JP2001338055A - 医用情報処理システム - Google Patents

医用情報処理システム

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JP2001338055A
JP2001338055A JP2000157242A JP2000157242A JP2001338055A JP 2001338055 A JP2001338055 A JP 2001338055A JP 2000157242 A JP2000157242 A JP 2000157242A JP 2000157242 A JP2000157242 A JP 2000157242A JP 2001338055 A JP2001338055 A JP 2001338055A
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medical
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data
medical information
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Ryoichi Natatsu
亮一 名達
Takeyuki Kato
健行 加藤
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経験と知識の豊富な専門医による疾病の判定を
迅速且つ正確に効率的に行うことができる医用情報処理
システムを提供すること。 【解決手段】 糖尿病センター50に配置されたはホス
トコンピュータ51と、インターネット7を介してホス
トコンピュータ51に接続された複数の医用情報処理端
末55b,56b,57bと、ホストコンピュータ51
と医用情報処理端末55b,56b,57bとの間で医
用情報を送受信させる情報自動送受信ソフト63又は6
4を有する医用情報処理システムであって、ホストコン
ピュータ51の情報自動送受ソフト63は前記医用情報
である医用検査情報を医用情報処理端末55b,56
b,57bに送信可能に設けられ、医用情報処理端末5
5b,56b,57b情報自動送受信ソフト63又は6
4はホストコンピュータ51に医用情報である判定レポ
ートRのみを送信可能に設けられている医用情報処理シ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、患者の医用検査
情報、例えば眼科画像データやその他の医科の検査デー
タ等の医用データを複数の専門医(判定者)により判定
して、判定結果を総合することにより、医用検査情報を
正確に診断し得る医用情報処理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えばガンや糖尿病等の疾病が生じてい
ても、その初期には疾病があるか否かの自覚症状は本人
にはない。そして、この症状が進行して本人にもその自
覚症状が現れたときには、疾病が相当進んでいることが
少なくない。
【0003】そこで、この様な疾病が進行する初期にお
いて例えばガン検診や糖検査等のスクリーニングによ
り、ガンや糖尿病等の疾病があり、その疾病がどの程度
進んでいるかを知ることができる。
【0004】この様な検診で得られる検査データ(検査
情報)からガンや糖尿病等の疾病があり且つその疾病が
どの程度進んでいるかを正確に判断(判定)するには専
門の知識や経験を必要とする。しかも、この様な専門の
知識や経験を有する専門医は人数が少なく、特定の病院
にしかいないのが現状である。従って、実際にはこの様
な専門医がいくつかの病院を掛持ちする事が少なくな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合でも
診察できる患者の数には制限がある。また、上述したよ
うなスクリーニングのための検査をしても、経験の浅い
医者では検査データの判定を誤る場合も考えられる。
【0006】そこで、この発明の目的は、経験と知識の
豊富な専門医による疾病の判定を迅速且つ正確に効率的
に行うことができる医用情報処理システムを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の発明の医用情報処理システムは、医用検
査情報判定センターに配置されたセンター側医用情報処
理装置と、インターネットを介して前記センター側医用
情報処理装置に接続された複数の専門医側医用情報処理
装置と、前記医用情報処理装置間で医用情報を送受信さ
せる情報自動送受信手段を有し、前記センター側医用情
報処理装置の前記情報自動送受信手段は前記医用情報で
ある医用検査情報を前記専門医側医用情報処理装置に送
信可能に設けられ、前記専門医側医用情報処理装置の情
報自動送受信手段は前記センター側医用情報処理装置に
前記医用情報である判定レポートのみを送信可能に設け
られていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、前記センター側
医用情報処理装置の前記情報自動送受信手段は前記医用
検査情報を前記複数の専門医側医用情報処理装置の一つ
に送信可能に設けられ、前記一つの専門医側医用情報処
理装置で受信された医用検査情報は判定レポート共に前
記残りの前記専門医側医用情報処理装置に順々に送信可
能に設けられていると共に、前記医用検査情報と判定レ
ポートを最後に受信した前記専門医側医用情報処理装置
は前記判定レポートのみを前記センター側医用情報処理
装置に送信される様に設定されていることを特徴とす
る。
【0009】更に、請求項3の発明は、前記医用検査情
報は前記センター側医用情報処理装置から複数の前記専
門医側医用情報処理装置に同時に送信され、前記判定レ
ポートは複数の前記専門医側医用情報処理装置から前記
センター側医用情報処理装置に同時に送信されることを
特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明は、前記専門医側医
用情報処理装置は、医用画像を判定画像として表示させ
る判定画像表示手段と、前記判定画像表示手段により表
示された医用画像上の特定部分又は特定範囲を指定する
指定手段を備えると共に、前記指定手段で指定された前
記医用画像上の特定部分又は特定範囲の情報を前記判定
レポートに加えて前記センター側医用情報処理装置に送
信する様に設定されていることを特徴とする。
【0011】更に、請求項5の発明は、前記特定部分又
は特定範囲の情報は部分画像情報である構成としたこと
を特徴とする。
【0012】また、請求項6の発明は、前記特定部分又
は特定範囲の情報は、前記指定手段で指定された前記医
用画像上の特定部分又は特定範囲の座標情報である構成
としたことを特徴とする。
【0013】
【作用】この様な請求項1の発明の医用情報処理システ
ムによれば、センター側医用情報処理装置の前記情報自
動送受信手段は医用情報である医用検査情報を専門医側
医用情報処理装置にインターネットを介して送信する。
また、前記専門医側医用情報処理装置の情報自動送受信
手段は前記センター側医用情報処理装置に前記医用情報
である判定レポートのみを送信する。これにより、専門
医側医用情報処理装置を特定の疾病に関する知識と豊富
な経験の専門医のいる建物(病院やセンター或いは自
宅)に配置することで、専門医が複数の病院や特定の疾
病のためのセンターに出向することなく医用検査情報の
疾病の判定を行って、その判定レポートをセンターに送
ることができる。
【0014】しかも、専門医が複数の病院や特定の疾病
のためのセンターに出向する際の移動時間の無駄を省い
て、経験と知識の豊富な専門医による疾病の判定を迅速
且つ正確に効率的に行って、より多くの患者の医用検査
情報の判定を行うことができる。しかも、前記センター
側医用情報処理装置には判定レポートのみを送信するの
で、前記センター側医用情報処理装置側への送信時間が
短く、前記センター側医用情報処理装置側に医用検査情
報が複数記録されることがない。
【0015】また、請求項2の発明によれば、前記セン
ター側医用情報処理装置の前記情報自動送受信手段が前
記医用検査情報を前記複数の専門医側医用情報処理装置
の一つにインターネットを介して送信する。一方、前記
一つの専門医側医用情報処理装置で受信された医用検査
情報は判定レポート共に前記残りの前記専門医側医用情
報処理装置に順々に送信される。更に、前記医用検査情
報と判定レポートを最後に受信した前記専門医側医用情
報処理装置は前記判定レポートのみを前記センター側医
用情報処理装置に送信する。これにより、センター側医
用情報処理装置からは一つの専門医側医用情報処理装置
に医用検査情報を送信するのみでよいので、前記センタ
ー側医用情報処理装置側における処理が簡素化される。
【0016】更に、請求項3の発明によれば、前記医用
検査情報は前記センター側医用情報処理装置から複数の
前記専門医側医用情報処理装置に同時に送信される。一
方、前記判定レポートは複数の前記専門医側医用情報処
理装置から前記センター側医用情報処理装置に同時に送
信される。これにより、医用検査情報に基づく複数の専
門医による判定レポートの作成を同時に進行できる。こ
の結果、センター側医用情報処理装置側では各専門医が
作成した判定レポートを短時間で得ることが可能であ
り、専門医が作成した判定レポートを総合した最終的な
総合判定を迅速に行うことができる。
【0017】また、請求項4の発明は、前記指定手段で
指定された前記医用画像上の特定部分又は特定範囲の情
報を前記判定レポートに加えて前記センター側医用情報
処理装置に送信する。これにより、各専門医が医用画像
のどの部分に基づいて疾病症状の判定をしたかをセンタ
ー側医用情報処理装置でも確認できる。
【0018】更に、請求項5の発明によれば、前記特定
部分又は特定範囲の情報は部分画像情報であるので、判
定に用いた医用画像の特定部分又は特定範囲にマークし
たものと判定レポートをセンター側医用情報処理装置に
送信する場合に比較して、部分画像情報を含む判定レポ
ートのセンター側医用情報処理装置への送信時間を短縮
できる。
【0019】また、請求項6の発明は、前記特定部分又
は特定範囲の情報は、前記指定手段で指定された前記医
用画像上の特定部分又は特定範囲の座標情報であるの
で、判定に用いた医用画像の特定部分又は特定範囲にマ
ークしたものと判定レポートをセンター側医用情報処理
装置に送信する場合に比較して、部分画像情報を含む判
定レポートのセンター側医用情報処理装置への送信時間
を短縮できる。しかも、この場合、画像情報は全く含ま
れていないので、部分画像を含む判定レポートをセンタ
ー側医用情報処理装置へ送信する場合に比べて、更に送
信時間を短縮できる。
【0020】
【発明の実施の形態】発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。 [第1の実施の形態の構成]図1は、この発明の第1実施
例を示したものである。
【0021】図1において、1は大学病院、1aは大学
病院(HOSPITAL1)の眼科検査室、1bは眼科検査室1
aの隣の眼科診察室、2,3は他の病院(HOSPITAL2,
HOSPITAL3)、2a,3aは病院2,3の眼科検査室、
2b,3bは眼科検査室2a3aの隣の眼科検査室、4
は診療所(CLINIC1)、4aは診療所4の眼科診察室、
5は眼科検診バス、5aは眼科検診バス5の眼科診察
室、6は例えば大学病院1に勤務する眼科専門医の住
宅、6aは住宅6の書斎である。
【0022】上述の眼科検査室(医用検査室)1a,2
a,3aにはスリットランプ,眼圧計、レフラクトメー
タ,眼底カメラ等の眼科検査装置(医用検査装置)1
c,2c,3cが眼科データ(眼科画像データを含むデ
ータ)入力手段(医用データ入力手段)としてそれぞれ
配設され、眼科診察室4a,5aにもスリットランプ,
眼圧計、レフラクトメータ,眼底カメラ等の眼科検査装
置4c,5cが眼科データ(眼科画像データを含むデー
タ)入力手段(医用データ入力手段)としてそれぞれ配
設されている。
【0023】また、眼科検査室1a,2a,3aには眼
科検査装置1c,2c,3cからの検査データ情報を処
理する眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1d,2
d,3dが医用情報処理端末(医用情報処理装置)とし
てそれぞれ配設され、眼科診察室4a,5aにも眼科検
査装置4c,5cからの検査データ情報を処理する眼科
情報処理端末(眼科情報処理装置)4d,5dが医用情
報処理端末(医用情報処理装置)としてそれぞれ配設さ
れている。更に、眼科診察室1b,2b,3b及び書斎
6aには検査データ情報を処理する眼科情報処理端末
(眼科情報処理装置)1e,2e,3e及び6bが医用
情報処理端末(医用情報処理装置)としてそれぞれ配設
