JP3444745B2 - Uhf、vhf、cs、bs共用アンテナシステムおよびこれに使用するlnb - Google Patents
Uhf、vhf、cs、bs共用アンテナシステムおよびこれに使用するlnbInfo
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Description
F放送、衛星放送(BS放送)、衛星通信(CS)等の
受信に用いるUHF・VHF・BS・CS共用アンテナ
システムとこれに使用するLNBに関するものである。
VHF放送・BS放送・CS放送受信用の共用アンテナ
システムを示す。BS・CS両用アンテナ101に取り
付けられるLNB(LOW NOISE BLOCK)はBS用LNB
102とCS用LNB(例えば水平偏波受信用)104
とCS用LNB(例えば垂直偏波受信用)105の合計
3個のLNBから構成されている。この場合、BS用L
NB102の出力ケーブル113はBS−UV(UHF
とVHF合わせてUVという。以下同じ)混合器108
に接続される。
テナ103からの信号とUHFのTV放送アンテナ10
9からの信号はUV混合器110に接続される。このU
V混合器110の出力、すなわちUHF放送とVHF放
送の信号もBS−UV混合器108に接続される。そし
て、このBS−UV混合器の出力、すなわちUHF放送
とVHF放送の信号とBS放送の信号がブロックダウン
コンバータ111に接続される。
は出力ケーブル106を通して、同じくCS用LNB1
05からの出力信号は出力ケーブル107を通してそれ
ぞれブロックダウンコンバータ111に接続される。
11の動作について説明する。各衛星からの受信信号を
各LNBで中間周波数に変換した各IF信号の重なりを
避けるために、CS用LNB105からの出力信号であ
るCS−IFの垂直偏波(1293〜1533MHz)
を1385〜1625MHzに、CS用LNB104か
らの出力信号であるCS−IFの水平偏波(1308〜
1548MHz)を1655〜1895MHzにそれぞ
れ変換する。
タ111の出力信号は70MHz〜770MHzのUV
信号と、1035〜1335MHzのBS−IF信号
と、上述のCS−IFの水平偏波信号と垂直偏波信号が
それぞれ出力ケーブル114から出力される。その後は
ケーブル114の信号は屋内のTVセット112に直接
接続されたり、複数のTVセットに分配するために増幅
分配されたりする。もちろんこのブロックダウンコンバ
ータ111からBS用LNB102用の供給直流電圧、
CS用LNB104と105用供給直流電圧が供給され
る。
よると、UV混合器や各LNB等のアンテナユニットか
らの出力ケーブルが6本あり、これらをブロックダウン
コンバータ111に接続する必要があるので、屋外・屋
内配線が複雑になる。また、高価なブロックダウンコン
バータ111やBS−UV混合器108が別途必要にな
り、3つの独立したLNBが必要になる。更にまた、2
つのCS用LNBに水平偏波信号と垂直偏波信号を分離
して分配する変換器119が別途必要であり、アンテナ
ユニットとして複雑で高価なものとなる。このように、
配線が複雑で、共用アンテナユニットとして高価となる
ため、共聴用としては利用されているが、個別受信用に
はあまり利用されていない。
流になりつつあるBS放送とCS放送の両用アンテナユ
ニットをコンパクトな形状で実現し、屋外・屋内配線や
設置工事も含めたコストパフォーマンス性に富んだ、し
かも個別受信用としても利用できる簡単な構成のアンテ
ナユニットを得るとともに、システムとしての部品点数
の削減を図り、量産性かつ信頼性の向上を図ったアンテ
ナユニットを提供することを目的とする。
め請求項1記載の発明は、UHF、VHF、BS、CS
共用アンテナシステムにおいて、UHF信号とVHF信
号の混合信号を入力する第1の入力手段と、受信したB
S信号を中間周波数のBS−IF信号に変換する第1の
周波数変換手段と、上記UHF信号とVHF信号の混合
信号と上記BS−IF信号とを混合する第1の混合手段
と、該第1の混合手段の出力を導出する第1の出力手段
とを設けたBS用LNBと、上記第1の出力手段を介し
て導出する上記第1の混合手段の出力信号を入力する第
2の入力手段と、受信したCS信号の水平偏波信号を中
間周波数のCS−IF(水平偏波)信号に変換する第2
の周波数変換手段と、受信したCS信号の垂直偏波信号
を中間周波数のCS−IF(垂直偏波)信号に変換する
