JP2000300522A - 医用情報処理システム及び情報処理システム用記録媒体 - Google Patents

医用情報処理システム及び情報処理システム用記録媒体

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JP2000300522A
JP2000300522A JP11247499A JP11247499A JP2000300522A JP 2000300522 A JP2000300522 A JP 2000300522A JP 11247499 A JP11247499 A JP 11247499A JP 11247499 A JP11247499 A JP 11247499A JP 2000300522 A JP2000300522 A JP 2000300522A
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data
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patient
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Ryoichi Natatsu
亮一 名達
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Topcon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データベース中に新たに追加保存された新規な
患者の情報がある場合に、この新規な患者の情報を自動
的に電子メール化して宛先の医用情報処理装置に自動的
に送信可能な医用情報処理システム及び医用情報処理記
録媒体を提供すること。 【解決手段】主制御回路11,21,31は、ある指定
された時間間隔あるいはあらかじめ指定された時刻にデ
ータ記録再生手段12,22,32のデータベースをチ
ェックして、データベース中に新規な患者の情報があれ
ば、新規な患者の情報及びその患者IDを添付した電子
メールを自動的に作成し、眼科画像処理端末1d〜5
d,1e〜3e,6b又はA〜Cのあらかじめ設定され
ている一箇所以上の宛先にインターネットを介して送信
する様に設定されている医用情報処理システム及びその
ための医用情報処理記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、医用データを2
以上の医用情報処理装置をネットワークを介して送受信
する医用情報処理システム及び情報処理システム用記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報伝送手段の発達に伴い、専用
線を用いたネットワーク接続で、2箇所以上の場所で運
用される医用情報処理装置間でデータの送受信を行う医
用情報処理システムが考えられている。例えば、この医
用情報処理システムとしては2箇所以上の主に遠隔地間
で運用される医用情報処理装置間で眼科データを送受信
する眼科用情報処理システムが考えられている。
【0003】一方、安価な通信手段として、一般の通信
回線を用いたインターネットも利用されている。この眼
科用情報処理システムにおいて、画像データ及びそれに
付随する患者及び画像情報を2以上の場所の情報処理装
置間で共有または複製する場合、従来から安価な通信手
段としてインターネットも利用されていた。
【0004】また電子メールで送付されてきた画像に、
グラフィック情報や所見・診断情報を追加して送信元に
返送する際に、従来はその都度その画像の患者情報か
ら、別途アドレス帳等を参照して返信すべき宛先を指定
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話回
線で接続するインターネットを利用して、複数の眼科用
画像情報システム間で画像及びそれに付随する患者及び
画像情報を共有または複製しようとする場合、従来のよ
うに電子メールに画像データ及びそれに付随する患者及
び画像情報を添付して送付するだけでは、オペレータ自
身がいちいちデータベース中からそれらの情報を呼び出
して、それらを添付した電子メールを作成し送信しなけ
ればならなかった。また逆にその電子メールを受信した
側でも、やはりオペレータ自身が電子メールからそれら
の情報を分離してデータベースに格納する作業が必要で
あった。また、電子メールで送付されてきた画像に、グ
ラフィック情報や所見・診断情報を追加して送信元に返
送する際にも、従来はその都度その画像の患者情報から
別途アドレス帳等を参照して返送先を指定していたが、
手順が煩雑で返送先の指定に誤りがあったり、返送先自
体を取り違える等の問題があった。
【0006】そこで、この発明の第1の目的は、データ
ベース中に新たに追加保存された新規な患者の情報があ
