JP2001347499A - 微細装置の製造方法 - Google Patents

微細装置の製造方法

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JP2001347499A
JP2001347499A JP2000167421A JP2000167421A JP2001347499A JP 2001347499 A JP2001347499 A JP 2001347499A JP 2000167421 A JP2000167421 A JP 2000167421A JP 2000167421 A JP2000167421 A JP 2000167421A JP 2001347499 A JP2001347499 A JP 2001347499A
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Masateru Hara
昌輝 原
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    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00015Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
    • B81C1/00134Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems comprising flexible or deformable structures
    • B81C1/0019Flexible or deformable structures not provided for in groups B81C1/00142 - B81C1/00182
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C2201/00Manufacture or treatment of microstructural devices or systems
    • B81C2201/03Processes for manufacturing substrate-free structures
    • B81C2201/034Moulding

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易で実用的な製造方法によって厚膜の機能
性材料膜を高アスペクト比にパターニングして、動作特
性の高いMEMSやルゲートフィルタなどを実現するこ
とが可能な微細装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 機能性材料層であるPZT層6a,6b
を成膜するための高温プロセスにも耐えることができ、
しかも高アスペクト比のパターニングが可能であり、ま
た微細装置の製造工程全体に対するプロセス整合性も良
好である、Si層2を型4として用いて、所望のPZT
層6よりも深い溝状または間隙状のパターンの型4を形
成し、その型4の窪みの部分を含む表面全体にPZT層
6a,6b機能性材料層(膜)を成膜する。型4上に堆
積しているPZT層6bを、その型4と共に除去して、
PZT層6aのパターンのみを選択的に残して所望の機
能性材料層のパターンを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数μmないし10
0μmあるいはそれ以上の厚膜の機能性材料膜を3ない
し10あるいはそれ以上に高いアスペクト比のパターン
に加工することが要求される、MEMS(Micro Electr
o Mechanic Systems;微細(微小)電気機械システム,
以下、MEMSと呼ぶ)やルゲートフィルタ(Rugate F
ilter )などの製造において特に好適な微細装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MEMSでは一般に、実用上十分なセン
シング機能やアクチュエーション機能を達成するために
は、圧電材料や磁性材料のような機能性材料膜を加工し
て形成された微細構造を、少なくとも数μm以上、望ま
しくは100μmあるいはそれ以上の厚膜に形成し、か
つそれを高アスペクト比にパターニングすることが強く
要請されている。
【0003】なかでも、圧電材料は、それ自体がセンサ
にもアクチュエータにもなるので、そのいずれかの単機
能で用いる場合に構造の簡易化が達成できることや、そ
れら両者での使用にも対応することができるという利点
があることから、特にMEMSの主要な動作部を構成す
る要素材料として注目されている。あるいはMEMS以
