JPH06125471A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents

カラーファクシミリ装置

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JPH06125471A
JPH06125471A JP4298255A JP29825592A JPH06125471A JP H06125471 A JPH06125471 A JP H06125471A JP 4298255 A JP4298255 A JP 4298255A JP 29825592 A JP29825592 A JP 29825592A JP H06125471 A JPH06125471 A JP H06125471A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーモードで受信しても、白黒の原稿情報
の場合には、白黒プリンタで印字することができるカラ
ーファクシミリ装置を提供すること。 【構成】 受信画像データは圧縮データ記憶部23に記
憶される。また、ページ情報は圧縮データ管理部27を
経て、ページ情報一時記憶部29に記憶される。カラー
/白黒判別部28は該ページ情報により、カラーモード
で受信したという通知を受けると起動し、前記圧縮デー
タ管理部27に記憶されている画像データが真にカラー
の画像データであるか否かの判別をする。この判別によ
り、真のカラー画像データではないと判定されると、カ
ラー→白黒変換部24は画像データを白黒画像データに
変換してセレクタS3に出力する。セレクタS3は白黒
多値ページ復号部31を選択しているので、前記画像デ
ータは該白黒多値ページ復号部31で復号化され、白黒
プリンタ36でプリントアウトされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカラーファクシミリ装
置に関し、特にランニングコストを低減するようにした
カラーファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーファクシミリ装置で、受信
した文書をカラープリントすると、一枚当りの費用は、
従来の白黒画像のそれよりも大幅に高コストになる。し
かしながら、従来は、受信した文書の要否はプリントア
ウト以前に分からないため、受信した文書を全部プリン
トアウトしていた。このため、カラーファクシミリ装置
のランニングコストが高くなるという問題があった。
【0003】これに対して、カラーファクシミリ装置に
CRT、液晶パネル等の表示装置を設け、受信文書を一
旦表示装置に表示させて、その要否を判断できるように
した方式が提案されたが、表示装置を設けるために、装
置のコストが高くなるという問題が新たに生じた。
【0004】この問題に対して、特開平3−26786
4号公報(第1先行技術)には、カラーファクシミリ装
置に、カラーで受信したデータを単色で印字するように
指示する手段を設け、該手段により単色印字が指示され
た時には、受信画像データをメモリに保存すると共に、
該受信画像データを単色データに変換して単色印字する
ようにした技術が開示されている。
【0005】この先行技術によれば、カラー画像を必要
に応じて単色で印字できるので、ランニングコストを低
減することができる。また、単色で印字した後、それの
カラー印字が必要になった時には、前記メモリに記憶し
ておいた受信画像データを読みだし、印字すれば良いの
で、容易にカラー画像を得ることができる。
【0006】また、本発明に関連する従来技術として、
特開平3−68275号公報(第2先行技術)に開示さ
れているものがある。この公報においては、プリンタ等
の画像記録装置において、カラー記録手段と単色記録手
段、およびカラー記録と単色記録のいずれを行うかを指
示するカラー/単色記録指示手段を設け、カラー画像デ
ータを一旦記憶手段に記憶させ、前記カラー/単色記録
指示手段により単色記録が指示された時には、カラー画
像データを単色データに変換して前記単色記録手段によ
り記録させるようにした技術が開示されている。
【0007】この第2先行技術においても、第1先行技
術と同様に、カラー画像データを一旦単色で記録した
後、カラー画像の記録を容易に行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】カラーファクシミリ装
