JP2001340863A - 浴槽水循環軟水化装置及び浴槽水循環軟水風呂 - Google Patents

浴槽水循環軟水化装置及び浴槽水循環軟水風呂

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JP2001340863A
JP2001340863A JP2000164294A JP2000164294A JP2001340863A JP 2001340863 A JP2001340863 A JP 2001340863A JP 2000164294 A JP2000164294 A JP 2000164294A JP 2000164294 A JP2000164294 A JP 2000164294A JP 2001340863 A JP2001340863 A JP 2001340863A
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Japan
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water
softening
anode
bathtub
chamber
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JP2000164294A
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English (en)
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Shigeru Tsukamoto
茂 塚本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換樹脂の再生に薬剤を使わず、再生
水量を極力低減した浴槽水循環軟水化装置及び浴槽水循
環軟水風呂を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の浴槽水循環軟水化装置と浴槽水
循環軟水風呂は、イオン交換樹脂を収容し浴槽水の硬度
成分を除去する軟水化部と、軟水化部に付設された電気
透析手段を備えた浴槽水循環軟水化装置であって、電気
透析手段は、陰イオン交換膜4を介して軟水化部に付設
された陽極側濃縮室と、陽イオン交換膜3を介して軟水
化部に付設された陰極側濃縮室とを備えるとともに、陽
極側濃縮室と陰極側濃縮室にそれぞれ電気透析を行うた
めの電極1,2を備え、前記軟水化部は、隔膜8で仕切
られて陽極側希釈室と陰極側希釈室に分けられるととも
に、前記陽極側希釈部には陽イオン交換樹脂6が収容さ
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電気透析手段とイ
オン交換樹脂を用いた浴槽水循環軟水化装置と、この浴
槽水循環軟水化装置を備えた浴槽水循環軟水化風呂に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽水等の原水を軟水化する軟水
化装置には、イオン交換樹脂として、例えばNa型が用
いられており、これによって原水中に含まれる硬度成分
であるCa2+とMg2+とをNa+に置換して軟水にして
いる。
【0003】ところが、この軟水化装置を長時間使用す
ると、イオン交換樹脂の交換基Na +が、Ca2+、また
はMg2+に置換され、最終的に全てのイオン交換樹脂が
Ca2 +あるいはMg2+に置換された場合には、原水中に
含まれる硬度成分の除去が不可能なってしまうので、こ
の能力回復のためイオン交換樹脂の再生ということが行
われている。
【0004】従って、この種の軟水化装置においては、
原水中の硬度成分の除去による軟水化と、能力回復のた
めのイオン交換樹脂の再生とが交互に行われることが多
い。そして、イオン交換樹脂の再生には、置換されたC
2+やMg2+を再びもとのNa+に置換する必要から、
一般的に塩水が使用されている。塩酸等の薬剤が用いら
れることもある。
【0005】従来のこの塩水によるイオン交換樹脂の再
生技術の説明をすると、例えば、特開平7−27021
