JP5389214B2 - 音量制御装置 - Google Patents

音量制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5389214B2
JP5389214B2 JP2012081383A JP2012081383A JP5389214B2 JP 5389214 B2 JP5389214 B2 JP 5389214B2 JP 2012081383 A JP2012081383 A JP 2012081383A JP 2012081383 A JP2012081383 A JP 2012081383A JP 5389214 B2 JP5389214 B2 JP 5389214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio
amplification factor
main
volume
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012081383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013211737A (ja
Inventor
健太郎 奥原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012081383A priority Critical patent/JP5389214B2/ja
Priority to EP13152543.8A priority patent/EP2645567B1/en
Priority to US13/763,211 priority patent/US20130259264A1/en
Publication of JP2013211737A publication Critical patent/JP2013211737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5389214B2 publication Critical patent/JP5389214B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3005Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3089Control of digital or coded signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

本発明の実施形態は、音量制御装置に関する。
近年、映像,音声のディジタル信号処理技術が目覚ましく進歩し、これに伴いディジタル放送の実現や、放送だけでなく通信によるサービスの利用を促進するシステム開発も行われている。また、テレビジョン受信機において、放送受信等によって得た映像コンテンツを処理し表示する機能(以下、TV機能という)の他に、インターネットへのアクセスや各種アプリケーションを実行する機能を搭載した商品も考えられており、インターネットにアクセスしてSKYPE(登録商標)電話による通話を行うことも可能である。
このようなテレビジョン受信機では、映像コンテンツによる音声はメイン音声として出力され、SKYPE電話による着信音声はサブ音声として出力される。そして、この種のテレビジョン受信機では、映像コンテンツの視聴中であっても、SKYPE電話の着信を受けることも可能に構成される。
この場合に、SKYPE電話の着信音の音量設定は映像コンテンツに基づくメイン音声のボリューム設定と同じ設定であることが考えられる。そうすると、映像コンテンツに基づくメイン音声に、SKYPE電話の着信音等のサブ音声が重畳されて音響出力される場合には、メイン音声によって着信音を聞き取り辛いことが考えられる。
ところが、従来、メイン音声の音量に対してサブ音声の音量を最適な音量に自動調整する装置は開発されていない。
特開2006−184423号公報 特開2011−149852号公報
本発明の実施形態は、メイン音声の音量に対してサブ音声の音量を最適な音量に自動調整することができる音声制御装置を提供することを目的とする。
実施形態の音量制御装置は、ユーザの音量操作に基づいてメイン音声の増幅率を変化させる第1の増幅部と、着信音の音声を含むサブ音声、及び前記メイン音声の入力期間には、前記メイン音声の増幅率が第1の増幅率以下の場合には、前記メイン音声の増幅率に拘わらず、前記第1の増幅率よりも大きい固定の第2の増幅率で前記サブ音声を増幅し、前記メイン音声の増幅率が前記第1の増幅率よりも大きい第3の増幅率の場合には、前記第2の増幅率よりも大きく前記第3の増幅率に応じて変化する第4の増幅率で前記サブ音声を増幅する第2の増幅部とを具備する。
本発明の一実施の形態に係る音量制御装置を示すブロック図。 本実施の形態における音量制御装置が組み込まれたテレビジョン受信機を示すブロック図。 実施の形態の動作を説明するためのの波形図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る音量制御装置を示すブロック図である。図2は本実施の形態における音量制御装置が組み込まれたテレビジョン受信機を示すブロック図である。
先ず、図2を参照して、本実施の形態における音量制御装置が組み込まれたテレビジョン受信機41について説明する。なお、本実施の形態はテレビジョン受信機に限らず、音声信号を扱う種々の装置に適用可能である。
