JP2001341563A - 車両用座席装置 - Google Patents

車両用座席装置

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JP2001341563A
JP2001341563A JP2000165580A JP2000165580A JP2001341563A JP 2001341563 A JP2001341563 A JP 2001341563A JP 2000165580 A JP2000165580 A JP 2000165580A JP 2000165580 A JP2000165580 A JP 2000165580A JP 2001341563 A JP2001341563 A JP 2001341563A
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Shinya Nakamura
真也 中村
Masahiro Kanda
昌宏 神田
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文明 松下
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Fuji Kiko Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミニバンのリアシートにおけるシートクッシ
ョンの前後移動調節が可能な車両用座席装置を提供す
る。 【解決手段】 シートクッション16の前部は車体床面
Fに回動可能に支持されたリンク17,17に回動可能
に支持され、シートクッション16の後部は車体床面に
支持されたシートスライド機構部1.1に支持されてい
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車の車両用座席装
置に関するもので、特にミニバンのリアシートに最適す
るものである。
【0002】
【従来の技術】シートの折り畳み操作が簡単で、折り畳
んだシートを前方かつ下方へ収納する方策として、シー
トクッションの後部とシートバックを連動プレートで連
結する一方、シートクッションの前部と車体との間をリ
ンクで回動可能に結合した車両用座席装置を提供した
(特開平8−214977号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−214977号の発明は、主にミニバンのリアシー
トに適用されているため、車体床面の取付け面がフラッ
トでない場合が多く、シートクッション前部のリンクと
車体床面との固定点と、シートクッション後部車体取付
け面との間に高低差が生じやすいと云う問題がある。
【0004】また、このようなミニバンのリアシートで
は足元スペース確保のために、シートスライド機構を採
用することが望まれるが、前記高低差のために搭載する
ことができないという問題がある。
【0005】そこで、この発明はミニバンのリアシート
等においてシートの前後移動調節が可能な車両用座席装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるシート
リクライニング装置は、請求項1記載のように、シート
クッションの前部は車体床面に回動可能に支持されたリ
ンクに回動可能に支持され、シートクッションの後部は
車体床面に支持されたシートスライド機構部に支持され
たベースプレートに折り畳みロック機構部を介して回動
かつロック可能に連結された中間アームに支持されると
共に、この中間アームにシートバックを連結したことを
特徴とする車両用座席装置を提供する。
【0007】したがって、シートクッションの後部にの
みシートスライド機構部を配置したので、ロアーレール
とアッパーレールの長さを従来よりも短くできて、取付
け面の確保も容易となり、座面位置の変更調節ができて
足元スペースの確保が容易となる。また、折り畳み時の
利便性がよく、しかも着座時の快適性にも優れた車両用
座席装置を得ることができる。
【0008】また、請求項2記載のように、シートクッ
ションの前部が車体床面に回動可能に支持されたリンク
で回動可能に支持される一方、シートクッションの後部
が車体床面に配置したシートスライド機構部に支持され
たベースプレートに折畳みロック機構部を介して回動か
つロック可能に連結された中間アームに支持されると共
に、中間アームにリクライニングロック機構部を介して
回動かつロック可能にシートバックを連結したことを特
徴とする車両用座席装置を提供する。