置においては、(1) 操作者がカラーモードと白黒モード
を指示して送信するもの、(2) 送信機がカラーモードと
白黒モードを自動判別するもの、あるいは(3) カラーモ
ードだけでしか送れないものがある。
【0009】このようなカラーファクシミリ装置を用い
て白黒の原稿情報を送る場合、前記(1) の場合には操作
者のミスにより、カラーモードが指定されて送信される
場合がある。また、前記(3) の場合には、必然的にカラ
ーモードで送信されることになる。
【0010】そうすると、受信側のカラーファクシミリ
装置は、白黒の原稿情報をカラーモードで受信すること
になるので、カラーで印字を行うことになり、本来白黒
で印字すれば安価に印字できたところが高価になり、ラ
ンニングコストが高くなるという問題があった。なお、
送信機が前記(2) の場合は、このような問題は生じな
い。
【0011】この発明の目的は、前記した従来技術の問
題点を除去し、カラーモードで受信しても、白黒の原稿
情報の場合には、白黒で印字することができるカラーフ
ァクシミリ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、受信した圧縮画像データを記憶する圧縮
データ記憶部と、該圧縮画像データを復号する復号部
と、復号された画像データを印字するプリンタとを備え
たカラーファクシミリ装置において、前記ページ情報が
カラーモードを表す時、前記圧縮データ記憶部に記憶さ
れた画像データが真にカラー画像データであるか否かを
判別するカラー/白黒判別部と、該カラー/白黒判別部
が真にカラー画像データでないと判断した時に、前記圧
縮データ記憶部に記憶されていた画像データを白黒デー
タに変換するカラー→白黒変換部とを具備した点に特徴
がある。
【0013】
【作用】本発明によれば、送信側が白黒原稿情報をカラ
ーモードで送信してきた場合、前記カラー/白黒判別部
は受信した画像情報を真のカラー画像でないと判定す
る。そして、前記カラー→白黒変換部を起動し、受信画
像データを白黒画像に変換した後、プリンタに送出す
る。
【0014】この結果、受信した白黒原稿情報は自動的
に白黒で印字されることになり、ランニングコストの低
減を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。
【0016】まず、本発明を含むカラーファクシミリ装
置の全体の構成を、図1および図2を参照して詳細に説
明する。なお、図1は送信機の構成を示すブロック図、
図2は受信機の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。また、図中の太いラインは画像データを示し、細い
ラインは制御信号を示している。
【0017】1はカラーファクシミリ装置のパネルであ
り、パネル1からのキー入力はパネル制御部2により電
気信号に変換されて出力される。該パネル制御部2から
出力されたスキャン信号はスキャナ制御部3に入力さ
れ、該スキャナ制御部3はスキャナ5の動作を制御す
る。
【0018】原稿情報を送信する指示が前記パネル1か
らなされた時には、原稿情報4はスキャナ5によって読
み取られて、電気信号に変換される。電気信号に変換さ
れた画像情報は、A/D変換部6でディジタル信号に変
換され、IPS(Image Processing System )部7に送
られる。
【0019】IPS部7は、図3に示されているよう
に、例えばシェーディング補正部7a、MTF(Modulat
ion Transfer Function)補正部7bおよびRGB→CI
ELAB変換部7cから構成されている。
【0020】図示されているように、本実施例では、画
像データは、A/D変換部6でR(赤)、G(緑)およ
びB(青)の12ビットの信号に変換され、IPS部7
に入力する。IPS部7では、該RGB12ビットの画
像信号が周知のシェーディング補正、およびMTF補正
をされた後、RGB→CIELAB変換部7cでCIE
LABに変換される。
【0021】RGB→CIELAB変換部7cは、各1
2ビットのRGB信号を、各8ビットのL、a、b
信号に変換する。なお、カラー画像を送信する際に用
いられる色空間としては、該CIELABの他に、YC
rCb、RGB、YMC(K)等種々あるが、本実施例
ではCIELABを用いるものとする。
【0022】前記CIELABは色空間の周知の表現法
であるが、CIE(国際照明学会)で定めた三原色R、
