JP2002158822A - 画像処理装置、この制御方法および記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置、この制御方法および記憶媒体Info
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- JP2002158822A JP2002158822A JP2000353921A JP2000353921A JP2002158822A JP 2002158822 A JP2002158822 A JP 2002158822A JP 2000353921 A JP2000353921 A JP 2000353921A JP 2000353921 A JP2000353921 A JP 2000353921A JP 2002158822 A JP2002158822 A JP 2002158822A
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- image processing
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- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 読み取った画像を、公衆回線を介して、相手
装置に送信することができる画像処理装置において、読
み取った画像を、上記相手装置とは異なる情報処理端末
にアップロードする際に、オペレータの操作負担が少な
い画像処理装置等を提供することを目的とする。 【解決手段】 画像を読み取り、この読み取った画像
を、公衆回線を介して、複数の相手装置のうちの1つに
送信し、また上記相手装置とは異なる情報処理端末に送
信する画像処理装置において、上記相手装置の宛先を記
憶し、この記憶している相手装置の宛先のなかから、上
記読み取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定す
る宛先指定手段と、この宛先指定手段を動作させた状態
に応じ、上記読み取った画像を送信する宛先として、上
記情報処理端末または上記相手装置を選択する。
装置に送信することができる画像処理装置において、読
み取った画像を、上記相手装置とは異なる情報処理端末
にアップロードする際に、オペレータの操作負担が少な
い画像処理装置等を提供することを目的とする。 【解決手段】 画像を読み取り、この読み取った画像
を、公衆回線を介して、複数の相手装置のうちの1つに
送信し、また上記相手装置とは異なる情報処理端末に送
信する画像処理装置において、上記相手装置の宛先を記
憶し、この記憶している相手装置の宛先のなかから、上
記読み取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定す
る宛先指定手段と、この宛先指定手段を動作させた状態
に応じ、上記読み取った画像を送信する宛先として、上
記情報処理端末または上記相手装置を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取った原稿情
報を、外部に設けられている情報処理端末に送信するこ
とが可能な画像処理装置、この制御方法および記憶媒体
に関する。
報を、外部に設けられている情報処理端末に送信するこ
とが可能な画像処理装置、この制御方法および記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PC(パーソナルコンピュータ)
とファクシミリ装置とを所定のインタフェースによって
接続し、上記ファクシミリ装置が有する読み取り/記録
/FAX(ファクシミリ)送受信機能を、上記PCを用
いて使用する技術が注目されている。
とファクシミリ装置とを所定のインタフェースによって
接続し、上記ファクシミリ装置が有する読み取り/記録
/FAX(ファクシミリ)送受信機能を、上記PCを用
いて使用する技術が注目されている。
【0003】なお、上記所定のインタフェースとして、
たとえば、IEEE P1284規格に準拠した双方向
パラレルインタフェース等が使用される。
たとえば、IEEE P1284規格に準拠した双方向
パラレルインタフェース等が使用される。
【0004】ここで、上記ファクシミリ装置が、原稿を
読み取って上記PC上にアップロードする動作を説明す
る。
読み取って上記PC上にアップロードする動作を説明す
る。
【0005】まず、ファクシミリ装置の読み取り部にオ
ペレータが原稿をセットする。次に、PC側において、
画像を取り込むためのアプリケーションソフトウェア
(アプリケーション)を立ち上げ、このアプリケーショ
ンを用いて、原稿読み取り条件を設定する設定画面を起
動し、オペレータが各種の原稿読み取り条件を設定す
る。
ペレータが原稿をセットする。次に、PC側において、
画像を取り込むためのアプリケーションソフトウェア
(アプリケーション)を立ち上げ、このアプリケーショ
ンを用いて、原稿読み取り条件を設定する設定画面を起
動し、オペレータが各種の原稿読み取り条件を設定す
る。
【0006】原稿読み取り条件として、読み取り画像モ
ード(カラー、グレイスケール、2値のいずれかによっ
て画像を読み取るモード、または、スムージング処理を
施すか否かを指定するモード等)、読み取る画像の範
囲、PC上の画像格納位置等がある。
ード(カラー、グレイスケール、2値のいずれかによっ
て画像を読み取るモード、または、スムージング処理を
施すか否かを指定するモード等)、読み取る画像の範
囲、PC上の画像格納位置等がある。
【0007】所望の原稿読み取り条件を設定後、アプリ
ケーションからの起動(指示)によって、ファクシミリ
装置が原稿の読み取りを開始する。そして、この読み取
った画像は、上記所定のインタフェースを介して、PC
側にアップロードされ、PCにインストールされている
種々のアプリケーションの利用に供される。
ケーションからの起動(指示)によって、ファクシミリ
装置が原稿の読み取りを開始する。そして、この読み取
った画像は、上記所定のインタフェースを介して、PC
側にアップロードされ、PCにインストールされている
種々のアプリケーションの利用に供される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
において、公衆回線を介して、画像を送信するオペレー
タは、上記ファクシミリ装置に原稿をセットし、送信先
を指定し、送信する指示を行えばファクシミリ送信をす
ることができる。この場合、上記ファクシミリ装置が読
み取った原稿をPCにアップロードするオペレータは、
PC側の設定画面上で、所望の原稿読み取り条件をセッ
トしなければならず、さらに、ファクシミリ装置側でも
原稿をセットする等の操作をしなければならない。この
ため、PCとファクシミリ装置との間を、オペレータが
行き来しなければならない。
において、公衆回線を介して、画像を送信するオペレー
タは、上記ファクシミリ装置に原稿をセットし、送信先
を指定し、送信する指示を行えばファクシミリ送信をす
ることができる。この場合、上記ファクシミリ装置が読
み取った原稿をPCにアップロードするオペレータは、
PC側の設定画面上で、所望の原稿読み取り条件をセッ
トしなければならず、さらに、ファクシミリ装置側でも
原稿をセットする等の操作をしなければならない。この
ため、PCとファクシミリ装置との間を、オペレータが
行き来しなければならない。
【0009】したがって、ファクシミリ装置で原稿を読
み取って、PCにアップロードする際に、オペレータの
操作負担が大きいという問題がある。
み取って、PCにアップロードする際に、オペレータの
操作負担が大きいという問題がある。
【0010】なお、上記問題は、ファクシリミリ装置等
の画像処理装置が読み取った画像を、PC等の情報処理
端末にアップロードする場合にも発生する問題である。
の画像処理装置が読み取った画像を、PC等の情報処理
端末にアップロードする場合にも発生する問題である。
【0011】本発明は、読み取った画像を、公衆回線を
介して、相手装置に送信することができる画像処理装置
において、読み取った画像を、上記相手装置とは異なる
情報処理端末にアップロードする際に、オペレータの操
作負担が少ない画像処理装置、この画像処理装置の制御
方法、および記憶媒体を提供することを目的とする。
介して、相手装置に送信することができる画像処理装置
において、読み取った画像を、上記相手装置とは異なる
情報処理端末にアップロードする際に、オペレータの操
作負担が少ない画像処理装置、この画像処理装置の制御
方法、および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を読み取
り、この読み取った画像を、公衆回線を介して、複数の
相手装置のうちの1つに送信し、上記相手装置とは異な
る情報処理端末に送信する画像処理装置において、上記
相手装置の宛先を記憶し、この記憶している相手装置の
宛先のなかから、上記読み取った画像を送信すべき相手
装置の宛先を指定する宛先指定手段と、この宛先指定手
段を動作させた状態に応じ、上記読み取った画像を送信
する宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置
を選択する画像処理装置である。。
り、この読み取った画像を、公衆回線を介して、複数の
相手装置のうちの1つに送信し、上記相手装置とは異な
る情報処理端末に送信する画像処理装置において、上記
相手装置の宛先を記憶し、この記憶している相手装置の
宛先のなかから、上記読み取った画像を送信すべき相手
装置の宛先を指定する宛先指定手段と、この宛先指定手
段を動作させた状態に応じ、上記読み取った画像を送信
する宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置
を選択する画像処理装置である。。
【0013】また、本発明は、画像を読み取り、この読
み取った画像を、公衆回線を介して、複数の相手装置の
うちの1つに送信し、上記相手装置とは異なる情報処理
端末に送信する画像処理装置の制御方法において、上記
相手装置の宛先を記憶し、この記憶した相手装置の宛先
のなかから、上記読み取った画像を送信すべき相手装置
の宛先を指定する宛先指定段階と、この宛先指定段階に
おける動作状態に応じ、上記読み取った画像を送信する
宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置を選
択する画像処理装置の制御方法である。
み取った画像を、公衆回線を介して、複数の相手装置の
うちの1つに送信し、上記相手装置とは異なる情報処理
端末に送信する画像処理装置の制御方法において、上記
相手装置の宛先を記憶し、この記憶した相手装置の宛先
のなかから、上記読み取った画像を送信すべき相手装置
の宛先を指定する宛先指定段階と、この宛先指定段階に
おける動作状態に応じ、上記読み取った画像を送信する
宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置を選
択する画像処理装置の制御方法である。
【0014】また、本発明は、画像を読み取り、この読
み取った画像を、公衆回線を介して、複数の相手装置の
うちの1つに送信し、上記相手装置とは異なる情報処理
端末に送信する画像処理装置の制御手順において、上記
相手装置の宛先を記憶する宛先記憶手順と、上記宛先記
憶手順で記憶した相手装置の宛先のなかから、上記読み
取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定する宛先
指定手順と、上記宛先指定手順の動作状態に応じ、上記
読み取った画像を送信する宛先として、上記情報処理端
末または上記相手装置を選択する宛先選択手順とをコン
ピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体である。
み取った画像を、公衆回線を介して、複数の相手装置の
うちの1つに送信し、上記相手装置とは異なる情報処理
端末に送信する画像処理装置の制御手順において、上記
相手装置の宛先を記憶する宛先記憶手順と、上記宛先記
憶手順で記憶した相手装置の宛先のなかから、上記読み
取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定する宛先
指定手順と、上記宛先指定手順の動作状態に応じ、上記
読み取った画像を送信する宛先として、上記情報処理端
末または上記相手装置を選択する宛先選択手順とをコン
ピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明における第1の実施例である画像処理装置
100の構成を示すブロック図である。
1は、本発明における第1の実施例である画像処理装置
100の構成を示すブロック図である。
【0016】画像処理装置100に設けられているMP
U(マイクロプロセッサユニット)101は、システム
バス102を介して画像処理装置100の全体を制御す
る。また、システムバス102内には、データ信号線1
02a(図示せず)、プリンタ制御信号線102b(図
示せず)、プリンタ応答信号線102c(図示せず)が
含まれる。
U(マイクロプロセッサユニット)101は、システム
バス102を介して画像処理装置100の全体を制御す
る。また、システムバス102内には、データ信号線1
02a(図示せず)、プリンタ制御信号線102b(図
示せず)、プリンタ応答信号線102c(図示せず)が
含まれる。
【0017】ROM103は、MPU101が動作する
ためのインストラクション群等のプログラムコード、画
像処理装置100の各種動作の並行処理等を管理するオ
ペレーティングシステム(OS)のプログラムコード、
初期値データ、テーブルデータ等を格納しているメモリ
である。
ためのインストラクション群等のプログラムコード、画
像処理装置100の各種動作の並行処理等を管理するオ
ペレーティングシステム(OS)のプログラムコード、
初期値データ、テーブルデータ等を格納しているメモリ
である。
【0018】不揮発性メモリ136は、MPU101が
動作するためのインストラクション群等のプログラムコ
ード、初期値データ、テーブルデータ等を格納している
メモリである。この不揮発性メモリ136は、電源が切
れても情報が消えることはなく、消去命令があった場合
に、情報が消去されるようになっており、フラッシュE
EPROM(Electrically Erasab
le Programmable Read−only
Memory)等によって構成されている。
動作するためのインストラクション群等のプログラムコ
ード、初期値データ、テーブルデータ等を格納している
メモリである。この不揮発性メモリ136は、電源が切
れても情報が消えることはなく、消去命令があった場合
に、情報が消去されるようになっており、フラッシュE
EPROM(Electrically Erasab
le Programmable Read−only
Memory)等によって構成されている。
【0019】また、不揮発性メモリ136に格納されて
いるインストラクション群等のプログラムコード、初期
値データ、テープルデータ等は、後述する外部インタフ
ェース部127を介し、PC200から書き換えができ
るようになっている。
いるインストラクション群等のプログラムコード、初期
値データ、テープルデータ等は、後述する外部インタフ
ェース部127を介し、PC200から書き換えができ
るようになっている。
【0020】DRAM104は、画像バッファおよび画
像メモリ等に使用されるメモリであって、通信部121
と送受信する際の画像データ、PC200と送受信する
際のデータを、一時的に保持するバッファとして使用さ
れる。
像メモリ等に使用されるメモリであって、通信部121
と送受信する際の画像データ、PC200と送受信する
際のデータを、一時的に保持するバッファとして使用さ
れる。
【0021】また、DRAM104は、通信部121を
介して受信された画像データ、読み取り部101が読み
取った画像データ、PC200から送られてきた画像デ
ータ(ダウンロードファイル、アップロードファイル、
通信管理情報)を、ファイルとして蓄積するメモリとし
て使用される。
介して受信された画像データ、読み取り部101が読み
取った画像データ、PC200から送られてきた画像デ
ータ(ダウンロードファイル、アップロードファイル、
通信管理情報)を、ファイルとして蓄積するメモリとし
て使用される。
【0022】また、DRAM104は、バッテリーバッ
クアップによって、停電等の不慮の障害から保護されて
いる。
クアップによって、停電等の不慮の障害から保護されて
いる。
【0023】SRAM105は、オペレータ登録データ
エリア、ワークエリア等に使用されるメモリであり、バ
ッテリーバックアップによって停電等の不慮の障害から
保護されている。
エリア、ワークエリア等に使用されるメモリであり、バ
ッテリーバックアップによって停電等の不慮の障害から
保護されている。
【0024】読み取り部106は、密着型イメージセン
サ107、読み取り画像補正部108、読み取り画像処
理部109、読み取り駆動部110、SRAM111、
読み取り点灯制御部137等によって構成されている。