【0009】したがって、上記請求項1の効果に加え、
さらにシートバックのリクライニング調整は中間アーム
とシートバックの間に介在するリクライニングロック機
構部を介して行い、また、折り畳み操作は中間アームと
ベースプレートの間に介在する折り畳みロック機構を介
して行うため、リクライニング操作と折り畳み操作とが
明確に区別される。
【0010】さらに、請求項3記載のように、請求項1
又は2において、折畳みロック機構部のセンターシャフ
トにウォークインレバーを遊嵌し、そのウォークインレ
バーに当接するピンを中間アームに設けるとともに、ウ
ォークインレバーに連結ロッドの一端部を回動可能に連
結し、連結ロッドの他端部をシートスライド機構部のア
ッパーレールに軸支したリンクレバーに回動可能に連結
し、リンクレバーの軸に固定したカムがアッパーレール
に軸支したスライドロックプレートのカム係合部に接離
可能に配置してなり、シートバックの折畳み操作と連動
してシートスライド機構部のロックが自動的に解除され
ることを特徴とする車両用座席装置を提供する。
【0011】したがって、シートバックの折り畳み操作
に連動してシートスライド機構部のロック部が自動的に
解除されるため、ロック部の解除操作を別途に必要とせ
ずにアッパーレールが車両前方側へスムーズに移動でき
るようになり、折り畳み操作の簡便化ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づき説明する。図1〜図4に示すように、車体床面F
に左右一対で固定したシートスライド機構部1,1にベ
ースプレート2,2の下部が支持され、一方のベースプ
レート2の上部に折畳みロック機構部3が設けられ、こ
の折畳みロック機構部3に下端部側をロックかつ回動可
能に連結した中間アーム4が設けられ、中間アーム4の
上端部側にシートバック5がリクライニングロック機構
部6を介し傾斜角度調節可能に軸支されている。折畳み
ロック機構部3、リクライニングロック機構部6につい
ては、シートバック5及びシートクッション16の片側
(アウター側)にのみ設けることとして、他の片側(イ
ンナー側)にはフリーヒンジ19を配設している。
【0013】フリーヒンジ19は、図1に示すように、
ベースプレート2の上端部にヒンジシャフト20を介し
て中間アーム21の下端部を回動可能に連結し、かつ、
中間アーム21の上端部にヒンジシャフト22を介して
ブラケット23を回動可能に連結したものである。ブラ
ケット23はシートバック5の側面に固定される。折畳
みロック機構部3とリクライニングロック機構部6は後
記するように実質的には同じ構成を有しているが、ロッ
ク範囲及びロックを解除する操作レバー8と解除レバー
36が相違し、ベースプレート2と中間アーム4又は中
間アーム4とシートバック5とを回転可能かつ所定の角
度でロックできるものである。したがって、シートバッ
ク5は折畳みロック機構部3のセンターシャフト9とフ
リーヒンジ19のヒンジシャフト20を介して前倒れ
が、更に、リクライニングロック機構部6のセンターシ
ャフト10とフリーヒンジ19のヒンジシャフト22を
介してリクライニング調整が可能である。
【0014】リクライニングロック機構部6のセンター
シャフト10には連動プレート15の一端部が回動可能
に連結され、この連動プレート15の他端部はシートク
ッション16の後部に結合されている。シートクッショ
ン16の前部にはリンク17の上端部が回動可能に連結
され、リンク17の下端部は車体床面Fに固定したブラ
ケット18,18aに回動可能に支持されている。した
がって、シートクッション16はシートバック5の傾斜
角度調整に連動して前後方向へ移動することはない。な
お、ブラケット18,18aの相違は車体床面Fの特殊
性に因るものであり、両者同じようなものであってもよ
いことは勿論である。また、連動プレート15はセンタ
ーシャフト10に回動可能に連結されているが、中間ア
ームの上端部であれば別途支軸を設けて支持させるよう
にしてもよい。
【0015】リクライニング調整を行う操作レバー8
は、シートバック5の側面に配置されたリクライニング
ロック機構部6のセンターシャフト10に軸支されてい
る。そのセンターシャフト10に内端部を係止し、外端
部を操作レバー8に係止したレバースプリング45(図
4参照)が操作レバー8を時計方向へ回転付勢してい
る。また、解除レバー36にも同様のレバースプリング
34(図2,図3及び図4参照)が設けられている。な
お、中間アーム4,21間には補強プレート40を連結
して一体性を高め、連動性能が向上するようにしてあ
