JP2001346652A - シートパッドの発泡成形方法 - Google Patents
シートパッドの発泡成形方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時間を犠牲にすることなく、サイドパッ
ド部及びパッド本体間の境界形状を安定化し得るシート
パッドの発泡成形方法を提供する。 【解決手段】 相対的に硬度の高いサイドパッド部1b
がパッド本体1aの両側に並置されたシートパッドを発
泡成形するために、下型10のパッド本体用キャビティ
12と、その両側の境界堰13の側方へ形成された両側
のサイドパッド部用キャビティ11とに発泡樹脂原料を
注入する。補強シート20に、ワイヤ25が挿通させる
ワイヤ挿通袋21を境界堰13に対向する位置に形成
し、中子型19を下型10にセットする際に、ワイヤ2
5が挿通されたワイヤ挿通袋21を両側の境界堰13に
向けてそれぞれ垂下させることにより、境界堰13の上
側に発泡樹脂に対する隔壁を形成する。補強シート20
及び表皮吊り込み用のワイヤ25は一体化に発泡成形さ
れる。
ド部及びパッド本体間の境界形状を安定化し得るシート
パッドの発泡成形方法を提供する。 【解決手段】 相対的に硬度の高いサイドパッド部1b
がパッド本体1aの両側に並置されたシートパッドを発
泡成形するために、下型10のパッド本体用キャビティ
12と、その両側の境界堰13の側方へ形成された両側
のサイドパッド部用キャビティ11とに発泡樹脂原料を
注入する。補強シート20に、ワイヤ25が挿通させる
ワイヤ挿通袋21を境界堰13に対向する位置に形成
し、中子型19を下型10にセットする際に、ワイヤ2
5が挿通されたワイヤ挿通袋21を両側の境界堰13に
向けてそれぞれ垂下させることにより、境界堰13の上
側に発泡樹脂に対する隔壁を形成する。補強シート20
及び表皮吊り込み用のワイヤ25は一体化に発泡成形さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対的に硬度の高
いサイドパッド部がパッド本体の両側に並置されたシー
トパッドを発泡成形するために、下型のパッド本体用キ
ャビティと、その両側の境界堰の側方へ形成された両側
のサイドパッド部用キャビティとに発泡樹脂原料を注入
し、次いで補強シートが表面にセットされた中子型及び
上型を上方から下型にセットすることにより、補強シー
ト及び下型にセットされた表皮吊り込み用のワイヤを一
体化させて発泡成形する発泡樹脂製のシートパッドの発
泡成形方法に関するものである。
いサイドパッド部がパッド本体の両側に並置されたシー
トパッドを発泡成形するために、下型のパッド本体用キ
ャビティと、その両側の境界堰の側方へ形成された両側
のサイドパッド部用キャビティとに発泡樹脂原料を注入
し、次いで補強シートが表面にセットされた中子型及び
上型を上方から下型にセットすることにより、補強シー
ト及び下型にセットされた表皮吊り込み用のワイヤを一
体化させて発泡成形する発泡樹脂製のシートパッドの発
泡成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の発泡ポリウレタン製のシートパ
ッドを有する着座部或は背当て部を備えた車両用シート
は周知であり、コーナリング時に着座者の姿勢を保持す
ることができる。図5は図6に示す背当て部用のパッド
本体1aの両側にサイドパッド部1bを備えたシートパ
ッド1を製造するための発泡成形方法を示すもので、図
5Aに示すように、表皮吊り込み用のワイヤ4を下型2
に支持させ、原料注入ヘッド5により一方の凹状のサイ
ドパッド部用キャビティ2aに発泡樹脂原料6を注入す
る。次いで、他方のサイドパッド部用キャビティ2aに
注入し、これらのキャビティとの境界領域に突設された
両側の境界堰3間のパッド本体用キャビティ2bに硬度
が相対的に低くなる発泡樹脂原料6aを注入する。続い
て、シートパッド1の耐久性の確保、このシートパッド
とフレーム或はパネル間との擦れに起因する異音発生の
防止等を行う補強シートが表面にセットされた中子型及
び上型を上方から下型2にセットし、補強シート及びワ
イヤを一体化させて発泡成形している。
ッドを有する着座部或は背当て部を備えた車両用シート
は周知であり、コーナリング時に着座者の姿勢を保持す
ることができる。図5は図6に示す背当て部用のパッド
本体1aの両側にサイドパッド部1bを備えたシートパ
