JP2001350564A - 表示機能付多機能スイッチ装置 - Google Patents

表示機能付多機能スイッチ装置

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JP2001350564A JP2000173411A JP2000173411A JP2001350564A JP 2001350564 A JP2001350564 A JP 2001350564A JP 2000173411 A JP2000173411 A JP 2000173411A JP 2000173411 A JP2000173411 A JP 2000173411A JP 2001350564 A JP2001350564 A JP 2001350564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在選択されているスイッチの機能をスイッ
チの操作部に表示すると共に、次に選択可能な機能を同
時に表示する。 【解決手段】 プッシュスイッチを用いたMFスイッチ
13を構成する表示デバイス13dには、現在選択され
ている機能(機器)、例えば、CD(コンパクトディス
ク)を示すアイコンとCDを示す文字共に、当該スイッ
チの操作により次に選択される機器、例えば、MD(ミ
ニディスク)がCDという文字と異なる表示形態でCD
という文字の隣に同時に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在選択されてい
るスイッチの機能をスイッチの操作部に表示すると共
に、次に選択可能な機能を同時に表示する表示機能付多
機能スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のセンターコンソールに
集中配置されるカーステレオや他のオーディオ機器等の
電装品は、動作内容選択用の操作ボタンを各々必要とし
ており、旧来は各電装品毎に個別の操作ボタンを各々用
意してセンタコンソール上に配置していた。
【0003】しかし、各電装品とも技術の進歩により機
能が多様化し始め、それに伴い必要とする操作ボタンの
数が増えてきたため、限られたスペースのセンターコン
ソール上に必要とするすべての操作ボタンを配置するこ
とが次第に困難になり、また、多数の操作ボタンの存在
によりセンターコンソールの意匠上の美観をともすれば
損ないかねない状況に至っていた。
【0004】このような状況を改善するために、これま
でに提案された従来技術の代表的な例の1つとして、例
えば特開平9−198176号公報に開示された電子機
器があり、この電子機器では、操作ボタンの後部に液晶
ディスプレイを配置し、液晶ディスプレイの表示を変化
させることで、操作ボタンの透明部又は貫通孔を介して
視認される操作ボタンの機能表示を変化させるようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作ボタンは、
操作ボタンの機能を液晶ディスプレイにより表示し、且
つ、スイッチの機能が変わる毎に液晶ディスプレイの表
示をその機能に応じて更新していた。しかし、現在の表
示からは現操作ボタンの機能が次にどのような機能に変
更可能であるかは、実際に操作ボタンの機能切替え動作
を行うまで不明であり、目的とする機能に切り替えるま
でに時間を要するという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、現在、所定の機能を
果たしているスイッチが次にどのような機能に切り替え
可能であるかスイッチの操作部より容易に判断すること
ができる表示機能付多機能スイッチ装置を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る表示機能付多機能スイッチ装
置は、図1の基本構成図で示すように、操作ボタンを操
作する毎に、操作対象機器を示すキャラクタを表示手段
より前記操作ボタン上に表示するスイッチ部と、操作対
象機器を設定する対象機器設定手段と、この対象機器設
定手段の出力より、設定された操作対象機器を判定する
対象機器判定手段と、この判定された操作対象機器よ
り、前記操作ボタンが現在操作される操作対象機器の次
に操作する操作対象機器を決定する操作順序決定手段
と、この操作順序決定手段で決定された前記各操作対象
機器の操作順序に従って前記現在操作される操作対象機
器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャ
ラクタを生成して前記表示手段に送る画像生成手段と、
前記操作ボタンの操作を検出して前記画像生成手段に伝
える操作検出手段とを備え、前記画像生成手段は前記操
作検出手段の操作検出結果に基づき、現在操作される操
作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ
示すキャラクタを更新するものである。請求項2の発明
に係る表示機能付多機能スイッチ装置の対象機器設定手
段は、操作対象機器を少なくとも2つ設定し、これら操
作対象機器を切り替え設定するものである。請求項3の
発明に係る表示機能付多機能スイッチ装置の操作ボタン
は、現在操作される操作対象機器に対して次に操作され
る複数の操作対象機器の内、少なくとも2つを切り替え
て選択できるスイッチ部を備え、前記画像生成部は、次
に操作される操作対象機器を示すキャラクタ画像を少な
くとも2つ生成して前記表示手段に送るものである。請
求項4の発明に係る表示機能付多機能スイッチ装置の画
像生成部は、前記操作ボタンによる次に操作される操作
対象機器の選択時、前記表示手段に表示された現在操作
される操作対象機器のキャラクタを、選択された次に操
作される操作対象機器のキャラクタの表示にスクロール
して前記表示手段のキャラクタを更新するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.次に、本発明の実