る。さらに、図2〜図4に示すように、シートバック5
の前倒れを行うためのリターンばね35がセンターシャ
フト10に内端部を連結し、外端部をシートバック5に
固定するリクライニングロック機構部6の一部に連結し
て反時計回りに回転付勢されている。
【0016】折畳みロック機構部3にはウォークインレ
バー7と解除レバー36がセンターシャフト9に回動可
能に軸支されている。解除レバー36は操作レバー8と
同じような構造であるが、ノブ部は省略している。この
解除レバー36にはワイヤ37の一端部が連結され、ワ
イヤ37の他端部はシートバック5に沿うワイヤチュー
ブ38を介してその上方に延伸し、シートバック5の背
面の凹部5a内に配設した操作ノブ39に連結してあ
る。なお、ワイヤ37には連結器41を介して枝別れし
たチューブ42を設け、そのチューブ42内に収納した
ワイヤの下端部を操作レバー8に連結してある。これに
より、操作ノブ39を引くと操作レバー8及び解除レバ
ー36が連動してリクライニングロック機構部6及び折
畳みロック機構部3のロックを解除できる。
【0017】ウォークインレバー7の一端部12には中
間アーム4に突設したピン11が当接可能であり、ま
た、ウォークインレバー7の他端部には連結ロッド13
の一端部が回動可能に連結され、連結ロッド13の他端
部は一方(アウター側)のシートスライド機構部1のア
ッパーレール25に軸31で回転可能に支持されたリン
クレバー14に回動可能に連結されている。軸31には
アッパーレール25の背面側でカム32が一体で回転可
能に配設されている。
【0018】シートスライド機構部1は、図4に示すよ
うに、車体床面Fに固定される横断面が略凹字形をした
ロアーレール24に、横断面が略逆T字形をしたアッパ
ーレール25がローラー42を介して長手方向へ移動可
能に配置されてなるもので、そのアッパーレール25に
ベースプレート2がリベット等にて垂直に連結固定され
ている。ロアーレール24及びアッパーレール25は、
通例ではシートクッション16を平行移動させるために
設けられるから、シートクッション16の前部と後部を
同時にアッパーレール25と連結している。そのため、
シートスライド機構部1,1のレール長さは長くなる
が、本例にあっては、シートクッション16の後部を支
持するベースプレート2を連結するだけでよいため、レ
ール長さを短くすることができる。
【0019】さらに、アッパーレール25は図示外のス
プリング等にて車体前方側へ常に引き寄せられている。
そして、アッパーレール25の移動位置をロックするた
めのスライドロックプレート26が設けられている。ス
ライドロックプレート26はアッパーレール25の前端
部に軸27を介して揺動可能に支持された部材で、図4
及び図5に示すように、自由端側には車両後方側へ高く
傾斜したスロープからなるカム係合部28とこれと上下
で対面して水平方向へ延伸するロック係合部33がとも
に形成され、かつ、軸27付近の端部にはハンドル29
が連結されている。図6に示すように、ロック係合部3
3には少なくとも2つの穴43が開設され、この穴43
には図4及び図5に示すように、ロアーレール24の長
手方向の辺縁に形成された歯部44が係脱する。
【0020】ハンドル29はシートクッション16の左
右両側におけるシートスライド機構部1,1のスライド
ロックプレート26,26を連動させるために設けられ
ており、シートクッション16の下部に位置してシート
クッション16の前部下方で操作できる。スライドロッ
クプレート26には、図5に示すように、軸27を中心
として反時計方向へ回転付勢するバネ30が設けられて
おり(アッパーレール25の長孔25aに差し込まれた
係止端部26aにバネ30のフック端部が引掛けられて
いる。バネ30はアッパーレール25の前端部に固定さ
れている。)、このバネ30によってスライドロックプ
レート26の自由端側は常に上方へ回動し、ロック係合
部33の穴43,43が歯部44,44に係合する一
方、ハンドル29は下方へ回動した状態を保持するもの
である。また、ハンドル29を上方へ持ち上げるとロッ
ク係合部33の穴43,43は歯部44,44から外れ
るためにベースプレート2,2は車両前後方向へ移動で
きる。
【0021】そこで、図2及び図5に示すように、シー
トバック5が起立位置にある状態では、連結ロッド13
が下方へ押し下げられた状態にあり、リンクレバー14
が軸31を中心に時計回りに回動しており、カム32が
カム係合部28から外れ、スライドロックプレート26
は軸27を中心にバネ30の力により反時計回りに回動
