JP4613058B2 - 音響装置、その制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

音響装置、その制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、第1音声信号に第2音声信号をミキシングして出力する音響装置、その制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関する。
従来より、CD(Compact Disc)等から読み出した音楽データから生成したメイン音声信号(第1音声信号)に、カーナビゲーション装置からの案内音声の音声信号(第2音声信号)をミキシングして出力する車載用音響装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の音響装置においては、案内音声が一定の音量レベルで出力されるように、メイン音声信号を電子ボリューム回路で音量調整した後、ミキサー回路により、このメイン音声信号に、案内音声の音声信号をミキシングして出力するものがある。
特開2001−34281号公報
しかし、従来の構成では、ミキサー回路を必要とするため、その分、部品点数が多くなり、かつ、ミキサー回路や配線等の配置スペースが必要となり、特に、大きさが制限される車載用音響装置にとっては問題となる。
一方、ミキサー回路を省略すると、案内音声の音声信号を一定の音量レベルで出力することが困難となり、案内音声が小音量で出力されて聞き取り難くなってしまう等の問題が生じてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ミキサー回路を具備することなく、CD音声等の第1音声信号の音量レベルを可変制御しつつ、案内音声等の第2音声信号を一定の音量レベルで出力することができる音響装置、その制御方法、制御プログラムおよび記録媒体を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、第1音声信号に、音声案内用の第2音声信号をミキシングして出力する音響装置において、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号に対し、マルチチャンネル化するデコード処理及び音量制御処理をデジタル処理で選択的に施すデコード部と、前記デコード部から出力された前記第1音声信号を入力し、前記第2音声信号が入力中の場合は、この第2音声信号を、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号にミキシングして出力すると共に、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記第1音声信号を出力するミキシング部と、ユーザーの操作に応じて、前記ミキシング部から出力された音声信号を、アナログ信号の状態で振幅レベルを調整し、その音量レベルを可変制御する電子ボリューム部と、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記デコード部による音量制御を無効に設定し、前記電子ボリューム部により、ユーザーの操作に応じて前記第1音声信号の音量レベルを可変させ、前記第2音声信号が入力中の場合は、前記デコード部により、前記第1音声信号の音量レベルを、ミキシング前の前記第2音声信号の音量レベルよりも低くする予め定めた減衰レベルに制御させると共に、前記電子ボリューム部による信号増幅レベルを予め定めた一定レベルに固定させる制御部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、第2音声の音量を一定レベルで放音させつつ、第1音声の音量だけを制御でき、ミキサー回路を用いて、音量調整後のメイン音声の音声信号に案内音声信号をミキシングする従来のものに比して、ミキサー回路およびその配線等を削減することができる。
また、上記構成において、前記制御部は、前記第2音声信号が非入力の場合、前記電子ボリューム部により、音量操作子に連動して音量を可変制御させてもよい。また、前記制御部は、前記デコード部に対し、各々異なるスピーカ接続構成を示す複数の設定情報のうち選択された設定情報に応じたデコード処理を行わせると共に、前記ミキシング部に対し、前記第2音声信号のミキシング先を、前記選択された設定情報に応じて、中音域音声を再生可能なスピーカに出力されるチャンネルの音声信号に変更させてもよい。
