JP2001339613A - ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体

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JP2001339613A
JP2001339613A JP2000159448A JP2000159448A JP2001339613A JP 2001339613 A JP2001339613 A JP 2001339613A JP 2000159448 A JP2000159448 A JP 2000159448A JP 2000159448 A JP2000159448 A JP 2000159448A JP 2001339613 A JP2001339613 A JP 2001339613A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面記録および親展受信が可能なファクシミ
リ装置において、親展受信した画情報の記録出力時の親
展性を確保する。 【解決手段】 親展受信した画情報の記録が選択された
ら、その画情報は通信相手の送信機から片面記録が指定
されていたか否か(両面記録の指定か)判断し(ステッ
プS6,8)、片面記録が指定されていたら、画情報を
記録紙の裏面(排紙時に下側、つまり見えない側となる
片面)にのみ記録する(S10)。両面記録が指定され
ていたら、操作部の表示部に「親展受信情報を両面記録
してよいですか」と表示する(S12)。これに対する
操作者による肯定あるいは否定の応答の入力に応じて記
録紙を両面に記録するか、あるいは裏面のみに記録す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置、
特に、受信した画情報を記録紙の表裏の両面に記録する
両面記録が可能であるとともに親展受信が可能なファク
シミリ装置、その制御方法、及びその制御プログラムを
格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ通信においては、送
信機は原稿の表裏の片面のみの画情報を読み取って送信
し、受信機は受信した片面の画情報を記録紙の片面のみ
に記録する片面伝送が一般的に行なわれていた。しかし
ながら、最近では、記録紙を節約する省資源の観点か
ら、送信機は表裏の両面に画像が記録された両面原稿の
両面の画情報を読み取って送信し、受信機は受信した両
面の画情報を記録紙の両面に記録する両面伝送を行なう
構成が採用されるようになってきている。
【0003】また、従来のファクシミリ装置において親
展通信を行なえるように構成されたものがある。これ
は、受信機のメモリにサブアドレスに対応して親展ボッ
クス(親展属性のメモリボックス)を設定しておき、送
信機はサブアドレス信号によって受信機の親展ボックス
を指定して画情報を送信し、受信機は受信した画情報を
メモリの親展ボックスに格納し、その親展ボックスに対
して予め設定された暗証番号が入力されたら、親展ボッ
クス内の画情報を出力して記録紙に記録するものであ
る。
【0004】ところで、両面受信、両面記録が可能で親
展受信も可能なファクシミリ装置の従来の構成では、受
信時に送信機より片面伝送が指定された場合、この時の
通信モードに無関係に、受信した画情報の記録出力時に
画情報を記録する記録紙の表か裏かの記録面は同じであ
り、基本的には、画情報を記録されて排紙された記録紙
の記録面が見えるように、排紙時に上側となる面に記録
していた。すなわち、親展受信した画情報の記録出力時
も記録紙の記録面は排紙時に上側となる面とされてい
た。
【0005】また、親展受信時に送信機より両面伝送が
指定された場合、親展受信した画情報を記録出力すると
きは、無条件に、その画情報を記録紙の両面に記録して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、片面伝送での親展受信があり、名宛人
のユーザーが親展受信した画情報の記録出力を実行させ
たときに、記録紙の記録面が見えるように記録している
と、誰か他の人が側を通ると、その記録している画情報
が見えてしまう。
【0007】また両面伝送での親展受信があり、名宛人
のユーザーが親展受信した画情報の記録出力を実行させ
たときに、記録紙の両面に記録していると、同様に誰か
他の人が側を通ると、その記録している画情報が見えて
しまうという欠点があった。
【0008】そこで本発明の課題は、両面記録が可能で
あるとともに親展受信が可能なファクシミリ装置におい
て、上記のような問題を解決し、親展受信した画情報を
記録出力するときに親展性を確保できるようにすること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、両面記録が可能であるとともに親
展受信が可能なファクシミリ装置、その制御方法、及び
その制御プログラムを格納したコンピュータにより読み
取り可能な記憶媒体において、受信した画情報を記録紙
の表裏の片面のみに記録するときに、前記画情報を親展
受信で受信したか否かによって、画情報を記録する記録
紙の記録面を変更するように制御するものとした。
【0010】より具体的には、受信した画情報を記録紙
の表裏の片面のみに記録するときに、前記画情報を親展
受信で受信した場合には記録紙の排紙時に下側となる片
面に記録し、前記画情報を親展受信以外で受信した場合