G、B(基準白色は等エネルギ白色)からCIELAB
への変換は、三刺激値X、Y、Zを経由して、下記のよ
うに行うことができる。
【0023】
【数1】 ここで、X0 、Y0 およびZ0 は、照明光の三刺激値で
Y0 =100としている。
【0024】図1の8はページモード判定部であり、前
記原稿情報の1ページが白黒のデータであるか、カラー
のデータであるかあるいは白黒とカラーが混在している
データであるかを判定する。この判定は、前記L、a
、b信号により、行うことができる。すなわち、L
信号は輝度成分を表し、a、b信号は色成分を表
すので、a、b信号の大きさが所定値の範囲内であ
れば白黒データ、該範囲外であればカラーデータ、該範
囲内と範囲外が混在していれば混在データと判定するこ
とができる。
【0025】ページモード判定部8の判定結果はページ
情報一時記憶部9に記憶される。ページ情報一時記憶部
9は、ページ情報を符号化部10〜13のセレクタ部
(選択部)S1 、S2 と、圧縮データ管理部15に送出
する。
【0026】ここで、前記ページ情報について、図4を
参照して説明する。ページ情報は同図(a) に示されてい
るように、ページ数と、1ページ目、2ページ目、…
…、Nページ目の各属性(すなわち、白黒、混在、カラ
ー)を表すデータとから構成されている。そして、ペー
ジ数には1バイト(8ビット)、各属性には2/8バイ
ト(2ビット)が割当てられている。ページの属性は、
同図(b) に示されているように、例えば白黒2値は0
0、白黒多値は01、混在は10、カラーは11で表さ
れている。
【0027】同図(c) は、ページ情報の一具体例を示
し、ページ数が5ページで、1ページ目は白黒2値、2
ページ目は白黒多値、3ページ目は混在、4ページ目は
カラー、5ページ目は白黒2値であることを示してい
る。なお、図には、バイト整列を行うために、00が3
個追加されている。
【0028】再び、図1に戻って、本発明の構成を説明
する。10は白黒2値ページ符号化部、11は白黒多値
ページ符号化部、12はカラーページ符号化部、13は
混在ページ符号化部である。これらの符号化部10〜1
3の一具体例は、図5に開示されている。
【0029】すなわち、白黒2値ページ符号化部10は
2値化処理部10aとMMR符号化器10bから構成さ
れている。該2値化処理部10aは8ビットのL信号
を2値化して1ビットのL信号に変換する。MMR符
号化器10bは該L信号をMMR符号化して圧縮す
る。
【0030】白黒多値ページ符号化部11は、ビットプ
レーン展開部11aとMMR符号化器11bから構成さ
れている。該ビットプレーン展開部11aは、前記8ビ
ットのL信号をビットプレーンに展開する。すなわ
ち、LSB〜MSBまでの階層別の1ページのデータを
作成する。MMR符号化器11bは、該階層別のデータ
を1ページ分ずつMMR符号化して圧縮する。
【0031】前記カラーページ符号化部12は、ビット
プレーン展開部12aとMMR符号化器12bから構成
されている。該ビットプレーン展開部12aは、前記8
ビットのL、a、b信号を各ビットプレーンに展
開する。すなわち、LSB〜MSBまでの階層別の1ペ
ージのデータを、L、a、b信号の各々に対して
作成する。そして、MMR符号化器11bは、L、a
、b信号の各ビットプレーン毎にMMR符号化して
圧縮する。
【0032】混在ページ符号化部13は、2値領域符号
化部13aと、白黒多値領域符号化部13bと、カラー
領域符号化部13cとから構成されている。これらの符
号化のうちどの符号化を行うかは、混在ページのブロッ
ク情報記憶部14から送られてくるブロック情報により
選択される。
【0033】ブロック情報は、図6(a) に示されている
ように、ブロック数と、1ブロック〜Nブロックの属性
値を表すデータと、同図(b) に示されているように、1
ブロック〜Nブロックの領域を表すデータ(左上点の座
標x,y;右下点の座標x,y)とから構成されてい
る。そして、前記ブロック数には1バイト、属性値には
2/8バイト、領域には8バイトが割当てられている。
また、属性値としては、同図(c) に示されているよう
に、01は白黒多値、11はカラーを表している。
【0034】同図(d) は混在ページの一例の概念図を示
している。この概念図の白黒多値を1ブロック目、カラ
ーを2ブロック目とすると、ブロック情報は、同図(e)
に示されているように、ブロック数は2、1ブロック目