されている。
【0024】眼科検査装置1c〜5cがスリットランプ
の場合には、眼科検査装置1c〜5cは前眼部断面像を
テレビカメラで撮影すると、眼科検査装置1c〜5cは
撮影した眼底断面画像の左右の区別情報及び眼科画像デ
ータ(医用画像データすなわち医用画像情報)を眼科情
報処理端末1d〜5dにそれぞれ入力するようになって
いる。
【0025】また、眼科検査装置1c〜5cが眼底カメ
ラの場合には、眼科検査装置1c〜5cは被検眼眼底像
をテレビカメラで撮影すると、眼科検査装置1c〜5c
は撮影した眼底像の左右の区別情報及び眼底画像データ
(医用画像データすなわち画像情報)等の患者の情報を
眼科情報処理装置1d〜5dにそれぞれ入力するように
なっている。尚、眼底画像としては、眼底のカラー撮影
像,可視蛍光による眼底血管像、赤外蛍光による眼底血
管像、赤外光による眼底像等が含まれる。
【0026】更に、眼科検査装置1c〜5cが眼圧計の
場合には、眼科検査装置1c〜5cは被検眼の眼圧デー
タを検査すると、眼科検査装置1c〜5cは検査した被
検眼の左右の区別情報及び眼圧データ(医用検査データ
すなわち医用検査情報)等の患者の情報を眼科情報処理
装置1d〜5dにそれぞれ入力するようになっている。
【0027】そして、眼科情報処理端末1d〜5dは、
眼底断面画像の左右の区別情報及び画像データ(画像情
報)又は眼圧データが入力されると、この入力された眼
底断面画像の左右の区別情報及び画像データ(画像情
報)又は眼圧データを患者氏名,年齢,性別,患者ID
等の患者データ(患者の情報)や撮影年月日,撮影場所
等の撮影条件情報(撮影条件データ)と関連づけけて記
録保存する。
【0028】眼科情報処理端末1d,1eはイントラネ
ット(内部ネットワーク)1fを介して病院1のホスト
コンピュータ1g及びネットワークコントローラ(ネッ
トワークサーバー)1hに接続されていて、これらは内
科,外科,小児科,・・・等の他の科に配設され且つイン
トラネット1fに接続された医用情報処理端末(図示せ
ず)と共に内部医用情報処理システム(内部医用情報処
理装置)Aを構成している。
【0029】眼科情報処理端末2d,2eはイントラネ
ット(内部ネットワーク)2fを介して病院2のホスト
コンピュータ2g及びネットワークコントローラ(ネッ
トワークサーバー)2hに接続されていて、これらは内
科,外科,小児科,・・・等の他の科に配設され且つイン
トラネット2fに接続された医用情報処理端末(図示せ
ず)と共に内部医用情報処理システム(内部医用情報処
理装置)Bを構成している。
【0030】眼科情報処理端末3d,3eはイントラネ
ット(内部ネットワーク)3fを介して病院3のホスト
コンピュータ3g及びネットワークコントローラ(ネッ
トワークサーバー)3hに接続されていて、これらは内
科,外科,小児科,・・・等の他の科に配設され且つイン
トラネット3fに接続された医用情報処理端末(図示せ
ず)と共に内部医用情報処理システム(内部医用情報処
理装置)Cを構成している。
【0031】また、眼科情報処理端末1d〜3dは、イ
ントラネット1f〜3f,ネットワークコントローラ1
h〜3h及びインターネット(外部ネットワーク)7を
介して相互に接続されていると共に、イントラネット1
f〜3f,ネットワークコントローラ1h〜3h及びイ
ンターネット(外部ネットワーク)7を介して眼科情報
処理端末4d及び6bに接続され、通信可能となってい
る。このインターネット7による内部医用情報処理シス
テム(内部医用情報処理装置)A〜Cとの通信システム
は、この発明にかかる医用情報処理システムを構成して
いる。
【0032】尚、医用検査データや医用画像データ(患
者の情報)には、内科,外科,小児科,・・・等の他の科
で入力されたものも含まれる。たとえば、糖尿病の患者
で内科にかかってる場合、眼底無散瞳撮影や眼底血管造
影撮影を行うことにより、眼底像や眼底血管像を元に糖
尿病の進行状態や視野の程度を診断することができる。
一方、この様な眼底像や眼底血管像を眼科で撮影したと
きに、この眼底像や眼底血管像から糖尿病であるか否か
を知ることもでき、この場合には内科の診察を受けさせ
るようにすることができる。この場合において、眼科の
診療所や内科の診療所が個人の開業医の場合に、相互に
データの交換を行ったり、或いは大学病院等の総合病院
に必要な科との間でデータの交換を行ったりするのに、
本発明のシステムをもちいることにより、個人の病院又
は診療所や総合病院との間での情報交換を迅速且つ簡易
に行うことができる。
【0033】尚、画像データ(画像情報)と患者の情報
をテキストにしたデータ(情報)とを一つのデータにし
て送る場合に、画像データの中にテキストデータを組み
込んだデータを送信できると共に、受け取った画像デー
タの中からテキストデータを分離して、画像データとテ
キストデータを得ることができるイメージネット等の眼
科画像情報処理手段(医用情報処理手段)を用いること
で、患者の個人テキストデータの秘密性は確保できる。
更に、この画像データの中にテキストデータを組み込ん
だデータを送信する際に、モザイクをかけたりすること
で、より秘密性を確保できるようにすると良い。また、
個々の患者のテキストデータに関しては公知の暗号化す
るプログラムを経て暗号化した上で、暗号化したテキス
トデータを画像データの中に組み込み、このテキストデ
ータを画像データに組み込んだデータを送信するように
して、秘密性を更に十分に確保する様にしてもよい。ま
た、この際に、モザイクをかけたりすることで、より秘
密性を確保できるようにすると良い。これらによって、
専用線使用しなくてもセキュリテイを十分に確保でき
る。 <各ホストコンピュータの構成>医用情報処理システム
A〜Cのホストコンピュータ(ホスト医用情報処理装
置)1g〜3gは、図2に示したように、イントラネッ
ト1f〜3fに接続するインターフェース10と、情報
処理手段(データ処理手段)としての主制御回路11
と、ハードデスク,光磁気デスク等その他の大容量のデ
ータ記録再生手段(情報記録再生手段)12を有する。
この主制御回路(主制御手段)11は、インターフェー
ス10に接続されたCPUを有する演算制御回路(演算
制御手段)11aと、演算制御回路11aに接続された
RAM11b及びROM11cを有する。しかも、演算
制御回路11aにはデータ記録再生手段12が接続され
ている。
【0034】また、データ記録再生手段(情報記録再生
手段)12には、検査による文字データ(検査値デー
タ)や画像データ(画像情報)等の患者の情報及びそれ
に付随する患者情報や撮影条件情報(撮影条件データ)
等のデータベースのプログラムが記録保存されている。
患者情報(患者の情報)としては、住所,氏名,年齢,
性別,患者ID等や、患者の病歴等があげられる。ま
た、撮影条件情報としては、撮影場所又は検査場所,撮
影年月日又は検査年月日,撮影又は検査した被検眼の左
右の別,検査又は撮影の種別等がある。 <各端末の構成>また、眼科情報処理端末(眼科情報処
理装置)1d〜5d、1e〜3e,6bは、図3に示し
たように、イントラネット1f〜3f又はインターネッ
ト7に接続するインターフェース20と、情報処理手段
(データ処理手段)としての主制御回路21と、ハード
デスク,光磁気デスク等その他のデータ記録再生手段
(情報記録再生手段)22を有する。この主制御回路
(主制御手段)21は、インターフェース20に接続さ
れたCPUを有する演算制御回路(演算制御手段)21
aと、演算制御回路21aに接続されたRAM21b及
びROM21cを有する。
【0035】しかも、演算制御回路21aにはデータ記
録再生手段22が接続されている。尚、インターフェー
ス20は、データ入力手段としての機能及びデータ出力
手段としての機能を有するデータ入出力手段を構成して
いる。また、演算制御回路21aには、データ入力手段
としてのキーボード23やマウス24等がデータ入力装
置(データ入力手段)として接続されていると共に、C
RT(モニターテレビ)や液晶表示器等の表示装置(表
示手段)25が接続されている。尚、表示装置25の画
面25aがタッチパネル式の場合には、このタッチパネ
ルもデータ入力手段となる。
【0036】更に、演算制御回路21aには、フロッピ
ー(登録商標)ドライブ(データ記録再生手段)26、
MOやCD−ROM,CDR等の光磁気デスクドライブ
(データ記録再生手段)27がデータ入出力手段として
接続されている。
【0037】眼科情報処理端末1d〜5dでは、住所,
氏名,年齢,性別,患者ID等や、患者の病歴等の患者
情報(患者の情報)や、撮影場所又は検査場所,撮影年
月日又は検査年月日,撮影又は検査した被検眼の左右の
別,検査又は撮影の種別等の撮影条件情報(患者の情
報)はキーボード23やマウス24或いはタッチパネル
等のデータ入力手段を用いて演算制御回路21aに入力
される。
【0038】そして、眼科情報処理端末1d〜5dの演
算制御回路21aは、検査による文字データ(検査値デ
ータ)や画像データ(画像情報)が入力されると、検査
による文字データ(検査値データ)や画像データ(画像
情報)等の患者の情報及びそれに付随する患者情報や撮
影条件情報(撮影条件データ)等を関連づけて、データ
記録再生手段(情報記録再生手段)22に一時的に記録
保存する様になっている。 (電子メール自動作成送信機能)しかも、眼科情報処理
端末1dは、ある指定された時間間隔あるいはあらかじ
め指定された時刻にイントラネット1fを介してホスト
コンピュータ1gのデータ記録再生手段(情報記録再生
手段)12のデータベースをチェックして、或いは眼科
情報処理端末1dのデータ記録再生手段22のデータベ
ースをチェックして、データベース中に新たに追加保存
された新規文字データ又は新規画像データ等の新規な患
者の情報があれば、前記新規文字データ又は新規画像デ
ータ等の新規な患者の情報及びそれに付随する患者デー
タ,撮影条件データ、必要な場合には旧文字データや画
像データ等の患者の情報を添付した電子メールを自動的
に作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の宛先
の前記医用情報処理装置に送信する様に設定されてい
る。また、患者の情報に変更が加えられた場合や、患者
の情報が削除された場合にも、この患者の情報を新規な
患者の情報として、電子メールを自動的に作成し、あら
かじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報
処理装置に送信する様に設定されている。
【0039】この様な電子メール自動作成送信機能のプ
ログラムは、眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手
段(情報記録再生手段)22に記録保存されている。こ
のプログラムは、フロッピーデスクや光磁気デスク等の
記録媒体に保存しておいて提供することができるし、特
定の端末のハードデスク等の記録媒体に記録保存してお
いて、インターネット等のネットワークを介して提供す
ることもできるし、メモリ等の記録媒体に記録して提供
することもできる。 (受信データ自動分離記録機能)また、眼科情報処理端
末1dは、ある指定された時間間隔あるいはあらかじめ
指定された時刻にイントラネット1fを介して受信され
た新たな電子メールがあれば、前記電子メールに添付さ
れている新規文字データ又は新規画像データ等の新規な
患者の情報及びそれに付随する患者データを電子メール
から分離して、分離した情報(データ)をホストコンピ
ュータ1gのデータ記録再生手段12のデータベース、
或いは眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22
のデータベースに自動的に格納する様に設定されてい
る。また、変更が加えられた患者の情報や、削除された
患者の情報を受信した場合にも、この患者の情報を新規
な患者の情報として電子メールから分離して、分離した
情報をホストコンピュータ1gのデータ記録再生手段1
2のデータベース、或いは眼科情報処理端末1dのデー
タ記録再生手段22のデータベースに自動的に反映する
様に設定されている。
【0040】この様な受信データ自動分離記録機能のプ
ログラムも、眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手
段(情報記録再生手段)22に記録保存されている。こ
のプログラムも、フロッピーデスクや光磁気デスク等の
記録媒体に保存しておいて提供することができるし、特
定の端末のハードデスク等の記録媒体に記録保存してお
いて、インターネット等のネットワークを介して提供す
ることもできるし、メモリ等の記録媒体に記録して提供
することもできる。
【0041】眼科情報処理端末2d〜5d,1e〜3
e,6bのデータ記録再生手段(情報記録再生手段)2
