JP4243007B2 - 表示機能付多機能スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現在選択されているスイッチの機能をスイッチの操作部に表示すると共に、次に選択可能な機能を同時に表示する表示機能付多機能スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車のセンターコンソールに集中配置されるカーステレオや他のオーディオ機器等の電装品は、動作内容選択用の操作ボタンを各々必要としており、旧来は各電装品毎に個別の操作ボタンを各々用意してセンタコンソール上に配置していた。
【0003】
しかし、各電装品とも技術の進歩により機能が多様化し始め、それに伴い必要とする操作ボタンの数が増えてきたため、限られたスペースのセンターコンソール上に必要とするすべての操作ボタンを配置することが次第に困難になり、また、多数の操作ボタンの存在によりセンターコンソールの意匠上の美観をともすれば損ないかねない状況に至っていた。
【0004】
このような状況を改善するために、これまでに提案された従来技術の代表的な例の1つとして、例えば特開平9−198176号公報に開示された電子機器があり、この電子機器では、操作ボタンの後部に液晶ディスプレイを配置し、液晶ディスプレイの表示を変化させることで、操作ボタンの透明部又は貫通孔を介して視認される操作ボタンの機能表示を変化させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の操作ボタンは、操作ボタンの機能を液晶ディスプレイにより表示し、且つ、スイッチの機能が変わる毎に液晶ディスプレイの表示をその機能に応じて更新していた。しかし、現在の表示からは現操作ボタンの機能が次にどのような機能に変更可能であるかは、実際に操作ボタンの機能切替え動作を行うまで不明であり、目的とする機能に切り替えるまでに時間を要するという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は上記のような問題点を解消するためになされたものであり、現在、所定の機能を果たしているスイッチが次にどのような機能に切り替え可能であるかスイッチの操作部より容易に判断することができる表示機能付多機能スイッチ装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明の請求項1に係る表示機能付多機能スイッチ装置は、図1の基本構成図で示すように、操作ボタンを操作する毎に、操作対象機器を示すキャラクタを表示手段より前記操作ボタン上に表示するスイッチ部と、操作対象機器を設定する対象機器設定手段と、この対象機器設定手段の出力より、設定された操作対象機器を判定する対象機器判定手段と、この判定された操作対象機器より、前記操作ボタンが現在操作される操作対象機器の次に操作する操作対象機器を決定する操作順序決定手段と、この操作順序決定手段で決定された前記各操作対象機器の操作順序に従って前記現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを生成して前記表示手段に送る画像生成手段と、前記操作ボタンの操作を検出して前記画像生成手段に伝える操作検出手段とを備え、前記画像生成手段は前記操作検出手段の操作検出結果に基づき、現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを更新するものである。
請求項2の発明に係る表示機能付多機能スイッチ装置の対象機器設定手段は、操作対象機器を少なくとも2つ設定し、これら操作対象機器を切り替え設定するものである。
請求項3の発明に係る表示機能付多機能スイッチ装置の操作ボタンは、現在操作される操作対象機器に対して次に操作される複数の操作対象機器の内、少なくとも2つを切り替えて選択できるスイッチ部を備え、前記画像生成部は、次に操作される操作対象機器を示すキャラクタ画像を少なくとも2つ生成して前記表示手段に送るものである。
請求項4の発明に係る表示機能付多機能スイッチ装置の画像生成部は、前記操作ボタンによる次に操作される操作対象機器の選択時、前記表示手段に表示された現在操作される操作対象機器のキャラクタを、選択された次に操作される操作対象機器のキャラクタの表示にスクロールして前記表示手段のキャラクタを更新するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
次に、本発明の実施の形態1にかかる表示機能付多機能スイッチ装置を各添付図面に基づいて説明する。尚、以下、表示機能付多機能スイッチ装置を「単に、スイッチ装置」と略記する。
先ず、本実施の形態を説明するに当たり、本発明に係るスイッチ装置が適用される対象の一例を図2を参照して説明する。
図2は本発明のスイッチ装置が適用可能なセンターコンソールを含む自動車のダッシュボード回りの要部斜視図であり、図中、1はダッシュボード、3はインストルメントパネルを示し、このインストルメントパネル3の車幅方向略中央部にセンタコンソール5が配置されている。このセンタコンソール5には、カーナビゲーション用の画面7やエアコン出口9とアシュトレイ11とに上下を挟まれて、本実施の形態1に係るスイッチ装置13Aが組み込まれている。
【0009】
