JP2001352461A - 共同受信機器 - Google Patents

共同受信機器

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JP2001352461A JP2000210559A JP2000210559A JP2001352461A JP 2001352461 A JP2001352461 A JP 2001352461A JP 2000210559 A JP2000210559 A JP 2000210559A JP 2000210559 A JP2000210559 A JP 2000210559A JP 2001352461 A JP2001352461 A JP 2001352461A
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彰男 杉山
Masahiro Otsu
正裕 大津
Shigemitsu Toriyama
重光 鳥山
Masaaki Nagase
正明 長瀬
Sei Sasaki
聖 佐々木
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第一の放送信号と、第二の衛星受信用コンバー
タの出力信号と、第三の衛星受信用コンバータの出力信
号を、それぞれの端子に入力・混合し、出力すると共
に、複数の出力端子より第四の上り信号を入力して、広
帯域な第一の放送信号の入力端子に出力できるようにす
る。 【解決手段】第一の信号周波数の信号と、第四の信号周
波数の信号をフィルタで分離し、第二の信号周波数の信
号と第三の信号周波数の信号をフィルタで合成し、さら
にフィルタで第一の信号周波数の信号、第二の信号周波
数の信号、第三の信号周波数の信号を合成後、分配回路
で2分配し、一方を第二の出力端子から出力し、一方を
フィルタで第四の信号周波数と合成して第一の信号周波
数の信号と第二の信号周波数の信号と第三の信号周波数
の信号を第一の出力端子より出力し、第四の信号周波数
の信号を第一の信号周波数の入力端子より出力できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、双方向CATVシ
ステムで使用する双方向の共同受信機器に関するもの
で、さらに詳しくは1個の機器で、第一の信号周波数と
第二の信号周波数と第三の信号周波数と第四の信号周波
数とを効率よく入力、出力するようにした共同受信機
器。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、個々の信号を入力
端子に入力して混合し、出力端子へ出力するためのもの
はあるが、多くのフィルタで構成したりして相互の電気
的な整合および特性が得られない。所定の出力端子から
所定の入力端子に特定の双方向用の上り信号を出力する
ものはなかった。またこれらの機器では、電気的な性
能、コンパクト化、双方向データ通信が必須であるイン
ターネット接続サービスを達成することに非常に困難性
があったため、従来の双方向CATVシステムでは、利
用者に対してのサービスが十分には行えなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の共
同受信機器では、利用者において、CATVサービスの
供給に問題を生ずる。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、利用者に対してのサービスを向上させること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】かかる
目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明
は、入力端子に入力された信号を効率よく混合、分配し
て出力端子に出力することができる。また、出力端子か
ら入力された第四の信号周波数を効率よく入力端子へ出
力することができる。それと共に、利用者に対してのサ
ービスの向上を図ることができる。
【0006】請求項1に記載の発明では、1個の共同受
信機器の中に第一の信号周波数、第二の信号周波数、第
三の信号周波数を入力端子に入力して合成するにあたり
そのフィルタの組み合わせを最小限にして損失を少なく
して分配すると共に第四の信号周波数を出力端子が入力
して第一の信号周波数の入力端子に出力できるようにし
ている。
【0007】請求項2に記載の発明では第一の信号周波
数、第二の信号周波数、第三の信号周波数をそれぞれの
入力端子から入力して複数の出力端子に出力すると共
に、第四の信号周波数を複数の出力端子から入力して第
一の信号周波数の入力端子に出力するようにしている。
【0008】請求項3に記載の発明では、各第一の信号
周波数、第二の信号周波数、第三の信号周波数、第四の
信号周波数の信号を増幅して、適正なレベルで接続され
たケーブルに送出するようにしている。
【0009】請求項4に記載の発明では、第二の入力端
子に接続された衛星受信機器に電源を重畳しているので
1本のケーブルでの接続を可能としている。
【0010】請求項5に記載の発明では、各出力端子に
接続されたチューナー等の機器から入力された電源を他
の出力端子に出力することなく第二の入力端子に出力す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
共に説明する。まず図1は、共同受信機器としての実施
例のCATV双方向増幅器の構成を表す構成図である。
図6は、双方向CATVシステムの構成を表す構成図で
ある。図6において、1は住宅で、集合住宅や個別住宅
(一戸建て)がある。2はCATVシステムからの引込
線、3はCS信号を受信するCSアンテナ、3aはCS
受信信号をIF帯に変換するCSコンバータ、4はBS
信号を受信するBSアンテナ、4aはBS受信信号をI
F帯に変換するBSコンバータ、5は増幅器で、双方向
増幅器を示す。6はBS・CS信号を受信し、映像・音
声等信号を出力するチューナ、56は上記チューナが出
力した映像・音声を出力するためのTV受像機、57は
ケーブルモデム、58は情報端末装置、59はセットト
ップボックス(以下、STBという)である。7は上記
CATV引込線2からの第一の信号周波数(VHFおよ
びUHFを含むもので、例えば70MHz〜770MH
zである。以下、双方向下り信号という)を入力し、第
四の信号周波数(例えば10MHz〜55MHzであ
る。以下、双方向上り信号という)を出力する第一の入
力端子。8は上記CSコンバータ3aが出力する第三の
信号周波数(衛星通信受信用コンバータ3aの出力信
号、例えば1527MHz〜2150MHzである。以
下、CS−IF信号という)を入力するための第三の入
力端子、9は上記BSコンバータ4aが出力する第二の
信号周波数(衛星放送受信用コンバータ4aの出力信
号、例えば1035MHz〜1335MHzである。以
下、BS−IF信号という)を入力するための第二の入
力端子である。尚、CATV引込線2の代わりに混合器
55の出力信号が接続される可能性がある。混合器55
には、VHF受信アンテナ53、UHF受信アンテナ5
4がそれぞれ接続されている。10は増幅器5の第一の
出力端子(双方向出力端子)で、上記増幅器に介設され
た後述する上り信号阻止切換スイッチ12を操作するこ
とにより、双方向または単方向のいずれか一方を選択で
きる。11は増幅器5の第二の出力端子(単方向出力端
子)で、下り信号のみ出力される。
【0012】次に、共同受信機器の構成について、図1
に示す通り詳細に説明する。増幅器5には、双方向下り
信号を入力するための入力端子7、CS−IF信号を入
力するための入力端子8、BS−IF信号を入力するた
めの入力端子9、1以上の双方向と単方向が切換可能な
双方向出力端子10、単方向出力端子11、および電源
入力のためのプラグ39が設けられている。また、入力
端子7、入力端子8、入力端子9、双方向出力端子1
0、単方向出力端子11には、それぞれ避雷素子が取付
けられている。図1において、ユーザーが外部の双方向
CATVシステムのセンター装置にインターネット等の
データを送信するため、そのデータをパーソナルコンピ
ュータ等の情報端末装置で生成した際、これをケーブル