4号公報に記載されているように、塩水でイオン交換樹
脂を再生し、その再生廃液はそのまま廃棄するものが一
般的であった。このイオン交換樹脂の再生装置を図3に
示す。図3は従来のイオン交換樹脂の再生装置の構成図
である。
【0006】図3において、61は原水を後述の軟水器
64に供給するための原水ライン、62は処理水ライン
で、軟水化処理後の処理液を後続の需要箇所に供給する
ためのものである。63は再生時における処理溶液から
の排水を行うドレン排出ライン、64は硬度成分を除去
する軟水器、65はイオン交換樹脂を収容する処理容
器、66はコントロールバルブで、軟水化処理と再生処
理のための流路を自動的に切り替えるものである。67
は軟水器の再生用塩水を収容する塩水タンク、68は塩
水ラインで、塩水タンク67から延びて塩水の導入と補
水を行うためのものであり、69は隔壁部材で、ネット
や多孔板等の水の流通を妨げず再生用塩を保持しえるも
のである。70はイオン交換樹脂を再生するための再生
用塩、71は制御装置で、コントロールバルブ66を所
定の動作状態に切り替えるものであり、78は演算処理
装置で、塩水圧力の変化に基づいて塩水タンク67内の
塩水水位を求めるものである。79は塩水タンク67内
の塩水圧力の変化を検出するための塩水圧力検出器、8
0は基準水位検出器である。
【0007】イオン交換樹脂の再生時においては、塩水
圧力検出器79と基準水位検出器80からの信号に基づ
いて、演算処理装置78が塩水タンク67から処理容器
65へ送る最適塩水供給量を算出し、制御装置71がこ
れに基づいて塩水ライン68をコントロールすることで
行われる。再生時制御装置71は、塩水ライン68のコ
ントロールバルブ66を処理容器65側やドレン排出ラ
イン63側と接続するよう切り替えられる。塩水が処理
容器65に通るよう切り替えられているときには、処理
容器65内のイオン交換樹脂が塩水により再生され、こ
のときイオン交換樹脂より遊離した硬度成分を多量に含
んだ塩水が、再生廃液としてドレン排出ライン63を通
して系外に排出される。
【0008】ところでイオン交換樹脂の再生に関し、塩
量や再生水量を低減する技術として、特開平11−12
8755号公報に示されるような再生廃液の再利用技術
も存在する。この再生廃液の再利用技術を図4に示す。
図4は従来のイオン交換樹脂の再生装置の構成図であ
る。ここで81はイオン交換樹脂を充填する樹脂筒、8
2はコントロールバルブで、通水工程、再生工程などの
各工程において内部に形成される流路を切り替えるため
のものであり、83は原水を軟水器に供給するための原
水ラインである。また、84は軟水化処理後の処理液を
後続の需要箇所に供給するための軟水ライン、85は軟
水器の再生用塩水を収容するための塩水タンク、86は
塩水ラインで、塩水タンク85から延びて塩水の導入を
行うためのものであり、87は排水ラインで、再生時に
処理溶液からの排水を行うためのものである。また、8
8は再生循環ラインであって、排水ライン87の再生廃
液を回収し、塩水タンク85へと導くためのものであ
る。89は信号線、90は制御器である。
【0009】イオン交換樹脂の再生時においては、制御
器90は、信号線89を介して、コントロールバルブ8
2へ再生開始信号を送り、第1電磁弁V1,第2電磁弁
V2に対して、第1電磁弁V1を開に、第2電磁弁V2
を閉にする信号を出力する。この結果、コントロールバ
ルブ82は、流路を切り換えて再生状態となる。そし
て、コントロールバルブ82内に設けたエゼクタ(図示
省略)の作用により、塩水タンク85内の塩水は塩水ラ
イン86を介してコントロールバルブ82内の流路を通
過し、樹脂筒81内のイオン交換樹脂を再生して、処理
後に排水となる。そして、この排水は、再びコントロー
ルバルブ82内の流路を通過して、排水ライン87を介
して系外へ排出される。
【0010】ここで再生工程が開始されてから予め設定
した所定時間が経過すると、制御器90は、第1電磁弁
V1,第2電磁弁V2に対し、第1電磁弁V1を閉に、
第2電磁弁V2を開にする信号を出力し、排水ライン8
7を介して系外に排出されていた排水は、再生循環ライ
ン88を介して、塩水タンク85内へ流入するようにな
る。この流入した排水は、高濃度のNa+を含んでお
り、塩水タンク85内の塩水と混合した後、再度、塩水
として再生に使用されるようにようになっている。
【0011】さらに、以上説明した技術のほかにも、例
えば特開平7−68256号公報は、イオン交換樹脂の
再生を電気分解で生成した酸性水で行う技術を開示して
いる。塩水を使用しないで塩量の低減を図ったものであ
る。
【0012】ところで、硬度成分を含んだ原水にはいろ
いろの水があるが、浴槽水も硬度成分が含まれることが
多い。こうした硬度成分の多い通常の浴槽水を張ったお
風呂をつかう場合、軟水と比較するとどうしても肌に対
するピリピリ感があり、最近では、浴槽水を循環させ、
フィルターで濾過するとともに、軟水化して肌へのしっ
とり感を与える浴槽水循環軟水風呂が提案されている。
この浴槽水循環軟水風呂においても、そこで使用する軟
水化装置を再生する必要があるが、再生剤としての食塩
と、再生のための水が多量に必要になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】さて、特開平7−27
0214号公報で開示された再生技術は、そして、特開
平11−128755号公報に示す食塩低減技術も、硬
度成分を吸着したイオン交換樹脂を再生する際には、再
生初期の塩水排水を系外に廃棄することを行うから、再
生に使用する塩量は再生回数とともに増大化し、大量の
塩を定期的に投入しなければならない。しかも、再生の
ために費消される水量も同様に増大するという問題があ
り、再生剤として投入する塩の量の低減、および、再生
のために必要な水量の低減が求められていた。
【0014】また、特開平7−68256号公報で開示
されたように、電気分解で生成された酸性水でイオン交
換樹脂の再生をする場合でも、通常の電気分解では酸性
水中のH+濃度が薄いため、塩量は減っても水量が多量
にいるという問題があった。
【0015】そして、浴槽水を循環させ軟水化する浴槽
水循環軟水化風呂も、軟水化装置を再生するための塩量
と再生水量が多いと、メンテナンスのコストが上がっ
て、一般家庭で安価に利用してもらえないし、メンテナ
ンスが煩わしくなるという問題があった。
【0016】そこで本発明は、イオン交換樹脂の再生に
塩等の薬剤を使わず、再生のための水量を極力低減した
浴槽水循環軟水化装置を提供することを目的とする。
【0017】また、本発明は、イオン交換樹脂の再生に
塩等の薬剤を使わず、再生のための水量を極力低減する
ことができ、メンテナンスが安価で簡単に行える浴槽水
循環軟水風呂を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】これらの問題を解決する
ために本発明の浴槽水循環軟水化装置は、イオン交換樹
脂を収容し浴槽水の硬度成分を除去する軟水化部と、軟
水化部に付設された電気透析手段を備えた浴槽水循環軟
水化装置であって、電気透析手段は、陰イオン交換膜を
介して軟水化部に付設された陽極側濃縮室と、陽イオン
交換膜を介して軟水化部に付設された陰極側濃縮室とを
備えるとともに、陽極側濃縮室と陰極側濃縮室にそれぞ
れ電気透析を行うための電極を備え、前記軟水化部は、
セル内をイオンが通過可能な隔膜で仕切られて、陽極側
希釈室と陰極側希釈室に分けられるとともに、前記陽極
側希釈部には陽イオン交換樹脂が収容されていることを
特徴とする。
【0019】これにより、イオン交換樹脂の再生に塩等
の薬剤を使わず、再生のための水量を極力低減すること
ができる。
【0020】また、本発明の浴槽水循環軟水化風呂は、
上記浴槽水循環軟水化装置を備え、循環水路で浴槽水を
循環して軟水化することを特徴とする。
【0021】これにより、イオン交換樹脂の再生に塩等
の薬剤を使わず、再生のための水量を極力低減すること
ができ、メンテナンスが安価で簡単に行うことができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、浴槽水を循環させるための循環ポンプと、浴槽水
の硬度成分を除去して軟水化する軟水化部と、軟水化部
