JP2001338642A - 電極スリッタ装置 - Google Patents

電極スリッタ装置

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JP2001338642A JP2000156928A JP2000156928A JP2001338642A JP 2001338642 A JP2001338642 A JP 2001338642A JP 2000156928 A JP2000156928 A JP 2000156928A JP 2000156928 A JP2000156928 A JP 2000156928A JP 2001338642 A JP2001338642 A JP 2001338642A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属箔に電極材料が間けつ的に積層されてな
る電極シートをカッターで所定幅に裁断し、さらに一対
の加圧ローラで上記電極材料の厚みムラを矯正しながら
ロールに巻き取らせる電極スリッタ装置にあって、電極
シートにその抗張力を越えるような大きな巻き取り張力
をかけることなく、その電極シートの幅方向へのずれ動
きを抑えるとともに、加圧ローラによる電極シートの傷
つきを確実に防止する。 【解決手段】 電極材料12の厚みムラを矯正する加圧
ローラ51,52を、ローラ間隙を閉じる方向へ押圧付
勢するとともに、そのローラ間隙が電極シート1の電極
材料12部分での厚みhよりも小さく、かつその電極シ
ート1の金属箔11の厚みdよりも大きく設定された最
小間隙e以下とならない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電極スリッタ装置
に関し、とくに金属箔に電極材料が間けつ的に積層され
てなる電極シートをカッターで所定幅に裁断しながらロ
ールに巻き取るものに関し、たとえばリチウムイオン二
次電池用電極に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばリチウムイオン二次電池の発電
要素を構成する電極には、シート状に形成された電極を
所定規格の電池容器に合わせてスパイラル状に巻いた電
極巻回体が使用される。
【0003】この電極巻回体に使用するシート状電極い
わゆる電極シートは、電極集電体となるアルミニウム箔
等の金属箔の片面または両面に、コバルト酸リチウムな
どの電極材料を導電剤およびバインダーなどと共にスラ
リー状にしたものを、塗布等により、所定長(スパン)
ずつ間けつ的に積層して作製される。作製した電極シー
トは電池の寸法規格に合わせるために所定幅に裁断され
る。この裁断は、図4に示すような専用のスリッタ装置
を用いて行なわれる。
【0004】図4は本発明に先立って検討された電極ス
リッタ装置の概略構成を示す。同図に示すスリッタ装置
2は、金属箔11の両面に電極材料12が間けつ的に積
層された電極シート1をカッター3で所定幅Wに裁断し
ながらロール6に巻き取らせるようにしたものであっ
て、所定幅Wに裁断された電極シート1は、一対の加圧
ローラ51,52で厚みムラを矯正されながらロール6
に巻き取られる。裁断Wにより生じた電極シートの端切
れ1aは分離ローラ4で別方向へ誘導されて取り除かれ
る。
【0005】カッター3は一対の回転刃31,32で構
成され、電極シート1を剪断によって裁断する。一対の
加圧ローラ51,52はローラ間隙を閉じる方向へ押圧
付勢されていて、裁断後の電極シート1をロール巻き取
り方向(矢印方向)へ通過させながら挟圧することによ
り、上記電極材料12の厚みムラを平坦化矯正する。
【0006】なお、上述した技術は本発明者がこの発明
をなすに先立って検討した技術であるが、公知とされた
技術ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者によ
って明らかにされた。
【0008】すなわち、図5の(A)に示すように、電
極シート1は、鋭利刃を持つ回転刃31とエッジを持つ
回転刃32を組み合わせたカッター3によって剪断裁断
されるが、このカッター3で裁断された電極シート1の
電極材料12部分には、鋭利刃の切込み痕による盛上り
部12aが生じる。このため、裁断された電極シート1
をそのままロール6に巻き取ると、同図の(B)に示す
ように、そのロール6の両端部だけ径が膨んで、いわゆ
る耳立ち6aが生じてしまう。この耳立ち6aを生じさ
せるような厚みムラがある電極シート1は、たとえばリ
チウムイオン二次電池の電極巻回体の作製に使用した場
合に、その電極巻回体の仕上り形状や寸法にバラツキが
生じて、所定規格の電池容器に適合させることができな
くなる。そこで、上述した装置2では、図4に示したよ
うに、一対の加圧ローラ51,52で上記盛上り部12
aを潰して均す平坦化矯正を行うようにしている。
【0009】この場合、電極シート1は、アルミニウム
