JP2001345950A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JP2001345950A
JP2001345950A JP2000167848A JP2000167848A JP2001345950A JP 2001345950 A JP2001345950 A JP 2001345950A JP 2000167848 A JP2000167848 A JP 2000167848A JP 2000167848 A JP2000167848 A JP 2000167848A JP 2001345950 A JP2001345950 A JP 2001345950A
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terminal
data
digital
telephone
signal
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Application number
JP2000167848A
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Kazuo Ogawa
和男 小川
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Dennogumi Kk
Original Assignee
Dennogumi Kk
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5691Access to open networks; Ingress point selection, e.g. ISP selection
    • H04L12/5692Selection among different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ISDN回線と公衆電話回線の混在した電話線
でデータ通信をする場合、データ端末装置を使用する同
一の手順で通信が可能であり、またその組合せにおける
最大通信速度で通信が可能であり、かつ事前の申合せの
有無にかかわらず通信を可能にする 【解決手段】発呼信号をアナログ端子12を介して送信
し、接続する場合には電話機6を使用して申合せをし、
データをデータ処理装置10よりデータ端子8とモデム
16及びアナログ端子12を介して送信しつつ、発呼信
号をデータ処理装置よりデータ端子及びディジタル端子
14を介して送信し、ディジタル端子を介した接続に失
敗した場合には、データを前記アナログ端子を介して送
信することを継続し、ディジタル端子を介した接続に成
功した場合には、データをディジタル端子を介して送信
すると共に、切断信号をモデムに送信することを特徴と
するデータ端末装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ISDN回線とPS
TN回線の混在する電話線に接続した端末間で、データ
通信をするデータ端末装置及びこの装置に組み込まれた
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線を使用したデータ通信
は、もっぱらモデムを介してディジタルデータをPST
N信号に変調することにより送受信する方法のみが一般
的であった。このため、データ通信をする際に、通信速
度の違いはありこそすれ通信方式の違いによってデータ
通信が不可能となることは無かった。一方、インターネ
ットの普及に伴って通信速度の向上要求と端末機器の低
額化と通信料金の低額化とが進行したために、ISDN
(Integrated Services Digi
tal Network;総合ディジタル通信サービ
ス)回線が普及し始めた。ISDN回線は、従来のPS
TN(Public Switched Teleph
one Network;公衆電話交換網)回線と比較
して高速で高品質な電話回線であり、今後さらに普及す
る電話回線と予想される。ISDN回線のプロトコル変
換する装置は、ターミナルアダプタと交換機である。ま
た、通話や概ね3kHz帯域のアナログ伝送をするため
の通話モードと、64kbit/sのディジタル通信を
するためのディジタル通信モードがあり、いずれもPS
TN回線と異なる方式である。
【0003】ISDN回線とPSTN回線の混在した電
話線を利用してデータ通信をする場合、組合せとして次
の8つの組合せが存在する。
【0004】第一の組合せは、送受信側共にPSTN回
線を使用し、モデムを共に介して送信し事前に通信の申
合せをする方式である。
【0005】第二の組合せは、送受信側共にPSTN回
線を使用し、モデムを共に介して送信し事前の通信の申
合せを省略する方式である。
【0006】第三の組合せは、送信がPSTN回線で受
信がISDN回線のデータ回線で事前に通信の申合せを
する方式である。
【0007】第四の組合せは、送信がPSTN回線で受
信がISDN回線のデータ回線で事前の通信の申合せを
省略する方式である。
【0008】第五の組合せは、送信がISDN回線で受
信がPSTN回線のデータ回線で事前に通信の申合せを
する方式である。
【0009】第六の組合せは、送信がISDN回線で受
信がPSTN回線のデータ回線で事前の通信の申合せを
省略する方式である。
【0010】第七の組合せは、送受信側共にISDN回
線を使用し、DSU内蔵ターミナルアダプタを共に介し
てディジタルデータとしてデータ送受信して事前に通信
の申合せをする方式である。将来いずれの電話もすべて
ISDN化した際には本組合せと後述する第八の組合せ
のみとなるがまだ現状少ない組合せである。
【0011】第八の組合せは、送受信側共にISDN回
線を使用し、DSU内蔵ターミナルアダプタを共に介し
てディジタルデータとしてデータ送受信して事前の通信
の申合せを省略する方式である。
【0012】以上の8つの組合せにおいて、現状では以
下のような問題が生じている。
【0013】第一と第二の組合せは、既に実施されてい
る方式であり何ら問題を生じ得ないためここでは割愛す
る。
【0014】第三の組合せの、送信側がPSTN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図5を
参照しながら説明する。送信側は、電話機B42を使用
して受信側に発呼する。電話機B42は、PSTN信号
をモデム16のTEL端子54と回線コネクタ24及び
PSTN回線38を介して交換機40に送信する。交換
機40は、送信側がPSTN回線であり受信側がISD
N回線であるため、電話機B42のPSTN信号を通話
モードのISDN信号に変換し、ISDN回線36及び
回線コネクタ24を介してDSU内蔵ターミナルアダプ
タ18へ送信する。DSU内蔵ターミナルアダプタ18
が、受信したISDN信号は通話モードであるため、P
STN信号に変換し、アナログポート20を介して電話
機A32へ送信すると、電話機A32に着呼する。送信
側は、受信側が電話機A32の電話口に出たらデータ通
信を開始する旨の申合せをする。申合せ後、送信側は電
話機B42の受話器を持ち上げたままデータ処理装置B
44を操作し、データ通信を開始する。モデム16は、
データ処理装置が送信しディジタル信号を送受信するポ
ート58を介して受信したディジタルデータをPSTN
信号に変調し、申合せに使用している回線に送信する。
ここで受信側がデータ処理装置A34を操作して受信状
態としても、データ処理装置B44より送信されたデー
タは、データ処理装置A34に伝達されず、電話機A3
2へ伝達される。つまり、第三の組合せの、送信側がP
STN回線であり、受信側がISDN回線のデータ通信
であって、送信側が受信側と事前に申合せをする方式で
はデータ通信は不可能である。