このスイッチ装置13Aは、図3に本実施の形態1に係るスイッチ装置の要部正面図で示すように、表示機能付きマルチファンクションスイッチ(以下、MFスイッチと記載する)13、図示しない車内におけるテレビの操作予約のボタン、CDの操作予約ボタン、カセットテープの操作予約ボタン、カーラジオの操作予約ボタン等から構成される予約設定ボタン15が配置されている。
【0010】
MFスイッチ13は図4にその断面図を示すようにプッシュタイプのスイッチ(以下、プッシュスイッチと略記する。)、また、図5にその平面図を示すようにシーソタイプのスイッチ(以下、シーソスイッチと略記する。)から構成される。
プッシュスイッチを用いたMFスイッチ13は透明のアクリル樹脂からなるキートップ13aの一部がスイッチパネルPの表面に露呈し、且つ、キートップ13aはスイッチパネルPの裏面において一端が軸13bにより軸支され、他端はスイッチパネル13aの背後に配置されたスイッチ13cの押しボタン部分に当接するようになる。従って、スイッチパネルP側よりキートップ13aを押下すると、キートップ13aは軸13bの回りを回転してスイッチ13cの押しボタン部分を押圧してON動作させる。
【0011】
キートップ13aの背後にはスイッチ13cと同一平面上にEL素子からなる表示デバイス13dが配置されている。この表示デバイス13dにはMFスイッチ13の現在選択されている機能がアイコンと共に文字表示される。また、表示デバイス13dには、現在選択されている機能の表示と同時に、MFスイッチ13を操作した場合に切り替わる次の機能が、現在選択されている機能の文字表示とは異なる表示形態で文字表示される。
尚、表示デバイス13aは、EL素子に限らず、VFD,FED,LCDなどのフラットパネルディスプレイなら何れでも使用可能である。
【0012】
また、図5にその平面図を示すシーソスイッチを用いたMFスイッチ13は、同じくキートップ13gの一部はスイッチパネルPの上面に露呈し、且つ、キートップ13aは裏面において中心より上下方向に一対の軸受けを形成し、この軸受けに通して軸13eによりスイッチパネルPの裏面に回転自在に軸支されている。 また、キートップ13aの裏面には一方の軸受けが形成されている一側面の各端部に下方に向けて突起部を形成している。そして、各突起部の下方にはそれぞれスイッチ13fの押しボタン部分が配置されている。キートップ13gの背後にはスイッチ13fと同一平面に、例えばEL素子による表示デバイス13dが配置されている。
【0013】
従って、スイッチパネルP側よりキートップ13gの右端を押下すると、キートップ13gは軸13eの回りを回転して右端側の突起部で右端側のスイッチ13fの押しボタン部分を押圧してON動作させ、また、キートップ13gの左端を押下すると、キートップ13gは軸13eの回りを回転して左端側の突起部で左端側のスイッチ13fの押しボタン部分を押圧してON動作させる。
【0014】
プッシュスイッチを用いたMFスイッチ13を構成する表示デバイス13dは、図6(a)〜(d)に示すデフォルトモード表示のように現在選択されている機能(機器)、例えば、CD(コンパクトディスク)を示すアイコンと「CD」を示す文字共に、当該スイッチの操作により次に選択される機器、例えば、「MD」(ミニディスク)という文字が「CD」という文字と異なる表示形態で「CD」という文字の隣に同時に表示される。
【0015】
即ち、図6(a)を参照して表示デバイスの表示変化を説明するならば、最初、表示デバイス13dに現在選択されている機能としてCDのアイコンが表示されたならば、アイコンの下に、例えば、黒地に白の内抜きで「CD」という文字を表示し、この「CD」という文字の隣に次に選択される「MD」という文字を通常の表示形態で表示する。この文字の表示形態の違いによりユーザ、例えば運転者はMFスイッチ13を操作するとCDプレーからMDプレーに切り替わることが判断できる。
【0016】
表示デバイス13dがこの様な表示形態において、MFスイッチ13を押下すると、MFスイッチ13dは機能としてMDを選択し、アイコンはCDよりMDに変わると共に、現在選択されている機能を示す文字として「CD」より「MD」に変わり、次に選択される機能を示すCDCが、MDの隣に表示される。
【0017】
更に、MFスイッチ13を押下すると、MFスイッチ13dは機能としてCDCを選択し、アイコンはMDよりCDCに変わると共に、現在選択されている機能を示す文字として「MD」より「CDC」に変わり、次に選択される機能を示す文字として「MDC」が「CDC」の文字の隣に表示される。
【0018】
更に、MFスイッチ13を押下すると、MFスイッチ13dは機能としてMDCを選択し、アイコンはCDCよりMDCに変わると共に、現在選択されている機能を示す文字として「CDC」より「MDC」に変わり、次に選択される機能を示す文字として「CD」が「MDC」の文字の隣に表示される。
そして、更に、MFスイッチ13を押下すると再び最初の表示形態に戻り、現在選択されている機能をCDとし、次に選択される機能をMDと設定される。
【0019】
図6(a)に示す表示形態では、現在選択されている機能を示す文字と次に選択される機能を示す文字の配置関係が、現在選択されている機能によっては異なり、次に選択される機能を即座に判別できないこともある。
そこで、図6(b)に示すように、現在選択されている機能を示す文字より次に選択される機能を示す文字に向けて矢印を表示してもよい。
