JP2001346064A - 共同受信機器 - Google Patents

共同受信機器

Info

Publication number
JP2001346064A
JP2001346064A JP2000209048A JP2000209048A JP2001346064A JP 2001346064 A JP2001346064 A JP 2001346064A JP 2000209048 A JP2000209048 A JP 2000209048A JP 2000209048 A JP2000209048 A JP 2000209048A JP 2001346064 A JP2001346064 A JP 2001346064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signal frequency
output
frequency
bidirectional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000209048A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Sugiyama
彰男 杉山
Masahiro Otsu
正裕 大津
Shigemitsu Toriyama
重光 鳥山
Masaaki Nagase
正明 長瀬
Sei Sasaki
聖 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP2000209048A priority Critical patent/JP2001346064A/ja
Publication of JP2001346064A publication Critical patent/JP2001346064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】広帯域な第一の放送信号と、広帯域な第二の衛
星受信用コンバータの出力信号と、広帯域な第三の衛星
受信用コンバータの出力信号を、それぞれの端子に入力
し、混合し、出力すると共に、複数の出力端子より入力
端子に向けて第四の上り信号を出力できるようにする。 【解決手段】第一の信号周波数と第二の信号周波数と第
三の信号周波数とは、独立した入力端子から入力して各
フィルタで相互干渉無しに混合し、分配回路で複数の出
力端子に出力すると共に、出力端子から第四の信号周波
数を入力してフィルタで相互干渉無しに混合し、所定の
入力端子から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、双方向の共同受信
機器に関するもので、さらに詳しくは1個の機器で、第
一の信号周波数と第二の信号周波数と第三の信号周波数
と第四の信号周波数とを効率よく入力、出力するように
した共同受信機器。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、個々の信号を入力
端子に入力して混合し、出力端子へ出力するためのもの
はあるが、多くのフィルタで構成したりして相互の電気
的な整合および特性が得られない。所定の出力端子から
所定の入力端子に特定の双方向用の上り信号を出力する
ものはなかった。またこれらの機器は、機器数および配
線、配置において、電気的な性能、コンパクト化、作業
の迅速性を達成することに非常に困難性があったため、
従来のCATVの双方向では、利用者に対してのサービ
スが十分には行えなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のセ
ッティングでは、設置者においても困難性があり、また
利用者側からみても、CATVサービスの供給に問題を
生ずる。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、設置者に対しての設置を容易にすると共に、
利用者に対しての利用性を向上させることを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】かかる
目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明
は、入力端子に入力された信号を効率よく混合、分配し
て出力端子に出力することができる。また、出力端子か
ら入力された第四の信号周波数を効率よく入力端子へ出
力することができる。それと共に、設置のコンパクト化
と電気的性能の向上、利用者に対しての利用度の向上を
計ることができる。
【0006】また、請求項1に記載の発明では、1個の
共同受信機器において第一の信号周波数、第二の信号周
波数、第三の信号周波数の信号をそれぞれの入力端子に
入力して、複数の出力端子に出力すると共に、複数の出
力端子が入力した第四の信号周波数の信号を、第一の信
号周波数の入力端子に出力するようにしている。
【0007】請求項2に記載の発明では、双方向の場合
と単方向の場合を、出力端子の前で選択できる切換スイ
ッチを具備して信号に対する信頼性の向上を計ってい
る。
【0008】請求項3に記載の発明では、第一の信号周
波数、第二の信号周波数、第三の信号周波数のそれぞれ
の周波数帯域を混合して出力すると共に、第一の信号周
波数、第二の信号周波数、第三の信号周波数の他に第四
の信号周波数を合成して出力することによりサービスの
向上を計っている。
【0009】請求項4に記載の発明では、それぞれの周
波数帯域を区分けして周波数の利用効率を計っている。
【0010】請求項5に記載の発明では、それぞれ第一
の信号周波数、第二の信号周波数、第三の信号周波数、
第四の信号周波数の信号に対して増幅回路、減衰回路を
挿入し、伝送ケーブル等に対する損失を補償して適切な
レベルを供給、送出するようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
共に説明する。まず図1は、実施例のCATV双方向増
幅器の構成を表す構成図である。図6は、双方向CAT
Vシステムの構成を表す構成図である。図6において、
1は住宅で、集合住宅や個別住宅(一戸建て)がある。
2はCATVシステムからの引込線、3はCS信号を受
信するCSアンテナ、3aはCS受信信号をIF帯に変
換するCSコンバータ、4はBS信号を受信するBSア
ンテナ、4aはBS受信信号をIF帯に変換するBSコ
ンバータ、5は増幅器で、双方向増幅器を示す。6はB
S・CS信号を受信し、映像・音声等信号を出力するチ
ューナ、56は上記チューナが出力した映像・音声を出
力するためのTV受像機、57はケーブルモデム、58
は情報端末装置、59はセットトップボックス(以下、
STBという)である。7は上記CATV引込線2から
の第一の信号周波数(VHFおよびUHFを含むもの
で、例えば69MHz〜770MHzであるものは以
下、双方向下り信号という)を入力し、第四の信号周波
数(例えば5MHz〜68MHzである。以下、双方向
上り信号という)を出力する。8は上記CSコンバータ
3aが出力する第三の信号周波数(衛星通信受信用コン
バータ3aの出力信号、例えば1527MHz〜215
0MHzである。以下、CS−IF信号という)を入力
するための入力端子、9は上記BSコンバータ4aが出
力する第二の信号周波数(衛星放送受信用コンバータ4
aの出力信号、例えば1035MHz〜1335MHz
である。以下、BS−IF信号という)を入力するため
の入力端子である。尚、CATV引込線2の代わりに混
合器55の出力信号が接続される可能性がある。混合器
55には、VHF受信アンテナ53、UHF受信アンテ
ナ54がそれぞれ接続されている。10は増幅器5の第
一の出力端子で、上記テレビ共同受信用増幅器の介設さ
れた後述する上り信号阻止切換スイッチ12を操作する
ことにより、双方向または単方向のいずれか一方を選択
できる。11は増幅器5の第二の出力端子で、下り信号
のみ出力される。
【0012】次に、共同受信機器の構成について、図1
に示す通り詳細に説明する。増幅器5には、双方向下り
信号を入力するための入力端子7、CS−IF信号を入
力するための入力端子8、BS−IF信号を入力するた
めの入力端子9、1以上の双方向と単方向が切換可能な
双方向出力端子10、単方向出力端子11、および電源
入力のためのプラグ39が設けられている。また、入力
端子7、入力端子8、入力端子9、双方向出力端子1
0、単方向出力端子11には、それぞれ避雷素子が取付
けられている。図1において、ユーザーが外部の双方向
CATVシステムのセンター装置に有料番組の視聴予約
やテレビショッピング等のためのデータを送信するた
め、そのデータをパーソナルコンピュータ等の情報端末
装置で生成した際、これをケーブルモデム57にて外部
の双方向CATVシステムで伝送可能な双方向上り信号
に変換して送出し、この双方向上り信号は同軸ケーブル
を伝送して増幅器5の双方向出力端子10に入力され
る。また、同様にSTB59の操作ボタンを操作するこ
とにより、上記の双方向上り信号が上記双方向出力端子
10に入力される。双方向出力端子10に入力された双
方向上り信号は、後述する電源信号分離フィルタ41b
に入力され、上記増幅器5内に取り込まれる。電源信号
分離フィルタ41に入力された双方向上り信号は、後述
する双方向上り信号阻止切換スイッチ12、混合回路と
しての分配混合回路27に入力される。他の双方向出力
端子10の双方向上り信号と混合された上り信号は、双
方向下り信号、BS−IF信号、CS−IF信号を阻止
し、双方向上り信号を通過するフィルタ18(例えばロ
ーパスフィルタ。以下、LPFという)、後述する帯域
切換回路17で所定の帯域幅に制限され、利得調整回路
16、増幅回路15、減衰回路14で所定レベルに増幅
または減衰され、双方向下り信号を阻止し双方向上り信
号を通過するフィルタ13を介してCATV入力端子7
へ伝送される。CATV入力端子7に接続されたケーブ
ルにより、CATVセンター装置へ伝送され、センター
装置で処理される。
【0013】次に、CATV引込線2により伝送されて
きた双方向下り信号は、増幅器5の入力端子7に入力さ
れる。入力端子7に入力された双方向下り信号は、双方
向上り信号を阻止し、双方向下り信号のみ通過するフィ
ルタ19(例えばハイパスフィルタ。以下、HPFとい
う)に入力され、増幅器5内に取り込まれる。フィルタ
19に入力された双方向下り信号は、800MHz帯の
妨害波を除去するためのフィルタ20(例えばLP
F)、減衰回路21、利得調整回路22、増幅回路2
3、チルト回路24、増幅回路23で所定レベルまで増
幅され、CATV上り信号が通過して、BS・CS−I
F信号の通過を阻止するためのフィルタ25(例えばL
PF)に伝送され、後述する入力端子8、入力端子9か
らのBS・CS−IF信号と合成されて、分配回路36
に入力される。分配回路36で等分に分配された下り信
号(詳しくは双方向下り信号、BS・CS−IF信号が
合成された信号)は、第一の下り信号経路としての、双
方向上り信号を阻止し、双方向下り信号とBS−IF信
号、CS−IF信号を通過するフィルタ26(例えばL
PF)に入力される。フィルタ26を通過した信号は、
上記の分配混合回路27に入力されて4分配された後、
各々上り信号阻止切換スイッチ回路12、電源信号分離
フィルタ41を介して双方向出力端子10に出力され
て、双方向出力端子10に接続された同軸ケーブルを伝
送して、BS・CSチューナ6、TV受像機56で受信
される。また、分配回路36で等分に分配された信号
は、下り信号の第二の下り信号経路としてのフィルタ2
6と同じ特性のフィルタ37、分配回路38に入力さ
れ、分配回路38で4分配された下り信号は、上記電源
信号分離フィルタ41を介して単方向出力端子11に出
力される。単方向出力端子11に接続された同軸ケーブ
ルを伝送してBS・CSチューナ6、TV受像機56で
受信される。尚、フィルタ37がなくても性能を満足で
きる場合は、フィルタ37を無くしてもよい。
【0014】次にCS信号は、CSアンテナ3及びCS
コンバータ3aで受信され、CS−IF信号がCSコン
バータ3aから出力される。CS−IF信号は、CSコ
ンバータ3aと増幅器5の入力端子8の間を、同軸ケー
ブルで伝送され、入力端子8に入力される。入力端子8
に入力されたCS−IF信号は、後述する電源信号分離
フィルタ49に入力され、増幅器5に取り込まれる。電
源信号分離フィルタ49に入力されたCS−IF信号
は、減衰回路28、利得調整回路29、CS−IF信号
を通過させ、BS−IF信号を阻止するフィルタ30
(例えばHPF)を介して伝送され、後述する入力端子
9から伝送されるBS−IF信号と合成され、増幅回路
34で所定レベルまで増幅され、CATV下り信号を阻
止してCS・BS−IF信号のみ通過するフィルタ35
まで伝送される。フィルタ35を通過したCS・BS−
IF信号は、上記双方向下り信号と合成され、上記分配
回路36へ伝送される。尚、分配回路36から双方向出
力端子10、単方向出力端子11まで伝送される過程
は、双方向下り信号の伝送と同一であり、説明が重複す
るので省略する。
【0015】同様にBS信号は、BSアンテナ4及びB
Sコンバータ4aで受信され、BS−IF信号がBSコ
ンバータ4aから出力される。BS−IF信号は、BS
コンバータ4aと増幅器5の入力端子9の間を、同軸ケ
ーブルで伝送され、入力端子9に入力される。入力端子
9に入力されたBS−IF信号は、電源信号分離フィル
タ49に入力され、増幅器5に取り込まれる。電源信号
分離フィルタ49に入力されたBS−IF信号は、減衰
回路31、利得調整回路32、BS−IF信号を通過さ
せ、CS−IF信号を阻止するフィルタ33(例えばL
PF)を介して伝送され、上記CS−IF信号と合成さ
れて増幅回路34に入力される。増幅回路34から双方
向出力端子10、単方向出力端子11まで伝送される過
程は、CS−IF信号の伝送と同一であり、説明が重複
するので省略する。
【0016】次に、プラグ39にAC100Vが印加さ
れると、電源回路40によりDC15Vが出力される。
DC15Vは、増幅回路15、23、34へ供給され
る。また、DC15Vは入力端子9に接続された電源信
号分離フィルタ49にも供給される。電源信号分離フィ
ルタ49は図5に示すように、BS−IF信号入力・電
源出力端子49aとBS−IF信号出力端子49bの間
に、BS−IF信号を通過させ、直流または低周波信号
を阻止するコンデンサ51が接続され、電源出力端子4
9aと電源入力端子49cの間に、コンバータの動作用
電源として、また、偏波切換用として使用している直流
または低周波信号を通過させ、BS−IF信号を阻止す
るチョークコイル52が接続されている。また、入力端
子8に接続された電源分離フィルタ49も同様の構成で
あるが、CS−IF信号入力・電源出力端子49aと電
源入力端子49cの間に接続されたチョークコイル52
には、CSコンバータ3aの動作用電源として、且つ、
偏波切換用として使用する直流、および偏波切換用の低
周波信号またはパルス信号を通過させる。尚、BS−I
F信号入力・電源出力端子49aが上記入力端子9に接
続され、BS−IF信号出力端子49bが上記減衰回路
31と接続されている。電源入力端子49cが上記電源
回路40に接続されている。
【0017】次に、双方向出力端子10、単方向出力端
子11に接続されたCS−IF信号受信中のCSチュー
ナ6またはSTB59でユーザーが選局すると、選局し
たチャンネルに対応する偏波切換信号が上記CSチュー
ナ6、STB59の受信入力端子へ出力される(本実施
例ではDC11Vまたは15V)。偏波切換信号は、上
記CSチューナ6、STB59と接続された同軸ケーブ
ルを伝送して、双方向出力端子10または単方向出力端
子11に入力される。双方向出力端子10、単方向出力
端子11に入力された偏波切換信号は、CS−IF信号
出力・偏波切換信号入力端子41bに入力される。電源
信号分離フィルタ41は図4に示すように、CS−IF
信号入力端子41aとCS−IF信号出力・偏波切換信
号入力端子41bの間に、CS−IF信号を通過させ、
直流または低周波信号を阻止するコンデンサ46が接続
され、CS−IF信号出力・偏波切換信号入力端子41
bと偏波切換信号出力端子41cの間に、直流または低
周波信号を通過させ、CS−IF信号を阻止するチョー
クコイル47とダイオード48が直列に接続されてい
る。尚、CS−IF信号入力端子41aが上記上り信号
阻止切換スイッチ12に接続され、CS−IF信号出力
・偏波切換信号入力端子41bが上記双方向出力端子1
0または単方向出力端子11と接続されている。偏波切
換信号出力端子41cが入力端子8に接続された上記電
源入力端子49cに接続されている。尚、ダイオード4
8は、複数の双方向出力端子10、単方向出力端子11
により同時にCS受信信号の偏波切換信号が入力された