サ107、読み取り画像補正部108、読み取り画像処
理部109、読み取り駆動部110、SRAM111、
読み取り点灯制御部137等によって構成されている。
【0025】そして、読み取り駆動部110によって搬
送された原稿が、密着型イメージセンサ107の内部に
設けられているLED光源が発する光を受け、この受け
た光の一部を反射し、密着イメージセンサ107の内部
に設けられているフォトセンサが、上記反射した光を光
学的に読み取って、電気的な画像信号に変換するように
なっている。
送された原稿が、密着型イメージセンサ107の内部に
設けられているLED光源が発する光を受け、この受け
た光の一部を反射し、密着イメージセンサ107の内部
に設けられているフォトセンサが、上記反射した光を光
学的に読み取って、電気的な画像信号に変換するように
なっている。
【0026】上記画像信号に対し、読み取り画像補正部
108がシェーディング補正等を施し、読み取り画像処
理部109が、ガンマ処理、2値化処理、中間調処理、
およびRGBからCMYKに変換する色変換処理等を施
し、高精細な画像データを出力する。なお、SRAM1
11は、画像処理を行う際のバッファとして使用され
る。
108がシェーディング補正等を施し、読み取り画像処
理部109が、ガンマ処理、2値化処理、中間調処理、
およびRGBからCMYKに変換する色変換処理等を施
し、高精細な画像データを出力する。なお、SRAM1
11は、画像処理を行う際のバッファとして使用され
る。
【0027】また、読み取り部106は、原稿を搬送し
ながら読み取りを行うシート読み取り制御を行っている
が、原稿台に載っている原稿をスキャンするブック読み
取り制御を行うようにしてもよい。
ながら読み取りを行うシート読み取り制御を行っている
が、原稿台に載っている原稿をスキャンするブック読み
取り制御を行うようにしてもよい。
【0028】また、読み取り駆動部110において、光
源として、密着型イメージセンサを用いたが、CCD等
の他の光源を用いてもよい。
源として、密着型イメージセンサを用いたが、CCD等
の他の光源を用いてもよい。
【0029】記録部112は、SRAM111、記録デ
ータ復号化部113、記録画像処理部114、記録制御
用ワンチップマイコン115、レーザビームプリンタエ
ンジン116、記録インタフェース部117等によって
構成されている。
ータ復号化部113、記録画像処理部114、記録制御
用ワンチップマイコン115、レーザビームプリンタエ
ンジン116、記録インタフェース部117等によって
構成されている。
【0030】記録データ復号化部113は、ランレング
ス(RL)形式の画像データを生画像(RAW)データ
にデータ変換するものである。この際、参照ラインバッ
ファ用として、SRAM111のうち、レターサイズ画
像1ライン分のサイズ(640バイト)を使用する。
ス(RL)形式の画像データを生画像(RAW)データ
にデータ変換するものである。この際、参照ラインバッ
ファ用として、SRAM111のうち、レターサイズ画
像1ライン分のサイズ(640バイト)を使用する。
【0031】記録画像処理部114は、走査解像度8p
el/mmまたは16pel/mmの生画像データを、
プリンタの主走査解像度600dpi(dots pe
rinch)の生画像データに変換する解像度変換を
し、そして画像の変倍、スムージング、濃度補正等の各
種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、レー
ザビームプリンタに出力する。この際、画像処理を行う
前の生画像データ用として、SRAM111のうち、1
0ライン分のサイズ(640バイト×10ライン)を使
用する。
el/mmまたは16pel/mmの生画像データを、
プリンタの主走査解像度600dpi(dots pe
rinch)の生画像データに変換する解像度変換を
し、そして画像の変倍、スムージング、濃度補正等の各
種画像処理を施して高精細な画像データに変換し、レー
ザビームプリンタに出力する。この際、画像処理を行う
前の生画像データ用として、SRAM111のうち、1
0ライン分のサイズ(640バイト×10ライン)を使
用する。
【0032】記録制御用ワンチップマイコン115は、
記録部112において各動作の制御を行う記録制御用M
PUであり、記録制御を行うための各種インストラクシ
ョンを記述したROM、ROMから、インストラクショ
ンを読み出す手段、読み出したインストラクションを処
理する処理手段、この処理手段が必要とする情報を記憶
するための入力が可能なRAM、上記処理手段によって
作り出された信号を出力する出力手段等によって構成さ
れ、これらの相互作用によって、レーザビームプリンタ
エンジン116の記録制御を行うための信号が入出力で
きるようになっている。
記録部112において各動作の制御を行う記録制御用M
PUであり、記録制御を行うための各種インストラクシ
ョンを記述したROM、ROMから、インストラクショ
ンを読み出す手段、読み出したインストラクションを処
理する処理手段、この処理手段が必要とする情報を記憶
するための入力が可能なRAM、上記処理手段によって
作り出された信号を出力する出力手段等によって構成さ
れ、これらの相互作用によって、レーザビームプリンタ
エンジン116の記録制御を行うための信号が入出力で
きるようになっている。
【0033】レーザビームブリンタエンジン116は、
画像情報に応じてレーザ点灯を制御し、この制御された
レーザ光をドラムに照射し、ドラム上の静電気を変化さ
せて潜像を形成するものである。
画像情報に応じてレーザ点灯を制御し、この制御された
レーザ光をドラムに照射し、ドラム上の静電気を変化さ
せて潜像を形成するものである。
【0034】そして、樹脂製微粉末であるトナーを用い
て潜像を可視像化して記録紙に転写し、さらに、記録紙
に熱を加えて、上記転写されたトナーを記録紙上に定着
させる。なお、本実施例における記録部112は、レー
ザプリンタによって構成されているが、インクジェット
プリンタ等のページプリンタによって構成されるように
してもよい。
て潜像を可視像化して記録紙に転写し、さらに、記録紙
に熱を加えて、上記転写されたトナーを記録紙上に定着
させる。なお、本実施例における記録部112は、レー
ザプリンタによって構成されているが、インクジェット
プリンタ等のページプリンタによって構成されるように
してもよい。
【0035】記録インタフェース117は、記録制御用
ワンチップマイコン115とMPU101とが連携をと
るためのインタフェースである。
ワンチップマイコン115とMPU101とが連携をと
るためのインタフェースである。
【0036】図2は、画像処理装置100に設けられて
いる操作部118と表示部119との詳細図である。
いる操作部118と表示部119との詳細図である。
【0037】操作部118は、ダイヤルするとき、デー
タを登録するとき、設定するとき等に用いるテンキー1
18a、各種機能を利用するときに使用されるファンク
ションキー118b、送信先を指定するときに使用する
宛先指定(宛先選択)キー群118c、PCスキャンモ
ード時の読み取り条件を選択するときに使用する読み取
り条件指定(読み取り条件選択)キー群118d、送
信、受信、コピー等を始めるときに用いるスタートキー
118e、PCスキャンを始めるときに用いるスキャン
キー118f、送信、登録、設定等の動作を中止したい
ときに用いるストップキー118g、各種登録、設定を
確定させるときに使用するセットキー118h等、各種
キースイッチ等によって構成され、画像処理装置100
の動作指示および各種情報の入力を行えるようになって
いる表示部119は、通信状況やデータの登録、設定、
確認メッセージ等各種メッセージを表示するLCD、通
信中に点灯するランプ、各種エラー時に点灯するラン
プ、読み取りモードや送信モード等を表示するランプ
等、各種LED等によって構成され、画像処理装置10
0の状態、発呼する相手の電話番号、時刻情報および操
作手順等の表示を行うようになっている。
タを登録するとき、設定するとき等に用いるテンキー1
18a、各種機能を利用するときに使用されるファンク
ションキー118b、送信先を指定するときに使用する
宛先指定(宛先選択)キー群118c、PCスキャンモ
ード時の読み取り条件を選択するときに使用する読み取
り条件指定(読み取り条件選択)キー群118d、送
信、受信、コピー等を始めるときに用いるスタートキー
118e、PCスキャンを始めるときに用いるスキャン
キー118f、送信、登録、設定等の動作を中止したい
ときに用いるストップキー118g、各種登録、設定を
確定させるときに使用するセットキー118h等、各種
キースイッチ等によって構成され、画像処理装置100
の動作指示および各種情報の入力を行えるようになって
いる表示部119は、通信状況やデータの登録、設定、
確認メッセージ等各種メッセージを表示するLCD、通
信中に点灯するランプ、各種エラー時に点灯するラン
プ、読み取りモードや送信モード等を表示するランプ
等、各種LED等によって構成され、画像処理装置10
0の状態、発呼する相手の電話番号、時刻情報および操
作手順等の表示を行うようになっている。
【0038】パネルインタフェース部120は、MPU
101が、操作部118および表示部119と連携を取
るために使用されるインタフェースである。
101が、操作部118および表示部119と連携を取
るために使用されるインタフェースである。
【0039】通信部121は、DSU(回線接続装
置)、NCU(網制御装置)等によって構成される通信
接続部122と、モデム(変復調装置)等によって構成
される通信制御部123とを有する。
置)、NCU(網制御装置)等によって構成される通信
接続部122と、モデム(変復調装置)等によって構成
される通信制御部123とを有する。
【0040】そして、通信部121は、PSTN回線、
ISDN回線等の通信網124に接続され、G3および
G4のプロトコルによって、通信制御、通信回線に対す
る発呼および着呼等の回線制御を行うものである。さら
に、通信部121は、電話機125を接続され、通信、
DTMFリモート制御等を行うことも可能である。
ISDN回線等の通信網124に接続され、G3および
G4のプロトコルによって、通信制御、通信回線に対す
る発呼および着呼等の回線制御を行うものである。さら
に、通信部121は、電話機125を接続され、通信、
DTMFリモート制御等を行うことも可能である。
【0041】音響装置126は、エラー状態を示す音
響、動作終了を示す音響、操作を促す音響等を発生する
スピーカ等によって構成され、各種状態を、音響を用い
てオペレータに通知するものである。
響、動作終了を示す音響、操作を促す音響等を発生する
スピーカ等によって構成され、各種状態を、音響を用い
てオペレータに通知するものである。
【0042】外部インタフェース部127は、PC20
0との間において、データ送受信を行うものである。ま
た、外部インタフェース部127を介して、PC200
から画像処理装置100を制御できるようになってい
る。
0との間において、データ送受信を行うものである。ま
た、外部インタフェース部127を介して、PC200
から画像処理装置100を制御できるようになってい
る。
【0043】たとえば、読み取り部106で原稿を読み
取ったときの画像データ、および通信部121を経由し
て受信した画像データを、外部インタフェース部127
を介して、PC200にアップロードして加工を行い、
または、PC200において加工された画像データを、
外部インタフェース部127を介して、画像処理装置1
00にダウンロードし、記録部112を用いて記録を行
い、通信部121を経由して送信することができるよう
になっている。
取ったときの画像データ、および通信部121を経由し
て受信した画像データを、外部インタフェース部127
を介して、PC200にアップロードして加工を行い、
または、PC200において加工された画像データを、
外部インタフェース部127を介して、画像処理装置1
00にダウンロードし、記録部112を用いて記録を行
い、通信部121を経由して送信することができるよう
になっている。
【0044】このインタフェースは、RS232C、I
EEE P1284、SCSI、USB、IEEE13
94等のいずれであってもよいが、本実施例では、IE
EEP1284規格に記載されている双方向パラレルイ
ンタフェースに準拠したインタフェース仕様としてい
る。また、PC200には、リモート操作を行うための
アプリケーションソフトおよびドライバソフトがインス
トールされている。
EEE P1284、SCSI、USB、IEEE13
94等のいずれであってもよいが、本実施例では、IE
EEP1284規格に記載されている双方向パラレルイ
ンタフェースに準拠したインタフェース仕様としてい
る。また、PC200には、リモート操作を行うための
アプリケーションソフトおよびドライバソフトがインス
トールされている。
【0045】不揮発性記憶装置128は、画像情報等を
保存するときに使用される大容量の不揮発性のメモリで
ある。この不揮発性記憶装置128は、電源が切れても
情報が消えることはなく、消去命令があった場合に情報
が消去されるものであり、ハードディスク、光ディスク
等とそのドライブ等とによって構成される。
保存するときに使用される大容量の不揮発性のメモリで
ある。この不揮発性記憶装置128は、電源が切れても
情報が消えることはなく、消去命令があった場合に情報
が消去されるものであり、ハードディスク、光ディスク
等とそのドライブ等とによって構成される。
【0046】画像符号/復号部129は、MH、MR、
MMR、JPEG、TIFF符号等を用いて、画像デー
タの符号化・復号化を行うものであり、画像復号化部1
29a、画像符号化部129b、RAM129cによっ
て構成される。
MMR、JPEG、TIFF符号等を用いて、画像デー
タの符号化・復号化を行うものであり、画像復号化部1
29a、画像符号化部129b、RAM129cによっ
て構成される。
【0047】電源供給部130は、画像処理装置100
に電源を供給するものである。
に電源を供給するものである。
【0048】外部インタフェース信号線132は、外部
データ信号線132a、外部制御信号線132b、外部
応答信号線132cによって構成される。
データ信号線132a、外部制御信号線132b、外部
応答信号線132cによって構成される。
【0049】なお、外部データ信号線132aは、PC
200と外部インタフェース部127との間でデータ転
送を行うためのデータバスである。
200と外部インタフェース部127との間でデータ転
送を行うためのデータバスである。
【0050】また、外部制御信号線132bは、PC2
00側が制御する信号線であり、IEEE P1284
規格に記載されているnSelectIn信号、nSt
robe信号、nAutoFd信号、nInit信号等
を伝送する。
00側が制御する信号線であり、IEEE P1284
規格に記載されているnSelectIn信号、nSt
robe信号、nAutoFd信号、nInit信号等
を伝送する。
【0051】また、外部応答信号線132cは、外部イ
ンタフェース部127側が制御する信号線であり、IE
EE P1284規格に記載されているBusy信号、
nAck信号、nFault信号、PFrror信号、
Select信号等を伝送する。
ンタフェース部127側が制御する信号線であり、IE
EE P1284規格に記載されているBusy信号、
nAck信号、nFault信号、PFrror信号、
Select信号等を伝送する。
【0052】上記各々の信号線の動作は、IEEE P
1284規格に準拠しており、PC200と外部インタ
フェース部127との間では、双方向のデータ転送が可
能である。
1284規格に準拠しており、PC200と外部インタ
フェース部127との間では、双方向のデータ転送が可
能である。
【0053】図3は、画像処理装置100に接続される
PC(パーソナルコンピュータ)200の構成を示すブ
ロック図である。
PC(パーソナルコンピュータ)200の構成を示すブ
ロック図である。
【0054】PC200において、CPU3は、ROM
4に記憶されているプログラム、ハードディスク(HD
D)7に記憶されているプログラム、または、その他の
記憶媒体(図示せず)によって供給されるプログラムを
実行し、システムバス13に接続されている各ブロック
を総括的に制御するものである。
4に記憶されているプログラム、ハードディスク(HD
D)7に記憶されているプログラム、または、その他の
記憶媒体(図示せず)によって供給されるプログラムを
実行し、システムバス13に接続されている各ブロック
を総括的に制御するものである。
【0055】RAM5は、CPU3の主メモリ、ワーク
エリア等として機能するメモリである。
エリア等として機能するメモリである。
【0056】KBC(キーボードコントローラ)6は、
KB(キーボード)10、ポインティングデバイス等
(図示せず)から入力される指示を制御するコントロー
ラである。
KB(キーボード)10、ポインティングデバイス等
(図示せず)から入力される指示を制御するコントロー
ラである。
【0057】CRTC(CRTコントローラ)8は、C