モデム57にて外部の双方向CATVシステムで伝送可
能な双方向上り信号に変換して送出し、この双方向上り
信号は同軸ケーブルを伝送して増幅器5の双方向出力端
子10に入力される。また、同様にSTB59の操作ボ
タンを操作することにより、上記の双方向上り信号が上
記双方向出力端子10に入力される。双方向出力端子1
0に入力された双方向上り信号は、後述する電源信号分
離フィルタ41bに入力され、上記増幅器5内に取り込
まれる。電源信号分離フィルタ41に入力された双方向
上り信号は、後述する双方向上り信号阻止切換スイッチ
12、混合回路としての分配混合回路27に入力され
る。他の双方向出力端子10の双方向上り信号と混合さ
れた上り信号は、双方向下り信号、BS−IF信号、C
S−IF信号を阻止し、双方向上り信号を通過するフィ
ルタ18(例えばローパスフィルタ。以下、LPFとい
う)、後述する帯域切換回路17で所定の帯域幅に制限
され、利得調整回路16、増幅回路15、減衰回路14
で所定レベルに増幅または減衰され、双方向下り信号を
阻止し双方向上り信号を通過するフィルタ13を介して
CATV入力端子7へ伝送される。CATV入力端子7
に接続されたケーブルにより、CATVセンター装置へ
伝送され、センター装置で処理される。
【0013】次に、CATV引込線2により伝送されて
きた双方向下り信号は、増幅器5の入力端子7に入力さ
れる。入力端子7に入力された双方向下り信号は、双方
向上り信号を阻止し、双方向下り信号のみ通過するフィ
ルタ19(例えばハイパスフィルタ。以下、HPFとい
う)に入力され、増幅器5内に取り込まれる。フィルタ
19に入力された双方向下り信号は、800MHz帯の
妨害波を除去するためのフィルタ20(例えばLP
F)、減衰回路21、利得調整回路22、増幅回路2
3、チルト回路24、増幅回路23で所定レベルまで増
幅され、CATV下り信号が通過して、BS・CS−I
F信号の通過を阻止するためのフィルタ25(例えばL
PF)に伝送され、後述する入力端子8、入力端子9か
らのBS・CS−IF信号と合成されて、分配回路36
に入力される。分配回路36で等分に分配された下り信
号(詳しくは双方向下り信号、BS・CS−IF信号が
合成された信号)は、第一の下り信号経路としての、双
方向上り信号を阻止し、双方向下り信号とBS−IF信
号、CS−IF信号を通過するフィルタ26(例えばL
PF)に入力される。フィルタ26を通過した信号は、
上記の分配混合回路27に入力されて4分配された後、
各々上り信号阻止切換スイッチ回路12、電源信号分離
フィルタ41を介して双方向出力端子10に出力され
て、双方向出力端子10に接続された同軸ケーブルを伝
送して、BS・CSチューナ6、TV受像機56で受信
される。また、分配回路36で等分に分配された信号
は、下り信号の第二の下り信号経路としてのフィルタ2
6と同じ特性のフィルタ37、分配回路38に入力さ
れ、分配回路38で4分配された下り信号は、上記電源
信号分離フィルタ41を介して単方向出力端子11に出
力される。単方向出力端子11に接続された同軸ケーブ
ルを伝送してBS・CSチューナ6、TV受像機56で
受信される。尚、フィルタ37がなくても性能を満足で
きる場合は、フィルタ37を無くしてもよい。
【0014】次にCS信号は、CSアンテナ3及びCS
コンバータ3aで受信され、CS−IF信号がCSコン
バータ3aから出力される。CS−IF信号は、CSコ
ンバータ3aと増幅器5の入力端子8の間を、同軸ケー
ブルで伝送され、入力端子8に入力される。入力端子8
に入力されたCS−IF信号は、後述する電源信号分離
フィルタ49に入力され、増幅器5に取り込まれる。電
源信号分離フィルタ49に入力されたCS−IF信号
は、減衰回路28、利得調整回路29、CS−IF信号
を通過させ、BS−IF信号を阻止するフィルタ30
(例えばHPF)を介して伝送され、後述する入力端子
9から伝送されるBS−IF信号と合成され、増幅回路
34で所定レベルまで増幅され、CATV下り信号を阻
止してCS・BS−IF信号のみ通過するフィルタ35
