JP2001119590A - 画像処理システム及びハンディスキャナ及び制御方法 - Google Patents

画像処理システム及びハンディスキャナ及び制御方法

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JP2001119590A
JP2001119590A JP29941399A JP29941399A JP2001119590A JP 2001119590 A JP2001119590 A JP 2001119590A JP 29941399 A JP29941399 A JP 29941399A JP 29941399 A JP29941399 A JP 29941399A JP 2001119590 A JP2001119590 A JP 2001119590A
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Teruyuki Nishii
照幸 西井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置本体と着脱可能なカラース
キャナ装置で原稿を読み取る際の操作性向上及び性能向
上。 【解決手段】 カラーハンディスキャナ装置で原稿を読
み取る際、原稿読取モードを装置最高性能に自動設定
し、出力媒体、方法に合わせて適宜画像データを変換し
て出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システム
及びハンディスキャナ及びその制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置に脱着可能なハ
ンディスキャナ装置において、ファクシミリ装置と接続
されない状態で読み取りを行う場合、オペレータが指定
した読み取りモードに対応した条件で読み取った画像デ
ータをそのまま一旦ハンディスキャナ内部の画像蓄積手
段に蓄積し、ハンディスキャナ装置がファクシミリ装置
本体に装着された際に、ハンディスキャナ装置内部の画
像蓄積手段からファクシミリ装置本体の画像蓄積手段に
転送していた。
【0003】また、カラーやモノクロの多値画像を読み
取るハンディスキャナ装置は、モノクロ2値画像と比べ
て相対的にデータ量が増えるため、読み取った画像デー
タをハンディスキャナ内部で逐次符号化して蓄積し、そ
の後ファクシミリ装置装着時にファクシミリ装置内部の
メモリ領域に転送していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、ハンディスキャナ装置で原稿を読み取って蓄積
する際にユーザがその使用(出力)目的に応じて読み取
りモードを適宜設定する必要がある。例えばカラーやモ
ノクロ多値画像を記録可能な記録装置に出力させる場合
や、ITU−Tで勧告されているカラー伝送で相手先の
ファクシミリに送信する場合には、カラー多値画像読み
取り設定を行い、モノクロ2値画像の交信しか出来ない
相手先ファクシミリに送信する場合には、モノクロ2値
画像読み取り設定を行う必要がある。そのため、ハンデ
ィスキャナ装置で読み取って蓄積した各種画像データを
ファクシミリ装置本体に転送し、ファクシミリ装置本体
で画像を選択して、通信、記録、表示などの各種出力手
段に出力する際にその画像の属性(カラー画像、モノク
ロ多値画像、モノクロ2値画像など)によって出力でき
る選択肢が限定されてしまうという不具合があった。
【0005】また、モノクロ2値画像についてはデータ
量が少ないために符号化を行わずに、読み取って画像処
理を行った2値化データをそのままメモリに格納する方
法もあるが、ハンディスキャナ装置内部で複数種類の画
像ファイルを管理する必要がある。或は画像パターンに
もよるが、一般に画像を符号化してメモリに蓄積するの
に比べて、2値化データをそのままメモリに格納する場
合には、メモリに蓄積できる原稿枚数が減るなどの不具
合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、請求項1に記載の画像
処理システムは、複数の異なるモードで画像読取動作を
実行可能なハンディスキャナと、前記スキャナから出力
された画像データに対し複数の異なる画像処理を実行可
能な画像処理装置とを有し、前記画像処理装置による画
像処理の内容にかかわらず前記スキャナが所定モードで
画像読取動作を実行することを特徴とする。
【0007】また、請求項8に記載のハンディスキャナ
は、複数の異なるモードで画像読取動作を実行可能なハ
ンディスキャナであって、前記ハンディスキャナから出
力された画像データに対し複数の異なる画像処理を実行
可能な画像処理装置に接続され、前記画像処理装置によ
る画像処理の内容にかかわらず所定モードで画像読取動
作を実行することを特徴とする。
【0008】さらに、請求項14に記載のハンディスキ
ャナの制御方法は、複数の異なるモードで画像読取動作
を実行可能なハンディスキャナの制御方法であって、前