RT(CRTディスプレイ)12の表示を制御するコン
トローラであり、HDC(ディスクコントローラ)7
は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集
ファイル、オペレータファイル、プログラム等を記憶す
るHDD(ハードディスク)11、その他の記憶媒体
(図示せず)へのアクセスを制御するコントローラであ
る。
RT(CRTディスプレイ)12の表示を制御するコン
トローラであり、HDC(ディスクコントローラ)7
は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集
ファイル、オペレータファイル、プログラム等を記憶す
るHDD(ハードディスク)11、その他の記憶媒体
(図示せず)へのアクセスを制御するコントローラであ
る。
【0058】PORT(ポート)9は、画像処理装置1
00を接続するためのインタフェース部であり、RS2
32C、IEEE P1284、SCSI、USB、I
EEE1394、イーサネット(登録商標)、TCP/
IP等のインタフェースに準拠したハードウェアおよび
ソフトウエアで構成されている。
00を接続するためのインタフェース部であり、RS2
32C、IEEE P1284、SCSI、USB、I
EEE1394、イーサネット(登録商標)、TCP/
IP等のインタフェースに準拠したハードウェアおよび
ソフトウエアで構成されている。
【0059】ここで、HDD11には、PORT9を介
して画像処理装置100を制御し、読み取った画像をア
ップロードするときの制御を実行するドライバソフト、
および、読み取った画像を取り込むために利用するアプ
リケーションソフトが格納されている。
して画像処理装置100を制御し、読み取った画像をア
ップロードするときの制御を実行するドライバソフト、
および、読み取った画像を取り込むために利用するアプ
リケーションソフトが格納されている。
【0060】<PC200からの読み取り条件の登録>
図4は、PC200ヘアップロードする原稿を読み取る
際に使用する読み取り条件を、PC200から画像処理
装置100にダウンロードする動作を示すフローチャー
トである。
図4は、PC200ヘアップロードする原稿を読み取る
際に使用する読み取り条件を、PC200から画像処理
装置100にダウンロードする動作を示すフローチャー
トである。
【0061】まず、画像処理装置100の電源を、オペ
レータがONし(S1)、続いて、PC200の電源を
オペレータがONする(S2)。ここで、画像処理装置
100が画像を読み取り、この読み取った画像をPC2
00にアップロードするためのスキャナアプリケーショ
ンソフトが、PC200には予めインストールされてい
るものとする。
レータがONし(S1)、続いて、PC200の電源を
オペレータがONする(S2)。ここで、画像処理装置
100が画像を読み取り、この読み取った画像をPC2
00にアップロードするためのスキャナアプリケーショ
ンソフトが、PC200には予めインストールされてい
るものとする。
【0062】続いて、オペレータが、PC200おいて
スキャナアプリケーションソフトを起動する(S3)。
この状態において、PC200は、PORT9を介し
て、画像処理装置100に設けられている外部インタフ
ェース部127と接続され、IEEE P1284に基
づいたパラレルインタフェースに従って、画像処理装置
100との間でデータのやり取りを行える状態になって
いる。
スキャナアプリケーションソフトを起動する(S3)。
この状態において、PC200は、PORT9を介し
て、画像処理装置100に設けられている外部インタフ
ェース部127と接続され、IEEE P1284に基
づいたパラレルインタフェースに従って、画像処理装置
100との間でデータのやり取りを行える状態になって
いる。
【0063】実際のスキャンにあたっては、どのような
条件によって画像を読み取るべきかを、画像処理装置1
00に指定しておく必要がある。このためステップS4
で示すように、スキャナアプリケーションソフトからス
キャナの読み取り条件を設定するか否かを指定すること
ができる。
条件によって画像を読み取るべきかを、画像処理装置1
00に指定しておく必要がある。このためステップS4
で示すように、スキャナアプリケーションソフトからス
キャナの読み取り条件を設定するか否かを指定すること
ができる。
【0064】PC200は、スキャナ読み取り条件を設
定することが指定された場合(S4)、読み取りモード
(スキャンモード)を設定する(S5)。なお、読み取
りモードは、カラー/グレイスケール/白黒の中から選
択される。
定することが指定された場合(S4)、読み取りモード
(スキャンモード)を設定する(S5)。なお、読み取
りモードは、カラー/グレイスケール/白黒の中から選
択される。
【0065】続いて、解像度を設定する(S6)。な
お、解像度の設定方法として、75DPI、100DP
I、200DPI、300DPI、400DPI、60
0DPIのなかから選択して設定する方法と、75〜6
00DPIの範囲内において、値を任意に設定する方法
とがある。
お、解像度の設定方法として、75DPI、100DP
I、200DPI、300DPI、400DPI、60
0DPIのなかから選択して設定する方法と、75〜6
00DPIの範囲内において、値を任意に設定する方法
とがある。
【0066】続いて、スキャンエリアを設定する(S
7)。このスキャンエリアの設定は、はがき、B5、L
ETTER、A4、LEGAL版等の一般に知られた紙
サイズの中から選択して設定する方法と、スキャン可能
範囲のうち、任意の範囲を指定して設定する方法とがあ
る。たとえばPC200がPC99仕様に基づいたパー
ソナルコンピュータであって、オペレーテイングシステ
ムとしてマイクロソフト社のWindows2000が
動作している場合、KB(キーボード)10とともに設
けられているマウスを使用して任意の範囲を簡単に入力
することが可能である。
7)。このスキャンエリアの設定は、はがき、B5、L
ETTER、A4、LEGAL版等の一般に知られた紙
サイズの中から選択して設定する方法と、スキャン可能
範囲のうち、任意の範囲を指定して設定する方法とがあ
る。たとえばPC200がPC99仕様に基づいたパー
ソナルコンピュータであって、オペレーテイングシステ
ムとしてマイクロソフト社のWindows2000が
動作している場合、KB(キーボード)10とともに設
けられているマウスを使用して任意の範囲を簡単に入力
することが可能である。
【0067】次に、スキャン倍率を設定する(S8)。
スキャン倍率とは、実際に読み取った画像を拡大または
縮小して、データ変換を行うための倍率設定の値であ
り、25%〜400%の範囲で任意に設定することがで
きる 続いて、コントラスト/明るさ/ガンマ値の設定を行う
(S9)。これによって、読み取った画像の濃淡ばらつ
きを補正することができる。
スキャン倍率とは、実際に読み取った画像を拡大または
縮小して、データ変換を行うための倍率設定の値であ
り、25%〜400%の範囲で任意に設定することがで
きる 続いて、コントラスト/明るさ/ガンマ値の設定を行う
(S9)。これによって、読み取った画像の濃淡ばらつ
きを補正することができる。
【0068】次に、アップロードする画像の格納位置
(場所)を設定し入力する(S10)。画像は、PC2
00に設けられているHDD7の特定個所に格納される
わけであるが、上述したようにPC200上でマイクロ
ソフト社のWindows2000が動作している場合
には、その特定個所をドライブやフォルダ(ディレクト
リ)という概念で指定することができる。たとえば
「C:/temp」というように指定しておけば、アッ
プロードされた画像データについてスキャナアプリケー
ションソフトが自動的にファイル名を生成し、ファイル
としてデータを記憶することができる。
(場所)を設定し入力する(S10)。画像は、PC2
00に設けられているHDD7の特定個所に格納される
わけであるが、上述したようにPC200上でマイクロ
ソフト社のWindows2000が動作している場合
には、その特定個所をドライブやフォルダ(ディレクト
リ)という概念で指定することができる。たとえば
「C:/temp」というように指定しておけば、アッ
プロードされた画像データについてスキャナアプリケー
ションソフトが自動的にファイル名を生成し、ファイル
としてデータを記憶することができる。
【0069】続いて、符号化方式を設定する(S1
1)。なお、符号化方式は、JPEG圧縮、TIFF圧
縮、MR圧縮、生画像の中から選択して設定する。
1)。なお、符号化方式は、JPEG圧縮、TIFF圧
縮、MR圧縮、生画像の中から選択して設定する。
【0070】次に、ステップS5〜ステップS11にお
いて指定(設定)された読み取り条件を、PC200内
に記憶することが指定されたか否かを判断する(S1
2)。そして、上記読み取り条件を記憶することが指定
された場合、PC200のHDD7内に、上記読み取り
条件を記憶する(S13)。
いて指定(設定)された読み取り条件を、PC200内
に記憶することが指定されたか否かを判断する(S1
2)。そして、上記読み取り条件を記憶することが指定
された場合、PC200のHDD7内に、上記読み取り
条件を記憶する(S13)。
【0071】上記読み取り条件の記憶が終了した場合
(S13)、または、上記読み取り条件を、PC200
内に記憶する指定がされない場合(S12)、ステップ
S5〜ステップS11において指定した読み取り条件
を、画像処理装置100内に記憶(ダウンロード)する
ことが指定されたか否かを判断する(S14)。
(S13)、または、上記読み取り条件を、PC200
内に記憶する指定がされない場合(S12)、ステップ
S5〜ステップS11において指定した読み取り条件
を、画像処理装置100内に記憶(ダウンロード)する
ことが指定されたか否かを判断する(S14)。
【0072】そして、上記読み取り条件を、画像処理装
置100内に記憶することが指定された場合、この記憶
された上記読み取り条件を呼び出すときに使用するキー
として、操作部118に設けられている宛先指定キー群
118cのなかから所定のキーを選択し、この選択され
た所定のキーを、上記読み取り条件を呼び出すときに使
用するキーとして割り当てる設定をする(S15)。
置100内に記憶することが指定された場合、この記憶
された上記読み取り条件を呼び出すときに使用するキー
として、操作部118に設けられている宛先指定キー群
118cのなかから所定のキーを選択し、この選択され
た所定のキーを、上記読み取り条件を呼び出すときに使
用するキーとして割り当てる設定をする(S15)。
【0073】続いて、IEEE P1284に基づいた
パラレルインタフェースを経由して、上記読み取り条件
をPC200から画像処理装置100へダウンロードす
る(S16)。
パラレルインタフェースを経由して、上記読み取り条件
をPC200から画像処理装置100へダウンロードす
る(S16)。
【0074】読み取り条件を画像処理装置100にダウ
ンロードした場合(S16)、または、ステップS14
において、読み取り条件を、画像処理装置100内に記
憶することが指定されない場合、スキャナ読み取り条件
を設定することが指定されたか否かを判断する(S
4)。
ンロードした場合(S16)、または、ステップS14
において、読み取り条件を、画像処理装置100内に記
憶することが指定されない場合、スキャナ読み取り条件
を設定することが指定されたか否かを判断する(S
4)。
【0075】以上の動作によって、ステップS4におい
て、スキャナ読み取り条件を設定する場合の一連の操作
が終了する。なお、別のスキャナ読み取り条件を設定す
る場合は、上述した一連の操作を繰り返せばよい。
て、スキャナ読み取り条件を設定する場合の一連の操作
が終了する。なお、別のスキャナ読み取り条件を設定す
る場合は、上述した一連の操作を繰り返せばよい。
【0076】また、スキャナ読み取り条件を設定した
後、画像処理装置100に設けられているSRAM10
5に格納されたスキャン読み取り条件を呼び出すには、
定められた手順に従って、オペレータが必要とする読み
取り条件に対応したキーを、宛先指定キー群118cの
なかから選択し押し下げればよい。
後、画像処理装置100に設けられているSRAM10
5に格納されたスキャン読み取り条件を呼び出すには、
定められた手順に従って、オペレータが必要とする読み
取り条件に対応したキーを、宛先指定キー群118cの
なかから選択し押し下げればよい。
【0077】図5は、PC200と画像処理装置(MF
P)100との間のコマンドインタフェースを示す図で
ある。
P)100との間のコマンドインタフェースを示す図で
ある。
【0078】画像処理装置100の動作を指示するコマ
ンド1001と、これに付随するパラメータ1002と
が、PORT9を介して、PC200から画像処理装置
100へ送られる。これに対して画像処理装置100
は、レスポンス1003をPC200へ返し、コマンド
1001およびパラメータ1002の指示に基づいた動
作を実行する。
ンド1001と、これに付随するパラメータ1002と
が、PORT9を介して、PC200から画像処理装置
100へ送られる。これに対して画像処理装置100
は、レスポンス1003をPC200へ返し、コマンド
1001およびパラメータ1002の指示に基づいた動
作を実行する。
【0079】読み取り条件データを、画像処理装置10
0がダウンロードする際、読み取り条件をダウンロード
する旨の指示が、コマンド1001にセットされ、スキ
ャンモード、解像度、スキャンエリア、スキャン倍率、
コントラスト、明るさ、ガンマ値、アップロードファイ
ル格納場所、符号化方式等の各種読み取り条件が、パラ
メータ1002にセットされる。
0がダウンロードする際、読み取り条件をダウンロード
する旨の指示が、コマンド1001にセットされ、スキ
ャンモード、解像度、スキャンエリア、スキャン倍率、
コントラスト、明るさ、ガンマ値、アップロードファイ
ル格納場所、符号化方式等の各種読み取り条件が、パラ
メータ1002にセットされる。
【0080】このコマンド1001およびこのパラメー
タ1002は、画像処理装置100に設けられている外
部インタフェース部127において受信され、外部イン
タフェース部127が発する入力割込み信号に応じて、
MPU101の制御の下、1バイトずつ、DRAM10
4に設けられている受信バッファに転送される。受信バ
ッファに転送されたコマンドコードは、MPU101に
よって処理される。
タ1002は、画像処理装置100に設けられている外
部インタフェース部127において受信され、外部イン
タフェース部127が発する入力割込み信号に応じて、
MPU101の制御の下、1バイトずつ、DRAM10
4に設けられている受信バッファに転送される。受信バ
ッファに転送されたコマンドコードは、MPU101に
よって処理される。
【0081】上記コマンドを受信した後、MPU101
は、このコマンドに対応するレスポンス1003を生成
し、PC200に送出する。
は、このコマンドに対応するレスポンス1003を生成
し、PC200に送出する。
【0082】なお、このレスポンスの種類として、受信
したコマンド1001が受け付けられたことを示すOK
レスポンス、受信したコマンド1001が誤っていたた
めに受け付けることができなかったことを示すNGレス
ポンス、動作中等の理由によって受信したコマンドが現
在受け付けられないことを示すBUSYレスポンスがあ
る。
したコマンド1001が受け付けられたことを示すOK
レスポンス、受信したコマンド1001が誤っていたた
めに受け付けることができなかったことを示すNGレス
ポンス、動作中等の理由によって受信したコマンドが現
在受け付けられないことを示すBUSYレスポンスがあ
る。
【0083】また、画像処理装置100側からレスポン
ス1003とともにパラメータ(図示せず)を返却する
ことも可能であり、ファイルやページの属性、指示され
たコマンドに対応した装置情報、画像データおよび画像
サイズ情報等をパラメータとしてPC200へ送ること
ができる。
ス1003とともにパラメータ(図示せず)を返却する
ことも可能であり、ファイルやページの属性、指示され
たコマンドに対応した装置情報、画像データおよび画像
サイズ情報等をパラメータとしてPC200へ送ること
ができる。
【0084】レスポンス1003は、MPU101によ
って、DRAM104に設けられている送信バッファに
セットされ、外部インタフェース部127が発する入力
割込み信号に応じて、MPU101の制御の下、1バイ
トずつ外部インタフェース部127に転送され、この後
PC200へ送出される。
って、DRAM104に設けられている送信バッファに
セットされ、外部インタフェース部127が発する入力
割込み信号に応じて、MPU101の制御の下、1バイ
トずつ外部インタフェース部127に転送され、この後
PC200へ送出される。
【0085】上述のように読み取り条件をダウンロード
する場合、MPU101は、ダウンロードする読み取り
条件データを、宛先指定キー群118cのうちのいずれ
かのキーと対応づけて、SRAM105に格納する。
する場合、MPU101は、ダウンロードする読み取り
