができる画像処理装
置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置100は、不揮発性メモリ
136の外部プリンタ150に対するファームウェアを
書き換えるためのファームウェアダウンロードを実行す
ることが可能であるとともに、このファームウェアダウ
ンロード中においては、ファクシミリ送信する画像の読
取りおよびその読み取った画像のファクシミリ送信を許
可する(図8に示すステップS16,S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置および下
位装置を接続可能であるとともに、少なくとも1つの画
像処理機能を有する画像処理装置、画像処理装置の動作
制御方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータが急速に
普及し、またファクシミリ機能、複写機能などの複数の
機能を有する複合機が登場している。この複合機は、ス
タンドアローンの形態で使用されていたが、この複合機
が有する画像読取、記録(印刷)、ファクシミリ送受信
の各機能を活用するために、この複合機をパーソナルコ
ンピュータと接続し、複合機が有する各機能をパーソナ
ルコンピュータで使用可能にするシステムが提案され、
実現されている。例えば、スキャナ機能、プリンタ機能
を有する画像処理装置において、スキャナ機能およびプ
リンタ機能をパーソナルコンピュータで使用可能にすれ
ば、この画像処理装置をパーソナルコンピュータのプリ
ンタとして、またパーソナルコンピュータのスキャナと
して使用することができる。
【0003】さらに、パーソナルコンピュータととも
に、下位装置を接続可能な画像処理装置が出現し、その
下位装置を用いて画像処理装置単体では実現不可能な機
能を実現するシステムも登場している。例えば、カラー
スキャナ、モノクロレーザプリンタを搭載する画像処理
装置と、その下位装置としてカラーインクジェットプリ
ンタとを組み合わせることにより、モノクロコピーの他
に、カラーコピーを実現するものがある。また、カラー
スキャナ、カラーインクジェットプリンタを搭載する画
像処理装置と、その下位装置としてモノクロレーザプリ
ンタとを組み合わせることにより、カラーコピーの他
に、高品位なモノクロコピーを実現するものがある。
【0004】このような画像処理装置は、例えばIEEE P
1284規格の双方向パラレルインタフェースに準拠したイ
ンタフェース仕様からなる2つのコネクタを有し、一方
のコネクタにパーソナルコンピュータを、他方のコネク
タに上記下位装置としてのプリンタを接続することによ
って、カラーコピー、高品位モノクロコピーを実現する
ものがある。この画像処理装置と下位装置である例えば
プリンタとの間では、互いにインタフェースを取る必要
があり、また下位装置に対して出力する画像のガンマ特
性などを変更するために、画像処理装置側の動作制御を
変更する必要がある。
【0005】画像処理装置における動作制御は予め決め
られており、この動作制御プログラムは、通常、ROM
(Read Only Memory)に格納されている。すなわち、画
像処理装置に接続可能な機種のプリンタは予め決められ
ており、ROM内の制御プログラムの書換えを想定して
いない。しかしながら、このような構成では、製品出荷
後において新たな仕様のプリンタの接続を可能にするた
めに、ROMを新たな仕様のプリンタに対応可能なプロ
グラムが書き込まれたROMに交換する必要があり、こ
のROM交換は、コスト、工数が非常に掛かり、非常に
難しい。
【0006】そこで、製品出荷後において、動作制御プ
ログラムの書換えを容易にするために、ROMに代えて
フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを使用した画像
処理装置が提供されている。この不揮発性メモリ内のプ
ログラムの書換えは、画像処理装置に接続されたパーソ
ナルコンピュータからプログラムをダウンロードして不
揮発性メモリに書き込むことによって行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、不揮発
性メモリのプログラムの書換え処理中には、画像処理装
置は、画像読取り、記録、ファクシミリ通信などを行う
ことができない。
【0008】本発明の目的は、第2の記憶手段のファー
ムウェアの書換え処理中に画像処理機能を実行すること
ができる画像処理装置、その動作制御方法および記憶媒
体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上位装置を接続し、該上位との間でデータの送受を行う
ための第1のインタフェースと、下位装置を接続し、該
下位装置との間でデータの送受を行うための第2のイン
タフェースと、少なくとも前記上位装置との接続制御が
記述されたファームウェアを格納する第1の記憶手段
と、少なくとも前記下位装置との接続制御が記述された
ファームウェアを書換え可能に格納する第2の格納手段
と、少なくとも1つの画像処理機能を実行する画像処理
機能実行手段と、前記第1の記憶手段のファームウェア
に従った前記上位装置との接続制御、前記第2の記憶手
段のファームウェアに従った前記下位装置との接続制御
および前記画像処理機能実行手段の動作制御を行う制御
手段とを備え、前記制御手段は、前記第1のインタフェ
ースを介して前記上位装置から前記第2の記憶手段のフ
ァームウェアを取り込み、該取り込んだファームウェア
を書き換える書換え処理を行うことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記画像処理機能実行手段は、画
像を読み取り、該読み取られた画像を指定された宛先に
送信するファクシミリ送信機能を実行するファクシミリ
送信手段を有し、前記制御手段は、前記書換え処理中に
前記ファクシミリ送信機能を実行可能に制御することを
特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記画像処理機能実行手段は、フ
ァクシミリ画像を受信し、該受信されたファクシミリ画
像を記録紙上に形成するファクシミリ受信機能を有し、
前記制御手段は、前記書換え処理中に前記ファクシミリ
受信機能を実行可能に制御することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記画像処理機能実行手段は、画
像を読み取り、該読み取られた画像を記録紙上に形成す
るコピー機能を有し、前記制御手段は、前記書換え処理
中に前記コピー機能を実行可能に制御することを特徴と
する。
【0013】請求項5記載の発明は、上位装置を接続
し、該上位との間でデータの送受を行うための第1のイ
ンタフェースと、下位装置を接続し、該下位装置との間
でデータの送受を行うための第2のインタフェースと、
少なくとも前記上位装置との接続制御が記述されたファ
ームウェアを格納する第1の記憶手段と、少なくとも前
記下位装置との接続制御が記述されたファームウェアを
書換え可能に格納する第2の格納手段と、少なくとも1
つの画像処理機能を実行する画像処理機能実行手段と、
前記第1の記憶手段のファームウェアに従った前記上位
装置との接続制御、前記第2の記憶手段のファームウェ
アに従った前記下位装置との接続制御および前記画像処
理機能実行手段の動作制御を行う制御手段とを備える画
像処理装置の動作制御方法であって、前記第1のインタ
フェースを介して前記上位装置から前記第2の記憶手段
のファームウェアを取り込み、該取り込んだファームウ
ェアを書き換える書換え処理を行うように制御する工程
と、前記書換え処理中に前記画像処理機能実行手段によ
る前記画像処理機能の実行が指示されると、前記書換え
処理と並行して該画像処理機能を実行するように制御す
る工程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像処理装置の動作制御方法において、前記画像処理機能
は、画像を読み取り、該読み取られた画像を指定された
宛先に送信するファクシミリ送信機能であることを特徴
とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項5記載の画
像処理装置の動作制御方法において、前記画像処理機能
は、ファクシミリ画像を受信し、該受信されたファクシ
ミリ画像を記録紙上に形成するファクシミリ受信機能で
あることを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項5記載の画
像処理装置の動作制御方法において、前記画像処理機能
は、画像を読み取り、該読み取られた画像を記録紙上に
形成するコピー機能であることを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明は、上位装置を接続
し、該上位との間でデータの送受を行うための第1のイ
ンタフェースと、下位装置を接続し、該下位装置との間
でデータの送受を行うための第2のインタフェースと、
少なくとも前記上位装置との接続制御が記述されたファ
ームウェアを格納する第1の記憶手段と、少なくとも前
記下位装置との接続制御が記述されたファームウェアを
書換え可能に格納する第2の格納手段と、少なくとも1
つの画像処理機能を実行する画像処理機能実行手段と、
前記第1の記憶手段のファームウェアに従った前記上位
装置との接続制御、前記第2の記憶手段のファームウェ
アに従った前記下位装置との接続制御および前記画像処
理機能実行手段の動作制御を行う制御手段とを備える画
像処理装置に用いられ、該制御手段が実行可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、前記プログラムは、
前記第1のインタフェースを介して前記上位装置から前
記第2の記憶手段のファームウェアを取り込み、該取り
込んだファームウェアを書き換える書換え処理を行う書
換え処理モジュールと、前記書換え処理中に前記画像処
理機能実行手段による前記画像処理機能を実行可能に制
御するための画像処理機能実行制御モジュールを有する
ことを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
記憶媒体において、前記画像処理機能実行手段は、画像
を読み取り、該読み取られた画像を指定された宛先に送
信するファクシミリ送信機能を実行するファクシミリ送
信手段を有し、前記画像処理機能実行制御モジュール
は、前記書換え処理中に前記ファクシミリ送信機能を実
行可能に制御することを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
記憶媒体において、前記画像処理機能実行手段は、ファ
クシミリ画像を受信し、該受信されたファクシミリ画像
を記録紙上に形成するファクシミリ受信機能を有し、前
記画像処理機能実行制御モジュールは、前記書換え処理
中に前記ファクシミリ受信機能を実行可能に制御するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項12記載の発明は、請求項9記載の
記憶媒体において、前記画像処理機能実行手段は、画像
を読み取り、該読み取られた画像を記録紙上に形成する
コピー機能を有し、前記画像処理機能実行制御モジュー
ルは、前記書換え処理中に前記コピー機能を実行可能に
制御することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0022】(実施の第1形態)図1は本発明の実施の
第1形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図、
図2は図1の画像処理装置の通信部の構成を示すブロッ
ク図、図3は図1の画像処理装置の画像符号化/復号化
部の構成を示すブロック図、図4は図1の画像処理装置
の通信部の構成を示すブロック図、図5は図1の画像処
理装置の記録部の構成を示すブロック図である。
【0023】画像処理装置100は、図1に示すよう
に、上位装置である情報処理端末200と下位装置であ
る外部プリンタ150とを接続し、情報処理端末200
との間でまた外部プリンタ150との間で互いにデータ
を送受することができるとともに、スキャナ機能、プリ
ンタ機能、ファクシミリ機能の各機能を有する。
【0024】画像処理装置100は、ROM103に格
納されている制御プログラムに基づき装置全体の制御お
よび情報処理端末200との接続制御を行うとともに、
不揮発性メモリ136に格納されている制御プログラム