の属性値は01、2ブロック目の属性値は11となり、
各ブロックの領域を表すデータは同図(f) に示されてい
るようになる。
【0035】図1の圧縮データ記憶部18は、前記符号
化部10〜13で符号化されたデータ、または混在ペー
ジのブロック情報記憶部14から出力されたブロック情
報を、圧縮データ管理部15からのアドレス管理情報に
従って記憶する。
【0036】圧縮データ記憶部18に記憶された圧縮デ
ータは、モデム部19によって変調され、NCU部20
を介して回線に送出される。前記モデム部19はプロト
コル制御部16によって制御され、NCU部20は網制
御部17によって制御されるのは、従来通りである。
【0037】次に、図2を参照して本発明のカラーファ
クシミリ装置の受信機の構成を説明する。
【0038】21はNCU部、22はモデム部、23は
圧縮データ記憶部、24はカラー→白黒変換部である。
該カラー→白黒変換部24では、入力してきたL、a
、b信号から輝度信号であるL信号を抽出すれば
よく、簡単にカラー→白黒変換をすることができる。
【0039】25は前記NCU部21の動作を制御する
網制御部、26はプロトコル制御部、27は圧縮データ
管理部である。プロトコル制御部26から圧縮データ管
理部27へは、送信機IDとページ情報が出力される。
【0040】圧縮データ管理部27はプロトコル制御部
26からのページ情報に基づいてアドレス管理情報を作
成し、圧縮データ記憶部23に送出する。該記憶部23
は該アドレス管理情報によってアドレスを管理される。
また、圧縮データ管理部27はページ情報と送信機のI
Dを、ページ情報一時記憶部29に送出する。
【0041】ページ情報一時記憶部29に記憶されたペ
ージ情報は、カラー/白黒判別部28とセレクタS3に
送出される。カラー/白黒判別部28はページの属性値
が11(カラー)である時のみにカラー/白黒の判別を
する動作を行う。
【0042】該カラー/白黒判別部28は、前記ページ
モード判定部8(図1参照)と同様の動作をする。すな
わち、図7のフローチャートに示されているように、ス
テップS100で、a成分を1ページ分復号化し、ス
テップS101に進んで1ページ分の全ての画素のa
成分が所定値の範囲内にあるか否か、すなわちA1 <a
<A2 を満たしているか否かを判断する。
【0043】該判断が肯定の時には、ステップS102
に進んで、b成分を1ページ分復号化する。そして、
ステップS103に進んで1ページ分の全ての画素のb
成分が所定値の範囲内にあるか否か、すなわちB1 <
<B2 を満たしているか否かを判断する。
【0044】そして、該ステップS103が肯定の時に
は、前記a、b信号の大きさが所定値の範囲内にあ
るので、このページは白黒データであると判断する。一
方、前記ステップS101、またはS103のいずれか
一方が否定の時には、ステップS105に進んで、この
ページはカラーデータであると判断する。
【0045】前記カラー→白黒変換部24は、カラー/
白黒判別部28が真にカラーでないと判断した時のみ動
作し、カラーであると判断された時には、入力してきた
画像データをそのまま出力する。
【0046】また、30は白黒2値ページ復号部、31
は白黒多値ページ復号部、32はカラーページ復号部、
33は混在ページ復号部である。また、34は混在ペー
ジのブロック情報記憶部である。
【0047】さらに、35は白黒プリンタ制御部、36
は白黒プリンタであり、37はカラープリンタ制御部、
38はカラープリンタである。なお、該白黒プリンタ3
6とカラープリンタ38は独立して設ける必要はなく、
1つのプリンタに白黒のプリント機能とカラーのプリン
ト機能とを持たせてもよい。
【0048】次に、図2の受信機のプロトコルを、図8
〜図15のフローチャートを参照して説明する。
【0049】着呼後(ステップS1)、コーリング(C
NG)を受信すると(ステップS2が肯定)、ステップ
S3に進んで、CEDコマンドが送信側ファクシミリ装
置に送信される。次に、ステップS4で、NSF、CS
IおよびDISコマンドが出力される。この時、NSF
(非標準機能)コマンドにより、カラーモード/白黒多
値モード/混在モードでの受信も可能であることが、送
信側ファクシミリ装置に伝えられる。
【0050】ステップS5では、NSS、TSI、DC
Sコマンドを受信する。なお、NSS、TSIコマンド
はオプションであるので、送信機から送信されないこと
もある。送信機は、NSSコマンドにより、カラーモー