条件データを、宛先指定キー群118cのうちのいずれ
かのキーと対応づけて、SRAM105に格納する。
【0086】なお、PC200と画像処理装置100と
の間に設けられているインタフェース127は、読み取
り条件を設定する場合以外の各種設定をするときにも使
用される。たとえば、画像処理装置100の状態をPC
200へ通知するときに使用され、画像処理装置100
をプリンタ装置として使うときに、PC200からの画
像情報を受信するために使用され、画像処理装置100
をスキャナ装置として使うときに、画像情報をPC20
0へ送信するために使用され、また、PC−FAXとし
て使用するときに、送受信データをアップロード、ダウ
ンロードするために使用される。
の間に設けられているインタフェース127は、読み取
り条件を設定する場合以外の各種設定をするときにも使
用される。たとえば、画像処理装置100の状態をPC
200へ通知するときに使用され、画像処理装置100
をプリンタ装置として使うときに、PC200からの画
像情報を受信するために使用され、画像処理装置100
をスキャナ装置として使うときに、画像情報をPC20
0へ送信するために使用され、また、PC−FAXとし
て使用するときに、送受信データをアップロード、ダウ
ンロードするために使用される。
【0087】<画像処理装置100における読み取り条
件の登録>図6は、画像処理装置100において、読み
取り条件を登録する動作を示すフローチャートである。
件の登録>図6は、画像処理装置100において、読み
取り条件を登録する動作を示すフローチャートである。
【0088】オペレータが、画像処理装置100の電源
をONし(S1a)、続いて、オペレータが、PC20
0の電源をONする(S2a)。ここでPC200に
は、画像処理装置100を用いて画像を読み取り、この
読み取った画像をPC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトが予めインストールさ
れているものとする。
をONし(S1a)、続いて、オペレータが、PC20
0の電源をONする(S2a)。ここでPC200に
は、画像処理装置100を用いて画像を読み取り、この
読み取った画像をPC200にアップロードするための
スキャナアプリケーションソフトが予めインストールさ
れているものとする。
【0089】続いて、PC200において、オペレータ
がスキャナアプリケーションソフトを起動する(S3
a)。
がスキャナアプリケーションソフトを起動する(S3
a)。
【0090】なお、上記状態において、PC200は、
PORT9を介して画像処理装置100の外部インタフ
ェース部127と接続されており、IEEE P128
4に基づいたパラレルインタフェースに従って、PC2
00が画像処理装置100との間でデータのやり取りを
行える状態になっている。
PORT9を介して画像処理装置100の外部インタフ
ェース部127と接続されており、IEEE P128
4に基づいたパラレルインタフェースに従って、PC2
00が画像処理装置100との間でデータのやり取りを
行える状態になっている。
【0091】ところで、画像処理装置100が、実際に
スキャンをする場合、どのような条件によって画像を読
み取るべきかを指定しておく必要がある。このためにス
テップS201において、スキャナアプリケーションソ
フトから読み取り条件を設定するか否かを指定すること
ができる。
スキャンをする場合、どのような条件によって画像を読
み取るべきかを指定しておく必要がある。このためにス
テップS201において、スキャナアプリケーションソ
フトから読み取り条件を設定するか否かを指定すること
ができる。
【0092】画像処理装置100は、PC200を用い
て、読み取り条件を設定することが指定されたか否かを
判断し(S201)、情報処理端末200を用いて読み
取り条件を設定することが指定された場合、情報処理端
末200において、読み取り条件を入力し(S20
2)、この入力された読み取り条件を、画像処理装置1
00がダウンロードする(S203)。なお、上記スッ
テプS202〜S203の動作の詳細は、図4において
説明したステップS5〜ステップS16の動作と同じで
ある。
て、読み取り条件を設定することが指定されたか否かを
判断し(S201)、情報処理端末200を用いて読み
取り条件を設定することが指定された場合、情報処理端
末200において、読み取り条件を入力し(S20
2)、この入力された読み取り条件を、画像処理装置1
00がダウンロードする(S203)。なお、上記スッ
テプS202〜S203の動作の詳細は、図4において
説明したステップS5〜ステップS16の動作と同じで
ある。
【0093】ステップS201において、PC200を
用いてスキャナ読み取り条件を設定することが指定され
ない場合、画像処理装置100は、画像処理装置100
を用いてスキャナ読み取り条件を設定する旨の指定がさ
れたか否かを判断する(S204)。
用いてスキャナ読み取り条件を設定することが指定され
ない場合、画像処理装置100は、画像処理装置100
を用いてスキャナ読み取り条件を設定する旨の指定がさ
れたか否かを判断する(S204)。
【0094】そして、画像処理装置100を用いてスキ
ャナ読み取り条件を設定することが指定された場合(S
204)、設定モードの導入手順を行う(S205)。
本実施例では、まずファンクションキー118bを押し
た後に、テンキー118aのなかの「2」のキーを押せ
ば、設定モードの導入が行われる。
ャナ読み取り条件を設定することが指定された場合(S
204)、設定モードの導入手順を行う(S205)。
本実施例では、まずファンクションキー118bを押し
た後に、テンキー118aのなかの「2」のキーを押せ
ば、設定モードの導入が行われる。
【0095】続いて、読み取り(スキャン)モードを設
定する(S206)。読み取りモードは、カラー/グレ
イスケール/白黒の中から選択して設定する。
定する(S206)。読み取りモードは、カラー/グレ
イスケール/白黒の中から選択して設定する。
【0096】次に、解像度を設定する(S207)。設
定方法として、75〜600DPIの範囲内において任
意の値を設定する。
定方法として、75〜600DPIの範囲内において任
意の値を設定する。
【0097】続いて、スキャンエリアを設定する(S2
08)。このスキャンエリアの設定は、はがき、B5、
LETTER、A4、LEGAL版等の一般に知られた
紙サイズのなかから選んで設定する。
08)。このスキャンエリアの設定は、はがき、B5、
LETTER、A4、LEGAL版等の一般に知られた
紙サイズのなかから選んで設定する。
【0098】次に、スキャン倍率を入力し設定する(S
209)。スキャン倍率とは、実際に読み取った画像を
拡大または縮小してデータ変換を行うための倍率設定の
値のことであり、25%〜400%の範囲で任意に設定
することができる。
209)。スキャン倍率とは、実際に読み取った画像を
拡大または縮小してデータ変換を行うための倍率設定の
値のことであり、25%〜400%の範囲で任意に設定
することができる。
【0099】続いて、コントラスト/明るさ/ガンマ値
の設定を行う(S210)。これによって、読み取った
画像の濃淡ばらつきを補正することができる。
の設定を行う(S210)。これによって、読み取った
画像の濃淡ばらつきを補正することができる。
【0100】次に、画像処理装置100からPC200
へアップロードした画像の格納位置(PC200内の格
納位置)を選択する(S211)。この格納位置として
選択できるのは、PC200において、アプリケーショ
ンソフト上で指定されているデフォルト位置、または、
PC200から画像処理装置100にダウンロードされ
る画像の読み取り条件において、宛先指定キー群118
cのなかの所定のキーに関連付けられている画像格納位
置(画像格納場所)である。なお、テンキー118a等
を用い、たとえば「C:/temp」のような文字デー
タによって、格納位置を入力するようにしてもよい。
へアップロードした画像の格納位置(PC200内の格
納位置)を選択する(S211)。この格納位置として
選択できるのは、PC200において、アプリケーショ
ンソフト上で指定されているデフォルト位置、または、
PC200から画像処理装置100にダウンロードされ
る画像の読み取り条件において、宛先指定キー群118
cのなかの所定のキーに関連付けられている画像格納位
置(画像格納場所)である。なお、テンキー118a等
を用い、たとえば「C:/temp」のような文字デー
タによって、格納位置を入力するようにしてもよい。
【0101】続いて、符号化方式を設定する(S21
2)。なお、符号化方式は、JPEG圧縮、TIFF圧
縮、MR圧縮、生画像のなかから選択して設定する。
2)。なお、符号化方式は、JPEG圧縮、TIFF圧
縮、MR圧縮、生画像のなかから選択して設定する。
【0102】次に、ステップS206〜ステップS21
2で指定(設定)した読み取り条件を、画像処理装置1
00内に記憶することが指定されたか否かを判断する
(S213)。
2で指定(設定)した読み取り条件を、画像処理装置1
00内に記憶することが指定されたか否かを判断する
(S213)。
【0103】そして、読み取り条件を、画像処理装置1
00内に記憶することが指定された場合(S213)、
操作部118に設けられている宛先指定キー群118c
のなかから、所定のキーをオペレータが選択し、セット
キー118hを押し下げれば設定が完了する。そしてこ
のときに、上記選択された所定のキーと、上記読み取り
条件とを関連づけ、情報処理装置100が記憶する(S
214)。なお、上記選択された所定のキーが、上記読
み取り条件を呼び出すときに使用されるキーとなる。
00内に記憶することが指定された場合(S213)、
操作部118に設けられている宛先指定キー群118c
のなかから、所定のキーをオペレータが選択し、セット
キー118hを押し下げれば設定が完了する。そしてこ
のときに、上記選択された所定のキーと、上記読み取り
条件とを関連づけ、情報処理装置100が記憶する(S
214)。なお、上記選択された所定のキーが、上記読
み取り条件を呼び出すときに使用されるキーとなる。
【0104】ステップS213において、読み取り条件
を記憶することが指定されない場合、または、読み取り
条件の設定が終了した場合(S214)、画像処理装置
100は、画像処理装置100を用いて読み取り条件を
設定する旨の指定がされたか否かを判断する(S20
4)。
を記憶することが指定されない場合、または、読み取り
条件の設定が終了した場合(S214)、画像処理装置
100は、画像処理装置100を用いて読み取り条件を
設定する旨の指定がされたか否かを判断する(S20
4)。
【0105】ここで、上記処理に対し、MPU101
は、読み取り条件データを、宛先指定キー群118cの
うちのいずれかのキーに対応づけてSRAM105に格
納する。そして、読み取り条件指定キー群118cのな
かのいずれのキーが押し下げられたかに応じて、この押
し下げられたキーに対応する読み取り条件データをSR
AM105から引き出して使用する。
は、読み取り条件データを、宛先指定キー群118cの
うちのいずれかのキーに対応づけてSRAM105に格
納する。そして、読み取り条件指定キー群118cのな
かのいずれのキーが押し下げられたかに応じて、この押
し下げられたキーに対応する読み取り条件データをSR
AM105から引き出して使用する。
【0106】なお、読み取り条件が複数存在する場合に
は、これら複数の読み取り条件の各々に、宛先指定キー
群118cのなかのいずれかのキーを対応づけて、SR
AM105に格納する。
は、これら複数の読み取り条件の各々に、宛先指定キー
群118cのなかのいずれかのキーを対応づけて、SR
AM105に格納する。
【0107】なお、上述の読み取り条件の設定におい
て、宛先指定キー群118cのうちのいずれかのキーに
対応させて、読み取り条件を設定しているが、宛先指定
キー群118cのうちのいずれかのキーに代えて、読み
取り条件指定キー群118dのうちのいずれかのキーを
用いてもよい。
て、宛先指定キー群118cのうちのいずれかのキーに
対応させて、読み取り条件を設定しているが、宛先指定
キー群118cのうちのいずれかのキーに代えて、読み
取り条件指定キー群118dのうちのいずれかのキーを
用いてもよい。
【0108】<電話番号の登録>次に、画像処理装置1
00に設けられている宛先指定キー群118cに電話番
号を登録する動作について説明する。
00に設けられている宛先指定キー群118cに電話番
号を登録する動作について説明する。
【0109】まず、宛先指定キー群118cに対応づけ
て電話番号を登録する登録モードを起動するために、フ
ァンクションキー118bを押し下げた後、テンキー1
18aのなかの「1」キーを押し下げる。
て電話番号を登録する登録モードを起動するために、フ
ァンクションキー118bを押し下げた後、テンキー1
18aのなかの「1」キーを押し下げる。
【0110】登録モードが起動した後、登録する電話番
号に対応するキーを、宛先指定キー群118cのなかか
ら選択すべき旨が、表示部119において表示されるの
で、オペレータは、宛先指定キー群118cのうち所定
のキーを押し下げる。所定の宛先指定キー118cを押
し下げた場合、上記所定の宛先指定キーに、宛先がすで
に登録されていると、この登録されている電話番号が表
示され、登録がされていなければ「Please In
put TEL No.」という表示がされる。
号に対応するキーを、宛先指定キー群118cのなかか
ら選択すべき旨が、表示部119において表示されるの
で、オペレータは、宛先指定キー群118cのうち所定
のキーを押し下げる。所定の宛先指定キー118cを押
し下げた場合、上記所定の宛先指定キーに、宛先がすで
に登録されていると、この登録されている電話番号が表
示され、登録がされていなければ「Please In
put TEL No.」という表示がされる。
【0111】続いて、上記表示に応じて、テンキー11
8aを用いて電話番号を入力する。なお、テンキー11
8aから入力される数字は、表示部119上に表示され
る。
8aを用いて電話番号を入力する。なお、テンキー11
8aから入力される数字は、表示部119上に表示され
る。
【0112】そして、電話番号の入力が終了すると、ス
タートキー118eを押し下げる。スタートキー118
eを押し下げると、表示部119に「Please I
nput the NAME」の表示がされる。この表
示に応じて、テンキー118a、ファンクションキー1
18bを用いて、アルファベットまたは数字を、宛先の
略称として入力する。この入力されたアルファベットま
たは数字は、表示部119上に表示される。
タートキー118eを押し下げる。スタートキー118
eを押し下げると、表示部119に「Please I
nput the NAME」の表示がされる。この表
示に応じて、テンキー118a、ファンクションキー1
18bを用いて、アルファベットまたは数字を、宛先の
略称として入力する。この入力されたアルファベットま
たは数字は、表示部119上に表示される。
【0113】上記略称の入力が終了すると、スタートキ
ー118eを押し下げる。これによって、宛先指定キー
群118cに対応した電話番号および略称を登録する作
業が完了する。
ー118eを押し下げる。これによって、宛先指定キー
群118cに対応した電話番号および略称を登録する作
業が完了する。
【0114】以上の登録作業は、MPU101の制御に
よって行われ、登録された電話番号および略称データ
は、宛先指定キー群118cのうちの所定のキーに関連
付けられて、SRAM105に格納される。
よって行われ、登録された電話番号および略称データ
は、宛先指定キー群118cのうちの所定のキーに関連
付けられて、SRAM105に格納される。
【0115】なお、宛先が複数存在する場合には、これ
ら複数の宛先の各々に、宛先指定キー群118cのうち
の所定のキーを対応づけて、SRAM105に格納す
る。
ら複数の宛先の各々に、宛先指定キー群118cのうち
の所定のキーを対応づけて、SRAM105に格納す
る。
【0116】なお、上記電話番号の登録において、宛先
指定キー群118cのうちのいずれかのキーに関連づけ
て、宛先(送信先)を登録しているが、読み取り条件指
定キー群118dのうちのいずれかのキーに関連付け
て、宛先を登録するようにしてもよい。
指定キー群118cのうちのいずれかのキーに関連づけ
て、宛先(送信先)を登録しているが、読み取り条件指
定キー群118dのうちのいずれかのキーに関連付け
て、宛先を登録するようにしてもよい。
【0117】次に、送信宛先データと読み取り条件デー
タとを宛先指定キー群118cに対応づけて登録するた
めの登録テーブルについ説明する。
タとを宛先指定キー群118cに対応づけて登録するた
めの登録テーブルについ説明する。
【0118】図7は、送信宛先データと読み取り条件デ
ータとを宛先指定キー群118cに対応づけて登録する
ための登録テーブルにおけるデータ構造の一部を示す図
である。
ータとを宛先指定キー群118cに対応づけて登録する
ための登録テーブルにおけるデータ構造の一部を示す図