に基づき外部プリンタ150との接続制御を行うMPU
101を備える。また、MPU101は、後述する各ブ
ロックの個別制御を行う。ここで、ROM103には、
MPU101動作のためのインストラクション群などの
プログラムコード、オペレーティングシステム(OS)
プログラムコード、初期値データ、テーブルデータなど
が格納されている。また、不揮発性メモリ136には、
MPU101動作のためのインストラクション群などの
プログラムコード、初期値データ、テーブルデータなど
が格納されている。この不揮発性メモリ136は、電源
が切れても情報が消えることはなく、消去命令が出され
た場合に情報が消去されるものであり、例えばEEPR
OM(Electrically Erasable Programmable Read-only
Memory)などからなる。この不揮発性メモリ136に
格納されているいるプログラムコード、データなどは、
後述する外部I/F部127を通して情報処理端末20
0から書換え可能である。MPU101のワークエリア
は、SRAM105により提供される。SRAM105
には、ワークエリアとともに、ユーザ登録データエリア
が設けられており、SRAM105は、バッテリバック
アップによって停電などの不慮の障害から保護されてい
る。
【0025】MPU101には、ROM103、SRA
M105、不揮発性メモリ136とともに、DRAM1
04、読取部106、記録部112、パネルI/F部1
20、通信部121、不揮発性記憶装置128、画像符
号化/復号部129、外部信号切替部134、切替信号
送出部135がバス102を介して接続されている。バ
ス102には、データ信号線(図示せず)、内部プリン
タ制御信号線(図示せず)、内部プリンタ応答信号線
(図示せず)が含まれている。
【0026】DRAM104は、画像バッファおよび画
像メモリなどに使用されるDRAMであり、通信部12
1との間で送受する画像データ、情報処理端末200と
の間で送受するデータなどを一時的に保存するバッファ
として使用される。また、DRAM104は、通信部1
21を介して受信された画像データ、読取部106で読
み取られた画像データ、情報処理端末200から送られ
た画像データ(ダウンロードファイル、アップロードフ
ァイル、通信管理情報)をファイルとして蓄積するメモ
リとして使用される。DRAM104は、バッテリバッ
クアップによって停電などの不慮の障害から保護されて
いる。
【0027】読取部106は、カラー原稿画像を読み取
ることが可能であって、原稿を搬送しながらその画像を
読み取る読取形式のスキャナを構成する。具体的には、
図4に示すように、読取部106は、密着型イメージセ
ンサ(CIS)107と、読取画像補正部108と、読
取画像処理部109と、読取駆動部110と、読取点灯
制御部137とを有する。CIS107は、赤、青、緑
の各色のLED(図示せず)と、各LEDの点灯時に原
稿画像を読み取るためのフォトセンサ(図示せず)とを
有し、フォトセンサからの電気信号は画像信号として出
力される。この画像信号はA/D変換器(図示せず)に
より多値のデジタルデータに変換されて読取画像補正部
108に入力される。ここで、原稿は読取駆動部110
により搬送され、CIS107の点灯制御は、読取点灯
制御部137により原稿の搬送に同期して行われる。カ
ラー読取りの場合には、各色LEDをライン単位で順次
切り替えながら点灯し、各色各ライン毎にフォトセンサ
により読み取られたデータを時系列に処理する。これに
対し、モノクロ読取りの場合には、緑色のLEDを点灯
し、各ライン毎にフォトセンサにより読み取られたデー
タを時系列に処理する。
【0028】読取画像補正部108は、入力されたデジ
タル画像データにシェーディング補正を施し、このシェ
ーディング補正が施された画像データは、必要に応じて
読取画像処理部109に入力される。読取画像処理部1
09は、入力された画像データに対しガンマ処理、二値
化処理、中間処理、およびRGBからCMYKに変換す
る色変換処理などの各種画像処理を施して高精細な画像
データを出力する。読取画像処理部109が画像処理を
行う際には、後述する記録部112に設けられているS
RAM111がバッファとして使用される。
【0029】なお、本実施の形態では、原稿を搬送しな
がら読取を行う流し読取形式の読取部106を用いてい
るが、これに代えて原稿台にある原稿をスキャンするブ
ック読取形式のものを使用することも可能である。ま
た、読取センサにCIS107を用いているが、これに
代えてCCDなどを用いることもできる。
【0030】記録部112は、画像データを記録紙上に
印刷出力するモノクロレーザプリンタを構成する。具体
的には、図5に示すように、記録部112は、記録画像
復号化部113、記録画像処理部114、記録I/F部
117、プリンタ制御マイコン115、プリンタエンジ
ン116およびSRAM111を有する。記録画像復号
化部113は、ランレングンス(RL)形式の画像デー
タを生画像データ(RAW画像データ)に変換する。こ
の際、参照ラインバッファ用としてSRAM111のレ
ターサイズ画像の1ライン分のサイズ(640バイト)
が使用される。記録画像処理部114は、走査解像度8
pel/mmまたは16pel/mmの生画像データをプリンタの主
走査解像度600dpi(dot per inch)の生画像データ
に変換するための解像度変換を行い、その後に画像の変
倍、スムージング、濃度補正などの各種画像処理を施す
ことによって高精細な画像データを生成する。この画像
データは、プリンタ制御マイコン115を介してプリン
タエンジン116に入力される。この記録画像処理部1
14が画像処理を行う際には、画像処理を行う前の生画
像データ用としてSRAM111の10ライン分のサイ
ズ(640バイト×10ライン)が使用される。
【0031】プリンタ制御用マイコン115は、記録部
112の各動作の制御を行うMPU(図示せず)、記録
制御を行うための各種インストラクションが記述された
ROM(図示せず)、ROMよりインストラクションを
読み出す手段、読み出されたインストラクションを処理
する手段、この処理に必要とする情報を記憶するための
RAM、上記処理によって生成された信号を出力する手
段などから構成され、これらにより、プリンタエンジン
116の記録制御を行うための信号の入出力が行われ
る。
【0032】プリンタエンジン116は、入力された画
像データに応じてレーザ点灯を制御して感光ドラムに照
射し、感光ドラム上に静電潜像を形成する。この感光ド
ラム上の静電潜像は、トナーによりトナー像として可視
像化され、このトナー像は記録紙に転写される。トナー
像が転写された記録紙は、定着手段に送られ、トナー像
は記録紙上に定着される。そして、この記録紙は外部に
排紙される。なお、本実施の形態では、記録部112を
モノクロレーザビームプリンタで構成しているが、これ
に代えてインクジェットプリンタなどのページプリンタ
で構成することも可能である。
【0033】記録I/F部117は、プリンタ制御マイ
コン115とMPU101との間の連携をとるためのイ
ンタフェースである。
【0034】パネルI/F部120は、操作部118お
よび表示部119とMPU101との間の連携をとるた
めのインタフェースである。操作部118は、ダイヤル
するときまたデータの登録、設定を行うときに用いるテ
ンキー、登録された電話番号に対応付けられたワンタッ
チダイヤルキー、各種機能を設定するためのファンクシ
ョンキー、ファクシミリ送受信、コピーなどの開始を指
示するためのスタートキー、送信、登録、設定などの動
作を中止するためのストップキーなどの各種キーを有
し、これらのキーを操作することによって、画像処理装
置100の動作指示および各種情報の入力が行われる。
表示部119は、装置状態、発呼する相手の電話番号、
時刻情報、操作手順、通信状況の確認、データの登録、
設定、確認メッセージなどの各種メッセージを表示する
LCD(液晶表示パネル)と、通信中に点灯するラン
プ、各種エラー時に点灯するランプ、読取モード、送信
モードなどの表示を行うためのランプなどの各種LED
とを有する。
【0035】通信部121は、通信網124と接続して
ファクシミリ送受信を行う。具体的には、図2に示すよ
うに、DSU(回線接続装置)、NCU(網制御装置)
などから構成される通信接続部122と、モデム(変復
調装置)などから構成される通信制御部123とを有
し、PSTN回線、ISDN回線などの通信網124に
接続してG3およびG4のプロトコルにて通信制御、通
信回線に対する発呼および着呼などの回線制御を行う。
また、通信部121は、電話機125を接続し、通信や
DTMFリモート制御などを行うことも可能である。
【0036】不揮発性記憶装置128は、画像情報など
の保存に使用される大容量の不揮発性のメモリであり、
電源が切れても情報が消えることはなく、消去命令が出
された場合に情報が消去されるものである。この不揮発
性記憶装置128は、ハードディスク、光ディスクなど
からなる記憶手段と、そのドライブとから構成される。
【0037】画像符号化/復号化部129は、MH、M
MR、JPEG、TIFFなどにより画像データを符号
化し、またその画像データを復号化する。具体的には、
図3に示すように、画像符号化/復号化部129は、画
像復号化部129a、画像符号化部129bおよび内部
SRAM129cなどから構成される。
【0038】外部信号切替部134は、外部I/F部1
27を介して接続されている情報処理端末200を本装
置内部のバス102に接続するか、あるいは外部プリン
タI/F部131を介して外部プリンタ150に接続す
るか、またはバス102を外部プリンタI/F部131
を介して外部プリンタ150に接続するかを切り替える
動作を行う。
【0039】外部I/F部127は、画像処理装置10
0と情報処理端末200との間のデータ送受信を行うイ
ンタフェースであり、このインタフェースを介したデー
タの送受信により情報処理端末200から画像処理装置
100が制御される。この制御により、例えば、読取部
106で読み取られた画像データ、および通信部121
を介して受信された画像データを情報処理端末200に
アップロードすることが可能であり、情報処理端末20
0では、アップロードされた画像データを加工すること
ができる。また、逆に情報処理端末200において加工
された画像データを画像処理装置100にダウンロード
して記録部112により記録を行い、また通信部121
を介して送信するようにすることができる。本実施の形
態では、外部I/F部127をIEEE P1284規格の双方向
パラレルインタフェースに準拠したインタフェース仕様
としている。また、情報処理端末200には、画像処理
装置100のリモート操作を行うためのアプリケーショ
ンソフトおよびドライバソフトがインストールされてい
る。なお、IEEE P1284規格の双方向パラレルインタフェ
ースに代えて、RS232C、SCSI、LAN、USB、IEEE 1394な
どの規格に準拠したインタフェースを用いることも可能
である。
【0040】外部I/F部127は、情報処理端末20
0と信号線132を介して接続され、信号線132は、
外部データ信号線、外部制御信号線および外部応答信号
線から構成される。外部データ信号線は、外部I/F部
127と情報処理端末200との間でデータ転送を行う
ためのバスからなる。外部制御信号線は、情報処理端末
200側が制御する信号線であり、この信号としては、
IEEE P1284規格のnSelectIn信号、nStrobe信号、nAutoF
d信号、nInit信号が該当する。外部応答信号線は、外部
I/F部127側が制御する信号線であり、この信号と
しては、Busy信号、nAck信号、nFault信号、PError信
号、Select信号などが該当する。それぞれの信号線の動
作は、IEEE P1284規格に準拠しており、情報処理端末2
00と外部I/F部127との間では、双方向のデータ
転送が可能である。
【0041】外部プリンタI/F部131は、画像処理
装置100と外部プリンタ150との間でデータの送受
信を行うためのインタフェースである。この外部プリン
タI/F部131により、画像処理装置100で取り扱
われる画像データを外部プリンタ150に出力すること
が可能である。また、画像処理装置100経由で情報処
理端末200と外部プリンタ150との間でのデータ送
受信を行うことによって、情報処理端末200から外部
プリンタ150を制御することが可能である。この制御
により、情報処理端末200において加工された画像デ