ド、白黒多値モードあるいは混在モードの通信をする旨
の宣言をする。NSSコマンドにより該モードの宣言が
なかった場合、またはNSSコマンドが送信されてこな
かった時には、通常のCCITTグループ3のプロトコ
ルに従って白黒2値モードの通信が行われる。
【0051】ステップS6では、トレーニングが行われ
TCFコマンドを受信し、その結果が良好であればステ
ップS9に進んでCFRコマンドを送信する動作が実行
される。一方、良好でなかった場合には、ステップS8
に進んで、FTTコマンドを送信する。
【0052】ステップS10では、前記NSSコマンド
を受信したか否かの判断がなされ、受信しなかった場合
にはステップS15に進んで白黒2値モードの通信が開
始される。一方、NSSコマンドを受信した場合には、
ステップS11、S12、S13に進んで、NSSコマ
ンドによる通知が、白黒多値モード、混在モード、カラ
ーモードのいずれであるかの判断がなされる。そして、
白黒多値モードの場合にはステップS18に進み、混在
モードの場合にはステップS17に進み、カラーモード
の場合にはステップS16に進む。
【0053】図9は、白黒2値モードに進んだ時のプロ
トコルを示している。ステップS20ではトレーニング
が行われ、ステップS21に進むと、画像データの1ペ
ージ分の受信が行われる。ステップS22ではMPSコ
マンドが受信されたか否かの判断がなされ、肯定の場合
にはステップS23に進んで、MCFコマンドが送信さ
れる。そして、ステップS20に戻って、次のページの
画像データを受信する準備がなされる。
【0054】同一属性パラメータの受信が終わると、ス
テップS22の判断は否定となり、ステップS24に進
む。ステップS24では、EOMコマンドを受信したか
否かの判断が行われ、肯定の場合にはステップS25に
進んでMCFコマンドを送信する。そして、前記ステッ
プS4に戻って通信が続行される。ステップS24から
S25に進んだ時には、解像度、用紙サイズ、通信モー
ド(カラー、混在、白黒)等の属性パラメータの変更が
行われることになる。
【0055】ステップS24が否定の時には、ステップ
S26に進んで、EOPコマンドを受信し、ステップS
27ではMCFコマンドを送信する。最後に、DCNコ
マンドを受信して終了する。
【0056】次に、カラーモードに進んだ時のプロトコ
ルを、図10、図11を参照して説明する。
【0057】ステップS31では、画像データのL
分を1ページ分受信する。該L成分の1ページ分の受
信が終了すると、ステップS32、S33に進んで、M
PSコマンドを受信し、続いてMCFコマンドを送信す
る。
【0058】次に、ステップS34に進んで、画像デー
タのa成分を1ページ分受信する動作に移行する。該
成分の1ページ分の受信が終了すると、ステップS
35、S36に進んで、MPSコマンドを受信し、続い
てMCFコマンドを送信する。
【0059】続いて、ステップS37に進んで、画像デ
ータのb成分を1ページ分受信する。該b成分の1
ページ分の受信が終了すると、ステップS38に進ん
で、MPSコマンドを受信したか否かの判断が行われ
る。MPSコマンドを受信した場合には、ステップS3
9に進んでMCFコマンドを送信し、ステップS31の
処理に戻る。すなわち、同一属性パラメータの次ページ
の画像データを受信する動作に移る。
【0060】前記ステップS38が否定の場合には、ス
テップS40に進む。ステップS40〜S44は、図9
のステップS24〜S28の動作と同様であるので、説
明を省略する。
【0061】前記ステップS31の処理の詳細を、図1
1のフローチャートにより説明する。ステップS311
では、トレーニングが行われ、ステップS312では画
像データのL成分の第1ビットプレーンを1ページ分
受信する動作が行われる。1ページ分の受信が終わる
と、ステップS313、S314でMPS受信、MCF
送信の動作が行われる。ステップS315に進むと、ト
レーニングが行われ、ステップS316で第2ビットプ
レーンの1ページ分の受信が行われる。次いで、ステッ
プS317、S318にて、MPS受信、MCF送信の
動作が行われる。
【0062】上記と同様の動作が、第3〜第8ビットプ
レーンに対して行われる。ステップS320で、第8ビ
ットプレーン1ページ分の受信が終了すると、画像デー
タのL成分の1ページ分の受信は終了する。
【0063】図11の処理は、前記ステップS31の処