箔などの金属箔11に電極材料12を塗布等によって間
けつ的に積層したものなので、抗張力が小さく破けやす
い。したがって、加圧ローラ51,52間を通過させる
ときに大きな巻き取り張力(テンション)をかけること
はできない。
【0010】他方、裁断によって電極材料12部分に厚
みムラ(盛上り部12a)が生じた電極シートが加圧ロ
ーラ51,52間を通過させられる際には、その厚みム
ラによって電極シート1を幅W方向すなわちロール軸方
向へ微妙にずれ動かす力が作用する。
【0011】ここで、その電極シート1のロール巻き取
りを高張力で行えば、電極シート1はその巻き取り方向
へ強く引っ張られるので、上記厚みムラによる影響は余
り受けなくなる。したがって、電極シート1がロール軸
方向へずれ動くことはほとんどない。
【0012】しかし、抗張力が小さく破けやすい電極シ
ート1に強い引っ張り力を加えることはできない。この
ため、電極シート1は上記厚みムラの影響を受けやすい
低張力でロール巻き取りせざるを得ない。ロール巻き取
りを低張力で行うと、その巻き取り方向への引っ張り力
が弱いことにより、上記厚みムラによる影響が大きく現
れるようになって、電極シート1はロール軸方向へ大き
くずれながら巻き取られるようになってしまう。この結
果、電極シート1をロール6に巻き取ったときに、その
ロール6の端をきれいに揃えることができず、大きな巻
きずれが生じてしまう。
【0013】さらに、上記一対の加圧ローラ51,52
は厚みムラを平坦化矯正するために、ローラ間隙を閉じ
る方向へ押圧付勢されている。このため、電極材料12
が積層されていない金属箔11だけの部分が上記加圧ロ
ーラ51,52の間に差し掛かる度に、電極材料12と
金属箔11間の厚み段差によってローラ51,52が金
属箔11にぶつかる現象が生じ、これにより金属箔11
が傷つけられるという問題が生じる。
【0014】この発明は、以上のような問題に鑑みてな
されたもので、その目的は、金属箔に電極材料を間けつ
的に積層してなる電極シートをカッターで所定幅に裁断
し、さらに加圧ローラで電極材料部分の厚みムラを矯正
しながらロールに巻き取らせるに際し、その電極シート
にその抗張力を越えるような大きな巻き取り張力をかけ
ることなく、その電極シートの幅方向へのずれ動きを抑
えることができるとともに、加圧ローラによる電極シー
トの傷つきを確実に防止することができる電極スリッタ
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、金属箔に電極材料が間けつ的に積層さ
れてなる電極シートをカッターで所定幅に裁断し、さら
に一対の加圧ローラで上記電極材料の厚みムラを矯正し
ながらロールに巻き取らせる電極スリッタ装置にあっ
て、上記一対の加圧ローラはローラ間隙を閉じる方向へ
押圧付勢されるとともに、そのローラ間隙が上記電極材
料部分での厚みよりも小さく、かつ上記金属箔部分での
厚みよりも大きく設定された最小間隙以下とならないよ
うな構成とした。
【0016】このような構成とすれば、電極シートの金
属箔部分に加圧ローラがぶつかる現象が確実に回避され
るようになるとともに、電極材料部分の厚みムラによっ
て作用する幅方向へのずれ力およびそのずれ力により生
じた幅方向へのずれが、上記金属箔部分にて間けつ的に
解除および解消(キャンセル)されるようになる。
【0017】これにより、電極シートにその抗張力を越
えるような大きな巻き取り張力をかけることなく、その
電極シートの幅方向へのずれ動きを抑えることができる
とともに、加圧ローラによる電極シートの傷つきを確実
に防止することができる(請求項1)。
【0018】また、前記一対の加圧ローラの少なくとも
一方のローラに増径部を形成し、この増径部を前記電極
シートの幅外となる位置にて他方のローラに当接させる
ことにより、前記ローラ間隙が、上記電極シートの電極
材料部分での厚みよりも小さく、かつその電極シートの
金属箔部分での厚みよりも大きく設定された最小間隙以
下とならない構成とすれば、非常に単純かつ簡単な機構
構造でもって前述の作用効果を達成することができる
(請求項2)。
【0019】さらに、前記一対の加圧ローラは互いにほ
ぼ等質量となるように構成されるとともに、それぞれが
回転自在に軸支され、さらに、少なくとも片方がローラ
間隙の開閉方向に移動可能に保持されるとともに、その
ローラ間隙を閉じる方向に押圧付勢される構成とすれ
ば、前述の作用効果を達成するための加圧ローラとそれ
を押圧付勢する装置を共に簡単に構成することができる
(請求項3)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
について、添付図面に基づき詳細に説明する。なお、各
図間にて同一符号を付した部分は同一または相当部分を
示すものとする。
【0021】図1はこの発明による電極スリッタ装置の
概略構成を示す。同図に示すスリッタ装置2は、金属箔