る場合に、この新規な患者の情報を自動的に電子メール
化して宛先の医用情報処理装置に自動的に送信可能な医
用情報処理システムを提供することにある。
【0007】また、この発明の第2の目的は、データベ
ース中に新たに追加保存された新規な患者の情報がある
場合に、この新規な患者の情報を自動的に電子メール化
して宛先の医用情報処理装置に自動的に送信可能なプロ
グラムを有する情報処理システム用記録媒体を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の第1の目的を達成
するため、請求項1の発明は、2以上の医用情報処理装
置をインターネットを介して接続して、患者の情報を電
子メールにして前記2以上の医用情報処理装置の一つか
ら他の医用情報処理装置に前記インターネットを介して
送信する様にした医用情報処理システムであって、前記
送信側の医用情報処理装置は送信側データ記録再生手
段,送信側データ入力手段及び送信側データ処理手段を
有し、前記送信側データ記録再生手段は患者の情報を記
録するデータベースを有し、前記送信側データ入力手段
は前記送信側データ記録再生手段のデータベースに前記
患者の情報を入力可能に設けられ、前記送信側データ処
理手段は、ある指定された時間間隔あるいはあらかじめ
指定された時刻に前記データベースをチェックして、デ
ータベースの新規な患者の情報及びこの情報の患者のI
Dを添付した電子メールを自動的に作成し、あらかじめ
設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装
置に送信する様に設定されている医用情報処理システム
としたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、前記データベー
スの新規な情報は、新たに追加された新規データ又は変
更データ若しくは削除情報であることを特徴とする。
【0010】更に、請求項3の発明は、ある指定された
時間間隔あるいはあらかじめ指定された時刻にデータ処
理手段のデータベースをチェックして、前記データベー
ス中に新規情報があれば、前記新規情報及びこの情報の
患者のIDを添付した電子メールを自動的に作成し、あ
らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情
報処理装置に送信するプログラムが保存された情報処理
システム用記録媒体としたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 [構成]図1は、この発明の第1実施例を示したものであ
る。
【0012】図1において、1は大学病院、1aは大学
病院(HOSPITAL1)の眼科検査室、1bは眼科検査室1
aの隣の眼科診察室、2,3は他の病院(HOSPITAL2,
HOSPITAL3)、2a,3aは病院2,3の眼科検査室、
2b,3bは眼科検査室2a3aの隣の眼科診察室、4
は診療所(CLINIC1)、4aは診療所4の眼科診察室、
5は眼科検診バス、5aは眼科検診バス5の眼科診察
室、6は例えば大学病院1に勤務する眼科専門医の住
宅、6aは住宅6の書斎である。
【0013】上述の眼科検査室(医用検査室)1a,2
a,3aにはスリットランプ,眼圧計、レフラクトメー
タ,眼底カメラ等の眼科検査装置(医用検査装置)1
c,2c,3cが眼科データ(眼科画像データを含むデ
ータ)入力手段(医用データ入力手段)としてそれぞれ
配設され、眼科診察室4a,5aにもスリットランプ,
眼圧計、レフラクトメータ,眼底カメラ等の眼科検査装
置4c,5cが眼科データ(眼科画像データを含むデー
タ)入力手段(医用データ入力手段)としてそれぞれ配
設されている。
【0014】また、眼科検査室1a,2a,3aには眼
科検査装置1c,2c,3cからの検査データ情報を処
理する眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1d,2
d,3dが医用情報処理端末(医用情報処理装置)とし
てそれぞれ配設され、眼科診察室4a,5aにも眼科検
査装置4c,5cからの検査データ情報を処理する眼科
情報処理端末(眼科情報処理装置)4d,5dが医用情
報処理端末(医用情報処理装置)としてそれぞれ配設さ
れている。更に、眼科診察室1b,2b,3b及び書斎
6aには検査データ情報を処理する眼科情報処理端末
(眼科情報処理装置)1e,2e,3e及び6bが医用
情報処理端末(医用情報処理装置)としてそれぞれ配設
されている。
【0015】眼科検査装置1c〜5cがスリットランプ
の場合には、眼科検査装置1c〜5cは前眼部断面像を
テレビカメラで撮影すると、眼科検査装置1c〜5cは
撮影した眼底断面画像の左右の区別情報及び眼科画像デ
ータ(医用画像データすなわち医用画像情報)を眼科情
報処理端末1d〜5dにそれぞれ入力するようになって
いる。