2にも、眼科情報処理端末1dと同様な電子メール自動
作成送信機能やデータ自動分離記録機能を有するプログ
ラムが記録保存されている。眼科情報処理端末4d,5
d,6b,2e〜3eのデータ記録再生手段(情報記録
再生手段)22には、眼科情報処理端末1dと同様な電
子メール自動作成機能を有するプログラムが記録保存さ
れている。
【0042】この眼科情報処理端末1dと同様な電子メ
ール自動作成送信機能やデータ自動分離記録機能を有す
るプログラムを、医用情報処理システムA〜Cのホスト
コンピュータ(ホスト医用情報処理装置)1g〜3gや
ネットワークコントローラ1h〜3hに持たせることも
できる。
【0043】尚、上述の電子メール自動作成送信機能と
受信データ自動分離記録機能のプログラムはメール送受
信用応用ソフトウェアに組み込まれていて、このメール
送受信用応用ソフトウェアにおいては送受信のタイミン
グをはじめ、例えば以下のような設定が可能である。 ・送信または受信のみを行なうか、またはその両方を行
なうかの設定 ・起動直後に送受信を行なうかどうかの設定 ・送受信を行なう時間帯設定(開始・終了時刻) ・送受信を行なう間隔の設定(送信・受信別個に設定) 即ち、図5に示したように、モニター画面40には、メ
ール送受信用応用ソフトウェアによる動作設定の欄4
1,画像の送信の欄41及び画像の受信の欄42等の表
示をさせることができる。
【0044】この動作設定の欄41には、通信ソフトの
プロファイルの設定枠41a、通信先の設定枠41b、
送信元名称の設定枠41cが設けられていると共に、送
受信の設定部41d,送信の設定部41e,受信の設定
部41f等が設けられている。
【0045】また、画像の送信の欄42には、送信元フ
ァイル(例えばC:Work¥)を入力する入力枠42a及
び送信間隔を入力する入力枠42bが設けられている。
この送信元ファイル及び送信間隔を設定すると共に、動
作設定の欄41の送受信又は送信の設定枠41d又は4
1eの一方をクリックして設定マークである黒丸を入れ
ることで、電子メール自動作成送信機能の設定ができ
る。
【0046】更に、画像の受信の欄43には、受信元フ
ァイル(例えばC:Work¥)を入力する入力枠43a及
び受信間隔を入力する入力枠43bが設けられている。
この受信元ファイル及び受信間隔を設定すると共に、動
作設定の欄41の送受信又は受信の設定枠41d又は4
1fの一方をクリックして設定マークである黒丸を入れ
ることで、受信データ自動分離記録機能の設定ができ
る。
【0047】また、モニター画面40に表示された詳細
設定に図示しないマウスのカーソルをあわせてクリック
することで、モニター画面40にはメール送受信用応用
ソフトウェアによって図6に示した表示をさせることが
できる。この図6には、メール送受信用応用ソフトウェ
アによる送受信元管理の欄44、送受信時刻の欄45が
設けられている。この送受信元管理の欄44には、患者
IDに送信元識別を自動付与するチェック枠44a及び
送信元識別名の設定枠44b及び送信元識別名の追加、
変更、削除等の枠が設けられている。また、送受信時刻
の欄45には、起動時に送受信を行う否かのチェック枠
45a、送受信開始時刻の設定枠45b、送受信終了時
刻設定枠45c、定時送受信時刻の設定枠45dが設け
られている。
【0048】チェック枠44aにチェックマークを設定
した場合には、図7に示したような、元の患者ID及び
発信元登録テーブルによって設定された登録される患者
IDが自動付与される。図7は、発信元がHOSPITAL1の
場合を示したもので、患者IDには3桁−2桁−4桁の
コード例えば「000-00-0000」が設定されている。そし
て、発信元名がHOSPITAL1の場合、その識別コードを例
えばHP1としておくと、登録される患者IDは「HP
1:000-00-0000」となる。 <ネットワークコントローラ>ネットワークコントロー
ラ1h,2h、3hは、図4に示したように、イントラ
ネット1f,2f、3fにそれぞれ接続するインターフ
ェース30と、情報処理手段(データ処理手段)として
の主制御回路31と、ハードデスク,光磁気デスク等そ
の他のデータ記録再生手段(情報記録再生手段)32を
有する。この主制御回路(主制御手段)31は、インタ
ーフェース30に接続されたCPUを有する演算制御回
路(演算制御手段)31aと、演算制御回路31aに接
続されたRAM31b及びROM31cを有する。
【0049】しかも、演算制御回路31aにはデータ記
録再生手段32が接続されている。尚、インターフェー
ス30は、データ入力手段としての機能及びデータ出力
手段としての機能を有するデータ入出力手段を構成して
いる。また、演算制御回路31aには、データ入力手段
としてのキーボード33やマウス34等がデータ入力装
置(データ入力手段)として接続されていると共に、C
RT(モニターテレビ)や液晶表示器等の表示装置(表
示手段)35が接続されている。
【0050】更に、演算制御回路31aには、フロッピ
ードライブ36、MOやCD−ROM,CDR等の光磁
気デスクドライブ37がデータ入出力手段として接続さ
れている。また、演算制御回路31aには、インターネ
ット7に接続するインターフェース38を有する。
【0051】上述の電子メール自動作成送信機能と受信
データ自動分離記録機能のプログラムが組み込まれたメ
ール送受信用応用ソフトウェアをネットワークコントロ
ーラ1h,2h、3hに持たせる場合、そのソフトウエ
アはデータ記録再生手段32に記憶させておく。 [各処理装置の送信時又は受信時における機能別名称の
特定] (ホストコンピュータ)本実施例において、医用情報処
理システムA〜Cのホストコンピュータ(ホスト医用情
報処理装置)1g〜3gがデータ(情報)を送信する場
合、データ入出力手段であるインターフェース10は送
信側データ出力手段とし、主制御回路11は送信側情報
処理手段(送信側データ処理手段)とし、データ記録再
生手段12は送信側データ記録再生手段(送信側情報記
録再生手段)とする。また、医用情報処理システムA〜
Cのホストコンピュータ(ホスト医用情報処理装置)1
g〜3gがデータ(情報)を受信する場合、データ入出
力手段であるインターフェース10は受信側データ入力
手段とし、主制御回路11は受信側情報処理手段(受信
側データ処理手段)とし、データ記録再生手段12は受
信側データ記録再生手段(受信側情報記録再生手段)と
する。 (端末)また、本実施例において、眼科情報処理端末
(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3e,6bが
データ(情報)を送信する場合には、これらの各キーボ
ード23,マウス24,タッチパネル等のデータ入力手
段は、送信側データ入力手段とする。また、眼科情報処
理端末(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3e,
6bがデータ(情報)を受信する場合には、これらの各
キーボード23,マウス24,タッチパネル等のデータ
入力手段は受信側データ入力手段とする。更に、眼科情
報処理端末(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3
e,6bがデータ(情報)を送信する場合には、データ
入出力手段であるインターフェース20は送信側データ
出力手段とし、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)
1d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)を受信
する場合には、データ入出力手段であるインターフェー
ス20は受信側データ入力手段とする。
【0052】同様に、眼科情報処理端末(眼科情報処理
装置)1d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)
を送信する場合には、主制御回路21の演算制御回路2
1aを送信側データ処理手段(送信側情報処理手段)と
する。また、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1
d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)を受信す
る場合には、主制御回路21の演算制御回路21aを受
信側データ処理手段(受信側情報処理手段)とする。
【0053】更に、眼科情報処理端末(眼科情報処理装
置)1d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)を
送信する場合には、データ記録再生手段22を送信側デ
ータ記録再生手段とする。また、眼科情報処理端末(眼
科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3e,6bがデー
タ(情報)を受信する場合には、データ記録再生手段2
2を受信側データ記録再生手段とする。 (ネットワークコントローラ)ネットワークコントロー
ラ(ネットワークサーバー)1h〜3hがデータ(情
報)を送信する場合には、これらの各キーボード33,
マウス34等のデータ入力手段は、送信側データ入力手
段とする。また、ネットワークコントローラ1h〜3h
がデータ(情報)を受信する場合には、これらの各キー
ボード33,マウス34等のデータ入力手段は、受信側
データ入力手段とする。
【0054】更に、ネットワークコントローラ1h〜3
hがデータ(情報)を送信する場合には、データ入出力
手段であるインターフェース30と38は送信側データ
出力手段とし、ネットワークコントローラ1h〜3hが
データ(情報)を送信する場合には、データ入出力手段
であるインターフェース20,38は受信側データ入力
手段とする。
【0055】同様に、ネットワークコントローラ1h〜
3hがデータ(情報)を送信する場合には、主制御回路
31の演算制御回路31aを送信側データ処理手段(送
信側情報処理手段)とする。 また、ネットワークコン
トローラ1h〜3hがデータ(情報)を受信する場合に
は、主制御回路31の演算制御回路31aを受信側デー
タ処理手段(受信側情報処理手段)とする。
【0056】更に、ネットワークコントローラ1h〜3
hがデータ(情報)を送信する場合には、データ記録再
生手段32を送信側データ記録再生手段とする。また、
ネットワークコントローラ1h〜3hがデータ(情報)
を受信する場合には、データ記録再生手段32を受信側
データ記録再生手段とする。 [第1の実施の形態の作用]以下、上述したシステムの作
用を説明する。
【0057】例えば、大学病院1に勤務する眼科専門医
X(図示せず)が、定期的に病院2,3や診療所4等に
出向して診察したり、眼科検診バス5で検診したりする
ことを前提において説明する。
【0058】この場合、病院1にいる場合、或いは病院
2,3や診療所4に出向しているとき、或いは眼科検診
バス5で検診したり、自宅にいる場合において、眼科患
者の最新の検査データや旧検査データをいずれの場所に
いても見れるのが望ましい。
【0059】尚、この検査データとしては、上述したよ
うに、例えば眼底断面画像の左右の区別情報及びその画
像データ(眼科画像データ(情報))、眼底像の左右の
区別情報及び眼底画像データ(眼科画像データ(情
報))、被検眼の左右の区別情報及び眼圧データ(検査
データ(情報))等の情報がある。この様な情報(デー
タ)が大学病院1のホストコンピュータ1gの患者管理
用のデータベース、或いは眼科情報処理端末1dのデー
タ記録再生手段22のデータベースに患者IDと共に記
録されている。
【0060】そして、上述の電子メール自動作成送信機
能と受信データ自動分離記録機能のプログラムが組み込
まれたメール送受信用応用ソフトウェアを大学病院1の
眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22に記録
させておくと共に、この眼科情報処理端末1dを常時オ
ンさせて作動させて、メール送受信用応用ソフトウェア
を起動させておく。 (電子メール自動作成送信)この状態で、病院1の眼科
情報処理端末1dの主制御回路(情報処理手段)21
は、ある指定された時間間隔あるいはあらかじめ指定さ
れた時刻にイントラネット1fを介してホストコンピュ
ータ1gのデータ記録再生手段(情報記録再生手段)1
2のデータベースをチェックして、或いは眼科情報処理
端末1dのデータ記録再生手段22のデータベースをチ
ェックして、データベース中に新たに追加保存された新
規文字データ又は新規画像データがあれば、前記新規文
字データ又は新規画像データ及びそれに付随する患者デ
ータ,撮影条件データ、必要な場合には旧文字データや
画像データを添付した電子メールを自動的に作成し、あ
らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情
報処理装置に送信する。尚、画像データに付加される患
者の情報には、グラフィック情報や所見・診断情報等も
含まれる。また、患者の情報に変更が加えられた場合
や、患者の情報が削除された場合にも、この患者の情報
や削除情報を新規な患者の情報として、電子メールを自
動的に作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の
宛先の前記医用情報処理装置に送信する。
【0061】また、宛先は、眼科専門医X(図示せず)
の場合、病院2,3や診療所4等に定期的に出向して診
察したり、眼科検診バス5で検診したりするので、眼科
情報処理端末(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜
3e,6bの内、検査データ或いは眼科画像を患者ID
と共にホストコンピュータ1gに送信したもの以外とす
る。
【0062】例えば、眼科検査装置1cで検査された検
査データ又は眼科検査装置1cで撮影された眼科画像デ
ータが眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22
のデータベースに新たに入力された場合、或いは、眼科
検査装置1cで検査された検査データ又は眼科検査装置
1cで撮影された眼科画像データが眼科情報処理端末1
d及びイントラネット1fを介してホストコンピュータ
1gのデータ記録再生手段(情報記録再生手段)12の
データベース新たに入力された場合、眼科情報処理端末
1dは検査データや眼科画像を記録しているので、眼科
情報処理端末(眼科情報処理装置)1dを除いた眼科情
報処理端末(眼科情報処理装置)2d〜5d、1e〜3
e,6bを宛先とする。また、眼科情報処理端末1eで
作成された患者データがイントラネット1fを介してホ
ストコンピュータ1gのデータ記録再生手段(情報記録
再生手段)12のデータベースに新たに入力された場合
は、患者データが眼科情報処理端末1eに記録されてい
るので、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1d〜
5d、2e〜3e,6bが宛先となる。
【0063】これにより、眼科専門医Xは、眼科検査室
1aの隣の眼科診察室、他の病院(HOSPITAL2,HOSPIT
AL3)2,3眼科検査室2a,3a眼科検査室2a3a
の隣の眼科検査室2b,3、診療所(CLINIC1)4の眼
科診察室4a、眼科検診バス5、眼科検診バス5の眼科
診察室5a、大学病院1に勤務する眼科専門医の住宅6
の書斎6aにおいて、患者IDと共に送信された検査デ
ータや眼科画像等の情報を共有する(見る)ことができ
る。 (受信データ自動分離記録)一方、眼科情報処理端末1
dの主制御回路(情報処理手段)21は、ある指定され
た時間間隔あるいはあらかじめ指定された時刻にイント
ラネット1fを介して受信された新たな電子メールがあ
れば、前記電子メールに添付されている新規文字データ
又は新規画像データ及びそれに付随する患者データを電
子メールから分離して、分離したデータをホストコンピ
ュータ1gのデータ記録再生手段12のデータベース、
或いは眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22
のデータベースに自動的に格納する。
【0064】また、眼科情報処理端末1dの主制御回路
(情報処理手段)21は、変更が加えられた患者の情報
や、削除された患者の削除情報を受信した場合にも、こ
の患者の情報を新規な患者の情報として電子メールから
分離して、分離した情報をホストコンピュータ1gのデ
ータ記録再生手段12のデータベース、或いは眼科情報
処理端末1dのデータ記録再生手段22のデータベース
に自動的に格納する。 (その他1)図8,図9では、眼科情報処理端末(眼科
情報処理装置)1d側が送信側であるユーザーサイト#
1になり、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)2d
〜5d、1e〜3e,6b側が受信側であるユーザーサ
イト#2になる例を示したものである。
【0065】そして、図8のユーザーサイト#1側で
は、の画像データベースB1の医用画像をメール送受信
用応用ソフトウエアM1で電子メールに添付して送信す
る。一方、ユーザーサイト#2側では、医用画像が添付
された電子メールをメール送受信用応用ソフトウエアM
2で受信して、受信した電子メールから医用画像を分離
して、ユーザーサイト#1側の画像データベースB2に
記録する。
【0066】また、図8の画像データベースB1は図9
に示したように送信用データファイルSF1と受信用デ
ータファイルRF1を有し、図8の画像データベースB
2は図9に示したように送信用データファイルSF2と
受信用データファイルRF2を有する。尚、図9では、
図8のメール送受信用応用ソフトウエアM1及びM2を
主制御回路11,21,31のCPU(図示せず)に常
駐させるエージェントAG1,AG2方式としたもので
ある。 (その他2)尚、眼科情報処理端末2d〜5d,2e〜
3e,6b等でも眼科情報処理端末1dと同様に機能す
る。 <第2実施形態> [構成]図10〜図17は、この発明の第2実施形態を示
したものである。この第2実施形態は、第1実施例の構
成・作用・効果に加えて、特定の病気のスクリーニング
のためのシステムを具体的に示したものである。本実施
の形態では、糖尿病のスクリーニングのためのシステム
を示している。尚、本実施の形態のシステムは、糖尿病
のスクリーニング以外に他の病気のスクリーニングのた
めに用いることができる。以下、糖尿病のスクリーニン
グのためのシステムを例に第2実施の形態を説明する。
【0067】図10では、図1の構成に加えて特定の疾
病をスクリーニングするためのセンター、例えば糖尿病
センター50を設けている。そして、この糖尿病センタ
ー50には、医用情報処理のためのホストコンピュータ
(センター側医用情報処理装置)51が特定疾病スクリ
ーニングのためのホストコンピュータ(特定疾病情報処
理装置)として設けている。このホストコンピュータ5
1には、医用情報処理端末(センター側医用情報処理装
置)である眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)52
が特定疾病スクリーニングのための特定疾病情報処理端
末(特定疾病情報処理装置)として接続されている。こ
のホストコンピュータ51は、インターネット7に接続
されている。
【0068】また、ホストコンピュータ51には、例え
ば眼科疾病から糖尿病を判定するための専門医(内科医
又は眼科医)55,56が開業している病院53,54
の住所、氏名、電話番号、FAX、及びメールアドレス
が登録されている。更に、ホストコンピュータ51に
は、例えば、眼科疾病から糖尿病を判定するための専門
医(内科医又は眼科医)57がいる大学病院の住所、氏
名、電話番号、FAX、及びメールアドレスと、その専
門医の氏名やメールアドレスが登録されている。この専
門医55,56,57のいる内科の診察室55a,56
a,57aには医用情報処理端末(専門医側医用情報処
理装置)である眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)
55b,56b,57bが特定疾病スクリーニングのた
めの特定疾病情報処理端末(特定疾病情報処理装置)と
して配置されている。この眼科情報処理端末55b,5
6bはインターネット7に接続され、眼科情報処理端末
57bはイントラネット1f及びネットワークコントロ
ーラ1hを介してインターネット7に接続されている。
【0069】この眼科情報処理端末(眼科情報処理装
置)55b,56b,57bは、図11に示したよう
に、図3の眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1
d,2d〜5d,1e〜3e,6b等と略同様なシステ
ムとなっている。
【0070】しかも、眼科情報処理端末1d,2d〜5
d,2e〜3e,6b,55b,56b,57bやホス
トコンピュータ1g,2g,3g等には、上述した第1
実施例の構成に加えて、次の構成のファイルやプログラ
ムを有する糖尿病スクリーニング・システムが付加され
ている。 (1)糖尿病スクリーニング・システム この糖尿病スクリーニング・システムは、インターネッ
トを介したデータ転送を基にした広域テレスクリーニン
グ環境で、以下のようなソフトウェア・コンポーネント
から構成される。この糖尿病スクリーニング・システム
の各ソフトは、眼科情報処理端末1d,2d〜5d,2
e〜3e,6b,55b,56b,57bやホストコン
ピュータ1g,2g,3g等のデータ記録再生手段(情
報記録再生手段)12,22等にインストールされて記
録される(図12〜図15参照)。 * 画像処理ソフト(画像処理手段)60 * 判定画像表示ソフト(判定画像表示手段)61 * 判定レポート作成ソフト(判定レポート作成手段)6
2 *画像自動送受信ソフト(情報自動送受信手段)63 *データ自動送受信ソフト(情報自動送受信手段)64 この各コンポーネントは、以下の(a)〜(e)の機能
を有する。 (a)画像処理ソフト60 画像処理ソフト60のプログラムは、眼底画像の撮影と
保存・管理という本来の目的に使用される。また、この
画像処理ソフト60は、判定者が使用する判定画像表示
ソフト)61のプラットホームとしても使用される。こ
のこの画像処理ソフト60は、判定画像表示ソフト61
や判定レポート作成画像表示ソフト62等を呼び出し
て、判定画像を表示させたり、判定レポートを作成する
画像を表示させたりするのに用いられる。 (b)判定画像表示ソフト61 この判定画像表示ソフト61は、判定作業(Grading)
に適した画像の表示機能(例えば迅速な画像の表示切り
替えや並び替え)を提供する。さらに判定画像表示ソフ
ト61は、これらの判定対象の画像の表示中に判定レポ
ート作成表示ソフト62の呼び出しが可能で、そのまま
判定を行なって結果を保存したり送信したりすることが
極めて容易に行なえる構成となっている。
【0071】この判定画像表示ソフト61は、画像処理
ソフト60の画像表示機構によって呼び出されて、図1
6に示したような判定画像を表示させる。そして、画像
処理ソフト60の画像表示機構によって呼び出された判
定画像表示ソフト61の画面は、図16に示したよう
に、眼底画像(医用画像)の表示部61aと、「Cance
l」,「Negative」,「Expand Contorast」,Enhanc
e」,「Sharp」,「Smooth」,「Undo」,「Grading」
等の操作メニュー表示部61bと、判定のための複数の
眼底画像(図では9つ)FGの画像表示部61cと、画
像選択やその他の操作に用いるカーソルキー表示部61
dと、コンポジット追加のための表示部61eを有す
る。また、判定画像表示ソフト61の画面は、ID,名
前「Name」,性「Sex」等の患者情報表示部61fと、
撮影者「Photorapher」の表示部61gを有する。 (c)判定レポート作成ソフト62 判定レポート作成ソフト62は、実際の判定作業を支援
するためのもので、当該地域の要求仕様に合わせて各販
社が作成する。通常このソフトには、判定結果を独自の
判定フォームに印刷したり、データベース・ファイルに
格納したり、あるいは判定結果をインターネット等を通
じて送信したりする機能を持つ。
【0072】この判定レポート作成ソフト62は、画像
処理ソフト60の画像表示機構によって呼び出されて、
図17に示したような判定レポート作成のための画像を
表示させる。そして、画像処理ソフト60の画像表示機
構によって呼び出された判定レポート作成ソフト62の
画面は、図17に「0」〜「5」で示した糖尿病判定レ
ポートのための等級を示す項目62aと、各項目の右に
設けた左眼用のチェックボックス62b、各項目の右に
設けた右眼用のチェックボックス62cと、操作のため
の「More」,「Print」,「Send」,「Cancel」,「Don
e」等のメニュー表示部62d等を有する。
【0073】この判定レポート作成ソフト62は、各使
用者が使用地域の実状に促した最適なものを作成したも
ので、判定用パラメータや印刷出力フォームといった地
域あるいはユーザー固有の仕様を盛り込める様になって
いる。
【0074】この判定レポート作成ソフト62による判
定結果は、データベース・ファイル(判定結果ファイ
ル)に格納される。このデータベース・ファイル中の各
レコードは、最低限以下のような情報を含む。 * 患者ID. * 判定者ID.、判定者名及び所属 * 判定日時 * 判定結果 (内容は、眼科用、内科用、外科用等その
他の医用システムごとに異なる) * 送信日時 このデータベース・ファイルには、同じ患者に関して異
なる判定者による2個以上のレコードが格納される場合
がある。 (d)画像自動送受信ソフト(情報自動送受信手段)6
3 画像自動送受信ソフト(自動画像送受信プログラム)6
3は、本来複数サイト間でのデータファイル(データベ
ース)の画像の共有を目的とした画像の自動送受信プロ
グラムである。この画像自動送受信ソフト(情報自動送
受信手段)63は、判定レポート等のデータ(情報)を
処理するために用いることができるレポート処理ソフト
(拡張DLL)63aと組み合わせることで、判定に用
いる画像と判定結果の両方を、インターネットを通じて
任意の相手に自動送信するようにすることができる。本
実施例では、この組み合わせにより判定に用いる画像と
判定結果の両方を送受信できる様になっている。
【0075】また、受信側でも同じように画像自動送受
信ソフト(自動画像送受信プログラム)63を使用する
ことにより、送られてきた画像と判定結果を自分のデー
タベースに自動保存することができる。
【0076】画像自動送受信ソフト63は、それ自体は
標準コンポーネントであるが、スクリーニング判定結果
の送受信のために各ユーザーの要求仕様に合わせた機能
拡張DLLの追加提供が必要となる。 (e)データ自動送受信ソフト(情報自動送受信手段)
64 データ自動送受信ソフト(自動データ・レコード送受信
プログラム)64は、画像自動送受信ソフト(自動画像
送受信プログラム)63の電子メールの送受信等の基幹
部分だけを残し、データベース・ファイルへのアクセス
等のシステム依存部分をDLLとして外部的に提供する形
態としてより汎用性を高めた簡易データベース・ファイ
ル同期用プログラムである。
【0077】それぞれのスクリーニング・システムに応
じた個別のデータベース・ファイル・アクセス用DLLを提
供することで、個別のデータベース・ファイル中の判定
結果のみを、インターネットを通じて任意の相手に自動
送信することができる。受信側でも同じように自動デー
タ・レコード送受信プログラムを使用することにより、
送られてきた判定結果を自分のデータベース・ファイル
に自動保存することができる。
【0078】データ自動送受信ソフト(自動データ・レ
コード送受信プログラム)64は、それ自体は標準コン
ポーネントであるが、スクリーニング判定結果の送受信
のために各ユーザーの要求仕様を組み込むためのソフト
(機能拡張DLL)の追加提供が必要となる。このソフト
は必要に応じて追加する。 (2)補足 この糖尿病スクリーニング・システムは、画像処理ソフ
ト60を中核としたシステムで、最小限のコストで最大
限の広域化が実現できる。
【0079】上記のうち画像処理ソフト60と判定画像
表示ソフト(スクリーニングソフト)61のみが標準コ
ンポーネントで、それ以外は何らかのカスタマイズを前
提としたコンポーネントである。 <第2実施形態の作用>次に、この様な構成の第2の実
施の形態の医用画像処理システムの作用を説明する。こ
の第2の実施の形態の構成でも第1の実施の形態の作用
・効果は有するが、この点についての説明は省略する。
【0080】上述したように、糖尿病スクリーニング・
システムの各ソフトは、眼科情報処理端末1d,2d〜
5d,2e〜3e,6b,55b,56b,57bやホ
ストコンピュータ1g,2g,3g等のデータ記録再生
手段(情報記録再生手段)12,22等にインストール
されて記録されている。そして、装置の起動時に糖尿病
スクリーニング・システムの各ソフトをRAM21b,
11bに自動的に読み込ませるようにする。
【0081】尚、この糖尿病スクリーニング・システム
の各ソフトはROM11cやROM21c等に記憶させ
ておいて、装置の起動時にRAM21b,11bに自動
的に読み込んで常駐させるようにしても良い。
【0082】また、眼底撮影自体は、糖尿病センター5
0だけでなく周辺の眼科医院にても行われ、例えば病院
1,2,3、診療所4、眼科検診バス5、病院53,5
4等やその他の眼科医院等においても行われる。尚、眼
底撮影は、糖尿病センター50の図示しない眼科装置
(眼底カメラ)、病院1,2,3の眼科装置1c,2
c,3c、診療所4の眼科装置4c、眼科検診バス5の
眼科装置5c、病院53,54の図示を省略した眼科装
置等やその他の眼科医院の眼科装置等によって行われ
る。この眼底撮影をする場合には、眼科装置1c〜5c
やその他の眼科装置は眼底カメラである。
【0083】そして、病院1,2,3の眼底カメラであ
る眼科装置1c〜3cで撮影された眼底画像はネットワ
ークコントローラ1h,2h,3h及びインターネット
7を介して糖尿病センター50に送信される。また、診
療所4の眼科装置4c、眼科検診バス5の眼科装置5c
で撮影された眼底画像は眼科情報処理端末4d,5d及
びインターネット7を介して糖尿病センター50に送信
される。さらに、病院53,54の図示を省略した眼科
装置等やその他の眼科医院の眼科装置等によって撮影さ
れた眼底画像も、眼科情報処理端末55b,56b及び
インターネット7を介して糖尿病センター50に送信さ
れる。
【0084】ただし、この際の画像の送受信の仕組み
は、スクリーニング固有のものではなく、通常のインタ
ーネットを利用したEメールによる画像送信の仕組みが
そのまま適用できる。しかし、上述した糖尿病スクリー
ニング・システムを用いることができる。
【0085】即ち、病院1,2,3や診療所4等におい
ては、撮影した医用画像や検査データ等の医用情報を患
者情報と共に医用情報処理端末1d,2d,3d,4d
のデータ記録再生手段22やドライブ26,27等の記
録手段(記録装置)に記録、又は撮影した医用画像や検
査データ等の医用情報を患者情報と共にホストコンピュ
ータ1h,2h,3h,4hに記録しておく。また、眼
科検診バス5や病院53,54,1においては、撮影し
た例えば、医用画像や検査データ等の医用情報を患者情
報と共に眼科情報処理端末(医用情報処理端末)55
b,56b,57bのデータ記録再生手段22やドライ
ブ26,27等の記録手段(記録装置)に記録してお
く。この際、医用情報や患者情報としては、例えば次の
ようなものがある。 (i)医用情報 ・眼科情報 *(眼科画像) 眼底画像 角膜内皮細胞像 スリットランプによる前眼部像 *視野計による検査データ ・その他 レントゲン画像 CT画像 MRIの画像等画像 (ii)患者情報(特定情報) ・患者ID(病院におけるID) <個人情報(個別情報)> ・氏名 ・住所 ・年齢 ・性別 ・病歴 そして、医用情報処理端末1d,2d,3d,4d、ホ
ストコンピュータ1h,2h,3h,4h、眼科情報処
理端末55b,56b,57b等においては、画像処理
ソフト60により判定画像表示ソフト61によって患者
情報のうち患者ID以外は削除して、この患者IDと医
用情報のみによる送信用データファイル70を作成す
る。この送信用データファイル70は、病院1,2,3
や診療所4等においてはデータ記録再生手段22やドラ
イブ26,27等の記録手段(記録装置)に記録、又は
ホストコンピュータ1h,2h,3h,4hに記録して
おく。また、眼科検診バス5や病院53,54,1にお
いては、眼科情報処理端末(医用情報処理端末)55
b,56b,57bのデータ記録再生手段22やドライ
ブ26,27等の記録手段(記録装置)に記録してお
く。
【0086】この際、画像処理ソフト60は、判定画像
表示ソフト61によって患者情報のうち患者ID以外は
削除して、この患者IDと医用情報のみによる送信用デ
ータファイル70を作成する。尚、図16に示したよう
な眼底画像の場合、この眼底画像の患者ID.や眼底像の
左右の区別表示等の文字データによる患者情報を含む様
にする。この患者IDは、病院における患者IDでも良
いし、この患者IDを乱数表によって置き換えたIDと
しても良い。
【0087】この後、情報処理端末1d,2d,3d,
4d,5d,55b,56b,57b等においては、画
像処理ソフト60の操作によって情報自動送受信ソフト
63を起動させ、この情報自動送受信ソフト63を用い
て送信用データファイル70を含む(又は添付した)電
子メールをインターネット7を介して特定疾病医用セン
ター、本実施例では糖尿病センター50のホストコンピ
ュータ51に送信する。この電子メールは糖尿病センタ
ー50のホストコンピュータ51に情報自動送受信ソフ
ト63を用いて受信され、この電子メールに添付された
送信用データファイル70がホストコンピュータ51に
記録される。また、糖尿病センター50の眼科画像処理
端末52で作成された送信用データファイル70もホス
トコンピュータ51に記録される。
【0088】ところで、糖尿病スクリーニングの具体的
な方法や制度、判定基準などは、国レベルで大きく異な
っているだけでなく、顧客によってもそれぞれ独自の仕
様が存在する場合が少なくない。そういった状況下で、
上述の判定画像表示ソフト61、 判定レポート作成ソ
フト62、画像自動送受信ソフト63(自動画像送受信
プログラム+個別の機能拡張DLL)、データ自動送受信
ソフト64(自動データ・レコード送受信プログラム+
個別の機能拡張DLL)等を用いることで、システムの土
台となる画像処理ソフト60の部分は堅持したままで、
最大の自由度を顧客に提供することが糖尿病スクリーニ
ング・システムの基本となっている。
【0089】今現在、糖尿病スクリーニングにおいて各
地域の中心となる糖尿病センターが存在し、その周辺に
画像の判定を行なう判定者が複数名いるという、スタイ
ルをベースにシステム化した。この場合、糖尿病センタ
ーと判定者との間の情報の送信の基本的なレイアウトと
しては2通り考えられる。 基本レイアウト1 基本的なレイアウトとしては、図14に示したように、
糖尿病センター50がある判定者に判定の対象となる
画像を送付し、その判定者は判定後その判定結果とと
もに画像を次の判定者に送付し、判定者は判定後そ
の判定結果とともに画像を次の判定者に送付し、最後
の判定者は糖尿病センター50に判定者全員分の判定
結果を送付するという形である。ただし、個々の判定者
は他の判定者の判定結果を参照することはできない仕組
みとする。
【0090】ここで、判定者を病院53の専門医(内
科医)55、判定者を病院54の専門医(内科医)5
6、判定者を大学病院1の専門医(内科医)57とす
る。
【0091】また、糖尿病センター50の眼科情報処理
端末52又はホストコンピュータ51には、図12に示
した画像処理ソフト60,送信用データファイル70,
受信用データファイル81,情報自動送信ソフト63及
び判定結果のみの送信に用いることができる拡張機能D
LLを含む医用情報処理システムがインストールされて
いる。尚、図13に示した判定画像表示ソフト61や判
定レポート作成画像表示ソフト62も眼科情報処理端末
52又はホストコンピュータ51にインストールされて
いる。
【0092】また、糖尿病センター50及び各病院5
5,56,57の眼科情報処理端末55b,56b,5
7bには糖尿病センター50と同様な医用情報処理シス
テム又は図13に示した医用情報処理システムがインス
トールされている。
【0093】そして、糖尿病センター50、判定者を
病院53の専門医(内科医)55、判定者を病院54
の専門医(内科医)56、判定者を大学病院1の専門
医(内科医)57間では、次の様にして情報の送信が行
われる。 (糖尿病センター50における送信用データファイルの
作成及び送信)即ち、糖尿病センター50では、上述の
ようにして送られてきた送信用データファイル70又は
眼科情報処理端末52で作成した送信用データファイル
70をホストコンピュータ51に記録する。尚、眼科情
報処理端末52で作成した送信用データファイル70は
眼科処理端末52のデータ記録再生手段22やドライブ
26,27等の記録手段(記録装置)に記録しておいて
も良い。この送信用データファイル70は、例えば図1
2に示したようなものである。
【0094】この際、送信用データファイル70は、上
述したように判定画像表示ソフト61によって図16に
示したような眼底画像や、この眼底画像の患者ID.、眼
底像の左右の区別表示等の文字データによる患者情報を
含む様にする。この患者IDは、病院における患者ID
でも良いし、この患者IDを乱数表によって置き換えた
IDとしても良い。
【0095】この後、眼科情報処理端末52の操作によ
って情報自動送受信ソフト63を起動させ、この情報自
動送受信ソフト63を用いて送信用データファイル70
を含む(又は添付した)電子メール80をホストコンピ
ュータ51及びインターネット7を介して専門医55
(判定者)のいる病院53の眼科情報処理端末55b
に送信する。この電子メール80が病院53の眼科情報
処理端末55bで受信されると、眼科情報処理端末55
bの情報自動送受信ソフト63は電子メールから送信用
データファイル70を分離して、分離した送信用データ
ファイル70の内容を受信用データファイル81に格納