である。
【0119】登録エリア1101、1102、1103
は、宛先指定キー群118cのうちのキーK1、K2、
K3に対応する登録エリアである。
は、宛先指定キー群118cのうちのキーK1、K2、
K3に対応する登録エリアである。
【0120】宛先指定キーK1に対応して、宛先データ
1104と読み取り条件データ1105との両方が登録
されている。宛先指定キーK2に対応して、宛先データ
1106のみが登録され、宛先指定キーK3に対応し
て、読み取り条件データ1107のみが登録されてい
る。
1104と読み取り条件データ1105との両方が登録
されている。宛先指定キーK2に対応して、宛先データ
1106のみが登録され、宛先指定キーK3に対応し
て、読み取り条件データ1107のみが登録されてい
る。
【0121】各登録エリア1101〜1103の「モー
ド」には、宛先指定キーK1、K2、K3各々に対応し
て、宛先データ、読み取り条件データが登録されている
か否かを示す情報が格納されている。
ド」には、宛先指定キーK1、K2、K3各々に対応し
て、宛先データ、読み取り条件データが登録されている
か否かを示す情報が格納されている。
【0122】すなわち、上記「モード」を参照すること
によって、各宛先指定キーK1、K2、K3各々に対応
して登録されている内容を判別することができる。ここ
で、各宛先指定キーK1、K2、K3に対応して、宛先
データと読み取り条件データとが登録されている場合
(以下、「ケースI」という。)、宛先データのみが登
録されている場合(以下、「ケースII」という。)、
読み取り条件データのみが登録されている場合(以下、
「ケースIII」という。)、宛先データも読み取り条
件データも登録されていない場合(以下、「ケースI
V」という。)のいずれかの場合を考えることができ
る。
によって、各宛先指定キーK1、K2、K3各々に対応
して登録されている内容を判別することができる。ここ
で、各宛先指定キーK1、K2、K3に対応して、宛先
データと読み取り条件データとが登録されている場合
(以下、「ケースI」という。)、宛先データのみが登
録されている場合(以下、「ケースII」という。)、
読み取り条件データのみが登録されている場合(以下、
「ケースIII」という。)、宛先データも読み取り条
件データも登録されていない場合(以下、「ケースI
V」という。)のいずれかの場合を考えることができ
る。
【0123】なお、この登録テーブルは、SRAM10
5に配置されている。
5に配置されている。
【0124】次に、画像処理装置100が、画像をファ
クシミリ送信し、画像をPC200へアップロードする
動作について説明する。
クシミリ送信し、画像をPC200へアップロードする
動作について説明する。
【0125】画像処理装置100では、送信宛先を選択
する際に使用する宛先指定キー群118cのうちのいず
れかのキーに、送信先(宛先)と、PC200にアップ
ロードする画像の読み取り条件とを対応付けて登録し、
上記宛先指定キーの押し下げ状態に応じて、上記登録さ
れている内容を選択的に実行する。
する際に使用する宛先指定キー群118cのうちのいず
れかのキーに、送信先(宛先)と、PC200にアップ
ロードする画像の読み取り条件とを対応付けて登録し、
上記宛先指定キーの押し下げ状態に応じて、上記登録さ
れている内容を選択的に実行する。
【0126】一般に、送信機能、たとえばファクシミリ
送信機能を備えた画像処理装置では、登録されている送
信先電話番号を呼出すときに使用する宛先指定キー(ワ
ンタッチダイヤルキー等を含む宛先指定キー)を操作パ
ネル上に複数備えている。そして、いくつかの宛先指定
キーは、これらに対応した電話番号が登録されていない
状態(電話番号未登録の宛先指定キーが存在する状態)
で装置が使用されている場合が多い。
送信機能を備えた画像処理装置では、登録されている送
信先電話番号を呼出すときに使用する宛先指定キー(ワ
ンタッチダイヤルキー等を含む宛先指定キー)を操作パ
ネル上に複数備えている。そして、いくつかの宛先指定
キーは、これらに対応した電話番号が登録されていない
状態(電話番号未登録の宛先指定キーが存在する状態)
で装置が使用されている場合が多い。
【0127】そこで、本実施例では、宛先指定キーに各
種読み取り条件を対応付けて登録することによって、操
作パネル上のキーの有効利用とスキャン時の操作性の向
上とを図るものである。
種読み取り条件を対応付けて登録することによって、操
作パネル上のキーの有効利用とスキャン時の操作性の向
上とを図るものである。
【0128】すなわち、各宛先指定キーに送信宛先デー
タ、読み取り条件データを登録しておく。そして、宛先
指定キーが押されている時間に応じて、読み取った画像
をファクシミリ送信する動作、読み取った画像をPC2
00にアップロードする動作のいずれの動作を実行する
かを、画像処理装置100が判断する。
タ、読み取り条件データを登録しておく。そして、宛先
指定キーが押されている時間に応じて、読み取った画像
をファクシミリ送信する動作、読み取った画像をPC2
00にアップロードする動作のいずれの動作を実行する
かを、画像処理装置100が判断する。
【0129】これによって、操作パネル上のキーの有効
利用が図られる。また、画像処理装置100のみを操作
することによって、PC200にアップロードする画像
の読み取り条件を設定できるので、スキャナ読み取り時
の操作性を向上することができる。
利用が図られる。また、画像処理装置100のみを操作
することによって、PC200にアップロードする画像
の読み取り条件を設定できるので、スキャナ読み取り時
の操作性を向上することができる。
【0130】また、宛先指定キーを押し下げる時間の代
わりに、他の押し下げ状態(たとえば、キーが押し下げ
られたストローク、所定の時間内にキーが押し下げられ
たか回数)に応じて、読み取った画像をファクシミリ送
信する動作、読み取った画像をPC200にアップロー
ドする動作のいずれの動作を実行するかを、画像処理装
置100が判断するようにしてもよい。
わりに、他の押し下げ状態(たとえば、キーが押し下げ
られたストローク、所定の時間内にキーが押し下げられ
たか回数)に応じて、読み取った画像をファクシミリ送
信する動作、読み取った画像をPC200にアップロー
ドする動作のいずれの動作を実行するかを、画像処理装
置100が判断するようにしてもよい。
【0131】図8は、画像処理装置100が、宛先指定
キーの押し下げ状態に応じて行う動作を示すフローチャ
ートである。
キーの押し下げ状態に応じて行う動作を示すフローチャ
ートである。
【0132】まず、オペレータが、画像処理装置100
の電源をONし(S1b)、PC200の電源をONす
る(S2b)。ここで、画像処理装置100で画像を読
み取りPC200にアップロードするためのスキャナア
プリケーションソフトが、PC200には予めインスト
ールされているものとする。続いて、オペレータが、P
C200においてスキャナアプリケーションソフトを起
動する(S3b)。
の電源をONし(S1b)、PC200の電源をONす
る(S2b)。ここで、画像処理装置100で画像を読
み取りPC200にアップロードするためのスキャナア
プリケーションソフトが、PC200には予めインスト
ールされているものとする。続いて、オペレータが、P
C200においてスキャナアプリケーションソフトを起
動する(S3b)。
【0133】この状態において、PORT9を通じて、
PC200が画像処理装置100に設けられている外部
インタフェース部127と接続され、IEEE P12
84に基づいたパラレルインタフェースに従って、PC
200が画像処理装置100との間でデータのやり取り
を行える状態になっている。
PC200が画像処理装置100に設けられている外部
インタフェース部127と接続され、IEEE P12
84に基づいたパラレルインタフェースに従って、PC
200が画像処理装置100との間でデータのやり取り
を行える状態になっている。
【0134】さて、実際のスキャンにあたって、どのよ
うな条件によって画像を読み取るべきかを示す設定が、
画像処理装置100に少なくとも1つされているものと
する。この設定は、図4で示すように行う。
うな条件によって画像を読み取るべきかを示す設定が、
画像処理装置100に少なくとも1つされているものと
する。この設定は、図4で示すように行う。
【0135】次に、画像処理装置100に読み取るべき
原稿がセットされているか否かを、画像処理装置100
に設けられているMPU101がチェックし(S10
1)、原稿がセットされていない場合、宛先指定キー群
118cのうちのいずれかのキーが押し下げられたか否
かを、パネルインタフェース部120を通じてチェック
する(S102)。
原稿がセットされているか否かを、画像処理装置100
に設けられているMPU101がチェックし(S10
1)、原稿がセットされていない場合、宛先指定キー群
118cのうちのいずれかのキーが押し下げられたか否
かを、パネルインタフェース部120を通じてチェック
する(S102)。
【0136】そして、宛先指定キー群118cのうちの
いずれかのキーが押し下げられた場合(S102)、表
示部119に「原稿が有りません」という旨を表示し
(S103)、画像処理装置100に読み取るべき原稿
がセットされているか否かを再びチェックする(S10
1)。
いずれかのキーが押し下げられた場合(S102)、表
示部119に「原稿が有りません」という旨を表示し
(S103)、画像処理装置100に読み取るべき原稿
がセットされているか否かを再びチェックする(S10
1)。
【0137】一方、宛先指定キー群118cのうちのい
ずれのキーも押し下げられない場合(S102)、画像
処理装置100に読み取るべき原稿がセットされている
か否かを再びチェックする(S101)。
ずれのキーも押し下げられない場合(S102)、画像
処理装置100に読み取るべき原稿がセットされている
か否かを再びチェックする(S101)。
【0138】ステップS101において、画像処理装置
100に読み取るべき原稿がセットされている場合、宛
先指定キー群118cのうちのいずれかのキーが押し下
げられたか否かをチェックし(S104)、宛先指定キ
ー群118cのうちのいずれのキーも押し下げられない
場合、画像処理装置100に読み取るべき原稿がセット
されているか否かをチェックする(S101)。
100に読み取るべき原稿がセットされている場合、宛
先指定キー群118cのうちのいずれかのキーが押し下
げられたか否かをチェックし(S104)、宛先指定キ
ー群118cのうちのいずれのキーも押し下げられない
場合、画像処理装置100に読み取るべき原稿がセット
されているか否かをチェックする(S101)。
【0139】一方、宛先指定キー群118cのうちのい
ずれかのキーが押し下げられた場合(S104)、上記
押し下げられたキーに対応する読み取り条件が設定され
ているか否かをチェックする(S105)。
ずれかのキーが押し下げられた場合(S104)、上記
押し下げられたキーに対応する読み取り条件が設定され
ているか否かをチェックする(S105)。
【0140】そして、読み取り条件が設定されている場
合(S105)、表示部119に、上記設定されている
読み取り条件の少なくとも一部を表示する。たとえば、
「300DPI、COLOR、A4等倍」と表示する。
合(S105)、表示部119に、上記設定されている
読み取り条件の少なくとも一部を表示する。たとえば、
「300DPI、COLOR、A4等倍」と表示する。
【0141】続いて、ソフトタイマT1を起動し(S1
09)、ステップS104で押し下げられたキーの押し
下げが続行しているか否かをチェックする(S11
0)。そして、上記押し下げが続行している場合(S1
10)、ステップS109で起動したソフトタイマT1
の値が既定値に達したか(所定の時間を超えたか)否か
をチェックする(S111)。
09)、ステップS104で押し下げられたキーの押し
下げが続行しているか否かをチェックする(S11
0)。そして、上記押し下げが続行している場合(S1
10)、ステップS109で起動したソフトタイマT1
の値が既定値に達したか(所定の時間を超えたか)否か
をチェックする(S111)。
【0142】ソフトタイマT1の値が既定値に達してい
ない場合(S111)、ステップS110に戻って、キ
ーの押し下げを再びチェックする。
ない場合(S111)、ステップS110に戻って、キ
ーの押し下げを再びチェックする。
【0143】ステップS110において、ソフトタイマ
T1の値が既定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち、既定値よりも短い時間だけキーが
押し下げられた場合、PC200にアップロードする画
像を読み取る動作と、この読み取った画像をPC200
にアップロード動作とを実行する(S112)。
T1の値が既定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち、既定値よりも短い時間だけキーが
押し下げられた場合、PC200にアップロードする画
像を読み取る動作と、この読み取った画像をPC200
にアップロード動作とを実行する(S112)。
【0144】そして、上記動作の終了後に、ステップS
101に戻り、画像処理装置100に原稿がセットされ
ているか否かを判断する。
101に戻り、画像処理装置100に原稿がセットされ
ているか否かを判断する。
【0145】ステップS111において、ソフトタイマ
T1の値が既定値に達した場合、すなわち既定値以上の
長い時間、キーが押し下げられた場合、この押し下げら
れているキーに対応する電話番号が設定されているか否
かをチェックする(S113)。
T1の値が既定値に達した場合、すなわち既定値以上の
長い時間、キーが押し下げられた場合、この押し下げら
れているキーに対応する電話番号が設定されているか否
かをチェックする(S113)。
【0146】そして、電話番号が設定されていない場合
(S113)、「電話番号データが設定されていませ
ん」という旨を表示し(S114)、ステップS101
に戻り、画像処理装置100に原稿がセットされている
か否かを再び判断する。
(S113)、「電話番号データが設定されていませ
ん」という旨を表示し(S114)、ステップS101
に戻り、画像処理装置100に原稿がセットされている
か否かを再び判断する。
【0147】一方、電話番号が設定されている場合(S
113)、ステップS104において押し下げられたキ
ーに対応する電話番号を、SRAM105から取り込
む。
113)、ステップS104において押し下げられたキ
ーに対応する電話番号を、SRAM105から取り込
む。
【0148】そして、表示部119に、上記電話番号を
表示し(S115)、FAX(ファクシミリ)送信する
画像を読み取り、この読み取った画像のFAX送信を開
始する(S116)。そして、上記FAX送信終了後
は、ステップS101に戻り、画像処理装置100に原
稿がセットされているか否かを再び判断する。
表示し(S115)、FAX(ファクシミリ)送信する
画像を読み取り、この読み取った画像のFAX送信を開
始する(S116)。そして、上記FAX送信終了後
は、ステップS101に戻り、画像処理装置100に原
稿がセットされているか否かを再び判断する。
【0149】ステップS105において、選択された
(押し下げられた)キーに対応する読み取り条件が設定
されていない場合、この選択されたキーに対応する電話
番号が設定されているか否かをチェックする(S10
6)。
(押し下げられた)キーに対応する読み取り条件が設定
されていない場合、この選択されたキーに対応する電話
番号が設定されているか否かをチェックする(S10
6)。
【0150】そして、電話番号が設定されていない場合
(S106)、表示部119に「対応するデータが存在
しません」という旨を表示し(S107)、ステップS
101に戻り、画像処理装置100に原稿がセットされ
ているか否かを判断する。
(S106)、表示部119に「対応するデータが存在
しません」という旨を表示し(S107)、ステップS
101に戻り、画像処理装置100に原稿がセットされ
ているか否かを判断する。
【0151】一方、電話番号が設定されている場合(S
106)、表示部119に「読み取り条件データは有り
ません」という旨を表示し(S117)、ソフトタイマ
T2を起動する(S118)。
106)、表示部119に「読み取り条件データは有り
ません」という旨を表示し(S117)、ソフトタイマ
T2を起動する(S118)。
【0152】続いて、ステップS104で押し下げられ
たキーの押し下げが続行しているか否かをチェックする
(S119)。そして、キーの押し下げが続行している
場合(S119)、ステップS118で起動したソフト
タイマT2の値が既定値に達したか(所定の値を超えた
か)否かをチェックする(S120)。
たキーの押し下げが続行しているか否かをチェックする
(S119)。そして、キーの押し下げが続行している
場合(S119)、ステップS118で起動したソフト
タイマT2の値が既定値に達したか(所定の値を超えた
か)否かをチェックする(S120)。
【0153】上記ソフトタイマT2の値が既定値に達し
