JP2001339061A - Mosデバイス及びその製造方法 - Google Patents
Mosデバイス及びその製造方法Info
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- JP2001339061A JP2001339061A JP2000159471A JP2000159471A JP2001339061A JP 2001339061 A JP2001339061 A JP 2001339061A JP 2000159471 A JP2000159471 A JP 2000159471A JP 2000159471 A JP2000159471 A JP 2000159471A JP 2001339061 A JP2001339061 A JP 2001339061A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 MOSトランジスタの相互コンダクタンス及
び電流駆動能力の低下を防止する。 【解決手段】 ゲート酸化膜5と多結晶シリコンゲート
電極7との間に介在する炭素化合物層6は、多結晶シリ
コンゲート電極7中の不純物がゲート酸化膜5に進行す
る防止するので、ゲート酸化膜5を薄くすることによっ
てゲート容量が著しく減少せず、その結果、相互コンダ
クタンス及び電流駆動能力の低下を防止する。
び電流駆動能力の低下を防止する。 【解決手段】 ゲート酸化膜5と多結晶シリコンゲート
電極7との間に介在する炭素化合物層6は、多結晶シリ
コンゲート電極7中の不純物がゲート酸化膜5に進行す
る防止するので、ゲート酸化膜5を薄くすることによっ
てゲート容量が著しく減少せず、その結果、相互コンダ
クタンス及び電流駆動能力の低下を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS集積回路に
含まれるMOS(金属−酸化膜−半導体)デバイス及び
その製造方法に関するものである。
含まれるMOS(金属−酸化膜−半導体)デバイス及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、MOS集積回路の高集積化及び高
密度化に伴ってMOSデバイス(例えばMOSトランジ
スタ)を微細化するとともに高性能化することが要求さ
れている。
密度化に伴ってMOSデバイス(例えばMOSトランジ
スタ)を微細化するとともに高性能化することが要求さ
れている。
【0003】0.1μm以下のチャネル長を有するMO
Sデバイスでは、ゲート酸化膜を5nm程度の膜厚にす
る必要がある。その理由は、ゲート電極とチャネル領域
の容量を大きくし、チャネル領域のキャリア数を増加さ
せることによって相互コンダクタンス及び電流駆動能力
を大きくして、MOS集積回路の動作速度を大きくす
る、すなわち、遮断周波数を高くするためである。
Sデバイスでは、ゲート酸化膜を5nm程度の膜厚にす
る必要がある。その理由は、ゲート電極とチャネル領域
の容量を大きくし、チャネル領域のキャリア数を増加さ
せることによって相互コンダクタンス及び電流駆動能力
を大きくして、MOS集積回路の動作速度を大きくす
る、すなわち、遮断周波数を高くするためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
酸化膜の膜厚を薄くするに従って、ゲート容量に寄生し
た容量が顕著になるという不都合がある。高不純物濃度
の多結晶ゲート電極を用いた場合、これに接するゲート
絶縁膜との界面近傍における空乏層による容量が特に顕
著なものとなる。その理由は、ゲート絶縁膜を薄くする
ことによって多結晶ゲート電極の不純物がゲート絶縁膜
を通過してチャネル領域に入るのを防止するために、ゲ
ート酸化膜との界面近傍の不純物濃度を抑制する必要が
あるからである。この容量がゲート容量に直列に負荷さ
れるため、ゲート容量が著しく減少し、相互コンダクタ
ンス及び電流駆動能力が低下する。
酸化膜の膜厚を薄くするに従って、ゲート容量に寄生し
た容量が顕著になるという不都合がある。高不純物濃度
の多結晶ゲート電極を用いた場合、これに接するゲート
絶縁膜との界面近傍における空乏層による容量が特に顕
著なものとなる。その理由は、ゲート絶縁膜を薄くする
ことによって多結晶ゲート電極の不純物がゲート絶縁膜
を通過してチャネル領域に入るのを防止するために、ゲ
ート酸化膜との界面近傍の不純物濃度を抑制する必要が
あるからである。この容量がゲート容量に直列に負荷さ
れるため、ゲート容量が著しく減少し、相互コンダクタ
ンス及び電流駆動能力が低下する。
【0005】本発明の目的は、相互コンダクタンス及び
電流駆動能力の低下を防止するMOSデバイス及びその
製造方法を提供することである。
電流駆動能力の低下を防止するMOSデバイス及びその
製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるMOSデバ
イスは、ソース領域、ドレイン領域及びこれらソース領
域とドレイン領域との間に介在するチャネル領域を表面
に形成した半導体基板と、そのチャネル領域の上に設け
た絶縁膜と、その絶縁膜の上に設けたゲート電極と、そ
のゲート電極と絶縁膜との間に介在し、前記ゲート電極
中の不純物が前記絶縁膜に進行するのを防止する障壁層
とを具えることを特徴とするものである。
イスは、ソース領域、ドレイン領域及びこれらソース領
域とドレイン領域との間に介在するチャネル領域を表面
に形成した半導体基板と、そのチャネル領域の上に設け
た絶縁膜と、その絶縁膜の上に設けたゲート電極と、そ
のゲート電極と絶縁膜との間に介在し、前記ゲート電極
中の不純物が前記絶縁膜に進行するのを防止する障壁層
とを具えることを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、ゲート電極中の不純物が
絶縁膜に進行するのを障壁層によって防止するので、絶
縁膜すなわちゲート酸化膜を薄くすることによってゲー
ト容量が著しく減少せず、その結果、相互コンダクタン
ス及び電流駆動能力の低下を防止することができる。
絶縁膜に進行するのを障壁層によって防止するので、絶
縁膜すなわちゲート酸化膜を薄くすることによってゲー
ト容量が著しく減少せず、その結果、相互コンダクタン
ス及び電流駆動能力の低下を防止することができる。
【0008】好適には、前記障壁層を、炭素化合物によ
って構成する。これによって、ゲート電極中の不純物が
障壁層中で炭素結合を行うので、不純物が絶縁膜に進行
するのを有効に防止することができる。前記炭素化合物
を、例えばSiCとする。
って構成する。これによって、ゲート電極中の不純物が
障壁層中で炭素結合を行うので、不純物が絶縁膜に進行
するのを有効に防止することができる。前記炭素化合物
を、例えばSiCとする。
【0009】なお、前記ゲート電極を、高不純物濃度の
多結晶ゲート電極としたとしても、不純物が絶縁膜に進
行するのを有効に防止するので、相互コンダクタンス及
び電流駆動能力の低下を防止することができ、ゲート電
極に固溶限界まで不純物をドープすることができる。こ
れによって、ゲート電極の空乏化を防止することがで
き、MOSデバイスの特性を飛躍的に向上させることが
できる。
多結晶ゲート電極としたとしても、不純物が絶縁膜に進
行するのを有効に防止するので、相互コンダクタンス及
び電流駆動能力の低下を防止することができ、ゲート電
極に固溶限界まで不純物をドープすることができる。こ
れによって、ゲート電極の空乏化を防止することがで
き、MOSデバイスの特性を飛躍的に向上させることが
できる。
【0010】本発明によるMOSデバイスの製造方法
は、ソース領域、ドレイン領域及びこれらソース領域と
ドレイン領域との間に介在するチャネル領域を表面に形
成した半導体基板と、そのチャネル領域の上に設けた絶
縁膜と、その絶縁膜の上に設けたゲート電極とを具える
MOSデバイスの製造方法において、前記ゲート電極中
の不純物が前記絶縁膜に進行するのを防止する障壁層
を、前記ゲート電極と絶縁膜との間に形成することを特
徴とするものである。
は、ソース領域、ドレイン領域及びこれらソース領域と
ドレイン領域との間に介在するチャネル領域を表面に形
成した半導体基板と、そのチャネル領域の上に設けた絶
縁膜と、その絶縁膜の上に設けたゲート電極とを具える
MOSデバイスの製造方法において、前記ゲート電極中
の不純物が前記絶縁膜に進行するのを防止する障壁層
を、前記ゲート電極と絶縁膜との間に形成することを特
徴とするものである。
【0011】本発明によるMOSデバイスの製造方法に
よれば、相互コンダクタンス及び電流駆動能力の低下が
防止されるMOSデバイスを製造することができる。
よれば、相互コンダクタンス及び電流駆動能力の低下が
防止されるMOSデバイスを製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によるMOSデバイス及び
その製造方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説
明する。図1は、本発明によるMOSデバイスの断面図
である。本実施の形態は、MOSデバイスをnpn型の
MOSトランジスタとしたものであり、表面にn型のソ
ース領域1、n型のドレイン領域2及びこれらの間に介
在するチャネル領域3が形成されたp型の半導体基板4
と、その上に順次堆積されたゲート酸化膜5、炭素化合
物層6及びゲート電極7とを具える。
その製造方法の実施の形態を、図面を参照して詳細に説
明する。図1は、本発明によるMOSデバイスの断面図
である。本実施の形態は、MOSデバイスをnpn型の
MOSトランジスタとしたものであり、表面にn型のソ
ース領域1、n型のドレイン領域2及びこれらの間に介
在するチャネル領域3が形成されたp型の半導体基板4