施の形態1にかかる表示機能付多機能スイッチ装置を各
添付図面に基づいて説明する。尚、以下、表示機能付多
機能スイッチ装置を「単に、スイッチ装置」と略記す
る。先ず、本実施の形態を説明するに当たり、本発明に
係るスイッチ装置が適用される対象の一例を図2を参照
して説明する。図2は本発明のスイッチ装置が適用可能
なセンターコンソールを含む自動車のダッシュボード回
りの要部斜視図であり、図中、1はダッシュボード、3
はインストルメントパネルを示し、このインストルメン
トパネル3の車幅方向略中央部にセンタコンソール5が
配置されている。このセンタコンソール5には、カーナ
ビゲーション用の画面7やエアコン出口9とアシュトレ
イ11とに上下を挟まれて、本実施の形態1に係るスイ
ッチ装置13Aが組み込まれている。
【0009】このスイッチ装置13Aは、図3に本実施
の形態1に係るスイッチ装置の要部正面図で示すよう
に、表示機能付きマルチファンクションスイッチ(以
下、MFスイッチと記載する)13、図示しない車内に
おけるテレビの操作予約のボタン、CDの操作予約ボタ
ン、カセットテープの操作予約ボタン、カーラジオの操
作予約ボタン等から構成される予約設定ボタン15が配
置されている。
【0010】MFスイッチ13は図4にその断面図を示
すようにプッシュタイプのスイッチ(以下、プッシュス
イッチと略記する。)、また、図5にその平面図を示す
ようにシーソタイプのスイッチ(以下、シーソスイッチ
と略記する。)から構成される。プッシュスイッチを用
いたMFスイッチ13は透明のアクリル樹脂からなるキ
ートップ13aの一部がスイッチパネルPの表面に露呈
し、且つ、キートップ13aはスイッチパネルPの裏面
において一端が軸13bにより軸支され、他端はスイッ
チパネル13aの背後に配置されたスイッチ13cの押
しボタン部分に当接するようになる。従って、スイッチ
パネルP側よりキートップ13aを押下すると、キート
ップ13aは軸13bの回りを回転してスイッチ13c
の押しボタン部分を押圧してON動作させる。
【0011】キートップ13aの背後にはスイッチ13
cと同一平面上にEL素子からなる表示デバイス13d
が配置されている。この表示デバイス13dにはMFス
イッチ13の現在選択されている機能がアイコンと共に
文字表示される。また、表示デバイス13dには、現在
選択されている機能の表示と同時に、MFスイッチ13
を操作した場合に切り替わる次の機能が、現在選択され
ている機能の文字表示とは異なる表示形態で文字表示さ
れる。尚、表示デバイス13aは、EL素子に限らず、
VFD,FED,LCDなどのフラットパネルディスプ
レイなら何れでも使用可能である。
【0012】また、図5にその平面図を示すシーソスイ
ッチを用いたMFスイッチ13は、同じくキートップ1
3gの一部はスイッチパネルPの上面に露呈し、且つ、
キートップ13aは裏面において中心より上下方向に一
対の軸受けを形成し、この軸受けに通して軸13eによ
りスイッチパネルPの裏面に回転自在に軸支されてい
る。 また、キートップ13aの裏面には一方の軸受け
が形成されている一側面の各端部に下方に向けて突起部
を形成している。そして、各突起部の下方にはそれぞれ
スイッチ13fの押しボタン部分が配置されている。キ
ートップ13gの背後にはスイッチ13fと同一平面
に、例えばEL素子による表示デバイス13dが配置さ
れている。
【0013】従って、スイッチパネルP側よりキートッ
プ13gの右端を押下すると、キートップ13gは軸1
3eの回りを回転して右端側の突起部で右端側のスイッ
チ13fの押しボタン部分を押圧してON動作させ、ま
た、キートップ13gの左端を押下すると、キートップ
13gは軸13eの回りを回転して左端側の突起部で左
端側のスイッチ13fの押しボタン部分を押圧してON
動作させる。
【0014】プッシュスイッチを用いたMFスイッチ1
3を構成する表示デバイス13dは、図6(a)〜
(d)に示すデフォルトモード表示のように現在選択さ
れている機能(機器)、例えば、CD(コンパクトディ
スク)を示すアイコンと「CD」を示す文字共に、当該
スイッチの操作により次に選択される機器、例えば、
「MD」(ミニディスク)という文字が「CD」という
文字と異なる表示形態で「CD」という文字の隣に同時
に表示される。
【0015】即ち、図6(a)を参照して表示デバイス
の表示変化を説明するならば、最初、表示デバイス13
dに現在選択されている機能としてCDのアイコンが表
示されたならば、アイコンの下に、例えば、黒地に白の
内抜きで「CD」という文字を表示し、この「CD」と
いう文字の隣に次に選択される「MD」という文字を通
常の表示形態で表示する。この文字の表示形態の違いに
よりユーザ、例えば運転者はMFスイッチ13を操作す
るとCDプレーからMDプレーに切り替わることが判断
できる。
【0016】表示デバイス13dがこの様な表示形態に
おいて、MFスイッチ13を押下すると、MFスイッチ
13dは機能としてMDを選択し、アイコンはCDより
MDに変わると共に、現在選択されている機能を示す文
字として「CD」より「MD」に変わり、次に選択され
る機能を示すCDCが、MDの隣に表示される。
【0017】更に、MFスイッチ13を押下すると、M
Fスイッチ13dは機能としてCDCを選択し、アイコ
ンはMDよりCDCに変わると共に、現在選択されてい
る機能を示す文字として「MD」より「CDC」に変わ
り、次に選択される機能を示す文字として「MDC」が
「CDC」の文字の隣に表示される。
【0018】更に、MFスイッチ13を押下すると、M
Fスイッチ13dは機能としてMDCを選択し、アイコ
ンはCDCよりMDCに変わると共に、現在選択されて
いる機能を示す文字として「CDC」より「MDC」に
変わり、次に選択される機能を示す文字として「CD」
