JP2001177688A - 画像処理装置、及び、画像処理システム、及び、画像処理装置の制御方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、及び、画像処理システム、及び、画像処理装置の制御方法、並びに記憶媒体

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JP2001177688A
JP2001177688A JP35909199A JP35909199A JP2001177688A JP 2001177688 A JP2001177688 A JP 2001177688A JP 35909199 A JP35909199 A JP 35909199A JP 35909199 A JP35909199 A JP 35909199A JP 2001177688 A JP2001177688 A JP 2001177688A
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Yasuo Komada
保雄 駒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を読み取って情報処理端末等に送信する
際にオペレータの操作負担を軽減することが可能な画像
処理装置、及び、画像処理装置の制御方法、並びに、記
憶媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 外部端末と接続してデータの送受を行う
ためのインターフェース手段と、画像データの読み取り
を行うための読み取り手段と、前記読み取り手段のため
の読み取り条件データを複数記憶する記憶手段と、前記
記憶手段の読み取り条件データから所望のものを選択す
る選択手段と、前記選択手段で選択された読み取り条件
データに基づいて読み取った画像データを、前記インタ
ーフェース手段により前記外部端末に送信する送信手段
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿情
報を外部情報処理端末に送信することが可能な画像処理
装置、及び、画像処理システム、及び、画像処理装置の
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
処理端末と画像処理装置とを所定のインターフェースで
接続し、画像処理装置が有する読み取り/記録/FAX
送受信機能をパーソナルコンピュータ(以下、PCと称
する)で使用できるようにする技術が注目されている。
このインターフェースとしては、例えばIEEE P1
284規格に準拠した双方向パラレルインタフェースに
準拠したインターフェース等が使用される。
【0003】では、これらの装置において、原稿を読み
取ってPC上にアップロードする動作の流れを説明す
る。まず、原稿を画像処理装置の読み取り部にセットす
る。次に、PC側において、画像を取り込むためのアプ
リケーションソフトウェアを立ち上げ、該アプリケーシ
ョンから、原稿読み取り条件を設定するための設定画面
を起動して、各種の原稿読み取り条件を設定する。原稿
読み取り条件としては、読み取り画像モード(カラー、
グレイスケール、2値、スムージング処理等)、画像範
囲、PC上の画像格納位置等がある。所望の原稿読み取
り条件を設定後、アプリケーションからの起動により、
画像処理装置は原稿の読み取りを開始する。読み取り画
像は、インターフェースを介してPC側にアップロード
され、PCアプリケーションの利用に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて原稿の読み取りを行うユーザは、PC側において
所望の原稿読み取り条件を設定画面上でセットしなけれ
ばならない一方、画像処理装置側でも原稿をセットする
等の操作が必要である。そのため、PCと画像処理装置
の間を行き来しなければならず、非常に不便であった。
本発明の目的は、上記問題点を解消するためになされた
もので、原稿を読み取って情報処理端末等に送信する際
にオペレータの操作負担を軽減することが可能な画像処
理装置、及び、画像処理システム、及び、画像処理装置
の制御方法、並びに、記憶媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る画像処理装置は、外部情報処理端末と接
続してデータの送受を行うためのインターフェース手段
と、画像データの読み取りを行うための読み取り手段
と、前記読み取り手段のための読み取り条件データを複
数記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段の読
み取り条件データから所望のものを選択する選択手段
と、前記選択手段で選択された読み取り条件データに基
づいて読み取った画像データを、前記インターフェース
手段により前記情報処理端末に送信する第1の送信手段
とを備える。
【0006】また、好ましくは、前記第1の記憶手段へ
読み取り条件データを登録する登録手段を更に備え、前
記登録手段は、操作パネルから入力された読み取り条件
データを登録する第1の登録モードと、前記情報処理端
末から前記インターフェース手段を介して受信した読み
取り条件データを登録する第2の登録モードとを有す
る。
【0007】また、好ましくは、公衆回線を介した通信
相手を指定するための複数の宛先指定手段と、前記複数
の宛先指定手段に対して、それぞれ宛先データを関連付
けて記憶する第2の記憶手段と、前記宛先指定手段で指
定された宛先に対してデータを送信する第2の送信手段
と、前記複数の宛先指定手段に対して、それぞれ前記第
1の記憶手段の読み取り条件データとを関連付けるリン
ク手段とを更に備え、前記選択手段は、前記宛先指定手
段により読み取り条件データを選択する。
【0008】また、好ましくは、前記宛先指定手段が実
行されたときの装置の動作状態に応じて、前記第1の送
信手段、または、前記第2の送信手段を選択的に実行す
る制御手段を更に備える。
【0009】また、好ましくは、前記制御手段は、装置
が待機状態にある場合には、前記宛先指定手段の指定が
宛先データか読み取り条件データかをオペレータに選択
させるようにする。
【0010】また、好ましくは、前記情報処理端末側で
設定された読み取り条件データに基づいて読み取った画
像データを、前記インターフェース手段により前記情報
処理端末に送信する第3の送信手段と、前記インターフ
ェース手段により前記情報処理端末に対して読み取り条
件を設定するための設定画面を表示にしないように要求
する要求手段とを更に備え、前記第1の送信手段の実行
に際しては前記要求手段を実行し、前記第3の送信手段
の実行に際しては前記要求手段を実行しないようにす
る。
【0011】また、本発明に係る画像処理システムは、
情報処理端末と画像処理装置とが所定のインターフェー
ス手段で接続されて成る画像処理システムであって、前
記画像処理装置は、画像データの読み取りを行うための
読み取り手段と、前記読み取り手段のための読み取り条
件データを複数記憶する第1の記憶手段と、前記第1の
記憶手段の読み取り条件データから所望のものを選択す
る選択手段と、前記選択手段で選択された読み取り条件
データに基づいて読み取った画像データを、前記インタ
ーフェース手段により前記情報処理端末に送信する第1
の送信手段と、前記インターフェース手段により前記情
報処理端末に対して読み取り条件を設定するための設定
画面を表示にしないように要求する要求手段とを備え、
前記情報処理端末は、前記要求手段に基づいて、前記読
み取り手段のための読み取り条件データの設定画面の表
示を制御する制御手段を備える。
【0012】また、本出願に係る画像処理装置の制御方
法は、所定のインターフェースで接続された画像処理装
置を制御する方法であって、オペレータが前記画像処理
装置の読み取り条件データを設定するための設定画面を
表示する表示工程と、前記設定画面で設定された読み取
り条件データを前記インターフェースを介して前記画像
処理装置に指示する指示工程と、前記インターフェース
を介して前記画像処理装置から読み取った画像データを
取得する取得工程と、前記画像処理装置からの要求に基
づいて前記表示工程の実行の可否を制御する制御工程と
を備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0014】図1は、本発明に係る画像処理装置と、そ
れに接続される外部情報処理端末たるパーソナルコンピ
ュータの接続構成を示したブロック図である。同図にお
いて、100は本発明に係る画像処理装置であり、20
0はパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)で
ある。
【0015】PC200において、CPU3は、ROM
4、ハードディスク(HDD11)に記憶されたプログ
ラム、あるいは不図示の記憶媒体より供給されるプログ
ラムを実行し、システムバス13に接続される各ブロッ
クを総括的に制御する。RAM5は、CPU3の主メモ
リ、ワークエリア等として機能する。
【0016】KBC6はキーボードコントローラで、キ
ーボード(KB)10や不図示のポインティングデバイ
ス等からの指示入力を制御する。CRTC8はCRTコ
ントローラで、CRTディスプレイ(CRT)12の表
示を制御する。HDC7はディスクコントローラで、ブ
ートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイ
ル、ユーザファイル、プログラム等を記憶するハードデ
ィスク(HDD)11や不図示の記憶媒体とのアクセス
を制御する。PORT9は画像処理装置を接続するため
のインターフェース部であり、RS232C、IEEE
P1284、SCSI、USB、IEEE1394等
のインターフェースに準拠したハードウェアおよびソフ
トウエアで構成される。
【0017】ここで、HDD11には、PORT9を介
して画像処理装置100を制御し、読み取った画像のア
ップロードのための制御を実行するためのドライバソフ
トや、読み取った画像を取り込むため利用するアプリケ
ーションソフトが格納されている。
【0018】次に、画像処理装置100の構成を図2を
参照して説明する。図2は本実施形態の画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【0019】101は画像処理装置全体を制御するマイ
クロプロセッサユニット(MPU)であり、システムバ
ス102を介して画像処理装置全体を制御する。システ
ムバス102内にはデータ信号線102a、プリンタ制
御信号線102b、プリンタ応答信号線102cが含ま
れる。103はMPUの動作のためのインストラクショ
ン群等のプログラムコード、装置の各種動作の並行処理