【0016】また、眼科検査装置1c〜5cが眼底カメ
ラの場合には、眼科検査装置1c〜5cは被検眼眼底像
をテレビカメラで撮影すると、眼科検査装置1c〜5c
は撮影した眼底像の左右の区別情報及び眼底画像データ
(医用画像データすなわち画像情報)等の患者の情報を
眼科情報処理装置1d〜5dにそれぞれ入力するように
なっている。尚、眼底画像としては、眼底のカラー撮影
像,可視蛍光による眼底血管像、赤外蛍光による眼底血
管像、赤外光による眼底像等が含まれる。
【0017】更に、眼科検査装置1c〜5cが眼圧計の
場合には、眼科検査装置1c〜5cは被検眼の眼圧デー
タを検査すると、眼科検査装置1c〜5cは検査した被
検眼の左右の区別情報及び眼圧データ(医用検査データ
すなわち医用検査情報)等の患者の情報を眼科情報処理
装置1d〜5dにそれぞれ入力するようになっている。
【0018】そして、眼科情報処理端末1d〜5dは、
眼底断面画像の左右の区別情報及び画像データ(画像情
報)又は眼圧データが入力されると、この入力された眼
底断面画像の左右の区別情報及び画像データ(画像情
報)又は眼圧データを患者氏名,年齢,性別,患者ID
等の患者データ(患者の情報)や撮影年月日,撮影場所
等の撮影条件情報(撮影条件データ)と関連づけて記録
保存する。
【0019】眼科情報処理端末1d,1eはイントラネ
ット(内部ネットワーク)1fを介して病院1のホスト
コンピュータ1g及びネットワークコントローラ(ネッ
トワークサーバー)1hに接続されていて、これらは内
科,外科,小児科,・・・等の他の科に配設され且つイン
トラネット1fに接続された医用情報処理端末(図示せ
ず)と共に内部医用情報処理システム(内部医用情報処
理装置)Aを構成している。
【0020】眼科情報処理端末2d,2eはイントラネ
ット(内部ネットワーク)2fを介して病院2のホスト
コンピュータ2g及びネットワークコントローラ(ネッ
トワークサーバー)2hに接続されていて、これらは内
科,外科,小児科,・・・等の他の科に配設され且つイン
トラネット2fに接続された医用情報処理端末(図示せ
ず)と共に内部医用情報処理システム(内部医用情報処
理装置)Bを構成している。
【0021】眼科情報処理端末3d,3eはイントラネ
ット(内部ネットワーク)3fを介して病院3のホスト
コンピュータ3g及びネットワークコントローラ(ネッ
トワークサーバー)3hに接続されていて、これらは内
科,外科,小児科,・・・等の他の科に配設され且つイン
トラネット3fに接続された医用情報処理端末(図示せ
ず)と共に内部医用情報処理システム(内部医用情報処
理装置)Cを構成している。
【0022】また、眼科情報処理端末1d〜3dは、イ
ントラネット1f〜3f,ネットワークコントローラ1
h〜3h及びインターネット(外部ネットワーク)7を
介して相互に接続されていると共に、イントラネット1
f〜3f,ネットワークコントローラ1h〜3h及びイ
ンターネット(外部ネットワーク)7を介して眼科情報
処理端末4d及び6bに接続され、通信可能となってい
る。このインターネット7による内部医用情報処理シス
テム(内部医用情報処理装置)A〜Cとの通信システム
は、この発明にかかる医用情報処理システムを構成して
いる。
【0023】尚、医用検査データや医用画像データ(患
者の情報)には、内科,外科,小児科,・・・等の他の科
で入力されたものも含まれる。たとえば、糖尿病の患者
で内科にかかってる場合、眼底無散瞳撮影や眼底血管造
影撮影を行うことにより、眼底像や眼底血管像を元に糖
尿病の進行状態や視野の程度を診断することができる。
一方、この様な眼底像や眼底血管像を眼科で撮影したと
きに、この眼底像や眼底血管像から糖尿病であるか否か
を知ることもでき、この場合には内科の診察を受けさせ
るようにすることができる。この場合において、眼科の
診療所や内科の診療所が個人の開業医の場合に、相互に
データの交換を行ったり、或いは大学病院等の総合病院
に必要な科との間でデータの交換を行ったりするのに、
本発明のシステムをもちいることにより、個人の病院又
は診療所や総合病院との間での情報交換を迅速且つ簡易
に行うことができる。
【0024】尚、画像データ(画像情報)と患者の情報
をテキストにしたデータ(情報)とを一つのデータにし
て送る場合に、画像データの中にテキストデータを組み
込んだデータを送信できると共に、受け取った画像デー
タの中からテキストデータを分離して、画像データとテ
キストデータを得ることができるイメージネット等の眼
科画像情報処理手段(医用情報処理手段)を用いること
で、患者の個人テキストデータの秘密性は確保できる。
更に、この画像データの中にテキストデータを組み込ん
だデータを送信する際に、モザイクをかけたりすること
で、より秘密性を確保できるようにすると良い。また、
個々の患者のテキストデータに関しては公知の暗号化す
るプログラムを経て暗号化した上で、暗号化したテキス