第3の周波数変換手段と、上記第2および第3の周波数
変換手段の出力を混合する第2の混合手段と、上記第2
の入力手段より供給される信号と、上記第2の混合手段
の出力信号を混合する第3の混合手段と、該第3の混合
手段の出力を外部に導出する第2の出力手段を設けたC
S用LNBとを具備することを特徴とする。
変換手段で中間周波数のBS−IF信号に変換された
後、第1の入力端子より導入されるUHF信号とVHF
信号の混合信号と第1の混合手段で混合され、BS用L
NBの第1の出力端子より導出され、CS用LNBの第
2の入力端子に供給される。
信号の水平偏波信号と垂直偏波信号は、それぞれ第2お
よび第3の周波数変換手段で中間周波数のCS−IF
(水平偏波)信号とCS−IF(垂直偏波)信号に変換
された後、第2の混合手段で混合される。そして、上記
第2の混合手段で混合されたCS−IF信号は第3の混
合手段に導かれ、該第3の混合手段で、上記第2の入力
手段に供給される。
の混合信号と混合され、第2の出力手段より導出され
る。従って、UHFとVHF信号の混合信号とBS−I
F信号との混合器やブロックダウンコンバータ等を用い
ることなく、UHF、VHF、BS−IF、CS−IF
の各信号の混合信号を導出することができ、簡単な構成
で安価な、しかも設置工事が簡単な共用アンテナシステ
ムを提供することができる。
F、VHF、BS、CS共用アンテナシステムにおい
て、上記BS−IF信号が上記第1の入力手段へ漏洩す
るのを阻止する第1のフィルタ手段と、上記第1の入力
手段に供給されるUHF信号とVHF信号の混合信号が
上記BS−IF信号の増幅回路へ漏洩するのを阻止する
第2のフィルタ手段と、上記第2の混合手段で混合され
たCS−IF信号の垂直偏波信号と水平偏波信号の混合
信号が、上記第2の入力手段へ漏洩するのを阻止する第
3のフィルタ手段と、上記第2の入力手段から供給され
るUHF信号とVHF信号の混合信号とBS−IF信号
の混合信号が上記第2の混合手段の出力を増幅する増幅
回路へ漏洩するのを阻止する第4のフィルタ手段を設け
たことを特徴とする。
タ手段により、BS−IF信号が第1の混合手段を介し
て第1の入力手段に漏洩するのを防止し、また、第2の
フィルタ手段により、UHF信号およびVHF信号の混
合信号が上記第1の混合手段を介してBS−IF信号の
増幅回路に漏洩するのを防止する。またCS用LNB内
では第3のフィルタ手段により、CS−IF信号が第2
の入力手段に漏洩するのを防止し、また第4のフィルタ
手段によりUHF信号とVHF信号の混合信号とBS−
IF信号の混合信号がCS−IF信号の増幅回路に漏洩
するのを防止する。このように第1および第2の入力端
子やBS−IF信号およびCS−IF信号の増幅回路に
信号を混合するときに生じる相手方の信号の漏洩を防ぐ
ことができる。
F、VHF、BS、CS共用アンテナシステムにおい
て、上記第1および第3のフィルタ手段はLPF(ロー
パスフィルタ)かBPF(バンドパスフィルタ)のいず
れかで構成し、上記第2および第4のフィルタ手段はH
PF(ハイパスフィルタ)かBPFのいずれかで構成し
たことを特徴とする。
かBPFで構成されるので第1あるいは第2の入力手段
へは、該第1あるいは第2の入力端子に供給される信号
より高い周波数のBS−IF信号あるいはCS−IF信
号を阻止することができ、また第2および第4のフィル
タ手段は、HPFかBPFで構成されるので、BS−I
F信号あるいはCS−IF信号の増幅回路へは、この各
増幅回路に供給されるBS−IF信号あるいはCS−I
F信号より低い周波数のUHF信号とVHF信号の混合
信号あるいはUHF信号とVHF信号とBS−IF信号
の混合信号を阻止することができる。
UHF、VHF、BS、CS共用アンテナシステムにお
いて、第1のフィルタ手段は1035MHz以上の周波
数の信号を阻止し、第2のフィルタ手段は770MHz
以下の周波数の信号を阻止し、第3のフィルタ手段は1
385MHz以上の周波数の信号を阻止し、第4のフィ
ルタ手段は1335MHz以下の周波数の信号を阻止す
るようにしたことを特徴とする。
5MHz以上の周波数の信号であるBS−IF信号が第
1の入力端子へ漏洩するのを阻止し、第2のフィルタ手
段により、770MHz以下の周波数の信号である第1
の入力手段からのUHFおよびVHF信号の混合信号が
BS−IF信号の増幅回路へ漏洩するのを阻止し、ま
た、第3のフィルタ手段により1335MHz以上の周
波数の信号であるCS−IF信号が第2の入力端子へ漏
洩するのを阻止し、第4のフィルタ手段により1335
MHz以下の周波数の信号である第2の入力手段からの
UHF、VHFおよびBS−IF信号の混合信号がCS
−IF信号の増幅回路へ漏洩するのを阻止することがで
きる。
すブロック図であり、図10に示す従来技術に対応する
部分には同一符号を付し説明を省略する。図1におい
て、図10と相違する点は、BS−UV混合器108と
ブロックダウンコンバータ111が不要になったことで
あり、BS用LNB118には102と異なりUV混合
器110の出力ケーブル115からの信号を入力する入
力端子を設けている。
ル113がCS用LNB116に接続され、このCS用
LNB116は1つのユニットとなり、上記のBS用L
NBからの出力ケーブル113を接続する入力端子と出
力ケーブル117に信号を出力する出力端子を持ち、こ
の出力ケーブル117を直接TVセット112に接続す
るように構成する。
用LNB118の回路構成を示すブロック図である。B
S・CS両用アンテナ101より入力されるBS入力信
号は11.7GHz〜12.0GHzの右旋の円偏波で
あるが、これはフィードホーン1を介しフェーズシフタ
ー2で四分の1波長分だけ位相シフトさせて直線偏波に
変換するものを通過してLNA(Low Noise Amplifie
r)3に供給される。このLNA3は衛星からの微弱な
電波を低雑音かつ高利得増幅する。
s Filter)4に入力する。このBPF4は、イメージ信
号を取り除くためのものである。このシステムのイメー
ジ信号周波数帯は約9.3GHz〜9.6GHzにある
が、ほぼこの帯域の減衰量を通過帯域である11.7G
Hz〜12.0GHzの信号を基準として−40dB以
下に設計されている。
局部発振器DRO(Dielectric Rezonator Oscillato
r:誘電帯発振器)5からBS受信用発振周波数10.
678GHzの発振信号が注入されたMIX(Mixer;
混合回路)6に入り、ここで1035MHzから133
5MHzのIF(Intermediate Frequency;中間周波
数)帯域の信号に周波数変換される。そして、適切な利
得特性を持つようにIFアンプ(中間周波数増幅器)7
に伝達される。
s Filter)8を通り、出力端子9にBS−IF信号とし
て出力されるが、このHPF8は、UV信号等のBS−
IF信号帯域以下の信号が、上記IFアンプ7に流れ込
まないように設けたものであり、BPFでもよい。
号の入力端子10に入力された76MHz〜770MH
zのUV信号は、上述のBS−IF信号がこの入力端子
10へ流れ込まないように設けられたLPF(Low Pass
Filter)11を通して上述のHPF8の出力端子にコ
ンバインされ、上記出力端子9からBS−IF信号とと
もにUV信号も出力される。上記LPF11は、UV信
号の入力端子10へのBS−IF信号の漏洩が約−40
dB以下になるように設計されたものであり、BPFに
してもよい。
信号を入力する入力端子を設けた図1に示すCS用LN
B116の回路構成のブロック図である。BS・CS両
用アンテナ101より入力されるCS信号は、フィード
ホーン20を介して直交偏波モード変換器21に供給さ
れる。上記CS信号は12.5GHz〜12.75GH
zの水平と垂直の直線偏波信号であり、上記直交偏波モ
ード変換器21によって水平と垂直偏波信号に分離され
る。分離された各偏波信号はそれぞれ個別に設けられた
LNA22、23に伝達される。
音高利得増幅された後、イメージ信号除去のためのBP
F24を通過し、MIX25でIF帯の1655〜18
95MHzの信号に変換される。このときMIX25に
注入されるローカルオシレータDRO26の発振周波数
は10.853GHzとなっている。その後前置IFア
ンプ27で低雑音化が行われ、HPF28に伝達され
る。
F信号の流入を防止するため、1625MHz以下信号
の流れ込みを防ぐ働きをする。その後、IF AMP2
9で適切なレベル化が行われHPF30に伝達される。
このHPF30はBS−IF信号以下の周波数の信号で
ある1335MHz以下の信号の流入を防ぐ働きをして
おり、BPFでもよい。上記HPS30を通過したCS
−IF(水平偏波)信号は出力端子31より出力され
る。
LNA23で低雑音高利得増幅された後、イメージ信号
除去のためのBPF32を通過し、MIX33でIF帯
信号の1385〜1625MHzに変換される。このと