等を管理するオペレーティングシステム(OS)のプロ
グラムコード、初期値データ、テーブルデータなどを格
納したROMである。136はMPUの動作のためのイ
ンストラクション群等のプログラムコード、初期値デー
タ、テーブルデータなどを格納した不揮発性メモリであ
る。この不揮発性メモリ136は電源が切れても情報が
消えることはなく、消去命令があった場合に消去される
ものであり、フラッシュEEPROM(Electri
cally Erasable Programmab
le Read−only Memory)等からな
る。また、不揮発性メモリに格納されるMPUの動作の
ためのインストラクション群等のプログラムコード、初
期値データ、テーブルデータなどは後述する外部インタ
ーフェース部を通じて、PC200から書き換え可能で
ある。
【0020】104は画像バッファ及び画像メモリ等に
使用されるDRAMであり、通信部121と送受信する
際の画像データやPC200と送受信する際のデータを
一時的に保持するバッファとして使用される。また、通
信部121を介して受信された画像データや読み取り部
101から読み取られた画像データ、そしてPC200
から送られてきた画像データ(ダウンロードファイル、
アップロードファイル、通信管理情報)をファイルとし
て蓄積するためのメモリとして使用される。DRAM1
04はバッテリーバックアップによって停電などの不慮
の障害などから保護されている。105はユーザ登録デ
ータエリア、ワークエリア等に使用されるSRAMであ
り、バッテリーバックアップによって停電などの不慮の
障害などから保護されている。
【0021】106は読み取り部であり、密着型イメー
ジセンサ107、読み取り画像補正部108、読み取り
画像処理部109、読み取り駆動部110、SRAM1
11、読取り点灯制御部137等により構成されるもの
である。読み取り駆動部110によって搬送された原稿
は、密着型イメージセンサ107内部のLED光源の点
灯時に密着イメージセンサ107内部のフォトセンサに
て光学的に読み取って電気的な画像信号に変換する。こ
の画像信号は読み取り画像補正部108にてシェーディ
ング補正等を施され、読み取り画像処理部109によっ
てガンマ処理、2値化処理、中間調処理、及びRGBか
らCMYKに変換する色変換処理等を施して、高精細な
画像データを出力する。SRAM111は画像処理を行
う際のバッファとして使用される。
【0022】なお、本実施例における読み取り部106
は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読み取り
制御としているが、原稿台にある原稿をスキャンするブ
ック読み取り制御であっても構わない。
【0023】また、本実施例における光源としては、密
着型イメージセンサを用いたが、CCD等の他の光源で
あっても構わない。
【0024】112は記録部であり、SRAM111、
記録データ復号化部113、記録画像処理部114、記
録制御用ワンチップマイコン115、レーザービームプ
リンタエンジン116、記録インターフェース部117
等により構成されるものである。記録データ復号化部1
13はランレングス(RL)形式の画像データを生画像
(RAW)データにデータ変換する。この際、参照ライ
ンバッファ用としてSRAM111のうちレターサイズ
画像の1ライン分のサイズ(640バイト)を使用す
る。
【0025】記録画像処理部114は走査解像度8pe
l/mm或いは16pel/mmの生画像データをプリ
ンタの主走査解像度600dpi(dots per
inch)の生画像データに変換するための解像度変
換、そして画像の変倍、スムージング、濃度補正等の各
種画像処理を施して高精細は画像データに変換し、レー
ザビームプリンタに出力する。この際、画像処理を行う
前の生画像データ用としてSRAM111のうち10ラ
イン分のサイズ(640バイト×10ライン)を使用す
る。
【0026】記録制御用ワンチップマイコン115は記
録部112の各動作の制御を行う記録制御用MPU、記
録制御を行うための各種インストラクションを記述した
ROM、ROMよりインストラクションを読み出す手
段、読み出したインストラクションを処理する処理手
段、処理手段が必要とする情報を記憶しておくための入
力が可能なRAM、処理手段によって作り出された信号
を出力する出力手段等から成り、これらの相互作用によ
りレーザビームプリンタエンジン116の記録制御を行
うための信号の入出力が行われる。
【0027】レーザビームプリンタエンジン116は画
像情報に応じてレーザ点灯を制御してドラムに照射し、
ドラム上の静電気を変化させて潜像を形成する。そして
樹脂製微粉末であるトナーを用いて潜像を可視像化して
記録紙に転写し、さらに記録紙に熱を加えてトナーを記
録紙上に定着させる。なお、本実施例における記録部1
12は、レーザプリンタにより構成されているが、イン
クジェットプリンタ等のページプリンタであっても構わ
ない。
【0028】記録インターフェース117は記録制御用
ワンチップマイコン115とMPU101の間で連携を
とるためのインターフェースである。
【0029】118は操作部であり、ダイヤルするとき
やデータを登録、設定するときなどに用いるテンキー1
18a、各種機能を利用するためのファンクションキー
118b、電話番号を登録しておくための複数の宛先選
択キー118c、PCスキャンモード時の読み取り条件
を登録しておくための複数のスキャン読み取り条件選択
キー118d、送信や受信、コピーなどを始めるときに
用いるスタートキー118e、PCスキャンを始める時
に用いるスキャンキー118f、送信、登録や設定など
の動作を中止したいときに用いるストップキー118
g、各種登録、設定を確定させるためのセットキー11
8h等の各種キースイッチ等により構成され、画像処理
装置100の動作指示及び各種情報の入力を行う。
【0030】119は表示部であり、通信状況の確認や
データの登録、設定、確認メッセージなど各種メッセー
ジの表示を行うLCD、通信中に点灯するランプ、各種
エラー時に点灯するランプ、読取モードや送信モード等
の表示を行うランプ等の各種LED等により構成され、
装置の状態、発呼する相手の電話番号、時刻情報及び操
作手順等の表示を行う。120はパネルインターフェー
ス部であり、MPU101と操作部118及び表示部1
19の連携を取るためのインターフェースである。
【0031】121は通信部であり、DSU(回線接続
装置)、NCU(網制御装置)等の通信接続部122、
モデム(変復調装置)等の通信制御部123により構成
されるものであり、PSTN回線・ISDN回線等の通
信網124に接続してG3およびG4のプロトコルにて
通信制御、通信回線に対する発呼および着呼などの回線
制御を行うものである。さらに通信部121は、電話機
125を接続し通信やDTMFリモート制御などを行う
ことも可能である。126は音響装置であり、エラー状
態を示す音響、動作終了を示す音響、操作を促す音響等
を鳴らすためのスピーカー等により構成され、各種状態
を音響によりオペレータに通知するものである。
【0032】127は外部インターフェース部であり、
PC200との間のデータ送受信を行って、PC200
から画像処理装置100を制御する。例えば、読取り部
106で原稿を読み取った画像データ、及び通信部12
1を経由して受信した画像データをPC200にアップ
ロードして加工を行ったり、逆にPC200にて加工さ
れた画像データを画像処理装置100にダウンロードし
て記録部112により記録を行ったり、通信部121を
経由して送信することができるようになる。これらイン
ターフェースはRS232C、IEEE P1284、
SCSI、USB、IEEE1394等のいずれであっ
ても構わないが、本実施例の形態はIEEE P128
4規格に記載されている双方向パラレルインタフェース
に準拠したインターフェース仕様としている。また、P
C200には、リモート操作を行うためのアプリケーシ
ョンソフトおよびドライバソフトがインストールされて
いるものとしている。
【0033】128は不揮発性記憶装置であり、画像情
報等の保存に使用される大容量の不揮発性のメモリであ
る。この不揮発性記憶装置128は電源が切れても情報
が消えることはなく、消去命令があった場合に消去され
るものであり、ハードディスクや光ディスク等とそのド
ライブなどからなる。129はMH、MR、MMR、J
PEG、TIFF符号等の画像データの符号化・復号化
を行うための画像符号/復号部であり、画像復号化部1
29a、画像符号化部129b、RAM129cにより
構成される。130は、本画像処理装置に電源を供給す
る電源である。
【0034】132は外部インタフェース信号線であ
り、外部データ信号線132a、外部制御信号線132
b、外部応答信号線132cにより構成される。外部デ
ータ信号線132aはPC200と外部インタフェース
部127でデータ転送を行うためのデータバスである。
外部制御信号線132bはPC200側が制御する信号
線であり、IEEE P1284規格に記載のnSel
ectIn信号、nStrobe信号、nAutoFd
信号、nInit信号等が該当する。また、外部応答信
号線132cは外部インタフェース部127側が制御す
る信号線であり、IEEE P1284規格に記載のB
usy信号、nAck信号、nFault信号、PEr
ror信号、Select信号等が該当する。各々の信
号線の動作は、IEEE P1284規格に準拠してお
り、PC200と外部インタフェース部127との間で
は双方向のデータ転送が可能である。
【0035】<第1の実施形態>第1の実施形態につい
て説明する。第1の実施形態の画像処理装置では、PC
200からダウンロードされた各種読み取り条件を登録
しておき、PC200への原稿の読み取る際に登録され
た読み取り条件を使用する。
【0036】まず、PC200から読み取り条件を画像
処理装置にダウンロードする動作を図4の動作フローチ
ャートに沿って説明する。
【0037】最初にS1のごとく画像処理装置100の
電源をONし、続いてS2のごとくPC200の電源を
ONする。ここでPC200には画像処理装置100で
画像を読み取り、PC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトがあらかじめインスト
ールされているものとする。続いてPC200にてS3
のごとくスキャナアプリケーションソフトを起動する。
この状態で、PC200はPORT9を通じて、画像処
理装置100の外部インターフェース部127と接続さ
れ、IEEE P1284に基づいたパラレルインター
フェースに従って、画像処理装置100との間でデータ
のやり取りを行える状態となっている。
【0038】画像処理装置100には実際のスキャンに
あたって、どのような条件にて画像を読み取ればいいの
か指定しておく必要がある。このためにS4のごとくス
キャナアプリケーションソフトからスキャナ読み取り条
件を設定するか否かを指定することができる。S4にお
いて読み取り条件の設定を指定した場合、まずS5のご
とく読み取りモードを指定する。読み取りモードはカラ
ー/グレイスケール/白黒の中から選択する。
【0039】続いてS6のごとく解像度を設定する。設
定方法としては75、100、200、300、40
0、600DPIから選択する方法と、75〜600D
PIの範囲で任意に設定する方法とがある。
【0040】続いてS7のごとくスキャンエリアを設定
する。このスキャンエリアの設定は、はがき、B5、L
ETTER、A4、LEGAL版等の一般に知られた紙
サイズで指定する方法と、スキャン可能範囲のうちの任
意の範囲を指定入力する方法がある。例えばPC200
がPC99仕様に基づいたパーソナルコンピュータであ
ってオペレーティングシステムとしてマイクロソフト社
のWindows2000が動作している場合、KB1
0で示されるマウスを使用して任意の範囲を簡単に入力
することが可能である。
【0041】続いてS8のごとくスキャン倍率を入力す
る。スキャン倍率とは、実際に読み取った画像を拡大縮
小してデータ変換を行うための倍率設定の値のことであ
り25%〜400%の範囲で任意に設定可能である。続
いてS9のごとくコントラスト/明るさ/ガンマの設定
を行う。これにより読み取った画像の濃淡ばらつきを補
正することができる。
【0042】続いてS10のごとくアップロードする画
像の格納位置を入力する。画像はPC200のHDD7
の特定個所に格納されるわけであるが、前述したように
PC200上でマイクロソフト社のWindows20
00が動作している場合にはその特定個所をドライブや
フォルダ(ディレクトリ)という概念で指定することが
できる。例えば「C:/temp」というように指定し
ておけば、アップロードされた画像データについてスキ
ャナアプリケーションソフトが自動的にファイル名を生
成し、ファイルとしてデータを記憶させることができ
る。
【0043】続いてS11のごとく符号化方式を入力す
る。符号化方式はJPEG圧縮、TIFF圧縮、MR圧
縮、生画像の中から選択して入力する。
【0044】続いてS12のごとくS5〜S11で指定
した読み取り条件をPC200内に記憶するか否かを指
定することができる。読み取り条件を記憶するならばP
C200のHDD7内にS13のごとく記憶させるため
の動作を行う。読み取り条件を記憶しないならばS13
をスキップする。
【0045】S13に続いてS14のごとくS5〜S1
1で指定した読み取り条件を画像処理装置100内に記
憶するか否かを指定することができる。読み取り条件を
記憶するならばS15のごとく読み取り条件の呼び出し
のためのキーを画像処理装置100の操作部118内の
複数のスキャン読み取り条件選択キー118dのうちの
いずれに割り当てるかを設定する。続いてS15のごと
く全ての読み取り条件をIEEE P1284に基づい
たパラレルインターフェースを経由して画像処理装置1
00にダウンロードする。そして、ダウンロード後はS
4に戻る。
【0046】ここで、PC200から画像処理装置10
0に対する読み取り条件データのダウンロード方法を図
10を参照して説明する。図10はPC200と画像処
理装置(MFP)100との間のコマンドインターフェ
ースを示した図である。PC200からは画像処理装置
100の動作指示のためのコマンド1001と、それに
付随するパラメータ1002とが、PORT9を介して
画像処理装置100へ送られる。これに対して画像処理
装置100はレスポンス1003をPC200へ返し、
コマンド1001およびパラメータ1002の指示に基
づいた動作を実行する。
【0047】読み取り条件データをダウンロードする際
は、コマンド1001に読み取り条件をダウンロードす
る旨の指示がセットされ、パラメータ1002にスキャ
ンモード、解像度、スキャンエリア、スキャン倍率、コ
ントラスト、明るさ、ガンマ、アップロードファイル格
納場所、符号化方式等の各読み取り条件がセットされ
る。
【0048】このコマンド1001及びパラメータ10
02は外部インターフェース部127にて受信され、外
部インターフェース部127からの入力割込み信号に応
じてMPU101の制御のもと1バイトずつDRAM1
04の受信バッファに転送される。受信バッファに転送
されたコマンドコードは、MPU101によって処理さ
れる。
【0049】受信バッファに転送されたコマンド100
1及びパラメータ1002は、MPU101によって処
理される。MPU101はコマンド受信後、該コマンド
に対するレスポンス1003を生成し送出する。レスポ
ンスには受信したコマンドが受け付けられたことを示す
OKレスポンス、受信したコマンドが間違っていたため
受け付けられなかったことを示すNGレスポンス、及び
動作中等の理由により受信したコマンドが現在受け付け
られないことを示すBUSYレスポンスがある。
【0050】また、画像処理装置側からレスポンス10
03とともにパラメータ(図10には不図示)を返却す
ることも可能となっており、ファイルやページの属性、
指示されたコマンドに対応した装置情報、画像データ及
び画像サイズ情報等がパラメータとしてPC200へ送
られる。
【0051】レスポンス1003はMPU101によっ
てDRAM104の送信バッファにセットされ、外部イ
ンターフェース部127からの入力割込み信号に応じて
MPU101の制御のもと1バイトずつ外部インタフェ
ース部127に転送された後、PC200に送出され
る。
【0052】上記の読み取り条件のダウンロードの場
合、MPU101はダウンロードされた読み取り条件デ
ータを複数のスキャン読み取り条件選択キー118dの
それぞれに対応づけてSRAM105に格納する。
【0053】尚、これらPC200と画像処理装置10
0の間のインターフェースは、読み取り条件設定のとき
のみならず、各種設定、状態通知の他、画像処理装置1
00をプリンタ装置として使う場合の画像情報、及び画
像処理装置100をスキャナ装置として使う場合の画像
情報、またPC−FAXとして使用した場合のの送受信
データのアップロード、ダウンロードに使用される。
【0054】さてS14において、読み取り条件を記憶
しないならばS15及びS16はスキップしてS4に戻
る。以上によりS4においてスキャナ読み取り条件を設
定する場合の一連の操作は終了する。続いて別のスキャ
ナ読み取り条件を設定する場合は上記の一連の操作を繰
り返せばよい。
【0055】なお、スキャナ読み取り条件を設定した
後、複数のスキャン読み取り条件選択キー118dのそ
れぞれに対応づけてSRAM105に格納されたスキャ
ン読み取り条件を呼び出すためには、所望の読み取り条
件に対応したスキャン読み取り条件選択キー118dを
押下すればよい。
【0056】次に、図4で示した動作により登録した読
み取り条件により原稿を読み取る動作を図5の動作フロ
ーチャートに沿って説明する。
【0057】最初にS1のごとく画像処理装置100の
電源をONし、続いてS2のごとくPC200の電源を
ONする。ここでPC200には画像処理装置100で
画像を読み取り、PC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトがあらかじめインスト
ールされているものとする。続いてPC200にてS3
のごとくスキャナアプリケーションソフトを起動する。
【0058】この状態で、PC200はPORT9を通
じて、画像処理装置100の外部インターフェース部1
27と接続され、IEEE P1284に基づいたパラ
レルインターフェースに従って、画像処理装置100と
の間でデータのやり取りを行える状態となっている。
【0059】さて、画像処理装置100には実際のスキ
ャンにあたって、どのような条件にて画像を読み取れば
いいのかを示す設定が少なくとも1つなされているもの
とする。この設定方法については上記図4で示した動作
と同様である。
【0060】続いてMPU101は、S101のごと
く、画像処理装置100に読み取るべき原稿がセットさ
れているか否かをチェックする。ここで原稿が有りなら
ばS104に進み、無いならばS102のごとく複数の
スキャン読み取り条件選択キー118dのうちのいずれ
かの押下をパネルインターフェース部120を通じてチ
ェックする。
【0061】S102でスキャン読み取り条件選択キー
118dの1つが押下されたならば、S103のごとく
表示部119に”原稿無し”を表示してS101に戻
る。また、S102において、スキャン読み取り条件選
択キー118dのいずれの押下もなければ、そのままS
101に戻る。
【0062】さて、S101で原稿が有った後、MPU
101はS104において複数のスキャン読み取り条件
選択キー118dのうちのいずれかの押下をチェックす
る。S104において、スキャン読み取り条件選択キー
118dのいずれかの押下がなければ、そのままS10
1に戻る。S104において、スキャン読み取り条件選
択キー118dのいずれかの押下があれば、MPU10
1はS105のごとく、選択されたキーに対応する読み
取り条件が設定されているか否かをチェックする。そし
て、設定されていない場合、MPU101はS106の
ごとく”読み取り条件設定なし”を表示してS101に
戻る。設定されている場合、MPU101はS104に
て押下が検出されたキーに対応する読み取り条件をSR
AM105から取り込む。そして、S107のごとくM
PU101は表示部119に読み取り条件の少なくとも
一部を表示する。例えば、”300DPI、COLO
R、A4等倍”と表示する。続いてMPU101は、S
108のごとくソフトタイマT1を起動した後に、S1
09のごとく、S104で押下されたスキャン読み取り
条件選択キー118dの押下のチェックを再度行う。
【0063】キーの押下がなければ、MPU101はS
110のごとくS108で起動したソフトタイマT1が
既定値に達したかをチェックする。既定値に達していな
ければ再度S109に戻り、キーの押下をチェックす
る。また、S110でソフトタイマT1が既定値に達し
ていれば、S101に戻る。
【0064】さて、S109において、S104で押下
をチェックしたのと同じスキャン読み取り条件選択キー
118dの押下があった場合は、S111に進みMPU
101はPC200に対してアップロードすべき画像を
読み取るための読み取り動作/アップロード動作を実行
する。そして終了後は、S101に戻る。
【0065】次に、S111における読み取り〜アップ
ロード完了までの一連の動作について説明する。尚、P
C200と画像処理装置100との間のインターフェー