記スキャナから出力された画像データに対して複数の異
なる画像処理を実行可能な場合に、前記画像処理の内容
にかかわらず前記スキャナに所定モードで画像読取動作
を実行させることを特徴とする。
【0009】また、請求項15に記載のハンディスキャ
ナの制御プログラムを記憶した記憶媒体は、複数の異な
るモードで画像読取動作を実行可能なハンディスキャナ
の制御プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記ス
キャナから出力された画像データに対して複数の異なる
画像処理を実行可能な場合に、前記画像処理の内容にか
かわらず前記スキャナに所定モードで画像読取動作を実
行させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1の形態)以下、図面を参照
して本発明にかかる実施形態を説明する。
【0011】図1は本実施形態におけるファクシミリ装
置本体と、脱着可能なハンディスキャナ装置のシステム
ブロック図である。
【0012】同図において、1はファクシミリ装置本体
で、制御部3はマイクロプロセッサ素子などからなり、
ROM5に格納されているプログラムに従って装置全体
の制御を行う。メモリ10はオペレータが操作部2より
入力した各種定数の格納や、制御部3が各種処理を行う
際に使用する変数の格納に使用するとともに、読み取
り、記録で扱う画像データの格納などにも使用するもの
で、必要に応じて読み出しや書き込みを行う。
【0013】符号復号化部8は、メモリに蓄積された画
像の復号、符号化を行うとともに、受信時、受信した符
号化画像データを復号化して良否判定を行い、再度符号
化してメモリに蓄積する際にも使用する。I/F部6は
脱着可能なハンディスキャナ装置11と画像データ、画
像データの属性、及び各種制御情報の授受を行う。表示
部7は、登録などの操作の際のガイダンスや、各種警
告、時刻など装置の状態を表示する。記録部4は画信号
や装置定数などの各種レポートの印字出力を行う。通信
部9は、モデム、NCU(網制御装置)などからなり、
通信網に接続されて通信データの授受を行う。
【0014】11はファクシミリ装置1に対し脱着可能
なハンディスキャナ装置で、制御部13はマイクロプロ
セッサ素子などからなり、ROM14に格納されている
プログラムに従って画像の読み取り、及びファクシミリ
装置本体とのインターフェースなど、主に画像読み取り
関係の制御を行う。16はライン単位で走査を行う密着
型カラーセンサなどからなる読み取り部で、原画像を走
査してアナログの画像を得る。
【0015】17はA/D変換部で、A/D変換後に画
像処理部18で画像処理を行って得られたデジタル画像
を符号化部19で符号化してメモリ15に格納する。読
み取り画像処理部18では、読み取りモード設定、各種
画像処理設定を行える構成になっている。ここでは、カ
ラー多値モード、モノクロ多値モード、モノクロ2値モ
ードの3種類の設定を行う。
【0016】12はインターフェース部で、本体ファク
シミリ装置に装着されている場合には、直接本体ファク
シミリ装置から取り外されている状態で画像の読み取り
を行っている場合には、ファクシミリ装置との間をIr
DAなどの無線通信方式で画像データの授受を行う。
【0017】以下、図2乃至6の動作フローチャートに
従って実施例の詳細を説明する。
【0018】スキャナ装置で読み取りモードをカラー多
値画像に設定して(S2)画像の読み込みを行い(S
3)、ファクシミリ装置本体に装着する。ここで特に読
み取りモードを指定する場合には(S1)、所望のモー
ドに設定して(S3)読み取り処理を行う(S3)。た
だし、読み取りモードを例えばモノクロ2値画像に指示
した場合には、その画像に対する出力手段は限定され、
カラー記録出力などは行えない。
【0019】ハンディスキャナ装置がファクシミリ装置
本体に装着された後にスキャナ装置内に蓄積された画像
がある場合には(S5)、ファクシミリ装置本体とスキ
ャナ装置間でスキャナ装置内に蓄積してある画像と、そ
の画像に関する情報(カラー/モノクロ、読み取り原稿
サイズ、読み取り日時、タイトル名など)の転送を行う
(S6)。オペレータによる本体ファクシミリ装置の操
作で、目的の処理を選択する(S8)。所望の処理が選
択されると、その選択された出力方法、すなわちファク
シミリ送信(S14)、記録出力(S15)、画面表示
(S16)、消去(S17)などの処理操作を行う。
【0020】ファクシミリ送信の起動操作が選択される
と、まず送信する画像の選択を行い(S18)、引き続
いてその画像を送信する相手先電話番号の入力を行う
(S19)。入力された相手先電話番号の発呼動作を行
って、呼接続を行う(S20)。初期識別の後(S2
1)、オペレータがカラー送信を選択していて(S2
2)、相手がITU−Tのカラー画像通信機能を搭載し
ている場合には(S23)、まず蓄積されている画像を
復号化し(S24)、勧告に従った色空間、サイズに変
