JP4636871B2 - 車載用電子機器、および、その制御方法 - Google Patents

車載用電子機器、および、その制御方法 Download PDF

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本発明は、車輌に搭載される車載用電子機器、および、その制御方法に係り、特に、操作性を向上させるための技術に関する。
近年、技術の高度化を背景として、電子機器が多機能化しており、そのための調整項目も増えている。一般に、電子機器は、これらの調整項目を複数のカテゴリーに分類して記憶し、ユーザが調整項目を調整する際には、先ず、これらのカテゴリーを表示する。そして、ユーザによって所望の調整項目を含むカテゴリーが選択されると、電子機器は、そのカテゴリーに属する調整項目を表示するように構成されている(例えば、特許文献1)。
ところで、1つのカテゴリーに属する調整項目が多数ある場合、車載用電子機器にあっては、表示領域が限られていることから、それらの調整項目を全部1度に表示することはできず、調整項目を1つだけ表示し、操作キーが操作されるごとに、表示する調整項目を順次切り替えている。
特開2003−244770号公報
しかしながら、ユーザが一度調整を行った調整項目に対して、再調整を行う場合、再びカテゴリーを選択した後、所望の調整項目が表示されるまで操作キーを操作するといったことを繰り返し行う必要があり、操作が面倒であるといった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、一度設定した調整項目を再調整する時の操作性を向上させることのできる車載用電子機器、および、その制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、表示手段を備え、複数の調整項目前記表示手段に表示するとともに、当該調整項目をユーザが調整可能に構成され、車輌に搭載される車載用電子機器であって、前記調整項目をカテゴリーごとに分類した複数の大項目を前記表示手段に表示し、いずれかの大項目が選択された場合に、当該大項目に分類された複数の調整項目を1つずつ循環的に切り換えて表示するとともに、調整が行われた調整項目を、調整が行われた順序と対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の大項目とともに前記表示手段に表示されたタッチ操作キーであり、前記記憶手段に記憶された調整項目を、調整が行われた順に操作が行われるごとに前記表示手段に表示する操作手段とを具備することを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明は、表示手段を備え、複数の調整項目前記表示手段に表示するとともに、当該調整項目をユーザが調整可能に構成され、車輌に搭載される車載用電子機器を制御する制御方法であって、前記調整項目をカテゴリーごとに分類した複数の大項目を前記表示手段に表示し、いずれかの大項目が選択された場合に、当該大項目に分類された複数の調整項目を1つずつ循環的に切り換えて表示するとともに、調整が行われた調整項目を、調整が行われた順序と対応付けて記憶し、前記複数の大項目とともにタッチ操作キーを表示し、当該タッチ操作キーが操作されるごとに、前記記憶手段に記憶された調整項目を、調整が行われた順に前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、一度設定した調整項目を再調整する時の操作性を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係る車載用電子機器の一態様たるカーオーディオ装置1の正面図であり、図2は当該カーオーディオ装置1の装置本体2の正面図である。図1に示すように、カーオーディオ装置1の正面(フロント部分)には、着脱可能コントロールパネル(以下、DCP(Detachable Control Panel)という)3が装置本体2に対して取り外し自在に取り付けられる。
DCP3は、カーオーディオ装置1の表示手段および操作手段として機能するものであり、DCPケース4と、液晶パネル5と、当該液晶パネル5上に設けられたタッチパネル6と、液晶パネル5の左右両側に配設された複数の操作キー7とを有している。液晶パネル5の上下縁部には上フレーム8Aおよび下フレーム8Bが設けられ、これら上フレーム8Aおよび下フレーム8Bにより液晶パネル5が挟持される。また下フレーム8Bには液晶パネル5との隣接部分に沿ってほぼ等間隔に凹部9が4箇所形成されている。これら凹部9は、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものである。具体的には、液晶パネル5には、これら4箇所の凹部9に対応して4つの操作ボタンアイコン10が表示され、ユーザが下フレーム8B上で指を摺動させれば、液晶パネル5に表示された操作ボタン10の位置を凹部9の位置から察することができるようになっている。したがって、ユーザは液晶パネル5を見なくとも、タッチパネル6の操作を容易に行うことができる。
