JP2003094453A - シートクッションパッドの成形方法及びそれに使用する成形型 - Google Patents
シートクッションパッドの成形方法及びそれに使用する成形型Info
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- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
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- B29C44/0461—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by having different chemical compositions in different places, e.g. having different concentrations of foaming agent, feeding one composition after the other
- B29C44/0469—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles consisting of at least two parts of chemically or physically different materials, e.g. having different densities by having different chemical compositions in different places, e.g. having different concentrations of foaming agent, feeding one composition after the other provided with physical separators between the different materials, e.g. separating layers, mould walls
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/36—Feeding the material to be shaped
- B29C44/38—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/58—Upholstery or cushions, e.g. vehicle upholstery or interior padding
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設備コストの上昇を抑え、かつ、脱型をスム
ーズにしながら、高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の一
部が内側成形領域へ流入することに伴う品質低下等を回
避できるようにする。 【解決手段】 シートクッションパッドのサイドサポー
ト部のうち、高硬度の外側サポート部の湾曲外表面を形
成するための下型52の湾曲部52Cの開口縁部52e
で注入ポイントPに対応する縁部分52e1の高さHを
他の部分の高さよりも低く設定することにより、第2の
注入ヘッド62による外側成形領域56Aへの高硬度成
分の液状発泡性樹脂材料の注入開口幅W3を広く確保し
ている。
ーズにしながら、高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の一
部が内側成形領域へ流入することに伴う品質低下等を回
避できるようにする。 【解決手段】 シートクッションパッドのサイドサポー
ト部のうち、高硬度の外側サポート部の湾曲外表面を形
成するための下型52の湾曲部52Cの開口縁部52e
で注入ポイントPに対応する縁部分52e1の高さHを
他の部分の高さよりも低く設定することにより、第2の
注入ヘッド62による外側成形領域56Aへの高硬度成
分の液状発泡性樹脂材料の注入開口幅W3を広く確保し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車を
初めとする車両用シートに用いられるシートクッション
パッドの成形方法及びその成形に使用される成形型に関
する。詳しくは、センターサポート部の幅方向両側に該
センターサポート部の表面よりも前方へ向けて隆起する
サイドサポート部が連設されてなるシートクッションパ
ッドの成形方法であって、サイドサポート部のうちそれ
の外端縁側に臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側
サポート部が高硬度に、かつ、センターサポート部及び
サイドサポート部のうちセンターサポート部に隣接する
内側サポート部が中硬度になるように、それら各部を形
成する成形型の各成形領域に、予め硬度の異なる成分に
調整配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性樹脂材
料を各別に注入し発泡することにより、内外に異硬度部
分を持つシートクッションパッドを一体に成形するシー
トクッションパッドの成形方法及びその成形に使用され
る成形型に関するものである。
初めとする車両用シートに用いられるシートクッション
パッドの成形方法及びその成形に使用される成形型に関
する。詳しくは、センターサポート部の幅方向両側に該
センターサポート部の表面よりも前方へ向けて隆起する
サイドサポート部が連設されてなるシートクッションパ
ッドの成形方法であって、サイドサポート部のうちそれ
の外端縁側に臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側
サポート部が高硬度に、かつ、センターサポート部及び
サイドサポート部のうちセンターサポート部に隣接する
内側サポート部が中硬度になるように、それら各部を形
成する成形型の各成形領域に、予め硬度の異なる成分に
調整配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性樹脂材
料を各別に注入し発泡することにより、内外に異硬度部
分を持つシートクッションパッドを一体に成形するシー
トクッションパッドの成形方法及びその成形に使用され
る成形型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、乗員の下半身をホールドするシ
ートクッションパッド40を例示するもので、このシー
トクッションパッド40は、基本的に乗員の着座時に臀
部が接触するセンターサポート部41とその幅方向両側
に配置されセンターサポート部41の表面41aよりも
前方(上方)へ向けて隆起するサイドサポート部42,
42とからなる。このようなシートクッションパッド4
0において、たとえばコーナリング走行時等に乗員が左
右方向に揺れ動かないような安定よい着座姿勢を保つサ
イドサポート性を高めるために、上記両サイドサポート
部42,42のうち、それの外端縁側に臨み略円弧状に
湾曲する外表面42aを有する外側サポート部42A,
42A(図4の斜線挿入部分)は高硬度成分の発泡性樹
脂材料により発泡成形され、それ以外のセンターサポー
ト部41及び両サイドサポート部42,42のうち、セ
ンターサポート部41に隣接する内側サポート部42
B,42Bは中硬度成分の発泡性樹脂材料により発泡成
形される。