尚、矢印表示を行う替わりに、図6(c)に示すように、現在選択されている機能を示す文字と次に選択される文字との配置関係を決め、例えば、現在選択されている機能を示す文字の右隣に次に選択される機能を示す文字を表示してもよい。
【0020】
更に、図6(c)に示すように機能が切り替わる様子をアニメーションによりスクロール表示してもよい。即ち、MFスイッチ13を押下して機能をCDよりMDに切り替え動作を行うと、表示面において、一方向に、例えば右から左にCDのアイコンと共に各文字が流れ、それらの流れに準じて右側より現在選択したMDのアイコンと共に、現在選択した機能(MD)を示す文字と次に選択される機能(CDC)を示す文字とが流れてきて、最終的に、表示デバイス13dの表示面はCDCのアイコンと、現在選択した機能(MD)を示す文字及び次に選択される機能(CDC)を示す文字がそれぞれ表示形態を変えて表示される。
【0021】
また、図6(d)に示す様に、現在選択した機能を示す文字と次に選択される機能を示す文字との配置関係を定めた場合でも、各文字間に選択方向を示す矢印を表示してもよい。
【0022】
上記説明では、MFスイッチの13の押下毎に、同一種の記憶媒体、例えば、CD,MD,CDC,MDCを順次切り替え選択する場合について説明した。
しかし、図7(a)に示すように、切り替え対象を同一種の機能に限らず、テレビからCDあるいはカセットテープからカーラジオに切り替え選択させるようにしてもよい。これはユーザが任意に設定できる。
【0023】
これまでの説明では、1つのプッシュスイッチを用いたMFスイッチ13で種々の機能をサイクリックに選択する場合を示したが、MFスイッチ13に図5に示すシーソスイッチを使用することで、単一のMFスイッチ13で現在選択されている機器に対して次に選択される機器を2種類設定することができる。
【0024】
即ち、図7(b)に示す様に、表示デバイス13dの表示面には、現在選択されている機器としてテレビのアイコンを表示し、アイコンの真下にテレビを示す「TV」の文字を表示し、その文字の左側にMFスイッチ13の左端の部分を押下すると次に選択される機器であるカーラジオのFM放送を示す「FM」の文字を、また、現選択されている機器を示す「TV」の文字の右側にMFスイッチ13の右端を押下すると次に選択される機器であるCDプレーヤを示す「CD」の文字をそれぞれ表示する。
【0025】
この結果、MFスイッチ13をCDと表示された部分を押下すると、現在選択された機能はCDに切り替わりアイコンはテレビからCDに切り替わり、現選択された機器を示す文字も「CD」に切り替わる。このとき、「CD」の文字の左側に表示される次に選択される機器を示す文字は「TV」、「CD」の文字の右側に表示される次に選択される機器を示す文字は「MD」に切り替わる。
【0026】
更に、MDと表示された文字の部分を押下すると、現在選択された機能はMDに切り替わりアイコンはCDからMDに切り替わり、現選択された機器を示す文字も「MD」に切り替わる。このとき、「MD」の文字の左側に表示される次に選択される機器を示す文字は「CD」、「MD」の文字の右側に表示される次に選択される機器を示す文字は「TAPE」に切り替わる。
【0027】
このようにMFスイッチ13にシーソスイッチを使用すると、各機器の切り替え選択順序の設定によっては少ないスイッチの操作回数で所望する機能に切り替え選択することができる。
尚、図7(c)に示すように、現在選択されている機器を示す文字とこの文字の左右の各次に選択される機器を示す文字との間に、次に選択される機器を選択する際の操作方向を示す矢印を表示してもよい。
【0028】
上記説明では、プッシュスイッチを用いたMFスイッチ13による切り替え選択の対象をオーディオ機器としたが、MFスイッチ13を、予めプリセットした複数のラジオ局を各受信周波数の切り替えにより順次切り替え選択する用途に用いることも可能である。
【0029】
例えば、図8(a)に示すように、表示デバイスの13dの表示面に、現在選択されている受信周波数77.1という数字と、この数字の右隣に次に選択される受信周波数78.0をそれぞれ表示形態を変えて表示すると共に、これらの数字の下に現在選択されているプリセット番号であるPRESET1を表示する。
このような表示状態でMFスイッチ13を押下すると現在選択されている受信周波数は表示されていた次に選択される受信周波数78.0に切り替わり、次に選択される受信周波数は79.5に切り替わる。それと同時に現在選択されているプリセット番号もPRESET2に切り替わる。
【0030】
また、受信周波数の切り替え選択にシーソスイッチを用いたMFスイッチ13を使用することで、より少ないスイッチ操作回数で所望の放送局を選択できる。
シーソスイッチを用いたMFスイッチ13の表示例として、例えば、図8(b)に示すように、表示デバイス13dの表示面の中央に現在選択されている受信周波数77.1という数字を表示する。そして、受信周波数77.1の左隣に次に選択される第1の受信周波数81.3を、且つ、受信周波数77.1の右隣に次に選択される第2の受信周波数78.0を、受信周波数77.1とは表示形態を変えて表示すると共に、受信周波数77.1の下に現在選択されているプリセット番号であるPRESET1を表示する。
【0031】