外にも、例えば光学的機能性材料を用いたルゲートフィ
ルタのような微細装置などにおいても同様に、厚膜の機
能性材料を高アスペクト比のパターンに加工する技術の
確立が強く要請されている。
【0004】マイクロポンプ、小型超音波モータ、マイ
クロカンチレバー等のマイクロアクチュエータや、微小
超音波発生源などに圧電材料を用いる場合、実用的な動
作距離や出力を達成することが必要である。そのために
は、例えばチタン酸鉛とジルコン酸鉛との固溶体である
PZT(Pb(Ti,Zr)O3 ;以下,PZTと呼
ぶ)を例に取ると、少なくとも数μm程度の膜厚が必要
であり、さらに望ましくは、数10μmないし100μ
mあるいはそれ以上のいわゆる厚膜のものが有用である
と考えられる。
【0005】従来、上記の圧電材料のような機能性材料
膜の構造体は、いわゆるバルク材からの機械加工や、ス
クリーン印刷法によって製造されている。これは、機械
加工やスクリーン印刷法が、厚膜のパターンを形成可能
な技術であることによるものである。またその他にも、
例えばスパッタリングやCVD(Chemical Vapor Depos
ition:化学的気相成長 )法などによる薄膜を何度も重ね
て積層して行く技術なども提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機械加
工では、加工中やハンドリング中での部材の破損や、接
着時の特性のばらつきなどが避け難いことから、機能性
材料膜の精確なパターニングが困難である。
【0007】また、スクリーン印刷法の場合には一般
に、焼結温度が500〜800℃あるいはそれ以上にな
るので、基板やその他の構成部材が損傷を受けることが
多く、しかも膜を高密度に形成することが困難であるこ
とから、機能性材料膜として好適な材質を得ることがで
きない場合が多い。
【0008】更に、スパッタリングやCVD法などによ
り厚膜を形成する技術では一般に、比較的低温での成膜
プロセスが可能ではあるが、その一方で、数10μmあ
るいはそれ以上の厚膜の堆積に極めて長い時間を要する
ので、実用上の製造プロセスとしては現実的ではない。
しかも、長時間に亘って何度も堆積を積み重ねて成膜さ
れた機能性材料膜は、精確なエッチング加工を施すこと
が困難である場合が多い。
【0009】また、機能性材料の厚膜をスパッタリング
やCVD法などによって成膜し、それをエッチングでは
なくリフトオフ法でパターニングすることも考えられ
る。ここで、リフトオフ法は一般に、フォトレジストを
型として用いて、その型を剥離して所望のパターンを得
るというものである。
【0010】ところが、リフトオフ法によって加工(形
成)可能な機能性材料膜は低温で成膜可能なものに限定
されてしまう。これは、フォトレジストを型として用い
ると、150℃程度以上に基板を加熱した際にフォトレ
ジストが変形や焦げ付きを起こすため、リフトオフ不能
になることがあるので、機能性材料膜の成膜法がプロセ
ス温度によって厳しく制約されてしまうからである。
【0011】あるいは、X線リソグラフィを用いるLI
GA(Lithographie Galvanoformung Abfprumng )プロ
セスによれは、数100μm厚のレジストのパターニン
グが可能である。ところが、この方法は、X線リソグラ
フィ装置が一般に極めて特殊で高価なものであり、また
透過性の極めて高いX線に対する十分な遮蔽性を有する
Au(金)等を用いた極めて特殊な構成を有しており製
造も繁雑で高価なフォトマスクが必要であるなど、工業
的な実用上のプロセスとしては極めて特殊で現実的では
ない。
【0012】その他のリフトオフの手法としては、型と
してSiNx膜やSiO2 膜を用いることも提案されて
いる。この場合には、成膜温度を高くすることが可能と
なるので、プロセス温度の制約はフォトレジストよりも
緩くなるが、しかしその一方で、SiNx膜やSiO2
膜をアスペクト比3以上にパターニングすることが極め
て困難である。
【0013】上記のように、従来のいずれの技術でで
も、少なくとも数μmあるいはそれ以上の厚膜の機能性
材料を高々3程度以上の高アスペクト比にパターニング
することが困難あるいは不可能であるという問題があっ
た。その結果、動作特性の高い各種の微細装置を実現す
ることができなかった。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、厚膜の機能性材料膜を高アスペクト
比にパターニングして、動作特性の高いMEMSやルゲ
ートフィルタなどを実現することが可能な、簡易で実用
的な微細装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による微細装置の
製造方法は、シリコン層に所望の機能性材料層よりも深