また、本発明は、第1音声信号に、音声案内用の第2音声信号をミキシングして出力する音響装置の制御方法において、前記音響装置は、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号に対し、マルチチャンネル化するデコード処理及び音量制御処理をデジタル処理で選択的に施すデコード部と、前記デコード部から出力された前記第1音声信号を入力し、前記第2音声信号が入力中の場合は、この第2音声信号を、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号にミキシングして出力すると共に、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記第1音声信号を出力するミキシング部と、ユーザーの操作に応じて、前記ミキシング部から出力された音声信号を、アナログ信号の状態で振幅レベルを調整し、その音量レベルを可変制御する電子ボリューム部とを備え、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記デコード部による音量制御を無効に設定し、前記電子ボリューム部により、ユーザーの操作に応じて前記第1音声信号の音量レベルを可変させ、前記第2音声信号が入力中の場合は、前記デコード部により、前記第1音声信号の音量レベルを、ミキシング前の前記第2音声信号の音量レベルよりも低くする予め定めた減衰レベルに制御させると共に、前記電子ボリューム部による信号増幅レベルを予め定めた一定レベルに固定させることを特徴とする。
また、本発明は、以上説明した音響装置及びその制御方法に適用する他、この発明を実施するための制御プログラムを電気通信回線を介して一般ユーザに配布したり、そのようなプログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータに読み取り可能な記録媒体に格納して一般ユーザに配布する、といった態様でも実施され得る。
本発明によれば、ミキサー回路を具備することなく、CD音声等の第1音声信号の音量レベルを可変制御しつつ、案内音声等の第2音声信号を一定の音量レベルで出力することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る車載装置の一態様たるカーオーディオ装置1の正面図であり、図2は当該カーオーディオ装置1の装置本体2の正面図である。図1に示すように、カーオーディオ装置1の正面(フロント部分)には、着脱可能コントロールパネル(以下、DCP(Detachable Control Panel)という)3が装置本体2に対して着脱自在に取り付けられている。
このDCP3は、カーオーディオ装置1の表示手段および操作手段として機能するものであり、DCPケース4と、液晶パネル5と、当該液晶パネル5上に設けられたタッチパネル6と、液晶パネル5の左右両側に配設された複数の操作キー7とを有している。
液晶パネル5の上下縁部には、上フレーム8Aおよび下フレーム8Bが設けられ、これら上フレーム8Aおよび下フレーム8Bにより液晶パネル5が挟持される。また、下フレーム8Bには、液晶パネル5との隣接部分に沿ってほぼ等間隔に4つの凹部9が形成されている。これら凹部9は、タッチパネル6上の操作箇所を案内するものであり、すなわち、図1に示すように、液晶パネル5には、これら4箇所の凹部9に対応して4つの操作ボタンアイコン10が表示され、ユーザが下フレーム8B上で指を摺動させれば、液晶パネル5に表示された操作ボタン10の位置を凹部9の位置から察することができるようになっている。したがって、ユーザは液晶パネル5を見なくとも、タッチパネル6の操作を容易に行うことができる。
さらに、図1に示すように、液晶パネル5の左右両縁のそれぞれには、上下に延びるガイド片11が設けられ、これらのガイド片11は、上記下フレーム8Bの凹部9と同様に、タッチパネル6上の操作箇所を案内する。
具体的には、図1に示すように、液晶パネル5の左右両縁付近には、液晶画面5に表示されている表示項目を順次変更するためのスクロール操作アイコン12が表示され、ユーザはガイド片11を頼りにスクロール操作アイコン12を操作することができる。すなわち、ユーザがガイド片11に沿ってタッチパネル6上を指で摺摩することで、スクロール操作アイコン12が操作され、表示項目が順次変更される。
DCP3が複数の操作キー7を備えることは上述の通りであるが、これらの操作キー7として、電源・ボリュームキー(音量操作子)7A、ソースボタン7B、オープン・イジェクトボタン7C、アジャストボタン7D、モードボタン7E、サウンドボタン7F、および、ISRボタン7Gが設けられている。
電源・ボリュームキー7Aは、ロータリーキースイッチとして構成され、押下操作によって電源がオン・オフされ、また、回転操作によってボリューム(音量)が調整される。ソースボタン7Bは、音源ソースを切り換えるための押下式ボタンであり、押下の度に、再生する音源ソースが切り換えられる。音源ソースとしては、装置本体2に内蔵されたラジオ音源やCD(Compact Disc)音源、装置本体2に通信可能に接続されたCDチェンジャーやDVD(Digital Versatile Disk)チェンジャー、および、外部音声入力端子から入力される外部音声(本実施形態では、カーナビゲーション装置200からの案内音声)等である。