し、ロック係合部33の穴43,43が歯部44と係合
することでシートクッション16の前後移動を阻止す
る。そして、連結ロッド13が上方へ引かれると、図3
に示すように、リンクレバー14が前記とは逆方向へ回
動することによりカム32が回動し、カム32はカム係
合部28に当接してスライドロックプレート26を押し
下げるので、スライドロックプレート26は軸27を中
心として時計方向へ回動し、ロック係合部33の穴4
3,43がロアーレール24の歯部44,44から外れ
るのでシートクッション16は前後へ移動可能になる。
【0022】なお、シートスライド機構部1、ベースプ
レート2、折畳みロック機構部3、リクライニングロッ
ク機構部6、連動プレート15及びリンク17とをシー
トクッション16の左右両側に対として配設してもよ
い。また、この場合には、中間アーム4,21間を連結
するように設けた補強プレート40は無くてもよい。
【0023】シートクッション16は床面F側を空洞に
したシートパンを用いてリンク17,17及びハンドル
29をその空洞内に収容できる。また、車体床面Fには
シートスライド機構部1,1の後端部が挿入された傾斜
溝部48を有する段差部46が図示されているが、これ
は傾斜溝部48内にベースプレート2が移動できるよう
にして着座者の足元スペースの拡大を図ったミニバンの
リアシートへの適用例であって、段差のない車両床面に
も採用できることはいうまでもない。また、図2及び図
3中の符号47は、リアーシートと段差部46との隙間
を塞ぐプロテクターである。
【0024】折り畳みロック機構部3及びリクライニン
グロック機構部6は図示のものに限定されるものではな
い。例えば、図示はしないが、中間アーム4の上・下端
部にそれぞれセンターシャフト9,10を中心とする所
定半径の円周縁に歯部を形成し、その歯部に係脱する歯
部を一端部に有するツース部材の他端部を、ベースプレ
ート2及びシートバック5側にそれぞれ回動可能に配置
し、それらのツース部材を解除レバー36及び操作レバ
ー8にて操作できる構成としてもよい。
【0025】そこで、リクライニングロック機構部6を
説明すると、図7及び図8に示すように、中間アーム4
に一体形成された固定側プレート50には、下記に説明
するロックプレート51とカムプレート52を移動可能
に収容する凹部57が形成され、シートバック5に固定
する可動側プレート53にはセンターシャフト10を中
心とする所定半径の円弧部を有する略円形の凹部54が
形成され、凹部54の円弧部内周縁には歯部55が所定
角度範囲で形成されている。この歯部55に噛合する歯
部56を有するロックプレート51が固定側プレート5
0の凹部57の内周面の一部を略径方向で平行に形成し
た案内部58内に摺動可能に係合している。
【0026】ここで、所定角度範囲とは、シートバック
の最前傾位置と最後傾位置の範囲であって、固定側プレ
ート50の円弧部外周縁に形成した切り欠き部50a
と、可動側プレート53に固定したブラケット53aの
ストッパ部53bとにより決定され、この範囲の任意の
位置でロック可能である。これに対し折り畳みロック機
構部3では、中間アーム4の起立位置と前倒れ位置の範
囲で回動可能であり、また、起立位置にのみ歯部55が
形成され、他は無歯部となっている。
【0027】ロックプレート51の歯部56と可動側プ
レート53の歯部55が噛合しているとき、ロックプレ
ート51を可動側プレート53に押し付けるため、セン
ターシャフト10にカムプレート52が回転可能に上記
凹部57,54内に収容支持されている。そして、この
カムプレート52はロックプレート51の端部に設けた
カム面60に当接するストッパー部61を対面側に形成
してある。操作レバー8がセンターシャフト10に回動
可能に支持されて固定側プレート50の外側に配置され
ている。
【0028】したがって、操作レバー8はセンターシャ
フト10を中心として回動可能であり、この回動時にロ
ックプレート51を可動側プレート53に向けて進退さ
せるため、ロックプレート51に起動ピン63を突設
し、この起動ピン63を固定側プレート50に設けた半
径方向の長孔64を貫通させて操作レバー8に形成した
係合孔65に係合させてある。また、カムプレート52
には係止部68が折り曲げ形成され、この係止部68が
固定側プレート50にセンターシャフト10を中心とす
る所定半径で設けた円弧孔66を挿通して操作レバー8
に設けた孔に係合しており、カムプレート52と操作レ
バー8は一体で回動する。なお、円弧孔66は操作レバ
ー8の回動範囲の規制をする。