図2において、テレビジョン受信機41には、アンテナ42に誘起したテレビジョン信号の他に、テレビ電話装置43からの信号も入力される。テレビ電話装置43は、テレビジョン受信機41に内蔵されていてもよい。テレビ電話装置43は、例えばインターネット等の図示しないネットワークを介して、テレビ電話信号の送受信を行う。図2ではテレビ電話装置43からの入力系のみを示している。テレビ電話装置43からの映像信号及び着信音や通話音等の音声信号は、外部入力端子45を介して前段モジュール46に入力される。また、テレビ電話装置43は、着信音を発生する期間を示すサブ音声期間信号を発生して制御部11に出力するようになっている。
チューナ44は、BS放送、CS放送等の衛星放送、地上波放送等の放送信号等を選局/処理して、受信した映像コンテンツに基づく映像信号及び音声信号を前段モジュール46に出力する。なお、チューナ44は、ケーブルTV回線等の通信回線からの信号も受信可能である。
前段モジュール46は、チューナ44及び外部入力端子45からの複数の映像信号/音声信号等が入力され、いずれかの映像信号/音声信号を選択して前段処理を行う。前段モジュール46は、例えば、アナログ映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換機能及びクロマフォーマットを変換するクロマフォーマット変換機能等を有する。前段モジュール46は、前段処理後の映像信号をデコード部47の映像処理部48に出力し、音声信号をデコード用DSP20に出力する。
映像処理部48は、入力された映像信号をデコードした後、所定の映像信号処理を施す。デコード47からの映像信号が表示映像信号として表示パネル49に出力される。こうして、表示パネル49の表示画面上において、映像コンテンツに基づく映像やテレビ電話に基づく映像が表示される。
一方、デコード用DSP20は、ポスト処理用DSP17と共に、入力された音声信号に対して、デコード処理、音量制御処理、所定の音声信号処理等を施した後、スピーカ35に出力する。こうして、スピーカ35において、映像コンテンツに基づく音声やテレビ電話に基づく音声が音響出力される。
制御部11は、前段モジュール46、デコード部47及びポスト処理用DSP17を制御する。これにより、本実施の形態においては、メイン音声の音量に対してサブ音声の音量を最適な音量に自動調整することができるようになっている。
ところで、特許文献1は、主にカーナビゲージョンシステムにおける音量制御を行うものであり、ソフトウェア処理により動作するDSPと電子ボリューム回路とを備える。特許文献1の装置は、案内音声信号の非入力中は、電子ボリューム回路によってメイン音声の音量制御を行う。一方、案内音声信号が入力中の場合には、DSPによってメイン音声の音量制御を行い、音量調整後のメイン音声に、案内音声信号をミキシングさせた後、電子ボリューム回路で全体の音量制御を行うようになっている。
しかしながら、特許文献1の装置では、音量調節後のメイン音声にサブ音声をミキシングしていることから、サブ音声の音量をある特定の音量ではなく可変制御するためには、電子ボリュームによる音量制御が必要である。そうすると、メイン音声の音量も変化してしまうので、メイン音声及びサブ音声を所望の音量にするためには、電子ボリュームの音量制御に応じてDSPの音量制御も行う必要があり、処理が複雑化するという問題がある。
一方、特許文献2は、ナビゲーション装置において、案内音声の音量を簡便かつ迅速に所望の値に設定するためのものである。特許文献2の装置は、経路誘導手段による案内音声の出力期間中に、経路誘導手段に対して案内音声の音量を音量調整用操作手段の操作量に応じた変化量だけ変化させるための制御を行う制御手段を備える。特許文献2の装置では、ユーザがサブ音声を聞き逃した場合には、ユーザー操作によってサブ音声の音量を再設定する。これにより、再設定された音声でサブ音声を聞くことができる。
しかしながら、特許文献2の装置では、ユーザが所望の音量でサブ音声を聞くためには、ユーザがサブ音声の音量を手動で調整しなければならず、操作が煩雑である。
これに対し本実施の形態においては、ユーザは、映像コンテンツに基づくメイン音声についての音量制御のみを行えばよい。本実施の形態においては、サブ音声の音量は、メイン音声に対して所定の関係を有して変化するように設定され、サブ音声の音量は常に最適な音量に自動調整される。
図1において、デコード用DSP20にはメイン音声及びサブ音声が入力される。メイン音声は、例えば、テレビジョン受信機が表示する映像コンテンツに対応した音声や、テレビ電話の通話音である。例えば、メイン音声は、MPEG2 AAC規格の音声信号であり、メイン音声デコード部21は、入力されたメイン音声をデコードして例えばPCM規格の音声信号を出力する。
また、サブ音声は、メイン音声とは独立して入力される音声信号であり、例えば、テレビ電話における着信音等がある。サブ音声デコード部22は、入力されたサブ音声をデコードして例えばPCM規格の音声信号を出力する。なお、デコード用DSP20は、サブ音声としてPCM規格の信号が入力された場合には、入力されたPCM規格の信号をそのまま出力する。