が「MDC」の文字の隣に表示される。そして、更に、
MFスイッチ13を押下すると再び最初の表示形態に戻
り、現在選択されている機能をCDとし、次に選択され
る機能をMDと設定される。
【0019】図6(a)に示す表示形態では、現在選択
されている機能を示す文字と次に選択される機能を示す
文字の配置関係が、現在選択されている機能によっては
異なり、次に選択される機能を即座に判別できないこと
もある。そこで、図6(b)に示すように、現在選択さ
れている機能を示す文字より次に選択される機能を示す
文字に向けて矢印を表示してもよい。尚、矢印表示を行
う替わりに、図6(c)に示すように、現在選択されて
いる機能を示す文字と次に選択される文字との配置関係
を決め、例えば、現在選択されている機能を示す文字の
右隣に次に選択される機能を示す文字を表示してもよ
い。
【0020】更に、図6(c)に示すように機能が切り
替わる様子をアニメーションによりスクロール表示して
もよい。即ち、MFスイッチ13を押下して機能をCD
よりMDに切り替え動作を行うと、表示面において、一
方向に、例えば右から左にCDのアイコンと共に各文字
が流れ、それらの流れに準じて右側より現在選択したM
Dのアイコンと共に、現在選択した機能(MD)を示す
文字と次に選択される機能(CDC)を示す文字とが流
れてきて、最終的に、表示デバイス13dの表示面はC
DCのアイコンと、現在選択した機能(MD)を示す文
字及び次に選択される機能(CDC)を示す文字がそれ
ぞれ表示形態を変えて表示される。
【0021】また、図6(d)に示す様に、現在選択し
た機能を示す文字と次に選択される機能を示す文字との
配置関係を定めた場合でも、各文字間に選択方向を示す
矢印を表示してもよい。
【0022】上記説明では、MFスイッチの13の押下
毎に、同一種の記憶媒体、例えば、CD,MD,CD
C,MDCを順次切り替え選択する場合について説明し
た。しかし、図7(a)に示すように、切り替え対象を
同一種の機能に限らず、テレビからCDあるいはカセッ
トテープからカーラジオに切り替え選択させるようにし
てもよい。これはユーザが任意に設定できる。
【0023】これまでの説明では、1つのプッシュスイ
ッチを用いたMFスイッチ13で種々の機能をサイクリ
ックに選択する場合を示したが、MFスイッチ13に図
5に示すシーソスイッチを使用することで、単一のMF
スイッチ13で現在選択されている機器に対して次に選
択される機器を2種類設定することができる。
【0024】即ち、図7(b)に示す様に、表示デバイ
ス13dの表示面には、現在選択されている機器として
テレビのアイコンを表示し、アイコンの真下にテレビを
示す「TV」の文字を表示し、その文字の左側にMFス
イッチ13の左端の部分を押下すると次に選択される機
器であるカーラジオのFM放送を示す「FM」の文字
を、また、現選択されている機器を示す「TV」の文字
の右側にMFスイッチ13の右端を押下すると次に選択
される機器であるCDプレーヤを示す「CD」の文字を
それぞれ表示する。
【0025】この結果、MFスイッチ13をCDと表示
された部分を押下すると、現在選択された機能はCDに
切り替わりアイコンはテレビからCDに切り替わり、現
選択された機器を示す文字も「CD」に切り替わる。こ
のとき、「CD」の文字の左側に表示される次に選択さ
れる機器を示す文字は「TV」、「CD」の文字の右側
に表示される次に選択される機器を示す文字は「MD」
に切り替わる。
【0026】更に、MDと表示された文字の部分を押下
すると、現在選択された機能はMDに切り替わりアイコ
ンはCDからMDに切り替わり、現選択された機器を示
す文字も「MD」に切り替わる。このとき、「MD」の
文字の左側に表示される次に選択される機器を示す文字
は「CD」、「MD」の文字の右側に表示される次に選
択される機器を示す文字は「TAPE」に切り替わる。
【0027】このようにMFスイッチ13にシーソスイ
ッチを使用すると、各機器の切り替え選択順序の設定に
よっては少ないスイッチの操作回数で所望する機能に切
り替え選択することができる。尚、図7(c)に示すよ
うに、現在選択されている機器を示す文字とこの文字の
左右の各次に選択される機器を示す文字との間に、次に
選択される機器を選択する際の操作方向を示す矢印を表
示してもよい。
【0028】上記説明では、プッシュスイッチを用いた
MFスイッチ13による切り替え選択の対象をオーディ
オ機器としたが、MFスイッチ13を、予めプリセット
した複数のラジオ局を各受信周波数の切り替えにより順
次切り替え選択する用途に用いることも可能である。
【0029】例えば、図8(a)に示すように、表示デ
バイスの13dの表示面に、現在選択されている受信周
波数77.1という数字と、この数字の右隣に次に選択
される受信周波数78.0をそれぞれ表示形態を変えて
表示すると共に、これらの数字の下に現在選択されてい
るプリセット番号であるPRESET1を表示する。こ
のような表示状態でMFスイッチ13を押下すると現在
選択されている受信周波数は表示されていた次に選択さ
れる受信周波数78.0に切り替わり、次に選択される
受信周波数は79.5に切り替わる。それと同時に現在
選択されているプリセット番号もPRESET2に切り
替わる。
【0030】また、受信周波数の切り替え選択にシーソ
スイッチを用いたMFスイッチ13を使用することで、
より少ないスイッチ操作回数で所望の放送局を選択でき
る。シーソスイッチを用いたMFスイッチ13の表示例
として、例えば、図8(b)に示すように、表示デバイ
ス13dの表示面の中央に現在選択されている受信周波
数77.1という数字を表示する。そして、受信周波数
77.1の左隣に次に選択される第1の受信周波数8
1.3を、且つ、受信周波数77.1の右隣に次に選択
される第2の受信周波数78.0を、受信周波数77.