【0029】係合孔65は起動ピン63に当接する傾斜
辺部67を有する。そのため、操作レバー8をセンター
シャフト10を中心として図中反時計方向へ回動操作す
れば、操作レバー8の傾斜辺部67が起動ピン63に当
接してこれを押し上げるとともに、カムプレート52の
ストッパー部61がロックプレート51のカム部60か
ら外れるから、ロックプレート51は案内部58に沿っ
てセンターシャフト10方向へ移動する。これにより、
歯部55,56の噛合が解除される。
【0030】操作レバー8の係止部69に外端部が係止
されると共に、センターシャフト10に内端部が係止さ
れたレバースプリング45が設けられており、操作レバ
ー8を放すと操作レバー8は元の状態に復帰する。この
ときカムプレート52のストッパー部61がロックプレ
ート51のカム面60に当接して押し下げ、ロックプレ
ート51を可動側プレート53に押し付けることにより
歯部55,56が噛合するとともに、ロックプレート5
1がセンターシャフト10の方向へ移動するのを阻止す
る。
【0031】なお、センターシャフト10にはリターン
ばね35の内端部が係止され、リターンばね35の外端
部はブラケット53aの係止部71に係止している。さ
らに、可動側プレート53の周縁部を固定側プレート5
0に押え付ける剥離防止金具72が固定側プレート50
にセンターシャフト10で固定されている。そこで、リ
クライニング調節をするときは、操作レバー8を反時計
方向へ回動操作して歯部55,56の噛合を解除した
後、シートバック5を適宜傾斜させて操作レバー8を放
すと、歯部55,56が噛合してその位置がロックされ
る。
【0032】次に上記構成にかかるシートリクライニン
グ装置の動作につき説明すると、図2に示す着座可能状
態では、アッパーレール25はロアーレール24の後部
に移動し、リンク17は起立してシートクッション16
の前部を車体床面Fから所定の高さに支持している。シ
ートスライド機構部1,1はスライドロックプレート2
6のカム係合部28からカム32が外れているので、ス
ライドロックプレート26は軸27を中心としてバネ3
0の力で反時計回りに回動し、ロック係合部33がロア
ーレール24の歯部44に係合してアッパーレール25
を移動できないようにロックしている。この状態におい
て、シートバック5の傾きを調節する(リクライニング
調整)にはリクライニングロック機構部6の操作レバー
8を用いてシートクッション16と中間アーム4との角
度を適宜設定する。
【0033】次に、シートバック5を折り畳むときは、
シートバック5の背面において操作ノブ39を上方へ引
き上げ操作してワイヤ37を引くことにより、操作レバ
ー8と解除レバー36が共に回動してリクライニングロ
ック機構部6と折畳みロック機構部3のロックを解除す
ることにより、シートバック5はリターンばね35の力
で車両前方側へ倒れて最前傾する。そこで、操作ノブ3
9を引き上げた状態でシートバックを手で倒すと中間ア
ーム4が同様に前倒れすることにより、図3に示すよう
に、シートバック5及び中間アーム4はシートクッショ
ン16上に重なる。操作ノブ39を放した場合に、リク
ライニングロック機構部6は最前傾位置の歯部に係合し
てロックするが、折畳みロック機構部3はロックしな
い。ここで、折り畳みロック機構部3に起立位置だけで
なく前倒れ位置にも歯部を設けてロックするようにして
もよい。
【0034】このとき、中間アーム4のピン11が回動
してウォークインレバー7をセンターシャフト9を中心
に反時計回りに回動させるから、連結ロッド13が上方
へ引かれてリンクレバー14が軸31を中心に反時計回
りしてカム32がカム係合部28を押し下げる。そのた
め、スライドロックプレート26は軸27を中心にバネ
30の力に抗し時計回りしてロック係合部33の穴4
3,43が歯部44,44から外れ、アッパーレール2
5とロアーレール24のロックが解除される。そのた
め、アッパーレール25,25は車両前方側に常に付勢
しているばねの力でシートスライド機構1,1に沿って
車両前方側へ移動する。アッパーレール25,25はシ
ートスライド機構部1,1の最前位置まで移動する。な
お、アッパーレール25,25を車両前方側へ付勢して
いるばねを設けることなく、手動によりシートクッショ
ンを操作し、アッパーレール25,25をシートスライ
ド機構部1,1の最前位置まで移動するようにしてもよ
い。
【0035】一方、シートバック5が前倒れすることに
より軸10が車両前方側へ移動するから、連動プレート
15,15が車両前方側へ移動してシートクッション1