い溝状または間隙状のパターンを刻設して型を形成する
工程と、少なくとも型のパターンの溝または間隙に、シ
リコン層よりも薄い層厚に前記機能性材料層を堆積させ
る工程と、型を除去して機能性材料層のパターンを得る
工程とを含むものである。
【0016】本発明による他の微細装置の製造方法は、
フォトレジスト層に所望の機能性材料層よりも深い溝状
または間隙状のパターンを刻設し、そのフォトレジスト
層の表面に保護膜をコーティングして型を形成する工程
と、少なくとも型のパターンの溝または間隙に、フォト
レジスト層よりも薄い層厚に前記機能性材料層を堆積さ
せる工程と、型を除去して機能性材料層からなるパター
ンを得る工程とを含むものである。
【0017】本発明によるさらに他の微細装置の製造方
法は、有機化合物フィルムに所望の機能性材料層よりも
深い溝状または間隙状のパターンを刻設して型を形成す
る工程と、少なくとも型のパターンの溝または間隙に、
有機化合物フィルムよりも薄い層厚に機能性材料層を堆
積させる工程と、型を除去して機能性材料層のパターン
を得る工程とを含むものである。
【0018】本発明による微細装置の製造方法では、機
能性材料層を成膜するための高温プロセスにも耐えるこ
とができ、しかも高アスペクト比のパターニングが可能
であり、また微細装置の製造工程全体に対するプロセス
整合性も良好である、シリコン層を型として用いて、所
望の機能性材料層よりも深い溝状または間隙状のパター
ンを形成し、そのパターンの窪みの部分を含む表面全体
に機能性材料層(膜)を成膜する。そして型の上に堆積
している機能性材料層を、その型と共に除去して、型の
パターンの窪みの部分に堆積されている機能性材料層の
みを選択的に残して所望の機能性材料層のパターンを得
る。このとき、機能性材料層は、凸状の型の上と型のパ
ターンの窪みの部分とが、型の余裕を持った厚さによっ
て、パターンエッジが(敢えて段切れのように)あらか
じめ切れた状態で堆積されるので、機能性材料層のパタ
ーンエッジを損傷することなく、型の除去(リフトオ
フ)がなされる。
【0019】本発明による他の微細装置の製造方法で
は、型としてシリコン層を用いる代りに、さらにプロセ
ス整合性の高いフォトレジスト層をパターニングしてそ
の表面を保護膜によってコーティングしたものを用い
る。
【0020】本発明によるさらに他の微細装置の製造方
法では、型としてシリコン層を用いる代りに、さらに大
きな寸法のパターンに対応すると共にパターニングや剥
離等をさらに簡易に行うことができる有機化合物フィル
ムを用いる。
【0021】なお、シリコン層として、簡易に加工が可
能であるシリコン基板を用いると共に、そのシリコン基
板を他のガラス基板のような基板上に簡易なプロセスで
ある陽極酸化法によって接合するようにしてもよい。ま
た、シリコン層として、簡易なプロセスによって得るこ
とが可能なSOI(Silicon On Insulator)基板のシリ
コン部分を用いるようにしてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0023】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る製造方法を、特にリフトオフ的な
パターニング工程を中心として表している。まず、図1
(A)に示したように、例えば外形寸法4インチで厚さ
200μm程度の耐熱性のガラス基板1aのような他の
基板上に、厚さ200μm程度の4インチSi(シリコ
ン)基板を陽極酸化法によって接合し、そのSi基板を
Si層2とする。このSi層2は、その他にも、例えば
ガラス基板1a上にSi膜を所望の厚さに堆積するなど
して形成することも可能である。
【0024】次に、Si層2の表面にフォトレジストを
塗布し、フォトリソグラフィ法などにより、図1(B)
に示すようなレジストパターン3を形成する。そのレジ
ストパターン3をマスクとして用いると共に、例えばボ
ッシュ(Bosch )プロセスの一種であるDeep−Si(シ
リコン)RIE(Reactive Ion Etching)法と呼ばれる
ドライエッチング法によって、Si層2をパターニング
し、さらにレジストパターン3を剥離して、Si層をリ
フトオフ法によってパターニングするための図1(C)
に示すような型4を形成する。その型4は、例えば長さ
200μm、幅10μm、深さ200μmの寸法で、矩
形の形状のものなどが可能である。ここで、ボッシュプ
ロセスとは、SFガスとCガスとを交互に供給
して高密度プラズマを発生させてドライエッチングを行
うというものである。
【0025】Siの型4が形成された基板全体を希HF
(フッ化水素)溶液中に晒して、その表面を洗浄した
後、図1(D)に示したように、ガスデポジション法
(またはジェットプリンティング法とも言う)により、