ータを外部プリンタ150にダウンロードして記録を行
うことができる。本実施の形態では、外部プリンタI/
F部131をIEEE P1284規格の双方向パラレルインタフ
ェースに準拠したインタフェース仕様としている。ま
た、情報処理端末200には、外部プリンタ150のリ
モート操作を行うためのアプリケーションソフトおよび
ドライバソフトがインストールされている。なお、IEEE
P1284規格の双方向パラレルインタフェースに代えて、
RS232C、SCSI、LAN、USB、IEEE 1394などの規格に準拠
したインタフェースを用いることも可能である。
【0042】外部プリンタI/F部131は、外部プリ
ンタ150と信号線133を介して接続され、信号線1
33は、外部データ信号線、外部制御信号線および外部
応答信号線から構成される。外部データ信号線は、外部
I/F部131と外部プリンタ150との間でデータ転
送を行うためのバスからなる。外部制御信号線は、情報
処理端末200側が制御する信号線であり、この信号と
しては、IEEE P1284規格のnSelectIn信号、nStrobe信
号、nAutoFd信号、nInit信号が該当する。外部応答信号
線は、外部I/F部131側が制御する信号線であり、
この信号としては、Busy信号、nAck信号、nFault信号、
PError信号、Select信号などが該当する。それぞれの信
号線の動作は、IEEE P1284規格に準拠しており、外部プ
リンタ150と外部I/F部131との間では、双方向
のデータ転送が可能である。
【0043】切替信号送出部135は、情報処理端末2
00と本装置100とのインタフェースを希望する信号
が送出されたときに、その情報処理端末200から送出
されるインタフェース信号を処理して外部信号切替部1
34に送出する。これにより、情報処理端末200との
インタフェース信号が本装置100内部のバス102に
切り替えられ、また、読取部106で読み取られた画像
データを外部プリンタ150に出力するための切替えが
行われる。
【0044】MPU101には、各種状態を音によりユ
ーザに知らせるための音響装置126が接続され、音響
装置126は、エラー状態を示す音、動作終了を示す
音、操作を促す音などを鳴らすためのスピーカなどによ
り構成される。この音響装置126の動作は、MPU1
01からの制御信号により制御される。
【0045】上述した各ブロックには、電源供給部13
0から駆動電源が供給される。
【0046】次に、情報処理端末200の構成について
図6を参照しながら説明する。図6は図1の画像処理装
置に接続されている情報処理端末の構成を示すブロック
図である。
【0047】情報処理端末200は、図6に示すよう
に、装置全体の制御を行うとともに、各種処理を行う制
御部201、ユーザによる制御部201に対する指示を
入力するための入力部202、制御部201の処理結
果、ユーザに対するメッセージなどを表示するためのC
RTまたはLCDなどから構成される表示部203と、
制御部201の処理結果、入力されたデータなどを保持
する記憶部204と、画像処理装置100と接続するた
めの外部I/F部205とを備える。外部I/F部20
5は、IEEE P1284規格の双方向パラレルインタフェース
に準拠したインタフェースからなる。なお、IEEE P1284
規格の双方向パラレルインタフェースに代えて、RS232
C、SCSI、LAN、USB、IEEE 1394などの規格に準拠したイ
ンタフェースを用いることも可能である。
【0048】次に、外部プリンタ150について説明す
る。
【0049】外部プリンタ150は、インクジェット方
式のカラープリンタであり、該プリンタは、画像情報に
応じてインクを記録媒体に吐出して記録を行う。インク
の吐出する機構には、ピエゾ振動子またはヒータを有す
る記録ヘッドが用いられ、この記録ヘッドは、機械的圧
力または熱による発泡現象によってインクを直接記録媒
体上に吐出して画像を形成するように構成されている。
本実施の形態では、カラースキャナ、モノクロレーザプ
リンタを搭載する画像処理装置100に、その下位装置
としてインクジェット方式のカラープリンタを接続する
ことにより、モノクロコピーの他に、カラーコピーを実
現することが可能である。
【0050】次に、本画像処理装置100の動作につい
て説明する。
【0051】まず、本画像処理装置100の読取動作に
ついて説明する。この読取動作においては、まず原稿が
読取駆動部110により搬送される。そして、この原稿
の搬送に同期してCIS107の赤、青、緑の各色のL
EDがライン単位で順次切り替えながら点灯され、各色
各ライン毎にフォトセンサにより読み取られた画像信号
が時系列に処理される。この画像信号はA/D変換器に
より多値のデジタルデータに変換されて読取画像補正部
108に入力され、読取画像補正部108は、入力され
たデジタル画像データにシェーディング補正を施すこと
によって白レベルおよび黒レベルの濃度を調整する。
【0052】ここで、本画像処理装置100から情報処
理端末200に対して画像データのアップロードを実施
する場合、シェーディング補正が施された画像データは
バス102を介してDRAM104に蓄積される。また
同時に、その画像データの受付番号、宛先情報、ページ
数、格納画像メモリブロック情報などの管理情報がSR
AM105に格納される。
【0053】本画像処理装置100から外部プリンタ1
50に対しカラーコピーを実施する場合、シェーディン
グ補正が施された画像データは読取画像処理部109に
入力され、読取画像処理部109は、入力された画像デ
ータに対しガンマ処理を施す。ここで、ガンマ補正を行
うための輝度・濃度変換テーブルは予め不揮発性メモリ
136に格納されており、MPU101は、出力するプ
リンタ特性に合わせて定められる輝度・濃度変換テーブ
ルを選択し、このテーブル値をレジスタにセットする。
読取画像処理部109は、セットされたレジスタ値に基
づきガンマ補正を行う。ガンマ補正された画像データに
は、RGBからCYMKに変換する色変換処理が施され
た後に、誤差拡散などにより二値化処理が施される。こ
の二値化処理後の画像データは、バス102を介してD
RAM104に蓄積される。また同時に、その画像デー
タの受付番号、宛先情報、ページ数、格納画像メモリブ
ロック情報などの管理情報がSRAM105に格納され
る。
【0054】本画像処理装置100の記録部112を用
いてモノクロコピーを行う場合、またはファクシミリ送
信を行う場合、シェーディング補正が施された画像デー
タは読取画像処理部109に入力され、読取画像処理部
109は、入力された画像データに対しガンマ処理を施
す。ここで、MPU101は、出力するプリンタ特性に
合わせて定められる輝度・濃度変換テーブルを選択し、
このテーブル値をレジスタにセットする。読取画像処理
部109は、セットされたレジスタ値に基づきガンマ補
正を行う。このガンマ補正された画像データには、誤差
拡散などにより二値化処理が施される。この二値化処理
後の画像データは、バス102を介して画像符号化/復
号化部129の画像符号化部129bに入力される。画
像符号化部129bにおいては、入力された二値データ
を内部SRAM129cに展開し、圧縮符号化する。こ
の圧縮符号化された画像データはバス102を介してD
RAM104に蓄積される。また同時に、その画像デー
タの受付番号、宛先情報、ページ数、格納画像メモリブ
ロック情報などの管理情報がSRAM105に格納され
る。
【0055】次に、画像処理装置100の画像記録動作
について説明する。
【0056】DRAM104に蓄積された画像符号化デ
ータは、バス102を介して画像符号化/復号化部12
9に入力され、画像復号化部129aにおいて伸長復号
化されて内部SRAM129cに画像データとして展開
される。展開された画像データは記録画像処理部114
に入力され、記録画像処理部114は、入力された画像
データに対して補正および画像処理を施す。この処理後
の画像データは、プリンタ制御マイコン115を介して
プリンタエンジン116に出力され、プリンタエンジン
116は、画像データが示す画像を記録紙上に形成す
る。
【0057】次に、画像処理装置100のファクシミリ
送信動作について説明する。
【0058】発呼して回線が捕捉されると、まずファク
シミリ通信の手順信号の送受が行われる。そして、DR
AM104に蓄積された画像符号化データは、画像符号
化/復号化部129の画像復号化部129aにより伸長
復号化され、内部SRAM129cに画像データとして
展開される。展開された画像データは、画像符号化部1
29bにより符号化されて送信データに変換され、この
送信データは送信バッファに転送される。次いで、送信
バッファに転送された送信データは、MPU101の制
御もとで、通信制御部123からの入力割込み信号に応
じて通信制御部123に1バイトづつ取り込まれて変調
され、この変調されたデータは通信接続部122を介し
て通信網124に送出される。
【0059】次に、画像処理装置100のファクシミリ
受信動作について説明する。
【0060】着信があると、受信データが通信接続部1
22を介して通信制御部123に入力される。そして、
ファクシミリ通信の手順信号の送受が行われ、その後画
像データの受信が開始される。受信された画像データは
通信制御部123で復調され、この復調されたデータ
は、MPU101の制御もとで、通信制御部123から
の入力割込み信号に応じて1バイトづつDRAM104
の受信バッファに転送される。受信バッファに転送され
たデータは、画像符号化/復号化部129の画像復号化
部129aにより伸長復号化され、画像誤り検出が行わ
れる。そして、復号化されたデータは内部SRAM12
9cに画像データとして展開される。展開された画像デ
ータは、画像復号化/復号化部129の画像符号化12
9bにより圧縮符号化されてDRAM104に蓄積され
るとともに、その管理情報がDRAM104に格納され
る。
【0061】次に、情報処理端末200からの画像処理
装置100への画像ダウンロードについて説明する。
【0062】この画像ダウンロードにおいては、情報処
理端末200から外部I/F部127に対し、コマンド
および受信パラメータが1バイトづつ送出される。この
コマンドには、各コマンドを識別するためのコマンドコ
ード、および次に続く受信パラメータのサイズなどが格
納されており、また受信パラメータ内には、各コマンド
に対する動作を実行するために必要な設定値(ファイル
ID、データ形式、解像度、主走査長など)や画像デー
タが格納されている。
【0063】ダウンロード開始時には、情報処理端末2
00から画像処理装置100に対し、画像のダウンロー
ド先が画像処理装置100であるか外部プリンタ150
であるかを指定するコマンドコード、および信号が送出
される。
【0064】ここで、情報処理装置200が外部I/F
部127を介してバス102に接続されている場合、情
報処理装置200からのコマンドコードは外部I/F部
127により受信され、受信されたコマンドコードは、
MPU101の制御のもとで、外部I/F部127から
の入力割込み信号に応じて1バイトづつDRAM104
の受信バッファに転送される。受信バッファに転送され
たコマンドコードは、MPU101によって処理され
る。
【0065】また、外部信号切替部134によって情報
処理端末200とバス102が接続されておらず、バス
102が外部プリンタ150を接続している外部プリン
タI/F部131に接続されている場合、MPU101
とのインタフェースがないため、コマンド信号および信
号は切替信号送出部135により解析される。この解析
により、画像ダウンロード先として画像処理装置100
が指定されていると判別されると、切替信号送出部13
5は、外部切替信号部134に対してLレベルの切替信
号を出力する。このLレベルの切替信号を受けた外部信
号切替部134は、信号線132と信号線133とが非
接続状態になるように制御し、信号線132とバス10
2とが接続状態になるように制御する。すなわち、信号
線132の外部データ信号線とバス102のデータ信号
線、信号線132の外部制御信号線とバス102の内部
プリンタ制御信号線、信号線132の外部応答信号線と
バス102の内部プリンタ応答信号線がそれぞれ接続状
態になる。
【0066】画像データのダウンロード先として画像処
理装置100が指定された場合、外部I/F部127が
受信したコマンドおよび受信パラメータは、MPU10
1の制御のもとで、外部I/F部127から1バイトづ