ートクッションパッド40を例示するもので、このシー
トクッションパッド40は、基本的に乗員の着座時に臀
部が接触するセンターサポート部41とその幅方向両側
に配置されセンターサポート部41の表面41aよりも
前方(上方)へ向けて隆起するサイドサポート部42,
42とからなる。このようなシートクッションパッド4
0において、たとえばコーナリング走行時等に乗員が左
右方向に揺れ動かないような安定よい着座姿勢を保つサ
イドサポート性を高めるために、上記両サイドサポート
部42,42のうち、それの外端縁側に臨み略円弧状に
湾曲する外表面42aを有する外側サポート部42A,
42A(図4の斜線挿入部分)は高硬度成分の発泡性樹
脂材料により発泡成形され、それ以外のセンターサポー
ト部41及び両サイドサポート部42,42のうち、セ
ンターサポート部41に隣接する内側サポート部42
B,42Bは中硬度成分の発泡性樹脂材料により発泡成
形される。
【0003】ところで、上記したような異硬度部分を持
つシートクッションパッド40を成形するにあたり、従
来一般には、次のような成形型が使用されていた。この
従来一般の成形型50は、図5に示すように、中子型5
8を備えた上型51と下型52とを型閉め及び型開き可
能に構成されてなる。そのうち下型52は、図6に示す
ように、シートクッションパッド40を構成するセンタ
ーサポート部41及び両サイドサポート部42,42の
形状に合致するキャビティ53が形成されているととも
に、センターサポート部41と両サイドサポート部4
2,42の境界部分に図示省略の表皮材を引張り固定す
るための溝43,43(図4参照)を形成する突片部5
4,54が上方に向けて突出形成されており、これら突
片部54,54により、上記キャビティ53がセンター
サポート部41を形成する第1成形領域55と両サイド
サポート部42,42を形成する二つの第2成形領域5
6,56に区画形成されている。
つシートクッションパッド40を成形するにあたり、従
来一般には、次のような成形型が使用されていた。この
従来一般の成形型50は、図5に示すように、中子型5
8を備えた上型51と下型52とを型閉め及び型開き可
能に構成されてなる。そのうち下型52は、図6に示す
ように、シートクッションパッド40を構成するセンタ
ーサポート部41及び両サイドサポート部42,42の
形状に合致するキャビティ53が形成されているととも
に、センターサポート部41と両サイドサポート部4
2,42の境界部分に図示省略の表皮材を引張り固定す
るための溝43,43(図4参照)を形成する突片部5
4,54が上方に向けて突出形成されており、これら突
片部54,54により、上記キャビティ53がセンター
サポート部41を形成する第1成形領域55と両サイド
サポート部42,42を形成する二つの第2成形領域5
6,56に区画形成されている。
【0004】上記二つの第2成形領域56,56の略中
央部には、これら第2成形領域56,56を、シートク
ッションパッド40の高硬度外側サポート部42A,4
2Aを形成する外側成形領域56A,56Aと中硬度内
側サポート部42B,42Bを形成する内側成形領域5
6B,56Bとに区画する縦断面直線形の仕切り壁5
7,57が第2成形領域56,56の長手方向に沿いほ
ぼ直線状態に延在させてキャビティ53底面に突設され
ている。
央部には、これら第2成形領域56,56を、シートク
ッションパッド40の高硬度外側サポート部42A,4
2Aを形成する外側成形領域56A,56Aと中硬度内
側サポート部42B,42Bを形成する内側成形領域5
6B,56Bとに区画する縦断面直線形の仕切り壁5
7,57が第2成形領域56,56の長手方向に沿いほ
ぼ直線状態に延在させてキャビティ53底面に突設され
ている。
【0005】また、シートクッションパッド40の外側
サポート部42Aの湾曲外表面42aを形成するための
外側成形領域56Aの最外周縁に対応する下型52の湾
曲部52Cの開口縁部52e(通称PL部)は、図7に
示すように、外側成形領域56Aへの注入ポイントPに
対応する部分も含めて全体がほぼ直線状で一様な高さに
形成されている。
サポート部42Aの湾曲外表面42aを形成するための
外側成形領域56Aの最外周縁に対応する下型52の湾
曲部52Cの開口縁部52e(通称PL部)は、図7に
示すように、外側成形領域56Aへの注入ポイントPに
対応する部分も含めて全体がほぼ直線状で一様な高さに
形成されている。
【0006】そして、上記成形型50における下型52
の第2成形領域56,56のうちの外側成形領域56
A,56Aには、上記の注入ポイントPにおいて注入装
置の第2の注入ヘッド62を介して予め高硬度成分に調
整配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性樹脂材料
を、かつ、第1成形領域55及び第2成形領域56,5
6のうちの内側成形領域56B,56Bには、注入装置
の第1の注入ヘッド61を介して予め中硬度成分に調整
配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性樹脂材料
を、時間的に相前後して各別に注入し発泡することによ
り、図4に示したような異硬度部分を持つシートクッシ
ョンパッド40を一体に成形する。
の第2成形領域56,56のうちの外側成形領域56
A,56Aには、上記の注入ポイントPにおいて注入装
置の第2の注入ヘッド62を介して予め高硬度成分に調
整配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性樹脂材料
を、かつ、第1成形領域55及び第2成形領域56,5
6のうちの内側成形領域56B,56Bには、注入装置
の第1の注入ヘッド61を介して予め中硬度成分に調整
配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性樹脂材料
を、時間的に相前後して各別に注入し発泡することによ
り、図4に示したような異硬度部分を持つシートクッシ
ョンパッド40を一体に成形する。
【0007】しかしながら、上記のような成形型50を
用いる従来一般のシートクッションパッドの成形方法に
よる場合は、シートクッションパッド40の両サイドサ
ポート部42,42の外周端縁部が長手方向に沿って大
きく湾曲した形状であるために、下型52の湾曲部52
Cの上半部分が外側成形領域56A,56Aを覆い被さ
るように型内方へ延出した形状を呈している。このた
め、図8に明示するように、下型52の湾曲部52Cの
開口縁部52eと仕切り壁57との横方向の間隔寸法、
つまり、注入開口幅Wが第2の注入ヘッド62の直径D
よりも小さくなり、従って、下型52の上部開口縁部5
2eとの干渉を回避する位置に第2の注入ヘッド62を
下降させて外側成形領域56Aに高硬度成分の液状発泡
性樹脂材料Uを注入する際、第2の注入ヘッド62の一
部が内側成形領域56Bにはみ出すために、該注入ヘッ
ド62から注出された液状発泡性樹脂材料Uの一部がそ
の内側成形領域56Bへ流入して中硬度成分の液状発泡
性樹脂材料との混在部分が発生し、その結果、高硬度部
分と中硬度部分との境界が不明確になるだけでなく、注
入ヘッド62からは予め設定された一定量の高硬度成分
の液状発泡性樹脂材料Uが外側成形領域56Aへ向けて
注出されたにもかかわらず、実際の注入量は減量されて
品質的にも形状的にも所定どおりの高硬度外側サポート
部42Aを成形することができないという不都合があ
る。