オープン・イジェクトボタン7Cは、DCP3を開くための押下式ボタンであり、DCP3が閉じた状態でオープン・イジェクトボタン7Cが押下されると、DCP3が図示せぬリンク機構により装置本体2から押し出されるように傾倒して開状態となり、装置本体2の正面(フロント部分)が露出する。
図2に示すように、装置本体2の正面にはCDの挿入口20が設けられており、DCP3を開状態とすることで装置本体2へのCDの挿脱が可能となる。また、DCP3が開いた状態で上記オープン・イジェクトボタン7Cを操作した場合には、挿入口20からのCDの排出動作が行われる。このDCP3が開状態となった場合、所定時間経過後に、図示せぬリンク機構が作動して、自動で閉状態となる。
アジャストボタン7Dは、装置本体2の各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。モードボタン7Eは例えばCD再生時の再生モードを設定するための押下式ボタンであり、押下の度に、リピート再生やランダム再生といった再生モードが切り替わり設定される。また、当該モードボタン7Eが長押操作された場合には、液晶パネル5の表示が標準表示とデザインを省略して視認性を向上させたシンプル表示との間で表示が切り換えられる。サウンドボタン7Fは、音響に関する各種の設定や調整をするときに使用される操作ボタンである。ISRボタン7Gは、現在の音源ソースの選択状態にかかわらず、特定のラジオチャンネルを受信してラジオ音声を出力させるための操作ボタンである。
また、DCP3の正面には、車室内の明るさを感知するフォトセンサの受光窓13と、リモートコントローラからの信号を受光するための受光窓14とが設けられている。本カーオーディオ装置1にあっては、上記フォトセンサで感知した車室内の明るさに応じて液晶パネル5のバックライトの輝度が調整されるようになっている(いわゆるオートディマー機能)。
このDCP3は、上記のように、装置本体2から取り外し可能になっており、その構造について説明すると、図3に示すように、DCP3の背面には、2つの係合突起30A、30Bと1つの係合受け31とが形成されると共にコネクタ接点32が形成され、また、図2に示すように、装置本体2の正面には、上記DCP3を取り付けるための支持プレート21が設けられ、この支持プレート21上に2つの係合受け22A、22Bと、1つの係合突起23と、コネクタ接点24とが形成されている。この構成の下、DCP3の背面の係合受け31を装置本体2の支持プレート21上の係合突起23に押し込んで、DCP3の一端側を装置本体2に係合させた後、DCP3の背面の係合突起30A、30Bおよびコネクタ接点32をそれぞれ装置本体2の係合受け22A、22Bおよびコネクタ接点24に押し込んで係合させることで、DCP3が装置本体2の正面に取り外し自在に取り付けられている。
DCP3が装置本体2に取り付けられた状態にあっては、上記コネクタ接点32および24を介してDCP3と装置本体2との間で信号の送受が可能となり、これらDCP3と装置本体2との間で操作キー7の操作に応じた操作信号や、液晶パネル5へ各種情報を表示するための信号等が送受される。
次いで、カーオーディオ装置1の機能的構成について図4を参照して説明する。図4はカーオーディオ装置1の装置本体2およびDCP3の機能的構成を示すブロック図である。この図に示すように、カーオーディオ装置1の装置本体2は、マスターマイコン(制御部)100と、ラジオ受信部110と、CD再生部120と、音声出力部130とを備えている。
マスターマイコン100は、装置本体2の各部およびDCP3の制御を実行するものであり、EEPROMやRAM等の記憶手段が内蔵され、当該EEPROMには、制御用プログラムやメニュー画面等の各種表示用データが格納されている。なお、図示を省略しているが、マスターマイコン100には、車両のバッテリに直結されたバックアップ電源と、キースイッチを介してバッテリに接続されたACC電源とが供給されている。したがって、ACC電源がオフの間は、バックアップ電源がマスターマイコン100に供給され、RAM等に格納したデータが保持される。
ラジオ受信部110は、AM/FM波のラジオ放送を受信するものであり、アンテナ111と、チューナ回路112とを備え、チューナ回路112がマスターマイコン100の指示に基づいて所定チャンネルのラジオ放送を受信し、音声信号を音声出力部130に出力する。CD再生部120は、マスターマイコン100の制御の下、CDに記録されている音楽データを読み取り、音声信号を音声出力部130に出力するCD読取部121を備えている。
音声出力部130は、マスターマイコン100の制御の下、ラジオ受信部110から供給されたアナログの音声信号SA1A(メイン音声の音声信号に相当)、および、CD再生部120から供給されたデジタルの信号SA1B(メイン音声の音声信号に相当)からデジタル音声信号を生成して出力し、また、このデジタル音声信号に、外部音声入力端子INから供給される、カーナビゲーション装置200からの音声信号(第2音声信号、以下、「案内音声信号」という)SA2をミキシングして出力するものである。