スは上記図10で示したコマンドインターフェースに基
づくものとする。また、PC200から画像処理装置1
00へは、周期的にコマンド及び受信パラメータが送出
されており、画像処理装置100がスタンバイ状態であ
る時も、主に装置状態ステータス(記録紙の有無、ドア
オープン、カートリッジ有無、故障、キーの押下等)を
要求するコマンドが送出されている。
【0066】MPU101はスキャン読み取り条件選択
キー118dの2度目の押下を検出すると、先に取り込
んだ読み取り条件で読み取りを行い、画像をアップロー
ドするための準備を開始する。さらにMPU101は、
PC200からの装置状態ステータスを要求するコマン
ドを認識すると、読み取り条件を指定したスキャン要求
があったことを示すステータスをPC200に返送す
る。
【0067】PC200は画像処理装置100から読み
取り条件を指定したスキャン要求があったことを示すス
テータス情報を受けると、画像処理装置100から画像
をアップロードの実行を指示するコマンドコード及び信
号を送出する。
【0068】指示を受けるとMPU101は、読み取り
を開始する。まず、読み取り駆動部110によって原稿
の搬送され、密着型イメージセンサ107にて画像が読
み取られる。密着型イメージセンサ107の光源として
は赤色LED、緑色LED、青色LEDが用いられてお
り、これらはカラー読取りの場合は全てが使用され、モ
ノクロ読取りの場合は緑色LEDのみ使用される。各L
EDの点灯は読取り点灯制御部137によって制御さ
れ、ライン単位に各LEDを順次切り替えて点灯し、赤
(R)、緑(G)、青(B)各色各ラインごとに時系列
にデータ処理を実施する。
【0069】読み取り駆動部110によって搬送された
原稿はライン単位に各LEDを点灯し、内部センサにて
光学的に読み取られる。読取られたR,G,B各色の光
学情報は電気信号に変換されてアナログ信号として出力
され、A/D変換器によって多値のディジタルデータに
変換されて出力される。出力されたディジタルデータは
さらに読み取り画像補正部108にて、108内部のシ
ェーディングRAMにあらかじめ記憶されているRGB
各色に対応したシェーディングデータをもとにシェーデ
ィング補正処理が施され、濃度レベル(白レベル及び黒
レベル)が補正されて出力される。シェーディング補正
されて出力された画像データは、システムバス102を
介してDRAM104に蓄積される。そして、さらにD
RAM104に蓄積された画像データは画像符号/復号
部129の画像符号化部129bによって圧縮符号化さ
れ、DRAM104に符号化データとして格納される。
また同時にその画像データの受け付番号、宛先情報、ペ
ージ数、格納画像メモリブロック情報等の管理情報をS
RAM105に格納する。
【0070】DRAM104へ格納された符号化データ
は、前述のPC200と画像処理装置100の間のイン
ターフェースを通じて、PC200からの画像要求コマ
ンドに対応したレスポンスとして、順次、画像処理装置
100からPC200に対しアップロードされる。アッ
プロードされた符号化データはPC200のCPU3に
よって、順次ファイルデータとしてHDD7に格納され
るとともに、CPU3によって復号化されてCRT12
上に画像を表示される。上記の動作が画像の最終ライン
の最終ドットまで繰り返し行われる。
【0071】このように、第1の実施形態の画像処理装
置によれば、PC200からダウンロードされた各種読
み取り条件を登録しておき、PC200への原稿の読み
取る際に登録された読み取り条件を使用するようにした
ので、原稿を読み取って情報処理端末等に送信する際に
オペレータの操作負担を軽減することが可能となる。
【0072】<第2の実施形態>次に、第2の実施形態
について説明する。第2の実施形態の画像処理装置で
は、更に画像情報処理装置側でも各種読み取り条件の登
録を可能とし、PC200への原稿の読み取る際に登録
された読み取り条件を使用する。
【0073】まず、画像処理装置において読み取り条件
を登録する動作を図6の動作フローチャートに沿って説
明する。
【0074】最初にS1のごとく画像処理装置100の
電源をONし、続いてS2のごとくPC200の電源を
ONする。ここでPC200には画像処理装置100で
画像を読み取り、PC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトがあらかじめインスト
ールされているものとする。続いてPC200にてS3
のごとくスキャナアプリケーションソフトを起動する。
【0075】この状態で、PC200はPORT9を通
じて、画像処理装置100の外部インターフェース部1
27と接続され、IEEE P1284に基づいたパラ
レルインターフェースに従って、画像処理装置100と
の間でデータのやり取りを行える状態となっている。
【0076】さて、画像処理装置100には実際のスキ
ャンにあたって、どのような条件にて画像を読み取れば
いいのか指定しておく必要がある。このためにS201
のごとくスキャナアプリケーションソフトからスキャナ
読み取り条件を設定するか否かを指定することができ
る。S201において読み取り条件の設定を指定した場
合、S202のごとく読み取り条件を設定し、続いてS
203のごとくPC200から画像処理装置100に読
み取り条件をダウンロードしてS204に進む。S20
1〜S203の詳細内容は上記第1の実施形態と同様な
ので説明を省略する。S201においてPC200から
スキャナ読み取り条件を設定しない場合はS204に進
む。
【0077】続いてS204では、画像処理装置100
からスキャナ読み取り条件を設定するか否かを指定する
ことができる。S204において読み取り条件の設定を
行う場合、S205のごとく設定モードの導入手順を行
う。本実施例では、まずファンクションキー118bを
押した後にテンキー118aの”2”を押せば、設定モ
ードの導入が行われる。
【0078】続いて、S206のごとくスキャンモード
を指定する。読み取りモードはカラー/グレイスケール
/白黒の中から選択する。続いてS207のごとく解像
度を設定する。設定方法としては75〜600DPIの
範囲で任意の値を設定する。続いてS208のごとくス
キャンエリアを設定する。このスキャンエリアの設定
は、はがき、B5、LETTER、A4、LEGAL版
等の一般に知られた紙サイズで指定する。続いてS20
9のごとくスキャン倍率を入力する。スキャン倍率と
は、実際に読み取った画像を拡大縮小してデータ変換を
行うための倍率設定の値のことであり25%〜400%
の範囲で任意に設定可能である。続いてS210のごと
くコントラスト/明るさ/ガンマの設定を行う。これに
より読み取った画像の濃淡ばらつきを補正することがで
きる。続いてS211のごとくPC200上におけるア
ップロード画像の格納位置を選択する。選択できるのは
PC200上のアプリケーションソフト上で指定されて
いるデフォルト位置か、もしくはPC200から画像処
理装置100にダウンロードされ、複数のスキャン読み
取り条件選択キー118dに関連付けられているアップ
ロード格納場所である。また、テンキー118a等を用
いることにより「C:/temp」等のように文字デー
タとして入力するようにしてもよい。
【0079】また、アップロード画像の格納場所として
は、PC200とネットワークを介して接続された情報
処理端末、若しくは、記憶装置であっても構わない。
【0080】続いてS212のごとく符号化方式を入力
する。符号化方式はJPEG圧縮、TIFF圧縮、MR
圧縮、生画像の中から選択して入力する。
【0081】続いてS213のごとくS206〜S21
2で指定した読み取り条件を画像処理装置100内に記
憶するか否かを指定することができる。読み取り条件を
記憶するならばS214のごとく読み取り条件の呼び出
しのためのキーを画像処理装置100の操作部118内
の複数のスキャン読み取り条件選択キー118dのうち
のいずれに割り当てるかを選択する。そして、セットキ
ー118hを押下すれば設定が完了し、S201に戻
る。
【0082】S213において、読み取り条件を記憶し
ないならばS214はスキップしてS201に戻る。そ
して、S201で再度読み取り条件を設定することがで
きる。
【0083】ここで、上記の処理に対しMPU101
は、読み取り条件データを複数のスキャン読み取り条件
選択キー118dのそれぞれに対応づけてSRAM10
5に格納し、スキャン読み取り条件選択キー118dの
押下に対し、対応データをSRAM105から引き出し
て使用する。
【0084】次に、図6で示した動作により登録した読
み取り条件により原稿を読み取る動作を図7の動作フロ
ーチャートに沿って説明する。
【0085】最初にS1のごとく画像処理装置100の
電源をONし、続いてS2のごとくPC200の電源を
ONする。ここでPC200には画像処理装置100で
画像を読み取り、PC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトがあらかじめインスト
ールされているものとする。続いてPC200にてS3
のごとくスキャナアプリケーションソフトを起動する。
【0086】この状態で、PC200はPORT9を通
じて、画像処理装置100の外部インターフェース部1
27と接続され、IEEE P1284に基づいたパラ
レルインターフェースに従って、画像処理装置100と
の間でデータのやり取りを行える状態となっている。
【0087】さて、画像処理装置100には実際のスキ
ャンにあたって、どのような条件にて画像を読み取れば
いいのかを示す設定が少なくとも1つなされているもの
とする。この設定方法については先の第1の実施形態と
同様なので説明を省略する。
【0088】続いてMPU101は、S301のごと
く、画像処理装置100に読み取るべき原稿がセットさ
れているか否かをチェックする。ここで原稿が有りなら
ばS304に進み、無いならばS302のごとく複数の
スキャン読み取り条件選択キー118dのうちのいずれ
かの押下をパネルインターフェース部120を通じてチ
ェックする。
【0089】S302でスキャン読み取り条件選択キー
118dの1つが押下されたならば、S303のごとく
表示部119に”原稿無し”を表示してS301に戻
る。また、S302において、スキャン読み取り条件選
択キー118dのいずれの押下もなければ、そのままS
301に戻る。
【0090】さて、S301で原稿が有った後、MPU
101はS304において複数のスキャン読み取り条件
選択キー118dのうちのいずれかの押下をチェックす
る。S304において、スキャン読み取り条件選択キー
118dのいずれかの押下がなければ、そのままS30
1に戻る。S304において、スキャン読み取り条件選
択キー118dのいずれかの押下があれば、MPU10