つDRAM104の受信バッファに転送される。ここ
で、受信バッファに転送された受信パラメータの内、画
像データを除く受信パラメータは、MPU101によっ
て処理される。受信パラメータが画像データの場合、そ
の画像データを構成する符号データまたは生データは、
予め受信した受信パラメータが示す画像データ形式情報
に従って画像符号化/復号化部129の画像復号化部1
29aによって伸長復号化され、内部SRAM129c
に画像データとして展開される。展開された画像データ
は、画像符号化部129bにより圧縮符号化されてDR
AM104に蓄積されるとともに、DRAM104に画
像管理情報を格納する。コマンド受信後は、該コマンド
に対するレスポンスおよび送出パラメータを生成して送
出する。レスポンスには、受信したコマンドが受け付け
られたことを示すOKレスポンス、受信したコマンドが
間違っていたため受け付けられなかったことを示すNG
レスポンス、および動作中止などの理由により受信した
コマンドが現在受け付けられないことを示すBUSYレ
スポンスがある。また、送出パラメータには、送信やプ
リント結果、ファイルやページ属性、指示されたコマン
ドに対応した装置情報、中止要求や再送要求などが記述
される。レスポンスは、MPU101によってDRAM
104の送信バッファにセットされ、このセットされた
レスポンスは、MPU101の制御のもとで、外部I/
F部127からの入力割込み信号に応じて1バイトづつ
外部I/F部127に転送された後に、情報処理端末2
00に送出される。
【0067】本ダウンロード動作と記録動作を組み合わ
せることによって、情報処理端末200内で取り扱うデ
ータを画像処理装置100により記録(プリント)する
ことができる。また、本ダウンロード動作とファクシミ
リ送信動作を組み合わせることによって、情報処理端末
200内で取り扱うデータを画像処理装置100により
通信網124を介して相手装置に送信することができ
る。
【0068】次に、画像処理装置100から情報処理端
末200への画像データのアップロードについて説明す
る。アップロードを開始る際には、まず情報処理端末2
00から画像処理装置100に対し画像データのアップ
ロード元が画像処理装置100であることを指定するコ
マンドコードおよび信号が送出される。
【0069】ここで、信号線132が予め外部信号切替
部134によってバス102に接続されている場合、こ
のコマンドコードは外部I/F部127によって受信さ
れ、受信されたコマンドコードは、MPU101の制御
のもとで、外部I/F部127からの入力割込み信号に
応じて1バイトづつDRAM104の受信バッファに転
送される。受信バッファに転送されたコマンドコード
は、MPU101によって処理される。
【0070】また、外部信号切替部134によって信号
線132がバス102に接続されておらず、外部プリン
タI/F部131に接続されている場合、MPU101
とのインタフェースがないため、コマンドコードおよび
信号は切替信号送出部135によって解析する。そし
て、この解析の結果から、画像データのアップロードも
として画像処理装置100が指定されていることを判別
すると、切替信号送出部135は、外部信号切替部13
4に対してLレベルの切替信号を出力する。Lレベルの
切替信号を受けた外部信号切替部134は、信号線13
2と信号線133とが非接続状態になるように制御し、
信号線132とバス102とが接続状態になるように制
御する。
【0071】続いて、情報処理端末200から外部I/
F部127に対しコマンドおよび受信パラメータを1バ
イトづつ送出する。外部I/F部127で受信したコマ
ンドおよび受信パラメータは、MPU101の制御のも
とで、外部I/F部127からの入力割込み信号に応じ
て1バイトづつDRAM104の受信バッファに転送さ
れる。ここで、コマンドには、そのコマンドを識別する
ためのコマンドコード、および次に続く受信パラメータ
のサイズなどが格納されており、また受信パラメータ内
には、各コマンドに対する動作を実行するために必要な
ファイルIDやデータ形式、解像度、主走査長などの情
報が格納されている。受信バッファに転送されたコマン
ドおよび受信パラメータは、MPU101によって処理
される。MPU101は、コマンドによりアップロード
が指示されたときには、画像の符号化方式、解像度、主
走査長が指示通りであることを確認してから、DRAM
104に格納されている画像データのアップロードを開
始する。コマンド受信後は、該コマンドに対するレスポ
ンスおよび送出パラメータを生成して送出する。レスポ
ンスには、受信したコマンドが受け付けられたことを示
すOKレスポンス、受信したコマンドが間違っていたた
め受け付けられなかったことを示すNGレスポンス、お
よび動作中止などの理由により受信したコマンドが現在
受け付けられないことを示すBUSYレスポンスがあ
る。また、送出パラメータには、ファイルやページ属
性、指示されたコマンドに対応した装置情報、画像デー
タおよび画像サイズ情報などが格納されている。レスポ
ンスは、MPU101によってDRAM104の送信バ
ッファにセットされ、このセットされたレスポンスは、
外部I/F部127からの入力割込み信号に応じて行わ
れるMPU101の制御のもとで、1バイトづつ外部I
/F部127に転送された後に、情報処理端末200に
送出される。
【0072】本アップロード動作と読取り動作を組み合
わせることによって、画像処理装置100内で取り扱う
データを情報処理端末200上で利用または加工するこ
とができる。また、本アップロード動作とファクシミリ
受信動作を組み合わせることによって、通信網124を
介して相手装置から受信したデータを情報処理端末20
0上で利用することができる。
【0073】次に、情報処理端末200から外部プリン
タ150への画像データのダウンロードについて説明す
る。
【0074】この画像ダウンロードにおいては、情報処
理端末200から外部I/F部127に対し、コマンド
および受信パラメータが1バイトづつ送出される。この
コマンドには、各コマンドを識別するためのコマンドコ
ード、および次に続く受信パラメータのサイズなどが格
納されており、また受信パラメータ内には、各コマンド
に対する動作を実行するために必要な設定値(ファイル
ID、データ形式、解像度、主走査長など)や画像デー
タが格納されている。
【0075】ダウンロード開始時には、情報処理端末2
00から画像処理装置100に対し、画像のダウンロー
ド先が外部プリンタ150であることを指定するコマン
ドコードが送出される。ここでは、外部信号切替部13
4によって情報処理端末200を接続している信号線1
32とバス102が接続されており、バス102が外部
プリンタ150を接続している外部プリンタI/F部1
31に接続されていないものとする。情報処理端末20
0から送出されたコマンドは、外部I/F部127によ
り受信され、この受信されたコマンドは、MPU101
の制御のもとで、外部I/F部127からの入力割込み
信号に応じて1バイトづつDRAM104の受信バッフ
ァに転送される。受信バッファに転送されたコマンドは
MPU101によって処理される。
【0076】ここで、MPU101が受信されたコマン
ドに基づきダウンロード先が外部プリンタ150である
ことを判別すると、MPU101は外部信号切替部13
4に対してHレベルの切替信号を出力する。このHレベ
ルの切替信号を受けた外部信号切替部134は、信号線
132と信号線133とが接続状態になるように制御
し、信号線132とバス102とが非接続状態になるよ
うに制御する。
【0077】続いて、外部I/F部127で受信された
コマンドおよび受信パラメータは、外部プリンタ150
からの入力割込み信号に応じて、外部信号切替部134
および外部プリンタI/F部131を経由して1バイト
づつ外部プリンタ150の受信バッファに転送される。
外部プリンタ150の受信バッファに転送された受信パ
ラメータの内、画像データを除く受信パラメータは、外
部プリンタ150内のマイクロコンピュータによって処
理される。コマンド受信後は、該コマンドに対するレス
ポンスおよび送出パラメータを生成して送出する。レス
ポンスには、受信したコマンドが受け付けられたことを
示すOKレスポンス、受信したコマンドが間違っていた
ため受け付けられなかったことを示すNGレスポンス、
および動作中止などの理由により受信したコマンドが現
在受け付けられないことを示すBUSYレスポンスがあ
る。また、送出パラメータには、送信やプリント結果、
ファイルやページ属性、指示されたコマンドに対応した
装置情報、中止要求や再送要求などが格納される。レス
ポンスは、外部プリンタ150のマイクロコンピュータ
によって送信バッファにセットされ、このセットされた
レスポンスは、外部I/F部127からの入力割込み信
号に応じて、1バイトづつ外部I/F部127に転送さ
れた後に、情報処理端末200に送出される。
【0078】上記の動作を繰り返して情報処理端末20
0から外部プリンタ150への画像データのダウンロー
ドが終了すると、情報処理端末200から画像処理装置
100に対し、インタフェースをとる相手が画像処理装
置100であることを指定するコマンドコードおよび信
号が送出される。このとき、外部信号切替部134によ
って信号線132はバス102と接続されておらずに、
外部プリンタ150を接続している信号線133と接続
されているから、MPU101とのインタフェースがな
く、情報処理端末200からのコマンドコードおよび信
号は切替信号送出部135により解析される。この解析
により、画像ダウンロード先として画像処理装置100
が指定されていると判別されると、切替信号送出部13
5は、外部切替信号部134に対してLレベルの切替信
号を出力する。このLレベルの切替信号を受けた外部信
号切替部134は、信号線132と信号線133とが非
接続状態になるように制御し、信号線132とバス10
2とが接続状態になるように制御する。
【0079】次に、画像処理装置100から外部プリン
タ150への画像データのダウンロードについて説明す
る。
【0080】画像処理装置100の操作部118により
カラーコピー操作を入力すると、外部信号切替部134
は、信号線133とバス102とが外部プリンタI/F
部131を介して接続されるように切り替える。この切
替後、MPU101は、バス102および外部信号切替
部134を通して外部プリンタ150に対しコマンドお
よび送信パラメータを1バイトづつ送出する。コマンド
には、各コマンドを識別するためのコマンドコードおよ
び次に続く送信パラメータのサイズなどが格納されてい
る。また送信パラメータ内には、各コマンドに対する動
作を実行するために必要なファイルIDやデータ形式、
解像度、主走査長などの情報が格納されている。外部プ
リンタ150は、コマンド受信後、該コマンドに対する
レスポンスおよび送出パラメータを生成して送出する。
レスポンスには、受信したコマンドが受け付けられたこ
とを示すOKレスポンス、受信したコマンドが間違って
いたため受け付けられなかったことを示すNGレスポン
ス、および動作中止などの理由により受信したコマンド
が現在受け付けられないことを示すBUSYレスポンス
がある。また、送出パラメータには、指示されたコマン
ドに対応した装置情報、中止要求や再送要求などが格納
されている。
【0081】このようにして画像処理装置100と外部
プリンタ150との間の接続が確立されると、MPU1
01は、外部プリンタI/F部131に対してデバイス
ID要求コマンドを送出する。デバイスID要求コマン
ドは、デバイスIDの送信を要求するためのコマンドで
ある。このデバイスIDは、外部プリンタの機種によっ
て一意に決定されるIDであり、このIDは、画像処理
のパラメータを決定するために使用される。このデバイ
スID要求コマンドに応答して送出されたレスポンス
は、外部プリンタI/F部131で受信され、この受信
されたレスポンスは、MPU101の制御のもとで外部
プリンタI/F部131からの入力割込み信号に応じて
1バイトづつDRAM104の受信バッファに転送され
る。MPU101は、この受信バッファに格納されたデ
ータを解析し、デバイスIDの受信完了を検知する。デ
バイスIDの受信完了を検知すると、MPU101は、
予め不揮発性メモリ136に格納されたデバイスIDに
対応するガンマデータと出力色データを選択する。これ
らの処理が終了すると、実際に、画像データの読取りが
開始される。そして、上記のコマンド、レスポンスを繰