には記録紙の排紙時に上側となる片面に記録するように
制御するものとした。
【0011】また、通信相手の送信機から両面記録する
ように指定された画情報を親展受信した後、該画情報の
記録が選択されたときに、親展受信した画情報を両面記
録してよいか否かを操作者に問い合わせる情報の出力を
行ない、該問い合わせに対する肯定応答の入力に応じて
前記画情報を記録紙の両面に記録し、否定応答の入力に
応じて前記画情報を記録紙の排紙時に下側となる片面の
みに記録するように制御するものとした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。
【0013】図1には本発明によるファクシミリ装置の
実施形態の構成がブロック図として図示されている。
【0014】図1において、2は、NCU(網制御装
置)であり、電話網をデータ通信等に使用するためにそ
の回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なっ
たり、データ通信路への切り替えを行なったり、ループ
の保持を行なったりするものである。また、NCU2
は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機
4側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファ
クシミリ装置側(ハイブリッド回路6側)に接続(CM
Lオン)したりするものである。なお、通常状態では、
電話回線2aは電話機4側に接続されている。
【0015】6は、ハイブリッド回路であり、送信系の
信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送
信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側
からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由
で変復調器8に送るものである。
【0016】8は、ITU−T勧告V.8,V.21,
V.27ter,V.29,V.17,V.34に基づ
いた変調及び復調を行なう変復調器であり、バス26か
らの制御により、各伝送モードが指定される。変復調器
8はバス26からの送信信号を入力し、これを変調して
変調データを信号線8aに出力する。また、信号線6a
に出力されている受信信号を入力し、これを復調して復
調データをバス26に出力する。
【0017】10は、発呼回路であり、バス26からの
信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aに電
話番号情報に対応したDTMFの選択信号を出力する。
【0018】12は、加算回路であり、信号線8aの情
報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号
線12aに出力する。
【0019】14は、原稿の画情報を読み取る読取回路
であり、イメージセンサと、このセンサ上に原稿の画像
を結像する光学系などからなり、読取りデータをバス2
6に出力する。なお、読取回路14は両面原稿の両面の
画情報を読み取ることができるように構成されたものと
する。
【0020】16は、受信した画情報の記録、または読
取回路14で読み取った原稿の画情報のコピーの記録を
行なう記録回路であり、インクジェットプリンタやレー
ザービームプリンタなどから構成され、バス26に出力
されている画情報を順次1ライン毎に不図示の記録紙に
記録する。なお、記録回路は画情報を記録紙の表裏の両
面に記録する両面記録が可能に構成されたものとする。
【0021】18は、RAMやハードディスク装置など
からなるメモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RA
M)として使用され、さらに読み取った原稿の画情報の
生情報あるいは符号化した情報を格納したり、また受信
した画情報の生情報あるいは復号化した情報等をバス2
6を介して格納するために使用される。
【0022】20は、操作部であり、ワンタッチダイヤ
ルキー、短縮ダイヤルキー、テンキー、*・#キー、セ
ットキー、ストップキー、送信時に両面伝送を選択する
両面伝送選択キー、親展送信を選択する親展送信選択キ
ー、親展受信した画情報のプリント(記録)を選択する
親展受信情報プリント選択キー、後述する親展受信情報
の両面記録の可否の問い合わせ等に対する肯定応答と否
定応答を行なうための肯定応答キーと否定応答キー、及
びその他のファンクションキーが設けられており、押下
されたキーの情報はバス26に出力される。また、操作
部20のキー操作によって、メモリ回路18に親展受信
を行なうための親展ボックスが設定され、その親展ボッ
クスに格納された受信画情報の記録出力を行なわせるた
めに必要な暗証番号なども設定される。さらに、操作部
20には液晶表示器などからなる表示部が設けられてお
り、バス26に出力されている表示情報を入力し、表示
部に表示する。
【0023】22は、CPU(中央処理装置)であり、
ROM24に格納された制御プログラムに従ってファク
シミリ装置の全体の制御、及びファクシミリ伝送制御を
実行する。
【0024】24は、CPU22が実行する制御プログ
ラムを格納したROMであり、本発明に係るファクシミ
リ装置の制御プログラムを格納したコンピュータにより
読み取り可能な記憶媒体の実施形態に相当する。このR