ッド1を製造するための発泡成形方法を示すもので、図
5Aに示すように、表皮吊り込み用のワイヤ4を下型2
に支持させ、原料注入ヘッド5により一方の凹状のサイ
ドパッド部用キャビティ2aに発泡樹脂原料6を注入す
る。次いで、他方のサイドパッド部用キャビティ2aに
注入し、これらのキャビティとの境界領域に突設された
両側の境界堰3間のパッド本体用キャビティ2bに硬度
が相対的に低くなる発泡樹脂原料6aを注入する。続い
て、シートパッド1の耐久性の確保、このシートパッド
とフレーム或はパネル間との擦れに起因する異音発生の
防止等を行う補強シートが表面にセットされた中子型及
び上型を上方から下型2にセットし、補強シート及びワ
イヤを一体化させて発泡成形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パッド
本体用キャビティ2bに注入した発泡樹脂原料6aが上
型の閉鎖状態で発泡させる際に、図5Bに示すように、
境界堰3を越えてサイドパッド部用キャビティ2aに回
り込みを発生し、境界形状が安定しない問題がある。パ
ッド本体用キャビティ2bの表面が平坦でなく凸状に形
成される場合、この回り込み現象はさらに顕著となる。
また、場合によっては、逆にサイドパッド部用キャビテ
ィ2aからパッド本体用キャビティ2bに回り込む場合
もある。
本体用キャビティ2bに注入した発泡樹脂原料6aが上
型の閉鎖状態で発泡させる際に、図5Bに示すように、
境界堰3を越えてサイドパッド部用キャビティ2aに回
り込みを発生し、境界形状が安定しない問題がある。パ
ッド本体用キャビティ2bの表面が平坦でなく凸状に形
成される場合、この回り込み現象はさらに顕著となる。
また、場合によっては、逆にサイドパッド部用キャビテ
ィ2aからパッド本体用キャビティ2bに回り込む場合
もある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、製造時
間を犠牲にすることなく、サイドパッド部及びパッド本
体間の境界形状を安定化し得る冒頭に述べた類のシート
パッドの発泡成形方法を提供することを目的とする。
間を犠牲にすることなく、サイドパッド部及びパッド本
体間の境界形状を安定化し得る冒頭に述べた類のシート
パッドの発泡成形方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、相対的に硬度の高いサ
イドパッド部がパッド本体の両側に並置されたシートパ
ッドを発泡成形するために、下型のパッド本体用キャビ
ティと、その両側の境界堰の側方へ形成された両側のサ
イドパッド部用キャビティとに発泡樹脂原料を注入し、
次いで補強シートが表面にセットされた中子型及び上型
を上方から下型にセットすることにより、補強シート及
び下型にセットされた表皮吊り込み用のワイヤを一体化
させて発泡成形する発泡樹脂製のシートパッドの発泡成
形方法において、補強シートに、ワイヤが挿通させるワ
イヤ挿通袋を境界堰に対向する位置に形成し、中子型を
下型にセットする際に、ワイヤが挿通されたワイヤ挿通
袋を両側の境界堰に向けてそれぞれ垂下させることによ
り、境界堰の上側に発泡樹脂に対する隔壁を形成するこ
とを特徴とする。
成するために、請求項1により、相対的に硬度の高いサ
イドパッド部がパッド本体の両側に並置されたシートパ
ッドを発泡成形するために、下型のパッド本体用キャビ
ティと、その両側の境界堰の側方へ形成された両側のサ
イドパッド部用キャビティとに発泡樹脂原料を注入し、
次いで補強シートが表面にセットされた中子型及び上型
を上方から下型にセットすることにより、補強シート及
び下型にセットされた表皮吊り込み用のワイヤを一体化
させて発泡成形する発泡樹脂製のシートパッドの発泡成
形方法において、補強シートに、ワイヤが挿通させるワ
イヤ挿通袋を境界堰に対向する位置に形成し、中子型を
下型にセットする際に、ワイヤが挿通されたワイヤ挿通
袋を両側の境界堰に向けてそれぞれ垂下させることによ
り、境界堰の上側に発泡樹脂に対する隔壁を形成するこ
とを特徴とする。
【0006】ワイヤ挿通袋が境界堰へ垂下することによ
り、境界堰の上方にも隣合うキャビティに対する隔壁が
形成され、発泡樹脂の回り込みが拘束される。
り、境界堰の上方にも隣合うキャビティに対する隔壁が
形成され、発泡樹脂の回り込みが拘束される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を基に本発明の実施