り返すことによって、画像処理装置100から外部プリ
ンタ150に対し、二値化されたCYMKの画像データ
のダウンロードが行われる。
【0082】次に、情報処理端末200から画像処理装
置100へのファームウェアのダウンロードについて図
7ないし図9を参照しながら説明する。図7ないし図9
は図1の情報処理端末から画像処理装置へのファームウ
ェアダウンロードを実行する際の画像処理装置における
処理手順を示すフローチャートである。
【0083】情報処理端末200から画像処理装置10
0へのファームウェアのダウンロードを実行する場合、
情報処理端末200から外部I/F部127へ送出され
るコマンドには、各コマンドを識別するためのコマンド
コードおよび次に続く受信パラメータのサイズなどが格
納されており、また、受信パラメータ内には、各コマン
ドに対する動作を実行するために必要な設定値(ファイ
ルID、データ量、SUMCHECKデータ)やプログ
ラムデータが格納されている。コマンドコードは、外部
I/F部127により受信され、この受信されたコマン
ドコードは、MPU101の制御のもとで、外部I/F
部127からの入力割込み信号に応じて1バイトづつD
RAM104の受信バッファに転送される。受信バッフ
ァに転送されたコマンドコードは、MPU101によっ
て処理され、該コマンドに対するレスポンスおよび送出
パラメータを生成して送出する。レスポンスには、受信
したコマンドが受け付けられたことを示すOKレスポン
ス、受信したコマンドが間違っていたため受け付けられ
なかったことを示すNGレスポンス、および動作中止な
どの理由により受信したコマンドが現在受け付けられな
いことを示すBUSYレスポンスがある。また、送出パ
ラメータには、ダウンロードの結果、指示されたコマン
ドに対応した装置情報やプログラム情報、中止要求や再
送要求などが格納されている。レスポンスおよび送出パ
ラメータは、MPU101によってDRAM104の送
信バッファにセットされ、このセットされたレスポンス
は、MPU101の制御もとで、外部I/F部127か
らの入力割込み信号に応じて、1バイトづつ外部I/F
部127に転送された後に、情報処理端末200に送出
される。
【0084】画像処理装置100においては、図7に示
すように、まずステップS1において情報処理端末20
0からのファームウェア書き換え要求コマンドの受信を
待ち、このファームウェア書き換え要求コマンドを受信
すると、ステップS2に進み、本画像処理装置100で
のコピーのための画像読取り中であるか否かを判定す
る。コピーのための画像読取り中でないときには、ステ
ップS3に進み、外部プリンタ150への出力画像の読
取り中であるか否かを判定し、外部プリンタ150への
出力画像の読取り中でないときには、ステップS4に進
む。ステップS4では、情報処理端末200へアップロ
ードする画像の読取り中であるか否かを判定し、情報処
理端末200へアップロードする画像の読取り中でない
ときには、ステップS5に進む。
【0085】ステップS5では、本画像処理装置100
でのコピー画像の記録中であるか否かを判定する。この
コピー画像の記録中でないときには、ステップS6に進
み、ファクシミリ受信した画像の記録中であるか否かを
判定し、ファクシミリ受信した画像の記録中でないとき
には、ステップS7に進み、情報処理端末200からダ
ウンロードした画像の記録中であるか否かを判定する。
情報処理端末200からダウンロードした画像の記録中
でないときには、ステップS8に進む。
【0086】ステップS8では、外部プリンタ150へ
の画像のダウンロード中であるか否かを判定し、外部プ
リンタ150への画像のダウンロード中でないときに
は、ステップS9に進み、情報処理端末200からの画
像のダウンロード中であるか否かを判定する。情報処理
端末200からの画像のダウンロード中でないときに
は、ステップS10に進み、情報処理端末200への画
像のアップロード中であるか否かを判定し、情報処理端
末200への画像のアップロード中でないときには、ス
テップS11に進む。
【0087】ステップS11では、ファクシミリ受信中
であるか否かを判定し、ファクシミリ受信中でないとき
には、ステップS12に進み、ファームウェアダウンロ
ード中であるか否かを示すファームウェアダウンロード
中フラグが「1」である否かを判定する。ファームウェ
アダウンロード中フラグが「1」でないときには、ファ
ームウェアダウンロード中でないと判断してステップS
13に進み、ファームウェア書き換え要求を受け付けて
ファームウェアダウンロードを許可するために、情報処
理端末200に対してOKレスポンスを返送し、図8に
示すステップS15に進む。
【0088】これに対し、上記ステップS2から上記ス
テップS12までにおいて、コピーのための画像読取り
中であるとの判定、外部プリンタ150への出力画像の
読取り中であるとの判定、情報処理端末200へアップ
ロードする画像の読取り中であるとの判定、本画像処理
装置100でのコピー画像の記録中であるとの判定、フ
ァクシミリ受信した画像の記録中であるとの判定、情報
処理端末200からダウンロードした画像の記録中であ
るとの判定、外部プリンタ150への画像のダウンロー
ド中であるとの判定、情報処理端末200からの画像の
ダウンロード中であるとの判定、情報処理端末200へ
の画像のアップロード中であるとの判定、ファクシミリ
受信中であるとの判定、ファームウェアダウンロード中
フラグが「1」であるとの判定のいずれかが行われる
と、ステップS14に進み、BUSYレスポンスを情報
処理端末200に返送し、そして、上記ステップS1に
戻る。
【0089】情報処理端末200に対してOKレスポン
スを返送すると、上述したように、図8に示すステップ
S15に進む。ステップS15では、ファームウェアダ
ウンロード中であることを示すために、ファームウェア
ダウンロード中フラグに「1」をセットする。続いてス
テップS16に進み、本画像処理装置100でのファク
シミリ送信する画像の読取りを許可し、そして、ステッ
プS17で、ファクシミリ送信を許可する。
【0090】次いで、ステップS18に進み、本画像処
理装置100でのコピーのための画像読取りを禁止し、
続くステップS19で、外部プリンタ150への出力画
像の読取りを禁止する。そして、ステップS20に進
み、情報処理端末200へアップロードする画像の読取
りを禁止する。次いで、ステップS21に進み、本画像
処理装置100でのコピー画像の記録を禁止し、続くス
テップS22で、ファクシミリ受信した画像の記録を禁
止し、そして、ステップS23に進み、情報処理端末2
00からダウンロードした画像の記録を禁止する。
【0091】次いで、ステップS24に進み、外部プリ
ンタ150への画像のダウンロードを禁止し、続くステ
ップS25で、情報処理端末200からの画像のダウン
ロードを禁止し、そして、ステップS26に進み、情報
処理端末200への画像のアップロードを禁止する。次
いで、ステップS27に進み、通信網124を介したフ
ァクシミリ受信を禁止する。このように、上記ステップ
S16からステップS27までの処理により、ファーム
ウェアダウンロード中においては、読取部106による
ファクシミリ送信する画像の読取り、通信部121によ
る読み取った画像のファクシミリ送信を許可し、他の動
作の全てを禁止することになる。そして、図9に示すス
テップS28に進む。
【0092】ここで、このファームウェアダウンロード
の開始に伴い受信バッファに転送されたコマンドおよび
プログラムデータを除く受信パラメータはMPU101
により処理される。プログラムデータは、DRAM10
4に蓄積されるとともに、そのデータ管理情報がDRA
M104に格納される。コマンド受信後は、該コマンド
に対するレスポンスおよび送出パラメータを生成して送
出する。送出パラメータには、ダウンロードの結果、指
示されたコマンドに対応した装置情報、中止要求や再送
要求などが格納されている。レスポンスは、MPU10
1によってDRAM104の送信バッファにセットさ
れ、この送信バッファにセットされたレスポンスは、M
PU101の制御のもとで、外部I/F部127からの
入力割込み信号に応じて、1バイトづつ外部I/F部1
27に転送された後に、情報処理端末200に送出され
る。
【0093】このようにしてファームウェアダウンロー
ドを実行するための手順が終了すると、図9に示すよう
に、ステップS28で、情報処理端末200からコマン
ドにより送出されたプログラムデータのSUMCHEC
Kデータの受信を待ち、SUMCHECKデータを受信
すると、ステップS29に進み、情報処理端末200か
らのコマンドによるプログラムサイズの受信を待つ。プ
ログラムサイズを受信すると、ステップS30に進み、
プログラムデータの受信を開始する。この受信したプロ
グラムデータはDRAM104に格納される。そして、
ステップS31に進み、既に受信されているプログラム
データのサイズを参照しながらプログラムサイズ分のデ
ータの受信完了を待ち、プログラムサイズ分のデータの
受信が完了するとすなわち受信されたファームウェアの
プログラムサイズが既に受信されているプログラムデー
タのサイズと一致すると、ステップS32に進み、ファ
ームウェアダウンロード終了レスポンスを情報処理端末
200に返信する。
【0094】次いで、ステップS33に進み、既に受信
されているSUMCHECKデータがDRAM104に
格納されているプログラムデータのものと一致するか否
かを判定する。ここで、既に受信されているSUMCH
ECKデータがDRAM104に格納されているプログ
ラムデータのものと一致しないときには、ステップS3
7に進み、情報処理端末200から送出されるファーム
ウェアダウンロード終了コマンドに対するレスポンスと
して、NGレスポンスを情報処理端末200に返送し、
続くステップS38で、ファームウェアダウンロード中
フラグに「0」をセットし、本処理を終了する。
【0095】これに対し、既に受信されているSUMC
HECKデータがDRAM104に格納されているプロ
グラムデータのものと一致すると、ステップS34に進
み、DRAM104に格納されているプログラムデータ
を不揮発性メモリ136に転送し、続くステップS35
で、既に受信されているSUMCHECKデータが不揮
発性メモリ136に転送されたプログラムデータのもの
と一致するか否かを判定する。既に受信されているSU
MCHECKデータが不揮発性メモリ136に転送され
たプログラムデータのものと一致すると、ステップS3
6に進み、ファームウェア情報処理端末200から送出
されるファームウェアダウンロード終了コマンドに対す
るレスポンスとして、OKレスポンスを情報処理端末2
00に返送し、続くステップS38で、ファームウェア
ダウンロード中フラグに「0」をセットし、本処理を終
了する。
【0096】既に受信されているSUMCHECKデー
タが不揮発性メモリ136に転送されたプログラムデー
タのものと一致しなければ、ステップS37に進み、フ
ァームウェア情報処理端末200から送出されるファー
ムウェアダウンロード終了コマンドに対するレスポンス
として、NGレスポンスを情報処理端末200に返送
し、続くステップS38で、ファームウェアダウンロー
ド中フラグに「0」をセットし、本処理を終了する。
【0097】このように、本実施の形態では、ファーム
ウェアダウンロード中にファクシミリ送信する画像の読
取りおよびその読み取った画像のファクシミリ送信を許
可する(ステップS16,S17)から、不揮発性メモ
リ136の外部プリンタ150に対するファームウェア
の書換え中であっても、画像の読取りおよびその読み取
った画像のファクシミリ送信を実行することができる。
また、このファームウェアダウンロードにより不揮発性
メモリ136の外部プリンタ150に対するファームウ
ェアを書き換えることが可能であるから、外部プリンタ
150の機種変更などに伴うインタフェースデータ、ガ
ンマデータなどの変更を容易に行うことができる。
【0098】なお、本実施の形態では、カラースキャ
ナ、モノクロレーザプリンタを搭載する画像処理装置1
00に、その下位装置としてインクジェット方式のカラ
ープリンタを接続することにより、モノクロコピーの他
に、カラーコピーを実現するシステムを示したが、カラ
ースキャナ、インクジェット方式のプリンタを搭載する
画像処理装置と、その下位装置としてのモノクロレーザ
ビームプリンタとを組み合わせたシステムを構築しても
よい。この場合、カラーコピー他に、高品位のモノクロ
コピーを実現するシステムが提供されることになる。
