JP2001348034A - 荷役用パレット - Google Patents
荷役用パレットInfo
- Publication number
- JP2001348034A JP2001348034A JP2000170471A JP2000170471A JP2001348034A JP 2001348034 A JP2001348034 A JP 2001348034A JP 2000170471 A JP2000170471 A JP 2000170471A JP 2000170471 A JP2000170471 A JP 2000170471A JP 2001348034 A JP2001348034 A JP 2001348034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- pallet
- hole
- reinforcing member
- cargo handling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pallets (AREA)
Abstract
も少なく、安価に得ることができ、また、分解時の嵩を
小さくして、運搬、保管、廃棄等を容易に行うことがで
きる、荷役用パレットを提供する。 【解決手段】 偏平箱形状のベース21と、このベース
21内に挿入した補強材23と、ベース21の上面部2
1bの四隅にあけた貫通孔21fに挿入して箱形状を保
持する支柱22とからなり、補強材23に、貫通孔21
fに挿入した支柱22の先端22bが入り込む挿入孔2
3dを設ける。
Description
機、ファクシミリ、プリンタ等の製品を包装した物品な
どの荷役を行う際に用いられるパレットに関する。
0、上板11、およびこれらの板の四隅に設けた支柱1
2から構成される紙製パレットが知られている。この紙
製パレットには、通常、底板10と支柱12とが、ま
た、上板11と支柱12とが、のり、接着剤、金具等で
接合されているから、一旦組立てられた紙製パレットを
容易に分解することができず、その結果、嵩張るので運
搬、保管、廃棄等が容易に行えず、それらに多額の費用
がかかるという問題があった。
図9に示すように、嵌合孔13を形成する桁14をパレ
ット平面の四隅に配置し、その上下にデッキボード15
・16を配置し、固定部材17・18の突起部19を、
そのデッキボード15・16の貫通孔20を介して桁1
4の嵌合孔13に嵌着してなるパレットが提案されてい
る(特開平11−165735号公報)。
役、保管中に、桁14と、上下の固定部材17・18と
が固く嵌合してしまい、分解困難となってしまうことが
あり、また、図9からも分かるように、桁部分が極めて
複雑な形状をしており、その部品点数も多いことから、
安価に得ることができないという問題があった。
題は、組立分解を簡易に行うことができ、部品点数も少
なく、安価に得ることができ、また、分解時の嵩を小さ
くして、運搬、保管、廃棄等を容易に行うことができ
る、荷役用パレットを提供することにある。
荷役用パレットにおいて、上下面部と左右側面部とから
なる偏平箱形状のベースを設け、その上面部の四隅に貫
通孔をあけ、その各貫通孔に支柱を挿入して前記ベース
の箱形状を保持してなる、ことを特徴とする。
状とし、貫通孔に支柱を挿入してその箱形状を保持す
る。使用後は、貫通孔から支柱を引き抜き、ベースの上
下面部を重ね合わせてたたむ。
の荷役用パレットにおいて、前記ベースを、帯材を折り
曲げてその両端部を重ね合わせ、その重ね合わせた部分
を上面部として形成してなる、ことを特徴とする。
ね合わせ、その重ね合わせた部分を上面部としてベース
を形成する。
2に記載の荷役用パレットにおいて、前記支柱に、前記
貫通孔からの外れを阻止する鍔部を設けてなる、ことを
特徴とする。
ことを阻止する。使用後は、鍔部を持って支柱を引き抜
く。
たは3に記載の荷役用パレットにおいて、前記ベース内
に、その下面部および左右側面部と重なり合う補強材を
挿入してなる、ことを特徴とする。
補強材をベースの下面部および左右側面部に重ね合わ
す。
の荷役用パレットにおいて、前記補強材に、前記支柱の
先端が入り込む挿入孔を設けてなる、ことを特徴とす
る。
ら、貫通孔に支柱を挿入し、支柱の先端を補強材の挿入
孔に入れる。
の荷役用パレットにおいて、前記補強材の挿入方向にお
いて、前記挿入孔の大きさと前記支柱の先端の大きさと
の差より、前記ベースの長さと前記補強材の長さとの差
の方を大きくしてなる、ことを特徴とする。
きさとの差によりベース内で補強材が移動しても、ベー
スから突出しないようにする。
の荷役用パレットにおいて、前記ベースと前記補強材の
一方に係合孔を、他方にその係合孔に入り込む切り起こ
し部を形成してなる、ことを特徴とする。
部を挿入する。
明の実施の形態について説明する。
立斜視図である。このパレット2は、ベース21と、こ
のベース21内に挿入した補強材23と、ベースの箱形
状を保持する支柱22とからなる。
部21aを重ね合わせ、その重ね合わせた部分を上面部
21bとして形成し、この上面部21b、下面部21
c、左側面部21d、および右側面部21eからなる偏
平箱形状をなしている。
が使用され、両端部21aの重ね合わせに際しては、の
り、接着剤、金具等が使用される。
孔21fを設ける。この貫通孔21fに支柱22を挿入
してベース21の箱形状を保持する。貫通孔21fの孔
縁は、支柱22とほぼ同じ大きさに形成する。
阻止する鍔部22aを設ける。
通孔21fから外れることを阻止するから、図3に示す
ように、荷役の際、フォークリフトの爪24が誤って支
柱22に当たっても、支柱22が貫通孔21fから外れ
て抜け落ちることを防止する。
に、段ボール、硬質紙等が使用される。
部21cおよび左右側面部21d・21eと重なり合う