トデータを画像データの中に組み込み、このテキストデ
ータを画像データに組み込んだデータを送信するように
して、秘密性を更に十分に確保する様にしてもよい。ま
た、この際に、モザイクをかけたりすることで、より秘
密性を確保できるようにすると良い。これらによって、
専用線を使用しなくてもセキュリテイを十分に確保でき
る。 <各ホストコンピュータの構成>医用情報処理システム
A〜Cのホストコンピュータ(ホスト医用情報処理装
置)1g〜3gは、図2に示したように、イントラネッ
ト1f〜3fに接続するインターフェース10と、情報
処理手段(データ処理手段)としての主制御回路11
と、ハードデスク,光磁気デスク等その他の大容量のデ
ータ記録再生手段(情報記録再生手段)12を有する。
この主制御回路(主制御手段)11は、インターフェー
ス10に接続されたCPUを有する演算制御回路(演算
制御手段)11aと、演算制御回路11aに接続された
RAM11b及びROM11cを有する。しかも、演算
制御回路11aにはデータ記録再生手段12が接続され
ている。
【0025】また、データ記録再生手段(情報記録再生
手段)12には、検査による文字データ(検査値デー
タ)や画像データ(画像情報)等の患者の情報及びそれ
に付随する患者情報や撮影条件情報(撮影条件データ)
等のデータベースのプログラムが記録保存されている。
患者情報(患者の情報)としては、住所,氏名,年齢,
性別,患者ID等や、患者の病歴等があげられる。ま
た、撮影条件情報としては、撮影場所又は検査場所,撮
影年月日又は検査年月日,撮影又は検査した被検眼の左
右の別,検査又は撮影の種別等がある。 <各端末の構成>また、眼科情報処理端末(眼科情報処
理装置)1d〜5d、1e〜3e,6bは、図3に示し
たように、イントラネット1f〜3f又はインターネッ
ト7に接続するインターフェース20と、情報処理手段
(データ処理手段)としての主制御回路21と、ハード
デスク,光磁気デスク等その他のデータ記録再生手段
(情報記録再生手段)22を有する。この主制御回路
(主制御手段)21は、インターフェース20に接続さ
れたCPUを有する演算制御回路(演算制御手段)21
aと、演算制御回路21aに接続されたRAM21b及
びROM21cを有する。
【0026】しかも、演算制御回路21aにはデータ記
録再生手段22が接続されている。尚、インターフェー
ス20は、データ入力手段としての機能及びデータ出力
手段としての機能を有するデータ入出力手段を構成して
いる。また、演算制御回路21aには、データ入力手段
としてのキーボード23やマウス24等がデータ入力装
置(データ入力手段)として接続されていると共に、C
RT(モニターテレビ)や液晶表示器等の表示装置(表
示手段)25が接続されている。尚、表示装置25の画
面25aがタッチパネル式の場合には、このタッチパネ
ルもデータ入力手段となる。
【0027】更に、演算制御回路21aには、フロッピ
ードライブ(データ記録再生手段)26、MOやCD−
ROM,CDR等の光磁気デスクドライブ(データ記録
再生手段)27がデータ入出力手段として接続されてい
る。
【0028】眼科情報処理端末1d〜5dでは、住所,
氏名,年齢,性別,患者ID等や、患者の病歴等の患者
情報(患者の情報)や、撮影場所又は検査場所,撮影年
月日又は検査年月日,撮影又は検査した被検眼の左右の
別,検査又は撮影の種別等の撮影条件情報(患者の情
報)はキーボード23やマウス24或いはタッチパネル
等のデータ入力手段を用いて演算制御回路21aに入力
される。
【0029】そして、眼科情報処理端末1d〜5dの演
算制御回路21aは、検査による文字データ(検査値デ
ータ)や画像データ(画像情報)が入力されると、検査
による文字データ(検査値データ)や画像データ(画像
情報)等の患者の情報及びそれに付随する患者情報や撮
影条件情報(撮影条件データ)等を関連づけて、データ
記録再生手段(情報記録再生手段)22に一時的に記録
保存する様になっている。 (電子メール自動作成送信機能)しかも、眼科情報処理
端末1dは、ある指定された時間間隔あるいはあらかじ
め指定された時刻にイントラネット1fを介してホスト
コンピュータ1gのデータ記録再生手段(情報記録再生
手段)12のデータベースをチェックして、或いは眼科
情報処理端末1dのデータ記録再生手段22のデータベ
ースをチェックして、データベース中に新たに追加保存
された新規文字データ又は新規画像データ等の新規な患
者の情報があれば、前記新規文字データ又は新規画像デ
ータ等の新規な患者の情報及びそれに付随する患者デー
タ,撮影条件データ、必要な場合には旧文字データや画
像データ等の患者の情報を添付した電子メールを自動的
に作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の宛先
の前記医用情報処理装置に送信する様に設定されてい