と、その上に順次堆積されたゲート酸化膜5、炭素化合
物層6及びゲート電極7とを具える。
【0013】本実施の形態では、半導体基板4を、Si
によって構成し、その表面の面方位を(100)とす
る。チャネル領域3のチャネル長を0.1μmとし、ゲ
ート酸化膜5をSiO2によって構成し、その膜厚を5
nmとする。炭素化合物層6をSiCによって構成し、
ゲート電極7を、As又はBを添加した多結晶シリコン
ゲート電極とする。
によって構成し、その表面の面方位を(100)とす
る。チャネル領域3のチャネル長を0.1μmとし、ゲ
ート酸化膜5をSiO2によって構成し、その膜厚を5
nmとする。炭素化合物層6をSiCによって構成し、
ゲート電極7を、As又はBを添加した多結晶シリコン
ゲート電極とする。
【0014】本実施の形態によれば、ゲート酸化膜5の
界面近傍に0.5ML(0.5原子層)以上の炭素結合
を形成し、その界面まで、As又はBを固溶限界まで添
加させることによって、相互コンダクタンス及び電流駆
動能力(ドレイン電流)を、炭素化合物層6を有しない
通常のMOSトランジスタの1.3−1.4倍にするこ
とができる。その理由は、ゲート電極7に含まれる不純
物がゲート酸化膜5に進行するのを炭素化合物層6によ
って防止することによって、ゲート電極7の空乏領域が
存在しなくなり、ゲート容量が通常のMOSトランジス
タの1.3−1.4倍にすることができるからである。
界面近傍に0.5ML(0.5原子層)以上の炭素結合
を形成し、その界面まで、As又はBを固溶限界まで添
加させることによって、相互コンダクタンス及び電流駆
動能力(ドレイン電流)を、炭素化合物層6を有しない
通常のMOSトランジスタの1.3−1.4倍にするこ
とができる。その理由は、ゲート電極7に含まれる不純
物がゲート酸化膜5に進行するのを炭素化合物層6によ
って防止することによって、ゲート電極7の空乏領域が
存在しなくなり、ゲート容量が通常のMOSトランジス
タの1.3−1.4倍にすることができるからである。
【0015】また、ゲート電極7に含まれる不純物を炭
素化合物層6によって完全に停止させることによって、
より高い濃度の不純物をゲート酸化膜5の界面まで添加
することができ、ゲート電極7の抵抗を低くすることが
でき、このようなMOSトランジスタを有する回路を更
に高速化することができる。さらに、ゲート電極7の不
純物がチャネル領域3に混入されるおそれがなくなり、
その結果、信頼性の高いMOS回路を構成することがで
きる。
素化合物層6によって完全に停止させることによって、
より高い濃度の不純物をゲート酸化膜5の界面まで添加
することができ、ゲート電極7の抵抗を低くすることが
でき、このようなMOSトランジスタを有する回路を更
に高速化することができる。さらに、ゲート電極7の不
純物がチャネル領域3に混入されるおそれがなくなり、
その結果、信頼性の高いMOS回路を構成することがで
きる。
【0016】次に、図1に示したMOSトランジスタの
製造工程を説明する。先ず、半導体基板4の表面のうち
ソース領域1及びドレイン領域2を形成すべき箇所にA
sやBのようなイオンを注入し、高不純物濃度のソース
領域1及びドレイン領域2を形成する。
製造工程を説明する。先ず、半導体基板4の表面のうち
ソース領域1及びドレイン領域2を形成すべき箇所にA
sやBのようなイオンを注入し、高不純物濃度のソース
領域1及びドレイン領域2を形成する。
【0017】次いで、ゲート酸化膜5、炭素化合物層6
及びゲート電極7を順次堆積して、図1に示すMOSト
ランジスタを形成する。
及びゲート電極7を順次堆積して、図1に示すMOSト
ランジスタを形成する。
【0018】このようにして製造したMOSトランジス
タの効果を説明するために、接合深さが30−40nm
のソース領域1及びドレイン領域2、0.08μmの実
効チャネル長のチャネル領域3、3.0nmの膜厚のゲ
ート酸化膜5並びに3×10 20cm3のドーピング濃
度のAs又は2×1020cm3のドーピング濃度のB
を添加した0.15μmの膜厚のCoSi2/多結晶シ
リコンから構成したサリサイドゲート電極7を有する従
来のMOSトランジスタとの比較を行う。
タの効果を説明するために、接合深さが30−40nm
のソース領域1及びドレイン領域2、0.08μmの実
効チャネル長のチャネル領域3、3.0nmの膜厚のゲ
ート酸化膜5並びに3×10 20cm3のドーピング濃
度のAs又は2×1020cm3のドーピング濃度のB
を添加した0.15μmの膜厚のCoSi2/多結晶シ
リコンから構成したサリサイドゲート電極7を有する従
来のMOSトランジスタとの比較を行う。
【0019】ドレイン電圧を1.5Vとした場合、従来
のMOSトランジスタでは、ドレイン電流が0.6−
0.7nA/μmとなるとともに、相互コンダクタンス
が400−450mS/mmとなる。それに対して、上
記実施の形態によって製造されたMOSトランジスタで
