JP2001345185A - 発光装置およびその作製方法 - Google Patents

発光装置およびその作製方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質の均質性の高い発光装置を提供する。 【解決手段】 絶縁体101の上に陽極102、陽極1
02と直交する陰極107並びに陽極102および陰極
107の間に設けられたEL層106を含み、陽極10
2には補助配線103が電気的に接続されている。補助
配線103は陽極102よりも抵抗値の低い材料からな
り、陽極102の配線抵抗を低減することが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極間に発光性材
料を挟んだ素子(以下、発光素子という)を有する装置
(以下、発光装置という)およびその作製方法に関す
る。特に発光性材料としてEL(Electro Luminescenc
e)が得られる発光性材料(以下、EL材料という)を
利用した発光素子(以下、EL素子という)を用いた発
光装置(以下、EL発光装置)に関する。なお、有機E
Lディスプレイや有機発光ダイオード(OLED:Orga
nic Light Emitting Diode)は本発明の発光装置に含ま
れる。
【0002】また、本発明に用いることのできるEL材
料は、一重項励起もしくは三重項励起または両者の励起
を経由して発光(燐光および/または蛍光)するすべて
の発光性材料を含む。
【0003】
【従来の技術】EL発光装置は、陽極と陰極との間にE
L材料を挟んだ構造のEL素子を有した構造からなる。
この陽極と陰極との間に電圧を加えてEL材料中に電流
を流することによりキャリアを再結合させて発光させ
る。即ち、EL発光装置は発光素子自体に発光能力があ
るため、液晶表示装置に用いるようなバックライトが不
要である。さらに視野角が広く、軽量であるという利点
をもつ。
【0004】パッシブマトリクス型(単純マトリクス
型)EL発光装置は、ストライプ状(帯状)に並列され
た複数の陽極と、ストライプ状に並列された複数の陰極
とが互いに直交するように設けられており、その交差部
にEL材料が挟まれた構造となっている。従って、選択
された(電圧が印加された)陽極と選択された陰極との
交点にあたる画素が点灯することになる。即ち、陽極と
陰極との間に電圧を加えてEL材料中に電流を流するこ
とによりキャリアを再結合させて発光させる。このよう
な駆動方法は電流駆動と呼ばれる。
【0005】ところが、電流駆動であるEL発光装置で
問題となる現象に配線抵抗による電圧降下(IRドロッ
プともいう)がある。これは同一配線であっても電源か
らの距離が遠くなるに従って電圧が低下してしまうとい
う現象である。この問題は特に配線長が長くなった場合
に顕著であり、EL発光装置の大画面化にとって大きな
障害となっている。
【0006】特にパッシブマトリクス型EL発光装置に
おいては、陽極として一般的に可視光に対して透明な酸
化物導電膜を用いるが、酸化物導電膜は金属膜よりも抵
抗が高いという問題があり、前述の電圧降下の影響を受
けやすい。
【0007】このような配線抵抗に起因する電圧降下や
信号の遅延は画質の均質性を著しく損ねたり、残像現象
を起こしたり、大画面化の弊害となったりする恐れがあ
る。こういった問題は、対角数十インチといった発光装
置においては特に顕著な問題となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、発光素子の
電極となる導電膜の配線抵抗を低減することにより発光
装置の画質の均質性を向上させ、表示品質の高い発光装
置を提供することを課題とする。また、大画面化にも対
応しうる発光装置を提供することを課題とする。さら
に、その発光装置を表示部として用いた表示品質の高い
電気器具を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、酸化物導電
膜からなる陽極の配線抵抗を低減するために、陽極に電
気的に接続されるように補助配線を設け、陽極の配線抵
抗を低減することを特徴とする。
【0010】この補助配線は金属膜からなる配線を用い
て形成すれば良く、陽極を形成する材料との選択比が確
保できる材料を用いることが望ましい。具体的には、白
金、パラジウム、ニッケル、金、アルミニウム、銅、
銀、タンタル、タングステン、モリブデンもしくはチタ
ンを含む金属膜を用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明について図1(A)〜
(C)を用いて説明する。なお、図1(A)は本発明の
発光装置の画素部の上面図であり、図1(B)は図1
(A)をA−A’で切断した断面図、図1(C)は図1
(A)をB−B’で切断した断面図である。但し、ここ
で示す発光装置は発光素子を封止する前の状態である。
【0012】本発明の発光装置は、まず絶縁体101上
に陽極102が設けられている。絶縁体101はガラス
基板、プラスチック基板(プラスチックフィルムを含
む)、金属基板もしくはセラミックス基板の上に絶縁膜
を設けたものを用いても良いし、石英基板をそのまま用
いても良い。
【0013】陽極102は帯状(線状といっても良い)
に複数並べられ、全体として縞状(ストライプ状)に配
置されている。また、陽極102としては仕事関数の大
きい導電膜が用いられ、典型的には可視光に対して透明
な酸化物導電膜が用いられる。酸化物導電膜としては、
酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛もしくはこれらの
化合物からなる導電膜を用いることができる。さらに、
これらの酸化物導電膜にガリウムを添加したものであっ
ても良い。
【0014】そして、本発明の特徴は陽極102に電気
的に接するように補助配線103が設けられる点にあ
る。補助配線103は陽極102の配線抵抗を見かけ上
低減するための配線であり、陽極102よりも低抵抗な
導電膜を用いることが好ましい。代表的には、白金、パ
ラジウム、ニッケル、金、アルミニウム、銅、銀、タン
タル、タングステン、モリブデンもしくはチタンを含む
金属膜を用いると良い。但し、陽極102との選択比が
十分確保できることが望ましい。
【0015】また、補助配線103が可視光に対して不
透明である場合は、極力小さい面積で陽極102と電気
的に接するように設けることが好ましい。この際、電気
的に接してさえいれば本発明の効果が得られるので、陽
極102の上に設けられても下に設けられても良い。