理であったが、ステップS34のaの1ページ受信、
S37のbの1ページ受信においても、これと同様の
処理が実行される。
【0064】次に、混在モードに進んだ時のプロトコル
を、図12、図13を参照して説明する。
【0065】図12のステップS51では、1ページ分
のブロック情報を受信する。次に、ステップS52で、
白黒2値の画像データを1ページ分受信する。この時、
ページ内の白黒多値のブロック領域、およびカラーのブ
ロック領域は全部0のデータに置換されて送られてく
る。
【0066】ステップS53では、前記ブロック情報か
ら、第1番目のブロックがカラーブロックか否か判断さ
れる。カラーブロックでないと判断された時、すなわち
白黒多値と判断された時には、ステップS54に進み、
白黒多値ブロックの画像データを1ブロック分受信す
る。一方、ステップS53の判断が肯定の時には、ステ
ップS55に進み、カラーブロックの画像データ1ブロ
ック分の受信動作が行われる。
【0067】該カラーブロックの画像データ1ブロック
分の受信動作は、前記図10のステップS31〜S37
とほぼ同じであるので、説明を省略する。
【0068】ステップS62では、未だ受信していない
ブロックがあるか否かの判断がなされ、未だある場合に
は、ステップS63に進んでMPSコマンドの受信が行
われる。続いて、ステップS64に進んで、MCFコマ
ンドの送信が行われ、ステップS53に戻る。
【0069】ステップS62の判断が否定の時には、ス
テップS65に進む。このステップにおいてMPSを受
信したと判断されると、ステップS66に進み、MCF
コマンドを送信してステップS51に戻る。そして、次
のページ1ページ分のブロック情報の受信が行われる。
【0070】以上の動作が繰返し行われ、ステップS6
5の判断が否定になると、ステップS67に進む。ステ
ップS67〜S71の処理は、図9のステップS24〜
S28の動作と同様であるので、説明を省略する。
【0071】次に、図13を参照して、前記ステップS
51、S52、S54およびS55(S58、S61)
の動作を詳細に説明する。
【0072】ステップS51の処理は、図13(a) に示
されているように、トレーニングが行われ、ブロック情
報の受信が行われる。次いで、MPS受信、MCF送信
が行われ、終了する。
【0073】ステップS52の処理は、同図(b) に示さ
れているように、トレーニングが行われ、画像データを
1ページ分受信する。続いて、MPS受信、MCF送信
が行われ、終了する。
【0074】ステップS54の処理は、同図(c) に示さ
れているように、トレーニングが行われ、第1ビットプ
レーンの1ブロック分の受信が行われる。次いで、MP
S受信、MCF送信が行われる。続いて、トレーニン
グ、第2ビットプレーンの1ブロック分の受信、MPS
受信、MCF送信が行われる。これと同じ動作が、第8
ビットプレーンの1ブロック分の受信まで行われ、該受
信が終了すると、ステップS54の処理は終了する。
【0075】前記ステップS55(S58、S61)の
処理は、同図(d) に示されているように行われる。この
処理は、前記ステップS54と実質的に同じである。
【0076】次に、白黒多値モードに進んだ時のプロト
コルを、図14、図15を参照して説明する。
【0077】ステップS81では、画像データ1ページ
分の受信が行われ、ステップS82では、MPSコマン
ドを受信したか否かの判断がなされる。MPS受信をし
た場合には、ステップS83に移行してMCFを送信す
る。そして、ステップS81に戻り、次のページの画像
データを1ページ分受信する。
【0078】ステップS82の判断が否定になると、ス
テップS84に進む。ステップS84〜S88は、図9
のステップS24〜S28の動作と同様であるので、説
明を省略する。
【0079】前記ステップS81の処理の詳細は、図1
5に示されている。すなわち、トレーニングと、第1ビ
ットプレーンの1ページ分の受信と、MPS受信と、M
CF送信を、第8ビットプレーンの1ページ分の受信ま
で繰返し行う。そして、第8ビットプレーンの1ページ
分の受信を終了すると、処理を終了する。
【0080】次に、本発明の要部を含むカラーファクシ
ミリ装置の受信機(図2)の動作を説明する。
【0081】図8〜図15のフローチャートで説明した
ように、プロトコルの交信により、白黒2値モードで画
像信号を受信した場合(図8のステップS15)には、
図9で説明したように、白黒2値の画像データが1ペー