【0099】また、本実施の形態においてMPU101
の制御プログラムは、ROM103に格納されている
が、これに代えて他の記憶媒体(例えば、CDROM、
MO、FD)を読み取るためのドライバを設け、他の記
憶媒体から供給するように構成することも可能であり、
この場合、このプログラムを格納した記憶媒体が本発明
を構成することになる。
【0100】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図10ないし図12を参照しながら説
明する。図10ないし図12は本発明の実施の第2形態
に係る画像処理装置における情報処理端末からのファー
ムウェアダウンロードを実行する際の処理手順を示すフ
ローチャートである。本実施の形態は、上述の実施の第
1形態と同じ構成を有し、その構成についての説明は省
略する。なお、以降の説明においては、上述の実施の第
1形態の構成に付した符号を使用する。
【0101】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、ファームウェアダウンロード中に画像を読み取
り、その読み取った画像を記録するコピー動作を許可す
る点で異なる。
【0102】本実施の形態の画像処理装置100におい
ては、図10に示すように、まずステップS101にお
いて情報処理端末200からのファームウェア書き換え
要求コマンドの受信を待ち、このファームウェア書き換
え要求コマンドを受信すると、ステップS102に進
み、本画像処理装置100でのファクシミリ送信する画
像読の取り中であるか否かを判定する。ファクシミリ送
信する画像の読取り中でないときには、ステップS10
3に進み、外部プリンタ150への出力画像の読取り中
であるか否かを判定し、外部プリンタ150への出力画
像の読取り中でないときには、ステップS104に進
む。ステップS104では、情報処理端末200へアッ
プロードする画像の読取り中であるか否かを判定し、情
報処理端末200へアップロードする画像の読取り中で
ないときには、ステップS105に進む。
【0103】ステップS105では、本画像処理装置1
00でのファクシミリ受信した画像の記録中であるか否
かを判定する。このファクシミリ受信した画像の記録中
でないときには、ステップS106に進み、情報処理端
末200からダウンロードした画像の記録中であるか否
かを判定し、情報処理端末200からダウンロードした
画像の記録中でないときには、ステップS107に進
む。ステップS107では、外部プリンタ150への画
像のダウンロード中であるか否かを判定し、外部プリン
タ150への画像のダウンロード中でないときには、ス
テップS108に進み、情報処理端末200からの画像
のダウンロード中であるか否かを判定する。情報処理端
末200からの画像のダウンロード中でないときには、
ステップS109に進み、情報処理端末200への画像
のアップロード中であるか否かを判定し、情報処理端末
200への画像のアップロード中でないときには、ステ
ップS110に進む。
【0104】ステップS110では、ファクシミリ送信
中であるか否かを判定し、ファクシミリ送信中でないと
きには、ステップS111に進み、ファクシミリ受信中
であるか否かを判定し、ファクシミリ受信中でないとき
には、ステップS112に進む。ステップS112で
は、ファームウェアダウンロード中であるか否かを示す
ファームウェアダウンロード中フラグが「1」である否
かを判定する。ファームウェアダウンロード中フラグが
「1」でないときには、ファームウェアダウンロード中
でないと判断してステップS113に進み、ファームウ
ェア書き換え要求を受け付けてファームウェアダウンロ
ードを許可するために、情報処理端末200に対してO
Kレスポンスを返送し、図11に示すステップS115
に進む。
【0105】これに対し、上記ステップS102から上
記ステップS112までにおいて、ファクシミリ送信す
る画像の読取り中であるとの判定、外部プリンタ150
への出力画像の読取り中であるとの判定、情報処理端末
200へアップロードする画像の読取り中であるとの判
定、ファクシミリ受信した画像の記録中であるとの判
定、情報処理端末200からダウンロードした画像の記
録中であるとの判定、外部プリンタ150への画像のダ
ウンロード中であるとの判定、情報処理端末200から
の画像のダウンロード中であるとの判定、情報処理端末
200への画像のアップロード中であるとの判定、ファ
クシミリ送信中であるとの判定、ファクシミリ受信中で
あるとの判定、ファームウェアダウンロード中フラグが
「1」であるとの判定のいずれかが行われると、ステッ
プS114に進み、BUSYレスポンスを情報処理端末
200に返送し、そして、上記ステップS101に戻
る。
【0106】情報処理端末200に対してOKレスポン
スを返送すると、上述したように、図11に示すステッ
プS115に進む。ステップS115では、ファームウ
ェアダウンロード中であることを示すために、ファーム
ウェアダウンロード中フラグに「1」をセットする。続
いてステップS116に進み、本画像処理装置100で
コピーする画像の読取りを許可し、そして、ステップS
117で、コピーするために読み取った画像の記録を許
可する。
【0107】次いで、ステップS118に進み、本画像
処理装置100でファクシミリ送信する画像の読取りを
禁止し、続くステップS119で、外部プリンタ150
への出力画像の読取りを禁止する。そして、ステップS
120に進み、情報処理端末200へアップロードする
画像の読取りを禁止する。次いで、ステップS121に
進み、ファクシミリ受信した画像の記録を禁止し、そし
て、ステップS122において、情報処理端末200か
らダウンロードした画像の記録を禁止する。
【0108】次いで、ステップS123に進み、外部プ
リンタ150への画像のダウンロードを禁止し、続くス
テップS124で、情報処理端末200からの画像のダ
ウンロードを禁止し、そして、ステップS125で、情
報処理端末200への画像のアップロードを禁止する。
次いで、ステップS126に進み、通信網124を介し
たファクシミリ送信を禁止し、続くステップS127で
通信網燠真網125を介したファクシミリ受信を禁止す
る。このように、上記ステップS116からステップS
127までの処理により、ファームウェアダウンロード
中においては、コピーする画像の読取り、そのコピーす
るために読み取った画像の記録を許可し、他の動作の全
てを禁止する。そして、図12に示すステップS128
に進む。
【0109】ステップS128では、情報処理端末20
0からコマンドにより送出されたプログラムデータのS
UMCHECKデータの受信を待ち、SUMCHECK
データを受信すると、ステップS129に進み、情報処
理端末200からのコマンドによるプログラムサイズの
受信を待つ。プログラムサイズを受信すると、ステップ
S130に進み、プログラムデータの受信を開始する。
この受信したプログラムデータはDRAM104に格納
される。そして、ステップS131に進み、既に受信さ
れているプログラムデータのサイズを参照しながらプロ
グラムサイズ分のデータの受信完了を待ち、プログラム
サイズ分のデータの受信が完了するとすなわち受信され
たファームウェアのプログラムサイズが既に受信されて
いるプログラムデータのサイズと一致すると、ステップ
S132に進み、ファームウェアダウンロード終了レス
ポンスを情報処理端末200に返信する。
【0110】次いで、ステップS133に進み、既に受
信されているSUMCHECKデータがDRAM104
に格納されているプログラムデータのものと一致するか
否かを判定する。ここで、既に受信されているSUMC
HECKデータがDRAM104に格納されているプロ
グラムデータのものと一致しないときには、ステップS
137に進み、情報処理端末200から送出されるファ
ームウェアダウンロード終了コマンドに対するレスポン
スとして、NGレスポンスを情報処理端末200に返送
し、続くステップS138で、ファームウェアダウンロ
ード中フラグに「0」をセットし、本処理を終了する。
【0111】これに対し、既に受信されているSUMC
HECKデータがDRAM104に格納されているプロ
グラムデータのものと一致すると、ステップS134に
進み、DRAM104に格納されているプログラムデー
タを不揮発性メモリ136に転送し、続くステップS1
35で、既に受信されているSUMCHECKデータが
不揮発性メモリ136に転送されたプログラムデータの
ものと一致するか否かを判定する。既に受信されている
SUMCHECKデータが不揮発性メモリ136に転送
されたプログラムデータのものと一致すると、ステップ
S136に進み、ファームウェア情報処理端末200か
ら送出されるファームウェアダウンロード終了コマンド
に対するレスポンスとして、OKレスポンスを情報処理
端末200に返送し、続くステップS138で、ファー
ムウェアダウンロード中フラグに「0」をセットし、本
処理を終了する。
【0112】既に受信されているSUMCHECKデー
タが不揮発性メモリ136に転送されたプログラムデー
タのものと一致しなければ、ステップS137に進み、
ファームウェア情報処理端末200から送出されるファ
ームウェアダウンロード終了コマンドに対するレスポン
スとして、NGレスポンスを情報処理端末200に返送
し、続くステップS138で、ファームウェアダウンロ
ード中フラグに「0」をセットし、本処理を終了する。
【0113】このように、本実施の形態では、ファーム
ウェアダウンロード中に読取部106によるコピーする
画像の読取りおよび記録部112による読み取った画像
の記録を許可する(ステップS116,S117)か
ら、不揮発性メモリ136の外部プリンタ150に対す
るファームウェアの書換え中であっても、コピーする画
像の読取りおよびその読み取った画像の記録すなわちコ
ピー動作を実行することができる。また、このファーム
ウェアダウンロードにより不揮発性メモリ136の外部
プリンタ150に対するファームウェアを書き換えるこ
とが可能であるから、外部プリンタ150の機種変更な
どに伴うインタフェースデータ、ガンマデータなどの変
更を容易に行うことができる。
【0114】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図13ないし図15を参照しながら説
明する。図13ないし図15は本発明の実施の第3形態
に係る画像処理装置における情報処理端末からのファー
ムウェアダウンロードを実行する際の処理手順を示すフ
ローチャートである。本実施の形態は、上述の実施の第
1形態と同じ構成を有し、その構成についての説明は省
略する。なお、以降の説明においては、上述の実施の第
1形態の構成に付した符号を使用する。
【0115】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、ファームウェアダウンロード中に通信網124を
介して相手装置からファクシミリ送信された画像を受信
し、その受信した画像を記録するファクシミリ受信動作
を許可する点で異なる。
【0116】画像処理装置100においては、図13に
示すように、まずステップS201において情報処理端
末200からのファームウェア書き換え要求コマンドの
受信を待ち、このファームウェア書き換え要求コマンド
を受信すると、ステップS202に進み、本画像処理装
置100でのコピーするための画像の読取り中であるか
否かを判定する。コピーするための画像の読取り中でな
いときには、ステップS203に進み、外部プリンタ1
50への出力画像の読取り中であるか否かを判定し、外
部プリンタ150への出力画像の読取り中でないときに
は、ステップS204に進む。ステップS204では、
情報処理端末200へアップロードする画像の読取り中
であるか否かを判定し、情報処理端末200へアップロ
ードする画像の読取り中でないときには、ステップS2
05に進む。
【0117】ステップS205では、ファクシミリ送信
する画像の読取り中であるか否かを判定し、ファクシミ
リ送信する画像の読取り中でないときには、ステップS
206に進み、本画像処理装置100でのコピー画像の
記録中であるか否かを判定する。このコピー画像の記録
中でないときには、ステップS207に進み、情報処理
端末200からダウンロードした画像の記録中であるか
否かを判定する。情報処理端末200からダウンロード
した画像の記録中でないときには、ステップS208に
進む。
【0118】ステップS208では、外部プリンタ15