ていない場合(S120)、ステップS119に戻り、
キーの押し下げを再度チェックする。
ていない場合(S120)、ステップS119に戻り、
キーの押し下げを再度チェックする。
【0154】ステップS119において、ソフトタイマ
T2の値が既定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち既定値未満の時間しかキーが押し下
げられなかった場合、ステップS101に戻り、画像処
理装置100に原稿がセットされているか否かを判断す
る。
T2の値が既定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち既定値未満の時間しかキーが押し下
げられなかった場合、ステップS101に戻り、画像処
理装置100に原稿がセットされているか否かを判断す
る。
【0155】ステップS120において、ソフトタイマ
T2の値が既定値に達した場合、すなわち既定値以上の
長い時間、キーが押し下げられた場合、選択されたキー
に対応する電話番号が設定されているか否かをチェック
する(S113)。
T2の値が既定値に達した場合、すなわち既定値以上の
長い時間、キーが押し下げられた場合、選択されたキー
に対応する電話番号が設定されているか否かをチェック
する(S113)。
【0156】次に、画像処理装置100が画像を読み取
り、この読み取った画像をPC200にアップロードし
終えるまでの一連の動作について説明する。
り、この読み取った画像をPC200にアップロードし
終えるまでの一連の動作について説明する。
【0157】なお、PC200と画像処理装置100と
の間のインタフェースは、図5で示すコマンドインタフ
ェースに基づくものとする。また、PC200から画像
処理装置100には、周期的にコマンドおよび受信パラ
メータが送出されており、画像処理装置100がスタン
バイ状態にあるときも、画像処理装置100の装置状態
ステータス(記録紙の有無、ドアオープンか否か、カー
トリッジの有無、故障しているか否か、キーの押し下げ
の有無等)を要求するコマンドが送出されている。
の間のインタフェースは、図5で示すコマンドインタフ
ェースに基づくものとする。また、PC200から画像
処理装置100には、周期的にコマンドおよび受信パラ
メータが送出されており、画像処理装置100がスタン
バイ状態にあるときも、画像処理装置100の装置状態
ステータス(記録紙の有無、ドアオープンか否か、カー
トリッジの有無、故障しているか否か、キーの押し下げ
の有無等)を要求するコマンドが送出されている。
【0158】画像処理装置100に設けられているMP
U101は、宛先指定キー群118cのうちのいずれか
のキーが、所定の時間続けて押し下げられていることを
検出すると、上記押し下げられたキーに対応する読み取
り条件で画像を読み取り、この読み取った画像をアップ
ロードするための準備を開始する。
U101は、宛先指定キー群118cのうちのいずれか
のキーが、所定の時間続けて押し下げられていることを
検出すると、上記押し下げられたキーに対応する読み取
り条件で画像を読み取り、この読み取った画像をアップ
ロードするための準備を開始する。
【0159】さらに、MPU101は、PC200から
の装置状態ステータスを要求するコマンドを認識する
と、読み取り条件が指定されたスキャン要求があったこ
とを示すステータスをPC200に返送する。
の装置状態ステータスを要求するコマンドを認識する
と、読み取り条件が指定されたスキャン要求があったこ
とを示すステータスをPC200に返送する。
【0160】画像処理装置100から、読み取り条件が
指定されたスキャン要求があったことを示すステータス
情報を受けると、PC200は、画像をアップロードす
る旨を示すコマンドコードおよび信号を画像処理装置1
00へ送出する。
指定されたスキャン要求があったことを示すステータス
情報を受けると、PC200は、画像をアップロードす
る旨を示すコマンドコードおよび信号を画像処理装置1
00へ送出する。
【0161】上記コマンドコードおよび信号を受ける
と、画像処理装置100は、画像の読み取りを開始す
る。
と、画像処理装置100は、画像の読み取りを開始す
る。
【0162】まず、読み取り駆動部110がオリジナル
原稿を搬送し、密着型イメージセンサ107が画像を読
み取る。密着型イメージセンサ107の光源として、赤
色LED、緑色LED、青色LEDが用いられており、
カラー読み取りの場合にはこれらの総てが使用され、モ
ノクロ読み取りの場合には、緑色LEDのみ使用され
る。
原稿を搬送し、密着型イメージセンサ107が画像を読
み取る。密着型イメージセンサ107の光源として、赤
色LED、緑色LED、青色LEDが用いられており、
カラー読み取りの場合にはこれらの総てが使用され、モ
ノクロ読み取りの場合には、緑色LEDのみ使用され
る。
【0163】各LEDが点灯するか否かは、読み取り点
灯制御部137によって制御され、1ライン毎に、各L
EDを順次切り替えて点灯し、赤(R)、緑(G)、青
(B)各色毎、各ライン毎に、時系列沿って(順次)デ
ータ処理を実施する。
灯制御部137によって制御され、1ライン毎に、各L
EDを順次切り替えて点灯し、赤(R)、緑(G)、青
(B)各色毎、各ライン毎に、時系列沿って(順次)デ
ータ処理を実施する。
【0164】各LEDが発する光のうち、読み取り駆動
部110によって搬送された原稿が反射した光を、内部
センサが検知することによって、光学的に1ライン毎
に、上記原稿が読み取られる。
部110によって搬送された原稿が反射した光を、内部
センサが検知することによって、光学的に1ライン毎
に、上記原稿が読み取られる。
【0165】この読み取られたR、G、B各色の光学情
報が、電気信号に変換され、アナログ信号として出力さ
れ、A/D変換器によって多値のディジタルデータに変
換され出力される。
報が、電気信号に変換され、アナログ信号として出力さ
れ、A/D変換器によって多値のディジタルデータに変
換され出力される。
【0166】この出力されたデジタルデータは、読み取
り画像補正部108によって、シェーディング補正処理
が施され、濃度レベル(白レベルおよび黒レベル)が補
正されて出力される。なお、上記補正処理手順は、読み
取り画像補正部108内部のシェーディングRAMに予
め記憶され、RGB各色に対応するシェーディングデー
タに基づいて行われる。
り画像補正部108によって、シェーディング補正処理
が施され、濃度レベル(白レベルおよび黒レベル)が補
正されて出力される。なお、上記補正処理手順は、読み
取り画像補正部108内部のシェーディングRAMに予
め記憶され、RGB各色に対応するシェーディングデー
タに基づいて行われる。
【0167】このシェーディング補正されて出力された
画像データは、システムバス102を介して、DRAM
104に蓄積される。そして、DRAM104に蓄積さ
れた画像データは、画像符号/復号部129に設けられ
ている画像符号化部129bによって圧縮符号化され、
符号化データとしてDRAM104に格納される。また
同時に、上記画像データの受け付け番号、宛先情報、ペ
ージ数、格納画像メモリブロック情報等の管理情報をS
RAM105に格納する。
画像データは、システムバス102を介して、DRAM
104に蓄積される。そして、DRAM104に蓄積さ
れた画像データは、画像符号/復号部129に設けられ
ている画像符号化部129bによって圧縮符号化され、
符号化データとしてDRAM104に格納される。また
同時に、上記画像データの受け付け番号、宛先情報、ペ
ージ数、格納画像メモリブロック情報等の管理情報をS
RAM105に格納する。
【0168】DRAM104に格納された符号化データ
は、PC200と画像処理装置100との間に設けられ
ているインタフェース部127を介して、PC200か
らの画像要求コマンドに対応したレスポンスとして、順
次、画像処理装置100からPC200にアップロード
される。
は、PC200と画像処理装置100との間に設けられ
ているインタフェース部127を介して、PC200か
らの画像要求コマンドに対応したレスポンスとして、順
次、画像処理装置100からPC200にアップロード
される。
【0169】このアップロードされた符号化データは、
PC200に設けられているCPU3によって、順次フ
ァイルデータとしてHDD7に格納されるとともに、C
PU3によって復号化され、CRT12上に画像として
表示される。上述の動作が画像の最終ラインの最終ドッ
トまで繰り返し行われる。
PC200に設けられているCPU3によって、順次フ
ァイルデータとしてHDD7に格納されるとともに、C
PU3によって復号化され、CRT12上に画像として
表示される。上述の動作が画像の最終ラインの最終ドッ
トまで繰り返し行われる。
【0170】次に、画像を読み取り、この読み取った画
像をFAX送信し終えるまでの一連の動作について説明
する。
像をFAX送信し終えるまでの一連の動作について説明
する。
【0171】ステップS116において、読み取り駆動
部110が原稿を搬送し、密着型イメージセンサ107
が画像を読み取る。密着型イメージセンサ107の光源
として、赤色LED、緑色LED、青色LEDが用いら
れており、カラー読み取りの場合には、これら総てが使
用され、モノクロ読み取りの場合には、緑色LEDのみ
使用される。
部110が原稿を搬送し、密着型イメージセンサ107
が画像を読み取る。密着型イメージセンサ107の光源
として、赤色LED、緑色LED、青色LEDが用いら
れており、カラー読み取りの場合には、これら総てが使
用され、モノクロ読み取りの場合には、緑色LEDのみ
使用される。
【0172】各LEDが点灯するか否かは、読み取り点
灯制御部137によって制御され、1ライン毎に、各L
EDを順次切り替えて点灯し、赤(R)、緑(G)、青
(B)各色毎、各ライン毎に、時系列沿って(順次)デ
ータ処理を実施する。
灯制御部137によって制御され、1ライン毎に、各L
EDを順次切り替えて点灯し、赤(R)、緑(G)、青
(B)各色毎、各ライン毎に、時系列沿って(順次)デ
ータ処理を実施する。
【0173】各LEDが発する光のうち、読み取り駆動
部110によって搬送された原稿が反射した光を、内部
センサが検知することによって、光学的に1ライン毎
に、上記原稿が読み取られる。
部110によって搬送された原稿が反射した光を、内部
センサが検知することによって、光学的に1ライン毎
に、上記原稿が読み取られる。
【0174】この読み取られたR、G、B各色の光学情
報が、電気信号に変換され、アナログ信号として出力さ
れ、A/D変換器によって多値のディジタルデータに変
換され出力される。
報が、電気信号に変換され、アナログ信号として出力さ
れ、A/D変換器によって多値のディジタルデータに変
換され出力される。
【0175】この出力されたディジタルデータは、読み
取り画像補正部108によって、シェーディング補正処
理が施され、濃度レベル(白レベルおよび黒レベル)が
補正されて出力される。なお、上記補正の手順は、読み
取り画像補正部108内部のシェーディングRAMに予
め記憶され、RGB各色に対応するシェーディングデー
タに基づいて行われる。
取り画像補正部108によって、シェーディング補正処
理が施され、濃度レベル(白レベルおよび黒レベル)が
補正されて出力される。なお、上記補正の手順は、読み
取り画像補正部108内部のシェーディングRAMに予
め記憶され、RGB各色に対応するシェーディングデー
タに基づいて行われる。
【0176】このシェーディング補正されて出力された
画像データは、システムバス102を介して、DRAM
104に蓄積される。そして、DRAM104に蓄積さ
れた画像データは、画像符号/復号部129に設けられ
ている画像符号化部129bによって圧縮符号化され、
符号化データとしてDRAM104に格納される。また
同時に、上記画像データの受け付番号、宛先情報、ペー
ジ数、格納画像メモリブロック情報等の管理情報がSR
AM105に格納される。
画像データは、システムバス102を介して、DRAM
104に蓄積される。そして、DRAM104に蓄積さ
れた画像データは、画像符号/復号部129に設けられ
ている画像符号化部129bによって圧縮符号化され、
符号化データとしてDRAM104に格納される。また
同時に、上記画像データの受け付番号、宛先情報、ペー
ジ数、格納画像メモリブロック情報等の管理情報がSR
AM105に格納される。
【0177】読み取られた画像の総てがDRAM104
に格納された後、指定された電話番号に応じた発呼が開
始される。発呼して回線が捕捉されると、ファクシミリ
通信の手順信号を送受信する。そして、DRAM104
に蓄積されている画像符号化データを、通信画像符号/
復号部129に設けられている画像復号化部129aが
伸長復号化し、RAM129cにおいて画像データとし
て展開する。
に格納された後、指定された電話番号に応じた発呼が開
始される。発呼して回線が捕捉されると、ファクシミリ
通信の手順信号を送受信する。そして、DRAM104
に蓄積されている画像符号化データを、通信画像符号/
復号部129に設けられている画像復号化部129aが
伸長復号化し、RAM129cにおいて画像データとし
て展開する。
【0178】この展開された画像データは、画像符号/
復号部129に設けられている画像符号化部129bに
よって、送信データに符号化され、送信バッファに転送
される。
復号部129に設けられている画像符号化部129bに
よって、送信データに符号化され、送信バッファに転送
される。
【0179】この送信バッファに転送された送信データ
は、通信制御部123から送られてくる入力割込み信号
に応じて、MPU101の制御の下、1バイトずつ通信
制御部123に転送され変調される。
は、通信制御部123から送られてくる入力割込み信号
に応じて、MPU101の制御の下、1バイトずつ通信
制御部123に転送され変調される。
【0180】そして、上記変調された送信データは、通
信接続部122を介して、通信網124に送出される。
これらの動作を1ページ分、また数ページ分、繰り返し
行うことによって、相手方へ画像をFAX送信する。
信接続部122を介して、通信網124に送出される。
これらの動作を1ページ分、また数ページ分、繰り返し
行うことによって、相手方へ画像をFAX送信する。
【0181】なお、上記実施例においては、操作部11
8に設けられている1つの宛先指定キーに対して、1つ
の画像読み取り条件を対応づけているが、複数のキーに
対して、1つの画像読み取り条件を対応づけてもよい。
8に設けられている1つの宛先指定キーに対して、1つ
の画像読み取り条件を対応づけているが、複数のキーに
対して、1つの画像読み取り条件を対応づけてもよい。
【0182】たとえば、ファクシミリ装置等で実施され
ている短縮ダイヤルでは、2個乃至は3個のテンキー1
18aを組み合わせることによって宛先を指定する(た
とえば、「*00」、「*01」という組合せによって
指定する)。このように、短縮ダイヤルとスキャナ読み
取り条件を対応付けて登録するようにしてもよい。
ている短縮ダイヤルでは、2個乃至は3個のテンキー1
18aを組み合わせることによって宛先を指定する(た
とえば、「*00」、「*01」という組合せによって
指定する)。このように、短縮ダイヤルとスキャナ読み
取り条件を対応付けて登録するようにしてもよい。
【0183】第1の実施例である画像処理装置100に
おいては、送信宛先を選択する際に使用する宛先指定キ
ーに、各種読み取り条件を対応付けて登録するので、操
作パネル上のキーの有効利用を図ることができる。
おいては、送信宛先を選択する際に使用する宛先指定キ
ーに、各種読み取り条件を対応付けて登録するので、操
作パネル上のキーの有効利用を図ることができる。
【0184】また、画像処理装置100においては、送
信宛先を選択する際に使用する宛先指定キーに、各種読
み取り条件を対応付けて登録し、上記宛先指定キーの押
し下げ状態に応じて、所定の宛先にファクシミリ送信す
るか、所定読み取り条件によって画像を読み取って、P
C200にアップロードするかを選択し実行するので、
スキャナ読み取り時の操作性の向上を図ることができ
る。
信宛先を選択する際に使用する宛先指定キーに、各種読
み取り条件を対応付けて登録し、上記宛先指定キーの押
し下げ状態に応じて、所定の宛先にファクシミリ送信す
るか、所定読み取り条件によって画像を読み取って、P
C200にアップロードするかを選択し実行するので、
スキャナ読み取り時の操作性の向上を図ることができ
る。
【0185】また、上記宛先指定キーの押し下げ状態に
応じて、所定の宛先にファクシミリ送信するか、所定読
み取り条件によって画像を読み取って、PC200にア
ップロードするかを選択できるので、オペレータの操作
が統一され、オペレータにとってわかりやすい操作環境
を提供することができる。
応じて、所定の宛先にファクシミリ送信するか、所定読
み取り条件によって画像を読み取って、PC200にア
ップロードするかを選択できるので、オペレータの操作
が統一され、オペレータにとってわかりやすい操作環境
を提供することができる。
【0186】[第2の実施例]第2の実施例である画像
処理装置100a(図示せず)は、第1の実施例である