用いる従来一般のシートクッションパッドの成形方法に
よる場合は、シートクッションパッド40の両サイドサ
ポート部42,42の外周端縁部が長手方向に沿って大
きく湾曲した形状であるために、下型52の湾曲部52
Cの上半部分が外側成形領域56A,56Aを覆い被さ
るように型内方へ延出した形状を呈している。このた
め、図8に明示するように、下型52の湾曲部52Cの
開口縁部52eと仕切り壁57との横方向の間隔寸法、
つまり、注入開口幅Wが第2の注入ヘッド62の直径D
よりも小さくなり、従って、下型52の上部開口縁部5
2eとの干渉を回避する位置に第2の注入ヘッド62を
下降させて外側成形領域56Aに高硬度成分の液状発泡
性樹脂材料Uを注入する際、第2の注入ヘッド62の一
部が内側成形領域56Bにはみ出すために、該注入ヘッ
ド62から注出された液状発泡性樹脂材料Uの一部がそ
の内側成形領域56Bへ流入して中硬度成分の液状発泡
性樹脂材料との混在部分が発生し、その結果、高硬度部
分と中硬度部分との境界が不明確になるだけでなく、注
入ヘッド62からは予め設定された一定量の高硬度成分
の液状発泡性樹脂材料Uが外側成形領域56Aへ向けて
注出されたにもかかわらず、実際の注入量は減量されて
品質的にも形状的にも所定どおりの高硬度外側サポート
部42Aを成形することができないという不都合があ
る。
【0008】このような不都合を解消するために、例え
ば特開2001−38747公報に開示されているよう
な成形型を用いた成形方法(以下、先行技術という)が
提案されている。この先行技術で使用されている成形型
は、図9及び図10に示すように、外側成形領域56A
と内側成形領域56Bとを区画する仕切り壁57のうち
第2の注入ヘッド62による注入ポイントに対応する仕
切り壁部分57aの上半部が上方へ向かうにつれて下型
52の湾曲部52の開口縁部52eから遠ざかる側に漸
次変位するような傾斜壁部57bに形成されたものであ
り、このような下型52を用いることにより、注入ポイ
ントPにおける外側成形領域56Aへの注入開口幅W1
を注入ヘッド62の直径Dよりも局所的に大きくして外
側成形領域56Aに高硬度成分の液状発泡性樹脂材料U
を注入する際、その液状発泡性樹脂材料Uの一部が内側
成形領域56Bへ流入することを防いで製品(異硬度部
分を持つシートクッションパッド40)の品質低下等の
原因となる上述したような不都合の発生を回避してい
る。
ば特開2001−38747公報に開示されているよう
な成形型を用いた成形方法(以下、先行技術という)が
提案されている。この先行技術で使用されている成形型
は、図9及び図10に示すように、外側成形領域56A
と内側成形領域56Bとを区画する仕切り壁57のうち
第2の注入ヘッド62による注入ポイントに対応する仕
切り壁部分57aの上半部が上方へ向かうにつれて下型
52の湾曲部52の開口縁部52eから遠ざかる側に漸
次変位するような傾斜壁部57bに形成されたものであ
り、このような下型52を用いることにより、注入ポイ
ントPにおける外側成形領域56Aへの注入開口幅W1
を注入ヘッド62の直径Dよりも局所的に大きくして外
側成形領域56Aに高硬度成分の液状発泡性樹脂材料U
を注入する際、その液状発泡性樹脂材料Uの一部が内側
成形領域56Bへ流入することを防いで製品(異硬度部
分を持つシートクッションパッド40)の品質低下等の
原因となる上述したような不都合の発生を回避してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な先行技術の場合は、高硬度成分の液状発泡性樹脂材料
の一部が内側成形領域56Bへ流入することによる不都
合の発生は回避できるものの、製造ライン上に間隔を置
いてセットされる多数の下型全てについて注入ポイント
Pに対応する仕切り壁部分57aを局所的に急激に傾斜
した複雑な形状の傾斜壁に形成する必要があって、製造
設備全体としてのコスト増大が避けられないばかりでな
く、成形後のシートクッションパッドの脱型時に傾斜壁
部分57bやそれの背面に形成される入り込み部が引掛
かりやすく、その結果、傾斜壁部57b及びそれに対応
するシートクッションパッドの局部に大きな力が働いて
繰り返し成形するとき、傾斜壁部57bが変形したり、
シートクッションパッドの一部が剥落したりするなど品
質低下につながる不具合を生じやすいという問題があっ
た。
な先行技術の場合は、高硬度成分の液状発泡性樹脂材料
の一部が内側成形領域56Bへ流入することによる不都
合の発生は回避できるものの、製造ライン上に間隔を置
いてセットされる多数の下型全てについて注入ポイント
Pに対応する仕切り壁部分57aを局所的に急激に傾斜
した複雑な形状の傾斜壁に形成する必要があって、製造
設備全体としてのコスト増大が避けられないばかりでな
く、成形後のシートクッションパッドの脱型時に傾斜壁
部分57bやそれの背面に形成される入り込み部が引掛
かりやすく、その結果、傾斜壁部57b及びそれに対応
するシートクッションパッドの局部に大きな力が働いて
繰り返し成形するとき、傾斜壁部57bが変形したり、
シートクッションパッドの一部が剥落したりするなど品
質低下につながる不具合を生じやすいという問題があっ
た。
【0010】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、下型に対して極く簡単な構造改良を施すのみで、設
備コストの上昇を最少限に抑え、かつ、脱型をスムーズ
にして下型の局部変形やシートクッションパッドの一部
剥落という不具合の発生を防止しつつ、注入開口幅を広
く確保して高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の一部が内
側成形領域へ流入することに伴う品質低下等を回避する
ことができるシートクッションパッドの成形方法及びそ
れに使用する成形型を提供することを目的としている。
で、下型に対して極く簡単な構造改良を施すのみで、設
備コストの上昇を最少限に抑え、かつ、脱型をスムーズ
にして下型の局部変形やシートクッションパッドの一部
剥落という不具合の発生を防止しつつ、注入開口幅を広
く確保して高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の一部が内
側成形領域へ流入することに伴う品質低下等を回避する
ことができるシートクッションパッドの成形方法及びそ
れに使用する成形型を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るシートクッションパッドの
成形方法は、センターサポート部を形成する第1成形領
域及びその幅方向両側に配置されセンターサポート部の
表面よりも前方へ向けて隆起するサイドサポート部を形
成する二つの第2成形領域を有するとともに、両側の第
2成形領域には、サイドサポート部をそれの外端縁側に
臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側サポート部を
形成する外側成形領域とセンターサポート側に隣接する
内側サポート部を形成する内側成形領域とに区画する仕
切り壁が第2成形領域の長手方向に沿ってキャビティ底
面に突設されてなる成形型における下型の第1成形領域
及び第2成形領域のうちの内側成形領域には中硬度成分
の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第2成形領域のうちの
外側成形領域には高硬度成分の液状発泡性樹脂材料を下