0への画像のダウンロード中であるか否かを判定し、外
部プリンタ150への画像のダウンロード中でないとき
には、ステップS209に進み、情報処理端末200か
らの画像のダウンロード中であるか否かを判定する。情
報処理端末200からの画像のダウンロード中でないと
きには、ステップS210に進み、情報処理端末200
への画像のアップロード中であるか否かを判定し、情報
処理端末200への画像のアップロード中でないときに
は、ステップS211に進む。
【0119】ステップS211では、ファクシミリ送信
中であるか否かを判定し、ファクシミリ送信中でないと
きには、ステップS212に進み、ファームウェアダウ
ンロード中であるか否かを示すファームウェアダウンロ
ード中フラグが「1」である否かを判定する。ファーム
ウェアダウンロード中フラグが「1」でないときには、
ファームウェアダウンロード中でないと判断してステッ
プS213に進み、ファームウェア書き換え要求を受け
付けてファームウェアダウンロードを許可するために、
情報処理端末200に対してOKレスポンスを返送し、
図14に示すステップS215に進む。
【0120】これに対し、上記ステップS201から上
記ステップS212までにおいて、コピーするための画
像の読取り中であるとの判定、外部プリンタ150への
出力画像の読取り中であるとの判定、情報処理端末20
0へアップロードする画像の読取り中であるとの判定、
ファクシミリ送信する画像の読取り中であるとの判定、
本画像処理装置100でのコピー画像の記録中であると
の判定、情報処理端末200からダウンロードした画像
の記録中であるとの判定、外部プリンタ150への画像
のダウンロード中であるとの判定、情報処理端末200
からの画像のダウンロード中であるとの判定、情報処理
端末200への画像のアップロード中であるとの判定、
ファクシミリ受信中であるとの判定、ファクシミリ送信
中であるとの判定、ファームウェアダウンロード中フラ
グが「1」であるとの判定のいずれかが行われると、ス
テップS214に進み、BUSYレスポンスを情報処理
端末200に返送し、そして、上記ステップS201に
戻る。
【0121】情報処理端末200に対してOKレスポン
スを返送すると、上述したように、図15に示すステッ
プS215に進む。ステップS215では、ファームウ
ェアダウンロード中であることを示すために、ファーム
ウェアダウンロード中フラグに「1」をセットする。続
いてステップS216に進み、本画像処理装置100で
のファクシミリ受信を許可し、そして、ステップS21
7で、ファクシミリ受信した画像の記録を許可する。
【0122】次いで、ステップS218に進み、本画像
処理装置100でのコピーするための画像の読取りを禁
止し、続くステップS219で、外部プリンタ150へ
の出力画像の読取りを禁止する。そして、ステップS2
20に進み、情報処理端末200へアップロードする画
像の読取りを禁止する。次いで、ステップS221に進
み、ファクシミリ送信する画像の読取りを禁止し、続く
ステップS222で、本画像処理装置100でのコピー
画像の記録を禁止し、そしてステップS223で、情報
処理端末200からダウンロードした画像の記録を禁止
する。
【0123】次いで、ステップS224に進み、外部プ
リンタ150への画像のダウンロードを禁止し、続くス
テップS225で、情報処理端末200からの画像のダ
ウンロードを禁止し、そして、ステップS226に進
み、情報処理端末200への画像のアップロードを禁止
する。次いで、ステップS227に進み、通信網124
を介したファクシミリ送信を禁止する。このように、上
記ステップS216からステップS227までの処理に
より、ファームウェアダウンロード中においては、通信
網124を介して相手装置から送信された画像を受信
し、受信した画像を記録するファクシミリ受信を許可
し、他の動作の全てを禁止する。そして、図15に示す
ステップS228に進む。
【0124】ステップS228では、情報処理端末20
0からコマンドにより送出されたプログラムデータのS
UMCHECKデータの受信を待ち、SUMCHECK
データを受信すると、ステップS229に進み、情報処
理端末200からのコマンドによるプログラムサイズの
受信を待つ。プログラムサイズを受信すると、ステップ
S230に進み、プログラムデータの受信を開始する。
この受信したプログラムデータはDRAM104に格納
される。そして、ステップS231に進み、既に受信さ
れているプログラムデータのサイズを参照しながらプロ
グラムサイズ分のデータの受信完了を待ち、プログラム
サイズ分のデータの受信が完了するとすなわち受信され
たファームウェアのプログラムサイズが既に受信されて
いるプログラムデータのサイズと一致すると、ステップ
S232に進み、ファームウェアダウンロード終了レス
ポンスを情報処理端末200に返信する。
【0125】次いで、ステップS233に進み、既に受
信されているSUMCHECKデータがDRAM104
に格納されているプログラムデータのものと一致するか
否かを判定する。ここで、既に受信されているSUMC
HECKデータがDRAM104に格納されているプロ
グラムデータのものと一致しないときには、ステップS
237に進み、情報処理端末200から送出されるファ
ームウェアダウンロード終了コマンドに対するレスポン
スとして、NGレスポンスを情報処理端末200に返送
し、続くステップS238で、ファームウェアダウンロ
ード中フラグに「0」をセットし、本処理を終了する。
【0126】これに対し、既に受信されているSUMC
HECKデータがDRAM104に格納されているプロ
グラムデータのものと一致すると、ステップS234に
進み、DRAM104に格納されているプログラムデー
タを不揮発性メモリ136に転送し、続くステップS2
35で、既に受信されているSUMCHECKデータが
不揮発性メモリ136に転送されたプログラムデータの
ものと一致するか否かを判定する。既に受信されている
SUMCHECKデータが不揮発性メモリ136に転送
されたプログラムデータのものと一致すると、ステップ
S236に進み、ファームウェア情報処理端末200か
ら送出されるファームウェアダウンロード終了コマンド
に対するレスポンスとして、OKレスポンスを情報処理
端末200に返送し、続くステップS238で、ファー
ムウェアダウンロード中フラグに「0」をセットし、本
処理を終了する。
【0127】既に受信されているSUMCHECKデー
タが不揮発性メモリ136に転送されたプログラムデー
タのものと一致しなければ、ステップS237に進み、
ファームウェア情報処理端末200から送出されるファ
ームウェアダウンロード終了コマンドに対するレスポン
スとして、NGレスポンスを情報処理端末200に返送
し、続くステップS238で、ファームウェアダウンロ
ード中フラグに「0」をセットし、本処理を終了する。
【0128】このように、本実施の形態では、ファーム
ウェアダウンロード中に、通信部121により通信網1
24を介して相手装置から送信された画像を受信し、こ
の受信した画像を記録部112により記録するファクシ
ミリ受信を許可する(ステップS216,S217)か
ら、不揮発性メモリ136の外部プリンタ150に対す
るファームウェアの書換え中であっても、画像の読取り
およびその読み取った画像のファクシミリ送信を実行す
ることができる。また、このファームウェアダウンロー
ドにより不揮発性メモリ136の外部プリンタ150に
対するファームウェアを書き換えることが可能であるか
ら、外部プリンタ150の機種変更などに伴うインタフ
ェースデータ、ガンマデータなどの変更を容易に行うこ
とができる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、上位装置を接続し、該上位との間でデー
タの送受を行うための第1のインタフェースと、下位装
置を接続し、該下位装置との間でデータの送受を行うた
めの第2のインタフェースと、少なくとも上位装置との
接続制御が記述されたファームウェアを格納する第1の
記憶手段と、少なくとも下位装置との接続制御が記述さ
れたファームウェアを書換え可能に格納する第2の格納
手段と、少なくとも1つの画像処理機能を実行する画像
処理機能実行手段と、第1の記憶手段のファームウェア
に従った上位装置との接続制御、第2の記憶手段のファ
ームウェアに従った下位装置との接続制御および画像処
理機能実行手段の動作制御を行う制御手段とを備え、制
御手段は、第1のインタフェースを介して上位装置から
第2の記憶手段のファームウェアを取り込み、該取り込
んだファームウェアを書き換える書換え処理を行うか
ら、第2の記憶手段のファームウェアの書換え処理中に
画像処理機能を実行することができる。
【0130】また、画像処理機能実行手段は、画像を読
み取り、該読み取られた画像を指定された宛先に送信す
るファクシミリ送信機能を実行するファクシミリ送信手
段を有し、制御手段は、書換え処理中にファクシミリ送
信機能を実行可能に制御することによって、第2の記憶
手段のファームウェアの書換え処理中にファクシミリ送
信機能を実行することができる。
【0131】また、画像処理機能実行手段は、ファクシ
ミリ画像を受信し、該受信されたファクシミリ画像を記
録紙上に形成するファクシミリ受信機能を有し、制御手
段は、書換え処理中にファクシミリ受信機能を実行可能
に制御することによって、第2の記憶手段のファームウ
ェアの書換え処理中にファクシミリ受信機能を実行する
ことができる。
【0132】また、画像処理機能実行手段は、画像を読
み取り、該読み取られた画像を記録紙上に形成するコピ
ー機能を有し、制御手段は、書換え処理中にコピー機能
を実行可能に制御することによって、第2の記憶手段の
ファームウェアの書換え処理中にコピー機能を実行する
ことができる。
【0133】本発明の画像処理装置の動作制御方法によ
れば、第1のインタフェースを介して上位装置から第2
の記憶手段のファームウェアを取り込み、該取り込んだ
ファームウェアを書き換える書換え処理を行うように制
御する工程と、書換え処理中に画像処理機能実行手段に
よる画像処理機能の実行が指示されると、書換え処理と
並行して該画像処理機能を実行するように制御する工程
とを有するから、第2の記憶手段のファームウェアの書
換え処理中に画像処理機能を実行することができる。
【0134】また、画像処理機能は、画像を読み取り、
該読み取られた画像を指定された宛先に送信するファク
シミリ送信機能であることによって、第2の記憶手段の
ファームウェアの書換え処理中にファクシミリ送信機能
を実行することができる。
【0135】また、画像処理機能は、ファクシミリ画像
を受信し、該受信されたファクシミリ画像を記録紙上に
形成するファクシミリ受信機能であることによって、第
2の記憶手段のファームウェアの書換え処理中にファク
シミリ受信機能を実行することができる。
【0136】また、画像処理機能は、画像を読み取り、
該読み取られた画像を記録紙上に形成するコピー機能で
あることによって、第2の記憶手段のファームウェアの
書換え処理中にコピー機能を実行することができる。
【0137】本発明の記憶媒体によれば、プログラム
は、第1のインタフェースを介して上位装置から第2の
記憶手段のファームウェアを取り込み、該取り込んだフ
ァームウェアを書き換える書換え処理を行う書換え処理
モジュールと、書換え処理中に画像処理機能実行手段に
よる画像処理機能を実行可能に制御するための画像処理
機能実行制御モジュールを有するから、第2の記憶手段
のファームウェアの書換え処理中に画像処理機能を実行
することができる。
【0138】また、画像処理機能実行手段は、画像を読
み取り、該読み取られた画像を指定された宛先に送信す
るファクシミリ送信機能を実行するファクシミリ送信手
段を有し、画像処理機能実行制御モジュールは、書換え
処理中にファクシミリ送信機能を実行可能に制御するこ
とによって、第2の記憶手段のファームウェアの書換え
処理中にファクシミリ送信機能を実行することができ
る。
【0139】また、画像処理機能実行手段は、ファクシ
ミリ画像を受信し、該受信されたファクシミリ画像を記
録紙上に形成するファクシミリ受信機能を有し、画像処
理機能実行制御モジュールは、書換え処理中にファクシ
ミリ受信機能を実行可能に制御することによって、第2
の記憶手段のファームウェアの書換え処理中にファクシ
ミリ受信機能を実行することができる。
【0140】また、画像処理機能実行手段は、画像を読
み取り、該読み取られた画像を記録紙上に形成するコピ
ー機能を有し、画像処理機能実行制御モジュールは、書