11に電極材料12が塗布等によって間けつ的に積層さ
れてなる電極シート11をカッター3で所定幅に裁断
し、さらに一対の加圧ローラ51,52で上記電極材料
12の厚みムラを矯正しながらロール6に巻き取らせる
構成を有する。
【0022】カッター3は鋭利刃を持つ回転刃31とエ
ッジを持つ回転刃32を組み合わせたものであって、電
極シート1を剪断によって所定幅Wに裁断する。所定幅
Wに裁断された電極シート1は一対の加圧ローラ51,
52の間を通過しながら厚みムラ矯正されてロール6に
巻き取られる。裁断により生じた電極シートの端切れ1
aは分離ローラ4によって別方向へ誘導されて取り除か
れる。
【0023】図2は上記加圧ローラ51,52部分の構
成例を示す。同図の(A)に示すように、上記一対の加
圧ローラ51,52は、互いにほぼ等質量となるように
構成されるとともに、それぞれが回転自在に軸支されて
いる。この場合、一方の加圧ローラ51の両軸は、装置
2の固定フレーム21に軸支されている。他方の加圧ロ
ーラ52の両軸は、スライダ56によって上下方向に移
動可能に保持されている軸受け箱55に軸支されてい
る。その軸受け箱55はエアシリンダ57によって一方
の加圧ローラ51側へ定常的に押圧付勢されるようにな
っている。つまり、一対の加圧ローラ51,52の少な
くとも片方(52)は、ローラ間隙の開閉方向に移動可
能に保持されるとともに、そのローラ間隙を閉じる方向
に押圧付勢されるようになっている。
【0024】さらに、同図の(B)および(C)にそれ
ぞれ部分的に拡大して示すように、上記加圧ローラ5
1,52は、その一方のローラ51に増径部53が形成
されていて、この増径部53が上記電極シート1の幅外
となる位置にて他方のローラ52に当接させられてい
る。これにより、上記加圧ローラ51,52の間隙は、
上記電極シート1の電極材料12部分での厚みhよりも
小さく、かつその電極シート1の金属箔11部分での厚
みdよりも大きく設定された最小間隙e以下とならない
ようにされている。
【0025】次に動作について説明する。上述のように
構成された電極スリット装置2は、カッター3での裁断
によって生じた切込み痕による盛上り部12aを一対の
加圧ローラ51,52で平坦化矯正しながらロール6に
巻き取らせる。
【0026】このとき、その巻き取りは電極シート1の
材質特性とくに抗張力に合わせて、比較的低い張力(テ
ンション)で行なわれる。このため、電極シート1は、
上記盛上り部12aによる厚みムラが生じた電極材料1
2部分が上記加圧ローラ51,52間を通過する際に、
その厚みムラによって作用する幅W方向へのずれ力を受
けやすい状態となる。
【0027】しかし、その電極シート1の金属箔11部
分が上記加圧ローラ51,52間を通過する際には、そ
のローラ51,52の最小間隙eがその金属箔11部分
での厚みdよりも大きく設定されていることにより、上
記加圧ローラ51,52と電極シート1間の作用力が解
除される。このため、電極材料12部分での厚みムラに
よって作用する幅W方向へのずれ力およびそのずれ力に
より生じた幅W方向へのずれは、上記金属箔11部分に
て間けつ的に解除および解消(キャンセル)されるよう
になる。
【0028】これにより、電極シート1が、その抗張力
等によって制限される張力以下の比較的低い張力で巻き
取りされても、幅W方向すなわちロール軸方向へのずれ
動きが確実に抑えられるようになる。
【0029】また、上記加圧ローラ51,52の最小間
隙eが上記金属箔11部分での厚みdよりも大きく設定
されていることにより、電極材料12と金属箔11間の
厚み段差によってローラ51,52が金属箔11に間け
つ的にぶつかるという現象が回避され、これにより金属
箔11の傷つきを確実に防止することができる。
【0030】他方、上記加圧ローラ51,52は、その
最小間隙eが上記電極シート1の電極材料12部分での
厚みhよりも小さくなるように構成されているので、電
極材料12部分の厚みムラを潰して均す平坦化矯正は確
実に行うことができる。
【0031】以上のようにして、電極シート1を所定幅
Wに裁断した後、図3に示すように、耳立ちや巻きずれ
のないロール6に巻き上げることができる。
【0032】以上、本発明を代表的な実施態様に基づい
て説明したが、本発明は上述した以外にも種々の実施態
様が可能である。
【0033】たとえば、加圧ローラ51,52の押圧付
勢は、両方のローラ51,52についてそれぞれ行うよ
うにしてもよい。また、その加圧ロール51,52の最
小間隙eは、両方のローラ51,52にそれぞれ増径部
53を設けることによって設定するようにしてもよい。
あるいは、その増径部53以外の機構制御手段、たとえ
ば加圧ローラ51,52を押圧付勢するエアシリンダ5
7の押圧ストロークをリミッタ制御することによって
も、上記最小間隙eは設定可能である。
【0034】また、本発明による電極スリッタ装置は、