まで伝送される。フィルタ35を通過したCS・BS−
IF信号は、上記双方向下り信号と合成され、上記分配
回路36へ伝送される。尚、分配回路36から双方向出
力端子10、単方向出力端子11まで伝送される過程
は、双方向下り信号の伝送と同一であり、説明が重複す
るので省略する。
【0015】同様にBS信号は、BSアンテナ4及びB
Sコンバータ4aで受信され、BS−IF信号がBSコ
ンバータ4aから出力される。BS−IF信号は、BS
コンバータ4aと増幅器5の入力端子9の間を、同軸ケ
ーブルで伝送され、入力端子9に入力される。入力端子
9に入力されたBS−IF信号は、電源信号分離フィル
タ49に入力され、増幅器5に取り込まれる。電源信号
分離フィルタ49に入力されたBS−IF信号は、減衰
回路31、利得調整回路32、BS−IF信号を通過さ
せ、CS−IF信号を阻止するフィルタ33(例えばL
PF)を介して伝送され、上記CS−IF信号と合成さ
れて増幅回路34に入力される。増幅回路34から双方
向出力端子10、単方向出力端子11まで伝送される過
程は、CS−IF信号の伝送と同一であり、説明が重複
するので省略する。
【0016】次に、プラグ39にAC100Vが印加さ
れると、電源回路40によりDC15Vが出力される。
DC15Vは、増幅回路15、23、34へ供給され
る。また、DC15Vは入力端子9に接続された電源信
号分離フィルタ49にも供給される。電源信号分離フィ
ルタ49は図5に示すように、BS−IF信号入力・電
源出力端子49aとBS−IF信号出力端子49bの間
に、BS−IF信号を通過させ、直流または低周波信号
を阻止するコンデンサ51が接続され、電源出力端子4
9aと電源入力端子49cの間に、コンバータの動作用
電源として、また、偏波切換用として使用している直流
または低周波信号を通過させ、BS−IF信号を阻止す
るチョークコイル52が接続されている。また、入力端
子8に接続された電源分離フィルタ49も同様の構成で
あるが、CS−IF信号入力・電源出力端子49aと電
源入力端子49cの間に接続されたチョークコイル52
には、CSコンバータ3aの動作用電源として、且つ、
偏波切換用として使用する直流、および偏波切換用の低
周波信号またはパルス信号を通過させる。尚、BS−I
F信号入力・電源出力端子49aが上記入力端子9に接
続され、BS−IF信号出力端子49bが上記減衰回路
31と接続されている。電源入力端子49cが上記電源
回路40に接続されている。
【0017】次に、双方向出力端子10、単方向出力端
子11に接続されたCS−IF信号受信中のCSチュー
ナ6またはSTB59でユーザーが選局すると、選局し
たチャンネルに対応する偏波切換信号が上記CSチュー
ナ6、STB59の受信入力端子へ出力される(本実施
例ではDC11Vまたは15V)。偏波切換信号は、上
記CSチューナ6、STB59と接続された同軸ケーブ
ルを伝送して、双方向出力端子10または単方向出力端
子11に入力される。双方向出力端子10、単方向出力
端子11に入力された偏波切換信号は、CS−IF信号
出力・偏波切換信号入力端子41bに入力される。電源
信号分離フィルタ41は図4に示すように、CS−IF
信号入力端子41aとCS−IF信号出力・偏波切換信
号入力端子41bの間に、CS−IF信号を通過させ、
直流または低周波信号を阻止するコンデンサ46が接続
され、CS−IF信号出力・偏波切換信号入力端子41
bと偏波切換信号出力端子41cの間に、直流または低
周波信号を通過させ、CS−IF信号を阻止するチョー
クコイル47とダイオード48が直列に接続されてい
る。尚、CS−IF信号入力端子41aが上記上り信号
阻止切換スイッチ12に接続され、CS−IF信号出力
・偏波切換信号入力端子41bが上記双方向出力端子1
0または単方向出力端子11と接続されている。偏波切
換信号出力端子41cが入力端子8に接続された上記電
源入力端子49cに接続されている。尚、ダイオード4
8は、複数の双方向出力端子10、単方向出力端子11
により同時にCS受信信号の偏波切換信号が入力された
場合、BS・CSチューナ6、STB59が故障しない