この音声出力部130は、A/D変換部131を備え、このA/D変換部131は、上記音声信号SA1A、および、案内音声信号SA2をデジタル音声信号に変換してDSP(デジタルシグナルプロセッサ)140に出力する。
DSP(音声処理手段)140は、マスターマイコン100の制御の下、ソフトウェア処理により、メイン音声(第1音声)のデジタル音声信号にデジタル処理を施して複数チャンネル(本実施形態では最大6チャンネル)のデジタル音声信号(第1音声信号)を出力するものであり、大別すると、各入力ソース(CDやラジオ)からのステレオ又はモノラルのデジタル音声信号に対し、マルチチャンネル化するデコード処理、および、音量制御処理等を施すデコード部(第1の音声処理部)141と、案内音声信号SA2を、所定のチャンネルのデジタル音声信号にミキシングするミキシング部(第2の音声処理部)142とから構成されている。
このデジタル音声信号の最大チャンネル数は、カーオーディオ装置1が具備する3チャンネルの音声出力OUT1〜3(各音声出力毎に2出力)の出力数と同数であり、これら音声出力OUT1〜3には、外部アンプユニット160を介して、各々スピーカSP1L、SP1R、SP2L、SP2R、SP3L、SP3Rが接続されるようになっている。以下、これらスピーカSP1L、SP1R、SP2L、SP2R、SP3L、SP3Rを特に区別する必要がない場合はスピーカSPと表記する。
本実施形態では、このDSP140が、デコード部141にて行うデコード処理を複数種類備えており、いずれのデコード処理を実行するかは、マスターマイコン100から指示されるようになっている。
このマスターマイコン100には、デコード処理を特定するためのスピーカ接続構成を示す複数(本実施形態では4つ)の設定情報P1〜P4がEEPROMに記憶されており、これら設定情報P1〜P4には、図5に示すように、各々異なるスピーカ接続構成を示す音声出力OUT1〜3とスピーカ種別との対応関係が記述されている。
ここで、スピーカ種別とは、スピーカの再生可能周波数域や配置位置を示す情報であり、図5では、ツィータを「HIGH」、ミドルレンジスピーカ(フルレンジスピーカを含む)を「MID」、サブウーハーを「SUB WOOFER又はSW」、フロントスピーカを「FRONT」、リアスピーカを「REAR」、センタースピーカを「CTR」として示している。
詳述すると、設定情報P1は、図6(A)に示すように、音声出力OUT1の出力先(スピーカSP1L、SP1R)がツィータ(HIGH2ch)、音声出力OUT2の出力先(スピーカSP2L、SP2R)がフロントスピーカ(MID2ch)、音声出力OUT3の出力先(スピーカSP3L、SP3R)がサブウーハー(SUB WOOFER2ch)である3WAY構成を示している。なお、図中符号Xは車両の運転席であり、符号Yは助手席、符号Zは後部座席である。
また、設定情報P2は、図6(B)に示すように、音声出力OUT1の出力先SP1L、SP1Rがツィータ(HIGH2ch)、音声出力OUT2の出力先SP2L、SP2Rがフロントスピーカ(MID2ch)、音声出力OUT3の出力先SP3L、SP3Rがリアスピーカ(REAR)である2WAY構成を示している。
また、設定情報P3は、図6(C)に示すように、音声出力OUT1の出力先SP1L、SP1Rがフロントスピーカ(FRONT2ch)、音声出力OUT2の出力先SP2L、SP2Rがサラウンドスピーカ(REAR2ch)、音声出力OUT3の出力先SP3L、SP3Rがセンタースピーカおよびサブウーハー(CTR+SW)である5.1ch構成を示している。
また、設定情報P4は、図6(D)に示すように、音声出力OUT1の出力先SP1L、SP1Rがフロントスピーカ(FRONT2ch)、音声出力OUT2の出力先SP2L、SP2Rがリアスピーカ(REAR2ch)、音声出力OUT3の出力先SP3L、SP3Rがサブウーハー(SW2ch)である標準的な構成を示している。
そして、これら設定情報P1〜P4は、ユーザがDCP3を操作することによって、いずれか1つが選択され、この選択が行われると、マスターマイコン100が、DSP140に対し、選択された設定情報に従ったデコード処理等を実行するように指示する。
電子ボリューム回路132は、マスターマイコン100の制御の下、電源・ボリュームキー7Aに連動させて再生音量を調整すべく、DSP140から出力される複数チャンネルのデジタル音声信号を各々D/A変換した後に信号の振幅レベルを調整して音声出力OUT1〜3に出力するものである。
また、外部アンプユニット160は、カーオーディオ装置1の音声出力OUT1〜3に音声ケーブルを介して接続され、音声出力OUT1〜3から出力される各音声信号を増幅して、当該外部アンプユニット160に接続される上記スピーカSPを駆動する。なお、アンプ回路を装置本体2に内蔵し、外部アンプユニット160を介さずに音声を出力可能に構成しても良い。
次に、設定情報設定後の動作について説明する。以下、CD再生時を例に説明する。