に付設された電気透析手段と、循環ポンプと軟水化部が
設けられた循環水路と、電気透析手段に対する給排水路
を備えた浴槽水循環軟水化装置であって、電気透析手段
は、陰イオン交換膜を介して軟水化部に付設された陽極
側濃縮室と、陽イオン交換膜を介して軟水化部に付設さ
れた陰極側濃縮室とを備えるとともに、陽極側濃縮室と
陰極側濃縮室にそれぞれ電気透析を行うための電極を備
え、軟水化部は、セル内をイオンが通過可能な隔膜で仕
切られて、陽極側希釈室と陰極側希釈室に分けられると
ともに、陽極側希釈部には陽イオン交換樹脂が収容され
ていることを特徴とする浴槽水循環軟水化装置であるか
ら、陽イオン交換樹脂によるイオン交換と電気透析によ
る軟水化が行われ、イオン交換だけで軟水化するより短
時間で軟水化することができる。また、イオン交換によ
る軟水化の負担が減り、再生時には再生水量が減り、短
時間で再生が可能になる。
【0023】請求項2に記載された発明は、軟水化部
は、陽極側濃縮室と接する陰イオン交換膜から陰極側濃
縮室と接する陽イオン交換膜に至るまで、交互に並べら
れた陰イオン交換膜と陽イオン交換膜によって内部が複
数のセルに分割されるとともに、セルのうち陽極側に陰
イオン交換膜,陰極側に陽イオン交換膜を備えたセル
は、イオンが通過可能な隔膜によってさらに陽極側希釈
室と陰極側希釈室に分割され、陽極側希釈部には陽イオ
ン交換樹脂が収容されているたことを特徴とする請求項
1記載の浴槽水循環軟水化装置であるから、軟水化が短
時間で行える。
【0024】請求項3に記載の発明は、前記給排水路
が、前記陽極側濃縮室で生成した電解水を前記陽極側希
釈室へ導く再生水路を含んでいることを特徴とする請求
項1または2に記載の浴槽水循環軟水化装置であるか
ら、再生時に電気透析手段により電解水を生成して再生
水路を介して、陽極側希釈室内の陽イオン交換樹脂を再
生できる。
【0025】請求項4に記載された発明は、隔膜がバイ
ポーラ膜であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の浴槽水循環軟水化装置であるから、陽イオン
や陰イオンの移動が自由に行われ、イオン交換樹脂の再
生に有利である。
【0026】請求項5に記載の発明は、前記陰極側希釈
室に、陰イオン交換樹脂が収容されたことを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載の浴槽水循環軟水化装置
であるから、硬度成分のほかさらにNO3 -イオンやCl
-イオン等の陰イオンを除去することができ、イオン交
換樹脂が導電体の役目をするので、電気分解が容易にで
きる。
【0027】請求項6に記載された発明は、浴槽水を収
容する浴槽と、請求項1〜5のいずれかに記載された浴
槽水循環軟水化装置を備え、前記循環水路で浴槽水を循
環して前記浴槽水循環軟水化装置により軟水化すること
を特徴とする浴槽水循環軟水化風呂であるから、陽イオ
ン交換樹脂によるイオン交換と電気透析による軟水化が
行われ、イオン交換だけで軟水化するより短時間で軟水
化することができる。イオン交換樹脂の再生に薬剤を使
わず、再生のための水量をわずかにすることができ、メ
ンテナンスを安価かつ簡単に行うことができる。
【0028】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1の浴槽水循環軟水化装置と浴槽水循環軟水風呂につ
いて図1を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
1における浴槽水循環軟水化装置の原理図、図2は本発
明の実施の形態1における浴槽水循環軟水化装置の構成
図である。
【0029】図1において、1,2は電気透析を行うた
めの一対の電極、3は陽イオン交換膜、4は陰イオン交
換膜である。電極1が陰極、電極2が陽極となるように
電圧が印加される。5はCl-,NO3 -イオンをOH-
オンと交換する陰イオン交換樹脂、6はMg2+,Ca2+
イオンをH+イオンと交換する陽イオン交換樹脂、7は
陽イオン交換樹脂6に吸着されなかったMg+,Ca2+
を濃縮した水を排出できる排出口、8はセル内を分割す