このような表示状態でMFスイッチ13のキートップ13gの表面に表示された78.0の部分を押下すると、現在選択されている受信周波数77.1は表示されていた次に選択される受信周波数78.0に切り替わり、次に選択される第2の受信周波数は78.0から79.5に切り替わり、次に選択される第1の受信周波数は81.3から77.1に切り替わる。それと同時に現在選択されているプリセット番号もPRESET2に切り替わる。
【0032】
また、図8(c)に示すように第1の受信周波数および第2の受信周波数を示す数字の上に、次の受信周波数を選択する際の操作方向を示す矢印で表示してもよい。
【0033】
次に、本実施の形態1に係る表示機能付多機能スイッチ装置の電気的な概略構成について説明する。
本実施の形態1に係る表示装置付多機能スイッチ装置は、図15に電気的な概略構成のブロック図で示すように、上述した表示デバイス13dをスイッチ13c(プッシュスイッチの場合)または13f(シーソスイッチの場合)による押下動作に伴って表示制御するマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する。)16は、CPU16a、RAM16b、ROM16cより構成されている。
【0034】
この内CPU16aは図示しないCD、MD、CDC、MDC、TV、TAPE、カーラジオのFM放送、AM放送を、適宜、切り替え選択対象として予めCPU16aに予約させる信号を出力する予約設定ボタン15a〜15hが各入出力ポートを介して接続されている。また、CPU16aの出力ポートには切り替え選択対象である各オーディオ機器、例えばCD,MD,CDC,MDCの各再生機器17a〜17d、それにテレビ受像器17e、カーラジオ17fがそれぞれインタフェースI/Fを通して接続されている。
【0035】
また、CPU16aの入出力ポートにはMFスイッチ13が接続され、このMFスイッチ13における表示デバイス13dの表示内容は、スイッチの押下動作に伴って表示内容データがCPU16aより読み出され、表示デバイス13dに送られて画面更新される。スイッチの押下動作に伴って読み出される表示内容データの読み出順序は、予約設定ボタン15a〜15hによって設定された各機器を何れの順序で「現在選択されている機器」に切り替えて行くかで決まる。また、表示内容データは機器を対象したデータでなく、ラジオ放送局を特定する各受信周波数あるいはテレビ局の受信チャンネル数の表示内容データであってもよい。
【0036】
また、前記RAM16bには、データエリア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられている。このワークエリアには、各種フラグやバッファのために用いるエリア等が設けられている。また、ROM16cには、CPU16aに各種処理動作を行わすための制御プログラムが格納されている。
【0037】
次に、ROM16cに格納された制御プログラムに従いCPU16aが行う処理を、先ず、図16、図17のフローチャートを参照して説明する。
図16に示すフローチャートは図6に示す機能切り替え選択に伴う表示制御処理を説明するものである。
【0038】
先ず、図示しないアクセサリスイッチのONにより、自動車に搭載された図示しないバッテリ等からの給電を受けてマイコン16が起動しプログラムがスタートすると、CPU16aは、先ず、RAM16bの各種フラグエリアを「0」に設定する等の初期化を行う(ステップS1)。
【0039】
初期化が終了したならば、MFスイッチを13接続する入出力ポートより信号を入力し、スイッチの形式がプッシュスイッチかシーソスイッチであるかを判定する(ステップS3)。ここでプッシュスイッチであることが判定されたならば、例えば、CD,TV、MD等の予約設定機能(機器)を各入力ポートより取り込んだ信号より判定する(ステップS7)。この判定の結果、予約設定機器は、例えば、CD、MD、CD、MDCの各再生機器であると、次に、所定の機器を現在選択されている機器と設定した場合、この機器に対して次に選択される機器を決定し、選択順序を決定する(ステップS9)。この選択順序としては例えば、図6に示すように、現在選択されている機器をCDとした場合、次選択される機器をMDとし、現在選択されている機器をMDとした場合、次選択される機器をCDCとし、現在選択されている機器をCDCとした場合、次選択される機器をMDCとし、現在選択されている機器をMDCとした場合、次選択される機器をCDとする。
【0040】
以上のように機能選択順序が決定されたならば、表示デバイス13dの表示面を初期化し(ステップS11)、図6に示すように表示面に現在選択されている機器をとしてCDのアイコンを表示すると共に、アイコンの下に「CD」の文字と次に選択される機器を示す「MD」の文字を、表示形態を変えて一列に表示する。この状態であればCDの稼働状態となるが(ステップS13)、MDを稼働させたい場合はMFスイッチ13を押下(ON)する(ステップS15)。
【0041】
この結果、表示内容は図6に示すようにアイコンをMDとし、次に選択される機器を示すCDCの文字を表示して表示内容を更新する(ステップS17)。そして、MDを稼働させる(ステップS19)。しかし、現在選択させる機器をMDCとしたい場合は、更に、ステップS21〜S27の処理を行い、ステップS29において現在選択させる機器であるMDCのアイコンを表示して表示内容を更新する。そしてMDC稼働状態とする(ステップS31)。
【0042】
次に、ステップS3においてシーソスイッチが選択されたならば、図17に示すフローチャートの処理に入り、図7(b)に示すように現在選択されている機器の両側に次に選択される機器が表示されるように表示デバイスの表示面を更新する。