型の上方部に配置した第1及び第2の注入ヘッドから各
別に注入し発泡することにより、内外に硬度差のある部
分を持つシートクッションパッドを一体に成形するシー
トクッションパッドの成形方法であって、上記シートク
ッションパッドの外側サポート部の湾曲外表面を形成す
るための外側成形領域の最外周縁に対応する下型の湾曲
部の開口縁部の高さを、第2の注入ヘッドによる外側成
形領域への注入ポイントに対応する部分が他の部分より
も低くなるように設定することにより、注入ポイントに
対応する仕切り壁部分と下型の湾曲部内面との間に形成
される液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広くしている
ことを特徴とするものである。
に、本発明の請求項1に係るシートクッションパッドの
成形方法は、センターサポート部を形成する第1成形領
域及びその幅方向両側に配置されセンターサポート部の
表面よりも前方へ向けて隆起するサイドサポート部を形
成する二つの第2成形領域を有するとともに、両側の第
2成形領域には、サイドサポート部をそれの外端縁側に
臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側サポート部を
形成する外側成形領域とセンターサポート側に隣接する
内側サポート部を形成する内側成形領域とに区画する仕
切り壁が第2成形領域の長手方向に沿ってキャビティ底
面に突設されてなる成形型における下型の第1成形領域
及び第2成形領域のうちの内側成形領域には中硬度成分
の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第2成形領域のうちの
外側成形領域には高硬度成分の液状発泡性樹脂材料を下
型の上方部に配置した第1及び第2の注入ヘッドから各
別に注入し発泡することにより、内外に硬度差のある部
分を持つシートクッションパッドを一体に成形するシー
トクッションパッドの成形方法であって、上記シートク
ッションパッドの外側サポート部の湾曲外表面を形成す
るための外側成形領域の最外周縁に対応する下型の湾曲
部の開口縁部の高さを、第2の注入ヘッドによる外側成
形領域への注入ポイントに対応する部分が他の部分より
も低くなるように設定することにより、注入ポイントに
対応する仕切り壁部分と下型の湾曲部内面との間に形成
される液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広くしている
ことを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項3に係るシートクッ
ションパッドの成形型は、センターサポート部を形成す
る第1成形領域及びその幅方向両側に配置されセンター
サポート部の表面よりも前方へ向けて隆起するサイドサ
ポート部を形成する二つの第2成形領域を有するととも
に、両側の第2成形領域には、サイドサポート部をそれ
の外端縁側に臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側
サポート部を形成する外側成形領域とセンターサポート
側に隣接する内側サポート部を形成する内側成形領域と
に区画する仕切り壁が第2成形領域の長手方向に沿って
キャビティ底面に突設されてなる下型を備え、この下型
の第1成形領域及び第2成形領域のうちの内側成形領域
には中硬度成分の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第2成
形領域のうちの外側成形領域には高硬度成分の液状発泡
性樹脂材料を第1及び第2の注入ヘッドを介して各別に
注入し発泡することにより内外に硬度差のある部分を持
つシートクッションパッドを一体に成形するシートクッ
ションパッドの成形型であって、上記シートクッション
パッドの外側サポート部の湾曲外表面を形成するための
外側成形領域の最外周縁に対応する下型の湾曲部の開口
縁部の高さを、第2の注入ヘッドによる外側成形領域へ
の注入ポイントに対応する部分が他の部分よりも低くな
るように設定して注入ポイントに対応する仕切り壁部分
と下型の湾曲部内面との間に形成される液状発泡性樹脂
材料の注入開口幅を広く形成していることを特徴とする
ものである。
ションパッドの成形型は、センターサポート部を形成す
る第1成形領域及びその幅方向両側に配置されセンター
サポート部の表面よりも前方へ向けて隆起するサイドサ
ポート部を形成する二つの第2成形領域を有するととも
に、両側の第2成形領域には、サイドサポート部をそれ
の外端縁側に臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側
サポート部を形成する外側成形領域とセンターサポート
側に隣接する内側サポート部を形成する内側成形領域と
に区画する仕切り壁が第2成形領域の長手方向に沿って
キャビティ底面に突設されてなる下型を備え、この下型
の第1成形領域及び第2成形領域のうちの内側成形領域
には中硬度成分の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第2成
形領域のうちの外側成形領域には高硬度成分の液状発泡
性樹脂材料を第1及び第2の注入ヘッドを介して各別に
注入し発泡することにより内外に硬度差のある部分を持
つシートクッションパッドを一体に成形するシートクッ
ションパッドの成形型であって、上記シートクッション
パッドの外側サポート部の湾曲外表面を形成するための
外側成形領域の最外周縁に対応する下型の湾曲部の開口
縁部の高さを、第2の注入ヘッドによる外側成形領域へ
の注入ポイントに対応する部分が他の部分よりも低くな
るように設定して注入ポイントに対応する仕切り壁部分
と下型の湾曲部内面との間に形成される液状発泡性樹脂
材料の注入開口幅を広く形成していることを特徴とする
ものである。
【0013】ここで、上記仕切り壁としては、請求項2
及び請求項4に記載のように、その全長に亘り略一直線
状で、かつ、下型の湾曲部内面に対して平行または略平
行な縦断面直線状の姿勢に形成されていることが好まし
い。
及び請求項4に記載のように、その全長に亘り略一直線
状で、かつ、下型の湾曲部内面に対して平行または略平
行な縦断面直線状の姿勢に形成されていることが好まし
い。
【0014】上記のような特徴を有する請求項1及び請
求項3の本発明によれば、下型の湾曲部の開口縁部のう
ち外側成形領域への注入ポイントに対応する縁部分の高
さを他の部分よりも低く設定して、注入ポイントにおけ
る液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広く確保すること
により、第2の注入ヘッドから垂直下方に向けて注出さ
れる高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の全てを狭い外側
成形領域に注入させることが可能で、高硬度成分の液状
発泡性樹脂材料の一部が内側成形領域に流入して中硬度
成分の樹脂材料と混在されることに伴う品質低下等の不
都合の発生を回避し、異硬度部分の境界を明確に現出さ
せて体裁のよいシートクッションパッドを成形すること
が可能である。このように製造ライン上に間隔を置いて
セットされる多数の下型全ての注入ポイントに対応する
仕切り壁部分を局所的に急激に傾斜した複雑な形状の傾
斜壁に形成する必要がなく、各下型の湾曲部の開口縁部
の高さを局部的(注入ポイントに対応する箇所)に低く
するといった簡単な構造改良を施すだけでよく、設備全