の形態の一例による車両用シートの背当て部の発泡ポリ
ウレタン製のシートパッドの成形方法を説明する。図6
のシートパッド1を製造する発泡成形型の下型10に
は、図2に示すように、パッド本体用キャビティ12の
両側に凹状のサイドパッド部用キャビティ11が形成さ
れると共に、これらのキャビティの両側の境界に互いに
平行な縦方向に延びる細片状の両側一対の境界堰13が
突設されている。これらの境界堰の内側には、相対的に
短く、かつ同様に互いに平行な縦方向に細片状に延びて
樹脂原料液を溜めるための両側一対の液溜め堰14が形
成されている。
の形態の一例による車両用シートの背当て部の発泡ポリ
ウレタン製のシートパッドの成形方法を説明する。図6
のシートパッド1を製造する発泡成形型の下型10に
は、図2に示すように、パッド本体用キャビティ12の
両側に凹状のサイドパッド部用キャビティ11が形成さ
れると共に、これらのキャビティの両側の境界に互いに
平行な縦方向に延びる細片状の両側一対の境界堰13が
突設されている。これらの境界堰の内側には、相対的に
短く、かつ同様に互いに平行な縦方向に細片状に延びて
樹脂原料液を溜めるための両側一対の液溜め堰14が形
成されている。
【0008】例えば不織布製である補強シート20に
は、図3に示すように、境界堰13に対向し得る位置で
撓ませて基部を縫製することにより、表皮吊り込み用の
ワイヤ25を挿通させる両側一対のワイヤ挿通袋21が
形成されている。これらのワイヤ挿通袋の高さ幅は、成
形時に補強シート20が中子型19の表面に支持された
状態で垂下して、境界堰13に先端部分が対接するよう
に設定されている。
は、図3に示すように、境界堰13に対向し得る位置で
撓ませて基部を縫製することにより、表皮吊り込み用の
ワイヤ25を挿通させる両側一対のワイヤ挿通袋21が
形成されている。これらのワイヤ挿通袋の高さ幅は、成
形時に補強シート20が中子型19の表面に支持された
状態で垂下して、境界堰13に先端部分が対接するよう
に設定されている。
【0009】中子型19は、図4に示すように、両側に
凹状のサイドパッド部用キャビティ11に部分的に侵入
する側部19aが形成されると共に、その表面の各ワイ
ヤ挿通袋21に対応する位置に、曲げ弾性を伴ってワイ
ヤ25を挟持する位置決めクリップ26が2個づつ突設
されている。
凹状のサイドパッド部用キャビティ11に部分的に侵入
する側部19aが形成されると共に、その表面の各ワイ
ヤ挿通袋21に対応する位置に、曲げ弾性を伴ってワイ
ヤ25を挟持する位置決めクリップ26が2個づつ突設
されている。
【0010】発泡成形に際しては、補強シート20の周
辺に形成された袋部に中子型19を挿入させてその表面
がカバーされるように支持させると共に、位置決めクリ
ップ26を補強シート20の対応位置の隙間を通して補
強シート20の表面から離間した先方位置にワイヤ25
を保持させる。
辺に形成された袋部に中子型19を挿入させてその表面
がカバーされるように支持させると共に、位置決めクリ
ップ26を補強シート20の対応位置の隙間を通して補
強シート20の表面から離間した先方位置にワイヤ25
を保持させる。
【0011】次いで、両側のサイドパッド部用キャビテ
ィ11にそれぞれ相対的に硬度を高くする発泡ポリウレ
タン原料を注入し、さらに液溜め堰14間に硬度の低い
発泡ポリウレタン原料を注入し、続いて中子型19をセ
ットして上型17で閉鎖する。この状態において、図1
に示すように、位置決めクリップ26で位置決めされた
ワイヤ25は、境界堰13の先端の近接位置を占め、ワ
イヤ挿通袋21を境界堰13の先端に対接もしくはほぼ
対接させる。液溜め堰14により、発泡前に発泡ポリウ
レタン原料が外側の境界堰13に向けて流れるのが防止
される。
ィ11にそれぞれ相対的に硬度を高くする発泡ポリウレ
タン原料を注入し、さらに液溜め堰14間に硬度の低い
発泡ポリウレタン原料を注入し、続いて中子型19をセ
ットして上型17で閉鎖する。この状態において、図1
に示すように、位置決めクリップ26で位置決めされた
ワイヤ25は、境界堰13の先端の近接位置を占め、ワ
イヤ挿通袋21を境界堰13の先端に対接もしくはほぼ
対接させる。液溜め堰14により、発泡前に発泡ポリウ
レタン原料が外側の境界堰13に向けて流れるのが防止
される。
【0012】加温状態で発泡ポリウレタン原料が発泡し
て、図6に示すパッド本体1aの両側にサイドパッド1