【0015】第四の組合せの、送信側がPSTN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
5を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
B44を操作して受信側に発呼する。モデム16は、デ
ータ処理装置が送信しディジタル信号を送受信するポー
ト58を介して受信したディジタルデータをPSTN信
号に変調し、回線コネクタ24及びPSTN回線38を
介して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側が
PSTN回線であり受信側がISDN回線であるため、
モデム16のPSTN信号を通話モードのISDN信号
に変換し、ISDN回線36及び回線コネクタ24を介
してDSU内蔵ターミナルアダプタ18へ送信する。D
SU内蔵ターミナルアダプタ18が、受信したISDN
信号は通話モードであるため、PSTN信号に変換し、
アナログポート20を介して電話機A32へ送信する
と、電話機A32に着呼する。受信側が電話機A32の
電話口に出るとモデム16のPSTN信号の送信音が聞
こえる。ここで受信側がデータ処理装置A34を操作し
て受信状態としてもデータ処理装置B44より送信され
たデータは、データ処理装置A34に伝達されず、電話
機A32へ伝達される。つまり、第四の組合せの、送信
側がPSTN回線であり、受信側がISDN回線のデー
タ通信であって、送信側が受信側と事前の申合せを省略
する方式ではデータ通信は不可能である。
【0016】第五の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図5を
参照しながら説明する。送信側は、電話機A32を使用
して受信側に発呼する。DSU内蔵ターミナルアダプタ
18は、電話機A32が送信しアナログポート20を介
して受信したPSTN信号を通話モードのISDN信号
に変換し、回線コネクタ24及びISDN回線36を介
して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側が通
話モードのISDN信号であり受信側がPSTN回線で
あるため、通話モードのISDN信号をPSTN信号に
変換し、PSTN回線38と回線コネクタ24とモデム
16及びTEL端子54を介して電話機B42へ送信す
ると、電話機B42に着呼する。送信側は、受信側が電
話機B42の電話口に出たらデータ通信を開始する旨の
申合せをする。申合せ後、受信側が電話機B42の受話
器を持ち上げたまま、データ処理装置B44を操作する
ことにより、データ処理装置B44及びディジタル信号
を送受信するポート58を介して接続されたモデム16
は、申合せに使用している回線を利用してデータ通信可
能な状態となる。送信側はISDN回線なので、申合せ
に使用しているチャネルとは別にもうひとつのチャネル
が使用できる。そこでデータ処理装置A34を操作し
て、もうひとつの空チャネルを使用して再び受信側の同
じ電話番号に発呼し直す。ところがPSTN回線38
は、申合せに使用して塞がっており接続できない。そこ
で、一旦受信側は、電話機B42の受話器をおき、PS
TN回線38を開放し、再び着呼するまで待機する。送
信側は、一度電話を切断し、データ処理装置A34を操
作して再び同じ電話番号に発呼し直す。DSU内蔵ター
ミナルアダプタ18は、データ処理装置A34が送信し
ディジタルポート22を介して受信したディジタルデー
タをディジタル通信モードのISDN信号に変換し、回
線コネクタ24及びISDN回線36を介して交換機4
0へ送信する。交換機40は、送信側がディジタル通信
モードであり受信側がPSTN回線であるため、接続可
能な機器が無いことを送信側に通知すると共に回線を切
断する。したがって、電話機B42には着呼せず、また
データ処理装置B44へも着呼しない。つまり、第五の
組合せの、送信側がISDN回線であり、受信側がPS
TN回線のデータ通信であって、送信側が受信側と事前
に申合せをする方式では、データ通信は不可能である。
【0017】第六の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
5を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
A34を操作して受信側に発呼する。DSU内蔵ターミ
ナルアダプタ18は、データ処理装置A34が送信しデ
ィジタルポート22を介して受信したディジタルデータ
をディジタル通信モードのISDN信号に変換し、回線
コネクタ24及びISDN回線36を介して交換機40
へ送信する。交換機40は、送信側がディジタル通信モ
ードであり受信側がPSTN回線であるため、接続可能
な機器が無いことを送信側に通知すると共に回線を切断
する。したがって、電話機B42には着呼せず、データ
処理装置B44へも着呼しない。つまり、第六の組合せ
の、送信側がISDN回線であり、受信側がPSTN回
線のデータ通信であって、送信側が受信側と事前の申合
せを省略する方式では、データ通信は不可能である。
【0018】第七の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図6を
参照しながら説明する。送信側は、電話機A32を使用
して受信側へ発呼する。DSU内蔵ターミナルアダプタ
A46は、電話機A32が送信しアナログポート20を
介して受信したPSTN信号を通話モードのISDN信
号に変換し、回線コネクタ24及びISDN回線36を
介して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側も
受信側もISDN回線であるため、そのままISDN回
線36及び回線コネクタ24を介してDSU内蔵ターミ
ナルアダプタB48に送信する。DSU内蔵ターミナル
アダプタB48が、受信したISDN信号は通話モード
であるため、PSTN信号に変換し、アナログポート2
0を介して電話機B42へ送信すると、電話機B42に
着呼する。送信側は、受信側が電話機B42の電話口に
出たらデータ通信を開始する旨の申合せをする。送受信
側共にISDN回線なので、申合せに使用しているチャ
ネルとは別にもうひとつのチャネルが使用できる。受信
側は、データ処理装置B44を操作することにより、デ
ータ処理装置B44及びディジタルポート22を介して
接続されたDSU内蔵ターミナルアダプタB48をデー
タ通信ができる状態とし、もうひとつの空チャネルへの
着呼を待つ。送信側は、データ処理装置A34を操作し
て、もうひとつの空チャネルを使用して再び受信側の同
じ電話番号に発呼し直す。DSU内蔵ターミナルアダプ
タA46は、データ処理装置A34が送信しディジタル
ポート22を介して受信したディジタルデータをディジ
タル通信モードのISDN信号に変換し、回線コネクタ
24及びISDN回線36を介して交換機40へ送信す
る。交換機40は、送信側も受信側もISDN回線であ
るため、そのままISDN回線36及び回線コネクタ2
4を介してDSU内蔵ターミナルアダプタB48に送信
する。DSU内蔵ターミナルアダプタB48が、受信し
たISDN信号はディジタル通信モードであるため、デ
ィジタルデータに変換し、ディジタルポート22を介し
て送信すると、データ処理装置B44へ着呼し、データ
処理装置A34の送信したディジタルデータが受信可能
となる。つまり、第七の組合せの、送信側がISDN回
線であり、受信側がISDN回線のデータ通信であっ
て、送信側が受信側と事前に申合せをする方式はデータ
通信が可能である。
【0019】第八の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
6を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
A34を操作して受信側に発呼する。DSU内蔵ターミ