1はS305のごとく、選択されたキーに対応する読み
取り条件が設定されているか否かをチェックする。そし
て、設定されていない場合、MPU101はS306の
ごとく”読み取り条件設定なし”を表示してS301に
戻る。
【0091】設定されている場合、MPU101はS3
04にて押下が検出されたキーに対応する読み取り条件
をSRAM105から取り込む。
【0092】そして、S307のごとくMPU101は
表示部119に読み取り条件の少なくとも一部を表示す
る。例えば、”300DPI、COLOR、A4等倍”
と表示する。続いてMPU101は、S308のごとく
ソフトタイマT1を起動した後に、S309のごとく、
スキャンキー118fの押下をチェックする。押下がな
ければ、MPU101はS310のごとくS308で起
動したソフトタイマT1が既定値に達したかをチェック
する。既定値に達していなければ再度S309に戻り、
キーの押下をチェックする。また、S310でソフトタ
イマT1が既定値に達していれば、S301に戻る。さ
て、S309において、スキャンキー118fの押下が
あった場合は、MPU101はPC200に対してアッ
プロードすべき画像を読み取るための読み取り動作/ア
ップロード動作を開始し終了後はS301に戻る。な
お、読み取り〜アップロード完了までの一連の動作につ
いては第1の実施形態において説明した内容と同様であ
るので省略する。
【0093】このように第2の実施形態では、上記第1
の実施形態の画像処理装置に更に画像情報処理装置側で
も各種読み取り条件の登録を可能としたことにより、オ
ペレータは、PC、または、画像処理装置のどちらから
でも読み取り条件を登録できるので、操作性が更に向上
する。
【0094】また、オペレータが選択した読み取り条件
を表示するようにしたので、キーの押し間違えによる誤
動作を防止することが可能となる。
【0095】<第3の実施形態>次に、第3の実施形態
について説明する。第3の実施形態の画像処理装置で
は、送信宛先を選択する際に使用する宛先選択キーに各
種読み取り条件を対応付けて登録し、PC200への原
稿の読み取る際に宛先選択キーを指定することにより読
み取り条件を指定する。
【0096】一般に送信機能、例えばファクシミリ送信
機能を備えた画像処理装置では、送信先電話番号を対応
づけて登録した宛先選択キー(またはワンタッチダイヤ
ルキー)を操作パネル上に複数備えている。しかしなが
ら、すべての宛先選択キーに対して電話番号が登録され
ない状態(電話番号未登録の宛先選択キーが存在する状
態)で装置が使用されている場合も多い。
【0097】そこで、本第3の実施形態は、宛先選択キ
ーに各種読み取り条件を対応付けて登録することで、操
作パネル上のキーの有効利用とスキャン時の操作性の向
上とを図るものである。
【0098】まず、第3の実施形態における操作部11
8の外観を図8に示す。ダイヤルするときやデータを登
録設定するときなどに用いるテンキー118a、各種機
能を利用するためのファンクションキー118b、電話
番号を登録しておくための複数の宛先選択キー118
c、PCスキャンモード時の読み取り条件を登録してお
くための複数のスキャン読み取り条件選択キー118
d、送信や受信、コピー、スキャンなどを始めるときに
用いるスタートキー118e、送信、登録や設定などの
動作を中止したいときに用いるストップキー118g、
各種登録、設定を確定させるためのセットキー118h
等の各種キースイッチ等により構成され、画像処理装置
100の動作指示及び各種情報の入力を行うものであ
る。
【0099】最初に、宛先選択キー118cへの電話番
号の登録方法について説明する。まず宛先選択キー11
8cへの登録モードの導入は、ファンクションキー11
8bを押下したのち、テンキー118aの”1”を押下
することで行う。導入後、どの宛先選択キー118cに
電話番号を割り当てるか入力する旨の表示が表示部11
9にされるので、所望の宛先選択キー118cを押下す
る。宛先選択キー118cを押下すると、すでに登録が
あればその電話番号が表示され、登録がなければ”Pl
ease Input TEL No.”の表示がされ
る。続いてこれに対応してテンキー118aにて電話番
号を入力する。テンキー118aから入力される数字
は、ほどなく表示部119上に表示される。電話番号の
入力が終了すると、スタートキー118eを押下する。
スタートキー118eを押下すると表示部119に”P
lease Input the NAME”の表示が
される。続いてこれに対応し、テンキー118a、及び
ファンクションキー118bを用いてアルファベットま
たは数字にて略称を入力する。入力されたアルファベッ
トまたは数字は、ほどなく表示部119上に表示されて
いく。略称の入力が終了すると、次にスタートキー11
8eを押下する。これにより宛先選択キー118cへの
電話番号及び略称の登録作業が完了する。以上の登録作
業は、MPU101が制御して行われ、登録された電話
番号及び略称データは、宛先選択キー118cに関連付
けられてSRAM105に格納される。
【0100】そして、FAX送信時には表示部119に
送信先電話番号を表示してから、画像の読み取り/FA
X送信を行い、PCスキャン時には表示部119に読み
取り条件を表示してから、画像の読み取り/PC200
へのアップロードを行うわけであるが、これらの動作を
図9のフローチャートに沿って説明する。
【0101】まず、S1のごとく画像処理装置100の
電源をONし、続いてS2のごとくPC200の電源を
ONする。ここでPC200には画像処理装置100で
画像を読み取り、PC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトがあらかじめインスト
ールされているものとする。続いてPC200にてS3
のごとくスキャナアプリケーションソフトを起動する。
この状態で、PC200はPORT9を通じて、画像処
理装置100の外部インターフェース部127と接続さ
れ、IEEE P1284に基づいたパラレルインター
フェースに従って、画像処理装置100との間でデータ
のやり取りを行える状態となっている。
【0102】ここで、画像処理装置100には実際のス
キャンにあたって、どのような条件にて画像を読み取れ
ばいいのかを示す設定が少なくとも1つなされているも
のとする(この設定方法については先の第1の実施例と
同様)。また、画像処理装置100には実際のFAX送
信にあたって、短縮ダイヤルに送信先の電話番号の設定
が少なくとも1つなされているものとする(この設定方
法については上記第3の実施形態と同様)。
【0103】続いて、MPU101はS401のごと
く、画像処理装置100に読み取るべき原稿がセットさ
れているか否かをチェックする。ここで原稿が有りなら
ばS405に進み、無いならばS402のごとく複数の
スキャン読み取り条件選択キー118dのうちのいずれ
かの押下をパネルインターフェース部120を通じてチ
ェックする。
【0104】S402でスキャン読み取り条件選択キー
118dの1つが押下されたならば、S404のごとく
表示部119に”原稿無し”を表示してS401に戻
る。また、S402において、スキャン読み取り条件選
択キー118dのいずれの押下もなければ、S403の
ごとく複数の宛先選択キー118cのうちのいずれかの
押下をパネルインターフェース部120を通じてチェッ
クする。
【0105】S403で宛先選択キー118cの1つが
押下されたならば、S404のごとく表示部119に”
原稿無し”を表示してS401に戻る。また、S403
において、宛先選択キー118cのいずれの押下もなけ
れば、そのままS401に戻る。
【0106】さて、S401で原稿が有った後、MPU
101はS405において複数のスキャン読み取り条件
選択キー118dのうちのいずれかの押下をチェックす
る。S405において、スキャン読み取り条件選択キー
118dのいずれかの押下があれば、MPU101はS
406のごとく、選択されたキーに対応する読み取り条
件が設定されているか否かをチェックする。そして設定
されていない場合、MPU101はS407のごとく”
読み取り条件設定なし”を表示してS401に戻る。設
定されている場合、MPU101はS405にて押下が
検出されたキーに対応する読み取り条件をSRAM10
5から取り込む。そして、S408のごとくMPU10
1は表示部119に読み取り条件の少なくとも一部を表
示する。例えば、”300DPI、COLOR、A4等
倍”と表示する。続いてMPU101は、S409のご
とくソフトタイマT1を起動した後に、S410のごと
く、スタートキー118eの押下をチェックする。押下
がなければ、MPU101はS411のごとくS409
で起動したソフトタイマT1が既定値に達したかをチェ
ックする。既定値に達していなければ再度S410に戻
り、キーの押下をチェックする。
【0107】また、S411でソフトタイマT1が既定
値に達していれば、S401に戻る。さて、S410に
おいて、スタートキー118eの押下があった場合は、
MPU101はPC200に対してアップロードすべき
画像を読み取るための読み取り動作を開始する。そして
終了後はS401に戻る。なお、読み取り〜アップロー
ド完了までの一連の動作については第1の実施形態にて
説明した内容と同様であるので省略する。
【0108】さて、S405において、スキャン読み取
り条件選択キー118dのいずれかの押下がなければ、
S413に進む。S413において、MPU101は複
数の宛先選択キー118cのうちのいずれかの押下をチ
ェックする。S413において、宛先選択キー118c
のいずれかの押下もなければS401に戻る。S413
において、宛先選択キー118cのいずれかの押下があ
れば、MPU101はS414のごとく選択されたキー
に対応する電話番号が登録されているか否かをチェック
する。
【0109】そして登録されていない場合、MPU10
1はS415のごとく”電話番号登録なし”を表示して
S401に戻る。登録されている場合、MPU101は
S413にて押下が検出されたキーに対応する電話番号
をSRAM105から取り込む。そして、S416のご
とくMPU101は表示部119に電話番号を表示す
る。例えば、”03−3758−2111”と表示す
る。続いてMPU101は、S417のごとくソフトタ
イマT1を起動した後に、S418のごとく、スタート
キー118eの押下をチェックする。押下がなければ、
MPU101はS419のごとくS417で起動したソ
フトタイマT1が既定値に達したかをチェックする。既
定値に達していなければ再度S418に戻り、キーの押
下をチェックする。また、S419でソフトタイマT1
が既定値に達していれば、S401に戻る。
【0110】さて、S418において、スタートキー1
18eの押下があった場合は、MPU101は表示部1
19に表示されている電話番号に対してFAX送信すべ
き画像を読み取るための読み取り動作/FAX送信動作
を開始する。そして終了後はS401に戻る。
【0111】以降、読み取り〜FAX送信動作完了まで
の一連の動作については説明する。
【0112】S418においてスタートキー118eが
押下されると、読み取り駆動部110によって原稿の搬
送され、密着型イメージセンサ107にて画像が読み取
られる。密着型イメージセンサ107の光源としては赤
色LED、緑色LED、青色LEDが用いられており、こ
れらはカラー読取りの場合は全てが使用され、モノクロ
読取りの場合は緑色LEDのみ使用される。各LEDの
点灯は読取り点灯制御部137によって制御され、ライ
ン単位に各LEDを順次切り替えて点灯し、赤(R)、
緑(G)、青(B)各色各ラインごとに時系列にデータ
処理を実施する。
【0113】さて、読み取り駆動部110によって搬送
された原稿はライン単位に各LEDを点灯し、内部セン
サにて光学的に読み取られる。読取られたR,G,B各
色の光学情報は電気信号に変換されてアナログ信号とし
て出力され、A/D変換器によって多値のディジタルデ
ータに変換されて出力される。出力されたディジタルデ
ータはさらに読み取り画像補正部108にて、108内
部のシェーディングRAMにあらかじめ記憶されている
RGB各色に対応したシェーディングデータをもとにシ
ェーディング補正処理が施され、濃度レベル(白レベル
及び黒レベル)が補正されて出力される。シェーディン
グ補正されて出力された画像データは、システムバス1
02を介してDRAM104に蓄積される。また同時に
その画像データの受け付番号、宛先情報、ページ数、格
納画像メモリブロック情報等の管理情報をSRAM10
5に格納する。
【0114】読み取られた画像が全てDRAM104に
格納されると、指定された電話番号に対応して発呼が開
始される。発呼して回線が捕捉されると、まずファクシ
ミリ通信の手順信号の送受信を行う。そして、DRAM
104に蓄積された画像符号化データは通信画像符号/
復号部129の画像復号化部129aによって伸長復号
化され、RAM129cに画像データとして展開され
る。
【0115】展開された画像データは画像符号/復号部
129の画像符号化部129bによって送信データに符
号化され、送信バッファに転送される。送信バッファに
転送された送信データは、通信制御部123からの入力
割込み信号に応じてMPU101の制御のもと通信制御
部123に1バイトずつ転送され変調される。そして通
信接続部122を介して通信網124に送出される。こ
れらの動作を1ページ分、またページ数分、繰り返し行
うことで相手方へ画像をFAX送信する。
【0116】尚、上記の実施形態では、操作部上の1つ
の宛先選択キーに1つの読み取り条件を対応付ける例を
示したが、宛先選択には、複数のキーにより宛先を選択
するものもある。例えば、ファクシミリ装置等で実施さ
れている短縮ダイヤルがそれで、2個乃至は3個のテン
キー118aの組み合わせで宛先を指定する(例えば、
「*00」、「*01」等のごとく指定する)。本第3
の実施形態において、この短縮ダイヤルで指定可能な宛
先に対して、スキャナ読み取り条件を対応付けて登録す
るようにしてもよい。
【0117】このように第3の実施形態の画像処理装置
では、送信宛先を選択する際に使用する宛先選択キーに
各種読み取り条件を対応付けて登録することで、操作パ
ネル上のキーの有効利用とスキャナ読み取り時の操作性
の向上とを図ることが可能となる。
【0118】また、FAX送信とPCスキャンというそ
れぞれ原稿を読み取って所定の宛先に送る動作におい
て、操作を統一してオペレータにとってわかりやすい操
作環境を提供することが可能となる。
【0119】<第4の実施形態>次に、第4の実施形態
について説明する。第4の実施形態の画像処理装置で
は、送信宛先を選択する際に使用する宛先選択キーに送
信宛先と読み取り条件のそれぞれを対応付けて登録し、
装置の状態に応じて登録されている内容を選択的に使用
する。
【0120】すなわち、各宛先選択キーに送信宛先デー
タと読み取り条件データを登録しておく。そして、宛先
選択キーが押された時の装置の状態に応じて、送信また
はスキャナ読み取りのどちらの動作を実行するかを判断
する。これにより、操作パネル上のキーの有効利用が図
られるとともに、スキャナ読み取り時の操作性を向上す
ることが可能となる。
【0121】まず、送信宛先データと読み取り条件デー
タとを宛先選択キー118cに対応づけて登録するため
の登録テーブルについて図11を参照して説明する。
【0122】図11は、登録テーブルのデータ構造の一
例を示した図である。同図において、1101、110
2、1103は、それぞれ宛先選択キー01、02、0
3のための登録エリアである。
【0123】宛先選択キー01には、宛先データ110
4と読み取り条件データ1105の両方が登録されてい
る。宛先選択キー02には宛先データ1106のみが登
録され、宛先選択キー03には読み取り条件データ11
07のみが登録されている。
【0124】各登録エリア1101〜1103の「モー
ド」には、宛先データ、および、読み取り条件データが
登録されているか否かの情報が格納されている。したが
って、各宛先選択キーに対して、宛先データと読み取り
条件データが登録されている場合(以下、ケースIと称
する)、宛先データのみが登録されている場合(以下、
ケースIIと称する)、読み取り条件データのみが登録
されている場合(以下、ケースIIIと称する)、宛先
データも読み取り条件データも登録されていない場合
(以下、ケースIVと称する)のいずれであるかを、こ
の「モード」を参照することにより判別することが可能
となる。
【0125】尚、この登録テーブルは、上記第1実施形
態、または、第2実施形態で示した方法により登録さ
れ、SRAM105に配置される。
【0126】第4の実施形態の画像処理装置の動作を図
12のフローチャートに沿って説明する。図12は、第
4の実施形態の画像処理装置の動作において、オペレー
タのキー操作に応じて送信動作やスキャナ読み取り動作
が起動される部分を示したフローチャートである。
【0127】まず、ステップS1201で操作部118
上のキーが押されたことを検出したら、ステップS12
02、ステップS1205、および、ステップS120
8において、押下されたキーの種別を判別し、判別した
キーに応じた各処理ステップに移行する。ここでは、ス
キャンキー118f、FAXキー118e、および、宛
先選択キー118cが押下された場合の動作のみを記述
し、他のキーについては省略している。
【0128】ステップS1201で押下されたキーがF
AXキー118eの場合、更にステップS1203にお
いて宛先選択キーが押下されると、ステップS1204
において押下された宛先選択キーの登録内容を判別す
る。FAXキー118eが押下された事により、この判
別はFAX送信の各種設定を行う「FAXモード」とし
て実行される。すなわち、押下された宛先選択キーに宛
先データが登録されているか否かを上記図11で示した
登録テーブルに基づいて判断し、処理を振り分ける。
【0129】ステップS1203で押下された宛先選択
キーがケースI、IIの場合には、ステップS1210
に進み、登録されている宛先データに対してFAX送信
を実行する。一方、ステップS1203で押下された宛
先選択キーがケースIII、IVの場合には、ステップ
S1212に進み該宛先選択キーは無効なものとして処
理される。
【0130】また、ステップS1201で押下されたキ
ーがスキャンキー118fの場合、更にステップS12
06において宛先選択キーが押下されると、ステップS
1207において押下された宛先選択キーの登録内容を
判別する。スキャンキー118fが押下された事によ
り、この判別はスキャン動作の各種設定を行う「スキャ
ナモード」として実行される。すなわち、押下された宛
先選択キーに読み取り条件データが登録されているか否
かを上記図11で示した登録テーブルに基づいて判断
し、処理を振り分ける。
【0131】ステップS1206で押下された宛先選択
キーがケースI、IIIの場合には、ステップS121
1に進み、登録されている読み取り条件データに基づい
てスキャン動作を行い、PC200に読み取り画像をア
ップロードする。一方、ステップS1206で押下され
た宛先選択キーがケースII、IVの場合には、ステッ
プS1212に進み該宛先選択キーは無効なものとして
処理される。
【0132】ステップS1201で押下されたキーが宛
先選択キー118cの場合、ステップS1209で押下
された宛先選択キーの登録内容を判別する。ここで、F
AXキー118e、または、スキャンキー118fは押
されていないので、「FAXモード」若しくは「スキャ
ンモード」のモードは確定していない。そこで、押下さ
れた宛先選択キーの登録内容に基づいて処理を振り分け
る。ケースIIの場合、宛先選択キーには宛先データし
か登録されていないので、ステップS1210に進み、
登録されている宛先データに対してFAX送信を実行す
る。ケースIIIの場合、宛先選択キーには読み取り条
件データしか登録されていないので、ステップS121
1に進み、登録されている読み取り条件データに基づい
てスキャン動作を行い、PC200に読み取り画像をア
ップロードする。
【0133】ケースIの場合、宛先選択キーには宛先デ
ータと読み取り条件データの両方が登録されているの
で、ステップS1213に進み、オペレータに対してF
AXまたはスキャナの動作指示を行うように警告する。
例えば、表示部119に「FAXキー、または、スキャ
ンキーを押してください」のようなメッセージを表示
し、FAXキーが押されたら、FAX送信動作を起動
し、スキャンキーが押されたらスキャナ動作を起動す
る。
【0134】尚、ケースIVの場合(不図示)にはステ
ップS1212に進み、押下された宛先選択キーは無効
として処理される。
【0135】尚、上記図12のフローチャートでは、
「FAXモード」か「スキャナモード」かの判断を、F
AXキー若しくはスキャナキーが押下されたか否かに基
づいて判断する例を示したが、操作部118上に「FA
Xモード」若しくは「スキャナモード」でることを表わ
すLEDを設けて、該LEDの点灯状態に応じてモード
の判断を行ってもよい。
【0136】このように、第4の実施形態によれば、各
宛先選択キーに送信宛先データと読み取り条件データを
登録しておき、宛先選択キーが押された時の装置の状態
に応じて、送信またはスキャナ読み取りのどちらの動作
を実行するかを判断することにより、操作パネル上のキ
ーの更なる有効利用が図られるとともに、スキャナ読み
取り時の操作性を向上することが可能となる。
【0137】特に上記第3の実施形態に無い優れた効果
として、宛先未登録の宛先選択キーが無い場合でも、ス
キャン読み取り条件を登録することができるという点が
ある。
【0138】<第5の実施形態>第5の実施形態では、
画像処理装置側で登録された読み取り条件を使用してス
キャナ動作を実行する場合には、PC200側におい
て、スキャナ読み取り条件設定画面を表示しないように
するものである。
【0139】スキャン画像をPCにアップロードする場
合、PC側のスキャナドライバにおいて、各種読み取り
条件を設定するための設定画面が表示されるものがあ
る。このような場合、該設定画面上でオペレータが操作
しないと、スキャン動作が起動しないような構成になっ
ている。そこで、画像処理装置側で読み取り条件が選択
された場合には、PC側で設定画面を表示しないように
することにより、オペレータがPCと画像処理装置との
間を行き来することがないような操作環境を提供する。
【0140】画像処理装置側で読み取り条件を登録する
動作や、スキャナ読み取り動作については、上記の実施
形態と同様であるので、本第5の実施形態の特徴的な部
分である動作について図13、および、図14のフロー
チャートに沿って説明する。
【0141】図13は、画像処理装置100側のスキャ
ナ動作を示すフローチャートである。まずスキャナ動作
が起動された後、ステップS1301で、画像処理装置
100側で登録された読み取り条件が選択されたか否か
を判断する。ここで、登録された読み取り条件を選択さ
れた場合とは、画像処理装置100側で読み取り条件選
択操作がなされてスキャナ動作が起動された場合であ
り、登録された読み取り条件を選択されない場合とは、
画像処理装置100側で読み取り条件選択操作がなされ
ずにスキャナ動作が起動された場合(例えば、スキャン
キー118fのみで起動された場合等)である。
【0142】そして、ステップS1301の判断が工程
判断の場合にはPC200に対して設定画面(UI:
User Interface)の非表示を要求し(ス
テップS1302)、否定判断の場合にはPC200に
対して設定画面(UI)の表示を要求する(ステップS
1303)。この設定画面の表示、若しくは、非表示の
要求情報は、図10で示したコマンドインターフェース
のレスポンスパラメータとしてPC200に通知され
る。そして、S1304以降、スキャン動作が実行され
る。
【0143】図14は、PC200側のスキャナ動作を
示すフローチャートである。まずステップS1400に
おいて、スキャン動作が画像処理装置100から起動さ
れたものか否かを判断し、否定判断の場合にはステップ
S1403に進み、CRT12上に設定画面を表示す
る。この判断は、画像処理装置からのレスポンスパラメ
ータのスキャン動作要求により起動されたのか、PC2
00の操作により起動されたのかを判断する。
【0144】ステップS1400で肯定判断の場合には
ステップS1401に進み、画像処理装置100からの
レスポンスパラメータにより、設定画面(UI)非表示
要求をチェックする。
【0145】そして、設定画面(UI)非表示要求が有
れば、CRT12上に設定画面の表示を行わないように
し(ステップS1402)、設定画面(UI)非表示要
求が無ければ、CRT12上に設定画面を表示する(ス
テップS1403)。そして、S1404以降、スキャ
ン動作が実行される。
【0146】尚、PC200側で設定画面の表示/非表
示を制御する際は、スキャナドライバが画像処理装置1
00の非表示要求を直接認識するようにしてもに良いし
(図15のA)、管理モジュールが像処理装置100の
非表示要求を認識してスキャナドライバに表示/非表示
の指示を与えるようにしてもよい(図15のB)。
【0147】図15は、本第5の実施形態におけるPC
側のソフトウエアモジュールの構成例を示した図であ
る。構成(A)は、画像を取り込んで編集等を行うため
のアプリケーション1501と画像処理装置100を制
御して画像を取り込んだり、CRT上に設定画面を表示
するためのスキャナドライバ1503と、アプリケーシ
ョン1501とスキャナドライバ1503との間のデー
タのやりとりを仲介するTWAINマネージャ1502
から成る。構成(A)において、上記図14のフローチ
ャートに基づくプログラムはスキャナドライバ1503
において実行される。
【0148】構成(B)は、構成(A)に更に管理モジ
ュール1505が追加されたものである。管理モジュー
ル1509はスキャナドライバ1504と画像処理装置
100との間のデータのやりとりの仲介を行う。また、
管理モジュール1505はスキャナドライバに対してパ
ラメータ設定を行う。構成(B)において、上記図14
のフローチャートに基づくプログラムは管理モジュール
1505において実行される。スキャナドライバに表示
/非表示の指示を与える方法としては、例えば、TWA
INインターフェースで規定されるSHOWUIパラメ
ータ等を用いて指示すればよい。
【0149】このように、第5の実施形態では、画像処
理装置側で登録された読み取り条件を使用してスキャナ
動作を実行する場合には、PC200側において、スキ
ャナ読み取り条件設定画面を表示しないようにすること
により、オペレータがPCと画像処理装置との間を行き
来することがないような操作環境を提供する。
【0150】上記実施形態では、PC200と画像処理
装置100とをIEEE P1284等のローカルイン
ターフェースにより接続する形態を示したが、PC20
0と画像処理装置100とがLAN等を介したネットワ
ークインターフェースにより接続されたものであっても
よい。この場合、PC200はネットワーク・インター
フェース・カード(NIC)を備え、図10で示したP
C200と画像処理装置100との間のコマンドインタ
ーフェースは、イーサネット、TCP/IP等のプロト
コルスタックの上位層プロトコルとして伝送されること
になる。
【0151】上記実施形態では、画像処理装置という1
つの機器による例を説明したが、モデムやスキャナ等か
らなる複数の機器から成るシステムに適用してもよい。
【0152】また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。その場合、記憶媒体に格納
された本発明を達成するためプログラムコードを該シス
テム或は装置のコンピュータ(CPUもしくはMPU)
が読み出し実行することによって、本発明の目的が達成
される。
【0153】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行するに際、コンピュータ上で稼動してい
るOS(オペレーティングシステム)などが処理の一部
を行うような場合も含まれることは言うまでもない。
【0154】また、このときのプログラムコードは、M
PU等のネイティブコードが含まれることはもちろん、
所定のインタプリタ言語で記述されたものでランタイム
時にMPUネイティブなプログラムコードに翻訳される
ようなものであってもよいし、所定形式で記述されたス
クリプトデータであってOSにより解釈・実行されるよ
うなものであってもよい。
【0155】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め画像処理装置側に読み取り条件を登録しておき、画
像処理装置側でその読み取り条件を呼び出してスキャン
動作を実行するようにしたので、操作者がPCと画像処
理装置との間を行き来したければならないような操作の
手間を著しく軽減することが可能となる。
【0156】また、本発明によれば、オペレータは、情
報処理端末、または、画像処理装置のどちらからでも読
み取り条件を登録できるので、情報処理端末と画像処理
装置とが離れている場合でも、オペレータは所状況に応
じて登録方法を選択することが可能となる。
【0157】また、本発明によれば、送信宛先を選択す
る際に使用する宛先選択キーに各種読み取り条件を対応
付けて登録することで、数に限りある操作パネル上のキ
ーの有効利用とスキャナ読み取り時の操作性の向上とを
図ることが可能となる。また、FAX送信とPCスキャ
ンというそれぞれ原稿を読み取って所定の宛先に送る動
作において、操作を統一してオペレータにとってわかり
やすい操作環境を提供することが可能となる。
【0158】また、本発明によれば、各宛先選択キーに
送信宛先データと読み取り条件データを登録しておき、
宛先選択キーが押された時の装置の状態に応じて、送信
またはスキャナ読み取りのどちらの動作を実行するかを
判断することにより、操作パネル上のキーの更なる有効
利用が図られるとともに、スキャナ読み取り時の操作性
を向上することが可能となる。
【0159】また、本発明によれば、画像処理装置側で
登録された読み取り条件を使用してスキャナ動作を実行
する場合には、情報処理端末において読み取り条件設定
画面を表示しないようにすることにより、情報処理端末
側からスキャン動作を起動する場合には端末側に設定画
面が表示され、画像処理装置側から読み取り条件を指定
してスキャン動作を起動する場合には端末側に設定画面
が表示されないようになる。したがって、オペレータが
PCと画像処理装置との間を行き来することがないよう
な操作環境を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における情報処理端末の構成
を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における画像処理装置1の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態の画像処理装置の操作部外観
を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における読み取り条件
のダウンロードの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態における原稿読み取り
の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態における読み取り条件
の登録の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態である原稿読み取りの
動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施形態である画像処理装置1
00の操作部外観を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態の画像処理装置の動作
を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態におけるコマンドインター
フェースを示した図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の宛先選択キーの登
録データの構造を示した図である。
【図12】本発明の第4の実施形態の画像処理装置の動
作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第5の実施形態の画像処理装置の動
作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第5の実施形態のPCの動作を示す
フローチャートである。
【図15】本発明の第5の実施形態におけるPC側のソ
フトウエアモジュールの構成例を示した図である。
【符号の説明】
3 CPU 4 ROM 5 RAM 6 キーボードコントローラ 7 ディスクコントローラ 8 CRTコントローラ 9 インターフェース部 10 キーボード 11 ハードディスク 12 CRT 100 画像処理装置 200 コンピュータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部情報処理端末と接続してデータの送
    受を行うためのインターフェース手段と;画像データの
    読み取りを行うための読み取り手段と;前記読み取り手
    段のための読み取り条件データを複数記憶する第1の記
    憶手段と;前記第1の記憶手段の読み取り条件データか
    ら所望のものを選択する選択手段と;前記選択手段で選
    択された読み取り条件データに基づいて読み取った画像
    データを、前記インターフェース手段により前記情報処
    理端末に送信する第1の送信手段と;を備えたことを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段へ読み取り条件デー
    タを登録する登録手段を更に備え;前記登録手段は、操
    作パネルから入力された読み取り条件データを登録する
    第1の登録モードと、 前記情報処理端末から前記インターフェース手段を介し
    て受信した読み取り条件データを登録する第2の登録モ
    ードとを有することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 公衆回線を介した通信相手を指定するた
    めの複数の宛先指定手段と;前記複数の宛先指定手段に
    対して、それぞれ宛先データを関連付けて記憶する第2
    の記憶手段と;前記宛先指定手段で指定された宛先に対
    してデータを送信する第2の送信手段と;前記複数の宛
    先指定手段に対して、それぞれ前記第1の記憶手段の読
    み取り条件データとを関連付けるリンク手段と;を更に
    備え、 前記選択手段は、前記宛先指定手段により読み取り条件
    データを選択することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記宛先指定手段が実行されたときの装
    置の動作状態に応じて、前記第1の送信手段、または、
    前記第2の送信手段を選択的に実行する制御手段;を更
    に備えたことを特徴とする請求項3記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、装置が待機状態にある
    場合には、前記宛先指定手段の指定が宛先データか読み
    取り条件データかをオペレータに選択させることを特徴
    とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記情報処理端末側で設定された読み取
    り条件データに基づいて読み取った画像データを、前記
    インターフェース手段により前記情報処理端末に送信す
    る第3の送信手段と;前記インターフェース手段により
    前記情報処理端末に対して読み取り条件を設定するため
    の設定画面を表示にしないように要求する要求手段と;
    を更に備え、 前記第1の送信手段の実行に際しては前記要求手段を実
    行し、前記第3の送信手段の実行に際しては前記要求手
    段を実行しない;ことを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 情報処理端末と画像処理装置とが所定の
    インターフェース手段で接続されて成る画像処理システ
    ムであって、 前記画像処理装置は、 画像データの読み取りを行うための読み取り手段と;前
    記読み取り手段のための読み取り条件データを複数記憶
    する第1の記憶手段と;前記第1の記憶手段の読み取り
    条件データから所望のものを選択する選択手段と;前記
    選択手段で選択された読み取り条件データに基づいて読
    み取った画像データを、前記インターフェース手段によ
    り前記情報処理端末に送信する第1の送信手段と;前記
    インターフェース手段により前記情報処理端末に対して
    読み取り条件を設定するための設定画面を表示にしない
    ように要求する要求手段と;を備え、前記情報処理端末
    は、 前記要求手段に基づいて、前記読み取り手段のための読
    み取り条件データの設定画面の表示を制御する制御手段
    を;備えたことを特徴とする画像処理システム。
  8. 【請求項8】 外部情報処理端末と接続してデータの送
    受を行うためのインターフェース工程と;画像データの
    読み取りを行うための読み取り工程と;前記第1のメモ
    リに記憶された複数の読み取り条件データから所望のも
    のを選択する選択工程と;前記選択工程で選択された読
    み取り条件データに基づいて読み取った画像データを、
    前記インターフェース工程により前記情報処理端末に送
    信する第1の送信工程と;を備えたことを特徴とする画
    像処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の記憶工程へ読み取り条件デー
    タを登録する登録工程を更に備え;前記登録工程は、操
    作パネルから入力された読み取り条件データを登録する
    第1の登録モードと、 前記情報処理端末から前記インターフェース工程を介し
    て受信した読み取り条件データを登録する第2の登録モ
    ードとを有することを特徴とする請求項8記載の画像処
    理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 第2のメモリに記憶された宛先データ
    に関連付けられた複数の宛先指定工程と;前記宛先指定
    工程で指定された宛先に対してデータを送信する第2の
    送信工程と;前記複数の宛先指定工程に対して、それぞ
    れ前記第1のメモリに記憶された読み取り条件データと
    を関連付けるリンク工程と;を更に備え、 前記選択工程は、前記宛先指定工程により読み取り条件
    データを選択することを特徴とする請求項8記載の画像
    処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記宛先指定工程が実行されたときの
    装置の動作状態に応じて、前記第1の送信工程、また
    は、前記第2の送信工程を選択的に実行する制御工程;
    を更に備えたことを特徴とする請求項10記載の画像処
    理装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記制御工程は、装置が待機状態にあ
    る場合には、前記宛先指定工程の指定が宛先データか読
    み取り条件データかをオペレータに選択させることを特
    徴とする請求項11記載の画像処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記情報処理端末側で設定された読み
    取り条件データに基づいて読み取った画像データを、前
    記インターフェース手段により前記情報処理端末に送信
    する第3の送信工程と;前記インターフェース工程によ
    り前記情報処理端末に対して読み取り条件を設定するた
    めの設定画面を表示にしないように要求する要求工程
    と;を更に備え、 前記第1の送信工程の実行に際しては前記要求工程を実
    行し、前記第3の送信工程の実行に際しては前記要求工
    程を実行しない;ことを特徴とする請求項8記載の画像
    処理装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 所定のインターフェースで接続された
    画像処理装置を制御する方法であって、 オペレータが前記画像処理装置の読み取り条件データを
    設定するための設定画面を表示する表示工程と;前記設
    定画面で設定された読み取り条件データを前記インター
    フェースを介して前記画像処理装置に指示する指示工程
    と;前記インターフェースを介して前記画像処理装置か
    ら読み取った画像データを取得する取得工程と;前記画
    像処理装置からの要求に基づいて前記表示工程の実行の
    可否を制御する制御工程と;を備えたことを特徴とする
    画像処理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 所定のインターフェースで接続された
    画像処理装置を制御するプログラムを格納したコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体であって、 オペレータが前記画像処理装置の読み取り条件データを
    設定するための設定画面を表示する表示工程と;前記設
    定画面で設定された読み取り条件データを前記インター
    フェースを介して前記画像処理装置に指示する指示工程
    と;前記インターフェースを介して前記画像処理装置か
    ら読み取った画像データを取得する取得工程と;前記画
    像処理装置からの要求に基づいて前記表示工程の実行の
    可否を制御する制御工程と;を実行するためのプログラ
    ムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219700A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、配信システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2014130434A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成システム並びにこれを構成する画像形成装置及び情報処理装置

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