リチウムイオン二次電池以外のタイプの電池に使用され
る電極の作製にも適用できる。さらには、たとえば電気
二重層キャパシタのような電池以外の素子で使用される
電極の作製にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電極
スリッタ装置によれば、カッター裁断により生じた電極
材料部分の厚みムラを平坦化矯正する加圧ローラを、ロ
ーラ間隙を閉じる方向へ押圧付勢されるとともに、その
ローラ間隙が上記電極材料部分での厚みよりも小さく、
かつ上記金属箔部分での厚みよりも大きく設定された最
小間隙以下とならないように構成したことにより、電極
シートにその抗張力を越えるような大きな巻き取り張力
をかけることなく、その電極シートの幅方向へのずれ動
きを抑えることができるとともに、加圧ローラによる電
極シートの傷つきを確実に防止することができる。
【0036】また、前記一対の加圧ローラの少なくとも
一方のローラに増径部を形成し、この増径部を前記電極
シートの幅外となる位置にて他方のローラに当接させる
ことにより、前記ローラ間隙が、上記電極シートの電極
材料部分での厚みよりも小さく、かつその電極シートの
金属箔部分での厚みよりも大きく設定された最小間隙以
下とならない構成とすれば、非常に単純かつ簡単な機構
構造でもって前述の作用効果を達成することができる。
【0037】さらに、前記一対の加圧ローラは互いにほ
ぼ等質量となるように構成されるとともに、それぞれが
回転自在に軸支され、さらに、少なくとも片方がローラ
間隙の開閉方向に移動可能に保持されるとともに、その
ローラ間隙を閉じる方向に押圧付勢される構成とすれ
ば、前述の作用効果を達成するための加圧ローラとそれ
を押圧付勢する装置を共に簡単に構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電極スリッタ装置の要部概略構
成を示す上面図および側面図である。
【図2】この発明に係る装置の加圧ローラ部分を示す正
面図および部分拡大図である。
【図3】この発明の装置を使用して得られる電極シート
ロールの例を示す斜視図である。
【図4】従来の電極スリッタ装置の概略構成を示す上面
図および側面図である。
【図5】電極材料の厚みムラ状態およびその厚みムラに
よるロールの耳立ち状態を示す断面図および斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電極シート 11 金属箔 12 電極材料 2 電極スリッタ装置 21 固定フレーム 3 カッター 31 回転刃(鋭利刃) 32 回転刃(エッジ) 4 分離ローラ 51,52 加圧ローラ 53 増径部 55 軸受け箱 56 スライダ 57 エアシリンダ 6 電極シートロール 6a 耳立ち W 裁断された電極シートの幅 h 電極材
料部分での厚み d 金属箔部分での厚み e 加圧ロ
ーラの最小間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属箔に電極材料が間けつ的に積層され
    てなる電極シートをカッターで所定幅に裁断し、さらに
    一対の加圧ローラで上記電極材料の厚みムラを矯正しな
    がらロールに巻き取らせる電極スリッタ装置にあって、
    上記一対の加圧ローラはローラ間隙を閉じる方向へ押圧
    付勢されるとともに、そのローラ間隙が上記電極材料部
    分での厚みよりも小さく、かつ上記金属箔部分での厚み
    よりも大きく設定された最小間隙以下とならないように
    構成されていることを特徴とする電極スリッタ装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の加圧ローラの少なくとも一方
    のローラに増径部を形成し、この増径部を前記電極シー
    トの幅外となる位置にて他方のローラに当接させること
    により、前記ローラ間隙が、上記電極シートの電極材料
    部分での厚みよりも小さく、かつその電極シートの金属
    箔部分での厚みよりも大きく設定された最小間隙以下と
    ならないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    電極スリッタ装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の加圧ローラは互いにほぼ等質
    量となるように構成されるとともに、それぞれが回転自
    在に軸支され、さらに、少なくとも片方がローラ間隙の
    開閉方向に移動可能に保持されるとともに、そのローラ
    間隙を閉じる方向に押圧付勢されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の電極スリッタ装置。
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