1とは表示形態を変えて表示すると共に、受信周波数7
7.1の下に現在選択されているプリセット番号である
PRESET1を表示する。
【0031】このような表示状態でMFスイッチ13の
キートップ13gの表面に表示された78.0の部分を
押下すると、現在選択されている受信周波数77.1は
表示されていた次に選択される受信周波数78.0に切
り替わり、次に選択される第2の受信周波数は78.0
から79.5に切り替わり、次に選択される第1の受信
周波数は81.3から77.1に切り替わる。それと同
時に現在選択されているプリセット番号もPRESET
2に切り替わる。
【0032】また、図8(c)に示すように第1の受信
周波数および第2の受信周波数を示す数字の上に、次の
受信周波数を選択する際の操作方向を示す矢印で表示し
てもよい。
【0033】次に、本実施の形態1に係る表示機能付多
機能スイッチ装置の電気的な概略構成について説明す
る。本実施の形態1に係る表示装置付多機能スイッチ装
置は、図15に電気的な概略構成のブロック図で示すよ
うに、上述した表示デバイス13dをスイッチ13c
(プッシュスイッチの場合)または13f(シーソスイ
ッチの場合)による押下動作に伴って表示制御するマイ
クロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する。)
16は、CPU16a、RAM16b、ROM16cよ
り構成されている。
【0034】この内CPU16aは図示しないCD、M
D、CDC、MDC、TV、TAPE、カーラジオのF
M放送、AM放送を、適宜、切り替え選択対象として予
めCPU16aに予約させる信号を出力する予約設定ボ
タン15a〜15hが各入出力ポートを介して接続され
ている。また、CPU16aの出力ポートには切り替え
選択対象である各オーディオ機器、例えばCD,MD,
CDC,MDCの各再生機器17a〜17d、それにテ
レビ受像器17e、カーラジオ17fがそれぞれインタ
フェースI/Fを通して接続されている。
【0035】また、CPU16aの入出力ポートにはM
Fスイッチ13が接続され、このMFスイッチ13にお
ける表示デバイス13dの表示内容は、スイッチの押下
動作に伴って表示内容データがCPU16aより読み出
され、表示デバイス13dに送られて画面更新される。
スイッチの押下動作に伴って読み出される表示内容デー
タの読み出順序は、予約設定ボタン15a〜15hによ
って設定された各機器を何れの順序で「現在選択されて
いる機器」に切り替えて行くかで決まる。また、表示内
容データは機器を対象したデータでなく、ラジオ放送局
を特定する各受信周波数あるいはテレビ局の受信チャン
ネル数の表示内容データであってもよい。
【0036】また、前記RAM16bには、データエリ
ア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられて
いる。このワークエリアには、各種フラグやバッファの
ために用いるエリア等が設けられている。また、ROM
16cには、CPU16aに各種処理動作を行わすため
の制御プログラムが格納されている。
【0037】次に、ROM16cに格納された制御プロ
グラムに従いCPU16aが行う処理を、先ず、図1
6、図17のフローチャートを参照して説明する。図1
6に示すフローチャートは図6に示す機能切り替え選択
に伴う表示制御処理を説明するものである。
【0038】先ず、図示しないアクセサリスイッチのO
Nにより、自動車に搭載された図示しないバッテリ等か
らの給電を受けてマイコン16が起動しプログラムがス
タートすると、CPU16aは、先ず、RAM16bの
各種フラグエリアを「0」に設定する等の初期化を行う
(ステップS1)。
【0039】初期化が終了したならば、MFスイッチを
13接続する入出力ポートより信号を入力し、スイッチ
の形式がプッシュスイッチかシーソスイッチであるかを
判定する(ステップS3)。ここでプッシュスイッチで
あることが判定されたならば、例えば、CD,TV、M
D等の予約設定機能(機器)を各入力ポートより取り込
んだ信号より判定する(ステップS7)。この判定の結
果、予約設定機器は、例えば、CD、MD、CD、MD
Cの各再生機器であると、次に、所定の機器を現在選択
されている機器と設定した場合、この機器に対して次に
選択される機器を決定し、選択順序を決定する(ステッ
プS9)。この選択順序としては例えば、図6に示すよ
うに、現在選択されている機器をCDとした場合、次選
択される機器をMDとし、現在選択されている機器をM
Dとした場合、次選択される機器をCDCとし、現在選
択されている機器をCDCとした場合、次選択される機
器をMDCとし、現在選択されている機器をMDCとし
た場合、次選択される機器をCDとする。
【0040】以上のように機能選択順序が決定されたな
らば、表示デバイス13dの表示面を初期化し(ステッ
プS11)、図6に示すように表示面に現在選択されて
いる機器をとしてCDのアイコンを表示すると共に、ア
イコンの下に「CD」の文字と次に選択される機器を示
す「MD」の文字を、表示形態を変えて一列に表示す
る。この状態であればCDの稼働状態となるが(ステッ
プS13)、MDを稼働させたい場合はMFスイッチ1
3を押下(ON)する(ステップS15)。
【0041】この結果、表示内容は図6に示すようにア
イコンをMDとし、次に選択される機器を示すCDCの
文字を表示して表示内容を更新する(ステップS1
7)。そして、MDを稼働させる(ステップS19)。
しかし、現在選択させる機器をMDCとしたい場合は、
更に、ステップS21〜S27の処理を行い、ステップ
S29において現在選択させる機器であるMDCのアイ
コンを表示して表示内容を更新する。そしてMDC稼働
状態とする(ステップS31)。
【0042】次に、ステップS3においてシーソスイッ
チが選択されたならば、図17に示すフローチャートの
処理に入り、図7(b)に示すように現在選択されてい
る機器の両側に次に選択される機器が表示されるように
表示デバイスの表示面を更新する。先ず、表示制御処理
として、表示面を図7(b)に示すように現在選択され
ている機器であるテレビを示すアイコンを表示、アイコ
ンの下に「TV」の文字を、「TV」の文字の右側には
次に選択される機器である「CD」の文字を、「TV」
の文字の左側には同じく次に選択されるカーラジオにお
けるFMバンドを示す「FM」の文字を表示する(ステ
ップS501)。
【0043】このような、表示状態においてはテレビの
稼働状態とあるが、実際、運転者がCDをかけたい場合
は、シーソスイッチ(SSW)のキートップ13g右端
のCDと表示されている部分を押下するとスイッチはO
Nし(ステップS503)、それに伴い表示デバイス1
3dの表示内容は更新(画面更新)され(ステップS5
05)、表示面には現在選択されている機器であるCD
を示すアイコンが表示され、アイコンの下にTVに替わ
り「CD」の文字が表示され、「CD」の文字の左側に
は次に選択される機器である「TV」の文字が、また、
「CD」の文字の右側には次に選択される機器である
「MD」の文字がそれぞれ表示される。そして、CDは
稼働状態となる。
【0044】更に、運転者がMDに切り替えたい場合
は、キートップ13gの右端でMDと表示されている部
分を押下するとスイッチはONし(ステップS50
9)、それに伴い表示デバイス13dの表示内容は更新
され(ステップS511)、表示面には現在選択されて
いる機器であるMDを示すアイコンが表示され、アイコ
ンの下にCDに替わり「MD」の文字が表示され、「M
D」の文字の左側には次に選択される機器である「C
D」の文字が、また、「MD」の文字の右側には次に選
択される機器であるカセットレコーダを示す「TAP
E」の文字がそれぞれ表示される。そして、MDは稼働
状態となる(ステップS513)。
【0045】しかし、MDよりCDに切り替える場合
は、キートップ13gのCDと表示されている部分を押
下するとスイッチはONし(ステップS515)、それ
に伴い表示デバイス13dの表示内容は更新前の表示内
容に更新される(ステップS505)。
【0046】実施の形態2.上記実施の形態1は、スイ
ッチの各押下動作により現在選択されている機能が変わ
ると共に、表示内容が替わるマルチファンクションスイ
ッチを用いたので、運転者が要求する機能を選択するま
でに多くのスイッチ操作が必要とされた。
【0047】そこで、本実施の形態は、図9に示すよう
にスイッチ装置13AのスイッチパネルPに、設定予約
ボタンに替えてダイレクト切り替えボタン(以下、DP
Bと記載する。)15Aを設ける。このDPB15A
は、単一のボタン操作で、MFスイッチ13の各表示面
131〜134の表示を、図13に示すように通常のテ
レビチャネル案内表示および受像器切り替え表示(テレ
ビモード)からDVD用画面またはテレビゲーム画面の
案内表示(オプションモード)に、またその逆に切り替
えるダイレクト切り替えボタン(以下、DPBと記載す
る。)15A1、また、図10に示すように、一枚差し
CDのプレーヤあるいは複数枚のCDを連続切り替え演
奏するチェンジャーの動作案内表示(CDモード)から
一枚差しMDのプレーヤあるいは複数枚のMDを連続切
り替え演奏するチェンジャーの動作案内表示(MDモー
ド)に、また、その逆に切り替えるDPB15A2、更
に、図14に示すように、AM放送の切り替え案内表示
と共に受信周波数案内表示(AMチュナーナモード)か
らFM放送の切り替え案内表示と共に受信周波数案内表
示(FMチュナーナモード)に切り替え、また、その逆
に切り替えるDPB15A3を備える。
【0048】尚、上記、DPB15A2は、図11に示
すスイッチ装置13AのスイッチパネルPに表されてい
るように一枚差しのCDあるいはMDに対するプレーヤ
の動作案内表示(一枚プレーヤモード)から複数のCD
あるいは複数のMDCをそれぞれ切り替えながら連続演
奏するチェンジャー(チェンジャーモード)に、また、
その逆に切り替えるDPBと設定してもよい。その場
合、図12に示す内容が表示面132に表示される。即
ち、一枚差しCDあるいはMDのプレーヤの動作案内表
示(一枚プレーモード)からから複数枚のCDまたはM
DCを連続切り替え演奏するチェンジャーの動作案内表
示(チェンジャーモード)に切り替え、また、その逆に
切り替える。尚、DPBによる切り替え対象の設定はユ
ーザにより任意に設定することもできる。
【0049】次にDPBの押下動作によるモード切替に
伴うMFスイッチ13の各表示面131〜135の切り
替え処理を、図18〜図20に示す各フローチャートに
従って説明する。尚、処理説明に当たり切り替え対象と
なる機器は異なるが、各表示面131〜135に表示さ
れる内容が実質変わらないものに関しては説明が重複す
るため、説明を省略し特徴的な処理に関して説明を進め
る。
【0050】先ず、図18に示すフローチャートに従っ
て説明を進めるならば、CPU16aは予約設定ボタン
に代えてDPBより信号が入力されると(ステップS3
5)、信号が入力された入力ポートアドレスよりDPB
15A1〜15A3の何れのDPBより切り替え信号が
入ったか判定する。このとき例えばCDモードとMDモ
ードとを切り替えるDPB15A2より信号が入力され
たと判定されたならば(ステップS41)、モード判定
2の処理に入る(ステップS43)。
【0051】モード判定2は、モード切り替えはCDモ
ード切り替えか、あるいはMDモード切り替えかを判定
し(ステップS431)、例えば、MDモード切り替え
であることが判断されたならば、MFスイッチ13の各
表示面131〜134を図10に示すMDモードの内容
にあった表示内容とする(ステップS435)。MDモ
ードにおける表示内容として初期時は、プッシュスイッ
チを使用したMFスイッチ13のキートップ(表示面)
131には現在選択されている機器を示すMDのアイコ
ンと次に選択される機器を示すMDCのアイコンがそれ
ぞれ表示形態を変えて左右に表示される共に、各アイコ
ンの下にはそれぞれMD、MDCの文字が同じく表示形
態を変えて表示される。
【0052】表示面132は最初単に「PLAY MO
DE」という文字を表示する。表示面133は表示無し
とし、表示面134はシーソスイッチを使用したMFス
イッチ13のキートップであり、この表示面134には
MDの演奏トラックを示す「TRACK」という文字と
数値表示が変わるトラック番号が表示され、これら表示
の下にはトラックを進める際の操作記号が表示面134
の右側に、また、表示面134の左側にはトラックを戻
す際の操作記号がそれぞれ表示される。
【0053】MDモードに表示されたならば、図20
(a)のフローチャートに示されるように表示面131
を有するMFスイッチ(SW1)が次に選択される機器
を設定するためにONされたか、MFスイッチより出力
されるSW1信号を検出し、MFスイッチがONか否か
を判定する(ステップS435−1,S435−3)。
SW1がONでないことが判定されたならば、現在選択
されている機器であるMDの稼働を開始する(ステップ
S435−5)。しかし、ステップS435−3におい
てSW1がONであることが判定されたならば、表示面
131と133の表示内容を更新する(ステップS43
5−9)。
【0054】表示内容の更新として、表示面131には
現在選択されている機器を示すアイコンとしてMDより
MDCに替わり、次に選択される機器を示すアイコンと
してMDCよりMDに変えて表示される共に、各アイコ
ンの下にはそれぞれMD、MDCの文字が同じく表示形
態を変えて表示される。
【0055】表示面133には、MDCにおける演奏デ
ィスクを示す「DISC」という文字と数値表示が変わ
る演奏ディスク番号が表示され、これら表示の下には演
奏ディスクを進める際の操作記号「╋」が表示面134
の右側に、また、表示面134左側には演奏ディスクを
戻す際の操作記号「━」がそれぞれ表示される。表示画
面の更新後にMDCの稼働状態となる(ステップS43
5−11)。MDCの稼働中にSW1のONは判定され
たならば、各表示面をMD対応の画面に更新する(ステ
ップS453−13)。
【0056】ここでMD稼働時における表示デバイスの
表示処理を図20(b)のフローチャートについて説明
する。MDを稼働中に、表示面134をキートップとす
るMFスイッチ(SW4)からのSW4信号を検出する
(ステップS435−5B)。 次にトラック番号を示
すnを0に初期化する(ステップS435−5C)。検
出したSW4信号よりシーソスイッチの右側がONか否
かを判定する(ステップS435−D)。右側がONで
あることが判定されたならば、n(初期値0)に1を加
えトラック番号を進める(ステップS435−E)。
【0057】1であるnはレジスタmに移され、レジス
タmの内容はトラック番号として表示面134の表示さ
れる(ステップS435−G,S435−H)。トラッ
ク番号を表示後、再度SW4信号を検出し、ONでなけ
ればトラック番号を維持して表示する(ステップS43
5−I,S435−H)。ステップS435−D,S4
35−E,S435−G,S435−H,S435−I
の各ステップを通してトラックを進める内に、ステップ
S435−DにおいてSW4の左側がONになったこと
が判定されたならば、レジスタmの内容より1を減算
し、その内容を戻したトラック番号として表示する(ス
テップS435−F、S435−H)。
【0058】また、MDCの稼働時においては、表示面
4のトラック番号の増減表示に加えて表示面3に演奏デ
ィスク番号の増減が表示される。MDC稼働時の表示デ
バイスの処理として、演奏ディスク番号の増減表示処理
を図21(a)のフローチャートを参照して説明する。
【0059】MDCを稼働中に、表示面133をキート
ップとするMFスイッチ(SW3)からのSW3信号を
検出する(ステップS435−11A)。次に演奏ディ
スク番号を示すnを0に初期化する(ステップS435
−11B)。検出したSW3信号よりシーソスイッチの
右側がONか否かを判定する(ステップS435−11
C)。右側がONであることが判定されたならば、n
(初期値0)に1を加え演奏ディスク番号を進める(ス
テップS435−11D)。1であるnはレジスタmに
移され、レジスタmの内容は演奏ディスク番号として表
示面133に表示される(ステップS435−11F,
S435−11G)。演奏ディスク番号を表示後、再度
SW3信号を検出し、ONでなければ演奏ディスク番号
を維持して表示する(ステップS435−11G,S4
35−11H)。ステップS435−11C,S435
−11D,S435−11F,S435−11G,S4
35−11Hの各ステップを通して演奏ディスクを進め
る内に、ステップS435−11Cにおいてシーソスイ
ッチの左側がONになったことが判定されたならば、レ
ジスタmの内容より1を減算し、その内容を戻した演奏
ディスク番号として表示する(ステップS435−11
E,S435−11H)MDC稼働時の表示デバイスの
処理として、トラックの増減処理を図21(b)のフロ
ーチャートに示すが、その処理は実質的に演奏ディスク
番号の増減表示処理と同様である。
【0060】尚、CDモード、一枚プレーヤモード、チ
ェンジャーモード、テレビモード、オプションモード、
AMチューナモード、FMチューナモードーオにおいて
も数値の増減表示処理、現在選択されている機器から次
に選択される機器の切り替え選択処理に関しては、MD
モードにおける各処理と共通する。
【0061】次に、表示面132に「PLAY MOD
E」と表示されたMFスイッチ13の機能を図12によ
り説明する。操作ボタン15A2(図11参照)の押下
により一枚プレーモードを選択し、各表示面131〜1
34を初期画面にした後に、「PLAY MODE」部
分を押すと表示面131〜134は、「戻る」、「SC
AN」、「RAND」、「RPT」という表示にそれぞ
れ変わる。
【0062】ここで、「戻る」という部分を押すと、各
表面131〜134は初期画面に戻る。操作対象が「M