メイン音声デコード部21からの音声信号は、合成部23のアンプ24に供給され、サブ音声デコード部22からの音声信号は、合成部23のアンプ25に供給される。アンプ24,25は、制御部11からの増幅制御信号によって増幅率が制御されて、夫々メイン音声又はサブ音声を増幅して出力する。アンプ24,25の出力は加算部26に供給され、加算部26はアンプ24,25からのメイン音声及びサブ音声を加算して出力する。
制御部11は、アンプ24,25の増幅率を独立して制御することができ、合成部23は、入力されたメイン音声とサブ音声とを、制御部11からの増幅制御信号に基づいて増幅した後合成して出力する。
合成部23からの音声信号は、ポスト処理用DSP30内のポスト処理部31に供給される。ポスト処理部31は、入力された音声信号に対して所定の音声信号処理、例えば、高音質化処理等を施す。ポスト処理部31からの音声信号は、アンプ32に与えられる。マスター増幅部であるアンプ32は、制御部11からの増幅制御信号に基づいて入力された音声信号を増幅してスピーカ35に出力する。こうして、スピーカ35において、メイン音声、サブ音声又はメイン音声及びサブ音声の合成音声が音響出力される。
本実施の形態においては、合成部23の各アンプ24,25の増幅率及びポスト処理用DSP30のアンプ32の増幅率は、制御部11によって制御されるようになっている。制御部11は、アンプ24,25及びアンプ32に与える増幅制御信号を適宜設定することで、サブ音声の音量をメイン音声の音量に合わせて最適な値に自動調整するようになっている。
制御部11には、サブ音声が入力されている期間を示すサブ音声期間信号が入力される。例えば、サブ音声がテレビ電話の着信音である場合には、サブ音声期間信号は着信音の入力期間を示す。制御部11には、ユーザの音量操作に基づく音量操作信号が入力される。なお、ユーザの音量操作は、視聴中の映像コンテンツに対応した音声又は通話音の音量を制御するためのものである。
本実施の形態においては、制御部11は、ユーザの音量操作に対応して、メイン音声の音量を制御すると共に、メイン音声の音量制御に基づいてサブ音声の音量制御を行うようになっている。
制御部11は、サブ音声が入力されずメイン音声のみが入力されている期間(以下、メイン音声期間という)においては、ユーザの音量操作に基づいてポスト処理用DSP30のアンプ32の増幅率を制御することで、メイン音声の音量がユーザが希望する音量となるようにメイン音声に対する増幅処理を行う。
一方、メイン音声及びサブ音声の両方が入力される期間(以下、メイン及びサブ音声期間という)においては、制御部11は、ユーザの音量操作に対応して、デコード用DSP20の合成部23のアンプ24の増幅率及びポスト処理用DSP30のアンプ32の増幅率を制御することで、メイン音声の音量がユーザが希望する音量となるように制御する。
更に、制御部11は、メイン及びサブ音声期間においては、アンプ24及びアンプ32の増幅率、即ち、メイン音声に対する総合増幅率に基づいて、デコード用DSP20の合成部23のアンプ25の増幅率を自動調整することで、サブ音声の音量を適切に自動調節し、着信音等のサブ音声がユーザに確実に聞こえるようにする。
このような制御を可能とするために、制御部11は、メイン及びサブ音声期間においては、以下の制御(a)〜(d)を行う。
(a)サブ音声の音量を十分な音量とするために、ポスト処理用DSP30のアンプ32の増幅率を、十分に大きな固定の増幅率に設定する。また、デコード用DSP20の合成部23のアンプ25の増幅率を所定の増幅率に設定する。これにより、サブ音声の総合増幅率を、固定の第1の増幅率又はそれ以上の第2の増幅率(可変)に設定する。
即ち、メイン音声期間におけるメイン音声の総合増幅率が固定の第3の増幅率(第1の増幅率>第3の増幅率)以下である場合にはサブ音声の総合増幅率を第1の増幅率に設定し、メイン音声期間におけるメイン音声の総合増幅率が第3の増幅率以上の第4の増幅率(可変)(第2の増幅率>第4の増幅率)の場合にはサブ音声の総合増幅率を第2の増幅率に設定する。これにより、サブ音声の出力音量を、所定の音量以上とすることができる。なお、第2の増幅率−第4の増幅率は、一定値としてもよい。
(b)制御(a)によってポスト処理用DSP30のアンプ32の増幅率を増加させた場合には、合成部23のアンプ24の増幅率を低下させることで、メイン及びサブ音声期間の開始時におけるメイン音声の総合増幅率を維持する。これにより、ユーザの音量操作がなければ、メイン音声の音量は、メイン音声期間とメイン及びサブ音声期間とで変化しない。
制御(a),(b)によって、サブ音声の音量を、メイン音声に想定される最大の音量以上の音量に設定することが可能である。
(c)メイン及びサブ音声期間の開始後に、メイン音声の音量を大きくするためのユーザの音量操作が発生した場合には、この音量操作に応答して合成部23のアンプ24の増幅率を増加させる。
(d)制御(c)の結果、メイン音声の総合増幅率が、第3の増幅率よりも大きい第4の増幅率になると、アンプ25の増幅率を、(第4の増幅率−第3の増幅率)だけ増加させて、サブ音声の総合増幅率を可変の第2の増幅率とする。
なお、第1、第3の増幅率については、ユーザ操作に基づいて、変更可能に構成してもよい。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図3の波形図を参照して説明する。図3(a)は各アンプ24,25,32の増幅率の制御を示し、図3(b)はメイン音声とサブ音声の総合増幅率を示している。