るイオンが通過可能な隔膜である。隔膜8は、陽イオン
や陰イオンの移動が自由になされるバイポーラ膜が適当
である。
【0030】次に、浴槽水循環軟水化装置全体の説明を
すると、図2に示すように、9は浴槽水wを循環させる
ための吸水口、10は浴槽水wを軟水化装置へ送って軟
水化する循環ポンプ、11,12,13は循環水路等の
各水路を構成するための流路、14,15は軟水化部の
セル内が隔膜8で分割された希釈室である。16は陰イ
オン交換樹脂5,陽イオン交換樹脂6を流出しないよう
に支持する網、17,18は切替弁である。19は浴
槽、20は軟水化した浴槽水wを浴槽19に戻すための
吐出口である。21,22はイオンが希釈室から移動し
て濃縮される濃縮室である。23,24,26は切替弁
である。
【0031】希釈室14(陰極側希釈室)の中には陰イ
オン交換樹脂5が充填され、希釈室15(陽極側希釈
室)の中には陽イオン交換樹脂6が充填されている。希
釈室14,15と陰イオン交換樹脂5と陽イオン交換樹
脂6などが本実施の形態1の軟水化部の本体部分を構成
する。濃縮室21(陰極側濃縮部)は、陽イオン交換樹
脂6に吸着されなかったMg+,Ca2+等を集めること
ができ、内部に電極1(陰極)が設けられ、OH-イオ
ンを生成することができる。また、濃縮室22(陽極側
濃縮部)は、陰イオン交換樹脂5に吸着されなかったC
-,NO3 -イオン等を集めることができ、内部に電極
2(陽極)が設けられ、H+イオンを生成することがで
きる。
【0032】電解水中の含まれるH+イオンとOH-イオ
ンは、再生時に各イオン交換樹脂5,6の再生のために
利用される。流路12と吸水口9、吐出口20が本実施
の形態1の循環水路を構成し、流路11,13と排出口
7が実施の形態1の電気透析手段の給排水路であり、こ
の給排水路から切替弁23,24で分岐されて上記循環
水路に接続された流路が再生水路である。また、本実施
の形態1の電気透析手段は、濃縮室21,22と、電極
1,2と、陰イオン交換膜4、陽イオン交換膜3、この
ほか図示しない電源などから構成される。そして、希釈
室14,15と陰イオン交換樹脂5と陽イオン交換樹脂
6などが本実施の形態1の軟水化部の本体部分を構成す
るものである。
【0033】さて、浴槽水循環軟水化装置の原理を図
1,2に基づいて説明する。循環ポンプ10によって吸
引された浴槽水wは、f1,f2、f3、f4に分流さ
れる。分流された浴槽水は、f1〜f4とも浴槽水の成
分は差がなく、ほぼ均一である。そして、同時に希釈室
14,15と濃縮室21,22に供給されるものとす
る。
【0034】分流された浴槽水f1は、電極1と陽イオ
ン交換膜3で仕切られた濃縮室21に導入される。導入
された浴槽水f1中の硬度成分は、吸着されるべきもの
がなく、そのまま排出口7に導かれる。希釈室14側か
ら陽イオン交換膜3を透過した硬度成分Ca2+等も排出
口7に導かれる。そして、Cl-等の陰イオンも陽イオ
ン交換膜3を通過できないので、同じくそのまま排出口
7へと導かれる。このように、濃縮室21では浴槽水f
1に含まれていた成分が陽イオン交換膜3を透過した硬
度成分と合さって排出口7へ導かれる。
【0035】次に、分流された浴槽水f2の硬度成分C
2+等は、f1で説明したとおり、陽イオン交換膜3を
透過して濃縮室21に電気透析力で移動する。そして、
Cl -等の陰イオンはほとんどが希釈室14内の陰イオ
ン交換樹脂5に吸着される。しかし、吸着しきれなかっ
た陰イオンの一部は隔膜8を透過して希釈室15に移動
する。
【0036】分流された浴槽水f3の硬度成分Ca
2+は、ほとんどが陽イオン交換樹脂6に吸着される。し
かし、吸着しきれなかった一部の硬度成分Ca2+は電気
透析力で隔膜8を透過して希釈室14に移動する。さら
に一部は、陽イオン交換膜3を透過して濃縮室21に移
動して排出される。そして、浴槽水f3中のCl-等の
陰イオンは、陰イオン交換膜4を通って電極2と陰イオ
ン交換膜4で仕切られた濃縮室22に移動する。
【0037】そして、浴槽水f2と浴槽水f3は、陽イ
オン交換膜3を通って透過して濃縮室21に移動する硬