画像処理装置100と同じ構成を有し、動作のみが異な
る。
処理装置100a(図示せず)は、第1の実施例である
画像処理装置100と同じ構成を有し、動作のみが異な
る。
【0187】図9は、画像処理装置100aが宛先指定
キーの押し下げ状態に応じて行う動作を示すフローチャ
ートである。
キーの押し下げ状態に応じて行う動作を示すフローチャ
ートである。
【0188】まず、オペレータが、画像処理装置100
aの電源をONし(S1c)、PC200の電源をON
する(S2c)。ここで、画像処理装置100aで画像
を読み取りPC200にアップロードするためのスキャ
ナアプリケーションソフトが、PC200には予めイン
ストールされているものとする。続いて、オペレータ
が、PC200においてスキャナアプリケーションソフ
トを起動する(S3c)。
aの電源をONし(S1c)、PC200の電源をON
する(S2c)。ここで、画像処理装置100aで画像
を読み取りPC200にアップロードするためのスキャ
ナアプリケーションソフトが、PC200には予めイン
ストールされているものとする。続いて、オペレータ
が、PC200においてスキャナアプリケーションソフ
トを起動する(S3c)。
【0189】この状態において、PORT9を通じて、
PC200が画像処理装置100aに設けられている外
部インタフェース部127と接続され、IEEE P1
284に基づいたパラレルインタフェースに従って、画
像処理装置100aとの間でデータのやり取りを行える
状態になっている。
PC200が画像処理装置100aに設けられている外
部インタフェース部127と接続され、IEEE P1
284に基づいたパラレルインタフェースに従って、画
像処理装置100aとの間でデータのやり取りを行える
状態になっている。
【0190】さて、実際のスキャンにあたって、どのよ
うな条件によって画像を読み取るべきかを示す設定が、
画像処理装置100aに少なくとも1つされているもの
とする。この設定は図4で示すように行う。
うな条件によって画像を読み取るべきかを示す設定が、
画像処理装置100aに少なくとも1つされているもの
とする。この設定は図4で示すように行う。
【0191】次に、画像処理装置100aに読み取るべ
き原稿がセットされているか否かを、画像処理装置10
0aに設けられているMPU101a(図示せず)がチ
ェックし(S301)、原稿がセットされていない場
合、宛先指定キー群118cのうちのいずれかのキーが
押し下げられたか否かを、パネルインタフェース部12
0を通じてチェックする(S302)。
き原稿がセットされているか否かを、画像処理装置10
0aに設けられているMPU101a(図示せず)がチ
ェックし(S301)、原稿がセットされていない場
合、宛先指定キー群118cのうちのいずれかのキーが
押し下げられたか否かを、パネルインタフェース部12
0を通じてチェックする(S302)。
【0192】そして、宛先指定キー群118cのうちの
いずれかのキーが押し下げられた場合(S302)、表
示部119に「原稿が有りません」という旨を表示し
(S303)、画像処理装置100aに読み取るべき原
稿がセットされているか否かを再びチェックする(S3
01)。
いずれかのキーが押し下げられた場合(S302)、表
示部119に「原稿が有りません」という旨を表示し
(S303)、画像処理装置100aに読み取るべき原
稿がセットされているか否かを再びチェックする(S3
01)。
【0193】一方、宛先指定キー群118cのうちのい
ずれのキーも押し下げられない場合(S302)、画像
処理装置100aに読み取るべき原稿がセットされてい
るか否かを再びチェックする(S301)。
ずれのキーも押し下げられない場合(S302)、画像
処理装置100aに読み取るべき原稿がセットされてい
るか否かを再びチェックする(S301)。
【0194】ステップS301において、画像処理装置
100aに読み取るべき原稿がセットされている場合、
宛先指定キー群118cのうちのいずれかのキーが押し
下げられたか否かをチェックし(S304)、宛先指定
キー群118cのうちのいずれのキーの押し下げもない
場合、画像処理装置100aに読み取るべき原稿がセッ
トされているか否かを再びチェックする(S301)。
100aに読み取るべき原稿がセットされている場合、
宛先指定キー群118cのうちのいずれかのキーが押し
下げられたか否かをチェックし(S304)、宛先指定
キー群118cのうちのいずれのキーの押し下げもない
場合、画像処理装置100aに読み取るべき原稿がセッ
トされているか否かを再びチェックする(S301)。
【0195】一方、宛先指定キー群118cのうちのい
ずれかのキーが押し下げられた場合(S304)、上記
押し下げられたキーに対応する電話番号が登録(設定)
されているか否かをチェックする(S305)。
ずれかのキーが押し下げられた場合(S304)、上記
押し下げられたキーに対応する電話番号が登録(設定)
されているか否かをチェックする(S305)。
【0196】そして、電話番号が登録されている場合
(S305)、表示部119に、上記登録されている電
話番号を表示する(S308)。
(S305)、表示部119に、上記登録されている電
話番号を表示する(S308)。
【0197】続いて、ソフトタイマT3を起動し(S3
09)、ステップS304で押し下げられた宛先指定キ
ーの押し下げが続行しているか否かをチェックする(S
301)。そして、上記押し下げが続行している場合、
ステップS309で起動したソフトタイマT3の値が規
定値に達したか(所定の時間を超えたか)否かをチェッ
クする(S311)。
09)、ステップS304で押し下げられた宛先指定キ
ーの押し下げが続行しているか否かをチェックする(S
301)。そして、上記押し下げが続行している場合、
ステップS309で起動したソフトタイマT3の値が規
定値に達したか(所定の時間を超えたか)否かをチェッ
クする(S311)。
【0198】ソフトタイマT3が規定値に達していない
場合(311)、ステップS311に戻って、キーの押
し下げを再びチェックする。
場合(311)、ステップS311に戻って、キーの押
し下げを再びチェックする。
【0199】ステップS310において、ソフトタイマ
T3の値が規定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち、規定値よりも短い時間だけキーが
押し下げられた場合、FAX送信すべき画像を読み取る
ための読み取り動作、FAX送信動作を開始する。な
お、これらの動作の詳細は、第1の実施例における動作
と同じである。
T3の値が規定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち、規定値よりも短い時間だけキーが
押し下げられた場合、FAX送信すべき画像を読み取る
ための読み取り動作、FAX送信動作を開始する。な
お、これらの動作の詳細は、第1の実施例における動作
と同じである。
【0200】そして、上記動作の終了後に、ステップS
301に戻り、画像処理装置100aに原稿がセットさ
れているか否かを判断する。
301に戻り、画像処理装置100aに原稿がセットさ
れているか否かを判断する。
【0201】ステップS311において、ソフトタイマ
T3が既定値に達した場合、すなわち既定値以上の時
間、キーが押下された場合、押し下げられているキーに
対応する読み取り条件が設定されているか否かをチェッ
クする(S313)。
T3が既定値に達した場合、すなわち既定値以上の時
間、キーが押下された場合、押し下げられているキーに
対応する読み取り条件が設定されているか否かをチェッ
クする(S313)。
【0202】そして、読み取り条件が設定されていない
場合(S313)、表示部119に「読み取り条件デー
タが設定されていません」という旨を表示し(S31
4)、ステップS301に戻り、画像処理装置100a
に原稿がセットされているか否かを判断する。
場合(S313)、表示部119に「読み取り条件デー
タが設定されていません」という旨を表示し(S31
4)、ステップS301に戻り、画像処理装置100a
に原稿がセットされているか否かを判断する。
【0203】一方、読み取り条件が設定されている場合
(S313)、ステップS304において押し下げられ
たキーに対応する読み取り条件をSRAM105から取
り込む。
(S313)、ステップS304において押し下げられ
たキーに対応する読み取り条件をSRAM105から取
り込む。
【0204】そして、表示部119に、読み取り条件の
少なくとも一部を表示する。たとえば、「300DP
I、COLOR、A4等倍」と表示する(S315)。
少なくとも一部を表示する。たとえば、「300DP
I、COLOR、A4等倍」と表示する(S315)。
【0205】続いて、PC200にアップロードする画
像を読み取る動作と、この読み取った画像をPC200
へアップロード動作とを実行する(S316)。なお、
これらの動作の詳細は第1の実施例における動作と同じ
である。
像を読み取る動作と、この読み取った画像をPC200
へアップロード動作とを実行する(S316)。なお、
これらの動作の詳細は第1の実施例における動作と同じ
である。
【0206】そして、上記動作の終了後は、ステップS
301に戻り、画像処理装置100aに原稿がセットさ
れているか否かを判断する。
301に戻り、画像処理装置100aに原稿がセットさ
れているか否かを判断する。
【0207】ステップS305において、押し下げられ
た(選択された)キーに対応する電話番号が設定されて
いない場合、この押し下げられたキーに対応する読み取
り条件が設定されているか否かをチェックする(S30
6)。
た(選択された)キーに対応する電話番号が設定されて
いない場合、この押し下げられたキーに対応する読み取
り条件が設定されているか否かをチェックする(S30
6)。
【0208】そして、読み取り条件が設定されていない
場合(S306)、表示部119に、「対応するデータ
が有りません」という旨と表示し(S307)、ステッ
プS301に戻り、画像処理装置100aに原稿がセッ
トされているか否かを判断する。
場合(S306)、表示部119に、「対応するデータ
が有りません」という旨と表示し(S307)、ステッ
プS301に戻り、画像処理装置100aに原稿がセッ
トされているか否かを判断する。
【0209】一方、読み取り条件が設定されている場合
(S306)、表示部119に「電話番号データがあり
ません」という旨を表示し(S317)、ソフトタイマ
T4を起動する(S318)。
(S306)、表示部119に「電話番号データがあり
ません」という旨を表示し(S317)、ソフトタイマ
T4を起動する(S318)。
【0210】続いて、ステップS304で押し下げられ
た宛先指定キーの押し下げが続行しているか否かをチェ
ックする(S319)。そして、キーの押し下げが続行
している場合(S319)、ステップS318で起動し
たソフトタイマT4の値が既定値に達したか(所定の値
を超えたか)否かをチェックする(S320)。
た宛先指定キーの押し下げが続行しているか否かをチェ
ックする(S319)。そして、キーの押し下げが続行
している場合(S319)、ステップS318で起動し
たソフトタイマT4の値が既定値に達したか(所定の値
を超えたか)否かをチェックする(S320)。
【0211】上記ソフトタイマT4の値が既定値に達し
ていない場合(S320)、ステップS319に戻り、
キーの押し下げを再度チェックする。
ていない場合(S320)、ステップS319に戻り、
キーの押し下げを再度チェックする。
【0212】ステップS319において、ソフトタイマ
T4の値が既定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち既定値未満の時間しかキーが押下さ
れなかった場合、ステップS301に戻り、画像処理装
置100aに原稿がセットされているか否かを判断す
る。
T4の値が既定値に達する前にキーの押し下げが中止さ
れた場合、すなわち既定値未満の時間しかキーが押下さ
れなかった場合、ステップS301に戻り、画像処理装
置100aに原稿がセットされているか否かを判断す
る。
【0213】ステップS320において、ソフトタイマ
T4の値が既定値に達した場合、すなわち既定値を超え
る長い時間、キーが押下された場合、押し下げられてい
るキーに対応する読み取り条件が設定されているか否か
をチェックする(S313)。
T4の値が既定値に達した場合、すなわち既定値を超え
る長い時間、キーが押下された場合、押し下げられてい
るキーに対応する読み取り条件が設定されているか否か
をチェックする(S313)。
【0214】なお、上記第2の実施例においては、操作
部118に設けられている1つの宛先指定キーに対し
て、1つの画像読み取り条件を対応づけているが、複数
のキーに対して、1つの画像読み取り条件を対応づけて
もよい。
部118に設けられている1つの宛先指定キーに対し
て、1つの画像読み取り条件を対応づけているが、複数
のキーに対して、1つの画像読み取り条件を対応づけて
もよい。
【0215】たとえば、ファクシミリ装置等で実施され
ている短縮ダイヤルでは、2個乃至は3個のテンキー1
18aを組み合わせることによって宛先を指定する(た
とえば、「*00」、「*01」という組合せによって
指定する)。このように、上記短縮ダイヤルとスキャナ
読み取り条件を対応付けて登録するようにしてもよい。
ている短縮ダイヤルでは、2個乃至は3個のテンキー1
18aを組み合わせることによって宛先を指定する(た
とえば、「*00」、「*01」という組合せによって
指定する)。このように、上記短縮ダイヤルとスキャナ
読み取り条件を対応付けて登録するようにしてもよい。
【0216】第2の実施例である画像処理装置100a
においては、送信宛先を選択する際に使用する宛先指定
キーに、各種読み取り条件を対応付けて登録するので、
操作パネル上のキーの有効利用を図ることができる。
においては、送信宛先を選択する際に使用する宛先指定
キーに、各種読み取り条件を対応付けて登録するので、
操作パネル上のキーの有効利用を図ることができる。
【0217】また、画像処理装置100aにおいては、
送信宛先を選択する際に使用する宛先指定キーに、各種
読み取り条件を対応付けて登録し、上記宛先指定キーの
押し下げ状態に応じて、所定の宛先にファクシミリ送信
するか、所定読み取り条件によって画像を読み取って、
PC200にアップロードするかを選択し実行するの
で、スキャナ読み取り時の操作性の向上を図ることがで
きる。
送信宛先を選択する際に使用する宛先指定キーに、各種
読み取り条件を対応付けて登録し、上記宛先指定キーの
押し下げ状態に応じて、所定の宛先にファクシミリ送信
するか、所定読み取り条件によって画像を読み取って、
PC200にアップロードするかを選択し実行するの
で、スキャナ読み取り時の操作性の向上を図ることがで
きる。
【0218】また、上記宛先指定キーの押し下げ状態に
応じて、所定の宛先にファクシミリ送信するか、所定読
み取り条件によって画像を読み取って、PC200にア
ップロードするかを選択できるので、オペレータの操作
が統一され、オペレータにとってわかりやすい操作環境
を提供することができる。
応じて、所定の宛先にファクシミリ送信するか、所定読
み取り条件によって画像を読み取って、PC200にア
ップロードするかを選択できるので、オペレータの操作
が統一され、オペレータにとってわかりやすい操作環境
を提供することができる。
【0219】上記各実施例においては、PC200と画
像処理装置100または画像処理装置100aとをIE
EE P1284等のローカルインタフェースによって
接続しているが、PC200と画像処理装置100、1
00aとをLAN等を介したネットワークインタフェー
スによって接続するようにしてもよい。この場合、PC
200と画像処理装置100、100aとの間のコマン
ドインタフェースは、イーサネット、TCP/IP等の
プロトコルスタックの上位層プロトコルとして伝送され
ることになる。
像処理装置100または画像処理装置100aとをIE
EE P1284等のローカルインタフェースによって
接続しているが、PC200と画像処理装置100、1
00aとをLAN等を介したネットワークインタフェー
スによって接続するようにしてもよい。この場合、PC
200と画像処理装置100、100aとの間のコマン
ドインタフェースは、イーサネット、TCP/IP等の
プロトコルスタックの上位層プロトコルとして伝送され
ることになる。
【0220】なお、画像処理装置100、100aは、
画像を読み取り、この読み取った画像を、公衆回線を介
して、複数の相手装置のうちの1つに送信し、上記相手
装置とは異なる情報処理端末に送信する画像処理装置に
おいて、上記相手装置の宛先を記憶し、この記憶してい
る相手装置の宛先のなかから、上記読み取った画像を送
信すべき相手装置の宛先を指定する宛先指定手段と、こ
の宛先指定手段を動作させた状態に応じ、上記読み取っ
た画像を送信する宛先として、上記情報処理端末または
上記相手装置を選択する画像処理装置の例である。
画像を読み取り、この読み取った画像を、公衆回線を介
して、複数の相手装置のうちの1つに送信し、上記相手
