JP2001345302A - 表面処理方法及び表面処理装置 - Google Patents

表面処理方法及び表面処理装置

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JP2001345302A
JP2001345302A JP2000387323A JP2000387323A JP2001345302A JP 2001345302 A JP2001345302 A JP 2001345302A JP 2000387323 A JP2000387323 A JP 2000387323A JP 2000387323 A JP2000387323 A JP 2000387323A JP 2001345302 A JP2001345302 A JP 2001345302A
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treatment
catalyst
liquid
atomized
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JP2000387323A
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Takuya Miyagawa
拓也 宮川
Koji Aoki
康次 青木
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面処理効率を上昇させることのできる表面
処理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 前記表面処理装置20は、密閉空間であ
る室21を有しており、当該室21の床面側にシリコン
ウエハ22を配置している。前記室21は直方体形状に
なっており、上天井側に噴霧器26を挿入配置してい
る。前記噴霧器26は下面を前記シリコンウエハ22に
対向するよう配置してあり、噴霧器26から過酸化水素
水27を室21内下方に放射状に散布できるようにして
いる。このため、室21内の過酸化水素水27をほぼ均
一の密度となるように供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理材の表面の
アッシング処理、酸化処理や窒化処理、エッチング処理
をなす表面処理方法及び表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体チップやウエハ、鋼材とい
った被処理材の表面に処理を行うための表面処理方法や
表面処理装置が開発されている。前記被処理材の表面処
理には、アッシング処理、酸化処理や窒化処理、エッチ
ング処理などがある。以下、それぞれについて説明す
る。
【0003】半導体チップにパターンを形成させる際に
は、半導体チップの表面上に有機物からなるレジストを
塗布して行う。半導体チップにパターンを形成した後に
は、前記レジストを半導体チップから除去する必要があ
る。このレジストを除去するためにアッシング処理を行
う。アッシング処理は、有機物であるレジストを活性酸
素と反応させて気化させる処理である。従来におけるア
ッシング処理の一つとしては、半導体チップの表面に塗
布されたレジストをオゾン水にさらすことでレジストを
除去するものがある。また、他のアッシング処理として
は、半導体チップの表面に塗布されたレジストにプラズ
マ化した活性酸素を入射させることでレジストの除去を
行うものがある。
【0004】一方、半導体チップやウエハの表面の酸化
処理は、半導体チップやウエハの周囲を酸化雰囲気とし
て、当該酸化雰囲気を1000℃程度に加熱することに
より行っている。
【0005】また、半導体チップやウエハの表面の窒化
処理は、半導体チップやウエハの周囲を窒化雰囲気とし
て、酸化処理の場合と同様に、当該窒化雰囲気を100
0℃程度に加熱することにより行っている。
【0006】また、半導体ウエハや半導体チップを大気
中に放置等しておくと表面に自然酸化膜が形成され、半
導体ウエハに素子回路を形成する際や半導体チップに配
線パターンを作り込む際に障害となってしまう。このた
め、半導体ウエハや半導体チップにエッチング処理を行
って、自然酸化膜を除去している。