換え処理中にコピー機能を実行可能に制御することによ
って、第2の記憶手段のファームウェアの書換え処理中
にコピー機能を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置の通信部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1の画像処理装置の画像符号化/復号化部の
構成を示すブロック図である。
【図4】図1の画像処理装置の通信部の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図1の画像処理装置の記録部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図1の画像処理装置に接続されている情報処理
端末の構成を示すブロック図である。
【図7】図1の情報処理端末から画像処理装置へのファ
ームウェアダウンロードを実行する際の画像処理装置に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図8】図1の情報処理端末から画像処理装置へのファ
ームウェアダウンロードを実行する際の画像処理装置に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1の情報処理端末から画像処理装置へのファ
ームウェアダウンロードを実行する際の画像処理装置に
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の第2形態に係る画像処理装置
における情報処理端末からのファームウェアダウンロー
ドを実行する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の実施の第2形態に係る画像処理装置
における情報処理端末からのファームウェアダウンロー
ドを実行する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施の第2形態に係る画像処理装置
における情報処理端末からのファームウェアダウンロー
ドを実行する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の実施の第3形態に係る画像処理装置
における情報処理端末からのファームウェアダウンロー
ドを実行する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の実施の第3形態に係る画像処理装置
における情報処理端末からのファームウェアダウンロー
ドを実行する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】本発明の実施の第3形態に係る画像処理装置
における情報処理端末からのファームウェアダウンロー
ドを実行する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
100 画像処理装置 101 MPU 103 ROM 106 読取部 112 記録部 121 通信部 124 通信網 127 外部I/F部 131 外部プリンタI/F部 134 外部信号切替部 135 切替信号送出部 136 不揮発性メモリ 150 外部プリンタ 200 情報処理端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 幸雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石塚 晴男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高野 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B076 BB06 EA17 5C062 AA02 AA05 AA13 AA31 AB17 AB22 AB38 AB42 AC22 AC48 AE15 BA00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置を接続し、該上位との間でデー
    タの送受を行うための第1のインタフェースと、下位装
    置を接続し、該下位装置との間でデータの送受を行うた
    めの第2のインタフェースと、少なくとも前記上位装置
    との接続制御が記述されたファームウェアを格納する第
    1の記憶手段と、少なくとも前記下位装置との接続制御
    が記述されたファームウェアを書換え可能に格納する第
    2の格納手段と、少なくとも1つの画像処理機能を実行
    する画像処理機能実行手段と、前記第1の記憶手段のフ
    ァームウェアに従った前記上位装置との接続制御、前記
    第2の記憶手段のファームウェアに従った前記下位装置
    との接続制御および前記画像処理機能実行手段の動作制
    御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1
    のインタフェースを介して前記上位装置から前記第2の
    記憶手段のファームウェアを取り込み、該取り込んだフ
    ァームウェアを書き換える書換え処理を行うことを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理機能実行手段は、画像を読
    み取り、該読み取られた画像を指定された宛先に送信す
    るファクシミリ送信機能を実行するファクシミリ送信手
    段を有し、前記制御手段は、前記書換え処理中に前記フ
    ァクシミリ送信機能を実行可能に制御することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理機能実行手段は、ファクシ
    ミリ画像を受信し、該受信されたファクシミリ画像を記
    録紙上に形成するファクシミリ受信機能を有し、前記制
    御手段は、前記書換え処理中に前記ファクシミリ受信機
    能を実行可能に制御することを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理機能実行手段は、画像を読
    み取り、該読み取られた画像を記録紙上に形成するコピ
    ー機能を有し、前記制御手段は、前記書換え処理中に前
    記コピー機能を実行可能に制御することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上位装置を接続し、該上位との間でデー
    タの送受を行うための第1のインタフェースと、下位装
    置を接続し、該下位装置との間でデータの送受を行うた
    めの第2のインタフェースと、少なくとも前記上位装置
    との接続制御が記述されたファームウェアを格納する第
    1の記憶手段と、少なくとも前記下位装置との接続制御
    が記述されたファームウェアを書換え可能に格納する第
    2の格納手段と、少なくとも1つの画像処理機能を実行
    する画像処理機能実行手段と、前記第1の記憶手段のフ
    ァームウェアに従った前記上位装置との接続制御、前記
    第2の記憶手段のファームウェアに従った前記下位装置
    との接続制御および前記画像処理機能実行手段の動作制
    御を行う制御手段とを備える画像処理装置の動作制御方
    法であって、前記第1のインタフェースを介して前記上
    位装置から前記第2の記憶手段のファームウェアを取り
    込み、該取り込んだファームウェアを書き換える書換え
    処理を行うように制御する工程と、前記書換え処理中に
    前記画像処理機能実行手段による前記画像処理機能の実
    行が指示されると、前記書換え処理と並行して該画像処
    理機能を実行するように制御する工程とを有することを
    特徴とする画像処理装置の動作制御方法。
  6. 【請求項6】 前記画像処理機能は、画像を読み取り、
    該読み取られた画像を指定された宛先に送信するファク
    シミリ送信機能であることを特徴とする請求項5記載の
    画像処理装置の動作制御方法。
  7. 【請求項7】 前記画像処理機能は、ファクシミリ画像
    を受信し、該受信されたファクシミリ画像を記録紙上に
    形成するファクシミリ受信機能であることを特徴とする
    請求項5記載の画像処理装置の動作制御方法。
  8. 【請求項8】 前記画像処理機能は、画像を読み取り、
    該読み取られた画像を記録紙上に形成するコピー機能で
    あることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置の動
    作制御方法。
  9. 【請求項9】 上位装置を接続し、該上位との間でデー
    タの送受を行うための第1のインタフェースと、下位装
    置を接続し、該下位装置との間でデータの送受を行うた
    めの第2のインタフェースと、少なくとも前記上位装置
    との接続制御が記述されたファームウェアを格納する第
    1の記憶手段と、少なくとも前記下位装置との接続制御
    が記述されたファームウェアを書換え可能に格納する第
    2の格納手段と、少なくとも1つの画像処理機能を実行
    する画像処理機能実行手段と、前記第1の記憶手段のフ
    ァームウェアに従った前記上位装置との接続制御、前記
    第2の記憶手段のファームウェアに従った前記下位装置
    との接続制御および前記画像処理機能実行手段の動作制
    御を行う制御手段とを備える画像処理装置に用いられ、
    該制御手段が実行可能なプログラムを格納した記憶媒体
    であって、前記プログラムは、前記第1のインタフェー
    スを介して前記上位装置から前記第2の記憶手段のファ
    ームウェアを取り込み、該取り込んだファームウェアを
    書き換える書換え処理を行う書換え処理モジュールと、
    前記書換え処理中に前記画像処理機能実行手段による前
    記画像処理機能を実行可能に制御するための画像処理機
    能実行制御モジュールを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記画像処理機能実行手段は、画像を
    読み取り、該読み取られた画像を指定された宛先に送信
    するファクシミリ送信機能を実行するファクシミリ送信
    手段を有し、前記画像処理機能実行制御モジュールは、
    前記書換え処理中に前記ファクシミリ送信機能を実行可
    能に制御することを特徴とする請求項9記載の記憶媒
    体。
  11. 【請求項11】 前記画像処理機能実行手段は、ファク
    シミリ画像を受信し、該受信されたファクシミリ画像を
    記録紙上に形成するファクシミリ受信機能を有し、前記
    画像処理機能実行制御モジュールは、前記書換え処理中
    に前記ファクシミリ受信機能を実行可能に制御すること
    を特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記画像処理機能実行手段は、画像を
    読み取り、該読み取られた画像を記録紙上に形成するコ
    ピー機能を有し、前記画像処理機能実行制御モジュール
    は、前記書換え処理中に前記コピー機能を実行可能に制
    御することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
JP2000172126A 2000-06-08 2000-06-08 画像処理装置、画像処理装置の動作制御方法および記憶媒体 Withdrawn JP2001350641A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206262A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、情報処理方法、及び、コンピュータプログラム
JP2014068106A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム

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JP2010206262A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム、情報処理方法、及び、コンピュータプログラム
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