いま、ユーザがチューナ44によって選局した映像コンテンツの視聴中であるものとする。デコード用DSP20には、ユーザが視聴中の映像コンテンツに基づくメイン音声が入力される。また、サブ音声期間信号は、サブ音声は入力されていないことを示しているものとする。この場合には、制御部11は、合成部23のアンプ24に所定の増幅率を設定すると共に、ポスト処理用DSP30のアンプ32に対して、ユーザの音量操作に基づく増幅率を設定する。
このように、メイン音声期間においては、ユーザの音量操作によって、ポスト処理用DSP30のアンプ32の増幅率が制御され、メイン音声は、ユーザの音量操作に応じた音量で、スピーカ35から音響出力される。
ここで、テレビ電話装置43に着信があり、図3の時刻t1において、テレビ電話の着信音がサブ音声としてデコード用DSP20に入力されるものとする。制御部11は、サブ音声期間信号によってサブ音声期間になったことが示されると、サブ音声の十分な音量を確保するために、アンプ32の増幅率を所定の固定増幅率に設定する。更に、制御部11は、サブ音声の総合増幅率がメイン音声の総合増幅率よりも大きくなるように、デコード用DSP20の合成部23のアンプ25の増幅率を大きくする。
また、制御部11は、メイン音声の総合増幅率をサブ音声の入力前後で一定にするために、アンプ24の増幅率を変化させる。図3の例では、アンプ32の増幅率を増加させる一方アンプ24の増幅率を低下させて、メイン音声の総合増幅率を一定にしている。
図3の例では、時刻t1以前のメイン音声の総合増幅率は、第3の増幅率以下であり、制御部11は、アンプ32,25によるサブ音声の総合増幅率を第1の増幅率に設定する。なお、時刻t1以前のメイン音声の総合増幅率が第3の増幅率よりも大きい第4の増幅率である場合には、制御部11は、アンプ32,25によるサブ音声の総合増幅率を第1の増幅率よりも大きい第2の増幅率に設定する。
即ち、メイン及びサブ音声期間になると、サブ音声の総合増幅率は十分に大きく、且つメイン音声の総合増幅率よりも大きな増幅率となり、更にメイン音声の総合増幅率よりも所定量以上大きな増幅率となる。これにより、メイン及びサブ音声期間になると、サブ音声の音量は十分に大きく、且つメイン音声の音量よりも大きな音量となり、更にメイン音声の音量よりも所定量以上大きな音量にすることができる。
次に、時刻t2のタイミングで、ユーザが視聴中の映像コンテンツに基づくメイン音声の音量をあげる操作を行うものとする。制御部11は、ユーザの音量操作に応じて、アンプ24の増幅率を大きくする。これにより、メイン音声の総合増幅率も大きくなる。
しかし、制御部11は、サブ音声の総合増幅率を十分に大きな値に設定していることから、メイン音声に対する音量操作が発生しても、アンプ32,25の増幅率を維持して、サブ音声の総合増幅率を変化させない。
しかし、ユーザの音量操作によって、メイン音声の総合増幅率が第3の増幅率を超えて第4の増幅率になると、制御部11は、アンプ25の増幅率をアンプ24の増幅率の変化に追随させて大きくする。図3では時刻t3においてメイン音声の総合増幅率が第3の増幅率を超えたことを示しており、制御部11は、メイン音声とサブ音声の総合増幅率の差が(第1の増幅率−第3の増幅率)となるように、アンプ25の増幅率を変化させる。なお、メイン及びサブ音声期間においては、アンプ32は固定の増幅率に設定されていることから、アンプ25の増幅率の制御は容易である。
図3では、時刻t4において、ユーザによる音量操作が終了したことを示している。制御部11は、アンプ24の増幅率の変化を停止させ、同時にアンプ25の増幅率の変化も停止させる。こうして、メイン音声とサブ音声の総合増幅率の差は(第1の増幅率−第3の増幅率)に維持される。
ここで、テレビ電話装置43に対する呼び出しが停止し、時間t5において、サブ音声の入力が停止するものとする。制御部11は、サブ音声期間信号によってサブ音声の入力が停止したことを検出すると、アンプ25の増幅を停止させ、メイン音声の総合増幅率が変化しないように、アンプ24,32の増幅率を制御する。これにより、メイン音声の増幅率は、メイン音声期間への復帰前後において、変化しない。
なお、ユーザがテレビ電話装置43を操作して、テレビ電話の呼に応答した場合には、映像処理部48にはテレビ電話の映像が供給され、テレビ電話の通話音はメイン音声としてデコード用DSP20に供給される。この場合においても、メイン音声に対する音量制御は、図3と同様であってもよい。即ち、ユーザがテレビ電話に応答した場合には、通話音がメイン音声としてユーザの音量操作に基づく音量で音響出力され、ユーザがテレビ電話に応答せずに着信音が停止した場合には、映像コンテンツに基づく音声がメイン音声としてユーザの音量操作に基づく音量で音響出力される。
また、図3ではユーザが音量を増加させる操作を行う例について説明したが、音量を減少させる操作が行われた場合でも、メイン音声の総合増幅率に応じて図3に示す増幅率の制御が行われることになる。
このように本実施の形態においては、サブ音声を十分な音量に設定すると共に、メイン音声の音量が比較的大きい場合でもサブ音声の音量をそれ以上の音量にすることができる。メイン音声の音量に対してサブ音声の音量を最適な音量に自動調整することができるので、メイン音声とサブ音声とが同時に音響出力される場合でも、サブ音声を確実に聞くことができる。しかも、ユーザはメイン音声に対する音量操作のみを行えばよく、サブ音声を確実に聞くために煩雑な操作をする必要はない。