度成分Ca2+等の陽イオンと、陰イオン交換膜4を通っ
て濃縮室22に移動するCl-等の陰イオンを除かれ
て、希釈室14,15から吐出口20から浴槽19内に
還流される。
【0038】最後に、分流された浴槽水f4の硬度成分
Ca2+は、陰イオン交換膜4を通過できないため排出口
7に導かれる。また、Cl-等の陰イオンは、希釈室1
4,15からの一部と合さってそのまま排出口7に導か
れ排水される。
【0039】このように、浴槽水w中の硬度成分は陽イ
オン交換樹脂6で吸着される部分と、電気透析で濃縮室
21,22から排水される部分に別れるので、従来のよ
うにイオン交換樹脂のみでは短時間で完了しなかった軟
水化も短時間で終了し、浴槽循環軟化装置外に排水され
る水はイオン交換樹脂に吸着されないから、その部分だ
けイオン交換樹脂の負担が軽くなり、再生水量も小量で
すむし、再生時間も短時間ですむ。なお、f1とf4は
排水することになるから絞りなど入れて、処理後に排水
することで水量を少なくすることができる。
【0040】次に、図2を用いて本発明の実施の形態1
の浴槽水循環軟化装置と浴槽水循環軟化風呂について説
明する。浴槽水循環軟水化装置の運転は、軟水化を行う
通常運転とイオン交換樹脂の能力を回復する再生運転の
2つのモードから構成され、この2つが、必要に応じて
加えられる運転停止モードを挟んで、交互に繰り返され
る。運転は、最初に軟水化を行う通常運転のモードが行
われる。軟水化する通常運転のモードは、各イオン交換
樹脂5,6によるイオン交換と、電気透析手段による電
気透析作用とが同時に行われる。浴槽水wは吸水口9か
ら循環ポンプ10により吸引され、流路11,12,1
3に分流される。
【0041】まず、イオン交換による軟水化について説
明する。流路12に分流された浴槽水wは、隔膜8でセ
ル内を仕切られた希釈室14,15に分流される。希釈
室15には陽イオン交換樹脂6が充填されており、陽イ
オン交換樹脂6により浴槽水w中の硬度成分であるCa
2+やMg2+がH+にイオン交換される。また、希釈室1
4には陰イオン交換樹脂5が充填されており、浴槽水w
中の陰イオンであるCl-やNO3 -イオンがOH-にイオ
ン交換され、樹脂を流出させない網16を通り、切替弁
17および切替弁18を通って合流し、浴槽19に還流
される。このとき、陽イオン交換樹脂6を有する希釈室
15では、イオン交換された結果、浴槽水wはpHが酸
性となる。また、陰イオン交換樹脂5を有する希釈室1
4では、浴槽水1中の陰イオンであるCl-、HC
3 -、SO4 2-などの陰イオンと、陰イオン交換樹脂5
中のOH-とがイオン交換した結果、アルカリ性とな
り、イオン交換樹脂を流出させない網16を通って、切
替弁17および切替弁18を通って合流し、プロトンH
+とOH-とが反応して水となりほぼ中性にもどる。そし
て、イオン交換された浴槽水wは吐出口20より浴槽1
9に還流される。
【0042】つぎに、電気透析による軟水化について説
明する。陽イオン交換膜3を介して浴槽水w中の硬度成
分であるCa2+やMg2+が電気透析力により濃縮室21
に移動し、切替弁23を通って排出口7より排出され
る。また、陰イオン交換膜4を介して、浴槽水w中の陰
イオンであるCl-、HCO3 -、SO4 2-等の陰イオンが
移動し、切替弁24を通って、排出口7より排出され
る。
【0043】このように軟水化を行う通常運転のモード
では、イオン交換樹脂による軟水化と、電気透析による
軟水化とが同時に起こって短時間のうちに処理すること
ができるものである。浴槽水wの循環を20分程度行え
ば、浴槽水wは完全に軟水化される。
【0044】次に、電気透析を利用した再生モードの説
明をする。再生モードは、通常運転モードで軟水化が行
われた後、切替弁23,24を切り替えて再生水路を形
成し、電極2(陽極)で生成したH+を含む再生水を希
釈室15内を逆方向に流して、陽イオン交換樹脂6の交
換基と置換している硬度成分Ca2+やMg2+をH+と再
置換して分離除去するものである。電極1(陰極)で生
成されたOH-は切替弁23を通って、再生水路を希釈
室14の方へ逆方向に流れて、陰イオン交換樹脂5に供
給され、陰イオン交換樹脂5の交換基と置換しているC
-、HCO3 -、SO4 2-等のイオンとこのOH-とがイ
オン交換される。このとき切替弁17,18は閉止され
る。このようにイオン交換された陽極再生水と陰極再生
水は切替弁26を通って排出口7から排水される。
【0045】このように、本実施の形態1の浴槽水循環
軟化装置および浴槽水循環軟化風呂によると、浴槽水中
の硬度成分は、陽イオン交換樹脂6で吸着される部分
と、電気透析またはそのままの通過により濃縮室21,
22から排水される部分に別れるので、イオン交換樹脂
のみの再生では短時間で完了しなかった軟水化も短時間
で終了し、浴槽循環軟化装置外に排出された部分はイオ
ン交換樹脂に吸着されないから、その部分だけは再生水
量も小量ですむし、再生時間も短時間ですむ。
【0046】(実施の形態2)以上説明した実施の形態
1は、電気透析手段を構成する濃縮室が2つで、軟水化
部を構成する希釈室を2つ有したものである。しかし、
軟水化部の中に陰イオン交換膜と陽イオン交換膜を交互
に並べ、2以上の複数の希釈室と濃縮室を形成するので
もよい。実施の形態2の浴槽水循環軟化装置および浴槽
水循環軟化風呂は、このような複数の希釈室を形成した
ものである。
【0047】すなわち、実施の形態2の浴槽水循環軟化
装置および浴槽水循環軟化風呂は、図1において、陽極
側濃縮室と接する陰イオン交換膜から陰極側濃縮室と接
する陽イオン交換膜に至るまで、交互に並べた陰イオン
交換膜と陽イオン交換膜によって内部を複数のセルに分
割したものである。このとき隣接する2枚のイオン交換
膜で形成された複数のセルのうち、陽極側に陰イオン交
換膜,陰極側に陽イオン交換膜があるセルについては、
間にイオンが通過可能な隔膜を配設して、さらにこれを
2つの希釈室に分割する。陽極側に形成される希釈室が
陽極側希釈室、陰極側に形成される希釈室が陰極側希釈
室である。陽極側希釈室と陰極側希釈室が形成されるの
は、1つおきのセルになる。希釈室が形成されないセル
は、軟水化部内の濃縮室として濃縮に供される。陽極側
希釈部には陽イオン交換樹脂が充填され、陰極側希釈部
には陰イオン交換樹脂が充填される。陽極側希釈室と陰
極側希釈室内のイオン交換樹脂を再生するために、電気
透析手段を構成する電極内臓の濃縮室から再生水路を介
して、陽極側希釈室と陰極側希釈室内を逆方向に流して
再生できるようになっている。
【0048】各希釈室と各濃縮室は、それぞれが循環ポ
ンプに接続され、陽極側希釈室と陰極側希釈室の下流側
は実施の形態1と同様に吐出口に接続され、各濃縮室は
排出口に接続されるものである。
【0049】この実施の形態2の浴槽水循環軟化装置お
よび浴槽水循環軟化風呂の運転モード、再生モードは、
実施の形態1と同様であるから、ここでは説明を省略す
る。ただ、軟水化部内の各濃縮室は隣接する各希釈室か
ら硬度成分等のイオンが濃縮されて流出するから、排水
路を設けて排水するのが好ましい。
【0050】このように、本実施の形態2の浴槽水循環
軟化装置および浴槽水循環軟化風呂によると、軟水化部
に、陽極側希釈室と陰極側希釈室と濃縮室を複数設けた
から、イオン交換樹脂のみでは短時間で完了しなかった
軟水化も短時間で終了する。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明は、電気透析手段を
備えるとともに、軟水化部は隔膜で陽極側希釈室と陰極
側希釈室に分けられ、陽極側希釈部には陽イオン交換樹
脂が収容されているから、電気透析による軟水化と陽イ
オン交換樹脂によるイオン交換で浴槽水は軟水化され、
イオン交換樹脂の負担が軽くなっているため、再生する
ときには再生水量が少なくなり、短時間で再生できる。
また、電気透析手段で生成されたH+とOH-でイオン交
換樹脂の再生行うので、薬剤等の再生剤を使用しないで
よいので、メンテナンスの面で有利であるし、軟水化と
再生を自動運転することができる。
【0052】また、軟水部に陽極側希釈室と陰極側希釈
室と濃縮室を複数設けたから、イオン交換樹脂のみの再
生では短時間で完了しなかった軟水化も短時間で終了す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における浴槽水循環軟水