換し(S25)、符号化処理を行って(S26)所定の
画像フォーマットに変換し、カラー画像伝送を行う(S
27)。
【0021】送信相手先がインターネットに接続された
PCの場合、E−mail変換サービスを行っている日
本電信電話株式会社のF網サービス(テガルス)等を利
用すれば、特にITU−Tの勧告に従った色空間処理、
原稿サイズ、符号化方式に関係なく、そのサービスで対
応しているデータ形式でBFTフォーマット化して通信
が可能である。
【0022】また、送信相手先がカラー通信に対応して
いないモノクロ2値画像対応機の場合、初期識別でその
旨認識した後にカラー多値画像として画像処理を施し、
蓄積されている画像データを復号化し(S28)、ある
単色、例えば赤色の多値データに対して所定の閾値で2
値化して(S29)、受信機とのネゴシエーションで決
定した符号化方式に符号化した後(S30)、モノクロ
2値画像データとして送信を行う(S31)。この際、
送信結果レポートとしては、読み取り蓄積した画像に対
して所定の閾値で2値化し、モノクロ2値画像に変換し
た実際の送信画像を付加して記録出力する。
【0023】選択された出力先が記録手段(プリンタ)
である場合、まず画像の選択を行い(S32)、記録手
段がカラー多値画像出力可能であれば(S33)、蓄積
したカラー多値画像の各色情報を復号化し(S34)、
YMCK系に色変換して行うとともに記録手段に合わせ
たサイズ変換を行い(S35)、画像処理、補正を行っ
て(S36)ラスタ情報に展開した後、そのラスタ画像
データの属性情報をコマンドとともに付加して(S3
7)記録手段であるプリンタに順次出力していく(S3
8)。
【0024】記録手段がモノクロ画像機であれば、蓄積
したカラー多値画像の各色情報を復号化し(S39)、
ある単色、例えば赤色の多値データに対して所定の閾値
で2値化して、記録手段に合わせたサイズ変換を行い
(S40)、画像処理、補正を行って(S41)ラスタ
情報に展開した後、そのラスタ画像データの属性情報を
コマンドとともに付加して(S42)記録手段に順次出
力していく(S43)。
【0025】選択された出力先が表示手段である場合、
まず画像の選択を行い(S44)、その表示手段がカラ
ー表示可能であれば(S45)、蓄積したカラー多値画
像を復号化して(S46)、表示手段に合わせた色空間
やサイズに変換などの画像処理、補正を行って(S5
0)、表示手段に順次出力していく(S51)。
【0026】画像消去が選択された場合、消去する画像
の選択を行い(S52)、メモリからその属性情報と合
わせて消去する(S53)。
【0027】以上説明したように本実施形態によれば、
画像読み取りモード(カラー多値画像、モノクロ多値画
像、モノクロ2値画像など)に関係なく、ハンディスキ
ャナ内部のメモリ蓄積手段にカラー多値画像として画像
処理を行った画像データをJPEG方式で圧縮蓄積し、
ファクシミリ装置本体に装着されたときにその符号化デ
ータを属性情報とともに転送し、ITU−Tの勧告に従
ったカラー画像やモノクロ多値画像の伝送を行う場合、
あるいはカラー多値画像出力プリンタに出力する場合や
モノクロ多値画像表示が可能な表示手段に出力する場合
など、その出力媒体に合わせてITU−T、JPEG方
式などに再度符号化した画像データを生成し、モノクロ
2値画像伝送を行う場合には復号化したカラー多値画像
のうち、ある単色をあらかじめ決められた閾値で2値化
し、受信機とのネゴジェーションで決定した原稿サイ
ズ、解像度で送信するようにしたことで、原稿読み取り
時に煩雑な読み取りモード選択を行う必要がなく、その
時の都合に応じて出力形式が異なっても、その出力手段
の性能を劣化させることなく、最適な状態で画像を復元
することができる。
【0028】(第2の形態)図7は、本発明の他の実施
形態のファクシミリ装置本体及び脱着可能なハンディス
キャナ装置のシステムブロック図である。
【0029】同図において、21はファクシミリ装置本
体で、制御部23はマイクロプロセッサ素子などからな
り、ROM25に格納されているプログラムに従って装
置全体の制御を行う。メモリ29は、オペレータが操作
部22より入力した各種定数の格納や、制御部23が各
種処理を行う際に使用する変数の格納に使用するととも
に、読み取り、記録で扱う画像データの格納などにも使
用するもので、必要に応じて読み出しや書き込みを行
う。
【0030】符号復号化部28は、メモリに蓄積された
画像の復号、符号化を行うとともに、受信時、受信した
符号化画像データを復号化して良否判定を行い、再度符
号化してメモリに蓄積する際にも使用する。I/F部2
6は、脱着可能なハンディスキャナ装置30と画像デー
タ、画像データの属性、及び各種制御情報の授受を行
う。表示部27は、登録などの操作の際のガイダンス
や、各種警告、時刻など装置の状態を表示する。
【0031】記録部24は、画信号や装置定数など各種
レポートの印字出力を行う。通信部8は、モデム、MC
U(網制御装置)などからなり、通信網に接続されて通