先ず、表示制御処理として、表示面を図7(b)に示すように現在選択されている機器であるテレビを示すアイコンを表示、アイコンの下に「TV」の文字を、「TV」の文字の右側には次に選択される機器である「CD」の文字を、「TV」の文字の左側には同じく次に選択されるカーラジオにおけるFMバンドを示す「FM」の文字を表示する(ステップS501)。
【0043】
このような、表示状態においてはテレビの稼働状態とあるが、実際、運転者がCDをかけたい場合は、シーソスイッチ(SSW)のキートップ13g右端のCDと表示されている部分を押下するとスイッチはONし(ステップS503)、それに伴い表示デバイス13dの表示内容は更新(画面更新)され(ステップS505)、表示面には現在選択されている機器であるCDを示すアイコンが表示され、アイコンの下にTVに替わり「CD」の文字が表示され、「CD」の文字の左側には次に選択される機器である「TV」の文字が、また、「CD」の文字の右側には次に選択される機器である「MD」の文字がそれぞれ表示される。そして、CDは稼働状態となる。
【0044】
更に、運転者がMDに切り替えたい場合は、キートップ13gの右端でMDと表示されている部分を押下するとスイッチはONし(ステップS509)、それに伴い表示デバイス13dの表示内容は更新され(ステップS511)、表示面には現在選択されている機器であるMDを示すアイコンが表示され、アイコンの下にCDに替わり「MD」の文字が表示され、「MD」の文字の左側には次に選択される機器である「CD」の文字が、また、「MD」の文字の右側には次に選択される機器であるカセットレコーダを示す「TAPE」の文字がそれぞれ表示される。そして、MDは稼働状態となる(ステップS513)。
【0045】
しかし、MDよりCDに切り替える場合は、キートップ13gのCDと表示されている部分を押下するとスイッチはONし(ステップS515)、それに伴い表示デバイス13dの表示内容は更新前の表示内容に更新される(ステップS505)。
【0046】
実施の形態2.
上記実施の形態1は、スイッチの各押下動作により現在選択されている機能が変わると共に、表示内容が替わるマルチファンクションスイッチを用いたので、運転者が要求する機能を選択するまでに多くのスイッチ操作が必要とされた。
【0047】
そこで、本実施の形態は、図9に示すようにスイッチ装置13AのスイッチパネルPに、設定予約ボタンに替えてダイレクト切り替えボタン(以下、DPBと記載する。)15Aを設ける。このDPB15Aは、単一のボタン操作で、MFスイッチ13の各表示面131〜134の表示を、図13に示すように通常のテレビチャネル案内表示および受像器切り替え表示(テレビモード)からDVD用画面またはテレビゲーム画面の案内表示(オプションモード)に、またその逆に切り替えるダイレクト切り替えボタン(以下、DPBと記載する。)15A1、また、図10に示すように、一枚差しCDのプレーヤあるいは複数枚のCDを連続切り替え演奏するチェンジャーの動作案内表示(CDモード)から一枚差しMDのプレーヤあるいは複数枚のMDを連続切り替え演奏するチェンジャーの動作案内表示(MDモード)に、また、その逆に切り替えるDPB15A2、更に、図14に示すように、AM放送の切り替え案内表示と共に受信周波数案内表示(AMチュナーナモード)からFM放送の切り替え案内表示と共に受信周波数案内表示(FMチュナーナモード)に切り替え、また、その逆に切り替えるDPB15A3を備える。
【0048】
尚、上記、DPB15A2は、図11に示すスイッチ装置13AのスイッチパネルPに表されているように一枚差しのCDあるいはMDに対するプレーヤの動作案内表示(一枚プレーヤモード)から複数のCDあるいは複数のMDCをそれぞれ切り替えながら連続演奏するチェンジャー(チェンジャーモード)に、また、その逆に切り替えるDPBと設定してもよい。その場合、図12に示す内容が表示面132に表示される。
即ち、一枚差しCDあるいはMDのプレーヤの動作案内表示(一枚プレーモード)からから複数枚のCDまたはMDCを連続切り替え演奏するチェンジャーの動作案内表示(チェンジャーモード)に切り替え、また、その逆に切り替える。
尚、DPBによる切り替え対象の設定はユーザにより任意に設定することもできる。
【0049】
次にDPBの押下動作によるモード切替に伴うMFスイッチ13の各表示面131〜135の切り替え処理を、図18〜図20に示す各フローチャートに従って説明する。尚、処理説明に当たり切り替え対象となる機器は異なるが、各表示面131〜135に表示される内容が実質変わらないものに関しては説明が重複するため、説明を省略し特徴的な処理に関して説明を進める。
【0050】
先ず、図18に示すフローチャートに従って説明を進めるならば、CPU16aは予約設定ボタンに代えてDPBより信号が入力されると(ステップS35)、信号が入力された入力ポートアドレスよりDPB15A1〜15A3の何れのDPBより切り替え信号が入ったか判定する。このとき例えばCDモードとMDモードとを切り替えるDPB15A2より信号が入力されたと判定されたならば(ステップS41)、モード判定2の処理に入る(ステップS43)。
【0051】