ように挿入する。この際、補強材23の下面部23aと
ベース21の下面部21cとが、また、補強材23の左
右側面部23b・23cとベース21の左右側面部21
d・21eとが重なり合う。
するとともに、ベースを補強する。
22の先端22bが入り込む挿入孔23dを設ける。こ
の挿入孔23dの孔縁を支柱22の先端22bに掛け止
めてベース21から補強材23が抜け落ちることを防止
する。
先端22bより少し大きく形成すると、支柱22を容易
に挿入孔23dへと挿入することができ、ベース21に
対する、補強材23の一定以上のずれを規制する。
1の長さ21yを、補強材23の長さ23yより長く
し、これらの長さの差を、挿入孔23dの大きさと支柱
22の先端22bの大きさとの差より、大きくする。す
なわち、補強材23の挿入方向において、挿入孔23d
の一辺の長さをa、支柱22の先端22bの一辺の長さ
をbとするとき、21y−23y>a−bとする。
さと支柱22の先端22bの大きさとの差によりベース
21内で補強材23が移動しても、ベース21から突出
しない。
てるには、まず、ベース21の上下面部21b・21c
を離して箱形状とし、このベース21内に補強材23を
挿入し、その補強材23を、ベース21の下面部21c
および左右側面部21d・21eに重ね合わせる。
し、支柱22の先端22bを補強材23の挿入孔23d
に入れる。
2の組立断面図である。
まず、支柱22の鍔部22aを持って貫通孔21fから
支柱22を引き抜く。
抜き、図5に示すように、ベース21の上下面部21b
・21cを重ね合わせてたたむ。
は、このようにパレット2を分解してたたむことにより
嵩を小さくする。
の角柱状のものを使用したが、その形状、大きさ等は適
宜選択することができる。また、これに対応して、ベー
ス21の貫通孔21fおよび補強材23の挿入孔23d
の形状、大きさ等も適宜選択することができる。
斜視図である。図7に、このパレット2の分解図を示
す。
ース21に、補強材23を挿入し、さらにベース21の
上面部21bの貫通孔21fから支柱22を挿入する
が、補強材23の下面部23aに挿入孔を設けずに、補
強材23に係合孔23eを、ベース21にその係合孔2
3eに入り込む切り起こし部21gを形成した例であ
る。
・23cに、係合孔23eを形成し、ベース21の左右
側面部21d・21eに、切り起こし部21gを形成す
る。
前記例のように、まず、ベース21を箱形状とし、この
ベース21内に補強材23を挿入する。
21eに設けた切り起こし部21gを指で押して、補強
材23の左右側面部23b・23cに形成した係合孔2
3eに挿入するとともに、支柱22を貫通孔21fに挿
入する。
り起こし部21gを係合孔23eから外すとともに、支
柱22を引き抜き、さらに補強材23を引き抜き、ベー
ス21をたたむ。
し部21gを設け、補強材23に係合孔23eを設けた
が、ベース21に係合孔を設け、補強材23に切り起こ
し部を設けてもよい。さらに、切り起こし部および係合
孔の形状、大きさ等も適宜選択することができる。
ば、ベースの上下面部を離して箱形状とし、貫通孔に支
柱を挿入するだけで組み立てることができ、反対に貫通
孔から支柱を引き抜き、ベースの上下面部を重ね合わせ
るだけで分解することができるから、組立分解を簡易に
行うことができる。
部品のみであるから、部品点数が少なく、安価に得るこ
とができる。
さくできるから、運搬、保管、廃棄等を容易とすること
ができる。分別廃棄も可能にできる。
曲げて両端部を重ね合わせるだけであるから、ベースを
容易につくることができる。また、その重ね合わせた部
分を上面部とするから、上面部の強度を高めて破損を防
止することができる。
柱が貫通孔から外れることを鍔部で阻止するから、荷役
の際、フォークリフトの爪等を誤って支柱に当てた場合
など、支柱が貫通孔から外れて抜け落ちることを防止す
ることができる。また、使用後は、鍔部を持って支柱を
引き抜くことで、分解を容易とすることができる。
ース内に補強材を挿入してベースの下面部および左右側
面部に重ね合わせるから、補強材でベースの形状を保持
するとともに、ベースを補強することができる。
ース内に補強材を挿入して後、貫通孔に支柱を挿入し、
支柱の先端を補強材の挿入孔に入れるから、挿入孔の孔
縁を支柱の先端に掛け止めてベースから補強材が抜け落
ちることを防止することができる。
入孔の大きさと支柱先端の大きさとの差によりベース内
で補強材が移動しても、ベースから突出しないようにす
るから、突出した補強材が邪魔にならずに並べて設置す
ることができる。
方の係合孔に他方の切り起こし部を挿入するから、ベー
ス内における補強材の動きを規制し、ベースから補強材
が突出することを防止することができる。
る。
たったときの説明図である。
である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 上下面部と左右側面部とからなる偏平箱
形状のベースを設け、その上面部の四隅に貫通孔をあ
け、その各貫通孔に支柱を挿入して前記ベースの箱形状
を保持してなる、荷役用パレット。 - 【請求項2】 前記ベースを、帯材を折り曲げてその両
端部を重ね合わせ、その重ね合わせた部分を上面部とし
て形成してなる、請求項1に記載の荷役用パレット。 - 【請求項3】 前記支柱に、前記貫通孔からの外れを阻
止する鍔部を設けてなる、請求項1または2に記載の荷
役用パレット。 - 【請求項4】 前記ベース内に、その下面部および左右
側面部と重なり合う補強材を挿入してなる、請求項1、
2または3に記載の荷役用パレット。 - 【請求項5】 前記補強材に、前記支柱の先端が入り込
む挿入孔を設けてなる、請求項4に記載の荷役用パレッ
ト。 - 【請求項6】 前記補強材の挿入方向において、前記挿
入孔の大きさと前記支柱の先端の大きさとの差より、前
記ベースの長さと前記補強材の長さとの差の方を大きく