さらに、図1に示すように、液晶パネル5の左右両縁のそれぞれには、上下に延びるガイド片11が設けられている。これらのガイド片11は、上記下フレーム8Bの凹部9と同様に、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものである。具体的には、液晶パネル5の左右両縁付近には、液晶画面5に表示されている表示項目を順次変更するためのスクロール操作アイコン12が表示されており、ユーザはガイド片11を頼りにスクロール操作アイコン12を操作することができる。すなわち、ユーザがガイド片11に沿ってタッチパネル6上を指で摺摩することで、スクロール操作アイコン12が操作され、表示項目が順次変更される。
DCP3が複数の操作キー7を備えることは上述の通りであるが、これらの操作キー7として、電源・ボリュームキー7A、ソースボタン7B、オープン・イジェクトボタン7C、アジャストボタン7D、モードボタン7E、サウンドボタン7F、および、ISRボタン7Gが設けられている。電源・ボリュームキー7Aはロータリーキースイッチとして構成され押下操作によって電源がオン・オフし、また、回転操作によってボリューム(音量)が調整される。ソースボタン7Bは音源ソースを切り換えるための押下式ボタンであり、押下の度に、再生する音源ソースが切り換えられる。音源ソースとしては、装置本体1に内蔵されたラジオ音源やCD(Compact Disc)音源、装置本体2に通信可能に接続されたCDチェンジャーやDVD(Digital Versatile Disk)チェンジャー、および、外部音声入力端子から入力される外部音声などが用いられている。
オープン・イジェクトボタン7CはDCP3を開くための押下式ボタンであり、DCP3が閉じた状態でオープン・イジェクトボタン7Cが押下されると、DCP3が図示せぬリンク機構により装置本体1から押し出されるように傾倒して開状態となり、装置本体2の正面(フロント部分)が露出する。図2に示すように、装置本体2の正面にはCDの挿入口20が設けられており、DCP3を開状態とすることで装置本体2へのCDの挿脱が可能となる。また、DCP3が開いた状態で上記オープン・イジェクトボタン7Cを操作した場合には、挿入口20からのCDの排出動作が行われる。さらに、DCP3が開状態となった場合には、所定時間経過後に、図示せぬリンク機構が作動して、自動で閉状態となる。
アジャストボタン7Dは装置本体2の各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。モードボタン7Eは例えばCD再生時の再生モードを設定するための押下式ボタンであり、押下の度に、リピート再生やランダム再生といった再生モードが切り替わり設定される。また、当該モードボタン7Eが長押操作された場合には、液晶パネル5の表示が標準表示とデザインを省略して視認性を向上させたシンプル表示との間で表示が切り換えられる。サウンドボタン7Fは音響に関する各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。ISRボタン7Gは現在の音源ソースの選択状態にかかわらず、特定のラジオチャンネルを受信してラジオ音声を出力させるための操作ボタンである。
また、DCP3の正面には、車室内の明るさを感知するフォトセンサの受光窓13と、リモートコントローラからの信号を受光するための受光窓14とが設けられている。本カーオーディオ装置1にあっては、上記フォトセンサで感知した車室内の明るさに応じて液晶パネル5のバックライトの輝度が調整されるようになっている(いわゆる、オートディマー機能)。
このDCP3は、上記のように、装置本体2から取り外し可能になっており、その構造について説明すると、図3に示すように、DCP3の背面には、2つの係合突起30A、30Bと1つの係合受け31とが形成されると共にコネクタ接点32が形成され、また、図2に示すように、装置本体2の正面には、上記DCP3を取り付けるための支持プレート21が設けられ、この支持プレート21上に2つの係合受け22A、22Bと、1つの係合突起23と、コネクタ接点24とが形成されている。この構成の下、DCP3の背面の係合受け31を装置本体2の支持プレート21上の係合突起23に押し込んで、DCP3の一端側を装置本体2に係合させた後、DCP3の背面の係合突起30A、30B及びコネクタ接点32をそれぞれ装置本体2の係合受け22A、22B及びコネクタ接点24に押し込んで係合させることで、DCP3が装置本体2の正面に取り外し自在に取り付けられる。
DCP3が装置本体2に取り付けられた状態にあっては、上記コネクタ接点32および24を介してDCP3と装置本体2との間で信号の送受が可能となり、これらDCP3と装置本体2との間で操作キー7の操作に応じた操作信号や、液晶パネル5へ各種情報を表示するための信号等が送受される。
次いで、本カーオーディオ装置1の機能的構成について図4を参照して詳述する。図4はカーオーディオ装置1の装置本体2およびDCP3の機能的構成を示すブロック図である。この図に示すように、カーオーディオ装置1の装置本体2は、マスターマイコン100と、ラジオ受信部110と、CD再生部120と、音声出力部120とを備えている。
マスターマイコン100は、装置本体2の各部およびDCP3の制御を実行するものであり、制御手段としてのCPU101や、記憶手段としてのEEPROM102およびRAM103を備えている。また、EEPROM102には、制御用プログラムやメニュー画面などの各種表示用データが格納されている。なお、図示を省略しているが、マスターマイコン100には、車両のバッテリに直結されたバックアップ電源と、キースイッチを介してバッテリに接続されたACC電源とが供給されている。したがって、ACC電源がオフの間は、バックアップ電源がマスターマイコン100に供給されて、RAM103に格納したデータが保持される。
ラジオ受信部110は、AM/FM波のラジオ放送を受信するものであり、アンテナ111と、チューナ回路112とを備え、チューナ回路112がマスターマイコン100の指示に基づいて所定チャンネルのラジオ放送を受信し、音声信号を音声出力部120に出力する。CD再生部120は、マスターマイコン100の制御の下、CDに記録されている音楽データを読み取り、音声信号を音声出力部130に出力するCD読取部121を備えている。
音声出力部130は、マスターマイコン100の制御の下、ラジオ受信部110及びCD再生部120の各々からの音声信号に基づいて音声を出力するものであり、DSP(Digital Signal Processor)131と、音量を調整する電子ボリューム回路132とを備えている。DSP131は、マスターマイコン100の制御の下、音声信号に対して、例えばフィルタ処理やイコライザ処理、音声信号が符号化されている場合にはデコード処理といったデジタル音声信号処理を施して電子ボリューム回路132に出力するものであり、電子ボリューム回路121は、マスターマイコン100の制御の下、再生音量を調整すべく、音声信号をD/A変換した後に信号の振幅レベルを調整して出力するものである。また、DSP131には、上記ラジオ受信部110及びCD再生部120のほかにも、例えば図示せぬカーナビゲーション装置といった外部機器からの外部音声信号が入力可能に構成されている。
ここで、本カーオーディオ装置1には、例えば2線の同軸ケーブルからなるRCAコネクタを介して外部アンプユニット160が接続されており、上記電子ボリューム回路132から出力された音声信号がRCAコネクタを介して外部アンプユニット160に入力される。外部アンプユニット160は複数のスピーカSPが接続可能に構成されており、接続可能なスピーカSPの最大数(本実施の形態では6)だけのアンプ回路(図示せず)を備え、電子ボリューム回路132から入力された音声信号を増幅して、現在接続されている各スピーカSPに出力する。なお、アンプ回路やスピーカを装置本体2にも内蔵し、外部アンプユニット160を介さずに音声を出力可能に構成しても良いことは勿論である。
DCP3は、上記のように、液晶パネル5とタッチパネル6と操作キー7とを備える他、さらに、DCP3の各部を制御する表示マイコン151と、当該表示マイコン151の指示に基づいて液晶パネル5に各種情報表示を行うLCDドライバ152とを有している。DCP3が装置本体2に装着された場合には、DCP3の表示マイコン151と装置本体2のマスターマイコン100とが上記コネクタ接点24、32により電気的に接続され、各種信号の授受を行う。例えば操作キー7の一つである電源・ボリュームキー7A(図1参照)が回転操作され、ユーザによりボリューム調整が行われた場合には、かかる回転操作量が図示せぬエンコーダにより検出され、表示マイコン151からマスターマイコン100に送信される。この結果、マスターマイコン100は、再生音量が電源・ボリュームキー7Aの回転操作量に応じたボリュームとなるように電子ボリューム回路132を制御することとなる。
タッチパネル6には抵抗膜方式のタッチパネルが用いられ、その表面に手などが触れた場合、その接触点の位置座標に応じた電圧の信号が表示マイコン151に出力され、かかる信号に基づいて表示マイコン151によって接触点座標が特定される。これにより、液晶パネル5に表示されているどの操作ボタンが操作されたかが特定され、その操作に応じた動作が実行される。
ここで、本カーオーディオ装置1にあっては、上記アジャストボタン7D(図1参照)が押下されると、マスターマイコン100は、EEPROM102から各種設定のための調整メニュー画面200を読み出し、図5に示すように、当該調整メニュー画面200を液晶パネル5に表示させる。調整メニュー画面200には調整項目の大項目が含まれている。この大項目は、調整項目をカテゴリーごとに分類するための項目(いわゆる見出し)であり、本実施の形態では、液晶表示の外観に関する調整項目を示す「APPEARANCE」、音に関する調整項目を示す「SOUND」、ラジオチューナに関する調整項目を示す「TUNER」、および、その他の調整項目を示す「SETTING」の4つの大項目が用いられている。それぞれの大項目には、図6に示すように、具体的な調整項目が対応付けられてEEPROM102に格納されている。例えば、「APPEARANCE」には、時計の調整項目である「CLOCK」や上記ディマー機能の輝度レベルの調整項目である「DMR_LEVEL」などが設けられている。なお、本実施の形態では、調整項目のカテゴリーを示す大項目のそれぞれに複数の調整項目を分類する構成としたが、大項目の下に中項目を設け、その中項目のそれぞれに調整項目を対応付けた、いわゆる階層構造としても良い。
さて、本実施の形態では、上記調整メニュー画面200が表示されている状態で、いずれかの大項目がタッチ操作された場合には、その大項目に属する調整項目の最初の項目が表示され、そして、上記スクロール操作アイコン12が操作されるごとに、次の調整項目に循環的に表示が切り換わるようになっている。
また、調整メニュー画面200には、直近に設定された調整項目をダイレクトに読み出すための操作キーであるRECENTキー210が設けられている。すなわち、このRECENTキー210が押下されると、ユーザが最後に調整した調整項目がダイレクトに表示され、その調整項目に対して調整ができるようになっている。詳細には、上記調整項目が調整された場合、マスターマイコン100は、その調整項目と、調整された後の調整内容とを互いに対応付けてRAM103に格納して記憶させる。このとき、他の調整項目および調整内容が既にRAM103に格納されている場合には、マスターマイコン100は、その調整項目および調整内容を、今回調整された調整項目および調整内容に書き換えることで、最後に調整された調整項目および調整内容をRAM103に格納して記憶させる。
以上の構成の下、ユーザが例えば、大項目「TUNER」に属する調整項目「TUNER AREA」に対して設定を行った後、再度、この調整項目「TUNER AREA」に対する調整を行う場合には、次のように操作することになる。すなわち、図7に示すように、アジャストボタン7Dを操作して、液晶パネル5に調整メニュー画面200を表示させ、大項目「TUNER」をタッチ操作により選択する(ステップS1)。この結果、マスターマイコン100は、大項目「TUNER」に属する先頭の調整項目をEEPROM102から読み出して、液晶パネル5に表示する。このとき、マスターマイコン100は、スクロール操作アイコン12も併せて液晶パネル5に表示する。
このように、大項目「TUNER」に属する調整項目が液晶パネル5に表示されている状態の下、ユーザは、調整項目「TUNER AREA」が表示されるまでスクロール操作アイコン12を操作し(ステップS2)、調整項目「TUNER AREA」が表示された場合に、その調整項目「TUNER AREA」を調整する(ステップS3)。このとき、マスターマイコン100は、調整された調整項目および調整内容をRAM103に格納して記憶させ、また、既に他の調整項目および調整内容が格納済みである場合には、それを今回調整された調整項目および調整内容により書き換える。
そして、ユーザは、調整項目の調整が完了した後、再度、アジャストボタン7Dを操作するなどして、調整のための画面から通常の画面に表示を切り替えさせる(ステップS4)。
その後、ユーザが前回と同じ調整項目を調整する場合には、アジャストボタン7Dを操作して液晶パネル5に調整メニュー画面200を表示させた後、RECENTキー210をタッチ操作する(ステップS5)。この結果、マスターマイコン100は、RAM103に格納されている調整項目および調整内容を読み出し、それを液晶パネル5に表示する。これにより、ユーザが最後に調整した調整項目が調整メニュー画面200からダイレクトに表示され、ユーザは、上記ステップS3〜S4の手順で、その調整項目に対して再度調整を行うことができる。
このように、本実施の形態によれば、最後に調整が行われた調整項目をRAM103に格納して記憶するとともに、当該RAM103に格納された調整項目をダイレクトに液晶パネル5に表示するためのRECENTキー210を備える構成としたため、ユーザは、RECENTキー210を操作するだけで、最後に調整した調整項目をダイレクトに液晶パネル5に表示させることができ、当該調整項目を再調整することができる。これにより、ユーザは、最後に調整した調整項目が液晶パネル5に表示されるまで多数の操作を繰り返す必要がなく、再調整時の手間を大幅に削減することができ、以って、再調整時の操作性を向上させることができる。
また、最後に調整項目を調整したときから比較的長い時間が経過し、ユーザが最後に調整した調整項目を忘れてしまった場合であっても、RECENTキー210を操作することで、最後に調整した調整項目を確認することができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用可能である。
例えば、上述した実施の形態では、最後に調整された調整項目をRAM103に格納し、RECENTキー210の操作によって、その調整項目を液晶パネル5に表示する構成としたが、これに限らず、調整が行われた調整項目を、調整が行われた順序と対応付けてRAM103に格納しておき、RECENTキー210が操作されるごとに、調整が行われた順番に液晶パネル5に調整項目を1つずつ表示する構成としても良い。
また例えば、上述した実施の形態では、車載用電子機器の一例としてカーオーディオ装置を例示したが、これに限らず、車載に搭載される車載用電子機器であれば本発明を適用することができ、例えば、カーナビゲーション装置などに本発明を適用しても良い。
本発明の実施の形態に係るカーオーディオ装置の正面図である。 同装置本体の正面図である。 同DCPの背面図である。 カーオーディオ装置の機能的構成を示すブロック図である。 調整メニュー画面の構成の一態様を模式的に示す図である。 調整項目の分類を示す図である。 調整項目を調整する際の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カーオーディオ装置
2 装置本体
3 DCP
5 液晶パネル
6 タッチパネル
7 操作キー
7D アジャストボタン
100 マスターマイコン
101 CPU
103 RAM
200 調整メニュー画面
210 RECENTキー

Claims (2)

  1. 表示手段を備え、複数の調整項目前記表示手段に表示するとともに、当該調整項目をユーザが調整可能に構成され、車輌に搭載される車載用電子機器であって、
    前記調整項目をカテゴリーごとに分類した複数の大項目を前記表示手段に表示し、いずれかの大項目が選択された場合に、当該大項目に分類された複数の調整項目を1つずつ循環的に切り換えて表示するとともに、
    調整が行われた調整項目を、調整が行われた順序と対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数の大項目とともに前記表示手段に表示されたタッチ操作キーであり、前記記憶手段に記憶された調整項目を、調整が行われた順に操作が行われるごとに前記表示手段に表示する操作手段と
    を具備することを特徴とする車載用電子機器。
  2. 表示手段を備え、複数の調整項目前記表示手段に表示するとともに、当該調整項目をユーザが調整可能に構成され、車輌に搭載される車載用電子機器を制御する制御方法であって、
    前記調整項目をカテゴリーごとに分類した複数の大項目を前記表示手段に表示し、いずれかの大項目が選択された場合に、当該大項目に分類された複数の調整項目を1つずつ循環的に切り換えて表示するとともに、
    調整が行われた調整項目を、調整が行われた順序と対応付けて記憶し、前記複数の大項目とともにタッチ操作キーを表示し、当該タッチ操作キーが操作されるごとに、前記記憶手段に記憶された調整項目を、調整が行われた順に前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする車載用電子機器の制御方法。
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