信データの授受を行う。30はファクシミリ装置に対し
て脱着可能なハンディスキャナ装置で、制御部32はマ
イクロプロセッサ素子などからなり、ROM33に格納
されているプログラムに従って画像の読み取り、及びフ
ァクシミリ装置本体とのインターフェースなど画像読み
取り関係の制御を行うとともに、送信受信、原稿蓄積、
その他、ファクシミリ装置本体の符号、復号化処理も行
う。
【0032】35はライン単位で走査を行う密着型カラ
ーセンサなどからなる読み取り部で、原画像を走査して
アナログの画像を得る。36はA/D変換部で、A/D
変換後、画像処理部37で画像処理を行って得られたデ
ジタル画像を符号化してメモリ14に格納する。読み取
り画像処理部37では、読み取りモードの設定、各種画
像処理の設定を行うことができる。ここではカラーの多
値モード、モノクロ多値モード、モノクロ2値モードの
3種類の設定を行う。31はインターフェース部で、フ
ァクシミリ装置本体に装着されている場合には直接、フ
ァクシミリ装置本体から取り外されている状態で画像の
読み取りを行っている場合にはファクシミリ装置との間
をIrDAなどの無線通信方式で画像データの授受を行
う。
【0033】以下、図3乃至6及び図8の動作フローチ
ャートを用いて、本実施形態の動作を説明する。
【0034】図8において、ハンディスキャナ装置側で
読み取りモードをカラー多値画像にして(S56)画像
の読み取りを行い(S57)、ファクシミリ装置本体に
装着する。読み取り時、特に読み取りモードを指示する
場合には(S55)、所望のモードに設定して(S5
7)読み取り処理を行う(S58)。ただし、読み取り
モードを例えばモノクロ2値画像に指示した場合には、
その画像に対する出力手段は限定され、カラー記録出力
などは行えない。装着後、スキャナ装置内に蓄積された
画像がある場合、及び有効な蓄積画像がない場合、それ
ぞれファクシミリ装置本体に通知する(S59)。
【0035】次に図3において、オペレータによるファ
クシミリ装置本体の走査で、目的の処理を選択する(S
8)。所望の処理が選択されると、その選択された出力
方法、すなわちファクシミリ送信(S14)、記録出力
(S15)、画面表示(S16)、消去(S17)など
の処理操作を行う。
【0036】続いて図4において、ファクシミリ送信の
起動操作が選択されると、まず送信する画像の選択を行
い(S18)、引き続いてその画像を送信する相手先電
話番号の入力を行う(S19)。入力された相手先電話
番号の発呼動作を行って、呼接続を行う(S20)。初
期識別の後(S21)、オペレータがカラー送信を選択
していて(S22)、相手がITU−Tのカラー画像通
信機能を搭載している場合には(S23)、まず蓄積さ
れている画像を符号化し(S24)、勧告に従った色空
間やサイズに変換し(S25)、符号化処理を行って
(S26)、所定の画像フォーマットに変換し、カラー
画像伝送を行う(S27)。
【0037】送信相手先がインターネットに接続された
PCの場合、E−mail変換サービスを行っている日
本電信電話株式会社のF網サービス(テガルス)等を利
用すれば、特にITU−Tの勧告に従った色空間処理、
原稿サイズ、符号化方式に関係なく、そのサービスで対
応しているデータ形式でBFTフォーマット化して通信
が可能である。
【0038】また、送信相手先がカラー通信に対応して
いないモノクロ2値画像対応機の場合、初期識別でその
旨認識した後に、カラー多値画像として画像処理を施
し、蓄積されている画像データを復号化し(S28)、
ある単色、例えば赤色の多値データに対して所定の閾値
で2値化して(S29)、受信機とのネゴシエーション
で決定した符号化方式に符号化した後(S30)、モノ
クロ2値データとして送信を行う(S31)。この際、
送信結果レポートとしては、読み取り蓄積した画像に対
して所定の閾値で2値化し、モノクロ2値画像に変換し
た、実際の送信画像を付加して記録出力する。
【0039】選択された出力先が記録手段(プリンタ)
であった場合、図5において、まず画像の選択を行い
(S32)、記録手段がカラー多値画像出力が可能であ
れば(S33)、蓄積したカラー多値画像の各色情報を
復号化し(S34)、YMCK系に色変換を行うととも
に記録手段に合わせたサイズ変換を行い(S35)、画
像処理、補正を行って(S36)ラスタ展開した後、そ
のラスタ画像データの属性情報をコマンドとともに付加
して(S37)記録手段であるプリンタに順次出力して
いく(S38)。
【0040】記録手段がモノクロ画像機であれば、蓄積
したカラー多値画像の各色情報を復号化し(S39)、
ある単色、例えば赤色の多値データに対して所定の閾値
で2値化して、記録手段に合わせたサイズ変換を行い
(S40)、画像処理、補正を行って(S41)、ラス
タ情報に展開した後、そのラスタ画像データの属性情報
をコマンドとともに付加して(S42)記録手段である
プリンタに順次出力していく(S43)。
【0041】選択された出力先が表示手段である場合、