【0016】なお、図1(B)に示すように補助配線1
03は分離絶縁膜104に覆われている。分離絶縁膜1
04は、隣接する陽極間に設けられ、陽極102の端部
にEL層106が形成されないように分離する役割を担
う絶縁膜である。分離絶縁膜104としては珪素を含む
絶縁膜、代表的には酸化珪素膜、窒化珪素膜、窒化酸化
珪素膜もしくは炭化珪素膜を用いることができる。
【0017】また、図1(B)に示す構造ではさらに補
助配線103とEL層106とが接することがないよう
にする役割も担うことになる。これは補助配線103と
EL層106とが接することにより発光機構そのものに
変化を与えることがないようにするための配慮である。
もちろん、影響がなければ補助配線103とEL層10
6とが接するような構造とすることも可能である。
【0018】また、陽極102と直交するようにバンク
105が設けられている。バンク105はこの上に形成
されるEL層106および陰極107をパターニングす
るためのマスク材として用いられる絶縁膜である。バン
ク105は樹脂からなる絶縁膜(以下、樹脂膜という)
を用いて形成すれば良い。樹脂としては、典型的にはポ
リイミド、ポリアミド、アクリル樹脂、エポキシ樹脂も
しくはノボラック樹脂を用いることができる。
【0019】また、バンク105は下層側の幅が狭く、
下向きに凸形状となっているが、このような形状はエッ
チングレートの異なる二層の絶縁膜を組み合わせること
で実現できる。即ち、上層側より下層側のエッチングレ
ートが早い組み合わせとすれば、等方性エッチングで下
層側の幅を狭くすることが可能である。
【0020】さらに、バンク105と平行に(陽極10
2と直交するように)EL層106および陰極107が
設けられる。これらはバンク105によって帯状に分離
され、全体としてストライプ状に設けられている。もち
ろん、帯状に分離された個々の陰極は電気的に絶縁され
ている。
【0021】なお、本明細書においてEL層とは、EL
素子において陽極と陰極との間に設けられた絶縁層もし
くは半導体層を指し、様々な有機膜もしくは無機膜を組
み合わせて形成される層である。典型的には、EL層は
少なくとも発光層を含み、発光層に電荷注入層や電荷輸
送層を組み合わせて用いられる。また、EL層106と
しては、有機EL材料、無機EL材料もしくはそれらを
組み合わせたEL材料を用いる。また、有機EL材料を
用いる場合、低分子材料を用いても高分子材料を用いて
も良く、公知の如何なる材料を用いても良い。
【0022】また、陰極107は仕事関数の小さい導電
膜が用いられ、典型的には周期表の1族もしくは2族に
属する元素を含む導電膜が用いられる。代表的にはマグ
ネシウム、リチウム、セシウム、ベリリウム、カリウム
もしくはカルシウムを含む合金膜が用いられる。また、
ビスマス膜を用いることもできる。
【0023】以上の陽極102、EL層106および陰
極107がEL素子100を形成する。実際には、EL
素子100の上に樹脂膜を封止材として設けるか、EL
素子100の上に密閉空間を作るかして、EL素子10
0を外気から保護する。これはEL層106や陰極10
7が酸化することで劣化してしまうため、酸素および水
に極力触れないようにするためである。
【0024】以上にような構造を含む本発明の発光装置
は、酸化物導電膜からなる陽極102にそれよりも低抵
抗な補助配線103を接続することで、陽極102の配
線抵抗を見かけ上低減することができる。従って、電圧
降下による画質の均質性のムラを回避することが可能と
なり、表示品質の高い発光装置が得られる。
【0025】
【実施例】〔実施例1〕本発明の発光装置の一実施例を
図2に示す。発光素子を形成するための基板201上に
は画素部202が形成されている。画素部202は走査
線(ここでは陽極および補助配線を含む積層配線)群2
03とデータ線(ここでは陰極)群204が互いに直交
するように交差している。このとき交差した部分(以
下、交差部という)は走査線とデータ線とにEL材料が
挟まれたEL素子が形成される。このとき画素部202
は図1に示した構造の画素部である。
【0026】また、画素部202の周辺(外側)の領域
には、画素部202へ各信号を伝送する駆動回路が形成
されたICがCOG方式により実装されている。本実施
例ではこのICが、ガラス基板、石英基板もしくはプラ
スチック基板上にTFTで駆動回路を形成したものであ
る点に特徴がある。本明細書ではこのような特徴を有す
るICをスティックドライバと呼ぶ。もちろん、シリコ
ン基板上に公知のIC技術により駆動回路を形成したI
Cチップを用いることも可能である。
【0027】図2において、205はデータ線側のステ
ィックドライバであり、206は走査線側のスティック
ドライバである。なお、ここでは複数個に分割して実装
した例を示しているが、各1個づつとしても良い。ま
た、カラー表示に対応した画素部を形成するためには、
XGAクラスでデータ線の本数が3072本であり走査
線側が768本必要となる。このような数で形成された
データ線及び走査線は画素部202の端部で数ブロック
毎に区分して引出線207を形成し、スティックドライ
バ205、206の出力端子のピッチに合わせて集めら
れている。
【0028】一方、基板201の端部には入力端子20
8が形成され、この部分で外部回路と接続するFPC
(フレキシブルプリント配線板:Flexible Printed Cir
cuit)を貼り合わせる。そして、外部入力端子208と
スティックドライバとの間は基板201上に形成した接
続配線209によって結ばれ、最終的にはスティックド
ライバの入力端子のピッチに合わせて集められる。
【0029】駆動回路が形成されたスティックドライバ
は図3に示すように、駆動回路を形成するための基板
(ここではガラス基板)301上に形成され、TFTで
形成された駆動回路302と、入力端子303および出
力端子304が設けられている。基板301の材料とし
ては、図2の基板201と熱膨張係数の近い材料を用い
ることが望ましく、ガラス、石英ガラスもしくはプラス
チックを用いることが望ましい。熱膨張係数の近い材料
を用いると、熱を加えた際に応力の発生を最小限に抑制
することができ、応力に起因する接続不良や動作不良を
回避できる。
【0030】また、駆動回路302のTFTは、活性層
(能動層)、特にチャネル形成領域が多結晶半導体膜も
しくは単結晶半導体膜で形成されている。多結晶半導体
膜および単結晶半導体膜はいずれも公知の技術で形成さ
れたもので良い。また、TFT構造にも特に限定はな
い。
【0031】図3に示すようなスティックドライバを基
板201上に実装する方法は異方導電性材料もしくはメ
タルバンプを用いた接続方法またはワイヤボンディング
方式を採用することができる。特に、ITO(酸化イン
ジウムと酸化スズとの化合物からなる酸化物)からなる
配線上にスティックドライバを形成する場合は異方導電
性材料を用いた接続方法が好ましい。
【0032】図4にその一例を示す。図4(A)は基板
401にスティックドライバ402が異方導電性材料を
用いて実装された例を示している。基板401上には画
素部403、引出線404、入力端子405、接続配線
(図示せず)が設けられている。なお、画素部403は
カバー材406およびシール材407により密閉空間4
08に封入され外気から保護されている。
【0033】また、入力端子405の一方の端にはTC
P409が異方導電性材料で接着されている。異方導電
性材料は樹脂410と表面が金属メッキされた直径数十
〜数百μmの導電性粒子411からなり、導電性粒子4
11によりスティックドライバ側の入力端子412もし
くはTCP409と引出線404もしくは入力端子40
5とが電気的に接続されている。
【0034】また、図4(B)で示すように基板401
にスティックドライバを接着材415で固定して、金属
ワイヤ416によりスティックドライバ402の入力端
子412と引出線404もしくは入力端子405とを電
気的に接続しても良い。この場合、接続したスティック
ドライバ402は樹脂膜417で封入する。
【0035】なお、スティックドライバの実装方法は図
4に示した方法に限定されるものではなく、公知の実装
方法を用いることが可能である。
【0036】〔実施例2〕本発明の発光装置の一実施例
を図5に示す。図5(A)は本発明の発光装置の上面図
であり、図5(B)は図5(A)をA−A’で切断した
断面図に相当する。まず、図5(A)の上面図について
説明する。
【0037】図5(A)において、501は基板であ
り、ここではプラスチック材を用いる。プラスチック材
としては、ポリイミド、ポリアミド、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、PES(ポリエチレンサルファイル)、P
C(ポリカーボネート)、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)もしくはPEN(ポリエチレンナフタレー
ト)を板状もしくはフィルム状にして用いることができ
る。
【0038】502は酸化物導電膜からなる走査線(陽
極)であり、本実施例では酸化亜鉛に酸化ガリウムを添
加した酸化物導電膜を用いる。このとき走査線502の
上には図1と同様にニッケル配線503が設けられてい
る(図5(A)参照)。
【0039】また、504は金属膜からなるデータ線
(陰極)であり、本実施例ではビスマス膜を用いる。ま
た、505はアクリル樹脂からなるバンクであり、デー
タ線504を分断するための隔壁として機能する。走査
線502とデータ線504は両方ともストライプ状に複
数本形成されており、互いに直交するように設けられ
る。なお、図5(A)では図示されないが、走査線50
2とデータ線504の間にはEL層が挟まれており、5
06で示される交差部が画素となる。
【0040】507は走査線側スティックドライバであ
り、TFTで形成された駆動回路を含んでいる。ここで
は駆動回路をプラスチック基板上に形成しているが、ガ
ラス基板上に形成しても構わない。なお、スティックド
ライバ507の構造は図3で説明した通りである。ま
た、一つのスティックドライバを設けた例を示している
が、複数個に分割して設けても構わない。
【0041】508はデータ線側スティックドライバで
あり、TFTで形成された駆動回路を含んでいる。ここ
でも駆動回路をプラスチック基板上に形成している。ま
た、スティックドライバ508も図3で説明した構造で
ある。また、一つのスティックドライバを設けた例を示
しているが、複数個に分割して設けても構わない。
【0042】なお、データ線504は配線端で接続配線
509と電気的に接続され、接続配線509がスティッ
クドライバ508と接続される。これはスティックドラ
イバ508をバンク505上に設けることが困難だから
である。
【0043】以上のような構成で設けられた走査線側ス
ティックドライバ507は接続配線510aおよび入力
端子511を介してFPC512に接続される。また、
データ線側スティックドライバ508は接続配線510
bおよび入力端子511を介してFPC512に接続さ
れる。
【0044】また、513はシール材、514はシール
材513によりプラスチック材501に貼り合わせたカ
バー材である。シール材513としては光硬化樹脂を用
いれば良く、脱ガスが少なく、吸湿性の低い材料が好ま
しい。また、カバー材としては基板501と同一の材料
が好ましく、ガラス(石英ガラスを含む)もしくはプラ
スチックを用いることができる。ここではプラスチック
材を用いる。
【0045】次に、図5(B)の断面図について説明す
る。なお、図5(A)と同一の部分は同一の符号を用い
て説明する。
【0046】図5(B)において、515で示された領
域は画素の構造を示しており、この拡大図を図5(C)
に示す。516はEL層であり、正孔注入層、正孔輸送
層、発光層、電子輸送層もしくは電子注入層を適宜組み
合わせて形成する。勿論、発光層を単層で用いても良
い。EL層516を形成する構造および材料は公知のも
のを用いれば良い。
【0047】なお、図5(C)に示すようにバンク50
5は下層の幅が上層の幅よりも狭い形状となっており、
データ線504を物理的に分断する。
【0048】また、図5(B)に示すように、走査線側
スティックドライバ507は異方導電性材料517を用
いて走査線502および接続配線510aに電気的に接
続されている。また同様にFPC512も異方導電性材
料518を用いて接続配線510aに電気的に接続され
ている。
【0049】また、シール材513で囲まれた画素部5
19は、樹脂からなる封止材520により外気から遮断
され、EL層の劣化を防ぐ構造となっている。
【0050】以上のような構成を含む本発明の発光装置
は、画素部519が走査線502、補助配線503、デ
ータ線504、バンク505およびEL層516で形成
されるため、非常に簡単なプロセスで作製することがで
きる。さらに、補助配線503を設けたことで走査線5
02の配線抵抗を低減することができ、表示品質の高い
発光装置とすることができる。
【0051】また、本実施例に示した発光装置の表示面
(画像を観測する面)に偏光板を設けても良い。この偏
光板は、外部から入射した光の反射を抑え、観測者が表
示面に映り込むことを防ぐ効果を有する。一般的には円
偏光板が用いられている。但し、EL層から発した光が
偏光板により反射されて内部に戻されることを防ぐた
め、屈折率を調節して内部反射の少ない構造とすること
が望ましい。
【0052】また、駆動回路となるスティックドライバ
507、508を別工程で作製して実装する。その結
果、特に煩雑なプロセスを必要とせずに発光装置を作製
することができるため歩留まりが高く、製造コストを下
げることができる。
【0053】〔実施例3〕本実施例では、本発明の発光
装置における回路構成の一実施例を図6に示す。画素部
601は複数の走査線とデータ線で形成され、複数のE
L素子が形成される。その周辺の領域には走査線側ドラ
イバ602及びデータ線側ドライバ603が設けられ、
これらのドライバ(駆動回路)にスティックドライバが
用いられる。このスティックドライバの構造は図3、図
4を用いて説明した通りである。
【0054】これらのスティックドライバは入力端子6
04と接続されている。このように、画素部601が形
成された基板上には、走査線側ドライバ602、データ
線側ドライバ603および入力端子604が形成されて
いる。
【0055】また、コントロール回路606、安定化電
源607、オペアンプを含む電源回路608のうちコン
トロール回路606と電源回路608はプリント配線板
に実装し、FPCを用いて入力端子604に接続され
る。また、FPCの一方の端にはインターフェースコネ
クタ609が設けられ、これを介してクロック信号及び
データ信号605、画質信号611が上記プリント配線
板に入力される。また、安定化電源607からの電源信
号もインターフェースコネクタ609を介して上記プリ
ント配線板に入力される。
【0056】なお、外部から入力されるクロック信号及
びデータ信号605は、スティックドライバの入力仕様
に変換するためのコントロール回路606に入力され、
それぞれのタイミング仕様に変換される。
【0057】なお、本実施例の回路構成は、実施例1も
しくは実施例2に示した発光装置に適用することが可能
である。
【0058】〔実施例4〕本実施例では、図1において
補助配線103の別の配置例を図7、図8に示す。図7
(A)〜(D)は陽極102に補助配線を設けた状態で
ある。
【0059】図7(A)では陽極102の端部を覆うよ
うに補助配線701が設けられている。図7(B)では
陽極102の片側の端部を覆うように補助配線702が
設けられている。この場合、図7(A)よりも広い面積
で陽極102と補助配線702が接しているので抵抗値
は図7(A)の場合に比べて遜色ない。
【0060】また、図7(C)は補助配線703の端部
を覆うように陽極704が設けられており、陽極704
に対して二つの補助配線が設けられている。一方、図7
(D)の構造では、図7(B)と同様に補助配線705
を覆うように陽極706が設けられているが、陽極70
6に対して一つの補助配線を設けた構造となっている。
この場合も、図7(B)で説明したように、図7(C)
よりも広い面積で陽極706と補助配線705が接して
いるので抵抗値は図7(C)の場合に比べて遜色ない。
【0061】また、図8(A)は陽極102に対して梯
子状の補助配線801を設けた例である。この場合、後
にバンク105が形成される部分(点線で示される)の
下に補助配線801の一部を隠すことにより、画素の有
効発光面積を減らすことなく、効果的に陽極102の抵
抗を下げることが可能である。
【0062】さらに、図8(B)は図8(A)の変形例
であり、補助配線802を形成した後で陽極803を設
けている。補助配線802の形状は図8(A)に示した
補助配線801と同一形状である。
【0063】もちろん、補助配線の設け方は本実施例の
構造に限定されるものではない。なるべく少ない面積で
陽極と接するように設けることで、画素の有効発光面積
を減少させることなく抵抗値を下げることが望ましい。
そのためには、図8のようにバンクなどの非発光部分を
活用することが好ましい。
【0064】なお、本実施例の構成は、実施例1もしく
は実施例2と自由に組み合わせて実施することが可能で
ある。
【0065】〔実施例5〕実施例1〜4では、絶縁体の
上に陽極および補助配線、EL層、陰極の順に積層して
いく場合について説明したが、陰極、EL層、陽極およ
び補助配線の順に積層していくことも可能である。
【0066】前者は絶縁体を通過した光を観測すること
になるのに対して、後者は絶縁体から離れる方向に光が
放射される。
【0067】なお、本実施例の構成は実施例1〜4のい
ずれの構成とも自由に組み合わせて実施することが可能
である。
【0068】〔実施例6〕実施例1〜3で用いるスティ
ックドライバの作製方法について図9を用いて説明す
る。ここでは駆動回路を形成する基本単位としてCMO
S回路を作製する場合の例について説明する。
【0069】まず、図9(A)に示すように、ガラス基
板900上に下地膜901を300nmの厚さに形成す
る。本実施例では下地膜902として窒化酸化珪素膜を
積層して用いる。この時、ガラス基板900に接する方
の窒素濃度を10〜25wt%としておくと良い。
【0070】次に下地膜901の上に50nmの厚さの
非晶質珪素膜(図示せず))を公知の成膜法で形成す
る。なお、非晶質珪素膜に限定する必要はなく、非晶質
構造を含む半導体膜(微結晶半導体膜を含む)であれば
良い。さらに非晶質シリコンゲルマニウム膜などの非晶
質構造を含む化合物半導体膜でも良い。また、膜厚は2
0〜100nmの厚さであれば良い。
【0071】そして、公知の技術により非晶質珪素膜を
結晶化し、結晶質珪素膜(多結晶シリコン膜若しくはポ
リシリコン膜ともいう)902を形成する。公知の結晶
化方法としては、電熱炉を使用した熱結晶化方法、レー
ザー光を用いたレーザーアニール結晶化法、赤外光を用
いたランプアニール結晶化法がある。
【0072】本実施例では特開平7−130652号公
報に記載された技術を用い、非晶質珪素膜にニッケルを
添加し、ファーネスアニールを行って結晶化させる。ニ
ッケルは結晶化を促進させる触媒として用いられる。
【0073】なお、本実施例では結晶質珪素膜をTFT
の活性層として用いるが、非晶質珪素膜を用いることも
可能である。また、オフ電流を低減する必要のあるスイ
ッチング用TFTの活性層を非晶質珪素膜で形成し、電
流制御用TFTの活性層を結晶質珪素膜で形成すること
も可能である。非晶質珪素膜はキャリア移動度が低いた
め電流を流しにくくオフ電流が流れにくい。即ち、電流
を流しにくい非晶質珪素膜と電流を流しやすい結晶質珪
素膜の両者の利点を生かすことができる。
【0074】次に、図9(B)に示すように、結晶質珪
素膜902上に酸化珪素膜でなる保護膜903を130
nmの厚さに形成する。この厚さは100〜200nm
(好ましくは130〜170nm)の範囲で選べば良
い。また、珪素を含む絶縁膜であれば他の膜でも良い。
この保護膜903は不純物を添加する際に結晶質珪素膜
が直接プラズマに曝されないようにするためと、微妙な
濃度制御を可能にするために設ける。
【0075】そして、その上にレジストマスク904を
形成し、保護膜903を介してn型を付与する不純物元
素(以下、n型不純物元素という)を添加する。なお、
n型不純物元素としては、代表的には周期表の15族に
属する元素、典型的にはリン又は砒素を用いることがで
きる。なお、本実施例ではフォスフィン(PH3)を質
量分離しないでプラズマ励起したプラズマドーピング法
を用い、リンを1×1018atoms/cm3の濃度で添加す
る。勿論、質量分離を行うイオンインプランテーション
法を用いても良い。
【0076】この工程により形成されるn型不純物領域
905には、n型不純物元素が2×1016〜5×1019
atoms/cm3(代表的には5×1017〜5×1018atoms/c
m3)の濃度で含まれるようにドーズ量を調節する。
【0077】次に、図9(C)に示すように、結晶質珪
素膜の不要な部分を除去して、後にpチャネル型TFT
の活性層となる半導体膜906および後にnチャネル型
TFTの活性層となる半導体膜907を形成する。
【0078】次に、図9(D)に示すように、半導体膜
906、907を覆ってゲート絶縁膜908を形成す
る。ゲート絶縁膜908としては、10〜200nm、
好ましくは50〜150nmの厚さの珪素を含む絶縁膜
を用いれば良い。これは単層構造でも積層構造でも良
い。
【0079】次に、200〜400nm厚の導電膜を形
成し、パターニングしてゲート電極909、910を形
成する。このゲート電極909、910の端部をテーパ
ー状にすることもできる。また、ゲート電極は単層の導
電膜で形成しても良いが、必要に応じて二層、三層とい
った積層膜とすることが好ましい。ゲート電極の材料と
しては公知のあらゆる導電膜を用いることができる。
【0080】代表的には、タンタル(Ta)、チタン
(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、
クロム(Cr)、シリコン(Si)から選ばれた元素で
なる膜、または前記元素の窒化物膜(代表的には窒化タ
ンタル膜、窒化タングステン膜、窒化チタン膜)、また
は前記元素を組み合わせた合金膜(代表的にはMo−W
合金、Mo−Ta合金)、または前記元素のシリサイド
膜(代表的にはタングステンシリサイド膜、チタンシリ
サイド膜)を用いることができる。勿論、単層で用いて
も積層して用いても良い。
【0081】本実施例では、50nm厚の窒化タングス
テン(WN)膜と、350nm厚のタングステン(W)
膜とでなる積層膜を用いる。これはスパッタ法で形成す
れば良い。また、スパッタガスとしてXe、Ne等の不
活性ガスを添加すると応力による膜はがれを防止するこ
とができる。
【0082】またこの時、ゲート電極910はn型不純
物領域905の一部とゲート絶縁膜908を挟んで重な
るように形成する。この重なった部分が後にゲート電極
と重なったLDD領域となる。
【0083】次に、図9(E)に示すように、レジスト
911を形成し、n型不純物元素(本実施例ではリン)
を添加して高濃度にリンを含む不純物領域912〜91
5を形成する。ここでもフォスフィン(PH3)を用い
たイオンドープ法で行い、この領域のリンの濃度は1×
1020〜1×1021atoms/cm3(代表的には2×102 0
〜5×1021atoms/cm3)となるように調節する。この
工程によってnチャネル型TFTのソース領域若しくは
ドレイン領域が形成される。
【0084】この工程では、pチャネル型TFTの活性
層となる半導体膜906にもn型不純物領域912、9
13を形成する点に特徴がある。この領域は非晶質珪素
膜の結晶化に用いたニッケルをゲッタリングするために
後工程で必要となる。
【0085】次に、図9(F)に示すように、レジスト
マスク911を除去し、新たにレジスト916を形成す
る。そして、p型不純物元素(本実施例ではボロン)を
添加し、高濃度にボロンを含む不純物領域917、91
8を形成する。ここではジボラン(B26)を用いたイ
オンドープ法により3×1020〜3×1021atoms/cm 3
(代表的には5×1020〜1×1021atoms/cm3ノ)濃度
となるようにボロンを添加する。
【0086】なお、919、920で示される領域には
既に1×1020〜1×1021atoms/cm3の濃度でリンが
添加されているが、ここで添加されるボロンはその少な
くとも3倍以上の濃度で添加される。そのため、予め形
成されていたn型の不純物領域は完全にP型に反転し、
P型の不純物領域として機能する。
【0087】次に、レジストマスク916を除去した
後、図9(G)に示すように、それぞれの濃度で添加さ
れたn型またはp型不純物元素を活性化する。活性化手
段としては、ファーネスアニール法、レーザーアニール
法、またはランプアニール法で行うことができる。本実
施例では電熱炉において窒素雰囲気中、550℃、4時
間の熱処理を行う。
【0088】このとき、結晶化の際に用いたニッケルが
チャネル形成領域921、922からn型不純物領域9
14、915およびp型不純物領域919、920の方
へ移動してゲッタリング(捕獲)される。即ち、n型不
純物領域914、915およびp型不純物領域919、
920に含まれたリンによりニッケルがゲッタリングさ
れる。この工程によりチャネル形成領域921、922
のニッケル濃度を1×1017atoms/cm3以下(好ましく
は1×1016atoms/cm3以下)とすることができる。ま
た逆に、n型不純物領域914、915およびp型不純
物領域919、920にはニッケルが偏析して5×10
18atoms/cm3以上(代表的には1×1019〜5×1020a
toms/cm3)濃度で存在するようになる。
【0089】次に、図9(A)に示すように、層間絶縁
膜923を形成する。層間絶縁膜923としては、珪素
を含む絶縁膜を単層で用いるか、その中で組み合わせた
積層膜を用いれば良い。また、膜厚は400nm〜1.
5μmとすれば良い。本実施例では、200nm厚の窒
化酸化珪素膜の上に800nm厚の酸化珪素膜を積層し
た構造とする。
【0090】さらに、3〜100%の水素を含む雰囲気
中で、300〜450℃で1〜12時間の熱処理を行い
水素化処理を行う。この工程は熱的に励起された水素に
より半導体膜の不対結合手を水素終端する工程である。
水素化の他の手段として、プラズマ水素化(プラズマに
より励起された水素を用いる)を行っても良い。
【0091】なお、水素化処理は層間絶縁膜923を形
成する間に入れても良い。即ち、200nm厚の窒化酸
化珪素膜を形成した後で上記のように水素化処理を行
い、その後で残り800nm厚の酸化珪素膜を形成して
も構わない。
【0092】次に、第1層間絶縁膜923に対してコン
タクトホールを形成し、ソース配線924、925と、
ドレイン配線926を形成する。このとき同時に図3に
示す入力端子303および出力端子304を形成すれば
良い。なお、本実施例ではこの電極を、Ti(チタン)
膜を100nm、Tiを含むアルミニウム膜を300n
mおよびTi膜150nmをスパッタ法で連続形成した
3層構造の積層膜とする。勿論、他の導電膜でも良い。
【0093】次に、50〜500nm(代表的には20
0〜300nm)の厚さでパッシベーション膜927を
形成する。本実施例ではパッシベーション膜927とし
て300nm厚の窒化酸化珪素膜を用いる。これは窒化
珪素膜で代用しても良い。
【0094】なお、窒化酸化珪素膜の形成に先立ってH
2、NH3等水素を含むガスを用いてプラズマ処理を行う
ことは有効である。この前処理により励起された水素が
層間絶縁膜923に供給され、熱処理を行うことで、パ
ッシベーション膜927の膜質が改善される。それと同
時に、層間絶縁膜923に添加された水素が下層側に拡
散するため、効果的に活性層を水素化することができ
る。
【0095】こうして図9(H)に示す構造のpチャネ
ル型TFT931およびnチャネル型TFT932を相
補的に組み合わせたCMOS回路が完成する。本実施例
の場合、pチャネル型TFT931の活性層はソース領
域917、ドレイン領域918およびチャネル形成領域
921で形成される。
【0096】また、nチャネル型932の活性層は、ソ
ース領域915、ドレイン領域914、LDD領域93
5およびチャネル形成領域922を含み、LDD領域9
35はゲート絶縁膜908を挟んでゲート電極910と
重なっている。このLDD領域935のうち、ゲート電
極910と重なっている領域のチャネル長方向の長さは
0.5〜3.0μm、好ましくは1.0〜2.0μmと
する。
【0097】このような構造はホットキャリア効果によ
る劣化を抑制する上で非常に有効である。但し、ドレイ
ン領域914側のみにLDD領域935を形成している
のは、動作速度を落とさないための配慮である。ホット
キャリア効果はドレイン領域とチャネル形成領域の接合
部付近で問題となるため、ドレイン領域側に設けられて
いれば十分に効果が得られる。勿論、ソース領域側に同
様に設けても良い。
【0098】本実施例はCMOS回路の作製方法を説明
しているが、実際にはCMOS回路、NMOS回路もし
くはPMOS回路を組み合わせて駆動回路を形成する。
その際、PMOS回路の作製にはpチャネル型TFT9
31の作製方法を、NMOS回路の作製にはnチャネル
型TFT932の作製方法を参照すれば良い。
【0099】なお、本実施例の構成は実施例1〜5のい
ずれの構成とも自由に組み合わせて実施することが可能
である。
【0100】〔実施例7〕本実施例では、多面取りプロ
セスにより1枚の大型ガラス基板上から複数の発光装置
を作製する場合について図10に示す。
【0101】ガラス基板1001上には複数の画素部1
002が形成されている。本実施例では1枚のガラス基
板上に九つの画素部、即ち、九つの発光装置が形成され
ることになる。また、各画素は図1に示すような構造か
らなり、図中のX方向に陽極1003が形成され、Y方
向に陰極1004が形成されている。
【0102】本実施例では、陽極1003が全て同電位
となるように個々の陽極を接続するための配線(以下、
陽極接続配線という)1005が形成され、陽極パッド
1006に電圧を加えればその電圧が全て陽極に伝わる
ようになっている。また、陰極1004が全て同電位と
なるように個々の陰極を接続するための配線(以下、陰
極接続配線という)1007が形成され、陰極パッド1
008に電圧を加えればその電圧が全て陰極に伝わるよ
うになっている。
【0103】本実施例では、これらの陽極接続配線10
05および陰極接続配線1007を静電対策に活用する
点に特徴がある。即ち、全てが同電位になっていれば突
発的に大きな電圧が配線間に加わることもないため、絶
縁破壊等を効果的に抑制することができる。
【0104】ここで、点線で囲まれた領域1000の拡
大図を図11(A)に示す。なお、1105は補助配線
である。
【0105】図11(A)に示すように、陽極接続配線
1005と陰極接続配線1007とは同時に形成されて
いる。即ち、両者は同一の金属膜で同一の層に形成され
ている。このとき、陽極接続配線1005は陽極100
3と同時に形成されたバッファ配線1101で連結され
た部分を有する。また、陰極接続配線1007は陽極1
003と同時に形成されたバッファ配線1102、11
03および陰極1007と同時に形成されたバッファ配
線1104で連結された部分を有する。
【0106】ここで図11(A)をA−A’で切断した
断面図を図11(B)に、B−B’で切断した断面図を
図11(C)に、C−C’で切断した断面図を図11
(D)に示す。なお、1106は分離絶縁膜である。
【0107】バッファ配線1101〜1103は、陽極
と同一材料からなる配線であり、典型的には酸化物導電
膜からなる配線である。酸化物導電膜は金属膜に比べて
抵抗値が高いため、バッファ配線は一種の抵抗体として
機能することになる。そのため、陽極接続配線1005
もしくは陰極接続配線1007に大電流が流れたとして
も、バッファ配線で緩衝され、複数の発光装置に被害が
及ぶのを防ぐことが可能となる。
【0108】また、発光装置が完成したら、ダイサーも
しくはスクライバーを用いて基板1001を分断し、発
光装置を個々に分離すれば良い。このとき、陽極接続配
線1005や陰極接続配線1007も分断してしまえ
ば、各発光装置は電気的に孤立した状態となる。
【0109】なお、基板1001を分断する前もしくは
分断した後に、必要に応じて実施例1〜6に示したステ
ィックドライバを設けることも可能である。
【0110】〔実施例8〕本発明において、三重項励起
子からの燐光を発光に利用できるEL材料を用いること
で、外部発光量子効率を飛躍的に向上させることができ
る。これにより、EL素子の低消費電力化、長寿命化、
および軽量化が可能になる。ここで、三重項励起子を利
用し、外部発光量子効率を向上させた報告を示す。 (T.Tsutsui, C.Adachi, S.Saito, Photochemical Proce
sses in Organized Molecular Systems, ed.K.Honda,
(Elsevier Sci.Pub., Tokyo,1991) p.437.) 上記論文に報告されたEL材料(クマリン色素)の分子
式を以下に示す。
【0111】
【化1】
【0112】(M.A.Baldo, D.F.O'Brien, Y.You, A.Shou
stikov, S.Sibley, M.E.Thompson, S.R.Forrest, Natur
e 395 (1998) p.151.) 上記論文に報告されたEL材料(Pt錯体)の分子式を
以下に示す。
【0113】
【化2】
【0114】(M.A.Baldo, S.Lamansky, P.E.Burrrows,
M.E.Thompson, S.R.Forrest, Appl.Phys.Lett.,75 (199
9) p.4.) (T.Tsutsui, M.-J.Yang, M.Yahiro, K.Nakamura, T.Wat
anabe, T.tsuji, Y.Fukuda, T.Wakimoto, S.Mayaguchi,
Jpn.Appl.Phys., 38 (12B) (1999) L1502.) 上記論文に報告されたEL材料(Ir錯体)の分子式を
以下に示す。
【0115】
【化3】
【0116】以上のように三重項励起子からの燐光発光
を利用できれば原理的には一重項励起子からの蛍光発光
を用いる場合より3〜4倍の高い外部発光量子効率の実
現が可能となる。なお、本実施例の構成は、実施例1〜
実施例7のいずれの構成とも自由に組み合わせて実施す
ることが可能である。
【0117】〔実施例9〕本発明を実施して形成された
発光装置は、自発光型であるため液晶表示装置に比べて
明るい場所での視認性に優れ、しかも視野角が広い。従
って、様々な電気器具の表示部として用いることができ
る。その際、本発明の発光装置はパッシブ型の発光装置
でありながらも配線抵抗を減らすことで大画面化を可能
としているため、用途も幅広いものとすることができ
る。
【0118】本発明の電気器具としては、ビデオカメ
ラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッド
マウントディスプレイ)、カーナビゲーションシステ
ム、カーオーディオ、ノート型パーソナルコンピュー
タ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュー
タ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍)、記録
媒体を備えた画像再生装置(具体的にはコンパクトディ
スク(CD)、レーザーディスク(登録商標)(LD)
又はデジタルバーサタイルディスク(DVD)等の記録
媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備
えた装置)などが挙げられる。それら電気器具の具体例
を図12に示す。
【0119】図12(A)はELディスプレイであり、
筐体2001、支持台2002、表示部2003を含
む。本発明の発光装置は表示部2003に用いることが
できる。ELディスプレイは自発光型であるためバック
ライトが必要なく、液晶ディスプレイよりも薄い表示部
とすることができる。なお、表示部2003に用いる発
光装置にスティックドライバを設ける場合は、数十個に
分割して設けることが好ましい。
【0120】図12(B)はビデオカメラであり、本体
2101、表示部2102、音声入力部2103、操作
スイッチ2104、バッテリー2105、受像部210
6を含む。本発明の発光装置は表示部2102に用いる
ことができる。なお、表示部2102に用いる発光装置
にスティックドライバを設ける場合は、数個に分割して
設けることが好ましい。
【0121】図12(C)はデジタルカメラであり、本
体2201、表示部2202、接眼部部2203、操作
スイッチ2204を含む。本発明の発光装置は表示部2
202に用いることができる。なお、表示部2202に
用いる発光装置にスティックドライバを設ける場合は、
数個に分割して設けることが好ましい。
【0122】図12(D)は記録媒体を備えた画像再生
装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体230
1、記録媒体(CD、LDまたはDVD等)2302、
操作スイッチ2303、表示部(a)2304、表示部
(b)2305を含む。表示部(a)は主として画像情
報を表示し、表示部(b)は主として文字情報を表示す
るが、本発明の発光装置はこれら表示部(a)、(b)
に用いることができる。なお、記録媒体を備えた画像再
生装置には、CD再生装置、ゲーム機器なども含まれう
る。なお、表示部(a)2304、表示部(b)230
5に用いる発光装置にスティックドライバを設ける場合
は、数十個に分割して設けることが好ましい。
【0123】図12(E)は携帯型(モバイル)コンピ
ュータであり、本体2401、表示部2402、受像部
2403、操作スイッチ2404、メモリスロット24
05を含む。本発明の電気光学装置は表示部2402に
用いることができる。この携帯型コンピュータはフラッ
シュメモリや不揮発性メモリを集積化した記録媒体に情
報を記録したり、それを再生したりすることができる。
なお、表示部2402に用いる発光装置にスティックド
ライバを設ける場合は、数個に分割して設けることが好
ましい。
【0124】図12(F)はパーソナルコンピュータで
あり、本体2501、筐体2502、表示部2503、
キーボード2504を含む。本発明の発光装置は表示部
2503に用いることができる。なお、表示部2503
に用いる発光装置にスティックドライバを設ける場合
は、数十個に分割して設けることが好ましい。
【0125】なお、将来的にEL材料の発光輝度が高く
なれば、出力した画像情報を含む光をレンズ等で拡大投
影してフロント型若しくはリア型のプロジェクターに用
いることも可能となる。
【0126】また、上記電子装置はインターネットやC
ATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて
配信された情報を表示することが多くなり、特に動画情
報を表示する機会が増してきている。EL材料の応答速
度は非常に高いため、そのような動画表示を行うに適し
ている。
【0127】また、発光装置は発光している部分が電力
を消費するため、発光部分が極力少なくなるように情報
を表示することが望ましい。従って、携帯情報端末、特
に携帯電話やカーオーディオのような文字情報を主とす
る表示部に発光装置を用いる場合には、非発光部分を背
景として文字情報を発光部分で形成するように駆動する
ことが望ましい。
【0128】ここで図13(A)は携帯電話であり、本
体2601、音声出力部2602、音声入力部260
3、表示部2604、操作スイッチ2605、アンテナ
2606を含む。本発明の発光装置は表示部2604に
用いることができる。なお、表示部2604は黒色の背
景に白色の文字を表示することで携帯電話の消費電力を
抑えることができる。
【0129】また、図13(B)はカーオーディオであ
り、本体2701、表示部2702、操作スイッチ27
03、2704を含む。本発明の発光装置は表示部27
02に用いることができる。また、本実施例では車載用
カーオーディオを示すが、据え置き型のカーオーディオ
に用いても良い。なお、表示部2704は黒色の背景に
白色の文字を表示することで消費電力を抑えられる。な
お、表示部2704に用いる発光装置にスティックドラ
イバを設ける場合は、数個に分割して設けることが好ま
しい。
【0130】以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広
く、あらゆる分野の電気器具に用いることが可能であ
る。また、本実施例の電気器具は実施例1〜8の構成を
自由に組み合わせた発光装置を用いることで得ることが
できる。
【0131】
【発明の効果】本発明を実施することでパッシブマトリ
クス型の発光装置において、特に酸化物導電膜からなる
陽極の配線抵抗を低減することができる。そのため、配
線抵抗に起因する画質の不均質性や配線遅延による残像
現象を抑制することが可能となる。さらに、そのような
発光装置を表示部に用いることで表示品質の高い電気器
具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発光装置の上面構造および断面構造を示す
図。
【図2】 発光装置の上面構造を示す図。
【図3】 スティックドライバの断面構造を示す図。
【図4】 スティックドライバの接続例を示す図。
【図5】 発光装置の上面構造および断面構造を示す
図。
【図6】 発光装置および発光装置に入力される信号
の構成を示す図。
【図7】 補助配線の配置例を示す図。
【図8】 補助配線の配置例を示す図。
【図9】 スティックドライバの作製工程を示す図。
【図10】 多面取りプロセスの一例を示す図。
【図11】 多面取りプロセスの一例を示す図。
【図12】 電気器具の一例を示す図。
【図13】 電気器具の一例を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/10 H05B 33/10 33/14 33/14 A 33/22 33/22 Z Fターム(参考) 3K007 AB00 AB18 BA06 BB01 CA01 CB01 CC00 DA01 DB03 EB00 FA01 5C094 AA04 AA13 AA14 AA21 AA43 AA48 AA53 AA55 BA03 BA27 CA19 DA09 DA12 DA13 DB01 DB02 DB04 EA04 EA05 EA06 EB02 FA01 FB01 FB02 FB12 FB14 FB15 GB10 5G435 AA16 AA17 BB05 CC09 EE33 EE34 EE37 EE41 EE42 HH12 KK05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体の上に陽極、該陽極と直交する陰極
    並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発光性
    材料を含む発光装置であって、 前記陽極には補助配線が電気的に接続されていることを
    特徴とする発光装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記補助配線は金属膜
    からなる配線であることを特徴とする発光装置。
  3. 【請求項3】絶縁体の上に陽極、該陽極と直交する陰極
    並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発光性
    材料を含む発光装置であって、 前記陽極と前記陰極が交差する領域において、前記陽極
    には該陽極とは異なる材料からなる配線が電気的に接続
    されていることを特徴とする発光装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記陽極とは異なる材
    料からなる配線は金属膜からなる配線であることを特徴
    とする発光装置。
  5. 【請求項5】絶縁体の上に陽極、該陽極と直交する陰極
    並びに前記陽極および前記陰極の間に設けられた発光性
    材料を含む発光装置であって、 前記陽極と前記陰極が交差する領域において、前記陽極
    には該陽極よりも抵抗値の低い材料からなる配線が電気
    的に接続されていることを特徴とする発光装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記陽極よりも抵抗値
    の低い材料からなる配線は金属膜からなる配線であるこ
    とを特徴とする発光装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれか一におい
    て、前記陽極は酸化物導電膜からなることを特徴とする
    発光装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項6のいずれか一におい
    て、前記陽極および前記陰極は駆動回路に電気的に接続
    され、該駆動回路はガラス、石英ガラス、シリコンもし
    くはプラスチックからなる基板の上に形成されているこ
    とを特徴とする発光装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8のいずれか一に記載
    の発光装置を用いたことを特徴とする電気器具。
  10. 【請求項10】絶縁体の上に陽極および該陽極に電気的
    に接続された補助配線を形成し、前記陽極の上に発光性
    材料を形成し、該発光性材料の上に陰極を形成すること
    を特徴とする発光装置の作製方法。
  11. 【請求項11】絶縁体の上に陰極を形成し、該陰極の上
    に発光性材料を形成し、該発光性材料の上に陽極および
    該陽極に電気的に接続された補助配線を形成することを
    特徴とする発光装置の作製方法。
  12. 【請求項12】請求項10または請求項11において、
    前記補助配線として前記陽極よりも抵抗値の低い材料を
    用いることを特徴とする発光装置の作製方法。
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