bを備えた背当て部用シートパッド1が形成され、ワイ
ヤ25及び補強シート20も一体成形される。その際、
境界堰13の上側にはワイヤ挿通袋21により隔壁が形
成されていることにより、発泡ポリウレタンが境界堰1
3を越えて他方のキャビティ11又は12へ回り込むの
が確実に抑制される。発泡ポリウレタンはワイヤ挿通袋
21にも含浸されて一体発泡される。最終的に表皮がワ
イヤ挿通袋21の外側からワイヤ25を掴んで吊り込ま
れ、シートパッド1をカバーする。
て、図6に示すパッド本体1aの両側にサイドパッド1
bを備えた背当て部用シートパッド1が形成され、ワイ
ヤ25及び補強シート20も一体成形される。その際、
境界堰13の上側にはワイヤ挿通袋21により隔壁が形
成されていることにより、発泡ポリウレタンが境界堰1
3を越えて他方のキャビティ11又は12へ回り込むの
が確実に抑制される。発泡ポリウレタンはワイヤ挿通袋
21にも含浸されて一体発泡される。最終的に表皮がワ
イヤ挿通袋21の外側からワイヤ25を掴んで吊り込ま
れ、シートパッド1をカバーする。
【0013】以上、車両用シートの背当て部に本発明を
適用した場合について説明したが、両側に硬度の高いサ
イド部を有する着座部用のシートパッドにも適用可能で
ある。
適用した場合について説明したが、両側に硬度の高いサ
イド部を有する着座部用のシートパッドにも適用可能で
ある。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、下型のサイド
パッド部用キャビティ及びパッド本体用キャビティ間の
境界堰の上方が、ワイヤ挿通袋で閉鎖されて異硬度の発
泡樹脂の回り込みが防止され、境界形状が安定化され、
発泡樹脂の硬軟のばらつきが解消される。境界堰の上方
が隔壁となることにより、試作段階で回り込みを考慮し
た成形方法を繰返し試みる必要がなくなり、試作時間が
短縮される。
パッド部用キャビティ及びパッド本体用キャビティ間の
境界堰の上方が、ワイヤ挿通袋で閉鎖されて異硬度の発
泡樹脂の回り込みが防止され、境界形状が安定化され、
発泡樹脂の硬軟のばらつきが解消される。境界堰の上方
が隔壁となることにより、試作段階で回り込みを考慮し
た成形方法を繰返し試みる必要がなくなり、試作時間が
短縮される。
【0015】請求項2の発明によれば、ワイヤが下型内
に正確に位置決め・保持され、またワイヤ挿通袋による
位置精度の良い隔壁が形成される。請求項3の発明によ
れば、原料注入場所が中央部に限定され、パッド本体用
キャビティからの回り込みが一層確実に防止される。
に正確に位置決め・保持され、またワイヤ挿通袋による
位置精度の良い隔壁が形成される。請求項3の発明によ
れば、原料注入場所が中央部に限定され、パッド本体用
キャビティからの回り込みが一層確実に防止される。
【図1】本発明によるシートパッドの成形型の断面図で
ある。
ある。
【図2】同成形型の下型の斜視図である。
【図3】同シートパッドに用いる補強シートを示すもの
で、同図Aは平面図、同図Bは要部の部分斜視図であ
る。
で、同図Aは平面図、同図Bは要部の部分斜視図であ
る。
【図4】同成形型の中子型の断面図である。
【図5】従来の成形型による成形方法を説明するもの
で、同図Aは発泡前の断面図、同図Bは発泡中の断面図
である。
で、同図Aは発泡前の断面図、同図Bは発泡中の断面図
である。
【図6】同シートパッドの斜視図である。
1 シートパッド 1a パッド本体 1b サイドパッド部 10 下型 11 サイドパッド部用キャビティ 12 パッド本体用キャビティ 13 境界堰 14 液溜め堰 19 中子型 20 補強シート 21 ワイヤ挿通袋 25 ワイヤ 26 位置決めクリップ
Claims (3)
- 【請求項1】 相対的に硬度の高いサイドパッド部がパ
ッド本体の両側に並置されたシートパッドを発泡成形す
るために、下型のパッド本体用キャビティと、その両側
の境界堰の側方へ形成された両側のサイドパッド部用キ
ャビティとに発泡樹脂原料を注入し、次いで補強シート
が表面にセットされた中子型及び上型を上方から下型に
セットすることにより、補強シート及び下型にセットさ
れた表皮吊り込み用のワイヤを一体化させて発泡成形す
る発泡樹脂製のシートパッドの発泡成形方法において、 補強シートに、ワイヤが挿通させるワイヤ挿通袋を境界
堰に対向する位置に形成し、 中子型を下型にセットする際に、前記ワイヤが挿通され
た前記ワイヤ挿通袋を両側の前記境界堰に向けてそれぞ