化装置の原理図
【図2】本発明の実施の形態1における浴槽水循環軟水
化装置の構成図
【図3】従来のイオン交換樹脂の再生装置の構成図
【図4】従来のイオン交換樹脂の再生装置の構成図
【符号の説明】
w 浴槽水 1 電極 2 電極 3 陽イオン交換膜 4 陰イオン交換膜 5 陰イオン交換樹脂 6 陽イオン交換樹脂 7 排出口 8 隔膜 9 吸水口 10 循環ポンプ 11 流路 12 流路 13 流路 14 希釈室 15 希釈室 16 網 17 切替弁 18 切替弁 19 浴槽 20 吐出口 21 濃縮室 22 濃縮室 23 切替弁 24 切替弁 26 切替弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D005 FA00 4D006 GA17 HA47 JA41A JA43A JA44A JA57A KA31 KB11 MA03 MA13 MA14 MA15 MB07 PA02 PB07 PB25 PB27 PC56 4D025 AA08 AB07 AB11 AB19 BA08 BB16 BB19 CA10 4D061 DA07 DB14 EA09 EB02 EB04 EB13 EB17 EB19 FA08 FA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽水を循環させるための循環ポンプと、 浴槽水の硬度成分を除去して軟水化する軟水化部と、 前記軟水化部に付設された電気透析手段と、 前記循環ポンプと前記軟水化部が設けられた循環水路
    と、 前記電気透析手段に対する給排水路を備えた浴槽水循環
    軟水化装置であって、 前記電気透析手段は、陰イオン交換膜を介して前記軟水
    化部に付設された陽極側濃縮室と、陽イオン交換膜を介
    して前記軟水化部に付設された陰極側濃縮室とを備える
    とともに、前記陽極側濃縮室と前記陰極側濃縮室にそれ
    ぞれ電気透析を行うための電極を備え、 前記軟水化部は、セル内をイオンが通過可能な隔膜で仕
    切られて、陽極側希釈室と陰極側希釈室に分けられると
    ともに、前記陽極側希釈部には陽イオン交換樹脂が収容
    されていることを特徴とする浴槽水循環軟水化装置。
  2. 【請求項2】前記軟水化部は、前記陽極側濃縮室と接す
    る陰イオン交換膜から前記陰極側濃縮室と接する陽イオ
    ン交換膜に至るまで、交互に並べられた陰イオン交換膜
    と陽イオン交換膜によって内部が複数のセルに分割され
    るとともに、 前記セルのうち陽極側に陰イオン交換膜,陰極側に陽イ
    オン交換膜を備えたセルは、イオンが通過可能な隔膜に
    よってさらに陽極側希釈室と陰極側希釈室に分割され、 前記陽極側希釈部には陽イオン交換樹脂が収容されてい
    るたことを特徴とする請求項1記載の浴槽水循環軟水化
    装置。
  3. 【請求項3】前記給排水路が、前記陽極側濃縮室で生成
    した電解水を前記陽極側希釈室へ導く再生水路を含んで
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の浴槽水
    循環軟水化装置。
  4. 【請求項4】前記隔膜がバイポーラ膜であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の浴槽水循環軟水
    化装置。
  5. 【請求項5】前記陰極側希釈室に、陰イオン交換樹脂が
    収容されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の浴槽水循環軟水化装置。
  6. 【請求項6】浴槽水を収容する浴槽と、請求項1〜5の
    いずれかに記載された浴槽水循環軟水化装置を備え、前
    記循環水路で浴槽水を循環して前記浴槽水循環軟水化装
    置により軟水化することを特徴とする浴槽水循環軟水化
    風呂。
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