ナルアダプタA46は、データ処理装置A34が送信し
ディジタルポート22を介して受信したディジタルデー
タをディジタル通信モードのISDN信号に変換し、回
線コネクタ24及びISDN回線36を介して交換機4
0へ送信する。交換機40は、送信側も受信側もISD
N回線であるため、そのままISDN回線36及び回線
コネクタ24を介してDSU内蔵ターミナルアダプタB
48に送信する。DSU内蔵ターミナルアダプタB48
が、受信したISDN信号はディジタル通信モードであ
るため、ディジタルデータに変換し、ディジタルポート
22を介して送信する。すなわち、アナログポート20
に接続された電話機B42は着呼せず、したがって鳴ら
ない。このため、受信側はデータが着信したことを知る
ことができない。つまり、第八の組合せの、送信側がI
SDN回線であり、受信側がISDN回線のデータ通信
であって、送信側が受信側と事前の申合せを省略する方
式では、受信側がデータ処理装置B44を常にデータ通
信ができる状態に保ち続けない限りデータ通信は不可能
である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述の第一より第八ま
での組合せにおいてデータ通信は、送信側、受信側いず
れもがモデムを使用するか、DSU内蔵ターミナルアダ
プタを使用し申合せをしなければデータ通信は不可能で
あるという問題がある。
【0021】したがって本発明の目的は、データ通信を
する際に、送信側と受信側がISDN回線またはPST
N回線のいずれであっても同一のデータ端末装置と、前
記データ端末装置を制御する同一のコンピュータプログ
ラムと、前記データ端末装置を使用する同一の手順で通
信が可能であり、またその組合せにおける最大通信速度
で通信が可能であり、かつ事前の申合せの有無にかかわ
らず通信が可能であるデータ通信システムの提供にあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ端子に
接続したデータ処理装置と、電話端子に接続した電話機
と、アナログ端子及びディジタル端子に接続したDSU
内蔵ターミナルアダプタと、アナログ端子とデータ端子
とを接続すると共にディジタル端子と電話端子とを接続
するモデムとを有するデータ端末装置において、データ
処理装置、電話機のいずれか一方を使用して発呼信号を
アナログ端子を介して送信し、接続して、申合せをする
場合には電話機を使用して申合せをし、申合せをした場
合は申合せをした後に、申合せを省略した場合は直ち
に、データをデータ処理装置よりデータ端子とモデム及
びアナログ端子を介して送信しつつ、発呼信号をデータ
処理装置よりデータ端子及びディジタル端子を介して送
信し、ディジタル端子を介した接続に失敗した場合に
は、データを前記アナログ端子を介して送信することを
継続し、ディジタル端子を介した接続に成功した場合に
は、データをディジタル端子を介して送信すると共に、
切断信号をモデムに送信することを特徴とするデータ端
末装置を提供する。
【0023】前記データ端末装置を接続する回線がPS
TN回線であった場合、DSUターミナルアダプタは不
要となり、ディジタル端子はいずれへも接続せず、アナ
ログ端子にPSTN回線を接続してもよい。
【0024】着呼信号をアナログ端子を介して電話機が
受信し、接続して、申合せをする場合には電話機を使用
して申合せをし、申合せをした場合は申合せをした後
に、申合せを省略した場合は直ちに、データをアナログ
端子とモデム及びデータ端子を介してデータ処理装置に
受信しつつ、着呼信号をディジタル端子を介してデータ
処理装置に受信したか否かを監視し、着呼信号をディジ
タル端子を介して受信しなかった場合には、データを前
記アナログ端子を介して受信することを継続し、着呼信
号をディジタル端子を介して受信した場合には、ディジ
タル端子を介した接続をし、データをディジタル端子を
介して受信すると共に、切断信号をモデムに送信しても
よい。
【0025】データ端子に接続したデータ処理装置と、
電話端子に接続した電話機と、アナログ端子及びディジ
タル端子に接続したDSU内蔵ターミナルアダプタと、
アナログ端子とデータ端子とを接続すると共にディジタ
ル端子と電話端子とを接続するモデムとを有するデータ
端末装置を制御するコンピュータプログラムを記憶する
ため前記データ処理装置中に組み込まれる記憶媒体にお
いて、このコンピュータプログラムは、データ処理装
置、電話機のいずれか一方を使用して、発呼信号をアナ
ログ端子を介して送信し、接続して、申合せをする場合
には電話機を使用して申合せをし、申合せをした場合は
申合せをした後に、申合せを省略した場合は直ちに、デ
ータをデータ処理装置よりデータ端子とモデム及びアナ
ログ端子を介して送信させつつ、発呼信号をデータ処理
装置よりデータ端子及びディジタル端子を介して送信さ
せ、ディジタル端子を介した接続に失敗した場合には、
データを前記アナログ端子を介して送信することを継続
させ、ディジタル端子を介した接続に成功した場合に
は、データをディジタル端子を介して送信させると共
に、切断信号をモデムに送信させることを特徴とするコ
ンピュータプログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
【0026】着呼信号をアナログ端子を介して電話機が
受信し、接続して、申合せをする場合には電話機を使用
して申合せをし、申合せをした場合は申合せをした後
に、申合せを省略した場合は直ちに、データをアナログ
端子とモデム及びデータ端子を介してデータ処理装置に
受信させつつ、着呼信号をディジタル端子を介して受信
したか否かを監視させ、着呼信号をディジタル端子を介
して受信しなかった場合には、データを前記アナログ端
子を介して受信することを継続させ、着呼信号をディジ
タル端子を介して受信した場合には、ディジタル端子を
介した接続をさせ、データをディジタル端子を介して受
信させると共に、切断信号をモデムに送信させてもよ
い。
【0027】
【実施例】本発明の実施の形態をその装置例及び方法例
につき図面を参照して説明する。本発明に係るデータ端
末装置2の構成を図1に示す。
【0028】データ端末装置2は、データ端子8に接続
したデータ処理装置10と、電話端子4に接続した電話
機6と、アナログ端子12及びディジタル端子14に接
続したDSU内蔵ターミナルアダプタ18と、アナログ
端子12とデータ端子8とを接続すると共にディジタル
端子14と電話端子4とを接続するモデム16とを有す
る。
【0029】データ端子8には、データ処理装置10を
接続する。データ端子8は、データ処理装置10がモデ
ム16またはディジタル端子14とディジタル信号をや
りとりする端子である。
【0030】データ処理装置10は、データ端子8に接
続する。データ処理装置10は、パーソナルコンピュー
タまたはゲーム機または電子計算機その他の装置であっ
て、文字の表示または静止画の表示または動画の表示ま
たは音楽の演奏または数学的計算または通信のいずれか
またはそれらの組合せを実施し、モデム16及びDSU
内蔵ターミナルアダプタ18を動作させるプログラム等
のソフトウエアを記憶する記憶媒体を内蔵する。
【0031】電話端子4には、電話機6を接続する。電
話端子4は、電話機6がモデム16またはアナログ端子
12とPSTN信号をやりとりする端子である。
【0032】電話機6は、電話端子4に接続する。電話
機6は、データ通信前の申合せでの使用及び申合せを省
略する際に受信側がデータが着信したことを知りデータ
処理装置10を動作させる時期を知るために使用され
る。
【0033】アナログ端子12は、アナログポート20
と接続する。アナログ端子12は、アナログポート20
がモデム16または電話端子4とPSTN信号をやりと
りする端子である。アナログ端子12はモデム16及び
電話端子4と電気的に接続されている。アナログ端子1
2とモデム16の接続及びアナログ端子12と電話端子
4の接続において、中間にリレーまたはその他切替えス
イッチ等の装置を挿入して切り替えることによっても同
様の効果が得られる。このデータ端末装置2をPSTN
回線に接続する場合、アナログ端子12は、PSTN回
線38に接続する。
【0034】ディジタル端子14は、ディジタルポート
22と接続する。ディジタル端子14は、ディジタルポ
ート22がモデム16またはデータ端子8とディジタル
信号をやりとりする端子である。ディジタル端子14は
モデム16及びデータ端子8と電気的に接続されてい
る。ディジタル端子14とモデム16の接続及びディジ
タル端子14とデータ端子8の接続において、中間にリ
レーまたはその他切替えスイッチ等の装置を挿入して切
り替えることによっても同様の効果が得られる。このデ
ータ端末装置2をPSTN回線に接続する場合、ディジ
タル端子14は、いずれへも接続しない。
【0035】DSU内蔵ターミナルアダプタ18は、ア
ナログポート20より受信したPSTN信号を通話モー
ドのISDN信号に変換して回線コネクタ24より送信
する機能と、ディジタルポート22より受信したディジ
タルデータをディジタル通信モードのISDN信号へ変
換して回線コネクタ24より送信する機能と、回線コネ
クタ24より受信したISDN信号のモードを判断する
機能と、通話モードのISDN信号をPSTN信号に変
換してアナログポート20へ送信する機能とディジタル
通信モードのISDN信号をディジタルデータに変換し
てディジタルポート22へ送信する機能を有する。DS
U内蔵ターミナルアダプタ18に替えてDSU(回線接
続装置)及びターミナルアダプタを使用しても同様の効
果が得られる。このデータ端末装置2をPSTN回線に
接続する場合、DSU内蔵ターミナルアダプタ18は不
要である。
【0036】モデム16は、データ端子8より受信した
ディジタルデータをPSTN信号に変調してアナログ端
子12へ送信する機能と、アナログ端子12より受信し
たPSTN信号をディジタルデータに復調してデータ端
子8へ送信する機能を有する。
【0037】本発明に係るデータ端末装置2の内部の接
続方式において、図2に示す通りディジタルポート22
をディジタル端子14に接続することなく直接データ処
理装置10へ接続することは単なる設計変更であり同一
の機能を有する。
【0038】本発明に係るデータ端末装置2を使用した
送信側のデータ通信手順を図3に示す。
【0039】データ処理装置10、電話機6のいずれか
一方を使用して、発呼信号をアナログ端子12を介して
送信する(S1)。
【0040】受信側が電話に出ない場合(S2で”N
O”)、処理を中止する(END)。
【0041】申合せをする方式の場合(S3で”YE
S”)、相手にデータ通信をするか尋ね(S4)、デー
タ通信を断られた場合(S4で”NO”)、処理を中止
する(END)。
【0042】データ通信をする場合(S4で”YES”
またはS3で”NO”)、データをデータ処理装置10
よりデータ端子8とモデム16及びアナログ端子12を
介して送信する(S6)。
【0043】ここでデータ通信は確立したこととなる。
【0044】さらにデータ通信をしつつ、発呼信号をデ
ータ処理装置10よりデータ端子8及びディジタル端子
14を介して送信する(S8)。
【0045】すなわち、ディジタル通信モードのISD
Nで接続可能かどうか確認する。この方がより高速で大
容量の通信が可能となるからである。
【0046】送受信側いずれか一方でもPSTN回線で
あればディジタル端子14を介した接続に失敗するので
(S10で”NO”)、この場合にはデータをアナログ
端子12を介して送信することを継続する(S22)。
【0047】通信が終了すると(S23で”YES”)
処理を終了する(END)。
【0048】送受信側が共にISDN回線であれば、
(S6)で使用しているチャネルとは別にもうひとつの
チャネルが使用できるため、ディジタル端子14を介し
た接続に成功するので(S10で”YES”)、この場
合にはデータをディジタル端子14を介して送信する
(S12)。
【0049】ここでISDNディジタル通信モードの6
4kbit/sデータ通信は確立したので、切断信号を
モデム16に送信し(S14)、(S6)で使用してい
たチャネルと(S8)で使用しているチャネルを束ねた
ISDNディジタル通信モードの128kbit/sデ
ータ通信への移行を可能としておく。
【0050】DSU内蔵ターミナルアダプタが128k
bit/sデータ通信に移行しなかった場合は(S16
で”NO”)、64kbit/sデータ通信を継続する
(S24)。
【0051】DSU内蔵ターミナルアダプタが128k
bit/sデータ通信に移行した場合は(S16で”Y
ES”)、128kbit/sでデータを送信する(S
18)。
【0052】通信が終了すると(S20で”YES”)
処理を終了する(END)。
【0053】本発明に係るデータ端末装置2を使用した
受信側のデータ通信手順を図4に示す。
【0054】着呼信号をアナログ端子12を介して電話
機6が受信する(S39)。
【0055】電話口に出た時に音声が聞こえた場合(S
40で”YES”)、申合せをし、データ通信を断った
場合(S41で”NO”)、処理を中止する(EN
D)。
【0056】データ通信をする場合(S41で”YE
S”またはS40で”NO”)、データ処理装置10を
操作することによりデータ通信ができる状態とする(S
42)。
【0057】データを、アナログ端子12とモデム16
及びデータ端子8を介してデータ処理装置10に受信す
る(S44)。
【0058】さらにデータ通信をしつつ、着呼信号をデ
ィジタル端子14を介して受信したか否かを監視する。
【0059】送受信側いずれか一方でもPSTN回線で
あれば着呼信号をディジタル端子14を介して受信しな
いので(S46で”NO”)、この場合にはデータをア
ナログ端子12を介して受信することを継続する(S5
6)。
【0060】通信が終了すると(S57で”YES”)
処理を終了する(END)。
【0061】送受信側が共にISDN回線であれば、
(S44)で使用しているチャネルとは別にもうひとつ
のチャネルが使用できるため、着呼信号をディジタル端
子14を介して受信するので(S46で”YES”)、
この場合にはデータをディジタル端子14を介して受信
する(S48)。
【0062】ここでISDNディジタル通信モードの6
4kbit/sデータ通信は確立したので、切断信号を
モデム16に送信し(S50)、(S44)で使用して
いたチャネルと(S48)で使用しているチャネルを束
ねたISDNディジタル通信モードの128kbit/
sデータ通信への移行を可能としておく。
【0063】DSU内蔵ターミナルアダプタが128k
bit/sデータ通信に移行しなかった場合は(S52
で”NO”)、64kbit/sデータ通信を継続する
(S58)。
【0064】DSU内蔵ターミナルアダプタが128k
bit/sデータ通信に移行した場合は(S52で”Y
ES”)、128kbit/sでデータを受信する(S
54)。
【0065】通信が終了すると(S55で”YES”)
処理を終了する(END)。
【0066】さらに、図7、図8、図9を用いてISD
N回線とPSTN回線の組合せ及び申合せの有無による
8つの組合せに対して本発明を適用した例について説明
する。
【0067】第一の組合せの、送信側がPSTN回線で
あり、受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図7を
参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置A3
4を操作して受信側に発呼する。モデムA50は、デー
タ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受信し
たディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナログ
端子12及びPSTN回線38を介して交換機40に送
信する。交換機40は、送信側も受信側もPSTN回線
であるため、そのままPSTN回線38とアナログ端子
12及び電話端子4を介して電話機B42へ送信する
と、電話機B42に着呼する。送信側は、電話端子4を
介して発呼に使用している回線に電気的に接続されてい
る電話機A32を使用して受信側が電話機B42の電話
口に出たらデータ通信を開始する旨の申合せをする。申
合せ後、送信側は電話機A32の受話器を持ち上げたま
まデータ処理装置A34を操作することにより、モデム
A50は、データ処理装置A34が送信しデータ端子8
を介して受信したディジタルデータをPSTN信号に変
調し、電気的に接続されている申合せに使用している回
線に送信する。申合せ後、受信側は電話機B42の受話
器を持ち上げたままデータ処理装置B44を操作するこ
とにより、モデムB52は、電気的に接続されている申
し合わせに使用している回線を介して受信したPSTN
信号をディジタルデータに復調し、データ端子8を介し
てデータ処理装置B44に送信する。ここでデータ通信
は確立したこととなるので、送受信側共に受話器を置
く。データ処理装置A34は前記データ通信をしつつ、
データ端子8及びディジタル端子14を介して再び受信
側の同じ電話番号に発呼し直すが、ディジタル端子14
はいずれへも接続されていないため、ディジタル端子1
4を介した接続に失敗するので前記データ通信を継続す
る。データ処理装置B44は前記データ通信をしつつ、
着呼信号をディジタル端子14及びデータ端子8を介し
て受信したか否かを監視するが、ディジタル端子14は
いずれへも接続されていないため、受信しないので前記
データ通信を継続する。この様に、第一の組合せの、送
信側がPSTN回線であり、受信側がPSTN回線のデ
ータ通信であって、送信側が受信側と事前に申合せをす
る方式では、ディジタル通信モードのISDN接続に失
敗するのは当然の事としても、データ通信が可能であ
る。
【0068】第二の組合せの、送信側がPSTN回線で
あり、受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
7を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
A34を操作して受信側に発呼する。モデムA50は、
データ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受
信したディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナ
ログ端子12及びPSTN回線38を介して交換機40
に送信する。交換機40は、送信側も受信側もPSTN
回線であるため、そのままPSTN回線38とアナログ
端子12及び電話端子4を介して電話機B42へ送信す
ると、電話機B42に着呼する。受信側が電話機B42
の電話口に出るとモデムA50のPSTN信号の送信音
が聞こえるので、電話機B42の受話器を持ち上げたま
まデータ処理装置B44を操作することにより、モデム
B52は、電気的に接続されている着呼した回線を介し
て受信したPSTN信号をディジタルデータに復調し、
データ端子8を介してデータ処理装置B44に送信す
る。ここでデータ通信は確立したこととなるので、受信
側は受話器を置く。データ処理装置A34は前記データ
通信をしつつ、データ端子8及びディジタル端子14を
介して再び受信側の同じ電話番号に発呼し直すが、ディ
ジタル端子14はいずれへも接続されていないため、デ
ィジタル端子14を介した接続に失敗するので前記デー
タ通信を継続する。データ処理装置B44は前記データ
通信をしつつ、着呼信号をディジタル端子14及びデー
タ端子8を介して受信したか否かを監視するが、ディジ
タル端子14はいずれへも接続されていないため、受信
しないので前記データ通信を継続する。この様に、第二
の組合せの、送信側がPSTN回線であり、受信側がP
STN回線のデータ通信であって、送信側が受信側と事
前の申合せを省略する方式では、ディジタル通信モード
のISDN接続に失敗するのは当然の事としても、デー
タ通信が可能である。
【0069】第三の組合せの、送信側がPSTN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図8を
参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置B4
4を操作して受信側に発呼する。モデムB52は、デー
タ処理装置B44が送信しデータ端子8を介して受信し
たディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナログ
端子12及びPSTN回線38を介して交換機40に送
信する。交換機40は、送信側がPSTN回線であり受
信側がISDN回線であるため、データ処理装置B44
のPSTN信号を通話モードのISDN信号に変換し、
ISDN回線36及び回線コネクタ24を介してDSU
内蔵ターミナルアダプタ18へ送信する。DSU内蔵タ
ーミナルアダプタ18が、受信したISDN信号は通話
モードであるため、PSTN信号に変換し、アナログポ
ート20を介して電話機A32へ送信すると、電話機A
32に着呼する。送信側は、電話端子4を介して発呼に
使用している回線に電気的に接続されている電話機B4
2を使用して受信側が電話機A32の電話口に出たらデ
ータ通信を開始する旨の申合せをする。申合せ後、送信
側は電話機B42の受話器を持ち上げたままデータ処理
装置B44を操作することにより、モデムB52は、デ
ータ処理装置B44が送信しデータ端子8を介して受信
したディジタルデータをPSTN信号に変調し、電気的
に接続されている申合せに使用している回線に送信す
る。申合せ後、受信側は電話機A32の受話器を持ち上
げたままデータ処理装置A34を操作することにより、
モデムA50は、電気的に接続されている申し合わせに
使用している回線を介して受信したPSTN信号をディ
ジタルデータに復調し、データ端子8を介してデータ処
理装置A34に送信する。ここでデータ通信は確立した
こととなるので、送受信側共に受話器を置く。データ処
理装置B44は前記データ通信をしつつ、データ端子8
及びディジタル端子14を介して再び受信側の同じ電話
番号に発呼し直すが、ディジタル端子14はいずれへも
接続されていないため、ディジタル端子14を介した接
続に失敗するので前記データ通信を継続する。データ処
理装置A34は前記データ通信をしつつ、着呼信号をデ
ィジタル端子14及びデータ端子8を介して受信したか
否かを監視するが、受信しないので前記データ通信を継
続する。この様に、第三の組合せの、送信側がPSTN
回線であり、受信側がISDN回線のデータ通信であっ
て、送信側が受信側と事前に申合せをする方式では、デ
ィジタル通信モードのISDN接続に失敗するのは当然
の事としても、データ通信が可能である。
【0070】第四の組合せの、送信側がPSTN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
8を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
B44を操作して受信側に発呼する。モデムB52は、
データ処理装置B44が送信しデータ端子8を介して受
信したディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナ
ログ端子12及びPSTN回線38を介して交換機40
に送信する。交換機40は、送信側がPSTN回線であ
り受信側がISDN回線であるため、データ処理装置B
44のPSTN信号を通話モードのISDN信号に変換
し、ISDN回線36及び回線コネクタ24を介してD
SU内蔵ターミナルアダプタ18へ送信する。DSU内
蔵ターミナルアダプタ18が、受信したISDN信号は
通話モードであるため、PSTN信号に変換し、アナロ
グポート20を介して電話機A32へ送信すると、電話
機A32に着呼する。受信側が電話機A32の電話口に
出るとモデムB52のPSTN信号の送信音が聞こえる
ので、電話機A32の受話器を持ち上げたままデータ処
理装置A34を操作することにより、モデムA50は、
電気的に接続されている着呼した回線を介して受信した
PSTN信号をディジタルデータに復調し、データ端子
8を介してデータ処理装置A34に送信する。ここでデ
ータ通信は確立したこととなるので、受信側は受話器を
置く。データ処理装置B44は前記データ通信をしつ
つ、データ端子8及びディジタル端子14を介して再び
受信側の同じ電話番号に発呼し直すが、ディジタル端子
14はいずれへも接続されていないため、ディジタル端
子14を介した接続に失敗するので前記データ通信を継
続する。データ処理装置A34は前記データ通信をしつ
つ、着呼信号をディジタル端子14及びデータ端子8を
介して受信したか否かを監視するが、受信しないので前
記データ通信を継続する。この様に、第四の組合せの、
送信側がPSTN回線であり、受信側がISDN回線の
データ通信であって、送信側が受信側と事前の申合せを
省略する方式では、ディジタル通信モードのISDN接
続に失敗するのは当然の事としても、データ通信が可能
である。
【0071】第五の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図8を
参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置A3
4を操作して受信側に発呼する。モデムA50は、デー
タ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受信し
たディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナログ
端子12及びアナログポート20に送信する。DSU内
蔵ターミナルアダプタ18は、アナログポート20を介
して受信したPSTN信号を通話モードのISDN信号
に変換し、回線コネクタ24及びISDN回線36を介
して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側が通
話モードのISDN信号であり受信側がPSTN回線で
あるため、通話モードのISDN信号をPSTN信号に
変換し、PSTN回線38とアナログ端子12及び電話
端子4を介して電話機B42へ送信すると、電話機B4
2に着呼する。送信側は、電話端子4を介して発呼に使
用している回線に電気的に接続されている電話機A32
を使用して受信側が電話機B42の電話口に出たらデー
タ通信を開始する旨の申合せをする。申合せ後、送信側
は電話機A32の受話器を持ち上げたままデータ処理装
置A34を操作することにより、モデムA50は、デー
タ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受信し
たディジタルデータをPSTN信号に変調し、電気的に
接続されている申合せに使用している回線に送信する。
申合せ後、受信側は電話機B42の受話器を持ち上げた
ままデータ処理装置B44を操作することにより、モデ
ムB52は、電気的に接続されている申し合わせに使用
している回線を介して受信したPSTN信号をディジタ
ルデータに復調し、データ端子8を介してデータ処理装
置B44に送信する。ここでデータ通信は確立したこと
となるので、送受信側共に受話器を置く。データ処理装
置A34は前記データ通信をしつつ、データ端子8とデ
ィジタル端子14及びディジタルポート22を介して再
び受信側の同じ電話番号に発呼し直す。DSU内蔵ター
ミナルアダプタ18は、ディジタルポート22を介して
受信したディジタルデータをディジタル通信モードのI
SDN信号に変換し、もうひとつのチャネルを使用して
回線コネクタ24及びISDN回線36を介して交換機
40へ送信する。交換機40は、送信側がディジタル通
信モードであり受信側がPSTN回線であるため、接続
可能な機器が無いことを送信側に通知すると共に回線を
切断する。データ処理装置A34は、ディジタル端子1
4を介した接続に失敗するので、前記データ通信を継続
する。データ処理装置B44は前記データ通信をしつ
つ、着呼信号をディジタル端子14及びデータ端子8を
介して受信したか否かを監視するが、ディジタル端子1
4はいずれへも接続されていないため、受信しないので
前記データ通信を継続する。この様に、第五の組合せ
の、送信側がISDN回線であり、受信側がPSTN回
線のデータ通信であって、送信側が受信側と事前に申合
せをする方式では、ディジタル通信モードのISDN接
続に失敗するのは当然の事としても、データ通信が可能
である。
【0072】第六の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
8を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
A34を操作して受信側に発呼する。モデムA50は、
データ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受
信したディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナ
ログ端子12及びアナログポート20に送信する。DS
U内蔵ターミナルアダプタ18は、アナログポート20
を介して受信したPSTN信号を通話モードのISDN
信号に変換し、回線コネクタ24及びISDN回線36
を介して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側
が通話モードのISDN信号であり受信側がPSTN回
線であるため、通話モードのISDN信号をPSTN信
号に変換し、PSTN回線38とアナログ端子12及び
電話端子4を介して電話機B42へ送信すると、電話機
B42に着呼する。受信側が電話機B42の電話口に出
るとモデムA50のPSTN信号の送信音が聞こえるの
で、電話機B42の受話器を持ち上げたままデータ処理
装置B44を操作することにより、モデムB52は、電
気的に接続されている着呼した回線を介して受信したP
STN信号をディジタルデータに復調し、データ端子8
を介してデータ処理装置B44に送信する。ここでデー
タ通信は確立したこととなるので、受信側は受話器を置
く。データ処理装置A34は前記データ通信をしつつ、
データ端子8とディジタル端子14及びディジタルポー
ト22を介して再び受信側の同じ電話番号に発呼し直
す。DSU内蔵ターミナルアダプタ18は、ディジタル
ポート22を介して受信したディジタルデータをディジ
タル通信モードのISDN信号に変換し、もうひとつの
チャネルを使用して回線コネクタ24及びISDN回線
36を介して交換機40へ送信する。交換機40は、送
信側がディジタル通信モードであり受信側がPSTN回
線であるため、接続可能な機器が無いことを送信側に通
知すると共に回線を切断する。データ処理装置A34
は、ディジタル端子14を介した接続に失敗するので、
前記データ通信を継続する。データ処理装置B44は前
記データ通信をしつつ、着呼信号をディジタル端子14
及びデータ端子8を介して受信したか否かを監視する
が、ディジタル端子14はいずれへも接続されていない
ため、受信しないので前記データ通信を継続する。この
様に、第六の組合せの、送信側がISDN回線であり、
受信側がPSTN回線のデータ通信であって、送信側が
受信側と事前に申合せをする方式では、ディジタル通信
モードのISDN接続に失敗するのは当然の事として
も、データ通信が可能である。
【0073】第七の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前に申合せをする方式について図9を
参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置A3
4を操作して受信側に発呼する。モデムA50は、デー
タ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受信し
たディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナログ
端子12及びアナログポート20に送信する。DSU内
蔵ターミナルアダプタ18は、アナログポート20を介
して受信したPSTN信号を通話モードのISDN信号
に変換し、回線コネクタ24及びISDN回線36を介
して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側も受
信側もISDN回線であるため、そのままISDN回線
36及び回線コネクタ24を介してDSU内蔵ターミナ
ルアダプタB48に送信する。DSU内蔵ターミナルア
ダプタB48が、受信したISDN信号は通話モードで
あるため、PSTN信号に変換し、アナログポート20
を介して電話機B42へ送信すると、電話機B42に着
呼する。送信側は、電話端子4を介して発呼に使用して
いる回線に電気的に接続されている電話機A32を使用
して受信側が電話機B42の電話口に出たらデータ通信
を開始する旨の申合せをする。申合せ後、送信側は電話
機A32の受話器を持ち上げたままデータ処理装置A3
4を操作することにより、モデムA50は、データ処理
装置A34が送信しデータ端子8を介して受信したディ
ジタルデータをPSTN信号に変調し、電気的に接続さ
れている申合せに使用している回線に送信する。申合せ
後、受信側は電話機B42の受話器を持ち上げたままデ
ータ処理装置B44を操作することにより、モデムB5
2は、電気的に接続されている申し合わせに使用してい
る回線を介して受信したPSTN信号をディジタルデー
タに復調し、データ端子8を介してデータ処理装置B4
4に送信する。ここでデータ通信は確立したこととなる
ので、送受信側共に受話器を置く。データ処理装置B4
4は前記データ通信をしつつ、着呼信号をディジタル端
子14及びデータ端子8を介して受信したか否かを監視
する。データ処理装置A34は前記データ通信をしつ
つ、データ端子8とディジタル端子14及びディジタル
ポート22を介して再び受信側の同じ電話番号に発呼し
直す。DSU内蔵ターミナルアダプタA46は、ディジ
タルポート22を介して受信したディジタルデータをデ
ィジタル通信モードのISDN信号に変換し、もうひと
つのチャネルを使用して回線コネクタ24及びISDN
回線36を介して交換機40へ送信する。交換機40
は、送信側も受信側もISDN回線であるため、そのま
まISDN回線36及び回線コネクタ24を介してDS
U内蔵ターミナルアダプタB48に送信する。DSU内
蔵ターミナルアダプタB48が、受信したISDN信号
はディジタル通信モードであるため、ディジタルデータ
に変換し、ディジタルポート22を介して送信すると、
データ処理装置B44へ着呼し、データ処理装置A34
の送信したディジタルデータが受信可能となる。ここで
ISDNディジタル通信モードの64kbit/sデー
タ通信が確立したこととなる。データ処理装置A34
は、切断信号をモデムA50に送信し、空チャネルと前
記チャネルを束ねたISDNディジタル通信モードの1
28kbit/sデータ通信への移行を可能としてお
く。データ処理装置B44は、切断信号をモデムB52
に送信し、空チャネルと前記チャネルを束ねたISDN
ディジタル通信モードの128kbit/sデータ通信
への移行を可能としておく。DSU内蔵ターミナルアダ
プタA46及びDSU内蔵ターミナルアダプタB48
は、要求に応じてISDN128kbit/sへ移行す
る。この様に、第七の組合せの、送信側がISDN回線
であり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、
送信側が受信側と事前に申合せをする方式では、ディジ
タル通信モードのISDN接続によるデータ通信が可能
である。
【0074】第八の組合せの、送信側がISDN回線で
あり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、送
信側が受信側と事前の申合せを省略する方式について図
9を参照しながら説明する。送信側は、データ処理装置
A34を操作して受信側に発呼する。モデムA50は、
データ処理装置A34が送信しデータ端子8を介して受
信したディジタルデータをPSTN信号に変調し、アナ
ログ端子12及びアナログポート20に送信する。DS
U内蔵ターミナルアダプタ18は、アナログポート20
を介して受信したPSTN信号を通話モードのISDN
信号に変換し、回線コネクタ24及びISDN回線36
を介して交換機40へ送信する。交換機40は、送信側
も受信側もISDN回線であるため、そのままISDN
回線36及び回線コネクタ24を介してDSU内蔵ター
ミナルアダプタB48に送信する。DSU内蔵ターミナ
ルアダプタB48が、受信したISDN信号は通話モー
ドであるため、PSTN信号に変換し、アナログポート
20を介して電話機B42へ送信すると、電話機B42
に着呼する。受信側が電話機B42の電話口に出るとモ
デムA50のPSTN信号の送信音が聞こえるので、電
話機B42の受話器を持ち上げたままデータ処理装置B
44を操作することにより、モデムB52は、電気的に
接続されている着呼した回線を介して受信したPSTN
信号をディジタルデータに復調し、データ端子8を介し
てデータ処理装置B44に送信する。ここでデータ通信
は確立したこととなるので、受信側は受話器を置く。デ
ータ処理装置B44は前記データ通信をしつつ、着呼信
号をディジタル端子14及びデータ端子8を介して受信
したか否かを監視する。データ処理装置A34は前記デ
ータ通信をしつつ、データ端子8とディジタル端子14
及びディジタルポート22を介して再び受信側の同じ電
話番号に発呼し直す。DSU内蔵ターミナルアダプタA
46は、ディジタルポート22を介して受信したディジ
タルデータをディジタル通信モードのISDN信号に変
換し、もうひとつのチャネルを使用して回線コネクタ2
4及びISDN回線36を介して交換機40へ送信す
る。交換機40は、送信側も受信側もISDN回線であ
るため、そのままISDN回線36及び回線コネクタ2
4を介してDSU内蔵ターミナルアダプタB48に送信
する。DSU内蔵ターミナルアダプタB48が、受信し
たISDN信号はディジタル通信モードであるため、デ
ィジタルデータに変換し、ディジタルポート22を介し
て送信すると、データ処理装置B44へ着呼し、データ
処理装置A34の送信したディジタルデータが受信可能
となる。ここでISDNディジタル通信モードの64k
bit/sデータ通信が確立したこととなる。データ処
理装置A34は、切断信号をモデムA50に送信し、空
チャネルと前記チャネルを束ねたISDNディジタル通
信モードの128kbit/sデータ通信への移行を可
能としておく。データ処理装置B44は、切断信号をモ
デムB52に送信し、空チャネルと前記チャネルを束ね
たISDNディジタル通信モードの128kbit/s
データ通信への移行を可能としておく。DSU内蔵ター
ミナルアダプタA46及びDSU内蔵ターミナルアダプ
タB48は、要求に応じて128kbit/sへ移行す
る。この様に、第八の組合せの、送信側がISDN回線
であり、受信側がISDN回線のデータ通信であって、
送信側が受信側と事前の申合せを省略する方式では、デ
ィジタル通信モードのISDN接続によるデータ通信が
可能である。
【0075】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明を使用する
ことによりISDN回線とPSTN回線の組合せ及び申
合せの有無による8つのいずれの組合せにおいてもデー
タ通信は可能となる。すなわち、本発明のデータ通信シ
ステムを実施することにより、データ通信をする際に、
送信側と受信側がISDN回線またはPSTN回線のい
ずれであっても同一のデータ端末装置と、前記データ端
末装置を制御する同一のコンピュータプログラムと、前
記データ端末装置を使用する同一の手順で通信が可能で
あり、またその組合せにおける最大通信速度で通信が可
能であり、かつ事前の申合せの有無にかかわらず通信が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ端末装置の構成図を示す。
【図2】本発明に係るデータ端末装置の可能な設計変更
後の構成図を示す。
【図3】本発明に係るデータ端末装置を使用した送信側
のデータ通信手順を示す。
【図4】本発明に係るデータ端末装置を使用した受信側
のデータ通信手順を示す。
【図5】ISDN回線とPSTN回線において従来のデ
ータ通信をする場合の構成図を示す。
【図6】ISDN回線同士において従来のデータ通信を
する場合の構成図を示す。
【図7】PSTN回線同士において本発明のデータ通信
をする場合の構成図を示す。
【図8】ISDN回線とPSTN回線において本発明の
データ通信をする場合の構成図を示す。
【図9】ISDN回線同士において本発明のデータ通信
をする場合の構成図を示す。
【符号の説明】
2 データ端末装置 4 電話端子 6 電話機 8 データ端子 10 データ処理装置 12 アナログ端子 14 ディジタル端子 16 モデム 18 DSU内蔵ターミナルアダプタ 20 アナログポート 22 ディジタルポート 24 回線コネクタ 32 電話機A 34 データ処理装置A 36 ISDN回線 38 PSTN回線 40 交換機 42 電話機B 44 データ処理装置B 46 DSU内蔵ターミナルアダプタA 48 DSU内蔵ターミナルアダプタB 50 モデムA 52 モデムB 54 TEL端子 56 LINE端子 58 ディジタル信号を入出力するポート S1 相手に発呼 S2 相手が出たか? S4 相手はデータ通信するか? S6 アナログ送信 S8 ディジタル発呼 S10 ディジタル接続可能か? S12 ディジタル64kb/s送信 S14 アナログ切断 S16 128kb/sへ移行したか? S18 64kb/s通信継続 S20 終了? S22 アナログ通信継続 S23 終了? S24 64kb/s通信継続 S39 相手より着呼 S40 音声? S41 データ通信するか? S42 アナログ受信準備 S44 アナログ受信開始 S46 ディジタル着呼したか? S48 アナログ受信継続 S50 終了? S52 64kb/s受信 S54 128kb/s受信 S55 終了 S56 アナログ受信継続 S57 終了 S58 64kb/s通信継続

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ端子に接続したデータ処理装置
    と、電話端子に接続した電話機と、アナログ端子及びデ
    ィジタル端子に接続したDSU内蔵ターミナルアダプタ
    と、アナログ端子とデータ端子とを接続すると共にディ
    ジタル端子と電話端子とを接続するモデムとを有するデ
    ータ端末装置において、 データ処理装置、電話機のいずれか一方を使用して発呼
    信号をアナログ端子を介して送信し、接続して、申合せ
    をする場合には電話機を使用して申合せをし、申合せを
    した場合は申合せをした後に、申合せを省略した場合は
    直ちに、データをデータ処理装置よりデータ端子とモデ
    ム及びアナログ端子を介して送信しつつ、発呼信号をデ
    ータ処理装置よりデータ端子及びディジタル端子を介し
    て送信し、ディジタル端子を介した接続に失敗した場合
    には、データを前記アナログ端子を介して送信すること
    を継続し、ディジタル端子を介した接続に成功した場合
    には、データをディジタル端子を介して送信すると共
    に、切断信号をモデムに送信することを特徴とするデー
    タ端末装置。
  2. 【請求項2】 着呼信号をアナログ端子を介して電話機
    が受信し、接続して、申合せをする場合には電話機を使
    用して申合せをし、申合せをした場合は申合せをした後
    に、申合せを省略した場合は直ちに、データをアナログ
    端子とモデム及びデータ端子を介してデータ処理装置に
    受信しつつ、着呼信号をディジタル端子を介してデータ
    処理装置に受信したか否かを監視し、着呼信号をディジ
    タル端子を介して受信しなかった場合には、データを前
    記アナログ端子を介して受信することを継続し、着呼信
    号をディジタル端子を介して受信した場合には、ディジ
    タル端子を介した接続をし、データをディジタル端子を
    介して受信すると共に、切断信号をモデムに送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ端末装置。
  3. 【請求項3】 データ端子に接続したデータ処理装置
    と、電話端子に接続した電話機と、アナログ端子及びデ
    ィジタル端子に接続したDSU内蔵ターミナルアダプタ
    と、アナログ端子とデータ端子とを接続すると共にディ
    ジタル端子と電話端子とを接続するモデムとを有するデ
    ータ端末装置を制御するコンピュータプログラムを記憶
    するため前記データ処理装置中に組み込まれる記憶媒体
    において、 前記コンピュータプログラムは、データ処理装置、電話
    機のいずれか一方を使用して、発呼信号をアナログ端子
    を介して送信し、接続して、申合せをする場合には電話
    機を使用して申合せをし、申合せをした場合は申合せを
    した後に、申合せを省略した場合は直ちに、データをデ
    ータ処理装置よりデータ端子とモデム及びアナログ端子
    を介して送信させつつ、発呼信号をデータ処理装置より
    データ端子及びディジタル端子を介して送信させ、ディ
    ジタル端子を介した接続に失敗した場合には、データを
    前記アナログ端子を介して送信することを継続させ、デ
    ィジタル端子を介した接続に成功した場合には、データ
    をディジタル端子を介して送信させると共に、切断信号
    をモデムに送信させることを特徴とするコンピュータプ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
  4. 【請求項4】 着呼信号をアナログ端子を介して電話機
    が受信し、接続して、申合せをする場合には電話機を使
    用して申合せをし、申合せをした場合は申合せをした後
    に、申合せを省略した場合は直ちに、データをアナログ
    端子とモデム及びデータ端子を介してデータ処理装置に
    受信させつつ、着呼信号をディジタル端子を介して受信
    したか否かを監視させ、着呼信号をディジタル端子を介
    して受信しなかった場合には、データを前記アナログ端
    子を介して受信することを継続させ、着呼信号をディジ
    タル端子を介して受信した場合には、ディジタル端子を
    介した接続をさせ、データをディジタル端子を介して受
    信させると共に、切断信号をモデムに送信させることを
    特徴とする請求項3記載のコンピュータプログラムを記
    憶した記憶媒体。
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