れ垂下させることにより、前記境界堰の上側に発泡樹脂
に対する隔壁を形成することを特徴とするシートパッド
の発泡成形方法。 - 【請求項2】 中子型の表面に突設されたクリップによ
り、補強シートを通してワイヤを表面から離間した先方
位置に保持することを特徴とする請求項1記載のシート
パッドの発泡成形方法。 - 【請求項3】 下型の境界堰の内側に突設された両側一
対の液溜め堰間に、パッド本体用発泡樹脂原料を注入す
ることを特徴とする請求項1記載のシートパッドの発泡
成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170148A JP2001346652A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | シートパッドの発泡成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000170148A JP2001346652A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | シートパッドの発泡成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001346652A true JP2001346652A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18672909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000170148A Pending JP2001346652A (ja) | 2000-06-07 | 2000-06-07 | シートパッドの発泡成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001346652A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111169342A (zh) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 现代自动车株式会社 | 车辆座椅靠背及制造该车辆座椅靠背的方法 |
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JPH08140777A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-04 | Nishikawa Kasei Co Ltd | シートクッション及びその成形型 |
JPH0970836A (ja) * | 1995-09-01 | 1997-03-18 | Inoac Corp | 自動車用シートバックの製造方法 |
JPH0999445A (ja) * | 1995-08-01 | 1997-04-15 | Bridgestone Corp | 合成樹脂発泡成形品の成形金型及び成形方法 |
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-
2000
- 2000-06-07 JP JP2000170148A patent/JP2001346652A/ja active Pending
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KR20200053902A (ko) * | 2018-11-09 | 2020-05-19 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 시트백 및 이의 제조 방법 |
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CN111169342B (zh) * | 2018-11-09 | 2023-09-15 | 现代自动车株式会社 | 车辆座椅靠背及制造该车辆座椅靠背的方法 |
KR102633948B1 (ko) | 2018-11-09 | 2024-02-05 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 시트백 및 이의 제조 방법 |
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