体のコスト上昇を最少限に抑えつつ、上記のような不都
合の発生回避及び体裁よい仕上がりのシートクッション
パッドを得ることが可能である。
求項3の本発明によれば、下型の湾曲部の開口縁部のう
ち外側成形領域への注入ポイントに対応する縁部分の高
さを他の部分よりも低く設定して、注入ポイントにおけ
る液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広く確保すること
により、第2の注入ヘッドから垂直下方に向けて注出さ
れる高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の全てを狭い外側
成形領域に注入させることが可能で、高硬度成分の液状
発泡性樹脂材料の一部が内側成形領域に流入して中硬度
成分の樹脂材料と混在されることに伴う品質低下等の不
都合の発生を回避し、異硬度部分の境界を明確に現出さ
せて体裁のよいシートクッションパッドを成形すること
が可能である。このように製造ライン上に間隔を置いて
セットされる多数の下型全ての注入ポイントに対応する
仕切り壁部分を局所的に急激に傾斜した複雑な形状の傾
斜壁に形成する必要がなく、各下型の湾曲部の開口縁部
の高さを局部的(注入ポイントに対応する箇所)に低く
するといった簡単な構造改良を施すだけでよく、設備全
体のコスト上昇を最少限に抑えつつ、上記のような不都
合の発生回避及び体裁よい仕上がりのシートクッション
パッドを得ることが可能である。
【0015】また、外側成形領域と内側成形領域とを区
画する仕切り壁はその全長に亘り略一直線状で、かつ、
縦断面でも直線状に形成することが可能であり、特に、
湾曲部内面に対して平行または略平行な縦断面直線状の
姿勢に形成することが可能であって、先行技術にみられ
るように、仕切り壁の局所に急激に傾斜した傾斜壁部分
やその背面に形成される局所的な入り込み部といった脱
型時にシートクッションパッドと引掛かる部分を全く存
在させることがない。そのため、仕切り壁やシートクッ
ションパッドに無理な力をかけないで脱型をスムーズに
行え、同じ下型を繰り返し成形に使用しても下型の仕切
り壁を局部的に変形するとか、シートクッションパッド
の一部を剥落するとかいった成形品質の低下や成形形状
の変化の原因となる不具合の発生も防止し、常に高品質
かつ所定形状のシートクッションパッドを安定よく成形
することが可能である。
画する仕切り壁はその全長に亘り略一直線状で、かつ、
縦断面でも直線状に形成することが可能であり、特に、
湾曲部内面に対して平行または略平行な縦断面直線状の
姿勢に形成することが可能であって、先行技術にみられ
るように、仕切り壁の局所に急激に傾斜した傾斜壁部分
やその背面に形成される局所的な入り込み部といった脱
型時にシートクッションパッドと引掛かる部分を全く存
在させることがない。そのため、仕切り壁やシートクッ
ションパッドに無理な力をかけないで脱型をスムーズに
行え、同じ下型を繰り返し成形に使用しても下型の仕切
り壁を局部的に変形するとか、シートクッションパッド
の一部を剥落するとかいった成形品質の低下や成形形状
の変化の原因となる不具合の発生も防止し、常に高品質
かつ所定形状のシートクッションパッドを安定よく成形
することが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るシートクッ
ションパッドの成形方法に使用される成形型における下
型の実施例を示す要部の拡大縦断正面図、図2は成形型
全体の概略縦断側面図である。ここで使用する成形型全
体の基本構成は図5に示すものと同一であり、その成形
型を使用して成形されるシートクッションも図4に例示
したものと同一であるため、それらについての図示はそ
れぞれ省略し、かつ、各構成要素及び部位については図
5〜図10の説明に使用したものと同一の符号を用い
て、従来技術及び先行技術と相違する点を中心にして図
1及び図2に基づいて説明する。
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るシートクッ
ションパッドの成形方法に使用される成形型における下
型の実施例を示す要部の拡大縦断正面図、図2は成形型
全体の概略縦断側面図である。ここで使用する成形型全
体の基本構成は図5に示すものと同一であり、その成形
型を使用して成形されるシートクッションも図4に例示
したものと同一であるため、それらについての図示はそ
れぞれ省略し、かつ、各構成要素及び部位については図
5〜図10の説明に使用したものと同一の符号を用い
て、従来技術及び先行技術と相違する点を中心にして図
1及び図2に基づいて説明する。
【0017】図1及び図2において、成形型50におけ
る下型52には、シートクッションパッド40における
センターサポート部41を形成する平坦状の第1成形領
域55とこの第1成形領域55に対し下方に略円弧状に
湾曲突出してシートクッションパッド40における二つ
のサイドサポート部42を形成する第2成形領域56が
突片部54により区画形成されているとともに、下型5
2の第2成形領域56の略中央部には、これら第2成形
領域56をシートクッションパッド40の高硬度外側サ
ポート部42Aを形成する外側成形領域56Aと中硬度
内側サポート部42Bを形成する内側成形領域56Bと
に区画する仕切り壁57が第2成形領域56の長手方向
に沿ってほぼ直線状態に延在され、かつ、縦断面におい
て突片部54と平行な直線姿勢でキャビティ53底面に
突設されている。
る下型52には、シートクッションパッド40における
センターサポート部41を形成する平坦状の第1成形領
域55とこの第1成形領域55に対し下方に略円弧状に
湾曲突出してシートクッションパッド40における二つ
のサイドサポート部42を形成する第2成形領域56が
突片部54により区画形成されているとともに、下型5
2の第2成形領域56の略中央部には、これら第2成形
領域56をシートクッションパッド40の高硬度外側サ
ポート部42Aを形成する外側成形領域56Aと中硬度
内側サポート部42Bを形成する内側成形領域56Bと
に区画する仕切り壁57が第2成形領域56の長手方向
に沿ってほぼ直線状態に延在され、かつ、縦断面におい
て突片部54と平行な直線姿勢でキャビティ53底面に
突設されている。
【0018】上記成形型50における下型52のうち、
図4に示すようなシートクッションパッド40の外側サ
ポート部42Aの湾曲外表面42aを形成するための外
側成形領域56Aの最外周縁に対応する湾曲部52Cの
開口縁部52eは、第2の注入ヘッド62による外側成
形領域56Aへの注入ポイントPに対応する部分の高さ
Hが他の部分の高さよりも低くなるように設定されてい
る。
図4に示すようなシートクッションパッド40の外側サ
ポート部42Aの湾曲外表面42aを形成するための外
側成形領域56Aの最外周縁に対応する湾曲部52Cの
開口縁部52eは、第2の注入ヘッド62による外側成
形領域56Aへの注入ポイントPに対応する部分の高さ
Hが他の部分の高さよりも低くなるように設定されてい
る。
【0019】詳しくは、上記注入ポイントPに対応する
開口縁部分52e1を、図2に示すように、略U字形状
に下向きに屈曲させることで該開口縁部分52e1の高
さHが最も低く、それから遠ざかる部分ほど高さが漸次
高くなるように傾斜させることにより、図1に明示のよ
うに、注入ポイントPに対応する仕切り壁部分57aと
下型52の湾曲部52Cの内面52cとの間に形成され