ジずつ受信され、順次圧縮データ記憶部23に記憶され
る。
【0082】カラーモードで画像データを受信した場合
(図8のステップS16)には、図10で説明したよう
に、画像データL、a、bが1ビットプレーン毎
および1ページ毎に、順次圧縮データ記憶部23に記憶
される。
【0083】また、混在モードで画像データを受信した
場合(図8のステップS17)には、図12で説明した
ように、ブロック情報および白黒多値ブロックの画像デ
ータ、カラーブロックの画像データL、a、b
およびブロック外の白黒2値画像データが1ビットプレ
ーン毎および1ページ毎に、順次圧縮データ記憶部23
に記憶される。
【0084】さらに、白黒多値モードで画像データを受
信した場合(図8のステップS18)には、図14で説
明したように、白黒多値の画像データが1ビットプレー
ン毎および1ページ毎に、順次圧縮データ記憶部23に
記憶される。一方、送信機ID、ページ情報等の制御情
報は、プロトコル制御部26を経て、圧縮データ管理部
27に記憶される。
【0085】ページ情報一時記憶部29は、圧縮データ
管理部27から送られてきたページ情報を、カラー/白
黒判別部28に送る。カラー/白黒判別部28は、該ペ
ージ情報により、現在受信しているモードがカラーモー
ドであるという通知を受けた時に起動し、前記圧縮デー
タ記憶部23に記憶されている画像データが真にカラー
のデータであるか否かを判別する。一方、カラーモード
以外の通知を受けた時には、該判別の動作をしない。
【0086】前記真にカラーのデータであるか否かの判
別は、例えば、図7で説明した動作により行われる。す
なわち、画像データ中の色成分を表すa、b信号が
1ページ全部にわたって所定値より小さい場合には、真
にカラーのデータではないと判定し、1ページの全部ま
たは一部が該所定値より大きい場合には、真にカラーの
データであると判定する。
【0087】カラー/白黒判別部28は判別結果をカラ
ー→白黒変換部24に通知する。カラー→白黒変換部2
4は真のカラーデータではないという通知(すなわち、
白黒データであるという通知)を受けると、圧縮データ
記憶部23から送られてきた画像データを白黒多値に変
換する動作をする。逆に、真にカラーの画像データであ
るという通知を受けた時には、カラー→白黒変換部24
はカラー→白黒変換の動作をせず、入力してきた画像デ
ータを、そのままセレクタS3に送る動作をする。
【0088】また、前記カラー/白黒判別部28は判別
結果をページ情報一時記憶部29にも通知する。ページ
情報一時記憶部29は真のカラーデータではないという
通知を受けると、ページ情報のページ属性値を、白黒多
値に更新する。該更新されたページ情報は、セレクタS
3に送られる。
【0089】セレクタS3はページ情報の属性値に従っ
て、前記復号部30〜33、又は混在ページのブロック
情報記憶部34を選択する。
【0090】前記のように、カラー/白黒判別部28が
真にカラーデータではないと判定した時には、カラー→
白黒変換部24はカラー→白黒多値変換を行う。また、
セレクタS3はページ情報一時記憶部29からのページ
情報に従って、白黒多値ページ復号部31を選択する。
【0091】この結果、カラー→白黒変換部24で白黒
多値に変換された画像データは、白黒多値ページ復号部
31で復号化され、白黒プリンタ制御部35に送られ
る。そして、白黒プリンタ36によりプリントアウトさ
れる。
【0092】以上のように、本実施例によれば、白黒の
原稿情報がカラーモードで送信されてきた時に、これを
カラープリンタでプリントアウトすることなく、白黒プ
リンタでプリントアウトすることができる。よって、白
黒の原稿情報を高価なカラープリンタで印字することを
防止することができるので、ランニングコストの低減を
図ることができる。
【0093】なお、本実施例において、真にカラーの原
稿情報をカラーモードで受信した時には、カラー→白黒
変換部24は変換動作をしないので、圧縮データ記憶部
23に記憶された画像データはカラーデータのままセレ
クタS3に送られ、かつ該セレクタS3はページ情報一
時記憶部29からのページ情報によりカラーページ復号
部32を選択するから、カラープリンタ38によりカラ
ーでプリントアウトされることになるのは明らかであ
る。
【0094】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、送信側ファクシミリ装置から白黒原稿情報が