モード判定2は、モード切り替えはCDモード切り替えか、あるいはMDモード切り替えかを判定し(ステップS431)、例えば、MDモード切り替えであることが判断されたならば、MFスイッチ13の各表示面131〜134を図10に示すMDモードの内容にあった表示内容とする(ステップS435)。MDモードにおける表示内容として初期時は、プッシュスイッチを使用したMFスイッチ13のキートップ(表示面)131には現在選択されている機器を示すMDのアイコンと次に選択される機器を示すMDCのアイコンがそれぞれ表示形態を変えて左右に表示される共に、各アイコンの下にはそれぞれMD、MDCの文字が同じく表示形態を変えて表示される。
【0052】
表示面132は最初単に「PLAY MODE」という文字を表示する。表示面133は表示無しとし、表示面134はシーソスイッチを使用したMFスイッチ13のキートップであり、この表示面134にはMDの演奏トラックを示す「TRACK」という文字と数値表示が変わるトラック番号が表示され、これら表示の下にはトラックを進める際の操作記号が表示面134の右側に、また、表示面134の左側にはトラックを戻す際の操作記号がそれぞれ表示される。
【0053】
MDモードに表示されたならば、図20(a)のフローチャートに示されるように表示面131を有するMFスイッチ(SW1)が次に選択される機器を設定するためにONされたか、MFスイッチより出力されるSW1信号を検出し、MFスイッチがONか否かを判定する(ステップS435−1,S435−3)。
SW1がONでないことが判定されたならば、現在選択されている機器であるMDの稼働を開始する(ステップS435−5)。しかし、ステップS435−3においてSW1がONであることが判定されたならば、表示面131と133の表示内容を更新する(ステップS435−9)。
【0054】
表示内容の更新として、表示面131には現在選択されている機器を示すアイコンとしてMDよりMDCに替わり、次に選択される機器を示すアイコンとしてMDCよりMDに変えて表示される共に、各アイコンの下にはそれぞれMD、MDCの文字が同じく表示形態を変えて表示される。
【0055】
表示面133には、MDCにおける演奏ディスクを示す「DISC」という文字と数値表示が変わる演奏ディスク番号が表示され、これら表示の下には演奏ディスクを進める際の操作記号「╋」が表示面134の右側に、また、表示面134左側には演奏ディスクを戻す際の操作記号「━」がそれぞれ表示される。
表示画面の更新後にMDCの稼働状態となる(ステップS435−11)。
MDCの稼働中にSW1のONは判定されたならば、各表示面をMD対応の画面に更新する(ステップS453−13)。
【0056】
ここでMD稼働時における表示デバイスの表示処理を図20(b)のフローチャートについて説明する。MDを稼働中に、表示面134をキートップとするMFスイッチ(SW4)からのSW4信号を検出する(ステップS435−5B)。 次にトラック番号を示すnを0に初期化する(ステップS435−5C)。検出したSW4信号よりシーソスイッチの右側がONか否かを判定する(ステップS435−D)。右側がONであることが判定されたならば、n(初期値0)に1を加えトラック番号を進める(ステップS435−E)。
【0057】
1であるnはレジスタmに移され、レジスタmの内容はトラック番号として表示面134の表示される(ステップS435−G,S435−H)。トラック番号を表示後、再度SW4信号を検出し、ONでなければトラック番号を維持して表示する(ステップS435−I,S435−H)。ステップS435−D,S435−E,S435−G,S435−H,S435−Iの各ステップを通してトラックを進める内に、ステップS435−DにおいてSW4の左側がONになったことが判定されたならば、レジスタmの内容より1を減算し、その内容を戻したトラック番号として表示する(ステップS435−F、S435−H)。
【0058】
また、MDCの稼働時においては、表示面4のトラック番号の増減表示に加えて表示面3に演奏ディスク番号の増減が表示される。MDC稼働時の表示デバイスの処理として、演奏ディスク番号の増減表示処理を図21(a)のフローチャートを参照して説明する。
【0059】
MDCを稼働中に、表示面133をキートップとするMFスイッチ(SW3)からのSW3信号を検出する(ステップS435−11A)。次に演奏ディスク番号を示すnを0に初期化する(ステップS435−11B)。検出したSW3信号よりシーソスイッチの右側がONか否かを判定する(ステップS435−11C)。右側がONであることが判定されたならば、n(初期値0)に1を加え演奏ディスク番号を進める(ステップS435−11D)。1であるnはレジスタmに移され、レジスタmの内容は演奏ディスク番号として表示面133に表示される(ステップS435−11F,S435−11G)。演奏ディスク番号を表示後、再度SW3信号を検出し、ONでなければ演奏ディスク番号を維持して表示する(ステップS435−11G,S435−11H)。ステップS435−11C,S435−11D,S435−11F,S435−11G,S435−11Hの各ステップを通して演奏ディスクを進める内に、ステップS435−11Cにおいてシーソスイッチの左側がONになったことが判定されたならば、レジスタmの内容より1を減算し、その内容を戻した演奏ディスク番号として表示する(ステップS435−11E,S435−11H)