してなる、請求項5に記載の荷役用パレット。 - 【請求項7】 前記ベースと前記補強材の一方に係合孔
を、他方にその係合孔に入り込む切り起こし部を形成し
てなる、請求項4に記載の荷役用パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170471A JP4493162B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 荷役用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170471A JP4493162B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 荷役用パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001348034A true JP2001348034A (ja) | 2001-12-18 |
JP4493162B2 JP4493162B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=18673185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000170471A Expired - Fee Related JP4493162B2 (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | 荷役用パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4493162B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103935609A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-07-23 | 安徽省嘉信包装印务有限公司 | 一种防护件结构 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5293038A (en) * | 1976-02-02 | 1977-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Transport pallet |
JPS6099226U (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-06 | 石崎産業株式会社 | 組立式荷役用パレツト |
JPS615724U (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-14 | 恒美 池川 | パレツト |
-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000170471A patent/JP4493162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103935609A (zh) * | 2014-04-03 | 2014-07-23 | 安徽省嘉信包装印务有限公司 | 一种防护件结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4493162B2 (ja) | 2010-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2102727C (en) | Paper pallet | |
KR100263314B1 (ko) | 팔레트 | |
JP2001199439A (ja) | リストアパックおよびその輸送方法 | |
JP2009249022A (ja) | パレット及びパレット用桁部芯材並びにその組立方法 | |
JP2001348034A (ja) | 荷役用パレット | |
JP4863724B2 (ja) | パレット用梱包箱及び梱包箱付きパレット | |
JPH06239346A (ja) | 段ボール製パレット | |
JP2007062837A (ja) | 段ボール製パレット | |
JPH0744597Y2 (ja) | 紙製パレット | |
JP3588623B2 (ja) | 組立式箱 | |
JP2001219931A (ja) | 組立式コンテナの結合部材および組立式コンテナ | |
JPH10194285A (ja) | 梱包箱 | |
JP4109509B2 (ja) | 段ボールパレット | |
JP3191352U (ja) | 輸送用梱包容器 | |
JP2009292485A (ja) | 荷役用パレット | |
JP2007284115A (ja) | パレット及びこれを用いた梱包箱 | |
JPH06542B2 (ja) | 組立式パレット | |
JP6332613B2 (ja) | 輸送用梱包容器 | |
JP2011143935A (ja) | パレット、スリーブ及び梱包部材 | |
JP2007223634A (ja) | 紙製パレット用桁材 | |
JP2009090989A (ja) | 搬送用パレット | |
JP3101227U (ja) | 段ボール製パレット | |
JP2002179060A (ja) | 通い箱 | |
JP2010036915A (ja) | 段ボールパレットとそれに用いる紙製桁部材 | |
JP2004359252A (ja) | 梱包箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100406 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |