JP2001339164A - コンデンサ素子内蔵配線基板 - Google Patents
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Abstract
ルが付加された場合においても、配線基板の回路との接
続信頼性が高いコンデンサ内蔵配線基板を提供する。 【解決手段】PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂な
どの熱硬化性樹脂を含有する複数の絶縁シート1、6、
7を積層してなる絶縁基板と、絶縁基板の表面および内
部に形成された配線回路層3と、ビアホール導体2とを
具備する配線基板の空隙部11内にコンデンサ素子4を
内蔵し、コンデンサ素子4の電極6とビアホール導体2
とを接続してなり、コンデンサ素子4の電極6以外の表
面にガラス転移点が100℃以下のポリエステル系樹
脂、ポリアミド系樹脂又はポリウレタン系樹脂の群から
選ばれる少なくとも1種の熱可塑性樹脂5を被覆する。
Description
基板及びLSI搭載パッケージなどに適し、特に絶縁基
板内部にコンデンサ素子が内蔵されてなるコンデンサ素
子内蔵配線基板に関するものである。
求められる電子機器が広く使用されるようになり、さら
にこれに伴って高速動作が可能なパッケージが求められ
ている。このような高速動作を行うためには、電気信号
ノイズを極力低減する必要がある。そのためには、コン
デンサ素子を能動電子素子の近傍に配置し、電子回路の
配線長を極力短くすることにより、配線部のインダクタ
ンスを低減することが必要とされている。
えば、特開平2−121393号には、電源層とグラン
ド層の間の絶縁層内にチップ状のコンデンサ素子を埋め
込む方法が案出されている。また、特開平10−511
50号、特開平11−220262号でも、絶縁基板内
に半導体素子やコンデンサ素子を内蔵した配線基板が提
案されている。
コンデンサ素子を内蔵した配線基板においては、熱サイ
クルや応力が付加された場合に、コンデンサ素子と配線
基板における配線回路層との接続信頼性が低いという問
題があった。コンデンサ素子の配線基板への固定方法と
して、コンデンサ素子と絶縁層との隙間に熱硬化性樹脂
を充填して熱硬化性樹脂を含む絶縁層とともに硬化して
強固に固着することも提案されている。
熱膨張は絶縁層よりも低いために、熱サイクルなどが印
加されると応力がコンデンサ素子に直接付加され、その
応力によって、コンデンサ素子が破損したり、配線回路
層との接続信頼性が失われるという問題があった。
し、且つ過酷な熱サイクルが付加された場合において
も、配線基板の回路との接続信頼性が高いコンデンサ内
蔵配線基板を提供することを目的とするものである。
サ素子を多層配線基板内に内蔵する際、基板材料である
熱硬化性樹脂との接着性、および応力が付加された場合
の応力の低減および配線層との接続信頼性を得るための
構成について種々検討した結果、コンデンサ素子の表面
にガラス転移点の低い熱可塑性樹脂を被覆しておくこと
によって、温度変化に対しても塑性を有するためにコン
デンサ素子への応力集中を緩和することができるために
優れた信頼性が得られることを見いだし、本発明に至っ
た。
板は、少なくとも熱硬化性樹脂を含む複数の絶縁層を積
層してなる絶縁基板と、該絶縁基板の表面および内部に
形成された配線回路層と、金属粉末が充填されてなるビ
アホール導体とを具備する配線基板の内部に、少なくと
も1対の電極を具備するコンデンサ素子を内蔵したコン
デンサ素子内蔵配線基板において、前記コンデンサ素子
の電極が前記ビアホール導体と半田によって直接的に電
気的に接続されているとともに、前記コンデンサ素子の
前記電極以外の表面をガラス転移点が100℃以下の熱
可塑性樹脂で被覆してなることを特徴とするものであ
る。
みは1〜500μmが適当であり、また、前記絶縁層が
PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂を含有すること
が、さらには熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂又はポリウレタン系樹脂の群から選ばれる
少なくとも1種からなることが望ましい。
する。図1は、本発明のコンデンサ素子内蔵配線基板を
製造するための製造工程を説明するための図である。
うに、熱硬化性樹脂を含む軟質(Bステージ状態)の絶
縁シート1を作製し、この絶縁シート1には、厚み方向
に貫通するビアホールを形成し、そのビアホールのう
ち、コンデンサ素子の電極と接続されるビアホール内
に、導体ペーストをスクリーン印刷や吸引処理しながら
充填して、コンデンサ素子接続用のビアホール導体2を
形成する。
性樹脂、または熱硬化性樹脂とフィラーなどの組成物を
混練機や3本ロールなどの手段によって十分に混合し、
これを圧延法、押し出し法、射出法、ドクターブレード
法などによってシート状に成形するか、または所望によ
り硬化温度よりもやや低い温度で熱処理して半硬化させ
ることにより作製される。
空隙部の形成は、ドリル、パンチング、サンドブラス
ト、あるいは炭酸ガスレーザ、YAGレーザ、及びエキ
シマレーザ等の照射による加工など公知の方法が採用さ
れる。
としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂等が挙げられ
るが、絶縁材料としての電気的特性、耐熱性、および機
械的強度を有する熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂
が最も好適である。
板あるいは配線基板全体の強度を高めるために、有機樹
脂に対してフィラーを複合化させることもできる。有機
樹脂と複合化されるフィラーとしては、SiO2、Al2
O3、ZrO2、TiO2、AlN、SiC、BaTi
O3、SrTiO3、ゼオライト、CaTiO3、ほう酸
アルミニウム等の無機質フィラーが好適に用いられる。
また、ガラスやアラミド樹脂からなる不織布、織布など
に上記樹脂を含浸させて用いてもよい。なお、有機樹脂
とフィラーとは、体積比率で15:85〜50:50の
比率で複合化されるのが適当である。
により加工の容易性の点で、一般にガラス織布またはガ
ラス不織布に樹脂が含浸されたプリプレグが最も好適に
用いられる。
などの低融点金属を含有するが、この金属粉末は、平均
粒径が0.5〜50μmであることが望ましく、金属粉
末の平均粒径が0.5μmよりも小さいと金属粉末同士
の接触抵抗が増加してビアホール導体の抵抗が高くなる
傾向にあり、50μmを越えるとビアホール導体の低抵
抗化が難しくなる傾向にある。
合用有機樹脂や溶剤を添加混合して調製される。ペース
ト中に添加される溶剤としては、用いる結合用有機樹脂
が溶解可能な溶剤であればよく、例えば、イソプロピル
アルコール、テルピネオール、2−オクタノール、ブチ
ルカルビトールアセテート等が用いられる。
は、前述した種々の絶縁層を構成する有機樹脂の他、セ
ルロースなども使用される。この有機樹脂は、前記金属
粉末同士を互いに接触させた状態で結合するとともに、
金属粉末を絶縁シートに接着させる作用をなしている。
て、0.1乃至40体積%、特に0.3乃至30体積%
の割合で含有されることが望ましい。これは、樹脂量が
0.1体積%よりも少ないと、金属粉末同士を強固に結
合することが難しく、低抵抗金属を絶縁層に強固に接着
させることが困難となり、逆に40体積%を越えると、
金属粉末間に樹脂が介在することになり粉末同士を十分
に接触させることが難しくなり、ビアホール導体の抵抗
が大きくなるためである。
サ素子の電極との接着性を高める上で、Pb−Snなど
の半田を5〜60重量%の割合で含有させることが望ま
しい。
ト1の表面あるいは裏面に適宜、配線回路層3を形成す
る。配線回路層3の形成は、1)絶縁シート1の表面に
金属箔を貼り付けた後、エッチング処理して回路パター
ンを形成する方法、2)絶縁シート1表面にレジストを
形成して、メッキにより形成する方法、3)転写フィル
ム表面に金属箔を貼り付け、金属箔をエッチング処理し
て回路パターンを形成した後、この金属箔からなる回路
パターンを絶縁シート1表面に転写させる方法等が挙げ
られる。この時、コンデンサ素子の電極と接続されるビ
アホール導体2に対しては、配線回路層を形成しない
か、または前記低融点金属を含む接続用パッドを設けて
もよい。
ム、金、銀の群から選ばれる少なくとも1種、または2
種以上の合金からなることが望ましく、特に、銅、また
は銅を含む合金が最も望ましい。また、場合によって
は、導体組成物として回路の抵抗調整のためにNi−C
r合金などの高抵抗の金属を混合、または合金化しても
よい。さらには、配線回路層の低抵抗化のために、前記
低抵抗金属よりも低融点の金属、例えば、半田、錫など
の低融点金属を導体組成物中の金属成分中に2〜20重
量%の割合で含んでもよい。
素子は、その表面に少なくとも1対の電極を有するもの
であり、例えば、端部に1対の電極が形成された一般的
な積層セラミックコンデンサや、複数の正電極と、複数
の負電極を具備する積層コンデンサなどが挙げられる。
に、コンデンサ素子4の電極以外の表面に熱可塑性樹脂
5を被覆する。熱可塑性樹脂5を被覆する方法として
は、例えば、コンデンサ素子4の表面に熱可塑性樹脂5
を溶媒に溶かした溶液中にコンデンサ素子を浸漬後、引
き上げるか、または溶液をコンデンサ素子の電極以外の
表面に塗布した後、加熱、乾燥させて溶媒を除去するこ
とによって、コンデンサ素子表面に樹脂の被覆層を形成
することができる。
ガラス転移点が100℃以下、特に70℃以下であるこ
とが重要である。これは、ガラス転移点が100℃より
も高いと、樹脂の剛性が高くなり、応力を緩和する効果
が低くなってしまう。しかも樹脂自体が熱劣化しやす
く、衝撃に弱くなるために接着力も低下するためであ
る。
ステル系樹脂、ポリアミド系樹脂およびポリウレタン系
樹脂のうちの1種または2種以上を組み合わせて使用す
る。これらは、絶縁層として、熱硬化性ポリフェニレン
エーテル樹脂を用いた場合、密着性を高める上で望まし
い。なお、この樹脂による被覆層は、コンデンサ素子の
電極以外の表面に形成することが必要である。上記のよ
うに樹脂をコンデンサ素子の全表面に形成した場合、電
極表面に形成された被覆層は、炭酸ガスレーザ、YAG
レーザ、及びエキシマレーザ等の照射により取り除くこ
とができる。
被覆層の厚みは、応力を吸収させる作用を発揮させるた
めには5〜150μm、特に30〜80μmであること
が望ましい。
素子4は、図3に示すように、誘電体層と内部電極(図
示せず)とが交互に積層された積層型コンデンサからな
るコンデンサ本体4aに対して、その角部および辺部
に、4つの正電極6aと4つの負電極6bとが形成され
たものである。
絶縁シートのうち、絶縁シート7にコンデンサ素子4を
内蔵するための空隙部10を形成した後、その空隙部1
0にコンデンサ素子4を収納した後、他の絶縁シート
1、8、9とともに積層する。そして、コンデンサ素子
4の電極6と、絶縁シート1、9におけるビアホール導
体2の端面とが当接するように位置合わせする。
物を絶縁シート1中の熱硬化性樹脂5の硬化温度以上に
加熱することにより、絶縁シート1、7、8、9を完全
硬化させる。
デンサ素子4を多層配線基板A内部の密閉された空隙1
1中に収納搭載され、空隙11内においてビアホール導
体2と電気的に接続されたコンデンサ素子を搭載した多
層配線基板を作製することができる。
されるコンデンサ素子内蔵配線基板によれば、コンデン
サ素子4の表面には、ガラス転移点が100℃以下の熱
可塑性樹脂からなる被覆層が形成されていると、例え
ば、室温から125℃の温度での熱サイクルが印加され
た場合において、コンデンサ素子4の熱膨張係数と絶縁
層1との熱膨張差によって応力が発生した場合において
も、熱可塑性樹脂5が塑性変形するためにその応力を吸
収緩和する結果、発生した応力によってコンデンサ素子
4が破損したり、ビアホール導体2との接続性が損なわ
れることがない。
4の上下および左右の絶縁層との間に存在し、両者を強
固に接着しているために、コンデンサ素子4を配線基板
の内部に安定して内蔵することができる。
させて、あらゆる形態のコンデンサ素子を内蔵した配線
基板を作製することができ、例えば、多層配線基板内の
同一層内、あるいは異なる層に、複数の空隙部を形成し
てそれぞれ樹脂を被覆した複数のコンデンサ素子を収納
搭載させることができる。
内部に、単一のみならず、複数のコンデンサ素子を容易
に内蔵することができるために、配線基板の小型化と、
コンデンサ素子の実装密度を高めることのできるコンデ
ンサ素子内蔵配線基板を提供できる。しかも、本発明の
製造方法によれば、コンデンサ素子の配線基板への接続
と、多層配線基板との製造を同時に行うことができる結
果、製造工程の簡略化が可能であり、製造の歩留りを高
め、コストの低減を図ることができる。
エーテル)樹脂(硬化温度=200℃)55体積%、ガ
ラス織布45体積%のプリプレグを準備した。このプリ
プレグに炭酸ガスレーザで直径100μmのビアホール
を形成し、ビアホール内に表面に銀をメッキした平均粒
径が5μmの銅粉末を含む導電性ペーストを充填した。
また、同じくプリプレグの一部に炭酸ガスレーザーによ
るトレパン加工により収納するセラミックコンデンサ素
子の大きさ(1.6mm×1.6mm)よりもわずかに
大きい縦1.65mm×横1.65mmの空隙部を作製
した。 (2)一方、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹
脂からなる転写シートの表面に接着剤を塗布し、厚さ1
2μm、表面粗さ0.8μmの銅箔を一面に接着した。
そして、フォトレジスト(ドライフィルム)を塗布し露
光現像を行った後、これを塩化第二鉄溶液中に浸漬して
非パターン部をエッチング除去して配線回路層を形成し
た。なお、作製した配線回路層は、線幅が20μm、配
線と配線との間隔が20μmの微細なパターンである。 (3)そして、(1)で作製した絶縁シートaの表面
に、転写シートの配線回路層側を絶縁シートaに50k
g/cm2の圧力で圧着した後、転写シートを剥がし
て、配線回路層を絶縁シートaに転写させた。 (4)次に、コンデンサ素子表面に樹脂からなる被覆層
を形成させた。表1に示す種々の熱可塑性樹脂をグリコ
ールエーテルからなる溶媒で10体積%に希釈した溶液
を作製し、この溶液中にコンデンサ素子を浸漬、引き上
げ後、150℃で10分の熱処理を行い、溶媒を除去し
た。これを所望により数回繰り返して被覆層の厚みを調
整した。また、コンデンサ素子のビアホール導体と接続
する電極表面の樹脂をエキシマレーザを照射することに
より除去した。 (5)次に、上記樹脂を被覆したコンデンサ素子の電極
がビアホール導体が電極に接するように位置合わせし、
キャビティに設置し、さらに絶縁シートを積層した。 (6)そして、この積層物を200℃で1時間加熱して
完全硬化させて多層配線基板を作製した。なお、加熱に
よるA−PPEとポリエステル系樹脂の流動で絶縁シー
トの空隙部が収縮して絶縁層とコンデンサ素子とが密着
し、コンデンサ素子と絶縁層との隙間はほとんどなくな
っていた。
55℃〜125℃の熱サイクル1000回の試験を施
し、試験後の多層配線基板に対して、コンデンサ素子と
配線基板における配線層との接続抵抗を測定し、抵抗変
化率が初期抵抗の10%以下のものを合格品としてその
合格率を表1に示した。
30秒間保持した後、試験後の多層配線基板に対して、
接続抵抗を測定し、抵抗変化率が初期抵抗の10%以下
のものを合格品としてその合格率を表1に示した。
った試料No.1では、熱サイクル試験や半田リフロー
試験で合格品が得られなかった。また、熱可塑性樹脂か
らなる被覆層を形成した場合、その樹脂のガラス転移点
が100℃よりも高い試料No.2、また、被覆する樹
脂がエポキシ樹脂(熱硬化性樹脂)の試料No.10場
合では、熱サイクル試験および半田リフロー試験で10
%以上の不合格品が発生した。
した本発明のコンデンサ素子内蔵配線基板は、断面にお
ける配線回路層やビアホール導体の形成付近を観察した
結果、コンデンサ素子とビアホール導体とはビアホール
導体中の低融点金属の溶融によって良好な接続状態であ
り、各配線間の導通テストを行った結果、配線の断線も
認められなかった。また、コンデンサ素子の容量変化は
なく何ら問題はなかった。熱サイクル試験や半田リフロ
ー試験後においてもコンデンサ素子の容量変化もなく、
何ら問題はなかった。
配線基板の内部に、単一あるいは複数のコンデンサ素子
を容易に内蔵することができるために、配線基板の小型
化と、コンデンサ素子の実装密度を高めることのできる
コンデンサ素子内蔵配線基板を提供できる。しかも、本
発明によれば、低ガラス転移点の熱可塑性樹脂に覆われ
たコンデンサ素子を用いることにより、熱サイクルや半
田リフロー等によって配線基板に熱サイクルが付加され
た場合においても、コンデンサ素子の配線層との接続信
頼性を高めることができる。
法を説明するための工程図である。
面図を示す図である。
の概略斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも熱硬化性樹脂を含む複数の絶縁
層を積層してなる絶縁基板と、該絶縁基板の表面および
内部に形成された配線回路層と、金属粉末が充填されて
なるビアホール導体とを具備する配線基板の内部に、少
なくとも1対の電極を具備するコンデンサ素子を内蔵し
たコンデンサ素子内蔵配線基板において、 前記コンデンサ素子の電極が前記ビアホール導体と半田
によって直接的に電気的に接続されているとともに、前
記コンデンサ素子の前記電極以外の表面をガラス転移点
が100℃以下の熱可塑性樹脂で被覆してなることを特
徴とするコンデンサ素子内蔵配線基板。 - 【請求項2】前記熱可塑性樹脂による被覆層の厚みが5
〜150μmであることを特徴とする請求項1記載のコ
ンデンサ素子内蔵配線基板。 - 【請求項3】前記絶縁層がPPE(ポリフェニレンエー
テル)樹脂を含有することを特徴とする請求項1記載の
コンデンサ素子内蔵配線基板。 - 【請求項4】前記熱可塑性樹脂がポリエステル系樹脂、
ポリアミド系樹脂又はポリウレタン系樹脂の群から選ば
れる少なくとも1種からなることを特徴とする請求項1
記載のコンデンサ素子内蔵配線基板。
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