MDC稼働時の表示デバイスの処理として、トラックの増減処理を図21(b)のフローチャートに示すが、その処理は実質的に演奏ディスク番号の増減表示処理と同様である。
【0060】
尚、CDモード、一枚プレーヤモード、チェンジャーモード、テレビモード、オプションモード、AMチューナモード、FMチューナモードーオにおいても数値の増減表示処理、現在選択されている機器から次に選択される機器の切り替え選択処理に関しては、MDモードにおける各処理と共通する。
【0061】
次に、表示面132に「PLAY MODE」と表示されたMFスイッチ13の機能を図12により説明する。操作ボタン15A2(図11参照)の押下により一枚プレーモードを選択し、各表示面131〜134を初期画面にした後に、「PLAY MODE」部分を押すと表示面131〜134は、「戻る」、「SCAN」、「RAND」、「RPT」という表示にそれぞれ変わる。
【0062】
ここで、「戻る」という部分を押すと、各表面131〜134は初期画面に戻る。操作対象が「MD」であれば、「SCAN」という部分を押すと、トラックを1から例えば20まで順に選曲して再生する。「RAND」という部分を押すと、選曲トラック順序を特に決めずにランダムに選曲し再生する。「RPT」という部分を押すと、現在聴いている曲を繰り返し再生する。
【0063】
操作ボタン15A2(図11参照)の押下によりChangerモードを選択し、各表示面131〜134を初期画面にした後に、「PLAY MODE」部分を押すと表示面131〜134は、「戻る」、「(DISC/SCAN):SCAN」、「(DISC/RAND):RAND」、「(DISC/RAND)RPT」という表示にそれぞれ変わる。
【0064】
ここで、「戻る」という部分を押すと、各表面131〜134は初期画面に戻る。操作対象が「MDC」であれば、「SCAN」という部分を押すと、現在聴いているMD内の全曲における始めの部分を約10秒間次々に再生する。そして、再度、「SCAN」を操作すると、スキャンモードが解除され、その曲(再生されている曲)を再生する。
「RAND」という部分を押すと、現在聴いているMD内の中からランダムに選曲し再生する。そして、再度、「RAND」を操作すると、ランダムモードが解除され、その曲(再生されている曲)を再生する。
「RPT」という部分を押すと、現在聴いている曲を繰り返し再生する。そして、再度、「RPT」を操作すると、リピートモードが解除される。解除されるまで同じ曲を繰り返し再生する。
【0065】
しかし、「DISC/SCAN」という部分を押すと、チェンジャー内の全てのCDにおける1曲目の始めの部分を約10秒間次々に再生する。そして、再度「DISC/SCAN」を操作するとディスクスキャンモードが解除され、そのCD曲(再生されているCD曲)を再生する。
「DISC/RAND」という部分を押すと、チェンジャー内の中(全曲=ディスク・曲、全てランダム)からランダムに選曲し再生する。
「DISC/RPT」という部分を押すと、現在聴いているCDを繰り返し再生する。再度、「DISC/RPT」を操作すると、ディスクリピートモ−ドが解除される。ディスクリピートモ−ドが解除されるまで同じCDを繰り返し再生する。
図10に記載した「PLAY MODE」の機能に関しても同様である。
【0066】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、操作ボタンを操作する毎に、操作対象機器を示すキャラクタを表示手段より前記操作ボタン上に表示するスイッチ部と、操作対象機器を設定する対象機器設定手段と、この対象機器設定手段の出力より、設定された操作対象機器を判定する対象機器判定手段と、この判定された操作対象機器より、前記操作ボタンが現在操作される操作対象機器の次に操作する操作対象機器を決定する操作順序決定手段と、この操作順序決定手段で決定された前記各操作対象機器の操作順序に従って前記現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを生成して前記表示手段に送る画像生成手段と、前記操作ボタンの操作を検出して前記画像生成手段に伝える操作検出手段とを備え、前記画像生成手段は前記操作検出手段の操作検出結果に基づき、現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを更新することで、ユーザは表示されたキャラクタを見ることで、次にどのような操作対象機器が選択できるのか判断できるため使い勝手に優れた多機能スイッチを提供できるという効果がある。
【0067】
請求項2の発明によれば、対象機器設定手段は操作対象機器を少なくとも2つ設定し、これら操作対象機器を切り替え設定することで、目的とする操作対象機器を少ないスイッチ操作回数で選択できるという効果がある。
【0068】
請求項3の発明によれば、操作ボタンは現在操作される操作対象機器に対して次に操作される複数の操作対象機器の内、少なくとも2つを切り替えて選択できるスイッチ部を備え、前記画像生成部は、次に操作される操作対象機器を示すキャラクタ画像を少なくとも2つ生成して前記表示手段に送ることで、1回のスイッチ操作回数で複数の操作対象機器を選択できるため選択範囲が広がるという効果がある。
【0069】