D」であれば、「SCAN」という部分を押すと、トラ
ックを1から例えば20まで順に選曲して再生する。
「RAND」という部分を押すと、選曲トラック順序を
特に決めずにランダムに選曲し再生する。「RPT」と
いう部分を押すと、現在聴いている曲を繰り返し再生す
る。
【0063】操作ボタン15A2(図11参照)の押下
によりChangerモードを選択し、各表示面131
〜134を初期画面にした後に、「PLAY MOD
E」部分を押すと表示面131〜134は、「戻る」、
「(DISC/SCAN):SCAN」、「(DISC
/RAND):RAND」、「(DISC/RAND)
RPT」という表示にそれぞれ変わる。
【0064】ここで、「戻る」という部分を押すと、各
表面131〜134は初期画面に戻る。操作対象が「M
DC」であれば、「SCAN」という部分を押すと、現
在聴いているMD内の全曲における始めの部分を約10
秒間次々に再生する。そして、再度、「SCAN」を操
作すると、スキャンモードが解除され、その曲(再生さ
れている曲)を再生する。「RAND」という部分を押
すと、現在聴いているMD内の中からランダムに選曲し
再生する。そして、再度、「RAND」を操作すると、
ランダムモードが解除され、その曲(再生されている
曲)を再生する。「RPT」という部分を押すと、現在
聴いている曲を繰り返し再生する。そして、再度、「R
PT」を操作すると、リピートモードが解除される。解
除されるまで同じ曲を繰り返し再生する。
【0065】しかし、「DISC/SCAN」という部
分を押すと、チェンジャー内の全てのCDにおける1曲
目の始めの部分を約10秒間次々に再生する。そして、
再度「DISC/SCAN」を操作するとディスクスキ
ャンモードが解除され、そのCD曲(再生されているC
D曲)を再生する。「DISC/RAND」という部分
を押すと、チェンジャー内の中(全曲=ディスク・曲、
全てランダム)からランダムに選曲し再生する。「DI
SC/RPT」という部分を押すと、現在聴いているC
Dを繰り返し再生する。再度、「DISC/RPT」を
操作すると、ディスクリピートモ−ドが解除される。デ
ィスクリピートモ−ドが解除されるまで同じCDを繰り
返し再生する。図10に記載した「PLAY MOD
E」の機能に関しても同様である。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作ボタンを
操作する毎に、操作対象機器を示すキャラクタを表示手
段より前記操作ボタン上に表示するスイッチ部と、操作
対象機器を設定する対象機器設定手段と、この対象機器
設定手段の出力より、設定された操作対象機器を判定す
る対象機器判定手段と、この判定された操作対象機器よ
り、前記操作ボタンが現在操作される操作対象機器の次
に操作する操作対象機器を決定する操作順序決定手段
と、この操作順序決定手段で決定された前記各操作対象
機器の操作順序に従って前記現在操作される操作対象機
器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャ
ラクタを生成して前記表示手段に送る画像生成手段と、
前記操作ボタンの操作を検出して前記画像生成手段に伝
える操作検出手段とを備え、前記画像生成手段は前記操
作検出手段の操作検出結果に基づき、現在操作される操
作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ
示すキャラクタを更新することで、ユーザは表示された
キャラクタを見ることで、次にどのような操作対象機器
が選択できるのか判断できるため使い勝手に優れた多機
能スイッチを提供できるという効果がある。
【0067】請求項2の発明によれば、対象機器設定手
段は操作対象機器を少なくとも2つ設定し、これら操作
対象機器を切り替え設定することで、目的とする操作対
象機器を少ないスイッチ操作回数で選択できるという効
果がある。
【0068】請求項3の発明によれば、操作ボタンは現
在操作される操作対象機器に対して次に操作される複数
の操作対象機器の内、少なくとも2つを切り替えて選択
できるスイッチ部を備え、前記画像生成部は、次に操作
される操作対象機器を示すキャラクタ画像を少なくとも
2つ生成して前記表示手段に送ることで、1回のスイッ
チ操作回数で複数の操作対象機器を選択できるため選択
範囲が広がるという効果がある。
【0069】請求項4の発明によれば、画像生成部は、
前記操作ボタンによる次に操作される操作対象機器の選
択時、前記表示手段に表示された現在操作される操作対
象機器のキャラクタを、選択された次に操作される操作
対象機器のキャラクタの表示にスクロールして前記表示
部のキャラクタを更新することで、次に選択される操作
対象機器をより明確に確認できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の表示機能付多機能スイッチ装置
の基本構成図である。
【図2】図2本発明の表示機能付多機能スイッチ装置が
適用可能なセンターコンソールを含む自動車のダッシュ
ボード回りの要部斜視図である。
【図3】図3は本発明の実施の形態1に係る表示機能付
多機能スイッチ装置の要部正面図である。
【図4】図4はプッシュスイッチを用いた多機能スイッ
チの縦断面図である。
【図5】図5はシーソスイッチを用いた多機能スイッチ
の縦断面図である。
【図6】図6は図3の多機能スイッチの表示面13aに
表示される同一機種間で現在選択されている機器のアイ
コンと次に選択される機器のアイコンの遷移を説明する
図である。
【図7】図7は図3の多機能スイッチの表示面13aに
表示される異なる機種間で現在選択されている機器のア
イコンと次に選択される機器のアイコンの遷移を説明す
る図である。
【図8】図8は図3の多機能スイッチの表示面13aに
表示される現在選択されている受信受信周波数と次に選
択される受信受信周波数の遷移を説明する図である。
【図9】図9は本発明の実施の形態2に係る表示機能付
多機能スイッチ装置の要部正面図である。