例えば1μm以下程度の粒径のPZT(ジルコン酸チタ
ン酸鉛)微粒子流5を高速で吹き付けて、Siの型4の
上を含む基板表面全体に、厚さ150μmのPZT層6
a,6bを堆積する。ただし、このときPZT層6a,
6bは必ずしも基板上全面に形成する必要はなく、所望
のパターンを形成したい型4の付近のみに選択的にPZ
T層6aを成膜してもよい。成膜チャンバ内でのプロセ
ス条件としては、例えば、圧力133.3Pa(1To
rr)、ノズルから基板までの距離5mm、ノズルから
の吹き出し用の差圧66.7Pa(0.5Torr)、
基板温度100℃とすればよい。また、PZT層6a,
6bの原料粉末の粒径は、膜質の緻密さ等を確保するた
めに、例えば0.7μm以下とすることが望ましい。
【0026】続いて、基板を図示しない真空チャンバ内
に保持し、図1(E)に示したように、例えばXeF2
(二フッ化キセノン)を昇華させて導入することによ
り、Siの型4を完全に除去すると共に、それまでSi
の型4の上に堆積していたPZT層6bを除去して、図
1(F)に示すようなPZT層6aからなるパターンを
得る。なお、XeF2 の代りにBrF(三フッ化臭
素)を用いても、同様にSiの型4を除去することがで
きる。このときのチャンバ内圧力は、例えば66.7P
a程度に設定すればよい。また、必要に応じて、PZT
層6a,6abが成膜された段階でその表面をラッピン
グ(研磨)して平坦化し、その上に上部電極等(図1で
は図示省略)を形成することなども可能である。PZT
層6aの上下にそれぞれ電極を形成して(図1では省
略)、図2に示したような微細装置の動作を司る主要な
構造体である機能性材料層が完成する。
【0027】このように、本実施の形態に係る微細装置
の製造方法では、膜厚が200μmと厚膜であり、アス
ペクト比も30以上と極めて高く、かつエッジ再現性の
良好なPZT層(機能性材料層)6aのパターンを得る
ことができる。しかも、ガスデポジション法で成膜する
ことにより、所望の位置に短時間で均一な厚膜のPZT
層6aを堆積することができる。また、Siの型4とP
ZT層6aのパターンとの間に微細な隙間ができるよう
に、Si層2の厚さをPZT層6aの厚さよりも若干厚
く形成しているので、その隙間からXeF2 あるいはB
rF3 によるSi層2の選択的なエッチングが進展し
て、Si層2を確実に除去することができる。
【0028】上記の製造方法によってパターニングされ
たPZT層6aをピエゾ素子として用いることにより、
例えば図2に示したマイクロミラーや、図3に示したマ
イクロアクチュエータ(マイクロカンチレバー)などを
製造することができる。
【0029】図2のマイクロミラーは、PZT層60に
印加する電圧を制御することにより、ミラー面7が図中
の上下方向に作動するものである。また、図3のマイク
ロアクチュエータは、第1のPZT層61および第2の
PZT層62のそれぞれに印加する電圧を制御すること
によってカンチレバーが図中の上下方向に作動するよう
に設定されているものである。
【0030】いずれの微細装置の場合でも、数100μ
mあるいはそれ以上の膜厚のPZT膜を成膜し、かつそ
れを高アスペクト比のパターンに再現性良く加工して、
厚膜のPZT層60,61,62を得ることができる。
しかも、パターニング用の型4としてSi層2を用いて
いるので、高い温度での成膜が必要な材料膜を用いた微
細装置の製造も可能である。その結果、十分に実用的な
機能を備えた微細装置を実現することができる。
【0031】なお、図2のマイクロミラーの場合では、
PZT層60の成膜およびパターニングの他に、最終的
に空隙部分21を形成するための犠牲層(図示省略)、
SiNx(窒化シリコン)層22、Au(金)電極23
a,23bを形成する工程などがさらに必要となること
は言うまでもない。また、図3のマイクロアクチュエー
タの場合では、カンチレバーとして図中で上下両方向に
動作可能とするために、下部Pt(プラチナ)電極3
1、中央Pt電極32、上部Pt電極33を形成する工
程、第1PZT層61と第2PZT層62とを、中央P
t電極32を介して積層する工程、基板1を部分的に除
去して、PZT層61,62を用いた構造体(カンチレ
バー)を突出させる工程などが、さらに必要となること
は言うまでもない。
【0032】[第2の実施の形態]図4は、Si層の代
りに、厚膜のフォトレジストパターンの表面にシリコン
系の保護膜をコーティングして、これをあたかもSi層
からなる型のように用いる場合の一例を表すものであ
る。この第2の実施の形態では、UV−LIGA法によ
ってフォトレジストをパターニングし、その表面を保護
膜で被覆し、ガスデポジション法を適用してフォトレジ
ストを損傷することなく良好な再現性かつ高アスペクト