きMIX33に注入されるローカルオシレータDRO3
4の発振周波数は11.108GHzとなっている。そ
の後前置IFアンプ35で低雑音化が行われた後、LP
F36に伝達される。このLPF36は水平偏波信号の
CS−IF信号の流入を防止するため、1655MHz
以上の信号の流れ込みを防ぐ働きをする。
の出力と混合して、IFアンプ28に供給し、以下、上
述する水平偏波信号の場合と同様にしてIF AMP2
9で適切なレベル化が行われHPF30に伝達される。
このHPF30は1335MHz以下の信号の流入を防
ぐ働きをしており、BPFでもよい。そして、上記HP
F30を通過したCS−IF(垂直偏波)信号は出力端
子31よりCS−IF信号の水平偏波信号と同時に出力
端子31より出力される。
信号(76MHz〜1335MHz)の混合された信号
が入力されLPF38に伝達される。このLPF38
は、上記HPF30を介して出力されるCS−IF信号
が入力端子37から漏洩するのを防ぐためのものであ
り、減衰量が−40dB以下に設計される。このLPF
38はBPFでもよい。上記LPF38を通過したUV
信号とBS−IF信号の混合された信号は、上記HPF
30の出力側でCS−IF信号と混合され、出力端子3
1に導出される。
す本発明に用いるBS用LNBは、図10に示す従来技
術のBS−UV混合器108の働きを兼ね備えているこ
とから、このBS−UV混合器108が不要になる。ま
た、図3に示す本発明に用いるCS用LNB116は図
10に示す従来技術の水平偏波用LNB104と垂直偏
波用LNB105の両方の働きを兼ね備えており、ま
た、ブロックダウンコンバータ111の働きも兼ね備え
ている。従って、このブロックダウンコンバータ111
が不要になるとともに、CS用LNBが1つになり、全
体をコンパクトに構成することができる。また本発明の
図1と従来例の図10を比較すれば明らかなように、各
アンテナからのケーブルの数を著しく減少させることが
できる。
の構成は、図2および図3に示す通りである。図2にお
いて、BS−IF信号は、この信号の帯域以下の信号、
即ち、ここではUV信号がIFアンプ7に流れ込まない
ように設けられたHPF8を介して出力端子9に出力さ
れる。上記HPF8は770MHz以下の信号が約40
dB以上減衰するように設計されている。
れた76MHz〜770MHzの信号はBS−IF信号
がこの入力端子10へ流れ込まないように設けられたL
PF11を通して上述のHPF8の出力端子にコンバイ
ンされ、出力端子10からBS−IF信号とともにUV
信号も出力される。このLPF11は1035MHz以
上の信号が約40dB以上減衰するように設計される。
間周波数の信号に変換された水平偏波信号と垂直偏波信
号のCS−IF信号は混合された後、IF AMP29
で適切なレベル化が行われ、HPF30に伝達される。
このHPF30はUV信号とBS−IF信号の帯域であ
る1335MHz以下の信号の流入を防ぐ働きをしてい
る。1335MHz以下の信号が約40dB以上減衰す
るように設計される。
号とBS−IF信号の混合された信号、即ち、76MH
z〜1335MHzの信号はCS−IF信号が流れ込ま
ないように設けられたLPF38を通して上記のHPF
30の出力端子にコンバインされ、出力端子31からC
S−IF信号とともにUV信号およびBS−IF信号も
出力される。このLPF38は1385MHz以上の信
号が約40dB以上減衰するように設計される。
2の要部の回路構成を示すブロック図であり、図2に示
すBS用LNBの各構成に対応する部分には同一符号を
付し説明を省略する。図4に示す実施形態2の構成が図
2に示す実施形態1の構成と相違する点は、図2のHP
F8を図4ではBPF40に変更した点である。この場
合のBPF40の動作は図2のHPF8と実質的には同
一であり、770MHz以下の信号の減衰量が約40d
B以上になるように設計する。従って、入力端子10よ
り入力するUV信号(76〜770MHz)がIFアン
プ7に漏洩するのを上記BPF40で阻止することがで
きる。
3の要部の回路構成を示すブロック図であり、図2に示
すBS用LNBの各構成に対応する部分には同一符号を
付し、説明を省略する。図5に示す実施形態3の構成が
図2に示す実施形態1の構成と相違する点は、BS用L
NBのUV信号の入力端子10に接続されたフィルタが
図2ではLPF11を使用しているのに対して、図5に