カラーモードで送られてきた場合に、これを白黒で印字
することができるので、白黒原稿情報を高価なカラーで
プリントアウトすることがなくなり、ランニングコスト
を低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカラーファクシミリ装置の送信部の
ブロック図である。
【図2】 本発明のカラーファクシミリ装置の受信部の
一実施例のブロック図である。
【図3】 図1のIPS部の具体例を示すブロック図で
ある。
【図4】 ページ情報の説明図である。
【図5】 各符号化部の具体例を示すブロック図であ
る。
【図6】 ブロック情報の説明図である。
【図7】 図1のページモード判定部、図2のカラー/
白黒判別部の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図8】 カラーファクシミリ装置の受信部のプロトコ
ルを示すフローチャートである。
【図9】 白黒2値モードの時のプロトコルを示すフロ
ーチャートである。
【図10】 カラーモードの時のプロトコルを示すフロ
ーチャートである。
【図11】 図10のステップS31の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図12】 混在モードの時のプロトコルを示すフロー
チャートである。
【図13】 図12のステップS51、S52、S54
およびS55の詳細を示すフローチャートである。
【図14】 白黒多値モードの時のプロトコルを示すフ
ローチャートである。
【図15】 図14のステップS81の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
21…NCU部、22…モデム部、23…圧縮データ記
憶部、24…カラー→白黒変換部、26…プロトコル制
御部、27…圧縮データ管理部、28…カラー/白黒判
別部、29…ページ情報一時記憶部、31…白黒多値ペ
ージ復号部、32…カラーページ復号部、36…白黒プ
リンタ、38…カラープリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した圧縮画像データを記憶する圧縮
    データ記憶部と、該圧縮画像データを復号する復号部
    と、復号された画像データを印字するプリンタとを備え
    たカラーファクシミリ装置において、 ページ情報がカラーモードを表す時、前記圧縮データ記
    憶部に記憶された画像データが真にカラー画像データで
    あるか否かを判別するカラー/白黒判別部と、 該カラー/白黒判別部が真にカラー画像データでないと
    判断した時に、前記圧縮データ記憶部に記憶されていた
    画像データを白黒データに変換するカラー→白黒変換部
    とを具備し、 受信した画像データが真のカラー画像データでないと判
    断した時に、白黒でプリントするようにしたことを特徴
    とするカラーファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラーファクシミリ装置
    において、 前記カラー/白黒判別部は、カラーモード以外の時に
    は、カラー/白黒の判別動作をしないようにしたことを
    特徴とするカラーファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカラーファクシミリ装置
    において、 前記カラー→白黒変換部は、カラー画像データを白黒多
    値の画像データに変換するようにしたことを特徴とする
    カラーファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカラーファクシミリ装置
    において、 前記カラー→白黒変換部は、受信した画像データが真の
    カラー画像データでないと判定した時に、ページ情報の
    属性値を更新することを特徴とするカラーファクシミリ
    装置。
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JP2007251740A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sharp Corp 画像判別装置および画像処理装置

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