6は車両前方側へ移動する。そのため、リンク17,1
7は前倒れしてシートクッション16の内部に折り畳ま
れて車体床面Fとほぼ平行に収納される。リンク17,
17が車体床面Fとほぼ平行に位置することにより、シ
ートクッション16の車体床面Fからの高さはきわめて
低くできる。
【0036】したがって、シートバック5が折り畳まれ
た状態では、ベースプレート2,2がシートスライド機
構部1,1の最前位置にあり、ロック係合部33の穴4
3,43は歯部44,44と噛合していないが、シート
クッション16はシートスライド機構部1,1に沿って
車両後方側へ移動しようとしても、シートクッション1
6は図示しないばねの力で車両前方側へ引き寄せられ、
かつ、リンク17,17がほぼ水平位置でシートクッシ
ョン16内に折り畳まれているので、車両後方側へ移動
する恐れは生じない。
【0037】次に、折り畳んだシートバック16を引き
起こすには、リクライニングロック機構部6はロックさ
れているが、折畳みロック機構部3はロックされていな
い状態にあるので、シートバック5を手動で引き起こす
と、リクライニングロック機構部6はロック状態にある
ので、シートバック5と中間アーム4が共に折畳みロッ
ク機構部3のセンターシャフト9を中心に車両後方側へ
回動する。これによりピン11がウォークインレバー7
から外れるので、ウォークインレバー7が自由に回動で
きる状態となるため、バネ30が反時計回りに回動付勢
するカム係合部28のスロープによって押し戻され、カ
ム32がカム係合部28を押し下げるのを解除する。
【0038】これにより、スライドロックプレート26
のロック係止部33がロアーレール24の歯部44に係
合してシートスライド機構部1,1がロックされ、ま
た、シートバック5が起立位置まで引き起こされて折り
畳み機構部3がロックされ、着座可能となる。そして、
ハンドル29を上方に回動操作することで、シートクッ
ション16はシートスライド機構部1,1に沿って車両
後方側へ手動で移動させることができる。
【0039】このとき、シートクッション16の前部は
リンク17,17で回動するのに反し、後部はシートス
ライド機構部1,1で水平移動するので、シートクッシ
ョン16の座面角が変化すると共に、シートクッション
16の車体床面Fからの高さが変化する。
【0040】そこで、シートクッション16を着座者の
所望する位置でシートスライド機構部1,1の移動を停
止させ操作レバー27を離すと、ロック係合部33の穴
43が歯部44に係合してシートクッション16の位置
を固定する。したがって、この状態で安楽な着座をする
ことができる。
【0041】かくして、この発明の上記実施の形態によ
れば、シートバックを傾斜調節してもシートクッション
のクッション座面角が変化することがなく、また、リク
ライニング調節範囲外に回動することもない。
【0042】そのため、着座した状態でリクライニング
調整を行っても、乗員の荷重がシートバックに負荷され
ることはなく、また、着座状態でシートバックの側部に
設けた操作レバーを操作できるので操作性がよい。その
うえ、従来の折り畳み時の利便性はそのまま保有でき
る。
【0043】さらに、シートクッションの後部にのみシ
ートスライド機構部を設けることで、車体床面Fに高低
差があっても、シートクッションの前後移動が可能にな
る。そして、シートクッションの前部をリンクで車体床
面Fに支持したから、シートクッションのスライド前後
移動と同時にその高さを調節できる。また、シートスラ
イド機構部のレール長さを通例よりも短くすることがで
き、かつ、車体床面Fへのフラットな取付け面の確保が
容易となる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シートク
ッションの後部にのみシートスライド機構部を配置した
ので、ロアーレールとアッパーレールの長さを従来より
も短くできて、取付け面の確保も容易となり、座面位置
の変更調節ができて足元スペースの確保が容易となる。
また、折り畳み時の利便性がよく、しかも着座時の快適
性にも優れた車両用座席装置を得ることができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1の効果に加え、リクライニング操作と折り畳み操作と
が明確に区別され、乗員が着座した状態でのリクライニ
ング操作性を向上できる。
【0046】そして、請求項3記載の発明によれば、シ
ートバックの折り畳み操作に連動してシートスライド機
構部のロック部が自動的に解除されるため、折り畳み操