ようにするための逆流防止ダイオードである。また、ダ
イオード48のOR接続により、双方向出力端子10、
単方向出力端子11のいずれの端子にもBS・CSチュ
ーナ6、STB59が接続できる。次に、上り信号阻止
切換スイッチ12は図2に示すように、2回路2接点ス
イッチ50、双方向上り信号を阻止し双方向下り信号、
BS−IF信号、CS−IF信号を通過するフィルタ4
2(例えばHPF)が図に示すごとく接続されている。
2回路2接点スイッチ50を操作することにより、双方
向伝送と単方向伝送を選択できるようになっている。ス
イッチ50を50a側に選択すると、CATV上り信
号、CATV下り信号、CS−IF信号、BS−IF信
号が全て通過できる双方向伝送となる。一方、スイッチ
50を50b側に選択すると、双方向上り信号を阻止
し、下り信号を通過させるフィルタ42(例えばHP
F)が直列に介設されることになり、CATV上り信号
を阻止して、CATV下り信号、CS−IF信号、BS
−IF信号のいわゆる下り信号のみ通過できる単方向伝
送となる。
【0018】次に帯域切換回路17は、図3に示すよう
に2回路3接点スイッチ43、双方向上り信号のうち一
部の帯域(例えば30MHz〜55MHz)の信号を通
過できるフィルタ44(例えばHPF)及び、2個の終
端抵抗器45を図のごとく接続したものである。2回路
3接点スイッチ43を操作することにより、双方向上り
信号(例えば10MHz〜55MHz)全帯域を通過さ
せるか、または、双方向上り信号の一部帯域(例えば3
0MHz〜55MHz)のみを通過させるか、または、
双方向上り信号の通過を阻止するか、のいずれかを選択
させることが可能になっている。具体的には、2回路3
接点スイッチ43で43a側を選択した場合、双方向出
力端子10から入力端子7に対して、双方向上り信号の
全帯域の信号が通過できる。また、2回路3接点スイッ
チ43で43b側を選択した場合、双方向出力端子10
から入力端子7に対して、双方向上り信号のうち、一部
の帯域の信号のみ通過できる。また、2回路3接点スイ
ッチ43で43c側を選択した場合、双方向出力端子1
0から入力された双方向上り信号が終端抵抗器45で終
端される。また、利得調整回路16の一端も終端抵抗器
45で終端されるため、回路インピーダンスを乱すこと
なく双方向上り信号を阻止することができる。従って、
上り信号阻止切換スイッチ12で単方向を選択するよ
り、入出力間のアイソレーションが高くなるという効果
がある。尚、第一の信号周波数伝送経路はフィルタ1
9、フィルタ20、減衰回路21、利得調整回路22、
増幅器23、フィルタ24、フィルタ25が相当し、第
二の信号周波数伝送経路は電源信号分離フィルタ49、
減衰回路31、利得調整回路32、フィルタ33、増幅
回路34、フィルタ35が相当し、第三の信号周波数伝
送経路は電源信号分離フィルタ49、減衰回路28、利
得調整回路29、フィルタ30、増幅回路34、フィル
タ35が相当し、第四の信号周波数伝送経路はフィルタ
18、帯域切換回路17、利得調整回路16、増幅回路
15、減衰回路14、フィルタ13が相当する。
【0019】増幅器5本体は、アルミダイカスト製で作
られているためシールド性がよく、外部からのノイズの
影響を受けない。図7において、底面には入力端子7、
入力端子8、入力端子9、プラグ39が突設されてお
り、上面には複数の双方向出力端子10、単方向出力端
子11が突設されている。図9に示すように、単方向出
力端子11は前後にLだけ段差を設けている。これは、
増幅器5を壁Wに設置した際、F型プラグCの着脱作業
を容易にするためである。尚、60は台座である。これ
により、分電盤のようなせまい場所でも、作業を容易に
することができる。また、図8に示すように各双方向出
力端子10の近くには上り信号阻止切換スイッチ12が
設けているので、集中的に上り信号阻止切換スイッチ1
2を設けた場合に比べて、操作ミスを防止できる。ま
た、図7において正面には帯域切換回路17、フィルタ
24が設けられており、さらに利得調整回路16、2