する。 (判定者による疾病判定及び判定結果送信)専門医5
5は、画像処理ソフト60を起動させて、画像処理ソフ
ト60によって起動される図13の判定画像表示ソフト
61を用いて送られてきた送信用データファイル70の
内容、即ち受信用データファール81に格納された眼底
画像を図16の様に表示させ、この表示に基づいて表示
された眼底画像に糖尿病の疾患があるか否かを判定す
る。
【0096】次に、専門医55は、画像処理ソフト60
により図13の判定レポート作成画像表示ソフト62に
よる画面を図17の如く表示させる。この画面には
「0」〜「5」で示した糖尿病判定レポートのための等
級を示す項目62aと、この各項目に対応する左眼用の
チェックボックス62bや右眼用のチェックボックス6
2cが表示される。従って、専門医55は、判定結果に
対応する項目の左眼用のチェックボックス62bや右眼
用のチェックボックス62cをマウス等でクリックして
チェックマークをボックス62b,62cに表示させる
ことにより、判定結果(判定レポート)を作成する。こ
の判定結果は、眼科画像処理端末55bの操作によって
文字情報或いは数値情報として患者情報に対応させら
れ、データベース・ファイル(判定結果ファイル)DB
fに格納される。このデータベース・ファイル(判定結
果ファイル)DBfはデータ記録再生装置22にインス
トールされている。
【0097】この後、専門医55は、眼科情報処理端末
55bの操作によって情報自動送受信ソフト63を起動
させ、この情報自動送受信ソフト63を用いて判定レポ
ート(判定結果)の格納されたデータベース・ファイル
DBfの判定レポートR及び送信用データファイル(眼
底画像や患者情報を含む)70を含む(又は添付した)
電子メール80を作成して、電子メール80をインター
ネット7を介して専門医56(判定者)のいる病院5
4の眼科情報処理端末56bに送信する。
【0098】このデータベース・ファイル中の各レコー
ドは、最低限以下のような情報を含む様にする。 * 患者ID. * 判定者ID.、判定者名及び所属 * 判定日時 * 判定結果 (内容は、眼科用、内科用、外科用等その
他の医用システムごとに異なる) * 送信日時 (判定者による疾病判定及び判定結果送信)判定者
である専門医56も判定者の専門医55と同様にして
眼底画像の糖尿病の有無や程度の判定を行って判定レポ
ート(判定結果)の格納されたデータベース・ファイル
を作成すると共に、眼科情報処理端末52の操作によっ
て情報自動送受信ソフト63を起動させ、この情報自動
送受信ソフト63を用いて判定レポート(判定結果)の
格納されたデータベース・ファイルDBfの判定レポー
トR及び送信用データファイル(眼底画像や患者情報を
含む)70を含む電子メールをインターネット7を介し
て専門医57(判定者)のいる病院1の眼科情報処理
端末57bに送信する。 (判定者による疾病判定及び判定結果送信)判定者
である専門医57も判定者,の専門医55,56と
同様にして眼底画像の糖尿病の有無や程度の判定を行っ
て判定レポート(判定結果)の格納されたデータベース
・ファイルを作成すると共に、眼科情報処理端末52の
操作によって判定レポートのみを送信するための情報自
動送受信ソフト63又は64を起動させ、この情報自動
送受信ソフト63又は64を用いて判定レポート(判定
結果)の格納されたデータベース・ファイルDBfの判
定レポートRのみをインターネット7を介して糖尿病セ
ンター50のホストコンピュータ51に送信する。ここ
で、情報自動送受信ソフト63を用いてデータベース・
ファイルDBfの判定レポートRのみを送信する場合
は、判定結果(判定レポート)のみを送信するための拡
張機能DLLを用いる。
【0099】尚、専門医55〜57(判定者〜)が
判定結果を格納するデータベース・ファイルには同じも
のが使用され、判定者,,と送信される毎に、デ
ータベース・ファイルには同じ患者IDの眼帯画像に対
する判定結果が追録され、最終的には全ての判定者,
,の判定結果が格納されたデータベース・ファイル
の判定レポートのみ糖尿病センター50に送信されるこ
とになる。この判定レポート(判定結果)は、糖尿病セ
ンター50の受信用データファイルに格納される。
【0100】そして、糖尿病センター50では、判定者
,,の判定結果が格納された判定レポートに基づ
いて、眼底画像に糖尿病となる様な症状があるか否かの
総合的な最終的判定を行い、この眼底画像を糖尿病セン
ター50に送信してきた病院、例えば病院1,2,3等
その他にインターネット7を介して返信する。尚、この
様な送受信において、送信用データファイル70,デー
タベースファイルのDBfの内容がの内容が変更若しく
は更新される毎に第1実施の形態と同様に自動的に行わ
れるようにしても良いし、自動的に行われるようにして
も良い。 基本レイアウト2 糖尿病センター50が複数いるすべての判定者,,
に対して、全く同じ判定対象の画像を同時に送付し、
各判定者,,はそれぞれの判定結果を直接糖尿病
センターに返信するという形である。全員の判定が完了
するまでの時間は判定者,,間のやり取りがない
分だけ短くて済む。
【0101】この場合、糖尿病センター50では、送信
用データファイル(眼底画像や患者情報を含む)70を
含む(又は添付された)電子メール80を作成して、情
報自動送受信ソフト63を用いてすべての判定者,
,(例えば専門医55,56,57)の眼科情報処
理端末55b,56b,57bに電子メール80により
送信用データファイル(眼底画像や患者情報を含む)7
0をインターネット7を介して送信する。
【0102】各判定者,,は、上述したようにし
て眼底画像の糖尿病の有無や程度の判定を行って、判定
レポート(判定結果)の格納されたデータベース・ファ
イルDBfを個別に作成する。そして、各判定者,
,は、眼科情報処理端末52の操作によって判定レ
ポートのみを送信するための情報自動送受信ソフト64
を起動させ、この情報自動送受信ソフト64を用いて判
定レポート(判定結果)の格納されたデータベース・フ
ァイルDBfの判定レポートのみをインターネット7を
介して糖尿病センター50のホストコンピュータ51に
個別に送信する。
【0103】そして、糖尿病センター50では、判定者
,,の個別の判定結果が格納されたホストコンピ
ュータ51の判定レポートを総合して、眼底画像に糖尿
病となる様な症状があるか否かの総合的な最終的判定を
行い、この眼底画像を糖尿病センター50に送信してき
た病院、例えば病院1,2,3等その他にインターネッ
ト7を介して返信する。 (判定レポートの他の内容)眼底画像に糖尿病の症状が
ある場合、判定者,,が眼底画像の糖尿病の症状
の部分又はその範囲をマウスで指定すると、その指定部
分又は指定範囲の座標情報(位置情報)が数値化され
て、データベース・ファイルDBfに格納される様にす
る。そして、データベース・ファイルDBfから判定レ
ポートを作成する際、この判定レポートに数値化された
座標情報(位置情報)も加えて、この判定レポートを糖
尿病センター50に送信する。
【0104】糖尿病センター50では、送られてきた判
定レポートに含まれる糖尿病の症状の部分又はその範囲
の座標情報(位置情報)から、マウス24及びマウス2
4により医用画像上で移動操作されるカーソル24aで
指定された糖尿病の症状の部分又はその範囲の指定状態
(点又は枠或いは斜線や色分け、網掛け等)を眼底画像
上に再現するようにしても良い。 (送信用ファイルの確認)また、医用情報処理端末1
d,2d,3d,4d、ホストコンピュータ1h,2
h,3h,4h,51、眼科情報処理端末55b,56
b,57b等においては、情報自動送受信ソフト63又
は64を用いた送信ルートにより送信用データファイル
70や判定レポートRを第1の契約プロバイダ及びイン
ターネットを介して宛先に送信する場合において、情報
自動送受信ソフト63又は64により送信メッセージフ
ァイルを作成する。
【0105】そして、この送信メッセージファイルを第
2の契約プロバイダ及びインターネット7を介した送信
ルートにより同じ宛先に送信するか、このメッセージフ
ァイルを通常のISDN公衆回線網やアナログ公衆回線
網等の送信ルートを介して同じ宛先の端末或いはFAX
に送信する。
【0106】この送信により、送信用データファイル7
0や判定レポートR等の送信情報が宛先に届いていない
場合でも、宛先側(受信側)でも送信された情報がある
ことを確認して、送信された情報が届いていない旨の返
信をして、再度送信し直してもらうことができる。
【0107】この様な送信メッセージファイルは、送り
側又は受け取り側でリストアップしておいて、そのリス
トアップが送り側の場合には一定時間毎にリストを送信
し、受け側の場合一定時間毎にリストを開くようにする
ことができる。
【0108】また、この様に定期的に一定期間毎(例え
ば、毎日夕方の5時)に送信ファイルリストを作成し
て、その送信ファイルリストを送信先に送ることで、又
は受信側で送信されたファイルリストを開くことで、送
信用データファイル70や判定レポートが送信先に確実
に送られたか否かを確認できる。このリストは、送信し
た情報がない場合にも送信することで、受け側では送信
情報がないことも分かる。
【0109】この様なリストは、決まった時間に送信さ
れるので、リストが送信されない場合は、リストの送信
ルートに不具合があることが分かり、そのための確認を
行うことができる。
【0110】また、送信側データ処理手段は、送信メッ
セージファイルのリストを作成して、このリストをある
指定された時間間隔あるいはあらかじめ指定された時刻
にあらかじめ設定されている一箇所以上の宛先の医用情
報処理装置に電子メールの送信ルートと同じ送信ルート
を介して送信する様にすることもできる。この場合で
も、受信側においてある指定された時間間隔あるいはあ
らかじめ指定された時刻に送信メッセージファイルリス
トがあるか否かを確認することで、この情報送信ルート
と同じルートで送信メッセージファイルリストを送信し
たときに、このルートに何らかの支障が生じていて、医
用情報が宛先に遅れて届くような場合でも、このルート
に何らかの支障があることが分かる。また、受信側にお
いてある指定された時間間隔あるいはあらかじめ指定さ
れた時刻に送信メッセージファイルリストがあるか否か
を確認することで、どのような医用情報が送信されてい
るかを送信メッセージファイルリストからわかり、届い
ていない情報があれば、再度送信してもらうことができ
る。この点は、別ルートの場合でも同じである。
【0111】この場合、宛先側の医用情報処理装置は、
送信メッセージファイルリストを受信した場合、受信し
た旨の返信メールを送信側に送信する。この場合、送信
メッセージファイルリストを宛先が受信したことを送信
側で確認できる。この結果、この情報送信ルートと同じ
ルートで送信メッセージファイルリストを送信したとき
に、このルートに何らかの支障が生じていて、医用情報
が宛先に遅れて届くような場合でも、返信メールがない
ことで予定した時間に宛先に医用情報が届いていないこ
とを送信側で知って、何らかの手だてを考えることがで
きる。
【0112】上述の第1,第2実施の形態における情報
送受信のためのプログラムは情報処理システム用記録媒
体として提供できる。 (送信データ容量と送信タイミング)上述したように、
第2実施形態における医用情報の送受信において、送信
用データファイル70,データベースファイルのDBf
の内容がの内容が変更若しくは更新される毎に第1実施
の形態と同様に自動的に行われるようにしても良いし、
自動的に行われるようにしても良い。この場合、以下の
様な条件を考慮した情報の自動送受信を行わせる様にし
ても良い。
【0113】ところで、眼科画像、例えばカラーの眼底
画像をカラーで1枚送信用に作成した場合、圧縮データ
としても30K〜40Kの容量になる。この様な眼底画
像を撮影位置を変えてパノラマ画像に合成した場合、例
えば位置を変えて9枚の眼底画像を撮影し、この9枚の
眼底画像を合成してパノラマ画像にした場合、30K〜
40Kの9倍の容量(概略270K〜360K)の容量
になる。しかも、このようなパノラマ画像を左右眼にお
いて作成した場合は、その2倍(540K〜720K)
となる。また、蛍光撮影においては、1人分の撮影枚数
が例えば36枚程度とすると、左右眼で72枚になり、
72枚の画像容量は30K〜40Kの72倍(2160
K〜2880K)になる。この様に1人分の眼科画像デ
ータでも画像の容量は非常に大きなものとなる。
【0114】この結果、眼科検診や、大きな病院等或い
は眼科専門医院等において、眼科画像を一日に撮影する
人数が多い場合、眼科画像の総計容量は非常に大きなも
のとなり、この様な大きな容量のデータ(医用情報)を
一定時間毎に送信した場合、プロバイダのメールボック
スの容量の関係上送信しきれない場合も考えられる。
【0115】従って、送る側では、眼科画像等の医用情