比に機能性材料層をパターニングするプロセスのうち、
特に上記第1の実施の形態とは異なる部分についてを重
点的に説明するものとし、同様のプロセスやその作用に
ついては、説明の簡潔化を図るために簡略化して述べる
ものとする。
【0033】いわゆるUV−LIGA法は、UV光の直
進性を高めたコリメーション技術を用いて厚膜レジスト
をパターニングするために好適な技術である。そこで、
このUV−LIGA法を用いて、所望の厚膜レジストを
パターニングすることが可能である。すなわち、図4
(A)に示したように、例えば4インチで厚さ400μ
mのSi基板1b上に、例えば膜厚150μmのポジ型
UVレジストを塗布し、直進性の優れたコリメータ特性
を備えたマスクアライナでフォトリソグラフィを行うこ
とにより(これがいわゆるUV−LIGA法である)、
例えばパターンギャップ(間隙)が幅10μm、深さ1
50μm、平面的長さ200μm程度のレジストパター
ン30を形成する。
【0034】続いて、例えば基板温度100℃程度の低
温のプラズマCVD法により、図4(B)に示したよう
に、フォトレジストパターン30を含めて基板表面ほぼ
全面に15nm程度の薄いSiO2 の膜を堆積し、これ
を保護膜40とする。この保護膜40でコーティングさ
れたレジストパターン30を、あたかも第1の実施の形
態における型4のように用いることができる。
【0035】次に、図4(C)に示したように、例えば
ガスデポジション法により、PZT微粒子流50を高速
で吹き付けて、例えば厚さ80μm程度のPZT層6
c,6dを堆積する。
【0036】続いて、図示は省略したが、例えば5%程
度の希HF溶液中に基板全体を短時間浸漬してSiO2
膜を選択的に除去した後、レジスト溶解用の溶剤にウェ
ハ全体を浸漬して図4(D)に示したようにフォトレジ
ストパターン30を溶解あるいは剥離すると共に、その
上のPZT層6dを除去して、図4(E)に示したよう
な例えば幅10μm、厚さ80μm、長さ200μmの
PZT層6cからなるパターンをSi基板上に得ること
ができる。
【0037】ガスデポジション法では一般に、高速のガ
ス流に晒されるとその衝撃でレジストパターン30が変
形したり一部欠損するなどして、エッジ再現性の良好な
パターニングが達成できない場合が多いが、上記のよう
に薄膜のSiO2 膜からなる保護膜40でレジストパタ
ーン30を保護することにより、高速のガス流が吹き付
けられても、レジストパターン30の変形や欠損等が生
じることがなくなるので、エッジ再現性の良好なパター
ニングが可能となる。なお、PZT層のパターニング後
にSi基板1bとPZT層6cのパターンとの間に残っ
たSiO2 膜41については、それが例えば15nmの
ような薄膜であることや、製造されるピエゾ素子が電圧
印加によって駆動されるものであることなどから、実質
的に微細装置としての機能や品質には問題ないものであ
ることは言うまでもない。
【0038】また、フォトレジストパターン30の溶解
あるいは剥離は、UVレジスト用の一般的な溶剤を用い
て簡易かつ確実に行うことができるので、プロセス全体
としてのさらなる簡易化を達成することも可能となる。
【0039】[第3の実施の形態]図5は、上記よりも
さらに大きな寸法のパターンを加工するために好適なプ
ロセスの一例を表している。まず、図5(A)に示した
ように、例えば外形寸法が4インチで厚さ400μmの
Si基板1c上に、80μm程度の膜厚にフォトレジス
ト51を、図示しないスピンコータなどで塗布し、これ
を半乾きの状態のうちに接着剤として用いて、例えば厚
さ300μm程度のPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)フィルム52を貼り付けてベーキングを施し、後続
のプロセス中で剥がれることのないように固定する。
【0040】その上に、図5(B)に示したように、例
えばSUS材のようなレーザに対する被覆性の良好なメ
タルマスク53を被せ、その上からXeCl(塩化キセ
ノン)エキシマレーザ54などを照射して、PETフィ
ルム52にアブレッションを施して、図5(C)に示し
たように、例えば間隙が幅50μm、厚さ300μm、
長さ200μmのパターン55を形成する。このように
して加工されたPETフィルムのパターン55が、実質
的に第1の実施の形態でのSi層2からなる型4と同様
の型として用いられるものである。
【0041】次に、図示しない真空チャンバ内にSi基
板ごと設置し、それにプラズマアッシングを施すことに
より、アブレッションされたPETフィルムの残滓や、
パターニングされたPETフィルムの開口部分等に残存
している接着剤等(いずれも図示省略)を完全に除去す
る。真空チャンバ内に設置した状態で、ガスデポジショ
ン法によって基板全面にPZT微粒子流56を高速で吹
き付けて、例えば膜厚150μmのPZT層6e,6f
を堆積する。
【0042】続いて、図5(D)に示したように、接着
剤として用いたフォトレジスト51を有機溶剤中にSi
基板ごと浸漬して溶融し、PETフィルムのパターン5
5をSi基板1c上から除去あるいは剥離することによ
り、そのパターン55上のPZT層6fを除去して、例
えば幅50μm、高さ150μm、長さ200μmのP
ZT層6eのパターンを得ることができる。
【0043】このように、PETフィルムをリフトオフ
の型として用いるプロセスは、Si層あるいはフォトレ
ジストを型として用いる場合よりも大きな寸法のパター
ンを得る場合に好適なものである。しかも、PETフィ
ルムが寸断されることなく一枚に連続した状態で剥離さ
れるので、高アスペクト比のパターンをさらに確実に再
現性良く形成することが可能である。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態のみには限
定されない。寸法、材料、プロセス条件等は本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、
第1の実施の形態において、使用する基板はSOI基板
のSi部分でもよい。また、Siのエッチング方法はボ
ッシュプロセスのみには限定されず、方向選択性の高い
ドライエッチングプロセスなどを用いることも可能であ
る。
【0045】また、第2の実施の形態において、XeF
2 ガスの代りにHF−HNO3 溶液などを用いたウェッ
トエッチングによりSiをパターニングしてもよい。ま
た、保護膜であるSiO2 膜は、CVD法以外にも、例
えば蒸着法などによって成膜してもよい。
【0046】また、第2の実施の形態において、PET
フィルムは上記のようにSi基板上に貼り付けてからパ
ターニングしてもよいが、あらかじめパターニングされ
たPETフィルムを貼り付けることにより、このプロセ
スをさらに簡易なものとすることができ、延いては製造
コストのさらなる低廉化に寄与することも可能となる。
また、PETフィルムの代りに、例えばポリイミドフィ
ルムなどの有機化合物フィルムを用いることも可能であ
る。また、PETフィルムを一枚のフィルムの状態で剥
離すること以外にも、有機溶剤等を用いてPETフィル
ムを全体的に溶解させて除去するようにしてもよい。ま
た、PETフィルムを基板上に貼り付けるための接着剤
としては、レジストの他にも、例えば溶剤等によって確
実に除去することが可能な各種接着剤などを用いるよう
にしてもよい。
【0047】また、上記実施の形態では、マイクロミラ
ーやマイクロアクチュエータに用いられる機能性材料層
を形成する場合について示したが、本発明に係る微細装
置の製造方法は、その他にも、マイクロポンプ、小型超
音波モータ、微小超音波発生源などの、いわゆるMEM
Sに用いられる圧電材料などの機能性材料層を形成する
場合などにも適用可能である。あるいはMEMS以外に
も、例えばルゲートフィルタのような光学的な微細装置
の製造方法としても適用可能である。
【0048】また、機能性材料層としては、PZTの他
にも、例えばスピネル構造のNiZnフェライトのよう
なソフト磁性材料やアナターゼ構造のTiO2 のような
光触媒などの各種機能性セラミックス材料等を用いるこ
とも可能であることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の微細装置
の製造方法によれば、厚膜の機能性材料膜を、高温で緻
密な膜質に形成し、それをSi層やフォトレジストある
いは有機化合物フィルムなどを型として用いたリフトオ
フ法によるプロセスによってパターニングするようにし
たので、アスペクト比が高くかつエッジ再現性の良好な
パターンを得ることができ、延いては厚膜の機能性材料
からなる構造体を備えて動作特性や出力特性の優れた微
細装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る製造方法を、
特にSiを型として用いて機能性材料膜であるPZT層
をパターニングする工程を中心として表す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る製造方法によって製
作される微細装置の一例であるマイクロミラーの概要構
成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る製造方法によって製
作される微細装置の一例であるマイクロアクチュエータ
の概要構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る製造方法を、
特にレジストおよび保護膜を型として用いて機能性材料