設定情報P1が選択された場合、CD読取部121から信号SA1BがDSP140のデコード部141に入力されると、デコード部141は、このデジタル信号SA1Bからステレオ(L、R)のデジタル音声信号を生成し、設定情報P1に対応づけられたデコード処理を施し、このデコード処理により、ステレオのデジタル音声信号の高音域成分、中音域成分、低音域成分からなる6チャンネルのデジタル音声信号を生成する。
ここで、案内音声信号SA2が非入力の場合は、デコード部141は、上記6チャンネルの音声信号に対する音量調整処理を行うことなく(音声調整処理無効)、そのまま出力し、案内音声信号SA2が入力されている場合は、デコード部141は、上記6チャンネルの音声信号に対し、音量レベルを予め定めた減衰レベルに減衰させる音量調整処理を施し、レベル減衰後の音声信号を出力する。
ミキシング部142は、案内音声信号SA2が非入力の場合、上記6チャンネルの音声信号をそのまま出力する(ミキシング処理無効状態)。
このミキシング部142は、案内音声信号SA2が入力された場合には、A/D変換後の案内音声信号SA2を、上記6チャンネルの音声信号のうち、設定情報P1に記述された中音域音声の出力先(MID)である音声出力OUT2に対応する音声信号に、ミキシングして出力する。
そして、このDSP140から出力された各音声信号は、電子ボリューム回路132によりボリュームキー7Aにより設定される音量に対応する増幅率で増幅された後、各音声出力OUT1〜3から出力される。
この場合、音声出力OUT1からは、高音域の音声信号が出力され、音声出力OUT2からは、中音域の音声信号が出力され、音声出力OUT3からは、低音域の音声信号が出力される。このため、図6(A)に示すスピーカ接続構成の場合、高音域の音声信号がツィータSP1L、SP1Rに出力され、中音域の音声信号がフロントスピーカSP2L、SP2Rに出力され、低音域の音声信号がサブウーハーSP3L、SP3Rに出力される。これによって、図6(A)に示す各スピーカSPの再生可能周波数域にマッチする音声信号で、各スピーカSPが駆動される。
さらにこの場合、音声出力OUT2に対応する音声信号に、案内音声信号SAがミキシングされるので、図6(A)に示すように、中音域を再生可能であって、運転席X近傍に配置されたフロントスピーカSP2L、SP2Rから案内音声が放音される。
なお、上記設定情報P1又は以下に述べる設定情報P2〜P4が選択された場合において、運転席Xに最も近い位置のフロントスピーカSP2Rだけから案内音声を放音させるように構成してもよい。
設定情報P2が選択された場合、デコード部141は、このパターンP2に対応するデコード処理を施し、このデコード処理により、高音域成分、中音域成分或いは中低域成分(フロント用、リア用の各々)からなる6チャンネルのデジタル音声信号を生成する点を除いて、上記パターンP1の場合と同様である。
この場合、音声出力OUT1からは、高音域の音声信号が出力され、音声出力OUT2およびOUT3からは、中音域或いは中低音域(フロント用、リア用)の音声信号が各々出力される。
このため、図6(B)に示すスピーカ接続構成の場合、高音域の音声信号がツィータSP1L、SP1Rに出力され、中音域或いは中低域の音声信号がフロントスピーカSP2L、SP2RおよびリアスピーカSP3L、SP3Rに出力され、各スピーカSPの再生可能周波数域にマッチする音声信号で、各スピーカSPが駆動される。
またこの場合、ミキシング部142は、案内音声信号SA2が入力された場合には、A/D変換後の案内音声信号SA2を、上記6チャンネルの音声信号のうち、設定情報P2に記述された中音域音声の出力先(MID)である音声出力OUT2に対応する音声信号に、ミキシングして出力する。これにより、図6(B)に示すスピーカ接続構成の場合であっても、運転席X近傍のフロントスピーカSP2L、SP2Rから案内音声が放音されるようになっている。
設定情報P3が選択された場合、デコード部141は、このパターンP3に対応するデコード処理を施し、このデコード処理により、ステレオのデジタル音声信号の高音域成分、中音域成分(フロント用、リア用(サラウンド用)、センター用の各々)、低音域成分からなる6チャンネルのデジタル音声信号を生成する点を除いて、上記パターンP1の場合と同様である。
この場合、音声出力OUT1およびOUT2からは、中音域或いは中高音域(フロント用、リア用)の音声信号が各々出力され、音声出力OUT3の2出力のうち、一方の出力からは、中音域(センター用)の音声信号が出力され、他方の出力からは、低音域の音声信号が出力される。
このため、図6(C)に示すスピーカ接続構成の場合、中音域或いは中高音域の音声信号がフロントスピーカSP1L、SP1R、サラウンドスピーカSP2L、SP2R、センタースピーカSP3Lに出力され、低音域の音声信号がサブウーハーSP3Rに出力され、各スピーカSPの再生可能周波数域にマッチする音声信号で、各スピーカSPが駆動される。