報が格納されている医用ホルダの医用情報の容量が設定
容量になったか否かを常時情報自動送受信ソフト63,
64でチェックして、医用ホルダ内の眼科画像等の医用
情報が設定容量になったときに、情報自動送受信ソフト
63,64を用いて医用ホルダ内の医用情報を第1実施
の形態の様にして指定した宛先に自動的に送信するよう
にして、一定容量以上のデータは宛先に送らないように
すると良い。この場合の設定容量は、契約しているプロ
バイダのメールボックスの容量に応じて、送信側の情報
自動送受信ソフト63,64で設定できるようにする。
【0116】また、送信側と受信側が同じプロバイダに
加入しているとは限らない。しかも、プロバイダによっ
てメールボックスの容量が異なる。この場合、送信でき
る情報はメールボックスの小さい方によって制限される
ので、送信側は送信できる情報の設定容量をメールボッ
クスの小さい方のプロバイダのメールボックスの容量に
合わせて設定できるようにする。
【0117】更に、受け側では、メールボックスの受信
容量以上には受信できないので、電子メールに添付され
た医用情報の容量が大きい場合、受け側で契約している
プロバイダのメールボックスから送信されてきたメール
を開いて(ダウンロードして)、この開くことで受けた
メールボックスからメールを削除した後でなければ、送
信側が受信側に医用情報を含む電子メールを送信できな
いようにすると良い。この場合、受信側がメールボック
スからメールをダウンロードしましたというメッセージ
を医用情報の送信側に送信し、このメッセージが医用情
報の送信側の情報自動送受信ソフト63が受信したとき
に、この医用情報の送信側の情報自動送受信ソフト63
が次の医用情報を含む電子メールを同じ宛先に自動的に
送信するようにすると良い。
【0118】また、ダイヤルアップか常時接続かで送信
する医用情報の設定容量を変更できるようにするとよ
い。ダイヤルアップの場合、1枚の医用画像を含む医用
情報を送信する場合に10秒程度で済む場合でも、基本
料金で送信できる時間は所定時間(例えば3分)に設定
されている。しかも、この場合、プロバイダに接続する
時間も含まれる。従って、接続のための電話料を考慮し
て、所定時間(3分間)で送信できる量の容量の医用情
報が医用ホルダに蓄積されたか否かをチェックして、そ
の設定容量を超える前に医用ホルダの医用情報を宛先に
送信することで、医用情報が蓄積される毎に送信する場
合に比べて、送信費用が増加するのを抑制できる。 (その他1)上述したように、2以上の医用情報処理装
置をインターネットを介して接続して、患者の情報を電
子メールにして前記2以上の医用情報処理装置の一つか
ら他の医用情報処理装置に前記インターネットを介して
送信する様にした医用情報処理システムであって、前記
送信側の医用情報処理装置は送信側データ記録再生手
段,送信側データ入力手段及び送信側データ処理手段を
有し、前記送信側データ記録再生手段は患者の情報を記
録するデータベースを有し、前記送信側データ入力手段
は前記送信側データ記録再生手段のデータベースに前記
患者の情報を入力可能に設けられ、前記送信側データ処
理手段は、予め設定した設定条件に基づいて前記データ
ベースをチェックして、データベースの新規な患者の情
報及びこの情報の患者のIDを添付した電子メールを自
動的に作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の
宛先の前記医用情報処理装置に送信する様に設定されて
いる。この結果、データベース中に新規な情報がある場
合に、この新規情報及びこの情報の患者のIDを自動的
に電子メール化して宛先の医用情報処理装置に自動的に
送信できる。従って、電話回線で接続するインターネッ
ト等のネットワークを利用して、複数の眼科用画像情報
システム間で画像データ及びそれに付随する患者データ
等を共有または複製しようとする場合、オペレータ自身
がいちいちデータベース中からそれらの情報を呼び出し
て、それらを添付した電子メールを作成し送信する作業
が不要となるので、宛先や電子メールに添付する情報を
取り違える等の問題が発生するのを未然に防止して、必
要な新規情報を宛先に簡易且つ自動的に誤りなく確実に
送信して、宛先のデータベースの情報(データ)を更新
できる。その上、電子メールで送付されてきた画像に、
グラフィック情報や所見・診断情報を追加して送信元に
返送する際にも、従来の様にその都度、画像の患者情報
から別途アドレス帳等を参照して返送先を指定する必要
がなく、手順が簡単で返送先の指定に誤りが生ぜず、返
送先自体を取り違えることを未然に防止できる。
【0119】また、前記データベースの新規な情報は、
新たに追加された新規データ又は変更データ若しくは削
除情報である。故に、データベース中に新規データ又は
変更データがある場合や、削除情報がある場合に、これ
らの情報及びこの情報の患者のIDを自動的に電子メー
ル化して宛先の医用情報処理装置に自動的に送信でき
る。即ち、データベース中に新たに追加保存された新規
文字データ又は新規画像データがある場合に、この新規
文字データ又は新規画像データを自動化して電子メール
化して宛先の医用情報処理装置に自動的に送信できる。
この場合も、電話回線で接続するインターネット等のネ
ットワークを利用して、複数の眼科用画像情報システム
間で画像データ及びそれに付随する患者データ等を共有
または複製しようとする場合、オペレータ自身がいちい
ちデータベース中からそれらの情報を呼び出して、それ
らを添付した電子メールを作成し送信する作業が不要と
なるので、宛先や電子メールに添付する情報を取り違え
る等の問題が発生するのを未然に防止して、必要な新規
情報を宛先に簡易且つ自動的に誤りなく確実に送信し
て、宛先のデータベースの情報(データ)を更新でき
る。
【0120】更に、前記設定条件はある指定された時間
間隔あるいはあらかじめ指定された時刻、又は何らか明
示的な連繋による起動であるので、ある指定された時間
間隔あるいはあらかじめ指定された時刻、又は何らか明
示的な連繋による起動時に前記データベースをチェック
して、データベース中に新たに追加保存された新規文字
データ又は新規画像データがあれば、前記新規文字デー
タ又は新規画像データ及びそれに付随する患者データを
添付した電子メールを自動的に作成し、あらかじめ設定
されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に
送信するので、ある指定された時間間隔あるいはあらか
じめ指定された時刻に、宛先のデータベースの情報(デ
ータ)を更新できる。
【0121】ここで、何らか明示的な連繋による起動と
しては、例えば、後述するような送信可能なデータの設
定容量のチェックをするためのモジュール(チェックソ
フト又はチェックプログラム)等が考えられる。
【0122】また、前記設定条件が前記電子メールの送
信可能なデータの設定容量である場合、送信データの容
量が大きくなりすぎて送信できないというような事態が
生じるのを未然に防止できる。前記設定容量が送信側と
受信側のメールボックスの容量の小さい方に基づいて設
定可能である構成としたので、送信側や受信側の送受信
データの容量が大きくなりすぎて送信できないというよ
うな事態が生じるのを未然に防止できる。
【0123】更に、前記送信側データ処理手段が、前記
電子メールを自動的に作成する際に該電子メールを送信
した旨の送信メッセージファイルを作成して、この送信
メッセージファイルをあらかじめ設定されている一箇所
以上の宛先の前記医用情報処理装置又はこの装置のある
場所のFAXに前記電子メールの送信ルートとは異なる
送信ルートを介して送信する様に設定されている場合、
一方の送信ルートに支障が生じても、新規文字データ又
は新規画像データ及びそれに付随する患者データを添付
した電子メールが届いていないことを宛先側(受信側)
で確認して、送信側に再度送信することを迅速に依頼す
ることができる。
【0124】また、前記送信側データ処理手段が、前記
送信メッセージファイルのリストを作成して、このリス
トをある指定された時間間隔あるいはあらかじめ指定さ
れた時刻にあらかじめ設定されている一箇所以上の宛先
の前記医用情報処理装置又はこの装置のある場所のFA
Xに前記電子メールの送信ルートとは異なる送信ルート
を介して送信する様に設定されている場合、一方の送信
ルートに支障が生じても、新規文字データ又は新規画像
データ及びそれに付随する患者データを添付した電子メ
ールが届いていないことを宛先側(受信側)で設定され
た時間或いは指定された時間間隔毎に確認して、送信側
に再度送信することを迅速に依頼することができる。こ
の場合、両送信ルートに支障が生じても、この送信メッ
セージファイルが届かないことから、送信ルートの少な
くとも送信メッセージファイルのルートに支障が生じた
ことを知ることができる。
【0125】更に、前記送信側データ処理手段は、前記
送信メッセージファイルのリストを作成して、このリス
トをある指定された時間間隔あるいはあらかじめ指定さ
れた時刻にあらかじめ設定されている一箇所以上の宛先
の前記医用情報処理装置に前記電子メールの送信ルート
と同じ送信ルートを介して送信するようにもできる。こ
の場合、前記宛先側の医用情報処理装置は、前記送信メ
ッセージファイルリストを受信した場合、受信した旨の
返信メールを送信側に送信する。 (その他2)上述したように、医用情報処理端末55
b,56b,57bを特定の疾病に関する知識と豊富な
経験の専門医のいる建物(病院やセンター或いは自宅)
に配置することで、専門医が複数の病院や特定の疾病の
ための糖尿病センター50に出向することなく医用検査
情報の疾病の判定を行って、その判定レポートを糖尿病
センター50に送ることができる。これにより、専門医
が複数の病院や特定の疾病のための糖尿病センター50
に出向する際の移動時間の無駄を省いて、経験と知識の
豊富な専門医による疾病の判定を迅速且つ正確に効率的
に行って、より多くの患者の医用検査情報の判定を行う
ことができる。しかも、ホストコンピュータ51には判
定レポートのみを送信するので、ホストコンピュータ5
1への送信時間が短く、ホストコンピュータ51に医用
検査情報が複数記録されることがない。
【0126】また、ホストコンピュータ51情報自動送
受信ソフト63又は64は医用検査情報を複数の医用情
報処理端末55b,56b,57bの一つに送信可能に
設けられ、医用情報処理端末55b,56b,57bの
一つで受信された医用検査情報は判定レポート共に医用
情報処理端末55b,56b,57bの残りに順々に送
信可能に設けられていると共に、医用情報処理端末55
b,56b,57bのうち医用検査情報と判定レポート
を最後に受信した医用情報処理端末は判定レポートのみ
をホストコンピュータ51に送信される様にした場合、
ホストコンピュータ51からは医用情報処理端末55
b,56b,57bの一つに医用検査情報を送信するの
みでよいので、ホストコンピュータ51側における処理
が簡素化される。
【0127】更に、医用検査情報はホストコンピュータ
51から複数の医用情報処理端末55b,56b,57
bに同時に送信され、判定レポートは複数の医用情報処
理端末55b,56b,57bからホストコンピュータ
51に同時に送信される様にした場合、医用検査情報に
基づく複数の専門医による判定レポートの作成を同時に
進行できる。この結果、ホストコンピュータ5側では各
専門医が作成した判定レポートを短時間で得ることが可
能であり、専門医が作成した判定レポートを総合した最
終的な総合判定を迅速に行うことができる。
【0128】また、医用情報処理端末55b,56b,
57bは、医用画像を判定画像として表示させる判定画
像表示ソフト61と、判定画像表示ソフト61により表
示された医用画像上の特定部分又は特定範囲を指定する
指定手段としてマウス及びマウスにより操作されるカー
ソルを備えると共に、指定手段で指定された医用画像上
の特定部分又は特定範囲の情報を判定レポートに加えて
ホストコンピュータ51に送信する様に設定されている
場合は、各専門医が医用画像のどの部分に基づいて疾病
症状の判定をしたかをホストコンピュータ51側(糖尿
病センター側)でも確認できる。
【0129】更に、特定部分又は特定範囲の情報は部分
画像情報である場合、判定に用いた医用画像の特定部分
又は特定範囲にマークしたものと判定レポートをセンタ
ー側医用情報処理装置に送信する場合に比較して、部分
画像情報を含む判定レポートのセンター側医用情報処理
装置への送信時間を短縮できる。
【0130】また、特定部分又は特定範囲の情報は、指
定手段で指定された前記医用画像上の特定部分又は特定
範囲の座標情報である場合、判定に用いた医用画像の特
定部分又は特定範囲にマークしたものと判定レポートを
ホストコンピュータ51(糖尿病センター)側に送信す