る高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の注入開口幅W2を
第2の注入ヘッド62の直径Dよりも広く形成し、か
つ、上記仕切り壁部分57aは湾曲部52Cの内面52
cに対して平行な縦断面直線状の姿勢に形成したもので
ある。因みに、本実施例における注入開口幅W2は、図
10に示す先行技術の開口幅W1とほぼ等しく(W2≒
W1)なるように設定されている。
開口縁部分52e1を、図2に示すように、略U字形状
に下向きに屈曲させることで該開口縁部分52e1の高
さHが最も低く、それから遠ざかる部分ほど高さが漸次
高くなるように傾斜させることにより、図1に明示のよ
うに、注入ポイントPに対応する仕切り壁部分57aと
下型52の湾曲部52Cの内面52cとの間に形成され
る高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の注入開口幅W2を
第2の注入ヘッド62の直径Dよりも広く形成し、か
つ、上記仕切り壁部分57aは湾曲部52Cの内面52
cに対して平行な縦断面直線状の姿勢に形成したもので
ある。因みに、本実施例における注入開口幅W2は、図
10に示す先行技術の開口幅W1とほぼ等しく(W2≒
W1)なるように設定されている。
【0020】上記のような構造の下型52を備えた成形
型50を用い、その下型52の第2成形領域56のうち
の外側成形領域56Aに注入装置の第2の注入ヘッド6
2を介して予め高硬度成分に調整配合されたポリウレタ
ン原液等の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第1成形領域
55及び第2成形領域56のうちの内側成形領域56B
に注入装置の第1の注入ヘッド61を介して予め中硬度
成分に調整配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性
樹脂材料を、時間的に相前後して各別に注入し発泡する
ことにより、図4に示したような異硬度部分42A,4
2Bを持つシートクッションパッド40を一体に成形す
る。
型50を用い、その下型52の第2成形領域56のうち
の外側成形領域56Aに注入装置の第2の注入ヘッド6
2を介して予め高硬度成分に調整配合されたポリウレタ
ン原液等の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第1成形領域
55及び第2成形領域56のうちの内側成形領域56B
に注入装置の第1の注入ヘッド61を介して予め中硬度
成分に調整配合されたポリウレタン原液等の液状発泡性
樹脂材料を、時間的に相前後して各別に注入し発泡する
ことにより、図4に示したような異硬度部分42A,4
2Bを持つシートクッションパッド40を一体に成形す
る。
【0021】かかる成形時において、注入ポイントPに
対応する外側成形領域56Aへの注入開口幅W2が第2
の注入ヘッド62の直径Dよりも広く(大きく)形成さ
れているので、第2の注入ヘッド62から垂直下方へ注
出された高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの全ては外
側成形領域56Aに注入され、高硬度成分の液状発泡性
樹脂材料Uの一部が内側成形領域56Bに流入すること
を防ぎ、高、中硬度成分の樹脂材料が混在することに伴
い境界が不鮮明になったり、外側成形領域56Aにおけ
る高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの実質注入量が不
足して外側成形領域56Aで成形される外側サポート部
42Aの形状や品質が低下する等の不都合を回避するこ
とが可能である。
対応する外側成形領域56Aへの注入開口幅W2が第2
の注入ヘッド62の直径Dよりも広く(大きく)形成さ
れているので、第2の注入ヘッド62から垂直下方へ注
出された高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの全ては外
側成形領域56Aに注入され、高硬度成分の液状発泡性
樹脂材料Uの一部が内側成形領域56Bに流入すること
を防ぎ、高、中硬度成分の樹脂材料が混在することに伴
い境界が不鮮明になったり、外側成形領域56Aにおけ
る高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの実質注入量が不
足して外側成形領域56Aで成形される外側サポート部
42Aの形状や品質が低下する等の不都合を回避するこ
とが可能である。
【0022】また、仕切り壁57は、注入ポイントPに
対応する壁部分57aを含めてその全長に亘り略一直線
状で、かつ、縦断面においても湾曲部52Cの内面52
cに対して平行な直線状の姿勢に形成されており、仕切
り壁57には局所的に急激に傾斜した傾斜壁部分やその
背面における局部的な入り込み部が存在しないので、脱
型時にシートクッションパッド40と下型52の一部と
が引掛かって、仕切り壁57やシートクッションパッド
40の局所に無理な力をかけることがなく、スムーズに
脱型することが可能であり、同じ下型52を繰り返し成
形に使用しても下型52の仕切り壁57が変形された
り、シートクッションパッド40の一部が剥落するとい
った成形品質の低下や成形形状の変化の原因となる不具
合の発生も防止し、常に高品質かつ所定形状のシートク
ッションパッド40を安定よく成形することが可能であ
る。
対応する壁部分57aを含めてその全長に亘り略一直線
状で、かつ、縦断面においても湾曲部52Cの内面52
cに対して平行な直線状の姿勢に形成されており、仕切
り壁57には局所的に急激に傾斜した傾斜壁部分やその
背面における局部的な入り込み部が存在しないので、脱
型時にシートクッションパッド40と下型52の一部と
が引掛かって、仕切り壁57やシートクッションパッド
40の局所に無理な力をかけることがなく、スムーズに
脱型することが可能であり、同じ下型52を繰り返し成
形に使用しても下型52の仕切り壁57が変形された
り、シートクッションパッド40の一部が剥落するとい
った成形品質の低下や成形形状の変化の原因となる不具
合の発生も防止し、常に高品質かつ所定形状のシートク
ッションパッド40を安定よく成形することが可能であ
る。
【0023】図3は本発明に係るシートクッションパッ
ドの成形方法に使用される成形型における下型の他の実
施例を示す要部の拡大縦断正面図である。この他の実施
例における下型52では、上記実施例と同様に、湾曲部
52Cの開口縁部52eのうち注入ポイントPに対応す
る部分の高さHを他の部分の高さよりも低く設定するこ
とに加えて、注入ポイントPに対応する仕切り壁部分5
7aを局部的に第2の注入ヘッド62から遠ざかるよう
に仕切り壁57の長手方向に対して平面視で略くの字状
に屈曲形成する、あるいは、図示省略するが、注入ポイ
ントPに対応する仕切り壁部分57aの上半部分を上端
部側ほど突片部54に漸次近づくように傾斜させること
により、注入ポイントPに対応する外側成形領域56A
への注入開口幅W3を上記実施例の注入開口幅W2に比
して仕切り壁部分57aの変位量wだけ更に拡大して、
W1<W3=W2+wとしたものである。
ドの成形方法に使用される成形型における下型の他の実
施例を示す要部の拡大縦断正面図である。この他の実施
例における下型52では、上記実施例と同様に、湾曲部
52Cの開口縁部52eのうち注入ポイントPに対応す
る部分の高さHを他の部分の高さよりも低く設定するこ
とに加えて、注入ポイントPに対応する仕切り壁部分5
7aを局部的に第2の注入ヘッド62から遠ざかるよう
に仕切り壁57の長手方向に対して平面視で略くの字状
に屈曲形成する、あるいは、図示省略するが、注入ポイ
ントPに対応する仕切り壁部分57aの上半部分を上端
部側ほど突片部54に漸次近づくように傾斜させること
により、注入ポイントPに対応する外側成形領域56A
への注入開口幅W3を上記実施例の注入開口幅W2に比
して仕切り壁部分57aの変位量wだけ更に拡大して、
W1<W3=W2+wとしたものである。
【0024】図3に示す上記の他の実施例の場合は、注
入ポイントPに対応する注入開口幅W3が一層拡大され
ることによって、上記実施例の場合に比べて脱型抵抗が
少し増大するものの、第2の注入ヘッド62から垂直下
方に注出される高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの一
部が内側成形領域56Bに流入することをより確実に防
止して、境界が不鮮明になったり、外側成形領域56A
への高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの実質注入量不
足により外側サポート部42Aの形状や品質が低下する
等の不都合の発生を一層確実に回避することができる。
入ポイントPに対応する注入開口幅W3が一層拡大され
ることによって、上記実施例の場合に比べて脱型抵抗が
少し増大するものの、第2の注入ヘッド62から垂直下
方に注出される高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの一
部が内側成形領域56Bに流入することをより確実に防
止して、境界が不鮮明になったり、外側成形領域56A
への高硬度成分の液状発泡性樹脂材料Uの実質注入量不
足により外側サポート部42Aの形状や品質が低下する
等の不都合の発生を一層確実に回避することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、製造ラ
イン上にセットされる多数の下型全ての注入ポイントに
対応する仕切り壁部分を局所的に急激に傾斜した複雑な
形状の傾斜壁に形成するのではなく、各下型の注入ポイ
ントに対応する湾曲部の開口縁部の高さを局部的に低く
するといった極く簡単な構造改良を施すだけで注入ポイ
ントにおける液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広く確
保することができ、したがって、設備全体のコスト上昇
を最少限に抑えつつ、第2の注入ヘッドから第2成形領
域の外側成形領域に向けて垂直下方に注出される高硬度
成分の液状発泡性樹脂材料の全てを狭い外側成形領域に
注入案内させて高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の一部
が内側成形領域に流入し中硬度成分の樹脂材料と混在さ
れることに伴う品質低下等の不都合の発生を回避し、異
硬度部分の境界を明確に現出させて体裁のよいシートク
ッションパッドを成形することができる。
イン上にセットされる多数の下型全ての注入ポイントに
対応する仕切り壁部分を局所的に急激に傾斜した複雑な
形状の傾斜壁に形成するのではなく、各下型の注入ポイ
ントに対応する湾曲部の開口縁部の高さを局部的に低く
するといった極く簡単な構造改良を施すだけで注入ポイ
ントにおける液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広く確
保することができ、したがって、設備全体のコスト上昇
を最少限に抑えつつ、第2の注入ヘッドから第2成形領
域の外側成形領域に向けて垂直下方に注出される高硬度
成分の液状発泡性樹脂材料の全てを狭い外側成形領域に
注入案内させて高硬度成分の液状発泡性樹脂材料の一部
が内側成形領域に流入し中硬度成分の樹脂材料と混在さ
れることに伴う品質低下等の不都合の発生を回避し、異
硬度部分の境界を明確に現出させて体裁のよいシートク
ッションパッドを成形することができる。
【0026】しかも、外側成形領域と内側成形領域とを
区画する仕切り壁はその全長に亘り略一直線状で、か
つ、縦断面でも直線状の姿勢、特に、湾曲部内面に対し
て平行または略平行な縦断面直線状の姿勢に形成するこ
とができるので、先行技術にみられるような脱型時にお
ける引掛かりがほとんどなく、仕切り壁やシートクッシ
ョンパッドに無理な力をかけないでスムーズな脱型が可
能となり、同じ下型を繰り返し成形に使用しても下型の
仕切り壁が局部的に変形するとか、シートクッションパ
ッドの一部が剥落するとかいった成形品質の低下や成形
形状の変化の原因となる不具合の発生も防止し、常に高
品質かつ所定形状のシートクッションパッドを安定よく
成形することができるという効果を奏する。
区画する仕切り壁はその全長に亘り略一直線状で、か
つ、縦断面でも直線状の姿勢、特に、湾曲部内面に対し
て平行または略平行な縦断面直線状の姿勢に形成するこ
とができるので、先行技術にみられるような脱型時にお
ける引掛かりがほとんどなく、仕切り壁やシートクッシ
ョンパッドに無理な力をかけないでスムーズな脱型が可
能となり、同じ下型を繰り返し成形に使用しても下型の
仕切り壁が局部的に変形するとか、シートクッションパ
ッドの一部が剥落するとかいった成形品質の低下や成形
形状の変化の原因となる不具合の発生も防止し、常に高
品質かつ所定形状のシートクッションパッドを安定よく
成形することができるという効果を奏する。
【図1】本発明に係るシートクッションパッドの成形方
法に使用される成形型の実施例を示す要部の拡大縦断正
面図である。
法に使用される成形型の実施例を示す要部の拡大縦断正
面図である。
【図2】成形型全体の概略縦断側面図である。
【図3】本発明に係るシートクッションパッドの成形方
法に使用される成形型の他の実施例を示す要部の拡大縦
断正面図である。
法に使用される成形型の他の実施例を示す要部の拡大縦
断正面図である。
【図4】成形されたシートクッションパッドの一例を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図5】従来一般のシートクッションパッドの成形型を
示す縦断正面図である。
示す縦断正面図である。
【図6】従来一般のシートクッションパッドの成形型に
おける下型の平面図である。
おける下型の平面図である。
【図7】従来一般のシートクッションパッドの成形型全
体の概略縦断側面図である。
体の概略縦断側面図である。
【図8】図6のY−Y線に沿う拡大縦断正面図である。
【図9】先行技術における下型の要部の拡大平面図であ
る。
る。
【図10】図9のZ−Z線に沿う縦断正面図である。
40 シートクッションパッド
41 センターサポート部
42 サイドサポート部
42A 外側サポート部
42B 内側サポート部
50 成形型
52 下型
52C 湾曲部
52e,52e1 開口縁部
53 キャビティ
55 第1成形領域
56 第2成形領域
56A 外側成形領域
56B 内側成形領域
57 仕切り壁
57a 注入ポイントに対応する仕切り壁部分
61 第1の注入ヘッド
62 第2の注入ヘッド
W3 注入開口幅
P 注入ポイント
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B68G 7/02 B68G 7/02
// B29K 105:04 B29K 105:04