は、ドレイン電流が0.9−1.0nA/μmとなると
ともに、相互コンダクタンスが500−600mS/m
mとなり、これらドレイン電流及び相互コンダクタンス
が従来のMOSトランジスタに比べて共に1.3−1.
4倍になる。
のMOSトランジスタでは、ドレイン電流が0.6−
0.7nA/μmとなるとともに、相互コンダクタンス
が400−450mS/mmとなる。それに対して、上
記実施の形態によって製造されたMOSトランジスタで
は、ドレイン電流が0.9−1.0nA/μmとなると
ともに、相互コンダクタンスが500−600mS/m
mとなり、これらドレイン電流及び相互コンダクタンス
が従来のMOSトランジスタに比べて共に1.3−1.
4倍になる。
【0020】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例え
ば、半導体基板1を、SiGe混晶のような他の半導体
材料で構成することができ、酸化膜5を、SiO2以外
の他の絶縁材料で構成することができ、その膜厚も設計
に応じて任意に変更することができる。
のではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例え
ば、半導体基板1を、SiGe混晶のような他の半導体
材料で構成することができ、酸化膜5を、SiO2以外
の他の絶縁材料で構成することができ、その膜厚も設計
に応じて任意に変更することができる。
【0021】また、炭素化合物層6を、SiC以外の他
の炭素化合物(例えば、SiNC)で構成することがで
き、その膜厚を設計に応じて任意に変更することがで
き、かつ、炭素以外の他の化合物(例えば、窒素化合
物)によって構成することもできる。ゲート電圧7を、
多結晶シリコン以外の他の材料(例えば金属)によって
構成することもできる。
の炭素化合物(例えば、SiNC)で構成することがで
き、その膜厚を設計に応じて任意に変更することがで
き、かつ、炭素以外の他の化合物(例えば、窒素化合
物)によって構成することもできる。ゲート電圧7を、
多結晶シリコン以外の他の材料(例えば金属)によって
構成することもできる。
【0022】さらに、本発明によるMOSデバイスを、
上記実施の形態以外の他の製造方法によって製造するこ
とができ、かつ、本発明によるMOSデバイスを、np
n型MOSトランジスタ以外に、pnp型MOSトラン
ジスタや、CMOSのような他のMOSデバイスにも適
用することができる。
上記実施の形態以外の他の製造方法によって製造するこ
とができ、かつ、本発明によるMOSデバイスを、np
n型MOSトランジスタ以外に、pnp型MOSトラン
ジスタや、CMOSのような他のMOSデバイスにも適
用することができる。
【図1】 本発明によるMOSデバイスの断面図であ
る。
る。
1 ソース領域 2 ドレイン領域 3 チャネル領域 4 半導体基板 5 ゲート酸化膜 6 炭素化合物層 7 ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 満男 愛知県名古屋市緑区徳重2−1205−6 Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB36 BB40 CC05 EE02 EE14 HH20 5F040 DA05 DA21 DA22 DB03 DC01 DC10 EC01 EC04 EC11 ED01 ED03
Claims (8)
- 【請求項1】 ソース領域、ドレイン領域及びこれらソ
ース領域とドレイン領域との間に介在するチャネル領域
を表面に形成した半導体基板と、 そのチャネル領域の上に設けた絶縁膜と、 その絶縁膜の上に設けたゲート電極と、 そのゲート電極と絶縁膜との間に介在し、前記ゲート電
極中の不純物が前記絶縁膜に進行するのを防止する障壁
層とを具えることを特徴とするMOSデバイス。 - 【請求項2】 前記障壁層を、炭素化合物によって構成
したことを特徴とする請求項1記載のMOSデバイス。 - 【請求項3】 前記炭素化合物をSiCとしたことを特
徴とする請求項2記載のMOSデバイス。 - 【請求項4】 前記ゲート電極を、高不純物濃度の多結
晶ゲート電極としたことを特徴とする請求項1から3の
うちのいずれか1項に記載のMOSデバイス。 - 【請求項5】 ソース領域、ドレイン領域及びこれらソ
ース領域とドレイン領域との間に介在するチャネル領域
を表面に形成した半導体基板と、そのチャネル領域の上
に設けた絶縁膜と、その絶縁膜の上に設けたゲート電極
とを具えるMOSデバイスの製造方法において、 前記ゲート電極中の不純物が前記絶縁膜に進行するのを
防止する障壁層を、前記ゲート電極と絶縁膜との間に形
成することを特徴とするMOSデバイスの製造方法。 - 【請求項6】 前記障壁層を、炭素化合物によって構成
したことを特徴とする請求項5記載のMOSデバイスの
製造方法。 - 【請求項7】 前記炭素化合物をSiCとしたことを特
徴とする請求項6記載のMOSデバイスの製造方法。 - 【請求項8】 前記ゲート電極を、高不純物濃度の多結
晶ゲート電極としたことを特徴とする請求項5から7の
うちのいずれか1項に記載のMOSデバイスの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159471A JP2001339061A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | Mosデバイス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159471A JP2001339061A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | Mosデバイス及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339061A true JP2001339061A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000159471A Pending JP2001339061A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | Mosデバイス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001339061A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003009390A1 (fr) * | 2001-07-10 | 2003-01-30 | Sony Corporation | Transistor du type mis et procédé de fabrication associé |
WO2004082005A1 (en) * | 2003-03-12 | 2004-09-23 | Micron Technology, Inc. | Semiconductor mos, cmos devices and capacitors and method of manufacturing the same |
JP2006351626A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000159471A patent/JP2001339061A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003009390A1 (fr) * | 2001-07-10 | 2003-01-30 | Sony Corporation | Transistor du type mis et procédé de fabrication associé |
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US7019351B2 (en) | 2003-03-12 | 2006-03-28 | Micron Technology, Inc. | Transistor devices, and methods of forming transistor devices and circuit devices |
US7081656B2 (en) | 2003-03-12 | 2006-07-25 | Micron Technology, Inc. | CMOS constructions |
US7126181B2 (en) | 2003-03-12 | 2006-10-24 | Micron Technology, Inc. | Capacitor constructions |
US7253053B2 (en) | 2003-03-12 | 2007-08-07 | Micron Technology, Inc. | Methods of forming transistor devices and capacitor constructions |
CN100388426C (zh) * | 2003-03-12 | 2008-05-14 | 美光科技公司 | 半导体mos、cmos器件和电容器及其制造方法 |
JP2006351626A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
JP4703277B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2011-06-15 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造方法 |
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