2、29、32、減衰回路14、21、28、31が図
のように設けられている。また、正面右上には、動作状
態を示すパイロットランプPLが設けられている。パイ
ロットランプPLは、動作中にランプが点灯するように
なっている。尚、上記実施の形態は、増幅器5が屋内用
として使用する場合について説明したが、防水型のケー
スに収容することにより、屋外で使用するなど、状況に
応じて容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】共同受信機器の構成を示す構成図。
【図2】上り切換スイッチ12の回路図。
【図3】帯域切換器17の回路図。
【図4】電源信号分離フィルタ41の回路図。
【図5】電源信号分離フィルタ49の回路図。
【図6】共同受信機器を用いたシステムの構成を示す構
成図。
【図7】共同受信機器の斜視図。
【図8】共同受信機器の平面図。
【図9】共同受信機器の側面図。
【符号の説明】
1…住宅、2…CATVシステムからの引込線、3a…
CSコンバータ、4a…BSコンバータ、5…増幅器、
6…BS・CSチューナ、7…第一の入力端子、8…第
三の入力端子、9…第二の入力端子、10…第一の出力
端子(双方向出力端子)、11…第二の出力端子(単方
向出力端子)、12…上り信号阻止切換スイッチ、14
…減衰回路、15…増幅回路、17…帯域切換回路、4
1…電源信号分離フィルタ、49…電源信号分離フィル
タ、56…テレビまたはBS・CSチューナ内臓のテレ
ビ、57…ケーブルモデム、58…情報端末装置
フロントページの続き (72)発明者 長瀬 正明 愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ 電工株式会社内 (72)発明者 佐々木 聖 愛知県日進市浅田町上納80番地 マスプロ 電工株式会社内 Fターム(参考) 5C056 FA03 FA08 HA01 HA04 HA14 5C064 BA02 BB05 BC14 BD01 BD07 5K062 AA09 AA10 AA12 AD05 AE01 AE03 AE04 BA01 BC02 BC04 BE08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送または通信の信号等を受信する端末と
    して設けたチューナあるいはテレビ受像機、あるいはコ
    ンピュータに供給または送出するシステムで使用される
    共同受信機器において、放送波を含む広帯域な下り信号
    を第一の信号周波数とし、広帯域な衛星受信用コンバー
    タの出力信号を第二の信号周波数とし、広帯域な衛星受
    信用コンバータの出力信号を第三の信号周波数とし、第
    一の信号周波数は第二の信号周波数よりも低い周波数で
    あり、第二の信号周波数は第三の信号周波数よりも低い
    周波数である。第一の信号周波数、第二の信号周波数、
    第三の信号周波数の信号は、それぞれ設けられた第一の
    入力端子、第二の入力端子、第三の入力端子から入力さ
    れて合成され、一本の同軸ケーブルで複数設けられた出
    力端子まで伝送されると共に、この複数の出力端子から
    双方向用の上り信号を第四の信号周波数の信号として入
    力し、この第四の信号周波数の信号は第一の信号周波数
    よりも低い周波数で第一の入力端子から出力する。上記
    第一の入力端子に入力された上記第一の信号周波数の信
    号は、上記第四の信号周波数の信号の通過を阻止し、上
    記第一の信号周波数の信号のみ通過するフィルタと、第
    二の信号周波数および第三の信号周波数の信号の通過を
    阻止し、第一の信号周波数の信号のみ通過するフィルタ
    で構成される第一の信号周波数伝送経路と、上記第二の
    入力端子に入力された上記第二の信号周波数の信号は、
    上記第三の信号周波数の信号の通過を阻止し、上記第二
    の信号周波数の信号のみ通過するフィルタと、前記フィ
    ルタを通過した第二の信号周波数の信号と後述する第三
    の信号周波数の信号を合成し、さらに、第一の信号周波