場合、BS・CSチューナ6、STB59が故障しない
ようにするための逆流防止ダイオードである。また、ダ
イオード48のOR接続により、双方向出力端子10、
単方向出力端子11のいずれの端子にもBS・CSチュ
ーナ6、STB59が接続できる。次に、上り信号阻止
切換スイッチ12は図2に示すように、2回路2接点ス
イッチ50、双方向上り信号を阻止し双方向下り信号、
BS−IF信号、CS−IF信号を通過するフィルタ4
2(例えばHPF)が図に示すごとく接続されている。
2回路2接点スイッチ50を操作することにより、双方
向伝送と単方向伝送を選択できるようになっている。ス
イッチ50を50a側に選択すると、CATV上り信
号、CATV下り信号、CS−IF信号、BS−IF信
号が全て通過できる双方向伝送となる。一方、スイッチ
50を50b側に選択すると、双方向上り信号を阻止
し、下り信号を通過させるフィルタ42(例えばHP
F)が直列に介設されることになり、CATV上り信号
を阻止して、CATV下り信号、CS−IF信号、BS
−IF信号のいわゆる下り信号のみ通過できる単方向伝
送となる。
【0018】次に帯域切換回路17は、図3に示すよう
に2回路3接点スイッチ43、双方向上り信号のうち一
部の帯域(例えば30MHz〜68MHz)の信号を通
過できるフィルタ44(例えばHPF)及び、2個の終
端抵抗器45を図のごとく接続したものである。2回路
3接点スイッチ43を操作することにより、双方向上り
信号(例えば5MHz〜68MHz)全帯域を通過させ
るか、または、双方向上り信号の一部帯域(例えば30
MHz〜68MHz)のみを通過させるか、または、双
方向上り信号の通過を阻止するか、のいずれかを選択さ
せることが可能になっている。具体的には、2回路3接
点スイッチ43で43a側を選択した場合、双方向出力
端子10から入力端子7に対して、双方向上り信号の全
帯域の信号が通過できる。また、2回路3接点スイッチ
43で43b側を選択した場合、双方向出力端子10か
ら入力端子7に対して、双方向上り信号のうち、一部の
帯域の信号のみ通過できる。また、2回路3接点スイッ
チ43で43c側を選択した場合、双方向出力端子10
から入力された双方向上り信号が終端抵抗器45で終端
される。また、利得調整回路16の一端も終端抵抗器4
5で終端されるため、回路インピーダンスを乱すことな
く双方向上り信号を阻止することができる。従って、上
り信号阻止切換スイッチ12で単方向を選択するより、
入出力間のアイソレーションが高くなるという効果があ
る。
【0019】増幅器5本体は、アルミダイカスト製で作
られているためシールド性がよく、外部からのノイズの
影響を受けない。図7において、底面には入力端子7、
入力端子8、入力端子9、プラグ39が突設されてお
り、上面には複数の双方向出力端子10、単方向出力端
子11が突設されている。図9に示すように、単方向出
力端子11は前後にLだけ段差を設けている。これは、
増幅器5を壁Wに設置した際、F型プラグCの着脱作業
を容易にするためである。これにより、分電盤のような
せまい場所でも、作業が用意にすることができる。ま
た、各双方向出力端子10の近くには上り信号阻止切換
スイッチ12が設けているので、集中的に上り信号阻止
切換スイッチ12を設けた場合に比べて、操作ミスを防
止できる。正面には帯域切換回路17、フィルタ24が
設けられており、さらに利得調整回路16、22、2
9、32、減衰回路14、21、28、31が図のよう
に設けられている。また、正面右上には、動作状態を示
すパイロットランプPLが設けられている。パイロット
ランプPLは、動作中にランプが点灯するようになって
いる。尚、上記実施の形態は、増幅器5が屋内用として
使用する場合について説明したが、防水型のケースに収
容することにより、屋外で使用するなど、状況に応じて
容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】共同受信機器の構成を示す構成図。
【図2】上り切換スイッチ12の回路図。
【図3】帯域切換器17の回路図。
【図4】電源信号分離フィルタ41の回路図。
【図5】電源信号分離フィルタ49の回路図。
【図6】共同受信機器を用いたシステムの構成を示す構
成図。
【図7】共同受信機器の斜視図。
【図8】共同受信機器の平面図。
【図9】共同受信機器の側面図。
【符号の説明】
1…住宅、2…CATVシステムからの引込線、3a…
CSコンバータ、4a…BSコンバータ、5…増幅器、
6…BS・CSチューナ、7…入力端子、8…入力端
子、9…入力端子、10…双方向出力端子、11…単方
向出力端子、12…上り信号阻止切換スイッチ、14…
減衰回路、15…増幅回路、17…帯域切換回路、41
…電源信号分離フィルタ、49…電源信号分離フィル
タ、56…テレビまたはBS・CSチューナ内臓のテレ
ビ、57…ケーブルモデム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 正明 愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ 電工株式会社内 (72)発明者 佐々木 聖 愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ 電工株式会社内 Fターム(参考) 5C056 FA08 FA11 GA01 HA01 HA14 HA15 5C064 BA01 BB05 BC13 BC14 BD08 5K062 AA10 AB12 AB13 AD04 AD07 AE03 AE04 BA01 BB01 BB03 BB09 BB17 BC03 BC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送または通信の信号等を受信する端末と
    して設けたチューナあるいはテレビ受像機、あるいはコ
    ンピュータに供給または送出するシステムで使用される
    共同受信機器において、放送波を含む広帯域な下り信号
    を第一の信号周波数とし、広帯域な衛星受信用コンバー
    タの出力信号を第二の信号周波数とし、広帯域な衛星受
    信用コンバータの出力信号を第三の信号周波数とし、第
    一の信号周波数は第二の信号周波数よりも低い周波数で
    あり、第二の信号周波数は第三の信号周波数よりも低い
    周波数である。これら、第一の信号周波数、第二の信号
    周波数、第三の信号周波数を1個の機器にそれぞれ入力
    する端子を有し、これらの信号を混合、分配して出力す
    る複数の出力機器を有し、この複数の出力端子から双方
    向用の上り信号を第四の信号周波数として入力し、この
    第四の信号周波数は第一の信号周波数よいも低い周波数
    で第一の信号周波数の入力端子から出力するようにした
    ことを特徴とした共同受信機器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の共同受信機器において、
    入力端子と出力端子の間で入力された第一の信号周波数
    と第四の信号周波数を分波、混合し、さらに混合する第
    一の信号周波数の信号路にさらに第二の信号周波数と第
    三の信号周波数の信号を合成して、第一の信号周波数、
    第二の信号周波数、第三の信号周波数、第四の信号周波
    数を出力するようにし、その出力段と出力端子の間にC
    ATVの双方向、単方向に対応した切換スイッチを具備
    したことを特徴とした共同受信機器。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の共同受信
    機器において、第一の信号周波数、第二の信号周波数、
    第三の信号周波数の信号を出力または、第四の信号周波
    数の信号を入力する複数の出力端子と、第一の信号周波
    数、第二の信号周波数、第三の信号周波数の信号を出力
    する複数の出力端子を設けたことを特徴とした共同受信
    機器。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載の共同受信
    機器において、第一の信号周波数の帯域を69MHz〜
    770MHz、第二の信号周波数の帯域を1GHz帯、
    第三の信号周波数の帯域を1.5GHz〜2.5GH
    z、第四の信号周波数の帯域を5MHz〜68MHz、
    を使用帯域内としたことを特徴とした共同受信機器。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2に記載の共同受信
    機器において、その信号経路中に、それぞれ第一の信号
    周波数、第二の信号周波数、第三の信号周波数、第四の
    信号周波数の信号を増幅する増幅回路、減衰させる減衰
    回路を具備したことを特徴とした共同受信機器。
JP2000209048A 2000-06-05 2000-06-05 共同受信機器 Pending JP2001346064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000209048A JP2001346064A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 共同受信機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000209048A JP2001346064A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 共同受信機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001346064A true JP2001346064A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18705522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000209048A Pending JP2001346064A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 共同受信機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001346064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005229580A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Korea Electronics Telecommun 通信放送融合アクセスシステム及びその方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10174084A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 双方向catvシステム
JPH10190505A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Maspro Denkoh Corp 衛星放送受信装置