図6において、まず画像の選択を行い(S44)、その
表示手段がカラー表示可能であれば(S45)、蓄積し
たカラー多値画像を復号化して(S46)、表示手段に
合わせた色空間やサイズ変換などの画像処理を行って
(S47)、表示部に画像データを出力する(S4
8)。表示手段がモノクロ表示であれば蓄積したカラー
多値画像の各色情報を復号化し(S49)、ある単色、
例えば赤色の多値データに対して所定の閾値で2値化し
て、記録手段に合わせたサイズ変換、画像処理、補正を
行って(S50)表示手段に順次出力していく(S5
1)。
【0042】画像消去が選択された場合、消去する画像
の選択を行い(S52)、メモリからその属性情報と合
わせて消去する(S53)。
【0043】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、画像読み取りモード(カラー多値画像、モノクロ多
値画像、モノクロ2値画像など)に関係なく、ハンディ
スキャナ内部のメモリ蓄積手段にカラー多値画像として
画像処理を行った画像データをJPEG方式で圧縮蓄積
し、ファクシミリ装置本体に装着された後、ファクシミ
リ装置本体の指示に従って、ITU−Tの勧告に従った
カラー画像やモノクロ多値画像の伝送を行う場合、或は
カラー多値画像出力プリンタに出力する場合やモノクロ
多値画像表示が可能な表示手段に出力する場合など、そ
の出力媒体に合わせてITU−T JPEG方式などに
再度符号化した画像データを生成してファクシミリ装置
本体に転送、またモノクロ2値画像伝送を行う場合には
復号化したカラー多値画像のうち、ある単色をあらかじ
め決められた閾値で2値化し、受信機とのネゴレーショ
ンで決定した原稿サイズ、解像度で画像データを生成し
てファクシミリ装置本体に転送、送信するようにしたこ
とで、ファクシミリ装置本体内部に符号復号化処理手段
を持つ必要がなくなるとともに、原稿読み取り時に煩雑
な読み取りモード選択を行う必要がなくなり、その時の
都合に応じて出力方式が異なっても、その出力手段の性
能を劣化させることなく、最適な状態で画像を復元する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿画像の読み取り時に煩雑なモード選択を行う必要がな
く、画像処理の内容が異なる場合でも最適な状態で画像
処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のファクシミリ装置の構成ブロ
ック部である。
【図2】本発明実施形態のファクシミリ装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図3】本発明実施形態のファクシミリ装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図4】本発明実施形態のファクシミリ装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図5】本発明実施形態のファクシミリ装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図6】本発明実施形態のファクシミリ装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施形態のファクシミリ装置の構
成ブロック部である。
【図8】本発明の他の実施形態のファクシミリ装置の動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1,21 ファクシミリ装置 2,22 操作部 3,13,23 制御部 4,24 記録部 5,14,25,33 ROM 6,26 インターフェース部 7,27 表示部 8 符号復号化部 9,28 通信部 10,15,29,34 メモリ 11,30 スキャナ装置 12,31 インターフェース部 13,32 制御部 16,35 読取部 17,36 A/D変換部 18,37 画像処理部 19,38 符号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB01 AB02 AB04 BA03 BB02 BC23 CA23 5C072 AA01 BA19 EA07 PA04 QA14 UA08 UA11 UA18 5C077 LL16 MM05 MP01 MP04 MP08 NP01 PP20 PQ08 PQ22 RR02 SS01 5C079 HA13 LA27 LA31 LA34 LB02 MA02 NA17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なるモードで画像読取動作を実
    行可能なハンディスキャナと、前記スキャナから出力さ
    れた画像データに対し複数の異なる画像処理を実行可能
    な画像処理装置とを有し、前記画像処理装置による画像
    処理の内容にかかわらず前記スキャナが所定モードで画