る場合に比較して、部分画像情報を含む判定レポートの
ホストコンピュータ51(糖尿病センター)側への送信
時間を短縮できる。しかも、この場合、画像情報は全く
含まれていないので、部分画像を含む判定レポートをホ
ストコンピュータ51(糖尿病センター)側へ送信する
場合に比べて、更に送信時間を短縮できる。 (その他3)更に、インターネットを介して接続された
2以上の情報処理装置を備えると共に、ID及び特定情
報からなる個別情報と関連付けられた送信情報を電子メ
ールに添付して前記2以上の情報処理装置の一つから他
の情報処理装置に前記インターネットを介して送信する
システムにおいて、前記送信側の情報処理装置は、送信
情報及び特定情報から個別情報を除いたIDのみを添付
した電子メールを自動的に作成し、あらかじめ設定され
ている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信
する様に設定できる。この場合、前記個別情報は個人情
報であってもよい。また、上述したように、このIDは
病院における患者IDとし、前記特定情報は患者情報と
し、前記個人情報は前記患者情報のうちのID以外の情
報とできる。また、上述したように前記IDは乱数変換
されて電信メールに添付して送できる。この様に、個別
情報を除いたIDと送信情報とをインターネットで送る
ことで、送信側ではIDと送信情報から個別情報(個人
情報)を知ることができても、インターネット上や宛先
側では個別情報(個人情報)と送信情報との関連性が分
からないので、医用情報等の送信情報がインターネット
や宛先側で仮に他人に見られたとしても、個別情報の保
護を確実に図ることができる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
医用情報処理システムは、医用検査情報判定センターに
配置されたセンター側医用情報処理装置と、インターネ
ットを介して前記センター側医用情報処理装置に接続さ
れた複数の専門医側医用情報処理装置と、前記医用情報
処理装置間で医用情報を送受信させる情報自動送受信手
段を有し、前記センター側医用情報処理装置の前記情報
自動送受信手段は前記医用情報である医用検査情報を前
記専門医側医用情報処理装置に送信可能に設けられ、前
記専門医側医用情報処理装置の情報自動送受信手段は前
記センター側医用情報処理装置に前記医用情報である判
定レポートのみを送信可能に設けられている構成とした
ので、専門医側医用情報処理装置を特定の疾病に関する
知識と豊富な経験の専門医のいる建物(病院やセンター
或いは自宅)に配置することで、専門医が複数の病院や
特定の疾病のためのセンターに出向することなく医用検
査情報の疾病の判定を行って、その判定レポートをセン
ターに送ることができる。
【0132】これにより、専門医が複数の病院や特定の
疾病のためのセンターに出向する際の移動時間の無駄を
省いて、経験と知識の豊富な専門医による疾病の判定を
迅速且つ正確に効率的に行って、より多くの患者の医用
検査情報の判定を行うことができる。しかも、前記セン
ター側医用情報処理装置には判定レポートのみを送信す
るので、前記センター側医用情報処理装置側への送信時
間が短く、前記センター側医用情報処理装置側に医用検
査情報が複数記録されることがない。
【0133】また、請求項2の発明は、前記センター側
医用情報処理装置の前記情報自動送受信手段は前記医用
検査情報を前記複数の専門医側医用情報処理装置の一つ
に送信可能に設けられ、前記一つの専門医側医用情報処
理装置で受信された医用検査情報は判定レポート共に前
記残りの前記専門医側医用情報処理装置に順々に送信可
能に設けられていると共に、前記医用検査情報と判定レ
ポートを最後に受信した前記専門医側医用情報処理装置
は前記判定レポートのみを前記センター側医用情報処理
装置に送信される様に設定されている構成としたので、
センター側医用情報処理装置からは一つの専門医側医用
情報処理装置に医用検査情報を送信するのみでよいの
で、前記センター側医用情報処理装置側における処理が
簡素化される。
【0134】更に、請求項3の発明は、前記医用検査情
報は前記センター側医用情報処理装置から複数の前記専
門医側医用情報処理装置に同時に送信され、前記判定レ
ポートは複数の前記専門医側医用情報処理装置から前記
センター側医用情報処理装置に同時に送信される構成と
したので、医用検査情報に基づく複数の専門医による判
定レポートの作成を同時に進行できる。この結果、セン
ター側医用情報処理装置側では各専門医が作成した判定
レポートを短時間で得ることが可能であり、専門医が作
成した判定レポートを総合した最終的な総合判定を迅速
に行うことができる。
【0135】また、請求項4の発明は、前記専門医側医
用情報処理装置は、医用画像を判定画像として表示させ
る判定画像表示手段と、前記判定画像表示手段により表
示された医用画像上の特定部分又は特定範囲を指定する
指定手段を備えると共に、前記指定手段で指定された前
記医用画像上の特定部分又は特定範囲の情報を前記判定
レポートに加えて前記センター側医用情報処理装置に送
信する様に設定されている構成としたので、各専門医が
医用画像のどの部分に基づいて疾病症状の判定をしたか
をセンター側医用情報処理装置でも確認できる。
【0136】更に、請求項5の発明は、前記特定部分又
は特定範囲の情報は部分画像情報である構成としたの
で、判定に用いた医用画像の特定部分又は特定範囲にマ
ークしたものと判定レポートをセンター側医用情報処理
装置に送信する場合に比較して、部分画像情報を含む判
定レポートのセンター側医用情報処理装置への送信時間
を短縮できる。
【0137】また、請求項6の発明は、前記特定部分又
は特定範囲の情報は、前記指定手段で指定された前記医
用画像上の特定部分又は特定範囲の座標情報である構成
としたので、判定に用いた医用画像の特定部分又は特定
範囲にマークしたものと判定レポートをセンター側医用
情報処理装置に送信する場合に比較して、部分画像情報
を含む判定レポートのセンター側医用情報処理装置への
送信時間を短縮できる。しかも、この場合、画像情報は
全く含まれていないので、部分画像を含む判定レポート
をセンター側医用情報処理装置へ送信する場合に比べ
て、更に送信時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る医用情報処理システムの第1実
施の形態を示す概略説明図である。
【図2】図1のホストコンピュータの回路図である。
【図3】図1の情報処理端末の回路図である。
【図4】図1のネットワークコントローラ(ネットワー
クサーバー)の回路図である。
【図5】図1の医用情報処理システムで用いるメール送
受信用応用ソフトウエアによる設定画面の説明図であ
る。
【図6】図6の詳細設定を操作して表示させた詳細設定
画面の説明図である。
【図7】患者IDと発信元の説明図である。
【図8】図1〜図5の医用情報処理システムによる通信
例を示す概略説明図である。
【図9】図1〜図5の医用情報処理システムによる通信
の他の例を示す概略説明図である。
【図10】この発明に係る医用情報処理システムの第2
実施の形態を示す概略説明図である。
【図11】図10の一部の医用情報処理端末の制御回路
図である。
【図12】図10の医用情報処理端末における通信のた
めの模式図である。
【図13】図10の医用情報処理端末における判定及び
通信のための模式図である。
【図14】図10の医用情報処理システムにおける判定
及び通信のための一例を示す模式図である。
【図15】図10の医用情報処理システムにおける判定
及び通信のための他の例を示す模式図である。
【図16】図13における判定画像表示ソフトによる判
定画像の表示画面を示す説明図である。
【図17】図13における判定レポート作成ソフトによ
る判定画面の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1d〜5d,1e〜3e,6b・・・眼科画像処理端末
(医用情報処理装置) A〜C・・・内部医用情報処理装置 1f〜3f・・・イントラネット(ネットワーク) 7・・・インターネット(外部ネットワーク) 12,22,32・・・データ記録再生手段 1c〜5c・・・眼科検査装置(データ入力手段又は送信
側データ入力手段) 23・・・キーボード(データ入力手段又は送信側データ
入力手段) 24・・・マウス24(データ入力手段又は送信側データ
入力手段,指定手段) 24a・・・カーソル(指定手段) 11,21,31主制御回路(データ処理手段又は送信
側データ処理手段) 50・・・糖尿病センター(医用検査情報判定センター) 51・・・ホストコンピュータ(センター側医用情報処理
装置) 52・・・眼科情報処理端末(医用情報処理端末) 55,56,57・・・専門医 55b,56b,57b・・・眼科処理端末(医用情報処
理端末) 61・・・ 判定画像表示ソフト(判定画像表示手段) 62・・・ 判定レポート作成ソフト(判定レポート作成画
像表示手段) 63・・・情報自動送受信ソフト(情報自動送受信手
段,) 64・・・情報自動送受信ソフト(情報自動送受信手段) R・・・判定レポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61B 3/00 A61B 3/00 Z Fターム(参考) 5B049 BB41 CC21 CC31 DD01 DD05 EE07 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B050 AA02 CA07 FA02 FA19 GA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医用検査情報判定センターに配置されたセ
    ンター側医用情報処理装置と、インターネットを介して
    前記センター側医用情報処理装置に接続された複数の専
    門医側医用情報処理装置と、前記医用情報処理装置間で
    医用情報を送受信させる情報自動送受信手段を有する医
    用情報処理システムであって、 前記センター側医用情報処理装置の前記情報自動送受信
    手段は前記医用情報である医用検査情報を前記専門医側
    医用情報処理装置に送信可能に設けられ、 前記専門医側医用情報処理装置の情報自動送受信手段は
    前記センター側医用情報処理装置に前記医用情報である
    判定レポートのみを送信可能に設けられていることを特
    徴とする医用情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記センター側医用情報処理装置の前記情
    報自動送受信手段は前記医用検査情報を前記複数の専門
    医側医用情報処理装置の一つに送信可能に設けられ、 前記一つの専門医側医用情報処理装置で受信された医用
    検査情報は判定レポート共に前記残りの前記専門医側医
    用情報処理装置に順々に送信可能に設けられていると共
    に、前記医用検査情報と判定レポートを最後に受信した
    前記専門医側医用情報処理装置は前記判定レポートのみ
    を前記センター側医用情報処理装置に送信される様に設
    定されていることを特徴とする請求項1に記載の医用情
    報処理システム。
  3. 【請求項3】前記医用検査情報は前記センター側医用情
    報処理装置から複数の前記専門医側医用情報処理装置に
    同時に送信され、前記判定レポートは複数の前記専門医
    側医用情報処理装置から前記センター側医用情報処理装
    置に同時に送信されることを特徴とする請求項1に記載
    の医用情報処理システム。
  4. 【請求項4】前記専門医側医用情報処理装置は、医用画
    像を判定画像として表示させる判定画像表示手段と、前
    記判定画像表示手段により表示された医用画像上の特定
    部分又は特定範囲を指定する指定手段を備えると共に、
    前記指定手段で指定された前記医用画像上の特定部分又
    は特定範囲の情報を前記判定レポートに加えて前記セン
    ター側医用情報処理装置に送信する様に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の医用情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記特定部分又は特定範囲の情報は部分画
    像情報であることを特徴とする請求項4に記載の医用情
    報処理システム。
  6. 【請求項6】前記特定部分又は特定範囲の情報は、前記
    指定手段で指定された前記医用画像上の特定部分又は特
    定範囲の座標情報であることを特徴とする請求項4に記
    載の医用情報処理システム。
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