JPH10256929A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Maspro Denkoh Corp 衛星受信システム用受信信号増幅装置
JPH114357A (ja) * 1997-06-10 1999-01-06 Nippon Antenna Co Ltd 増幅装置
JP2000048918A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Yagi Antenna Co Ltd 回路切換同軸コネクタ
JP2000134122A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Matsushita Electric Works Ltd ブースタ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10174084A (ja) * 1996-12-11 1998-06-26 Sumitomo Electric Ind Ltd 双方向catvシステム
JPH10190505A (ja) * 1996-12-27 1998-07-21 Maspro Denkoh Corp 衛星放送受信装置
JPH10256929A (ja) * 1997-03-13 1998-09-25 Maspro Denkoh Corp 衛星受信システム用受信信号増幅装置
JPH114357A (ja) * 1997-06-10 1999-01-06 Nippon Antenna Co Ltd 増幅装置
JP2000048918A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Yagi Antenna Co Ltd 回路切換同軸コネクタ
JP2000134122A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Matsushita Electric Works Ltd ブースタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005229580A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Korea Electronics Telecommun 通信放送融合アクセスシステム及びその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3889885B2 (ja) ミリ波送信装置、ミリ波受信装置、ミリ波送受信システム及び電子機器
JPH11146226A (ja) ケーブルによってテレビジョン信号を配信するデバイス
US7489899B2 (en) Information network building method and network connection circuit for communication between terminals of a physical premises
JP2001346064A (ja) 共同受信機器
KR200404176Y1 (ko) Dmb 수신 단말
JP2001346185A (ja) 双方向catvシステム
JP4181392B2 (ja) 放送波受信と無線lanまたは無線アクセスによるインターネット接続サービスの送受信とを両立させたアンテナ装置
JP2001352461A (ja) 共同受信機器
JP2005539426A (ja) 受信機器と結合させる送信機器
JP3947031B2 (ja) 衛星信号受信伝送システム及び切替分配器
JP2000324467A (ja) 棟内共同受信システム及び分岐装置
KR101565946B1 (ko) 신호 결합기 및 이를 이용한 신호 전송 장치와 그 방법
WO2003041412A1 (en) Repeating system for satellite broadcasting
JP2001346184A (ja) 共同受信機器
JP2004007505A (ja) 衛星信号受信伝送システム及び信号切替器
JPH01233924A (ja) 衛生放送受信用アンテナ
KR100667191B1 (ko) 방송파 수신용 안테나를 이용한 지상파 dmb 중계기
JP3940028B2 (ja) 衛星受信システム
JP4777686B2 (ja) 受信システム
JP2004512777A (ja) デュアルチューナセットトップターミナルのための任意選択機能を備えた外部モジュールおよびその実装方法
JP3919713B2 (ja) ミリ波信号分配中継器、ミリ波送受信システム及び電子機器
JPH0411489A (ja) 衛星受信システム
JP2006253833A (ja) テレビ受信用増幅器
JP2934177B2 (ja) 双方向テレビ共聴施設
JP2001094458A (ja) 衛星信号受信用コンバータ及び衛星信号受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20070604

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101015

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20101112

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110222