B29L 31:58 B29L 31:58
(72)発明者 佐々木 敬之
大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号
東洋ゴム工業株式会社内
Fターム(参考) 3B084 CA03
4F202 AC06 AG20 AG27 AG28 AH26
CA01 CB01 CK01 CK23 CK90
4F204 AG20 AH26 EA01 EB01 EB21
EB22 EF01 EF27 EF49
Claims (4)
- 【請求項1】 センターサポート部を形成する第1成形
領域及びその幅方向両側に配置されセンターサポート部
の表面よりも前方へ向けて隆起するサイドサポート部を
形成する二つの第2成形領域を有するとともに、両側の
第2成形領域には、サイドサポート部をそれの外端縁側
に臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側サポート部
を形成する外側成形領域とセンターサポート側に隣接す
る内側サポート部を形成する内側成形領域とに区画する
仕切り壁が第2成形領域の長手方向に沿ってキャビティ
底面に突設されてなる成形型における下型の第1成形領
域及び第2成形領域のうちの内側成形領域には中硬度成
分の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第2成形領域のうち
の外側成形領域には高硬度成分の液状発泡性樹脂材料を
下型の上方部に配置した第1及び第2の注入ヘッドから
各別に注入し発泡することにより、内外に硬度差のある
部分を持つシートクッションパッドを一体に成形するシ
ートクッションパッドの成形方法であって、 上記シートクッションパッドの外側サポート部の湾曲外
表面を形成するための外側成形領域の最外周縁に対応す
る下型の湾曲部の開口縁部の高さを、第2の注入ヘッド
による外側成形領域への注入ポイントに対応する部分が
他の部分よりも低くなるように設定することにより、注
入ポイントに対応する仕切り壁部分と下型の湾曲部内面
との間に形成される液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を
広くしていることを特徴とするシートクッションパッド
の成形方法。 - 【請求項2】 上記仕切り壁が、その全長に亘り略一直
線状で、かつ、下型の湾曲部内面に対して平行または略
平行な縦断面直線状の姿勢に形成されている請求項1に
記載のシートクッションパッドの成形方法。 - 【請求項3】 センターサポート部を形成する第1成形
領域及びその幅方向両側に配置されセンターサポート部
の表面よりも前方へ向けて隆起するサイドサポート部を
形成する二つの第2成形領域を有するとともに、両側の
第2成形領域には、サイドサポート部をそれの外端縁側
に臨み略円弧状に湾曲する表面を有する外側サポート部
を形成する外側成形領域とセンターサポート側に隣接す
る内側サポート部を形成する内側成形領域とに区画する
仕切り壁が第2成形領域の長手方向に沿ってキャビティ
底面に突設されてなる下型を備え、この下型の第1成形
領域及び第2成形領域のうちの内側成形領域には中硬度
成分の液状発泡性樹脂材料を、かつ、第2成形領域のう
ちの外側成形領域には高硬度成分の液状発泡性樹脂材料
を第1及び第2の注入ヘッドを介して各別に注入し発泡
することにより内外に硬度差のある部分を持つシートク
ッションパッドを一体に成形するシートクッションパッ
ドの成形型であって、 上記シートクッションパッドの外側サポート部の湾曲外
表面を形成するための外側成形領域の最外周縁に対応す
る下型の湾曲部の開口縁部の高さを、第2の注入ヘッド
による外側成形領域への注入ポイントに対応する部分が
他の部分よりも低くなるように設定して注入ポイントに
対応する仕切り壁部分と下型の湾曲部内面との間に形成
される液状発泡性樹脂材料の注入開口幅を広く形成して
いることを特徴とするシートクッションパッドの成形
型。 - 【請求項4】 上記仕切り壁が、その全長に亘り略一直
線状で、かつ、下型の湾曲部内面に対して平行または略
平行な縦断面直線状の姿勢に形成されている請求項3に
載のシートクッションパッドの成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001289124A JP2003094453A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | シートクッションパッドの成形方法及びそれに使用する成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001289124A JP2003094453A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | シートクッションパッドの成形方法及びそれに使用する成形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003094453A true JP2003094453A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19111665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001289124A Withdrawn JP2003094453A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | シートクッションパッドの成形方法及びそれに使用する成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003094453A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005084493A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | 通風装置 |
JP2010125657A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Inoac Corp | 発泡成形型及びそれを用いた異硬度パッドの成形方法 |
-
2001
- 2001-09-21 JP JP2001289124A patent/JP2003094453A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005084493A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | 通風装置 |
JPWO2005084493A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2007-11-29 | 株式会社クラベ | 通風装置 |
JP4999455B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2012-08-15 | 株式会社クラベ | 座席用通風装置と座席 |
JP2010125657A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Inoac Corp | 発泡成形型及びそれを用いた異硬度パッドの成形方法 |
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