    数の信号の通過を阻止し、第二の信号周波数の信号およ
    び第三の信号周波数の信号を通過するフィルタで構成さ
    れた第二の信号周波数伝送経路と、上記第三の入力端子
    に入力された上記第三の信号周波数の信号は、上記第二
    の信号周波数の信号の通過を阻止し、上記第三の信号周
    波数の信号のみ通過するフィルタと、前記フィルタを通
    過した第三の信号周波数の信号と上記第二の信号周波数
    の信号と合成され、上記第一の信号周波数の信号の通過
    を阻止し、第二の信号周波数の信号および第三の信号周
    波数の信号を通過するフィルタで構成される第三の信号
    周波数伝送経路と、上記第一の信号周波数伝送経路、第
    二の信号周波数伝送経路、第三の信号周波数伝送経路か
    らの各信号を合成し、上記合成された第一の信号周波
    数、第二の信号周波数、第三の信号周波数の信号を等分
    に2以上に分配する分配回路を備え、上記分配回路の第
    一の出力信号を、第四の信号周波数の信号の通過を阻止
    し、第一の信号周波数、第二の信号周波数、第三の信号
    周波数の信号のみ通過するフィルタと後述の第四の信号
    周波数の信号と合成して第一の信号周波数、第二の信号
    周波数、第三の信号周波数の信号を出力するための第一
    の出力端子を備え、さらに、上記2分配回路の第二の出
    力信号を第二の出力端子から入力される第四の信号周波
    数の信号を阻止し、第一の信号周波数、第二の信号周波
    数、第三の信号周波数の信号のみ通過するフィルタを備
    え、第一の出力端子から入力された第四の信号周波数の
    信号を第一の信号周波数および第二の信号周波数および
    第三の信号周波数の信号の通過を阻止し、第四の信号周
    波数の信号のみ通過するフィルタと、第一の信号周波数
    の信号の通過を阻止して、第四の信号周波数の信号のみ
    通過するフィルタで構成される第四の信号周波数伝送経
    路を備え、上記第四の信号周波数の信号を上記第一の入
    力端子に出力することを特徴とした共同受信機器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の共同受信機器において、
    第一の信号周波数、第二の信号周波数、第三の信号周波
    数の信号を出力、または、第四の信号周波数の信号を入
    力する複数の出力端子と、第一の信号周波数、第二の信
    号周波数、第三の信号周波数の信号を出力する複数の出
    力端子を設けたことを特徴とした共同受信機器。
  3. 【請求項3】請求項1および請求項2に記載の共同受信
    機器において、第一の信号周波数伝送経路、第二の信号
    周波数伝送経路、第三の信号周波数伝送経路、第四の信
    号周波数伝送経路の伝送経路上のいずれかに各伝送経路
    を流れる信号を増幅する増幅回路も備えたことを特徴と
    した共同受信機器。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載の共同受信機器におい
    て、第二の入力端子と第二のフィルタの間に電源信号分
    離フィルタを備え、第二の入力端子に接続された衛星受
    信機器を動作させるための電源を送出するようにしたこ
    とを特徴とした共同受信機器。
  5. 【請求項5】請求項1〜4に記載の共同受信機器におい
    て、第一の入力端子と第一のフィルタの間に電源分離フ
    ィルタを備え、さらに、上記各出力端子と第一出力信号
    または第二出力信号の各経路上の各出力端子側に電源分
    離フィルタを備え、両電源フィルタの電源入・出力端子
    を接続し、第三の入力端子に接続された異なる衛星受信
    機器を動作させるための電源を送出するとともに、偏波
    切換信号を上記電源に重畳したことを特徴とした共同受
    信機器。
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