装置とは異なる情報処理端末に送信する画像処理装置に
おいて、上記相手装置の宛先を記憶し、この記憶してい
る相手装置の宛先のなかから、上記読み取った画像を送
信すべき相手装置の宛先を指定する宛先指定手段と、こ
の宛先指定手段を動作させた状態に応じ、上記読み取っ
た画像を送信する宛先として、上記情報処理端末または
上記相手装置を選択する画像処理装置の例である。
【0221】この場合、画像処理装置100、100a
は、画像を読み取る際の読み取り条件を記憶する読み取
り条件記憶手段を有し、上記宛先指定手段を動作させた
状態に応じ、上記読み取り条件記憶手段が記憶している
読み取り条件のうちの1つの読み取り条件によって画像
を読み取り、この読み取った画像を送信する宛先とし
て、上記情報処理端末を選択する画像処理装置の例であ
る。
は、画像を読み取る際の読み取り条件を記憶する読み取
り条件記憶手段を有し、上記宛先指定手段を動作させた
状態に応じ、上記読み取り条件記憶手段が記憶している
読み取り条件のうちの1つの読み取り条件によって画像
を読み取り、この読み取った画像を送信する宛先とし
て、上記情報処理端末を選択する画像処理装置の例であ
る。
【0222】さらに、画像処理装置100、100a
は、計時手段を有し、上記宛先指定手段は、所定のスイ
ッチを操作することによって上記相手装置の宛先を指定
する手段であり、上記所定のスイッチが操作されている
時間を、上記計時手段が計時し、この計時した時間に応
じて、上記宛先選択手段は、上記読み取った画像を送信
する宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置
を選択する画像処理装置の例である。
は、計時手段を有し、上記宛先指定手段は、所定のスイ
ッチを操作することによって上記相手装置の宛先を指定
する手段であり、上記所定のスイッチが操作されている
時間を、上記計時手段が計時し、この計時した時間に応
じて、上記宛先選択手段は、上記読み取った画像を送信
する宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置
を選択する画像処理装置の例である。
【0223】また、上記各施例では、画像処理装置とい
う1つの機器を例に掲げ説明したが、モデムやスキャナ
等、複数の機器によって構成されるシステムにも、上記
実施例を適用することができる。
う1つの機器を例に掲げ説明したが、モデムやスキャナ
等、複数の機器によって構成されるシステムにも、上記
実施例を適用することができる。
【0224】また上記実施例で説明した、公衆回線はイ
ンターネット回線を含んでいてもよく、電話番号にて相
手先を指定するのではなく、IPアドレスにて指定して
も差し支えない。
ンターネット回線を含んでいてもよく、電話番号にて相
手先を指定するのではなく、IPアドレスにて指定して
も差し支えない。
【0225】なお、上記各実施例を記憶媒体として把握
することができる。上記各実施例において、記録媒体に
格納されているプログラムを、上記画像処理装置または
上記システムに供給することによって、画像処理装置ま
たは上記システムが動作する。すなわち、上記記憶媒体
に格納されているプログラムコードを、上記システムま
たは上記画像処理装置に設けられているコンピュータ
(CPUもしくはMPU)が読み出し実行することによ
って、上記システムまたは画像処理装置が動作する。
することができる。上記各実施例において、記録媒体に
格納されているプログラムを、上記画像処理装置または
上記システムに供給することによって、画像処理装置ま
たは上記システムが動作する。すなわち、上記記憶媒体
に格納されているプログラムコードを、上記システムま
たは上記画像処理装置に設けられているコンピュータ
(CPUもしくはMPU)が読み出し実行することによ
って、上記システムまたは画像処理装置が動作する。
【0226】また、読み出したプログラムコードを、上
記コンピュータが実行するに際、コンピュータ上で稼動
しているOS(オペレーティングシステム)等が、処理
(動作)の一部を行うようにしてもよい。
記コンピュータが実行するに際、コンピュータ上で稼動
しているOS(オペレーティングシステム)等が、処理
(動作)の一部を行うようにしてもよい。
【0227】上記各実施例は、画像を読み取り、この読
み取った画像を、公衆回線を介して、複数の相手装置の
うちの1つに送信し、上記相手装置とは異なる情報処理
端末に送信する画像処理装置の制御手順において、上記
相手装置の宛先を記憶する宛先記憶手順と、上記宛先記
憶手順で記憶した相手装置の宛先のなかから、上記読み
取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定する宛先
指定手順と、上記宛先指定手順の動作状態に応じ、上記
読み取った画像を送信する宛先として、上記情報処理端
末または上記相手装置を選択する宛先選択手順とをコン
ピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体の例である。
み取った画像を、公衆回線を介して、複数の相手装置の
うちの1つに送信し、上記相手装置とは異なる情報処理
端末に送信する画像処理装置の制御手順において、上記
相手装置の宛先を記憶する宛先記憶手順と、上記宛先記
憶手順で記憶した相手装置の宛先のなかから、上記読み
取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定する宛先
指定手順と、上記宛先指定手順の動作状態に応じ、上記
読み取った画像を送信する宛先として、上記情報処理端
末または上記相手装置を選択する宛先選択手順とをコン
ピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体の例である。
【0228】この場合、上記各実施例は、画像を読み取
る際の読み取り条件を記憶する読み取り条件記憶手順を
有し、上記宛先選択手順は、上記宛先指定手順の動作状
態に応じ、上記読み取り条件記憶手順で記憶した読み取
り条件のうちの1つの読み取り条件によって画像を読み
取り、この読み取った画像を送信する宛先として、上記
情報処理端末を選択する手順である。
る際の読み取り条件を記憶する読み取り条件記憶手順を
有し、上記宛先選択手順は、上記宛先指定手順の動作状
態に応じ、上記読み取り条件記憶手順で記憶した読み取
り条件のうちの1つの読み取り条件によって画像を読み
取り、この読み取った画像を送信する宛先として、上記
情報処理端末を選択する手順である。
【0229】さらに、上記各実施例は、計時手順を有
し、上記宛先指定手順は、所定のスイッチを操作するこ
とによって上記相手装置の宛先を指定する手順であり、
上記所定のスイッチが操作されている時間を、上記計時
手順で計時し、この計時した時間に応じて、上記宛先選
択手順は、上記読み取った画像を送信する宛先として、
上記情報処理端末または上記相手装置を選択する手順で
ある。
し、上記宛先指定手順は、所定のスイッチを操作するこ
とによって上記相手装置の宛先を指定する手順であり、
上記所定のスイッチが操作されている時間を、上記計時
手順で計時し、この計時した時間に応じて、上記宛先選
択手順は、上記読み取った画像を送信する宛先として、
上記情報処理端末または上記相手装置を選択する手順で
ある。
【0230】なお、上記記憶媒体として、FD、CD、
DVD、HD、半導体メモリ等が考えられる。
DVD、HD、半導体メモリ等が考えられる。
【0231】
【発明の効果】本発明によれば、読み取った画像を、公
衆回線を介して相手装置に送信することができる画像処
理装置において、読み取った画像を、上記相手装置とは
異なる情報処理端末にアップロードする際に、オペレー
タの操作負担が少なくなるという効果を奏する。
衆回線を介して相手装置に送信することができる画像処
理装置において、読み取った画像を、上記相手装置とは
異なる情報処理端末にアップロードする際に、オペレー
タの操作負担が少なくなるという効果を奏する。
【図1】本発明における第1の実施例である画像処理装
置100の構成を示すブロック図である。
置100の構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置100に設けられている操作部1
18と表示部119との詳細図である。
18と表示部119との詳細図である。
【図3】画像処理装置100に接続される外部情報処理
端末200の構成を示すブロック図である。
端末200の構成を示すブロック図である。
【図4】PC200ヘアップロードする原稿を読み取る
際に使用する読み取り条件を、PC200から画像処理
装置100にダウンロードする動作を示すフローチャー
トである。
際に使用する読み取り条件を、PC200から画像処理
装置100にダウンロードする動作を示すフローチャー
トである。
【図5】PC200と画像処理装置100との間のコマ
ンドインタフェースを示す図である。
ンドインタフェースを示す図である。
【図6】画像処理装置100において、読み取り条件を
登録する動作を示すフローチャートである。
登録する動作を示すフローチャートである。
【図7】送信宛先データと読み取り条件データとを宛先
指定キー118cに対応づけて登録するための登録テー
ブルにおけるデータ構造の一部を示す図である。
指定キー118cに対応づけて登録するための登録テー
ブルにおけるデータ構造の一部を示す図である。
【図8】画像処理装置100が、宛先指定キーの押し下
げ状態に応じて行う動作を示すフローチャートである。
げ状態に応じて行う動作を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施例である画像処理装置100aが宛
先指定キーの押し下げ状態に応じて行う動作を示すフロ
ーチャートである。
先指定キーの押し下げ状態に応じて行う動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】 100、100a…画像処理装置、 200…情報処理端末、 3…CPU、 4…ROM、 5…RAM、 9…PORT、 10…KB、 11…HDD、 101…MPU、 103…ROM、 104…DRAM、 105…SRAM、 106…読取部、 118…操作部、 118a…テンキー、 118b…ファンクションキー、 118c…宛先指定キー、 118d…読み取り条件指定キー、 118e…スタートキー、 118f…スキャンキー、 118h…セットキー、 119…表示部、 127…インターフェイス部、 128…不揮発性記憶装置。
Claims (9)
- 【請求項1】 画像を読み取り、この読み取った画像
を、公衆回線を介して、複数の相手装置のうちの1つに
送信し、また上記相手装置とは異なる情報処理端末に送
信する画像処理装置において、 上記相手装置の宛先を記憶する宛先記憶手段と;上記宛
先記憶手段が記憶している相手装置の宛先のなかから、
上記読み取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定
する宛先指定手段と;上記宛先指定手段を動作させた状
態に応じ、上記読み取った画像を送信する宛先として、
上記情報処理端末または上記相手装置を選択する宛先選
択手段と;を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 画像を読み取る際の読み取り条件を記憶する読み取り条
件記憶手段を有し、 上記宛先選択手段は、上記宛先指定手段を動作させた状
態に応じ、上記読み取り条件記憶手段が記憶している読
み取り条件のうちの1つの読み取り条件によって画像を
読み取り、この読み取った画像を送信する宛先として、
上記情報処理端末を選択する手段であることを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 計時手段を有し、上記宛先指定手段は、所定のスイッチ
を操作することによって上記相手装置の宛先を指定する
手段であり、上記所定のスイッチが操作されている時間
を、上記計時手段が計時し、この計時した時間に応じ
て、上記宛先選択手段は、上記読み取った画像を送信す
る宛先として、上記情報処理端末または上記相手装置を
選択する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 画像を読み取り、この読み取った画像
を、公衆回線を介して、複数の相手装置のうちの1つに
送信し、上記相手装置とは異なる情報処理端末に送信す
る画像処理装置の制御方法において、 上記相手装置の宛先を記憶する宛先記憶段階と;上記宛
先記憶段階で記憶した相手装置の宛先のなかから、上記
読み取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定する
宛先指定段階と;上記宛先指定段階における動作状態に
応じ、上記読み取った画像を送信する宛先として、上記
情報処理端末または上記相手装置を選択する宛先選択段
階と;を有することを特徴とする画像処理装置の制御方
法。 - 【請求項5】 請求項4において、 画像を読み取る際の読み取り条件を記憶する読み取り条
件記憶段階を有し、 上記宛先選択段階は、上記宛先指定段階における動作状
態に応じ、上記読み取り条件記憶段階で記憶した読み取
り条件のうちの1つの読み取り条件によって画像を読み
取り、この読み取った画像を送信する宛先として、上記
情報処理端末を選択する段階であることを特徴とする画
像処理装置の制御方法。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5において、 上記宛先指定段階は、所定のスイッチを操作することに
よって上記相手装置の宛先を指定する段階であり、上記
宛先選択段階は、上記所定のスイッチが操作されている
時間に応じて、上記読み取った画像を送信する宛先とし
て、上記情報処理端末または上記相手装置を選択する段
階であることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 【請求項7】 画像を読み取り、この読み取った画像
を、公衆回線を介して、複数の相手装置のうちの1つに
送信し、上記相手装置とは異なる情報処理端末に送信す
る画像処理装置の制御手順において、 上記相手装置の宛先を記憶する宛先記憶手順と;上記宛
先記憶手順で記憶した相手装置の宛先のなかから、上記
読み取った画像を送信すべき相手装置の宛先を指定する
宛先指定手順と;上記宛先指定手順の動作状態に応じ、
上記読み取った画像を送信する宛先として、上記情報処
理端末または上記相手装置を選択する宛先選択手順と;
をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 【請求項8】 請求項7において、 画像を読み取る際の読み取り条件を記憶する読み取り条
件記憶手順を有し、 上記宛先選択手順は、上記宛先指定手順の動作状態に応
じ、上記読み取り条件記憶手順で記憶した読み取り条件
のうちの1つの読み取り条件によって画像を読み取り、
この読み取った画像を送信する宛先として、上記情報処
理端末を選択する手順であることを特徴とする記憶媒
体。 - 【請求項9】 請求項7または請求項8において、 上記宛先指定手順は、所定のスイッチを操作することに
よって上記相手装置の宛先を指定する手順であり、上記
宛先選択手順は、上記所定のスイッチが操作されている
時間に応じて、上記読み取った画像を送信する宛先とし
て、上記情報処理端末または上記相手装置を選択する手
順であることを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353921A JP2002158822A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 画像処理装置、この制御方法および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000353921A JP2002158822A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 画像処理装置、この制御方法および記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002158822A true JP2002158822A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18826598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000353921A Pending JP2002158822A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 画像処理装置、この制御方法および記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002158822A (ja) |
-
2000
- 2000-11-21 JP JP2000353921A patent/JP2002158822A/ja active Pending
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