OM24に格納された制御プログラムに従って、CPU
22は、親展受信した画情報の記録出力に関して概略す
ると以下のように制御を行なう。
【0025】すなわち、まず通信相手の送信機から片面
伝送を指定されて受信した画情報を記録紙の表裏の片面
のみに記録するときに、画情報を親展受信で受信したか
否かによって、画情報を記録する記録紙の記録面を変更
し、親展受信で受信した場合には記録紙の排紙時に下側
となる片面、すなわち装置のそばにいる人が見えない側
の片面に記録し、親展受信以外で受信した場合には記録
紙の排紙時に上側となる片面、すなわちそばにいる人が
見える側の片面に記録するように制御する。
【0026】また、通信相手の送信機から両面伝送を指
定され、両面記録を指定された画情報を親展受信した
後、この画情報の記録が選択されたときに、親展受信し
た画情報を両面記録してよいか否かを操作者に問い合わ
せる情報の出力を行ない、この問い合わせに対する肯定
応答の入力に応じて画情報を記録紙の両面に記録し、否
定応答の入力に応じて画情報を記録紙の排紙時に下側と
なる片面、すなわち見えない側の片面のみに記録するよ
うに制御する。
【0027】このようなCPU22の制御動作の詳細を
その制御手順を示す図2〜5のフローチャートにより以
下に説明する。なお、以下の説明では、記録紙の排紙時
に上側となる片面(装置のそばにいる人が見える側の片
面)を表面といい、記録紙の排紙時に下側となる片面
(装置のそばにいる人が見えない側の片面)を裏面とい
う。また、親展受信した画情報のことを親展受信情報と
いう。
【0028】図2において、ステップS0は制御処理の
始めを表している。
【0029】ステップS2では、バス26を介して操作
部20の表示部を表示しないように制御する。
【0030】ステップS4では、バス26を介してNC
U2のCMLをオフし、電話回線2aを電話機4側に接
続する。
【0031】ステップS6では、バス26を介して、操
作部20のキー情報を入力し、親展受信情報プリント選
択キーの入力と暗証番号などの入力により、親展受信情
報のプリントが選択されたか否かを判断し、選択された
らステップS8に進み、選択されていないと図3のステ
ップS18に進む。
【0032】ステップS8では、プリントの選択された
親展受信情報は、片面伝送が選択されていたか否か、す
なわち片面記録が指定されていたか否かを判断し、片面
伝送が選択されていたらステップS10に進み、親展受
信情報を受信したページ順に記録紙の裏面に対してのみ
記録する。その後、ステップS4に戻る。
【0033】一方、ステップS8でプリントの選択され
た親展受信情報は片面伝送が選択されていなかった場
合、即ち両面伝送が選択され、親展受信情報は両面情報
で両面記録が指定されていたらステップS12に進む。
ステップS12では、バス26を介して操作部20の表
示部に例えば「親展受信情報を両面記録してよいです
か」というように、親展受信情報を両面記録してよいか
否かを操作者に問い合わせる情報を表示する。この表示
は何らかのキー操作に応じて消す。ステップS12の後
は図2のステップS14に進む。
【0034】ステップS14では、バス26を介して、
操作部20のキー情報を入力し、肯定応答キーにより上
記の問い合わせに対する肯定応答が入力されたか否かを
判断し、肯定応答が入力されたらステップS16に進
む。
【0035】ステップS16では、親展受信情報(両面
情報)を受信したページの最終ページから裏面、表面と
記録紙の両面に対し記録する。その後、図2のステップ
S4に戻る。
【0036】一方、ステップS14で、上記の問い合わ
せに対する肯定応答が入力されず、否定応答キーにより
否定応答が入力されたら、図2のステップS10に進
み、親展受信情報(ここでは両面情報)をページ順に記
録紙の裏面のみに記録する強制片面記録を行ない、その
後、ステップS4に戻る。
【0037】一方、ステップS6で親展受信情報のプリ
ントが選択されなかった場合に進む図3のステップS1
8では、ファクシミリ受信が選択されたか否かを判断
し、選択されるとステップS22に進み、選択されてい
ないとステップS20に進んでその他の処理を行なう。
【0038】ステップS22では、バス26を介してN
CU2のCMLをオンし、電話回線2aをファクシミリ
装置側(ハイブリッド回路6側)に接続する。
【0039】ステップS24では、前手順の処理を行な
う。ここで通信相手の送信機に対して「両面受信機能有
り」、「サブアドレス信号の受信機能有り」を通知す
る。その後、図4のステップS26に進む。
【0040】ステップS26では、相手送信機より両面
伝送が指定されたか否かを判断し、指定されると図5の
ステップS42に進み、指定されていない(片面伝送が
指定されている)とステップS28に進む。
【0041】ステップS28では、相手送信機からのサ
ブアドレス信号により親展受信が選択されたか否かを判
断し、選択されるとステップS38に進み、選択されて
いないとステップS30に進む。
【0042】ステップS30では画信号のメモリ受信を
行ない、その後、ステップS32で後手順の処理を行な
う。
【0043】さらに、ステップS34で、バス26を介
してNCU2のCMLをオフして電話回線2aを電話機
4側に接続した後、ステップS36で、受信した画情報
を最終ページから記録紙の表面に対してのみ記録する。
その後、ステップS4に戻る。
【0044】一方、ステップS28で親展受信が選択さ
れた場合に進むステップS38では、画信号のメモリ受
信(ここでは親展受信)を行ない、受信した画情報をサ
ブアドレス信号で指定された親展ボックスに格納する。
ここで、この親展受信は片面伝送であることも合わせて
記憶する。その後、ステップS40で、後手順の処理を
行なった後、ステップS4に戻る。
【0045】また、ステップS26で相手送信機より両
面伝送が指定された場合に進む図5のステップS42で
は、相手送信機からのサブアドレス信号により親展受信
が選択されたか否かを判断し、選択されるとステップS
52に進み、選択されていないとステップS44に進
む。
【0046】ステップS44では画信号のメモリ受信を
行ない、その後、ステップS46で後手順の処理を行な
う。
【0047】さらに、ステップS48で、バス26を介
してNCU2のCMLをオフして電話回線2aを電話機
4側に接続した後、ステップS50で受信した画情報を
最終ページから裏面、表面と記録紙の両面に対して記録
する。その後、ステップS4に戻る。
【0048】一方、ステップS52では、画信号のメモ
リ受信(ここでは親展受信)を行ない、受信した画情報
をサブアドレス信号で指定された親展ボックスに格納す
る。ここで、この親展受信は両面伝送であることも合わ
せて記憶する。その後、ステップS54で後手順の処理
を行なった後、ステップS4に戻る。
【0049】以上のような本実施形態によれば、通信相
手の送信機から片面伝送で片面記録するように指定され
た親展受信情報の片面記録を行なうときは、親展受信情
報は記録紙の排紙時に見えない側の裏面のみに記録され
るので、その記録時に操作者(親展受信の名宛人)以外
の人が装置のそばを通っても、その人には、記録されて
排紙された記録紙の記録面は見えず、記録内容は見えな
いので、親展性を確保することができる。
【0050】また、親展受信以外で受信した画情報の片
面記録を行なうときには、画情報は記録紙の排紙時に見
える側の表面のみに記録され、装置のそばにいる人は記
録面が見え、記録内容が見えるので、その記録紙を誰に
配布すればよいか直ぐわかるなどして便利である。
【0051】また、通信相手の送信機から両面伝送で両
面記録するように指定された画情報を親展受信した後、
この画情報の記録が選択されたときに、この画情報を両
面記録してよいか否かを操作者に問い合わせ、これに対
する肯定あるいは否定の応答に応じて、画情報を記録紙
の両面に記録するか、あるいは記録紙の排紙時に見えな
い側の裏面のみに記録するので、操作者は近くに他の人
がいるときは裏面に記録させて親展性を確保することが
でき、近くに他の人がいないときは両面に記録させて記
録紙を節約することができる。
【0052】なお、以上の説明では、通信相手の送信機
から両面記録するように指定される画情報は、送信機で
両面原稿から読み取られた両面情報としたが、送信機で
片面原稿から読み取った片面情報を両面情報と同様に扱
って両面記録するように受信機に指定することも可能で
あり、この場合も受信機側で上述した本発明に係る制御
を同様に行なって同様の作用効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、両面記録が可能であるとともに親展受信が可
能なファクシミリ装置において、受信した画情報を記録
紙の表裏の片面のみに記録するときに、前記画情報を親
展受信で受信したか否かによって、画情報を記録する記
録紙の記録面を変更し、親展受信で受信した場合には記
録紙の排紙時に見えない下側となる片面に記録し、親展
受信以外で受信した場合には記録紙の排紙時に見える上
側となる片面に記録するようにしたので、親展受信した
画情報の記録出力時に親展性を確保できるとともに、親
展受信以外で受信した画情報の記録出力時の利便性を損
なうことがなく、装置が非常に使い易くなる。
【0054】また、通信相手の送信機から両面記録する
ように指定された画情報を親展受信した後、この画情報
の記録が選択されたときに、この画情報を両面記録して
よいか否かを操作者に問い合わせ、これに対する肯定あ
るいは否定の応答に応じて、画情報を記録紙の両面に記
録するか、あるいは記録紙の排紙時に見えない下側とな
る片面のみに記録するので、操作者は近くに他の人がい
るか否かの状況に応じて、記録紙の排紙時に下側となる
片面のみに記録させるか、あるいは両面記録させるか選
択することができ、親展性を確保するとともに、記録紙
を節約することができ、非常に便利であるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】同装置において親展受信した画情報と親展受信
以外で受信した画情報の記録出力に関わるCPUの制御
手順を示すフローチャート図である。
【図3】同CPUの制御手順を示すフローチャート図で
ある。
【図4】同CPUの制御手順を示すフローチャート図で
ある。
【図5】同CPUの制御手順を示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 10 発呼回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 操作部 22 CPU 24 ROM 26 バス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画情報を記録紙の表裏の両面に
    記録する両面記録が可能であるとともに親展受信が可能
    なファクシミリ装置において、 受信した画情報を記録紙の表裏の片面のみに記録すると
    きに、前記画情報を親展受信で受信したか否かによっ
    て、画情報を記録する記録紙の記録面を変更するように
    制御する制御手段を有することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、受信した画情報を記録
    紙の表裏の片面のみに記録するときに、前記画情報を親
    展受信で受信した場合には記録紙の排紙時に下側となる
    片面に記録し、前記画情報を親展受信以外で受信した場
    合には記録紙の排紙時に上側となる片面に記録するよう
    に制御することを特徴とする請求項1に記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 受信した画情報を記録紙の表裏の両面に
    記録する両面記録が可能であるとともに親展受信が可能
    なファクシミリ装置において、 通信相手の送信機から両面記録するように指定された画
    情報を親展受信した後、該画情報の記録が選択されたと
    きに、親展受信した画情報を両面記録してよいか否かを
    操作者に問い合わせる情報の出力を行ない、該問い合わ
    せに対する肯定応答の入力に応じて前記画情報を記録紙
    の両面に記録し、否定応答の入力に応じて前記画情報を
    記録紙の排紙時に下側となる片面のみに記録するように
    制御する制御手段を有することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 受信した画情報を記録紙の表裏の両面に
    記録する両面記録が可能であるとともに親展受信が可能
    なファクシミリ装置の制御方法において、 受信した画情報を記録紙の表裏の片面のみに記録すると
    きに、前記画情報を親展受信で受信したか否かによっ
    て、画情報を記録する記録紙の記録面を変更するように
    制御することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
  5. 【請求項5】 受信した画情報を記録紙の表裏の片面の
    みに記録するときに、前記画情報を親展受信で受信した
    場合には記録紙の排紙時に下側となる片面に記録し、前
    記画情報を親展受信以外で受信した場合には記録紙の排
    紙時に上側となる片面に記録するように制御することを
    特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 受信した画情報を記録紙の表裏の両面に
    記録する両面記録が可能であるとともに親展受信が可能
    なファクシミリ装置の制御方法において、 通信相手の送信機から両面記録するように指定された画
    情報を親展受信した後、該画情報の記録が選択されたと
    きに、親展受信した画情報を両面記録してよいか否かを
    操作者に問い合わせる情報の出力を行ない、該問い合わ
    せに対する肯定応答の入力に応じて前記画情報を記録紙
    の両面に記録し、否定応答の入力に応じて前記画情報を
    記録紙の排紙時に下側となる片面のみに記録するように
    制御することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 受信した画情報を記録紙の表裏の両面に
    記録する両面記録が可能であるとともに親展受信が可能
    なファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピ
    ュータにより読み取り可能な記憶媒体において、 受信した画情報を記録紙の表裏の片面のみに記録すると
    きに、前記画情報を親展受信で受信したか否かによっ
    て、画情報を記録する記録紙の記録面を変更するように
    制御するための制御プログラムを格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
  8. 【請求項8】 受信した画情報を記録紙の表裏の片面の
    みに記録するときに、前記画情報を親展受信で受信した
    場合には記録紙の排紙時に下側となる片面に記録し、前
    記画情報を親展受信以外で受信した場合には記録紙の排
    紙時に上側となる片面に記録するように制御するための
    制御プログラムを格納したことを特徴とする請求項7に
    記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 受信した画情報を記録紙の表裏の両面に
    記録する両面記録が可能であるとともに親展受信が可能
    なファクシミリ装置の制御プログラムを格納したコンピ
    ュータにより読み取り可能な記憶媒体において、 通信相手の送信機から両面記録するように指定された画
    情報を親展受信した後、該画情報の記録が選択されたと
    きに、親展受信した画情報を両面記録してよいか否かを
    操作者に問い合わせる情報の出力を行ない、該問い合わ
    せに対する肯定応答の入力に応じて前記画情報を記録紙
    の両面に記録し、否定応答の入力に応じて前記画情報を
    記録紙の排紙時に下側となる片面のみに記録するように
    制御するための制御プログラムを格納したことを特徴と
    する記憶媒体。
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