【0007】従来におけるエッチング処理は、希釈フッ
酸(DHF)やバッファードフッ酸(BIIF)を用い
るウエットエッチングや、プラズマを用いたドライエッ
チングを行っている。また、従来における他のエッチン
グ処理は、HFベーパーや、HFとアルコールとの混合
ガスや、F2とO2の混合ガスに、紫外線(UV)を照射
して行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は以下のような問題があった。まず、オゾン水を用いて
アッシング処理する場合には、オゾン水中に含まれるオ
ゾンの量が少なく、またオゾン水を沸点である100℃
以上の高温に出来ない。このため、レジストとの反応速
度が遅くアッシング処理に多くの時間を必要とするとい
う問題があった。また、プラズマを用いてアッシング処
理する場合には、プラズマを発生させるための高価な装
置が必要であり、またプラズマを発生するための高エネ
ルギーが必要となる。このため、より低コストかつ低エ
ネルギーでアッシング処理を行うことが望まれていた。
【0009】また、酸化処理や窒化処理を行う場合に
は、酸化雰囲気や窒化雰囲気を1000℃程度に加熱す
るための多量のエネルギーが必要となる。このため、よ
り低エネルギーで処理を行うことが望まれていた。
【0010】また、希釈フッ酸やバッファードフッ酸を
用いてウエットエッチングを行う場合には、金属汚染を
受けやすく、また沸点以上の高温にできないので反応速
度が遅いという問題があった。プラズマを用いてドライ
エッチングを行う場合には、上記したアッシング処理の
場合と同様に、装置が高価となり、また高エネルギーが
必要となるという問題があった。HFベーパーや、HF
とアルコールの混合ガス、F2とO2の混合ガスに、UV
照射する場合には、発生する活性種が少ないため反応速
度が遅いという問題があった。
【0011】本発明の目的は、被処理材の表面処理効率
を高くすることができるとともに低エネルギー及び低コ
ストで行うことができる表面処理方法及び表面処理装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る表面処理方法においては、処理液を微
粒化し、微粒化した前記処理液を前記処理液の沸点以上
に加熱した被処理材に接触させて被処理材の表面を処理
する構成とした。このような微粒化した処理液が被処理
材の表面に接触すると、被処理材が処理液の沸点以上に
加熱してあるため、被処理材の表面に接触時に処理液が
急速に気化するとともに、分解して活性化される。そし
て、処理液が気化する際に、急激な体積膨張を引き起こ
すため、処理液が接触した被処理材の表面が瞬間的に加
圧される。このため、被処理材の表面における反応が促
進され、迅速に表面処理を行わせることができ、表面処
理効率を上昇させることができる。また、従来のような
高価な装置を必要としないため比較的低コストであり、
雰囲気全体を高温にする必要がないため比較的低エネル
ギーで表面処理を行うことができる。なお、処理液が過
酸化水素水の場合、原則として被処理材を過酸化水素水
の沸点である150℃以上、望ましくは200℃以上に
加熱することが好ましい。また、処理液がオゾン水の場
合、原則として被処理材をオゾン水の沸点である100
℃以上、望ましくは150℃以上に加熱することが望ま
しい。
【0013】また、上記構成において、前記微粒化は、
前記処理液を噴霧して行う構成としてよい。このように
すると、処理液の噴霧量の調整を容易に行うことができ
るため、表面処理速度を調整させることができる。
【0014】また、上記構成において、前記微粒化は、
前記処理液を気化させて行う構成としてよい。このよう
にすると、処理液の拡散が容易に行われるため、被処理
材の表面処理を均一に行わせることができる。
【0015】また、上記構成において、前記微粒化した
処理液の少なくとも一部を触媒に接触させて分解して活
性化する構成としてよい。このようにすると、分解して
生じた単原子などの活性種が処理液を被処理材表面上に
接触し、反応速度を高めることができる。
【0016】また、上記構成において、前記触媒は、前
記処理液の沸点以上に加熱してある構成としてよい。こ
のようにすると、前記処理液が触媒に接触する際に、前
記処理液を気化させて活性成分(活性種)を積極的に生
成させることができる。これにより被処理材の表面処理
効率をさらに上昇させることができる。また、必要とな
る触媒の使用量を減らすことができる。なお、大面積の
触媒を使用する場合には、触媒を加熱しなくとも充分に
活性成分を生成することができる。
【0017】また、上記構成において、前記触媒は、白
金族、タンタルまたは二酸化マンガンでなる構成として
よい。このようにすると、これらの材料は安価であり容
易に入手できるとともに、活性成分の発生を促進するこ
とができるため、被処理材の表面処理効率を上昇させる
ことができる。
【0018】また、上記構成において、前記被処理材
は、加圧雰囲気中に配置してある構成としてよい。この
ようにすると、前記被処理材の表面に接触する活性成分
の全体量(濃度)を増加させることができ、表面処理効
率をさらに上昇させることができる。加圧の程度は、数
気圧程度とすることが好ましい。
【0019】また、上記構成において、表面の処理は、
有機物を燃焼するアッシング処理、または表面を酸化す
る酸化処理であり、前記処理液は、オゾン水または過酸
化水素水である構成としてよい。このようにすると、ア
ッシング処理、または酸化処理の処理効率を増加するこ
とができる。
【0020】また、上記構成において、前記微粒化した
処理液中にオゾンを添加する構成としてよい。このよう
にすると、被処理材の表面に接触する活性成分の全体量
が増加するため、アッシング処理、または酸化処理の処
理効率を増加することができる。
【0021】また、上記構成において、表面の処理は、
表面を窒化する窒化処理であり、前記処理液は、アンモ
ニア水である構成としてよい。このようにすると、窒化
処理の処理効率を増加することができる。
【0022】また、上記構成において、前記微粒化した
処理液中にアンモニアガスを添加する構成としてよい。
このようにすると、被処理材の表面に接触する活性成分
の全体量が増加するため、窒化処理の処理効率を増加す
ることができる。
【0023】また、上記構成において、表面の処理は、
被処理材表面の無機物を除去するエッチング処理であ
り、前記処理液は、フッ化水素酸である構成としてよ
い。このようにすると、エッチング処理効率を高めるこ
とができる。
【0024】また、上記構成において、前記微粒化した
処理液中に、フッ化水素ガスを添加する構成としてよ
い。このようにすると、エッチング処理効率をさらに高
めることができる。
【0025】また、上記構成において、前記被処理材
は、加圧雰囲気中に配置してある構成としてよい。この
ようにすると、エッチング処理効率を一層高めることが
できる。加圧の程度は数気圧程度とすることが好まし
い。
【0026】本発明に係る表面処理装置は、処理液を微
粒化する微粒化手段と、被処理材を前記処理液の沸点以
上に加熱可能な加熱手段とを有する構成とした。また、
処理液を微粒化する微粒化手段と、微粒化した前記処理
液を分解して活性化する触媒と、被処理材を前記処理液
の沸点以上に加熱可能な加熱手段とを有する構成とし
た。また、被処理材を配置する加圧容器と、この加圧容
器内に微粒化した処理液を供給する微粒化手段と、前記
加圧容器に設けられて被処理材を前記処理液の沸点以上
に加熱可能な加熱手段とを有する構成とした。また、処
理液を微粒化する微粒化手段と、微粒化した前記処理液
を分解して活性化する触媒と、被処理材を前記処理液の
沸点以上に加熱可能な加熱手段と、処理促進用ガスを供
給する促進ガス供給手段とを有する構成とした。上記構
成において、前記加圧容器は、内部に微粒化した前記処
理液を分解して活性化する触媒を有しているものとする
構成としてよい。また、上記構成において、前記微粒化
手段は、前記処理液を噴霧するノズルであるものとする
構成としてよい。また、上記構成において、前記微粒化
手段は、前記処理液を蒸発させる加熱容器であるものと
する構成としてよい。また、上記構成において、前記加
圧容器には、加圧容器に処理促進用ガスを供給する促進
ガス供給手段が接続してなる構成としてよい。また、上
記構成において、前記触媒は、白金族、タンタルまたは
二酸化マンガンである構成としてよい。また、上記構成
において、前記触媒は、触媒に通電して発熱させる電源
に接続してある構成としてよい。また、上記構成におい
て、前記触媒は、電熱体と、この電熱体の表面に被覆し
た触媒本体とからなる構成としてよい。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の表面処理方法及び表面処
理装置の実施形態について図面に従って詳細に説明す
る。本実施形態においては、被処理材であるシリコンウ
エハ22の表面に、微粒化した処理液である過酸化水素
水27を噴霧して、アッシング処理を行う場合について
説明する。
【0028】前記表面処理装置20は、直方体形状に形
成した密閉空間である室21を有している。室21の床
側には、ヒータ23を内蔵したホットプレート24が設
けてあり、このホットプレート24の上にシリコンウエ
ハ22を配置している。一方、室21の天井側には、微
粒化手段としての噴霧器(ノズル)26が挿入配置して
ある。前記噴霧器26は下面を前記シリコンウエハ22
に対向するよう配置してあり、噴霧器26から過酸化水
素水27を室21内下方に霧状に微粒化して放射状に散
布できるようにしている。このようにしたため、室21
内の過酸化水素水27をシリコンウエハ22の表面全体
にほぼ均一の密度となるように供給することができる。
【0029】また、前記噴霧器26の隣接位置には、促
進ガス供給手段であるガス供給管28が挿入配置してあ
り、当該供給管28の下端部より処理促進用ガスである
オゾンガス29を室21内に供給できるようにしてい
る。このようにオゾンガス29を室21内に供給するこ
とで、シリコンウエハ22に供給される活性成分の量を
増大させることができる。本実施形態においては、前記
ガス供給管28の下端部が噴霧器26の下端部の直下に
向くように前記ガス供給管28を挿入配置している。こ
れにより、噴霧器26から供給される過酸化水素水27
に前記ガス供給管28から供給されるオゾンガス29を
直ちに混合させることができるようにしている。
【0030】微粒化した過酸化水素水27とオゾンガス
29との混合物31が生成される領域の下には、混合物
31から活性成分の生成を促進させるための触媒30を
設けている。触媒30は、混合物31が接触するとこれ
を分解し、酸素単原子(O)やOHなどの活性成分を生
成する。前記触媒30は略コイル形状に形成してある。
このような略コイル形状としたことにより、混合物31
と触媒30との接触面積を増大させることができ、活性
成分の生成効率を上昇させることができる。また、前記
触媒30は実施形態の場合、電熱体であるタングステン
に触媒本体である白金をコートした構造としている。
【0031】本実施形態においては、前記触媒30は、
タングステンが電源(図示せず)に接続してある。電源
からタングステンに電流を流すことによりタングステン
を発熱させ、触媒30の表面温度が過酸化水素水27の
沸点以上の温度(例えば600℃)となるように加熱可
能としている。このように触媒30の表面を加熱するこ
とにより、触媒30に接触した混合物31の分解を促進
し、活性成分の生成を促進することができる。なお、処
理液は過酸化水素水27に代えてオゾン水を用いても良
い。この場合には、触媒30の表面温度は、オゾン水の
沸点の100℃以上、望ましくは150℃以上が好まし
い。
【0032】また、触媒30は、シリコンウエハ22に
近接配置してある。このため、触媒21に接触して形成
された活性成分の再結合を防止して、活性化したものを
直ちにシリコンウエハ22に供給することができる。な
お、前記シリコンウエハ22と触媒21との間隔は、シ
リコンウエハの表面が熱により変形、変質しない程度の
位置に調整して配置されている。前記シリコンウエハ2
2はホットプレート24上に配置してある。前記ホット
プレート24はヒータ23により、シリコンウエハ22
を過酸化水素水27の沸点以上(実施形態の場合には2
00℃程度)に加熱している。
【0033】以上のように構成した表面処理装置20の
作用は以下のようになる。噴霧器26の先端部より過酸
化水素水27を室21内下方に向けて微粒化して放射状
に散布する。そして、ガス供給管28の下端部よりオゾ
ンガス29を室21内に供給する。これにより、噴霧器
26から供給される過酸化水素水27にオゾンガス29
を直ちに混合させて混合物31とすることができる。
【0034】前記混合物31は、触媒30に接触するこ
とで分解され、活性成分の生成が促進される。また、触
媒30をオゾンガス29の沸点以上に加熱しておくこと
で、上記したように活性成分の生成を促進させることが
できる。
【0035】このような活性成分を含んだ混合物31
が、200℃に加熱してあるシリコンウエハ22の表面
に接触する。シリコンウエハ22に接触した混合物31
は、過酸化水素水27が急速に蒸発し、これに伴い過酸
化水素水27の体積が急激に膨張する。これにより、シ
リコンウエハ22の表面が瞬間的に加圧されて、反応が
促進されるため、アッシング処理を迅速に行うことがで
きる。また、シリコンウエハ22の表面には、触媒30
によって生成が促進された活性成分が供給されるため、
アッシング処理を一層迅速に行うことができるのであ
る。
【0036】なお、本実施形態においては、レジストの
アッシングについて説明したが、半導体チップや鋼材の
表面に存在する有機物の除去に適用できる。また、アッ
シングの処理水を過酸化水素水としたが、オゾン水を用
いることもできる。また、表面処理は、アッシングだけ
ではなく、酸化処理も同様にして行うことができる。ま
た、処理液としてアンモニア水、処理促進用ガスとして
アンモニアガスを用いることにより、シリコンウエハや
鋼材などの窒化処理を行うことができる。また、表面処
理は室21を設けることが必ずしも必要ではなく、開放
系で行ってもよい。
【0037】また、本実施形態の表面処理装置20を用
いて、被処理材表面のエッチング処理を行うことができ
る。特に半導体チップや半導体ウエハの表面に形成され
た自然酸化膜の除去に好適に用いることができる。この
エッチング処理を行う場合に、表面処理装置20に触媒
30は必要としない。このとき、処理液にはフッ化水素
酸を用いて、噴霧器26より噴霧させる。また、処理促
進用ガスとしてフッ化水素ガスを用いて、前記ガス供給
管28より室21内に供給する。これにより、被処理材
表面のエッチング処理を、高い処理効率で行うことがで
きる。
【0038】本発明の第2実施形態における表面処理装
置50について図2を用いて説明する。なお、第1実施
形態と同一の部材については同じ符号を付してその説明
を省略する。図2は本発明の第2実施形態における表面
処理装置50である。本実施形態においては、シリコン
ウエハ52の表面に酸化処理を行う場合について説明す
る。
【0039】前記表面処理装置50は、内部を密閉する
加圧容器51を有している。前記加圧容器51は内部を
所定の圧に加圧して、加圧した雰囲気を保持することが
できるようになっている。前記加圧容器51の床面側に
は、ヒータ23を内蔵したホットプレート24を設けて
ある。前記ホットプレート24上にはシリコンウエハ5
2が配置されており、シリコンウエハ52の表面を所定
の温度に加熱可能となっている。
【0040】本実施形態においては、前記ホットプレー
ト24上に処理液容器54を配置してある。前記処理液
容器54は加熱容器であって、処理液としてオゾン水5
5が保持されている。前記処理液容器54は、前記ホッ
トプレート24により加熱され、当該処理液容器54内
のオゾン水55を気化させて、加圧容器51内にオゾン
水蒸気60を供給できるようにしている。
【0041】また、加圧容器51の天井側にはガス供給
管28が設けてあり、当該ガス供給管28からオゾンガ
ス29を処理液容器54内に供給できるようになってい
る。前記したオゾン水蒸気60は加圧容器51の上方に
上昇するから、加圧容器51の上部において混合物31
を形成させることができる。
【0042】また、前記シリコンウエハ52の上方に
は、L字状に屈曲した触媒30が近接して配置してあ
る。前記触媒30はコイル状に形成されており、一端部
を加圧容器51の側面中央側に、他端部を加圧容器51
の上面側にそれぞれ連結している。これにより、加圧容
器51の上部で形成された混合物61がシリコンウエハ
52に接触する前段で、触媒30と接触するようにして
いる。また、本実施形態においては、加圧容器51の上
面には圧力計62が接続されてなり、当該圧力計62に
より加圧容器51内の圧力を検知することができるよう
になっている。加圧容器51内はオゾン水55の気化
と、オゾンガス29の供給とにより加圧(例えば78.
4N/cm2)される。これにより、活性成分の濃度が
高まり、シリコンウエハ52に接触する活性成分の量を
多くすることができ、酸化処理速度をより大きくするこ
とができる。
【0043】なお、本実施形態における表面処理装置5
0は、前記表面処理装置20と同様に、酸化処理の他に
もアッシングや窒化処理についても適用させることがで
きる。
【0044】また、本実施形態の表面処理装置50を用
いて、被処理材表面のエッチング処理を行うことができ
る。特に半導体チップや半導体ウエハの表面に形成され
た自然酸化膜の除去に好適に用いることができる。この
エッチング処理を行う場合に、表面処理装置50に触媒
30は必要としない。このとき、処理液にはフッ化水素
酸を用いて、前記処理液容器54に保持させる。また、
処理促進用ガスとしてフッ化水素ガスを用いて、前記ガ
ス供給管28より加圧容器51内に供給する。これによ
り、被処理材表面のエッチング処理を、高い処理効率で
行うことができる。ここで、前記加圧容器51内を、加
圧雰囲気に保持することで、処理効率をさらに高めるこ
とができる。加圧は、数気圧程度とすることが好まし
い。
【0045】
【実施例】《実施例1》図2に示した表面処理装置50
を用いてシリコンウエハの表面に設けたレジストのアッ
シングを行った場合である。本実施例においては、処理
液として過酸化水素水またはオゾン水を使用し、処理促
進用ガスとしてオゾンガスを使用している。また、オゾ
ン水または過酸化水素水は、処理液容器(ビーカ)54
に入れ、ホットプレート24によって加熱して気化さ
せ、微粒化している。そして、(1)加圧容器51内を
78.4N/cm2に加圧して、シリコンウエハの表面
をホットプレート24によって200℃に加熱しただけ
である場合、(2)触媒30を用いるが、加圧容器51
内の加圧と、シリコンウエハの表面の加熱をしない場
合、(3)加圧容器51内を78.4N/cm2に加圧
して、シリコンウエハの表面を200℃に加熱し、かつ
触媒30を用いた場合、のそれぞれについてアッシング
レイトを測定して比較した。このとき、(2)と(3)
で用いた前記触媒30は、タングステンに白金(プラチ
ナ)をコーティングしたものを用いた。そして、前記触
媒30とシリコンウエハ間との距離は、30mmとし
た。そして、触媒30は、タングステンに通電して発熱
させ、表面を600℃に加熱した。
【0046】それぞれのアッシングレイトを図3に示
す。図3に示したように、それぞれ処理効率を従来に比
して向上できているが、(3)に示した触媒30を用
い、かつ加熱加圧した場合に処理効率を大幅に上昇させ
ることができている。
【0047】《実施例2》表面処理装置50を用いてシ
リコンウエハの酸化処理を行った。本実施例において
は、実施例1と同様にして、処理液として過酸化水素水
またはオゾン水を使用し、処理促進用ガスとしてオゾン
ガスを使用する。そして、(4)加圧容器51内を7
8.4N/cm2に加圧して、シリコンウエハの表面を
300℃に加熱しただけである場合、(5)触媒30を
用いるが、加圧容器51内の加圧と、シリコンウエハの
表面の加熱をしない場合、(6)加圧容器51内を7
8.4N/cm2に加圧して、シリコンウエハの表面を
300℃に加熱し、かつ触媒30を用いた場合、のそれ
ぞれについて酸化処理レイトを測定した。このとき、
(5)と(6)で用いた前記触媒30は、タングステン
に白金(プラチナ)をコーティングしたものを用いた。
そして、前記触媒30とシリコンウエハ間との距離は、
30mmとした。そして、触媒30は、タングステンに
通電して発熱させ、表面を600℃に加熱した。
【0048】それぞれの酸化処理レイトを図4に示す。
図4に示したように、それぞれ処理効率を従来に比して
向上できているが、(6)に示した触媒30を用い、か
つ加熱加圧した場合に処理効率を大幅に上昇させること
ができている。
【0049】《実施例3》表面処理装置50を用いてシ
リコンウエハの窒化処理を行った。本実施例において
は、処理液としてアンモニア水を使用し、処理促進用ガ
スとしてアンモニアガスを使用した。アンモニア水は3
%の濃度のものを用いる。そして、(7)加圧容器51
内を78.4N/cm2に加圧して、シリコンウエハの
表面を300℃に加熱しただけである場合、(8)触媒
30を用いるが、加圧容器51内の加圧と、シリコンウ
エハの表面の加熱をしない場合、(9)加圧容器51内
を78.4N/cm2に加圧して、シリコンウエハの表
面を300℃に加熱し、かつ触媒30を用いた場合、の
それぞれについて窒化処理レイトを測定した。このと
き、(8)と(9)で用いた前記触媒30は、タングス
テンに白金(プラチナ)をコーティングしたものを用い
た。そして、前記触媒30とシリコンウエハ間との距離
は、30mmとした。そして、触媒30は、タングステ
ンに通電して発熱させ、表面を600℃に加熱した。
【0050】それぞれの窒化処理レイトを図5に示す。
図5に示したように、それぞれ処理効率を従来に比して
向上できているが、(9)に示した触媒30を用い、か
つ加熱加圧した場合に処理効率を大幅に上昇させること
ができている。
【0051】《実施例4》表面処理装置50を用いてシ
リコンウエハ上に設けたシリコン酸化膜のエッチング処
理を行った。本実施例においては、処理液としてフッ化
水素酸(フッ酸)を使用し、処理促進用ガスとして無水
フッ酸(AHF)ガスを使用した。フッ酸の濃度は46
%のものを用いる。そして、(10)加圧容器51内を
78.4N/cm2に加圧して、シリコンウエハの表面
を200℃に加熱した場合、(11)加圧容器51内を
加圧せず、シリコンウエハの表面を加熱しなかった場
合、のそれぞれについてエッチング処理レイトを測定し
た。
【0052】それぞれのエッチング処理レイトを図6に
示す。図6に示したように、加圧、加熱を行った場合の
方が、行わなかった場合に比べて4倍も処理効率を上昇
させることができている。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、被処理材の表面に接触時に処理液が急速に気化する
とともに、分解して活性化される。そして、処理液が気
化する際に、急激な体積膨張を引き起こすため、処理液
が接触した被処理材の表面が瞬間的に加圧される。この
ため、被処理材の表面における反応が促進され、迅速に
表面処理を行わせることができ、表面処理効率を上昇さ
せることができる。また、従来のような高価な装置を必
要としないため比較的低コストであり、雰囲気全体を高
温にする必要がないため比較的低エネルギーで表面処理
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における表面処理装置を示す
正面図である。
【図2】本発明の実施形態における表面処理装置の正面
図である。
【図3】本発明のシリコン酸化における処理レイトを示
す比較図である。
【図4】本発明のレジストアッシングにおける処理レイ
トを示す比較図である。
【図5】本発明のシリコン窒化における処理レイトを示
す比較図である。
【図6】本発明のエッチングにおける処理レイトを示す
比較図である。
【符号の説明】
20………表面処理装置 21………室 22………シリコンウエハ 23………ヒータ 24………ホットプレート 26………噴霧器 27………過酸化水素水 28………ガス供給管 29………オゾンガス 30………触媒 31………混合物 50………表面処理装置 51………加圧容器 52………シリコンウエハ 54………処理液容器 55………オゾン水 60………オゾン水蒸気 61………混合物 62………圧力計
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/318 A 21/316 21/302 H 21/318 21/306 R Fターム(参考) 4K057 WA20 WB06 WB11 WB15 WE07 WM04 WM17 WN01 5F004 AA16 BA19 BB18 BB26 BD01 DA00 DA20 DA27 EA35 5F043 AA01 AA40 CC16 DD13 EE07 5F058 BA20 BB05 BC02 BC03 BC08 BC09 BF63 BF64 BG03

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理液を微粒化し、微粒化した前記処理
    液を前記処理液の沸点以上に加熱した被処理材に接触さ
    せて被処理材の表面を処理することを特徴とする表面処
    理方法。
  2. 【請求項2】 前記微粒化は、前記処理液を噴霧して行
    うことを特徴とする請求項1に記載の表面処理方法。
  3. 【請求項3】 前記微粒化は、前記処理液を気化させて
    行うことを特徴とする請求項1に記載の表面処理方法。
  4. 【請求項4】 前記微粒化した処理液の少なくとも一部
    を触媒に接触させて分解して活性化することを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の表面処理方法。
  5. 【請求項5】 前記触媒は、前記処理液の沸点以上に加
    熱してあることを特徴とする請求項4に記載の表面処理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記触媒は、白金族、タンタルまたは二
    酸化マンガンでなることを特徴とする請求項4または5
    に記載の表面処理方法。
  7. 【請求項7】 前記被処理材は、加圧雰囲気中に配置し
    てあることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の表面処理方法。
  8. 【請求項8】 表面の処理は、有機物を燃焼するアッシ
    ング処理、または表面を酸化する酸化処理であり、前記
    処理液は、オゾン水または過酸化水素水であることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の表面処理
    方法。
  9. 【請求項9】 前記微粒化した処理液中にオゾンを添加
    することを特徴とする請求項8に記載の表面処理方法。
  10. 【請求項10】 表面の処理は、表面を窒化する窒化処
    理であり、前記処理液は、アンモニア水であることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の表面処理
    方法。
  11. 【請求項11】 前記微粒化した処理液中にアンモニア
    ガスを添加することを特徴とする請求項10に記載の表
    面処理方法。
  12. 【請求項12】 表面の処理は、被処理材表面の無機物
    を除去するエッチング処理であり、前記処理液は、フッ
    化水素酸であることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の表面処理方法。
  13. 【請求項13】 前記微粒化した処理液中に、フッ化水
    素ガスを添加することを特徴とする請求項12に記載の
    表面処理方法。
  14. 【請求項14】 前記被処理材は、加圧雰囲気中に配置
    してあることを特徴とする請求項12または13に記載
    の表面処理方法。
  15. 【請求項15】 処理液を微粒化する微粒化手段と、被
    処理材を前記処理液の沸点以上に加熱可能な加熱手段と
    を有する表面処理装置。
  16. 【請求項16】 処理液を微粒化する微粒化手段と、微
    粒化した前記処理液を分解して活性化する触媒と、被処
    理材を前記処理液の沸点以上に加熱可能な加熱手段とを
    有する表面処理装置。
  17. 【請求項17】 処理液を微粒化する微粒化手段と、微
    粒化した前記処理液を分解して活性化する触媒と、被処
    理材を前記処理液の沸点以上に加熱可能な加熱手段と、
    処理促進用ガスを供給する促進ガス供給手段とを有する
    表面処理装置。
  18. 【請求項18】 被処理材を配置する加圧容器と、この
    加圧容器内に微粒化した処理液を供給する微粒化手段
    と、前記加圧容器に設けられて被処理材を前記処理液の
    沸点以上に加熱可能な加熱手段とを有することを特徴と
    する表面処理装置。
  19. 【請求項19】 前記加圧容器は、内部に微粒化した前
    記処理液を分解して活性化する触媒を有していることを
    特徴とする請求項18に記載の表面処理装置。
  20. 【請求項20】 前記微粒化手段は、前記処理液を噴霧
    するノズルであることを特徴とする請求項15ないし1
    9のいずれかに記載の表面処理装置。
  21. 【請求項21】 前記微粒化手段は、前記処理液を蒸発
    させる加熱容器であることを特徴とする請求項15ない
    し19のいずれかに記載の表面処理装置。
  22. 【請求項22】 前記加圧容器には、加圧容器に処理促
    進用ガスを供給する促進ガス供給手段が接続してなるこ
    とを特徴とする請求項18または19に記載の表面処理
    装置。
  23. 【請求項23】 前記触媒は、白金族、タンタルまたは
    二酸化マンガンであることを特徴とする請求項16また
    は17もしくは19のいずれかに記載の表面処理装置。
  24. 【請求項24】 前記触媒は、触媒に通電して発熱させ
    る電源に接続してあることを特徴とする請求項16また
    は17もしくは19または23のいずれかに記載の表面
    処理装置。
  25. 【請求項25】 前記触媒は、電熱体と、この電熱体の
    表面に被覆した触媒本体とからなる請求項24に記載の
    表面処理装置。
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