JP2001341966A - マンコンベア - Google Patents

マンコンベア

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JP2001341966A
JP2001341966A JP2000162089A JP2000162089A JP2001341966A JP 2001341966 A JP2001341966 A JP 2001341966A JP 2000162089 A JP2000162089 A JP 2000162089A JP 2000162089 A JP2000162089 A JP 2000162089A JP 2001341966 A JP2001341966 A JP 2001341966A
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truss
sprockets
support shafts
case
cover
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JP2000162089A
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Takashi Shinno
隆司 新野
Ichiro Imai
一郎 今井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】トラスの深さ方向の寸法を縮小して設置時の建
屋側に対する工事負担を軽減することが可能となるマン
コンベアを提供する。 【解決手段】トラス2の長手方向の両端部内にそれぞれ
スプロケット21を設け、多数のステップ12をチエー
ン13を介して無端状に連結してなるステップ列11を
トラス2内に収納し、このステップ列11のチエーン1
3をトラス2の両端部間のスプロケット21に巻装し、
このステップ列11の各ステップ12を前記スプロケッ
ト21の部分で反転させながらステップ列11を無端走
行させるマンコンベアにおいて、前記ステップ列11の
両側に配設された前記スプロケット21を、トラス2の
幅方向に沿う同一軸線上においてそのトラス2の両側部
に振り分けて設けられた支持軸20a,20bを介して
支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数のステップ
をチエーンを介して無端状に連結してなるステップ列を
無端走行させて乗客を搬送するマンコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化社会の到来を背景に、様々
な施設においてマンコンベアの設置が検討されている。
【0003】特に、駅舎等の公共交通機関の施設では、
不特定の人の利用が前提となっているため、マンコンベ
アの設置が急ピッチで進められている。多くの駅舎の場
合、建物構造の機能的な関係上、車輌と人の動線が交差
する状況での人の搬送が必要であるため、主としてエス
カレータの設置が進められている。
【0004】マンコンベアとしてのエスカレータは、建
屋の下階と上階との間に亘ってトラスを据え付け、この
トラス内に多数のステップを無端状に連結してなるステ
ップ列を組み込み、このステップ列を駆動装置で無端走
行させてステップに乗り込んだ乗客を搬送するようにな
っている。
【0005】図5には、従来のエスカレータの側面図を
示してある。エスカレータ1はトラス2を備え、このト
ラス2の長手方向の両端部に支持金具3a,3bが設け
られ、これら支持金具3a,3bを介してトラス2が建
屋4の上階と下階との間に傾斜して懸架されている。
【0006】一般に、既存の駅舎等にエスカレータ1を
新設する場合には、人の動線として既に階段5が設置さ
れており、この階段5とは別の場所にエスカレータ1を
設置するスペースを取ることができなかったり、あるい
はスペースを取ることが可能であっても人の動線として
不適な場所となるようなときには、既存の階段5の一部
を解体ないしは改造してその階段5の上に併設するのが
一般的である。
【0007】既存の階段5の上方には屋根6が設けられ
ている場合が多く、このような階段5の上にエスカレー
タ1を設置する場合、その屋根6とエスカレータ1との
間に所定のクリアランスKを確保する必要があり、この
ため既存の階段5の一部や例えば下階のプラットホーム
7の一部を解体して開口部を形成し、その開口部内にト
ラス2の一部を落とし込むように据え付けて設置するの
が通例である。図5にハッチングを施して示す部分がそ
の解体撤去部分である。
【0008】トラス2内に組み込まれて無端走行するス
テップ列の各ステップはトラス2の長手方向の両端部内
において反転して方向を転換するが、トラス2の深さ方
向の寸法A,B,Cはそのステップ列の反転の曲率の大
きさに依存する。
【0009】図6には、傾斜したトラス2の上部側の端
部内におけるステップ反転部分の構造を示してある。
【0010】ステップ列11は、乗客を乗せる各ステッ
プ12をチエーン13で無端状に連結してなる。チエー
ン13は各ステップ12の両側に設けられている。
【0011】各ステップ12は両側部にそれぞれ回転自
在な前輪14および後輪15を有し、トラス2内にその
前輪14をガイドする前輪用ガイドレール18および後
輪15をガイドする後輪用ガイドレール19が設けられ
ている。
【0012】トラス2の両側部間には支持軸20が設け
られ、この支持軸20に左右に離間して一対の走行用の
スプロケット21が設けられ、これら走行用のスプロケ
ット21に前記チエーン13が巻き掛けられている。
【0013】トラス2内には駆動装置23が設けられ、
この駆動装置23は出力用のスプロケット24を有し、
また前記支持軸20には駆動用のスプロケット25が取
り付けられ、前記出力用のスプロケット24と駆動用の
スプロケット25との間にチエーン26が掛け渡されて
いる。
【0014】そして駆動装置23の動力がチエーン26
を介して支持軸20に伝達され、この支持軸20と一体
に走行用のスプロケット21が回転し、この回転により
ステップ列11が走行し、各ステップ12がガイドレー
ル18,19により案内されながら支持軸20の外周側
において順次反転する。
【0015】なお、トラス2の下部側の端部内において
も、トラス2の両側部間に支持軸が設けられ、この支持
軸に左右に離間して一対の走行用のスプロケットが取り
付けられ、これら走行用のスプロケットにステップ列1
1のチエーン13が巻き掛けられ、ステップ列11の走
行時に各ステップ12が支持軸の外周側において順次反
転する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各ステップ
12が反転する際の曲率の大きさが小さければそれに応
じてトラス2の深さ方向の寸法A,B,Cも小さくする
ことができるが、しかし従来においては、左右に離間し
た走行用のスプロケット21間に支持軸20が貫通して
おり、このため各ステップ12が反転する際にその各ス
テップ12の後輪15が支持軸20と干渉しないよう
に、その反転の曲率の大きさを大きく定めなければなら
ず、この結果、トラス2の深さ方向の寸法A,B,Cも
大きくなっている。
【0017】前述したように、既存の駅舎等に新たにエ
スカレータ1を設置する場合、建屋の一部を解体ないし
は改造することが必要となっているが、ここでトラス2
の深さ方向の寸法が大きいと、その解体改造工事も大掛
かりとなり、費用の増大、工事期間の長期化を招き、ま
た営業中の駅舎等にあっては工事範囲の囲いや養生等の
安全対策作業の拡大、利用客に対して不便をかける期間
の拡大等の業務上の損失が生じるという問題がある。
【0018】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、トラスの深さ方向
の寸法を縮小して設置時の建屋側に対する工事負担を軽
減することが可能となるエスカレータ等のマンコンベア
を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、トラスの長手方向の両端部内にそ
れぞれスプロケットを設け、多数のステップをチエーン
を介して無端状に連結してなるステップ列をトラス内に
収納し、このステップ列のチエーンをトラスの両端部間
のスプロケットに巻装し、このステップ列の各ステップ
を前記スプロケットの部分で方向転換させながらステッ
プ列を無端走行させるマンコンベアにおいて、前記スプ
ロケットを前記ステップ列の両側に配設し、これらスプ
ロケットをトラスの幅方向に沿う同一軸線上においてそ
のトラスの両側部に振り分けて設けた支持軸で個別に支
持するようにしたものである。
【0020】そして、請求項2の発明では、トラスの一
方の端部内にはその端部内の両支持軸に対応して一対の
駆動装置が設けられ、これら駆動装置の動力がその対応
する支持軸にそれぞれ歯車機構を介して伝達されること
を特徴としている。
【0021】請求項3の発明では、前記各歯車機構はケ
ース内に設けられ、その各ケース内に潤滑油が収容され
ていることを特徴としている。
【0022】請求項4の発明では、トラスの一方の端部
内には一つの駆動装置が設けられているととともに、そ
の端部内の両支持軸に対応してそれぞれ歯車機構が設け
られ、前記一つの駆動装置の動力が前記歯車機構を介し
て両支持軸に伝達されることを特徴としている。
【0023】請求項5の発明では、前記各歯車機構はケ
ース内に設けられ、その各ケース内に潤滑油が収容され
ていることを特徴としている。
【0024】請求項6の発明では、トラスの一方の端部
内には、少なくとも駆動装置の上方に配置されてその駆
動装置を覆うカバーが設けられていることを特徴として
いる。
【0025】請求項7の発明では、前記カバーがトラス
の端部の上部から下部に亘って延びる階段状をなしてい
ることを特徴としている。
【0026】請求項8の発明では、前記カバーがトラス
の端部に着脱可能に設けられていることを特徴としてい
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1ないし図4を参照して説明する。なお、従来の
構成と対応する部分には同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0028】図1および図2には第1の実施形態を示し
てある。図1はトラス2の上部側の端部内の平断面図、
図2はその上部側の端部の側面図であり、図1に示すよ
うに、ステップ列11の両側に配設された走行用のスプ
ロケット21は、そのステップ列11の両側に振り分け
られた個々の支持軸20a,20bを介して支持されて
いる。
【0029】これら支持軸20a,20bはトラス2の
幅方向に沿う同一軸線上に配置されてステップ列11の
両側に振り分けられ、それぞれその一端側の端部がトラ
ス1の側部に軸受を介して取り付けられている。
【0030】そしてこれら支持軸20a,20bの他端
側の端部に走行用のスプロケット21が取り付けられ、
これら走行用のスプロケット21にステップ列11のチ
エーン13が巻き掛けられている。
【0031】また、トラス2の下部側の端部内において
も、図示しないが同様にステップ列の両側に振り分けら
れてトラスの両側部に取り付けられた個々の支持軸を介
してスプロケットが支持され、そのスプロケットにステ
ップ列のチエーンが巻き掛けられている。
【0032】さらに、図1および図2に示すように、ト
ラス2の上部側の端部においては、トラス2の両側部の
内側にそれぞれケース30が設けられている。前記支持
軸20a,20bはこれらケース30を貫通しており、
またこれらケース30の側面にはモータ31、ブレーキ
機構32、減速機構33を備える駆動装置34が取り付
けられている。減速機構33は大きな減速比を得るため
の遊星歯車機構により構成されている。
【0033】駆動装置34は出力軸35を有し、この出
力軸35がケース30内に挿入されている。そしてケー
ス30内において、前記出力軸35に第1の歯車38
が、前記支持軸20a,20bに第2の歯車39がそれ
ぞれ取り付けられているとともに、さらにこれら第1の
歯車38と第2の歯車39との間に軸41を介して支持
された第3の歯車40が設けられ、これら歯車38,3
9,40の噛合により出力軸35の回転動力を支持軸2
0a,20bに伝達する歯車機構42が構成されてい
る。そしてケース30内には潤滑油が収容されている。
【0034】ケース30は支持軸20a,20bが貫通
した一端側の端部がブラケット45を介してトラス2の
上梁2aおよび縦梁2bに固定され、駆動装置34が取
り付けられた他端側の端部がブラケット46および防振
ゴム47を介してトラス2の下梁2cに固定されてい
る。
【0035】エスカレータ1の運転時には、モータ31
へ電源が投入され、ブレーキ機構32が開放される。そ
してモータ31の回転が減速機構33により減速され、
出力軸35から歯車機構42の各歯車38,39,40
を経て支持軸20a,20bに伝達され、支持軸20
a,20bと一体に走行用のスプロケット21が回転
し、この回転によりステップ列11の各ステップ12が
トラス2の長手方向に沿って走行し、走行用のスプロケ
ット21の部分でその各ステップ12が反転する。
【0036】ここで、ステップ列11の両側に配置され
た走行用のスプロケット21は、その両側に振り分けら
れた個々の支持軸20a,20bを介して個別に支持さ
れ、ステップ12の反転の内側には従来のような一連の
支持軸が貫通しておらず、したがってその支持軸との干
渉を避けるような配慮が不要であり、このためステップ
12の反転の曲率を小さくすることができ、これにより
トラス2の深さ方向の寸法を縮小することができる。
【0037】ところで、従来においては、図6に示すよ
うに駆動装置23の動力をチエーン26を介して走行用
のスプロケット21に伝達しているが、チエーン26を
用いると、その伸びの調整や給油の必要があり、またそ
のチエーン26に対して切断検知用の安全装置を設ける
ことが必要となる。
【0038】これに対し、この発明の実施形態において
は、駆動装置34の動力を走行用のスプロケット21に
伝達する手段として歯車機構42を用いており、このた
め伸びの調整や安全装置が不要となり、またその歯車機
構42をケース30で覆い、このケース30内に潤滑油
を収容してあるから、給油の必要もなく、したがって信
頼性に優れ、保守の作業性も向上する。
【0039】図3には第2の実施形態を示してあり、こ
の実施形態においては、トラス2の両側部に設けられた
各ケース30内にそれぞれ第1、第2、第3の歯車3
8,39,40が設けられているとともに、さらに第1
の歯車38に噛合する第4の歯車50が設けられてい
る。
【0040】そして一方のケース30の側面のみにモー
タ31、ブレーキ機構32、減速機構33を備える駆動
装置34が取り付けられ、この駆動装置34の出力軸3
5に前記第1の歯車50が結合されている。
【0041】各ケース30内に設けられた第4の歯車5
0にはそれぞれ連結軸51が取り付けられ、これら連結
軸51が各ケース30の側面から突出するとともに、そ
の端部の相互が連結部材52を介して互いに連結されて
いる。
【0042】この場合には、モータ31の回転が一方の
ケース30内の歯車機構42を介して一方の走行用のス
プロケット21に伝達され、またモータ30の回転が一
方のケース30内の第4の歯車50、連結軸51を介し
て他方のケース30内の第4の歯車50に伝達され、さ
らにこの第4の歯車50から他方のケース30内の歯車
機構42を介して他方の走行用のスプロケット21に伝
達され、これによりステップ列11の両側に配設された
走行用の一対のスプロケット21が同期して回転し、こ
の回転でステップ列11の各ステップ12がトラス2の
長手方向に沿って走行する。
【0043】エスカレータは乗客搬送用のステップの幅
の大きさやその揚程の大きさによって必要な動力が決定
されるが、ステップの幅や揚程が小さいときには、この
第2の実施形態のように一方のケース30のみに駆動装
置34を設けてエスカレータを駆動することが可能であ
る。そして一方のケース30のみに駆動装置34を設け
る構成とすることによりコストを軽減することができ
る。
【0044】図4には第3の実施形態を示してあり、こ
の実施形態においては前記第2の実施形態の場合と同様
に、一方のケース30のみに駆動装置34が設けられて
いる。そしてトラス2の上部側端部の内側つまり機械室
内に駆動装置34および連結軸51の上方に配置してそ
の駆動装置34および連結軸51を覆うカバー54が設
けられている。
【0045】このカバー54は複数の水平面と垂直面と
を有する階段状をなし、機械室の上部から下部に亘って
延びように機械室に着脱可能に取り付けられている。
【0046】一般にエスカレータの保守点検に当たって
は、機械室内にその上部の開口部から作業員が入り込ん
で作業を行なうが、従来においては機械室の梁部材に足
を掛けたり飛び降りて機械室内に入り込まなければなら
ず、このためその入り込みが面倒で、また危険も伴う。
【0047】ところが、この第3の実施形態において
は、機械室内に階段状のカバー54が設けられているか
ら、このカバー54を足場にして容易に能率よくかつ安
全に機械室内に入り込むことができ、またこのカバー5
4を足場にして機械室内での保守点検の作業を容易に能
率よく行なうことができる。
【0048】このカバー54は駆動装置34および連結
軸51を覆うように設けられているから、その動作中の
駆動装置34や連結軸51に触れて思わぬ危険を招くよ
うなことなく安全に作業を進めることができ、また駆動
装置34や連結軸51がカバー54で覆われて機械的に
保護されるから、その駆動装置34や連結軸51の損傷
を防止することができる。
【0049】駆動装置34や連結軸51に対する保守点
検時にはカバー54を取り外すことによりその作業を容
易に能率よく行なうことができる。
【0050】なお、上記の各実施形態では、トラスの端
部内でステップが反転して方向転換する場合の構成につ
いて説明したが、この発明はステップがそのステップ面
を上に向けた状態で方向転換する場合にも同様に実施す
ることができる。また、この発明はエスカレータに適用
する場合のほか、動く歩道等のマンコンベアにおいても
同様に適用することが可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ステップの方向転換の曲率を小さくしてトラスの深さ方
向の寸法を縮小することができ、したがってマンコンベ
アの設置時における建屋側に対する工事負担を軽減して
能率よくかつ廉価に設置することができる。
【0052】そして請求項2および4の発明では、駆動
装置の動力を歯車機構を介してスプロケットの支持軸に
伝達するようにしているから、チエーンを用いる場合の
ような伸びの調整が不要で保守が容易となる。
【0053】請求項3および5の発明では、前記歯車機
構をケース内に収納し、このケース内に潤滑油を収容し
ているから、面倒な給油の手間を省け、保守が容易とな
る。
【0054】請求項6の発明では、トラス内に少なくと
も駆動装置を覆うようにカバーを設けたから、このカバ
ーを足場としてトラス内に保守作業員が容易かつ安全に
入り込むことができ、また駆動装置をカバーで機械的に
保護してその損傷等を防止することができる。
【0055】請求項7の発明では、そのカバーをトラス
の端部の上部から下部に亘って延びる階段状としてある
から、トラス内への保守作業員の入り込みがより容易と
なる。
【0056】請求項8の発明では、そのカバーがトラス
に対して着脱可能であるから、駆動装置の保守点検に際
し、そのカバーを取り外して作業を能率よく行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す平断面図。
【図2】この発明の第1の実施形態を示す側面図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す平断面図。
【図4】この発明の第3の実施形態を示す側面図。
【図5】従来のエスカレータの設置状態を示す説明図。
【図6】従来のエスカレータのステップ反転部分の構造
を示す側面図。
【符号の説明】
1…エスカレータ 2…トラス 11…ステップ列 12…ステップ 13…チエーン 20a,20b…支持軸 21…スプロケット 30…ケース 31…モータ 32…ブレーキ機構 33…減速機構 35…出力軸 42…歯車機構 51…連結軸 52…連結部材 54…カバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラスの長手方向の両端部内にそれぞれス
    プロケットを設け、多数のステップをチエーンを介して
    無端状に連結してなるステップ列をトラス内に収納し、
    このステップ列のチエーンをトラスの両端部間のスプロ
    ケットに巻装し、このステップ列の各ステップを前記ス
    プロケットの部分で方向転換させながらステップ列を無
    端走行させるマンコンベアにおいて、 前記スプロケットは前記ステップ列の両側に配設されて
    いるとともに、これらスプロケットがトラスの幅方向に
    沿う同一軸線上においてそのトラスの両側部に振り分け
    て設けられた支持軸に個別に支持されていることを特徴
    とするマンコンベア。
  2. 【請求項2】トラスの一方の端部内にはその端部内の両
    支持軸に対応して一対の駆動装置が設けられ、これら駆
    動装置の動力がその対応する支持軸にそれぞれ歯車機構
    を介して伝達されることを特徴とする請求項1に記載の
    マンコンベア。
  3. 【請求項3】各歯車機構はケース内に設けられ、その各
    ケース内に潤滑油が収容されていることを特徴とする請
    求項2に記載のマンコンベア。
  4. 【請求項4】トラスの一方の端部内には一つの駆動装置
    が設けられているととともに、その端部内の両支持軸に
    対応してそれぞれ歯車機構が設けられ、前記一つの駆動
    装置の動力が前記歯車機構を介して両支持軸に伝達され
    ることを特徴とする請求項1に記載のマンコンベア。
  5. 【請求項5】各歯車機構はケース内に設けられ、その各
    ケース内に潤滑油が収容されていることを特徴とする請
    求項4に記載のマンコンベア。
  6. 【請求項6】トラスの一方の端部内には、少なくとも駆
    動装置の上方に配置されてその駆動装置を覆うカバーが
    設けられていることを特徴とする請求項2または4に記
    載のマンコンベア。
  7. 【請求項7】カバーはトラスの端部の上部から下部に亘
    って延びる階段状をなしていることを特徴とする請求項
    6に記載のマンコンベア。
  8. 【請求項8】カバーはトラスの端部に着脱可能に設けら
    れていることを特徴とする請求項7に記載のマンコンベ
    ア。
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