示す実施形態3ではBPF41を使用している点であ
る。
PF11の動作と実質的に同一であり、上記BPF41
は、1035MHz以上の信号の減衰量が40dB以上
になるように設計する。従って、HPF8を通過するB
S−IF信号(周波数帯域1035〜1335MHz)
は、上記BPF41で阻止され、UV信号の入力端子1
0への漏洩を防止することができる。
4の要部の回路構成を示すブロック図であり、図2に示
すBS用LNBの各構成に対応する部分には同一符号を
付し、説明を省略する。図6に示す実施形態4の構成が
図2に示す実施形態1の構成と相違する点は、図2に示
す実施形態1におけるIFアンプ7の後段に設けたHP
F8と、UV信号の入力端子10に接続したLPF11
を図6に示す本実施形態4ではそれぞれBPF42およ
び43に変更した点である。この場合もBPF42およ
び43の動作は実施形態1におけるHPF8およびLP
F11と実質的に同一である。
号の減衰量が約40dB以上になるように設計するとと
もに、上記BPF43は、1035MHz以上の信号の
減衰量が約40dB以上になるように設計する。従っ
て、BPF42は、入力端子10より入力されるUV信
号(周波数帯域76〜770MHz)が前段のIFアン
プ7に入力されないように減衰させ、また、BPF43
はBPF42を通過するBS−IF信号がUV信号の入
力端子10に入力されないように減衰させる。
の要部の回路構成を示すブロック図であり、図3に示す
CS用LNBの各構成に対応する部分には同一符号を付
し説明を省略する。図7に示す実施形態5の構成が図3
に示す実施形態1の構成と相違する点は、図3のCS用
LNBのIFアンプ29の後段に設けたHPF30を図
7ではBPF44に変更した点である。この場合のBP
F44の動作は図3のHPF30と実質的に同一であ
り、1335MHz以下の信号の減衰量が約40dB以
上になるように設計する。従って、入力端子34に入力
するUV信号とBS−IF信号の混合した信号(周波数
帯域76〜1335HMz)がIFアンプ29に漏洩す
るのを上記BPF44で阻止することができる。
6の要部の回路構成を示すブロック図であり、図3に示
すCS用LNBの各構成に対応する部分には同一符号を
付し、説明を省略する。図8に示す実施形態6の構成が
図3に示す実施形態1の構成と相違する点は、CS用L
NBの入力端子37に接続したフィルタが図3では、L
PF38であるのに対して、図8に示す実施形態6で
は、BPF45にしている点である。この場合BPF4
5の動作は図3のLPF38の動作と実質的に同一であ
り、上記BPF45は、1385MHz以上の信号の減
衰量が約40dB以上になるように設計する。従って、
HPF38を通過したCS−IF信号(1385〜18
95MHz)は、BPF45で減衰し、入力端子37に
漏洩するのを阻止する。
7の要部の回路構成を示すブロック図であり、図3に示
すCS用LNBの各構成に対応する部分には同一符号を
付し説明を省略する。図9に示す実施形態7の構成が図
3に示す実施形態1の構成と相違する点は図3のCS用
LNBのIFアンプ29の後段に設けたHPF30と入
力端子37に接続したLPF38をそれぞれBPF46
とBPF47に変更した点である。この場合もBPF4
6および47の動作は実施形態1におけるHPF30と
LPF38と実質的に同一である。
信号の減衰量が約40dB以上になるように設計すると
ともに、上記BPF47は1385MHz以上の信号の
減衰量が約40dB以上になるように設計する。従っ
て、入力端子37より入力するUV信号とBS−IF信
号はBPF46により減衰しIFアンプ29への漏洩を
阻止し、BPF46を通過するCS−IF信号の垂直・
水平両偏波信号はBPF46により減衰し入力端子37
への漏洩を阻止する。
UHF、VHF、BS、CS各放送受信用のアンテナと
TVユニット間の接続を少ないケーブルで実現でき、上
記各放送共用のアンテナの設置を簡単且つ安価に行わせ
ることができる。また、従来のようにUV信号とBS−
IF信号の混合器と、UHF、VHF、BS−IF、C
S−IF(垂直偏波)、CS−IF(水平偏波)の各信
号を混合するブロックダウンコンバータが不要になり、
システムとして大幅なコストダウンを実現することがで
きる。更にまた、CS用LNBは垂直偏波と水平偏波信
号の処理を1台で行わせるようにしているので、部品点
数の削減を図ることができ、量産性および信頼性を向上
させることができる。