作に連動してシートクッションをシートスライド機構部
の最前位置に移動させることができ、ロック部の解除操
作を別途に必要とせずにアッパーレールが車両前方側へ
スムーズに移動できるようになり、折り畳み操作の簡便
化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すシートリクライニング
装置の概要斜視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図2の折り畳み状態の側面図。
【図4】リクライニングロック機構部と折畳みロック機
構部の正面図。
【図5】シートスライド機構部の側面要部拡大図。
【図6】スライドロックプレートの平面図。
【図7】リクライニングロック機構部の要部を示す側面
図。
【図8】リクライニングロック機構部の要部を示す一部
断面正面図。
【符号の説明】
F…車体床面 1…シートスライド機構部 2…ベースプレート 3…ロック機構部 4…中間アーム 5…シートバック 6…リクライニングロック機構部 7…ウォークインレバー 8…リクライニング操作レバー 9,10…センターシャフト 11…ピン 12…(ピン11が当接するウォークインレバーの)一
端部 13…連結ロッド 14…リンクレバー 15…連動プレート 16…シートクッション 17…リンク 18…ブラケット 19…フリーヒンジ 20…ヒンジシャフト 21…中間アーム 22…ヒンジシャフト 23…ブラケット 24…ロアーレール 24a…歯部 25…アッパーレール 26…スライドロックプレート 27…軸 28…カム係合部 29…ハンドル 30…バネ 31…軸 32…カム 33…ロック係合部 33a…穴 34,45…レバースプリング 35…リターンばね 36…解除レバー 37…ワイヤ 38,42…ワイヤチューブ 39…操作ノブ 40…補強プレート 44…歯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 真也 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)発明者 神田 昌宏 静岡県湖西市鷲津2028番地 富士機工株式 会社鷲津工場内 (72)発明者 松下 文明 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3B087 BB02 BC04 BC05 BC09 BC25 BD01 BD03 CA11 3B099 AA07 BA04 CA07 CB06 DA04 DA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションの前部は車体床面に回
    動可能に支持されたリンクに回動可能に支持され、シー
    トクッションの後部は車体床面に支持されたシートスラ
    イド機構部に支持されたベースプレートに折り畳みロッ
    ク機構部を介して回動かつロック可能に連結された中間
    アームに支持されると共に、この中間アームにシートバ
    ックを連結したことを特徴とする車両用座席装置。
  2. 【請求項2】 シートクッションの前部が車体床面に回
    動可能に支持されたリンクで回動可能に支持される一
    方、シートクッションの後部が車体床面に配置したシー
    トスライド機構部に支持されたベースプレートに折畳み
    ロック機構部を介して回動かつロック可能に連結された
    中間アームに支持されると共に、中間アームにリクライ
    ニングロック機構部を介して回動かつロック可能にシー
    トバックを連結したことを特徴とする車両用座席装置。
  3. 【請求項3】 折畳みロック機構部のセンターシャフト
    にウォークインレバーを遊嵌し、そのウォークインレバ
    ーに当接するピンを中間アームに設けるとともに、ウォ
    ークインレバーに連結ロッドの一端部を回動可能に連結
    し、連結ロッドの他端部をシートスライド機構部のアッ
    パーレールに軸支したリンクレバーに回動可能に連結
    し、リンクレバーの軸に固定したカムがアッパーレール
    に軸支したスライドロックプレートのカム係合部に接離
    可能に配置してなり、シートバックの折畳み操作と連動
    してシートスライド機構部のロックが自動的に解除され
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用座席装
    置。
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