    像読取動作を実行することを特徴とする画像処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記スキャナから前記画像処理装置への
    前記画像データの転送後に、前記画像処理装置側で前記
    画像処理の内容に対応した画像形式に変換することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 【請求項3】 さらに所望のモードを設定するモード設
    定手段を有し、前記モード設定手段によるモード設定が
    行われない場合に、前記スキャナが前記所定モードで画
    像読取動作を実行することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の画像処理システム。
  4. 【請求項4】 前記モード設定手段は、カラー多値モー
    ド、モノクロ多値モード、モノクロ2値モードを設定可
    能であり、前記所定モードは前記カラー多値モードであ
    ることを特徴とする請求項3に記載の画像処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記スキャナから前記画像処理装置に前
    記画像データとともに属性データを出力することを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか記載の画像処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記スキャナは、前記所定モードで読取
    った画像データを前記画像処理の内容に応じた画像形式
    に変換する変換手段を有することを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか記載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記画像処理装置は、前記所定モードで
    読取った画像データを前記画像処理の内容に応じた画像
    形式に変換する変換手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 複数の異なるモードで画像読取動作を実
    行可能なハンディスキャナであって、前記ハンディスキ
    ャナから出力された画像データに対し複数の異なる画像
    処理を実行可能な画像処理装置に接続され、前記画像処
    理装置による画像処理の内容にかかわらず所定モードで
    画像読取動作を実行することを特徴とするハンディスキ
    ャナ。
  9. 【請求項9】 前記スキャナから前記画像処理装置への
    前記画像データの転送後に、前記画像処理装置側で前記
    画像処理の内容に対応した画像形式に変換することを特
    徴とする請求項8に記載のハンディスキャナ。
  10. 【請求項10】 さらに所望のモードを設定するモード
    設定手段を有し、前記モード設定手段によるモード設定
    が行われない場合に、前記所定モードで画像読取動作を
    実行することを特徴とする請求項8又は9に記載のハン
    ディスキャナ。
  11. 【請求項11】 前記モード設定手段は、カラー多値モ
    ード、モノクロ多値モード、モノクロ2値モードを設定
    可能であり、前記所定モードは前記カラー多値モードで
    あることを特徴とする請求項10に記載のハンディスキ
    ャナ。
  12. 【請求項12】 前記画像処理装置に前記画像データと
    ともに属性データを出力することを特徴とする請求項8
    乃至11のいずれか記載のハンディスキャナ。
  13. 【請求項13】 前記所定モードで読取った画像データ
    を前記画像処理の内容に応じた画像形式に変換する変換
    手段を有することを特徴とする請求項8乃至12のいず
    れか記載のハンディスキャナ。
  14. 【請求項14】 複数の異なるモードで画像読取動作を
    実行可能なハンディスキャナの制御方法であって、前記
    スキャナから出力された画像データに対して複数の異な
    る画像処理を実行可能な場合に、前記画像処理の内容に
    かかわらず前記スキャナに所定モードで画像読取動作を
    実行させることを特徴とするハンディスキャナの制御方
    法。
  15. 【請求項15】 複数の異なるモードで画像読取動作を
    実行可能なハンディスキャナの制御プログラムを記憶し
    た記憶媒体であって、前記スキャナから出力された画像
    データに対して複数の異なる画像処理を実行可能な場合
    に、前記画像処理の内容にかかわらず前記スキャナに所
    定モードで画像読取動作を実行させることを特徴とする
    ハンディスキャナの制御プログラムを記憶した記憶媒
    体。
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