施形態の回路ブロック図である。
施形態の回路ブロック図である。
態の回路ブロック図である。
態の回路ブロック図である。
態の回路ブロック図である。
態の回路ブロック図である。
態の回路ブロック図である。
態の回路ブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 UHF信号とVHF信号の混合信号を入
力する第1の入力手段と、受信したBS信号を中間周波
数のBS−IF信号に変換する第1の周波数変換手段
と、上記UHF信号とVHF信号の混合信号と上記BS
−IF信号とを混合する第1の混合手段と、該第1の混
合手段の出力を導出する第1の出力手段とを設けたBS
用LNBと、上記第1の出力手段を介して導出する上記
第1の混合手段の出力信号を入力する第2の入力手段
と、受信したCS信号の水平偏波信号を中間周波数のC
S−IF(水平偏波)信号に変換する第2の周波数変換
手段と、受信したCS信号の垂直偏波信号を中間周波数
のCS−IF(垂直偏波)信号に変換する第3の周波数
変換手段と、上記第2および第3の周波数変換手段の出
力を混合する第2の混合手段と、上記第2の入力手段よ
り供給される信号と、上記第2の混合手段の出力信号を
混合する第3の混合手段と、該第3の混合手段の出力を
外部に導出する第2の出力手段を設けたCS用LNBと
を具備するとともに、前記BS用LNBとCS用LNB
がBS・CS両用アンテナに一体に取り付けられている
ことを特徴とするUHF、VHF、BS、CS共用アン
テナシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載のUHF、VHF、BS、
CS共用アンテナシステムにおいて、上記BS−IF信
号が上記第1の入力手段へ漏洩するのを阻止する第1の
フィルタ手段と上記第1の入力手段に供給されるUHF
信号とVHF信号の混合信号が上記BS−IF信号の増
幅回路へ漏洩するのを阻止する第2のフィルタ手段と、
上記第2の混合手段で混合されたCS−IF信号の垂直
偏波信号と水平偏波信号の混合信号が、上記第2の入力
手段へ漏洩するのを阻止する第3のフィルタ手段と、上
記第2の入力手段から供給されるUHF信号とVHF信
号の混合信号とBS−IF信号の混合信号が上記第2の
混合手段の出力を増幅する増幅回路へ漏洩するのを阻止
する第4のフィルタ手段を設けたことを特徴とするUH
F、VHF、BS、CS共用アンテナシステム。 - 【請求項3】 請求項2記載のUHF、VHF、BS、
CS共用アンテナシステムにおいて、上記第1および第
3のフィルタ手段はローパスフィルタかバンドパスフィ
ルタのいずれかで構成し、上記第2および第4のフィル
タ手段はハイパスフィルタかバンドパスフィルタのいず
れかで構成したことを特徴とするUHF、VHF、B
S、CS共用アンテナシステム。 - 【請求項4】 第1のフィルタ手段は1035MHz以
上の周波数の信号を阻止し、第2のフィルタ手段は77
0MHz以下の周波数の信号を阻止し、第3のフィルタ
手段は1385MHz以上の周波数の信号を阻止し、第
4のフィルタ手段は1335MHz以下の周波数の信号
を阻止するようにしたことを特徴とする請求項2又は請
求項3に記載のUHF、VHF、BS、CS共用アンテ
ナシステム。
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JP03374797A JP3444745B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | Uhf、vhf、cs、bs共用アンテナシステムおよびこれに使用するlnb |
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JP03374797A JP3444745B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | Uhf、vhf、cs、bs共用アンテナシステムおよびこれに使用するlnb |
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- 1997-02-18 JP JP03374797A patent/JP3444745B2/ja not_active Expired - Fee Related
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