膜であるPZT層をパターニングする工程を中心として
表す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る製造方法を、
特にPETフィルムを型として用いて機能性材料膜であ
るPZT層をパターニングする工程を中心として表す図
である。
【符号の説明】
1…基板、2…Si層、3…レジストパターン、4…
型、5…PZT微粒子流、6a〜6f,60,61,6
2…PZT層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン層に所望の機能性材料層よりも
    深い溝状または間隙状のパターンを刻設して型を形成す
    る工程と、 少なくとも前記型のパターンの溝または間隙に、前記シ
    リコン層よりも薄い層厚に前記機能性材料層を堆積させ
    る工程と、 前記型を除去して前記機能性材料層のパターンを得る工
    程とを含むことを特徴とする微細装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シリコン層としてシリコン基板を用
    いると共に、そのシリコン基板を他の基板上に陽極酸化
    法によって接合する工程をさらに含むことを特徴とする
    請求項1記載の微細装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記シリコン層としてSOI基板のシリ
    コン部分を用いることを特徴とする請求項1記載の微細
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記機能性材料層をガスデポジション法
    により堆積することを特徴とする請求項1記載の微細装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 SF6 ガスとC4 8 ガスとを用いたド
    ライエッチング法により前記型のパターンを刻設するこ
    とを特徴とする請求項1記載の微細装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 XeF2 または BrF3 を用いて前記
    型を選択的に除去することを特徴とする請求項1記載の
    微細装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 フォトレジスト層に所望の機能性材料層
    よりも深い溝状または間隙状のパターンを刻設し、その
    フォトレジスト層の表面に保護膜をコーティングして型
    を形成する工程と、 少なくとも前記型のパターンの溝または間隙に、前記フ
    ォトレジスト層よりも薄い層厚に前記機能性材料層を堆
    積させる工程と、 前記型を除去して前記機能性材料層からなるパターンを
    得る工程とを含むことを特徴とする微細装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記機能性材料層をガスデポジション法
    により堆積することを特徴とする請求項7記載の微細装
    置の製造方法。
  9. 【請求項9】 有機化合物フィルムに所望の機能性材料
    層よりも深い溝状または間隙状のパターンを刻設して型
    を形成する工程と、 少なくとも前記型のパターンの溝または間隙に、前記有
    機化合物フィルムよりも薄い層厚に前記機能性材料層を
    堆積させる工程と、 前記型を除去して前記機能性材料層のパターンを得る工
    程とを含むことを特徴とする微細装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 レーザアブレッション法により前記有
    機化合物フィルムに前記パターンを刻設することを特徴
    とする請求項9記載の微細装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記有機化合物フィルムを他の基板上
    に貼り合わせる工程をさらに含むことを特徴とする請求
    項9記載の微細装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記有機化合物フィルムに前記パター
    ンを刻設した後に、その有機化合物フィルムを前記他の
    基板上に貼り合わせることを特徴とする請求項11記載
    の微細装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記機能性材料層をガスデポジション
    法により堆積することを特徴とする請求項9記載の微細
    装置の製造方法。
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