またこの場合、ミキシング部142は、案内音声信号SA2が入力された場合には、A/D変換後の案内音声信号SA2を、上記6チャンネルの音声信号のうち、設定情報P3に記述された中音域音声の出力先(FRONT、REAR、CTR)の1つである音声出力OUT1に対応する音声信号に、ミキシングして出力する。これにより、図6(C)に示すスピーカ接続構成の場合であっても、運転席X近傍のフロントスピーカSP1L、SP1Rから案内音声が放音される。
設定情報P4が選択された場合、デコード部141は、このパターンP4に対応するデコード処理を施し、このデコード処理により、ステレオのデジタル音声信号の中音域或いは中高音域成分(フロント用、リア用の各々)、低域成分からなる6チャンネルのデジタル音声信号を生成する点を除いて、上記パターンP3の場合と同様である。
この場合、音声出力OUT1およびOUT2からは、中音域或いは中高音域(フロント用、リア用)の音声信号が各々出力され、音声出力OUT3からは、低音域の音声信号が出力される。
このため、図6(D)に示すスピーカ接続構成の場合、中音域或いは中高音域の音声信号がフロントスピーカSP1L、SP1RおよびリアスピーカSP2L、SP2Rに出力され、低音域の音声信号がサブウーハーSP3L、SP3Rに出力され、各スピーカSPの再生可能周波数域にマッチする音声信号で、各スピーカSPが駆動される。
またこの場合、ミキシング部142は、案内音声信号SA2が入力された場合には、A/D変換後の案内音声信号SA2を、上記6チャンネルの音声信号のうち、設定情報P4に記述された中音域音声の出力先(FRONT、REAR)の1つである音声出力OUT1に対応する音声信号に、ミキシングして出力する。これにより、図6(D)に示すスピーカ接続構成の場合であっても、運転席X近傍のフロントスピーカSP1L、SP1Rから案内音声が放音される。
ところで、案内音声信号SA2が入力されている場合、この案内音声信号SAが、DSP140内で所定チャンネルのデジタル音声信号にミキシングされて電子ボリューム回路132に出力されるため、電子ボリューム回路132で、電源・ボリュームキー7Aの操作に応じて音量レベルが調整されると、案内音声の音量レベルも調整されてしまい、案内音声が小音量で出力されて聞き取りづらくなってしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、案内音声信号SAの入力時は、電子ボリューム回路132で音量を可変制御するのではなく、DSP140でメイン音声のみの音量を可変制御するようになっている。
図7は、この音量制御処理を示すフローチャートである。
まず、マスターマイコン100は、案内音声信号SA2が入力されているか否かを判定する(ステップST1)。そして、マスターマイコン100は、案内音声信号SA2が入力されていると判定すると(ステップST1:YES)、DSP140のデコード部141により音量制御処理を行うと共に、電子ボリューム回路132による音量制御を無効にし、例えば、電子ボリューム回路132による信号増幅レベルを予め定めた設定レベルに固定する(ステップST2)。
上記デコード部141には、メイン音声に対応するデジタル音声信号しか入力されないため、このデコード部141によりメイン音声のみの音量調整が行われ、この音量調整値は、上記したように、予め定めた減衰レベルに設定される。
このため、メイン音声の音量だけが絞られて放音され、しかも、案内音声の音量が一定の適正レベルに維持されるので、案内音声が小音量となったり、メイン音声に埋もれてしまうことがなく、案内音声を聞きやすくすることができる。
案内音声信号SA2が入力されなくなった場合(ステップST1:NO)、マスターマイコン100は、DSP140による音量制御を無効に設定し、メイン音声の音量制御を、電子ボリューム回路132に切り替え(ステップST3)、電子ボリューム回路132により、電源・ボリュームキー7Aに連動して音量を可変制御させる。
一般に、電子ボリューム回路132は、DSP140に比して、音質を損ねることなく音量制御を行うことが可能に構成されている。このため、案内音声信号SA2が非入力の間は、この電子ボリューム回路132によって音量を可変制御することにより、音質を損ねることなく音量を可変制御することができ、一方、案内音声信号SA2が入力中の間は、DSP140のみで音量を可変制御することにより、案内音声の音量を可変させることなく、メイン音声の音量だけを減衰レベルに制御することが可能となる。
なお、案内音声信号SA2が入力中の場合に、デコード141により、電源・ボリュームキー7Aで設定されるボリューム値に連動させて、音量を可変制御させてもよい。この場合、案内音声の音量を一定に保ちつつ、ユーザがメイン音声の音量だけを調整することが可能になる。
本実施形態によれば、DSP140が、選択された設定情報P1〜P4に応じてデコード処理を変更し、このデコード処理の変更に応じてデコード結果により得た各音域の音声信号の出力先を変更するので、例えば、音声出力OUT1の出力先がツィータのときは(図6(A)、図6(B))、音声出力OUT1から高音域の音声信号を出力させることができ、音声出力OUT1の出力先がミドルレンジスピーカのときは(図6(C)、図6(D))、音声出力OUT1から中音域の音声信号を出力させることができる。
このため、車両の現在のスピーカ接続構成に合致する設定情報P1〜P4をユーザが選択することによって、そのスピーカ接続構成にマッチする最適な音響空間を提供することができ、また、車両のスピーカ接続構成を変更しても、例えば、3WAY構成から5.1ch構成等に変更しても、選択する設定情報を変更するだけで、変更後のスピーカ接続構成に合わせた再生環境を容易に提供することができる。
また、本実施形態では、DSP140が、案内音声信号SA2のミキシング先を、選択された設定情報P1〜P4に応じて、中音域音声の出力先となる音声出力に対応する音声信号に変更するので、ユーザが、現在のスピーカ接続構成に合致する設定情報を選択するだけで、案内音声信号SA2のミキシング先を、確実に中音域音声の音声信号にすることができ、中音域音声を再生可能なスピーカSPから放音させることができる。
このため、例えば、ツィータから案内音声の高音域だけが放音されるといった事態を容易かつ確実に回避することができる。しかも、いずれの設定情報P1〜P4が選択されても、案内音声の出力先がフロントスピーカSPに設定されるので、いずれのスピーカ接続構成であっても、運転者が案内音声を聞きやすくなっている。
さらに、本実施形態では、案内音声信号SAの非入力中は、電子ボリューム回路132によりメイン音声の音量を可変制御し、案内音声信号SAの入力中は、DSP140によりメイン音声の音量だけを可変制御するので、案内音声の音量を一定レベルで放音させつつ、メイン音声の音量だけを制御でき、ミキサー回路を用いて、音量調整後のメイン音声の音声信号に案内音声信号をミキシングした従来のものに比して、ミキサー回路およびその配線等を削減することができる。 しかも、本実施形態では、ソフトウェア処理により動作するDSP140が、複数種類のデコード処理を行う機能、ミキシング処理を行う機能、音量調整処理を行う機能を具備し、DSP140が上記設定情報P1〜P4に基づいて各処理を選択的に行う機能を具備するだけでよいため、従来のDSPを具備する車載装置と比較して、新たに部品を配置しなくてもよく、アナログ部品であるミキサー回路等を省略できる分、部品点数の削減及び配置スペースの増大化を図ることができる。また、従来の車載装置のDSPへの機能追加(プログラム変更)によって、上記DSP140と同等の機能に容易に変更することも可能である。
以上、本発明による車載装置の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、カーナビゲーション装置からの案内音声をミキシングして放音する場合を例に説明したが、ラジオ受信部110等により取得した交通情報等の音声信号をミキシングして放音する場合にも適用が可能である。また、上述の車載装置が、カーナビゲーション装置の機能を備える一体型であってもよい。
また、上述の実施形態では、上記各制御を行うための制御プログラムをマスターマイコン100の記憶手段に予め記憶しておく場合について述べたが、この制御プログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータが記録媒体からこの制御プログラムを読み取って実行するようにしてもよい。また、この制御プログラムを通信ネットワーク上の配信サーバなどからダウンロードできるようにしてもよい。
本実施の形態に係る車載装置の一態様たるカーオーディオ装置の正面図である。 カーオーディオ装置の装置本体の正面図である。 カーオーディオ装置のDCPの背面図である。 カーオーディオ装置の機能的構成を示すブロック図である。 設定情報を示す図である。 (A)〜(D)は、スピーカの接続構成の説明に供する図である。 音量制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カーオーディオ装置
2 装置本体
3 DCP
100 マスターマイコン
110 ラジオ受信部
120 CD再生部
130 音声出力部
140 DSP(音声処理手段)
141 デコード部(第1の音声処理部)
142 ミキシング部(第2の音声処理部)
200 カーナビゲーション装置
OUT1〜3 音声出力
P1〜P4 設定情報
SP、SP1L、SP1R、SP2L、SP2R、SP3L、SP3R スピーカ
SA1A、SA1B 信号(第1音声信号)
SA2 案内音声信号(第2音声信号)

Claims (6)

  1. 第1音声信号に、音声案内用の第2音声信号をミキシングして出力する音響装置において、
    ソフトウェア処理により、前記第1音声信号に対し、マルチチャンネル化するデコード処理及び音量制御処理をデジタル処理で選択的に施すデコード部と、
    前記デコード部から出力された前記第1音声信号を入力し、前記第2音声信号が入力中の場合は、この第2音声信号を、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号にミキシングして出力すると共に、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記第1音声信号を出力するミキシング部と、
    ユーザーの操作に応じて、前記ミキシング部から出力された音声信号を、アナログ信号の状態で振幅レベルを調整し、その音量レベルを可変制御する電子ボリューム部と、
    前記第2音声信号が非入力の場合は、前記デコード部による音量制御を無効に設定し、前記電子ボリューム部により、ユーザーの操作に応じて前記第1音声信号の音量レベルを可変させ、前記第2音声信号が入力中の場合は、前記デコード部により、前記第1音声信号の音量レベルを、ミキシング前の前記第2音声信号の音量レベルよりも低くする予め定めた減衰レベルに制御させると共に、前記電子ボリューム部による信号増幅レベルを予め定めた一定レベルに固定させる制御部と
    を備えることを特徴とする音響装置。
  2. 前記制御部は、前記第2音声信号が非入力の場合、前記電子ボリューム部により、音量操作子に連動して音量を可変制御させることを特徴とする請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記制御部は、前記デコード部に対し、各々異なるスピーカ接続構成を示す複数の設定情報のうち選択された設定情報に応じたデコード処理を行わせると共に、前記ミキシング部に対し、前記第2音声信号のミキシング先を、前記選択された設定情報に応じて、中音域音声を再生可能なスピーカに出力されるチャンネルの音声信号に変更させることを特徴とする請求項1又は2に記載の音響装置。
  4. 第1音声信号に、音声案内用の第2音声信号をミキシングして出力する音響装置の制御方法において、
    前記音響装置は、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号に対し、マルチチャンネル化するデコード処理及び音量制御処理をデジタル処理で選択的に施すデコード部と、前記デコード部から出力された前記第1音声信号を入力し、前記第2音声信号が入力中の場合は、この第2音声信号を、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号にミキシングして出力すると共に、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記第1音声信号を出力するミキシング部と、ユーザーの操作に応じて、前記ミキシング部から出力された音声信号を、アナログ信号の状態で振幅レベルを調整し、その音量レベルを可変制御する電子ボリューム部とを備え、
    前記第2音声信号が非入力の場合は、前記デコード部による音量制御を無効に設定し、前記電子ボリューム部により、ユーザーの操作に応じて前記第1音声信号の音量レベルを可変させ、前記第2音声信号が入力中の場合は、前記デコード部により、前記第1音声信号の音量レベルを、ミキシング前の前記第2音声信号の音量レベルよりも低くする予め定めた減衰レベルに制御させると共に、前記電子ボリューム部による信号増幅レベルを予め定めた一定レベルに固定させることを特徴とする音響装置の制御方法。
  5. 第1音声信号に、音声案内用の第2音声信号をミキシングして出力する音響装置を、コンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    ソフトウェア処理により、前記第1音声信号に対し、マルチチャンネル化するデコード処理及び音量制御処理をデジタル処理で選択的に施すデコード部と、
    前記デコード部から出力された前記第1音声信号を入力し、前記第2音声信号が入力中の場合は、この第2音声信号を、ソフトウェア処理により、前記第1音声信号にミキシングして出力すると共に、前記第2音声信号が非入力の場合は、前記第1音声信号を出力するミキシング部と、
    ユーザーの操作に応じて、前記ミキシング部から出力された音声信号を、アナログ信号の状態で振幅レベルを調整し、その音量レベルを可変制御する電子ボリューム部と、
    前記第2音声信号が非入力の場合は、前記デコード部による音量制御を無効に設定し、前記電子ボリューム部により、ユーザーの操作に応じて前記第1音声信号の音量レベルを可変させ、前記第2音声信号が入力中の場合は、前記デコード部により、前記第1音声信号の音量レベルを、ミキシング前の前記第2音声信号の音量レベルよりも低くする予め定めた減衰レベルに制御させると共に、前記電子ボリューム部による信号増幅レベルを予め定めた一定レベルに固定させる制御部として機能させることを特徴とする制御プログラム。
  6. 請求項5記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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