また、メイン音声及びサブ音声の入力期間は、マスター増幅部の増幅率を固定の増幅率に設定していることから、メイン音声及びサブ音声の増幅率の制御パターンを、1種類のみにすることができ、処理を簡単化することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…音量制御装置、11…制御部、20…デコード用DSP、21…メイン音声デコード部、22…サブ音声デコード部、23…合成部、24,25,32…アンプ、26…加算部、30…ポスト処理用DSP、31…ポスト処理部、35…スピーカ。

Claims (4)

  1. ユーザの音量操作に基づいてメイン音声の増幅率を変化させる第1の増幅部と、
    着信音の音声を含むサブ音声、及び前記メイン音声の入力期間には、前記メイン音声の増幅率が第1の増幅率以下の場合には、前記メイン音声の増幅率に拘わらず、前記第1の増幅率よりも大きい固定の第2の増幅率で前記サブ音声を増幅し、前記メイン音声の増幅率が前記第1の増幅率よりも大きい第3の増幅率の場合には、前記第2の増幅率よりも大きく前記第3の増幅率に応じて変化する第4の増幅率で前記サブ音声を増幅する第2の増幅部と
    を具備する音量制御装置。
  2. 前記第1の増幅部は、前記メイン音声を増幅するメイン音声増幅部と前記メイン音声及びサブ音声の合成音を増幅するマスター増幅部によって構成され、
    前記第2の増幅部は、前記サブ音声を増幅するサブ音声増幅部と前記マスター増幅部とによって構成される
    請求項1に記載の音量制御装置。
  3. 前記第1の増幅部は、メイン音声のみが入力される期間には、前記マスター増幅部によって前記メイン音声を増幅し、
    前記メイン音声及びサブ音声の入力期間には、前記マスター増幅部の増幅率を増大させると共に、前記メイン音声増幅部の増幅率を低下させる
    請求項2に記載の音量制御装置。
  4. 前記メイン音声増幅部は、前記メイン音声及びサブ音声の入力期間におけるユーザの音量操作に基づいて前記メイン音声の増幅率を変化させる
    請求項2又は3に記載の音量制御装置。
JP2012081383A 2012-03-30 2012-03-30 音量制御装置 Expired - Fee Related JP5389214B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081383A JP5389214B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 音量制御装置
EP13152543.8A EP2645567B1 (en) 2012-03-30 2013-01-24 Volume control apparatus
US13/763,211 US20130259264A1 (en) 2012-03-30 2013-02-08 Volume control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081383A JP5389214B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 音量制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013211737A JP2013211737A (ja) 2013-10-10
JP5389214B2 true JP5389214B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=47779829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012081383A Expired - Fee Related JP5389214B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 音量制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130259264A1 (ja)
EP (1) EP2645567B1 (ja)
JP (1) JP5389214B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9947332B2 (en) 2015-12-11 2018-04-17 Ibiquity Digital Corporation Method and apparatus for automatic audio alignment in a hybrid radio system
US9755598B2 (en) 2015-12-18 2017-09-05 Ibiquity Digital Corporation Method and apparatus for level control in blending an audio signal in an in-band on-channel radio system
JP2017212729A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 船井電機株式会社 表示装置
WO2019033442A1 (zh) * 2017-08-18 2019-02-21 广东欧珀移动通信有限公司 移动终端的音量控制方法、装置及存储介质和移动终端