【図10】図10は図9の表示面に表示されるCDモー
ドおよびMDモードの案内画面の説明図である。
【図11】図11は本発明の実施の形態2に係る表示機
能付多機能スイッチ装置の変形例の要部正面図である。
【図12】図12は図11の表示面に表示されるDIS
CモードおよびChangerモードの案内画面の説明
図である。
【図13】図13は図11の表示面に表示されるTVモ
ードおよびOptionモードの案内画面の説明図であ
る。
【図14】図14は図11の表示面に表示されるAMモ
ードおよびFMモードの案内画面の説明図である。
【図15】図15は本発明に係る表示機能付多機能スイ
ッチ装置の電気的な概略構成のブロック図である。
【図16】図16は図15のマイクロコンピュータのR
OMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【図17】図17は図15のマイクロコンピュータのR
OMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【図18】図18は図15のマイクロコンピュータのR
OMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【図19】図19は図15のマイクロコンピュータのR
OMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【図20】図20は図15のマイクロコンピュータのR
OMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【図21】図21は図15のマイクロコンピュータのR
OMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
13 操作ボタン 13d 表示手段 15 対象設定手段 15A ダイレクト切り替えボタン 16 マイクロコンピュータ 16a CPU 16b RAM 16c ROM 16a1 対象機器判定手段 16a2 操作順序決定手段 16a3 画像生成手段 16a4 操作検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/00 657 G06F 3/00 657A G09F 9/00 366 G09F 9/00 366A H01H 9/18 H01H 9/18 B Fターム(参考) 3D044 BA04 BA16 BA21 BA26 BA27 BB01 BC13 BD05 BD07 5B020 CC12 DD02 DD26 DD27 FF55 FF56 GG15 5E501 AA17 AA20 AA22 AB06 AC15 BA03 BA05 CA02 CB03 EA05 EA11 EB05 FA03 FA04 FA14 FA42 FB22 FB25 FB32 FB34 5G052 AA23 AA35 BB01 BB03 JA02 JA08 JB07 JB08 JB09 5G435 AA00 BB02 BB05 BB12 GG41 HH02 LL17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ボタンを操作する毎に、操作対象機
    器を示すキャラクタを表示手段より前記操作ボタン上に
    表示するスイッチ部と、操作対象機器を設定する対象機
    器設定手段と、この対象機器設定手段の出力より、設定
    された操作対象機器を判定する対象機器判定手段と、こ
    の判定された操作対象機器より、前記操作ボタンが現在
    操作される操作対象機器の次に操作する操作対象機器を
    決定する操作順序決定手段と、この操作順序決定手段で
    決定された前記各操作対象機器の操作順序に従って前記
    現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象
    機器とをそれぞれ示すキャラクタを生成して前記表示手
    段に送る画像生成手段と、前記操作ボタンの操作を検出
    して前記画像生成手段に伝える操作検出手段とを備え、 前記画像生成手段は前記操作検出手段の操作検出結果に
    基づき、現在操作される操作対象機器と次に操作される
    操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを更新するこ
    とを特徴とする表示機能付多機能スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記対象機器設定手段は、操作対象機器
    を少なくとも2つ設定し、これら操作対象機器を切り替
    え設定することを特徴とする請求項1に記載の表示機能
    付多機能スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作ボタンは、現在操作される操作
    対象機器に対して次に操作される複数の操作対象機器の
    内、少なくとも2つを切り替えて選択できるスイッチ部
    を備え、前記画像生成部は、次に操作される操作対象機
    器を示すキャラクタ画像を少なくとも2つ生成して前記
    表示手段に送ることを特徴とする請求項1に記載の表示
    機能付多機能スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記画像生成部は、前記操作ボタンによ
    る次に操作される操作対象機器の選択時、前記表示手段
    に表示された現在操作される操作対象機器のキャラクタ
    を、選択された次に操作される操作対象機器のキャラク
    タの表示にスクロールして前記表示手段のキャラクタを
    更新することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の表示機能付多機能スイッチ装置。
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