請求項4の発明によれば、画像生成部は、前記操作ボタンによる次に操作される操作対象機器の選択時、前記表示手段に表示された現在操作される操作対象機器のキャラクタを、選択された次に操作される操作対象機器のキャラクタの表示にスクロールして前記表示部のキャラクタを更新することで、次に選択される操作対象機器をより明確に確認できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の表示機能付多機能スイッチ装置の基本構成図である。
【図2】図2本発明の表示機能付多機能スイッチ装置が適用可能なセンターコンソールを含む自動車のダッシュボード回りの要部斜視図である。
【図3】図3は本発明の実施の形態1に係る表示機能付多機能スイッチ装置の要部正面図である。
【図4】図4はプッシュスイッチを用いた多機能スイッチの縦断面図である。
【図5】図5はシーソスイッチを用いた多機能スイッチの縦断面図である。
【図6】図6は図3の多機能スイッチの表示面13aに表示される同一機種間で現在選択されている機器のアイコンと次に選択される機器のアイコンの遷移を説明する図である。
【図7】図7は図3の多機能スイッチの表示面13aに表示される異なる機種間で現在選択されている機器のアイコンと次に選択される機器のアイコンの遷移を説明する図である。
【図8】図8は図3の多機能スイッチの表示面13aに表示される現在選択されている受信受信周波数と次に選択される受信受信周波数の遷移を説明する図である。
【図9】図9は本発明の実施の形態2に係る表示機能付多機能スイッチ装置の要部正面図である。
【図10】図10は図9の表示面に表示されるCDモードおよびMDモードの案内画面の説明図である。
【図11】図11は本発明の実施の形態2に係る表示機能付多機能スイッチ装置の変形例の要部正面図である。
【図12】図12は図11の表示面に表示されるDISCモードおよびChangerモードの案内画面の説明図である。
【図13】図13は図11の表示面に表示されるTVモードおよびOptionモードの案内画面の説明図である。
【図14】図14は図11の表示面に表示されるAMモードおよびFMモードの案内画面の説明図である。
【図15】図15は本発明に係る表示機能付多機能スイッチ装置の電気的な概略構成のブロック図である。
【図16】図16は図15のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図17】図17は図15のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図18】図18は図15のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図19】図19は図15のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図20】図20は図15のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図21】図21は図15のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
13 操作ボタン
13d 表示手段
15 対象設定手段
15A ダイレクト切り替えボタン
16 マイクロコンピュータ
16a CPU
16b RAM
16c ROM
16a1 対象機器判定手段
16a2 操作順序決定手段
16a3 画像生成手段
16a4 操作検出手段

Claims (4)

  1. 操作ボタンを操作する毎に、操作対象機器を示すキャラクタを表示手段より前記操作ボタン上に表示するスイッチ部と、操作対象機器を設定する対象機器設定手段と、この対象機器設定手段の出力より、設定された操作対象機器を判定する対象機器判定手段と、この判定された操作対象機器より、前記操作ボタンが現在操作される操作対象機器の次に操作する操作対象機器を決定する操作順序決定手段と、この操作順序決定手段で決定された前記各操作対象機器の操作順序に従って前記現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを生成して前記表示手段に送る画像生成手段と、前記操作ボタンの操作を検出して前記画像生成手段に伝える操作検出手段とを備え、
    前記画像生成手段は前記操作検出手段の操作検出結果に基づき、現在操作される操作対象機器と次に操作される操作対象機器とをそれぞれ示すキャラクタを更新することを特徴とする表示機能付多機能スイッチ装置。
  2. 前記対象機器設定手段は、操作対象機器を少なくとも2つ設定し、これら操作対象機器を切り替え設定することを特徴とする請求項1に記載の表示機能付多機能スイッチ装置。
  3. 前記操作ボタンは、現在操作される操作対象機器に対して次に操作される複数の操作対象機器の内、少なくとも2つを切り替えて選択できるスイッチ部を備え、前記画像生成部は、次に操作される操作対象機器を示すキャラクタ画像を少なくとも2つ生成して前記表示手段に送ることを特徴とする請求項1に記載の表示機能付多機能スイッチ装置。
  4. 前記画像生成部は、前記操作ボタンによる次に操作される操作対象機器の選択時、前記表示手段に表示された現在操作される操作対象機器のキャラクタを、選択された次に操作される操作対象機器のキャラクタの表示にスクロールして前記表示手段のキャラクタを更新することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示機能付多機能スイッチ装置。
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