US10177729B1 (en) * 2018-02-19 2019-01-08 Ibiquity Digital Corporation Auto level in digital radio systems

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6026168A (en) * 1997-11-14 2000-02-15 Microtek Lab, Inc. Methods and apparatus for automatically synchronizing and regulating volume in audio component systems
JPWO2004084527A1 (ja) * 2003-03-17 2006-06-29 三洋電機株式会社 放送受信機能及び電話通信機能を有する携帯機器
CN100518269C (zh) * 2004-04-08 2009-07-22 皇家飞利浦电子股份有限公司 用于控制声级的设备和方法
JP2006081074A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯端末
JP4613058B2 (ja) 2004-12-27 2011-01-12 クラリオン株式会社 音響装置、その制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP5159584B2 (ja) * 2008-12-03 2013-03-06 三菱電機株式会社 表示装置
US8434006B2 (en) * 2009-07-31 2013-04-30 Echostar Technologies L.L.C. Systems and methods for adjusting volume of combined audio channels
JP4931975B2 (ja) * 2009-09-18 2012-05-16 京セラ株式会社 携帯通信端末
JP2011149852A (ja) 2010-01-22 2011-08-04 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013211737A (ja) 2013-10-10
US20130259264A1 (en) 2013-10-03
EP2645567B1 (en) 2015-01-07
EP2645567A3 (en) 2014-01-01
EP2645567A2 (en) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5389214B2 (ja) 音量制御装置
JP4171922B2 (ja) ミュート装置、液晶ディスプレイテレビ、及びミュート方法
CN106713794B (zh) 一种调节音频均衡的方法及提供均衡调节的音频系统
JP2006279592A (ja) 放送受信機
JP2005045753A (ja) デジタルマルチメディア放送受信用移動端末における音声通話時のオーディオ信号を処理する装置及び方法
KR100728019B1 (ko) 무선 오디오 전송 방법 및 그 장치
JP2008011253A (ja) 放送受信装置
EP2472836B1 (en) Adaptation of microphone gain and loudspeaker volume dependent on phone mode
JP2005117630A (ja) デジタルマルチメディア放送受信用の移動通信端末機のオーディオ送出装置及び方法
KR100735700B1 (ko) 방송용 단말기 및 이를 이용한 문자음성통화 방법
JP2010212898A (ja) 音声信号処理装置及びテレビジョン受像機
WO2007063810A1 (ja) 放送受信機能付き携帯通信端末
KR101681566B1 (ko) 다채널 시청이 가능한 텔레비젼 세트
JP2006211431A (ja) ストリ−ム受信機能付き電話機およびストリーム受信機能付き電話機におけるストリーム再生方法
KR100662867B1 (ko) 아날로그 오디오의 디지털 변환장치
JP2006203398A (ja) 出力先切替方法およびそれを利用した通信装置
JP2006254193A (ja) 無線通信端末、増幅率調整方法及びプログラム
KR100330851B1 (ko) 티브이시청중에 통화하는 티브이폰 및 그 방법
JP2010141571A (ja) 音量調整方法、オーディオ信号再生装置およびプログラム
KR20100031422A (ko) 영상처리장치 및 그 제어방법
KR20040036466A (ko) 휴대용 전화기의 멀티비젼 표시장치 및 방법
JP2007166249A (ja) 携帯端末装置
KR100812618B1 (ko) 리모트 콘트롤러의 오디오 출력 시스템 및 방법
JP2007184728A (ja) 携帯情報端末装置
KR100584414B1 (ko) 티브이 폰의 배경화면 등록방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131008

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5389214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees