JP2001342721A - 樋カバー - Google Patents

樋カバー

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JP2001342721A
JP2001342721A JP2000202941A JP2000202941A JP2001342721A JP 2001342721 A JP2001342721 A JP 2001342721A JP 2000202941 A JP2000202941 A JP 2000202941A JP 2000202941 A JP2000202941 A JP 2000202941A JP 2001342721 A JP2001342721 A JP 2001342721A
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Japan
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gutter
cover
holes
wire
tooth
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JP2000202941A
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Yoshiaki Hataura
吉章 端浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、歯状突起物を周辺に持つ穴を有す
る樋カバーで、樋の上部にかぶせて取り付け、木の葉や
異物から樋を保護し、固定する針金に張力を与えること
によって剛性を向上させた樋の装置に関するものであ
る。 【解決手段】樋カバー(2)の軒下に位置する立ち上が
り部分(8)を高くした弓状円弧部分に歯状突起物
(7)を外周に有する穴(6)を設け、木の葉や飛来物
が付着しにくい形状とし、固定では、穴(6)と長穴
(5)を利用することで針金(10)に張力をかけて内
部に対角線上に通すことで、異物からの接触を避けなが
ら構造的に剛性を向上させたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、樋、樋継ぎ、樋
止めの上方にかぶせて取り付ける樋のカバーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の樋カバーに関するものは、網板状
のものを取り付けたもの(例えば、特開平11−100
953号、特開平11−62135号の各公報)や、金
網状のものを取り付けたもの(特開平10−37411
号、特開平10−183900号の各公報)などがあ
る。
【0003】樋は、上方が開口しており、雨水以外の雪
や、木の葉、その他の異物が飛来して入り込みやすく、
これが原因で水の流れを阻害して溢れたり、砂やホコリ
が堆積したり汚泥化することで、その重量で樋が変形し
たり、樋受けが変形して下がり、樋の機能が損なわれて
いる。
【0004】このような変形が、雨水の滞留を招き、冬
季に凍結することで、樋の割れや損傷を招いたり、樋継
ぎが外れたりするために、特に農村部、山間部、寒冷地
では頻繁な保守と点検が必要であるが、高所作業で危険
なために困難を要する。
【0005】また従来の樋の樋受けへの固定では、針金
などを用いて樋の上方に架けることで樋受けと締結して
いるが、この方法では木の葉や、飛来物が針金などに掛
かり停滞を招くことで、上記の不具合を助長する構造と
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の樋のカバー
は、従来の技術から発生する前述の不具合、つまり樋へ
の異物の入り込み、藻や雑草の繁殖、樋や樋受け樋継ぎ
の変形や破損、樋と樋受けの固定に用いられている針金
などへの異物の掛かりを防ぎ、保守や点検の軽減を目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の樋カバー2において、前方耳部11と後
方耳部9を有した斜め弓状の範囲に歯状突起物7を外周
に持つ穴6を網目状に配列し、立ち上がり部分8の後方
耳部9の直近に連続する長穴5を樋カバー2の長手方向
に配置した成形材からなる樋カバーである。
【0008】また、樋カバー2と併用する樋継ぎカバー
16および樋1の両端に用いるメクラ板18を有する樋
止カバー15,17も「
【0007】」と同様な成形材から構成されており、樋
カバー2に樋継ぎカバー16と樋止めカバー15,17
が重なり合う関係を持たせてある。
【0009】
【発明の実施の形態】上記のように成形加工された樋カ
バー2、樋継ぎカバー16、両端の樋止めカバー15,
17は、図3の樋1、樋継ぎ13,樋止め14に対し、
各々樋カバー2、樋継ぎカバー16および樋止めカバー
15,17の順に前方耳部11と後方耳部9を樋耳12
にかぶせ、かつ樋カバー2にも嵌合取り付けしていく、
取り付けが完了した順に、図1のように針金10を樋受
け3の先端に結び、最寄りの穴6から立ち上がり部分8
の長穴5に通し、樋受け腕部分4に張力を与えながら結
わえて固定が可能となる。
【0010】樋継ぎカバー16と樋止めカバー15,1
7を固定する際、樋受け3が適合する位置に存在しない
場合、樋カバー2と重なり合っている穴6と長穴5を選
択、又は長手方向に移動調整して穴6と長穴5の共通空
隙を見い出し、針金10を通し、樋1、樋継ぎ13,樋
止め14の下方に回して固定することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上のように成形されたもの
を構成することによって、以下に記載してあるような効
果を奏する。
【0012】外面に歯状突起物7を有する穴6を複数個
設けることで、木の葉や飛来物が付着を阻止したり、乾
燥を促進することで樋1などに進入することなく、風な
どで落下を早め、地上からの清掃も可能となる。
【0013】また外面を弓状に成形しているため、屋根
から勢いよく雨水が流れる場合に軒側に飛散することな
く、カバーの前方に流れ、前方耳部11にはじかれて樋
などの下方に回り込む現象を防止できる。
【0014】同様に、屋根からの雪の落下についても、
外面の弓状に形成された歯状突起物7が流れ落ちる雪で
表層を形成し、表層雪崩の現象を起こして落下を促進し
建物の外側にはじき出すことで、樋1や樋受け3にかか
る荷重負担を軽減することができる。
【0015】なおかつ、図1においてカバーの立ち上が
り部分8を反時計方向に若干の傾きつけ、カバーの後方
耳部分9寄りに設けた複数配置された長穴5により、カ
バー後方からの伝い漏れする雨水を樋1内に効率よく回
収することができる。
【0016】この長穴5と雨水の回収目的の穴6を利用
して固定することになっており、各々のカバー2,1
5,16,17と樋の構成部品1、13,14などの固
定では、針金10などを内部に通して固定できるで、外
部からの異物や雪などを避けて固定することができる
【0017】この固定用の針金10は、予め樋1と樋カ
バー2の弾性を利用し引っ張り力を与えて締結すること
で、組立てられた状態において、対角する引っ張り力が
与えられ、組立後の形状剛性を向上させ、外力からの開
きや曲げ変形を防止する効果がある。
【0018】これらの樋のカバー2、15,16,17
に比熱の高い材料、例えばステンレスや銅などを用いる
ことにより、冬季の氷結に対しても日照や気温の上昇と
共に、直接接触している氷結部分、および組立構成され
た樋と樋カバーの空隙に温室効果をもたらし、解凍を早
めて構成体や樋受け3にかかる負担を軽減することがで
きる。
【0019】このように従来からの既設の樋を活用し、
かつ従来の樋がもたらしている前述の不具合を本案の発
明で防止し、危険な高所作業の頻度を減らし、現存する
樋の寿命を延ばす効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】樋カバーの取り付け状態を示す斜視図である。
【図2】歯状突起部を持つ穴の詳細を示す斜視図であ
る。
【図3】樋の構成と、それに取り付けるカバーの構成例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1は樋 10は針金 15は樋
止めカバー 2は樋カバー 13は樋継ぎ 16は樋
継ぎカバー 3は樋受け 14は樋止め

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面に歯状突起物7を外周に持つ穴6有
    し、弓状に成形された樋カバー2で、樋1の樋耳12に
    把持せしめ、樋受け3との固定では穴6と樋カバー2後
    方に設けられた雨水の伝い漏れ回収用の長穴5を利用し
    て、針金10などで張力をかけて固定することにより、
    形状剛性を向上させた樋カバー。
  2. 【請求項2】請求事項1に取り付ける樋継ぎカバー。
  3. 【請求項3】請求事項1に取り付ける樋止めカバー。
JP2000202941A 2000-05-31 2000-05-31 樋カバー Pending JP2001342721A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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