る。また、患者の情報に変更が加えられた場合や、患者
の情報が削除された場合にも、この患者の情報を新規な
患者の情報として、電子メールを自動的に作成し、あら
かじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報
処理装置に送信する様に設定されている。
【0030】この様な電子メール自動作成送信機能のプ
ログラムは、眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手
段(情報記録再生手段)22に記録保存されている。こ
のプログラムは、フロッピーデスクや光磁気デスク等の
記録媒体に保存しておいて提供することができるし、特
定の端末のハードデスク等の記録媒体に記録保存してお
いて、インターネット等のネットワークを介して提供す
ることもできるし、メモリ等の記録媒体に記録して提供
することもできる。 (受信データ自動分離記録機能)また、眼科情報処理端
末1dは、ある指定された時間間隔あるいはあらかじめ
指定された時刻にイントラネット1fを介して受信され
た新たな電子メールがあれば、前記電子メールに添付さ
れている新規文字データ又は新規画像データ等の新規な
患者の情報及びそれに付随する患者データを電子メール
から分離して、分離した情報(データ)をホストコンピ
ュータ1gのデータ記録再生手段12のデータベース、
或いは眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22
のデータベースに自動的に格納する様に設定されてい
る。また、変更が加えられた患者の情報や、削除された
患者の情報を受信した場合にも、この患者の情報を新規
な患者の情報として電子メールから分離して、分離した
情報をホストコンピュータ1gのデータ記録再生手段1
2のデータベース、或いは眼科情報処理端末1dのデー
タ記録再生手段22のデータベースに自動的に反映する
様に設定されている。
【0031】この様な受信データ自動分離記録機能のプ
ログラムも、眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手
段(情報記録再生手段)22に記録保存されている。こ
のプログラムも、フロッピーデスクや光磁気デスク等の
記録媒体に保存しておいて提供することができるし、特
定の端末のハードデスク等の記録媒体に記録保存してお
いて、インターネット等のネットワークを介して提供す
ることもできるし、メモリ等の記録媒体に記録して提供
することもできる。
【0032】眼科情報処理端末2d〜5d,1e〜3
e,6bのデータ記録再生手段(情報記録再生手段)2
2にも、眼科情報処理端末1dと同様な電子メール自動
作成送信機能やデータ自動分離記録機能を有するプログ
ラムが記録保存されている。眼科情報処理端末4d,5
d,6b,2e〜3eのデータ記録再生手段(情報記録
再生手段)22には、眼科情報処理端末1dと同様な電
子メール自動作成機能を有するプログラムが記録保存さ
れている。
【0033】この眼科情報処理端末1dと同様な電子メ
ール自動作成送信機能やデータ自動分離記録機能を有す
るプログラムを、医用情報処理システムA〜Cのホスト
コンピュータ(ホスト医用情報処理装置)1g〜3gや
ネットワークコントローラ1h〜3hに持たせることも
できる。
【0034】尚、上述の電子メール自動作成送信機能と
受信データ自動分離記録機能のプログラムはメール送受
信用応用ソフトウェアに組み込まれていて、このメール
送受信用応用ソフトウェアにおいては送受信のタイミン
グをはじめ、例えば以下のような設定が可能である。 ・送信または受信のみを行なうか、またはその両方を行
なうかの設定 ・起動直後に送受信を行なうかどうかの設定 ・送受信を行なう時間帯設定(開始・終了時刻) ・送受信を行なう間隔の設定(送信・受信別個に設定) 即ち、図5に示したように、モニター画面40には、メ
ール送受信用応用ソフトウェアによる動作設定の欄4
1,画像の送信の欄42及び画像の受信の欄43等の表
示をさせることができる。
【0035】この動作設定の欄41には、通信ソフトの
プロファイルの設定枠41a、通信先の設定枠41b、
送信元名称の設定枠41cが設けられていると共に、送
受信の設定部41d,送信の設定部41e,受信の設定
部41f等が設けられている。
【0036】また、画像の送信の欄42には、送信元フ
ァイル(例えばC:Work¥)を入力する入力枠42a及
び送信間隔を入力する入力枠42bが設けられている。
この送信元ファイル及び送信間隔を設定すると共に、動
作設定の欄41の送受信又は送信の設定枠41d又は4
1eの一方をクリックして設定マークである黒丸を入れ
ることで、電子メール自動作成送信機能の設定ができ
る。
【0037】更に、画像の受信の欄43には、受信元フ
ァイル(例えばC:Work¥)を入力する入力枠43a及
び受信間隔を入力する入力枠43bが設けられている。
この受信元ファイル及び受信間隔を設定すると共に、動
作設定の欄41の送受信又は受信の設定枠41d又は4
1fの一方をクリックして設定マークである黒丸を入れ
ることで、受信データ自動分離記録機能の設定ができ
る。
【0038】また、モニター画面40に表示された詳細
設定に図示しないマウスのカーソルをあわせてクリック
することで、モニター画面40にはメール送受信用応用
ソフトウェアによって図6に示した表示をさせることが
できる。この図6には、メール送受信用応用ソフトウェ
アによる送受信元管理の欄44、送受信時刻の欄45が
設けられている。この送受信元管理の欄44には、患者
IDに送信元識別を自動付与するチェック枠44a及び
送信元識別名の設定枠44b及び送信元識別名の追加、
変更、削除等の枠が設けられている。また、送受信時刻
の欄45には、起動時に送受信を行う否かのチェック枠
45a、送受信開始時刻の設定枠45b、送受信終了時
刻設定枠45c、定時送受信時刻の設定枠45dが設け
られている。
【0039】チェック枠44aにチェックマークを設定
した場合には、図7に示したような、元の患者ID及び
発信元登録テーブルによって設定された登録される患者
IDが自動付与される。図7は、発信元がHOSPITAL1の
場合を示したもので、患者IDには3桁−2桁−4桁の
コード例えば「000-00-0000」が設定されている。そし
て、発信元名がHOSPITAL1の場合、その識別コードを例
えばHP1としておくと、登録される患者IDは「HP
1:000-00-0000」となる。 <ネットワークコントローラ>ネットワークコントロー
ラ1h,2h、3hは、図4に示したように、イントラ
ネット1f,2f、3fにそれぞれ接続するインターフ
ェース30と、情報処理手段(データ処理手段)として
の主制御回路31と、ハードデスク,光磁気デスク等そ
の他のデータ記録再生手段(情報記録再生手段)32を
有する。この主制御回路(主制御手段)31は、インタ
ーフェース30に接続されたCPUを有する演算制御回
路(演算制御手段)31aと、演算制御回路31aに接
続されたRAM31b及びROM31cを有する。
【0040】しかも、演算制御回路31aにはデータ記
録再生手段32が接続されている。尚、インターフェー
ス30は、データ入力手段としての機能及びデータ出力
手段としての機能を有するデータ入出力手段を構成して
いる。また、演算制御回路31aには、データ入力手段
としてのキーボード33やマウス34等がデータ入力装
置(データ入力手段)として接続されていると共に、C
RT(モニターテレビ)や液晶表示器等の表示装置(表
示手段)35が接続されている。
【0041】更に、演算制御回路31aには、フロッピ
ードライブ36、MOやCD−ROM,CDR等の光磁
気デスクドライブ37がデータ入出力手段として接続さ
れている。また、演算制御回路31aには、インターネ
ット7に接続するインターフェース38を有する。
【0042】上述の電子メール自動作成送信機能と受信
データ自動分離記録機能のプログラムが組み込まれたメ
ール送受信用応用ソフトウェアをネットワークコントロ
ーラ1h,2h、3hに持たせる場合、そのソフトウエ
アはデータ記録再生手段32に記憶させておく。 [各処理装置の送信時又は受信時における機能別名称の
特定] (ホストコンピュータ)本実施例において、医用情報処
理システムA〜Cのホストコンピュータ(ホスト医用情
報処理装置)1g〜3gがデータ(情報)を送信する場
合、データ入出力手段であるインターフェース10は送
信側データ出力手段とし、主制御回路11は送信側情報
処理手段(送信側データ処理手段)とし、データ記録再
生手段12は送信側データ記録再生手段(送信側情報記
録再生手段)とする。また、医用情報処理システムA〜
Cのホストコンピュータ(ホスト医用情報処理装置)1
g〜3gがデータ(情報)を受信する場合、データ入出
力手段であるインターフェース10は受信側データ入力
手段とし、主制御回路11は受信側情報処理手段(受信
側データ処理手段)とし、データ記録再生手段12は受
信側データ記録再生手段(受信側情報記録再生手段)と
する。 (端末)また、本実施例において、眼科情報処理端末
(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3e,6bが
データ(情報)を送信する場合には、これらの各キーボ
ード23,マウス24,タッチパネル等のデータ入力手
段は、送信側データ入力手段とする。また、眼科情報処
理端末(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3e,
6bがデータ(情報)を受信する場合には、これらの各
キーボード23,マウス24,タッチパネル等のデータ
入力手段は受信側データ入力手段とする。更に、眼科情
報処理端末(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3
e,6bがデータ(情報)を送信する場合には、データ
入出力手段であるインターフェース20は送信側データ
出力手段とし、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)
1d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)を受信
する場合には、データ入出力手段であるインターフェー
ス20は受信側データ入力手段とする。
【0043】同様に、眼科情報処理端末(眼科情報処理
装置)1d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)
を送信する場合には、主制御回路21の演算制御回路2
1aを送信側データ処理手段(送信側情報処理手段)と
する。また、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1
d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)を受信す
る場合には、主制御回路21の演算制御回路21aを受
信側データ処理手段(受信側情報処理手段)とする。
【0044】更に、眼科情報処理端末(眼科情報処理装
置)1d〜5d、1e〜3e,6bがデータ(情報)を
送信する場合には、データ記録再生手段22を送信側デ
ータ記録再生手段とする。また、眼科情報処理端末(眼
科情報処理装置)1d〜5d、1e〜3e,6bがデー
タ(情報)を受信する場合には、データ記録再生手段2
2を受信側データ記録再生手段とする。 (ネットワークコントローラ)ネットワークコントロー
ラ(ネットワークサーバー)1h〜3hがデータ(情
報)を送信する場合には、これらの各キーボード33,
マウス34等のデータ入力手段は、送信側データ入力手
段とする。また、ネットワークコントローラ1h〜3h
がデータ(情報)を受信する場合には、これらの各キー
ボード33,マウス34等のデータ入力手段は、受信側
データ入力手段とする。
【0045】更に、ネットワークコントローラ1h〜3
hがデータ(情報)を送信する場合には、データ入出力
手段であるインターフェース30と38は送信側データ
出力手段とし、ネットワークコントローラ1h〜3hが
データ(情報)を送信する場合には、データ入出力手段
であるインターフェース20,38は受信側データ入力
手段とする。
【0046】同様に、ネットワークコントローラ1h〜
3hがデータ(情報)を送信する場合には、主制御回路
31の演算制御回路31aを送信側データ処理手段(送
信側情報処理手段)とする。また、ネットワークコント
ローラ1h〜3hがデータ(情報)を受信する場合に
は、主制御回路31の演算制御回路31aを受信側デー
タ処理手段(受信側情報処理手段)とする。
【0047】更に、ネットワークコントローラ1h〜3
hがデータ(情報)を送信する場合には、データ記録再
生手段32を送信側データ記録再生手段とする。また、
ネットワークコントローラ1h〜3hがデータ(情報)
を受信する場合には、データ記録再生手段32を受信側
データ記録再生手段とする。 [作用]以下、上述したシステムの作用を説明する。
【0048】例えば、大学病院1に勤務する眼科専門医
X(図示せず)が、定期的に病院2,3や診療所4等に
出向して診察したり、眼科検診バス5で検診したりする
ことを前提において説明する。
【0049】この場合、病院1にいる場合、或いは病院
2,3や診療所4に出向しているとき、或いは眼科検診
バス5で検診したり、自宅にいる場合において、眼科患
者の最新の検査データや旧検査データをいずれの場所に
いても見れるのが望ましい。
【0050】尚、この検査データとしては、上述したよ
うに、例えば眼底断面画像の左右の区別情報及びその画
像データ(眼科画像データ(情報))、眼底像の左右の
区別情報及び眼底画像データ(眼科画像データ(情
報))、被検眼の左右の区別情報及び眼圧データ(検査
データ(情報))等の情報がある。この様な情報(デー
タ)が大学病院1のホストコンピュータ1gの患者管理
用のデータベース、或いは眼科情報処理端末1dのデー
タ記録再生手段22のデータベースに患者IDと共に記
録されている。
【0051】そして、上述の電子メール自動作成送信機
能と受信データ自動分離記録機能のプログラムが組み込
まれたメール送受信用応用ソフトウェアを大学病院1の
眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22に記録
させておくと共に、この眼科情報処理端末1dを常時オ
ンさせて作動させて、メール送受信用応用ソフトウェア
を起動させておく。 (電子メール自動作成送信)この状態で、病院1の眼科
情報処理端末1dの主制御回路(情報処理手段)21
は、ある指定された時間間隔あるいはあらかじめ指定さ
れた時刻にイントラネット1fを介してホストコンピュ
ータ1gのデータ記録再生手段(情報記録再生手段)1
2のデータベースをチェックして、或いは眼科情報処理
端末1dのデータ記録再生手段22のデータベースをチ
ェックして、データベース中に新たに追加保存された新
規文字データ又は新規画像データがあれば、前記新規文
字データ又は新規画像データ及びそれに付随する患者デ
ータ,撮影条件データ、必要な場合には旧文字データや
画像データを添付した電子メールを自動的に作成し、あ
らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情
報処理装置に送信する。尚、画像データに付加される患
者の情報には、グラフィック情報や所見・診断情報等も
含まれる。また、患者の情報に変更が加えられた場合
や、患者の情報が削除された場合にも、この患者の情報
や削除情報を新規な患者の情報として、電子メールを自
動的に作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の
宛先の前記医用情報処理装置に送信する。
【0052】また、宛先は、眼科専門医X(図示せず)
の場合、病院2,3や診療所4等に定期的に出向して診
察したり、眼科検診バス5で検診したりするので、眼科
情報処理端末(眼科情報処理装置)1d〜5d、1e〜
3e,6bの内、検査データ或いは眼科画像を患者ID
と共にホストコンピュータ1gに送信したもの以外とす
る。
【0053】例えば、眼科検査装置1cで検査された検
査データ又は眼科検査装置1cで撮影された眼科画像デ
ータが眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22
のデータベースに新たに入力された場合、或いは、眼科
検査装置1cで検査された検査データ又は眼科検査装置
1cで撮影された眼科画像データが眼科情報処理端末1
d及びイントラネット1fを介してホストコンピュータ
1gのデータ記録再生手段(情報記録再生手段)12の
データベース新たに入力された場合、眼科処理端末1d
は検査データや眼科画像を記録しているので、眼科情報
処理端末(眼科情報処理装置)1dを除いた眼科情報処
理端末(眼科情報処理装置)2d〜5d、1e〜3e,
6bを宛先とする。また、眼科情報処理端末1eで作成
された患者データがイントラネット1fを介してホスト
コンピュータ1gのデータ記録再生手段(情報記録再生
手段)12のデータベースに新たに入力された場合は、
患者データが眼科情報処理端末1eに記録されているの
で、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)1d〜5
d、2e〜3e,6bが宛先となる。
【0054】これにより、眼科専門医Xは、眼科検査室
1aの隣の眼科診察室、他の病院(HOSPITAL2,HOSPIT
AL3)2,3の眼科検査室2a,3a、眼科検査室2a
3aの隣の眼科診察室2b,3b、診療所(CLINIC1)
4の眼科診察室4a、眼科検診バス5、眼科検診バス5
の眼科診察室5a、大学病院1に勤務する眼科専門医の
住宅6の書斎6aにおいて、患者IDと共に送信された
検査データや眼科画像等の情報を共有する(見る)こと
ができる。 (受信データ自動分離記録)一方、眼科情報処理端末1
dの主制御回路(情報処理手段)21は、ある指定され
た時間間隔あるいはあらかじめ指定された時刻にイント
ラネット1fを介して受信された新たな電子メールがあ
れば、前記電子メールに添付されている新規文字データ
又は新規画像データ及びそれに付随する患者データを電
子メールから分離して、分離したデータをホストコンピ
ュータ1gのデータ記録再生手段12のデータベース、
或いは眼科情報処理端末1dのデータ記録再生手段22
のデータベースに自動的に格納する。
【0055】また、眼科情報処理端末1dの主制御回路
(情報処理手段)21は、変更が加えられた患者の情報
や、削除された患者の削除情報を受信した場合にも、こ
の患者の情報を新規な患者の情報として電子メールから
分離して、分離した情報をホストコンピュータ1gのデ
ータ記録再生手段12のデータベース、或いは眼科情報
処理端末1dのデータ記録再生手段22のデータベース
に自動的に格納する。 (その他1)図8,図9では、眼科情報処理端末(眼科
情報処理装置)1d側が送信側であるユーザーサイト#
1になり、眼科情報処理端末(眼科情報処理装置)2d
〜5d、1e〜3e,6b側が受信側であるユーザーサ
イト#2になる。
【0056】そして、図8のユーザーサイト#1側で
は、の画像データベースB1の医用画像をメール送受信
用応用ソフトウエアM1で電子メールに添付して送信す
る。一方、ユーザーサイト#2側では、医用画像が添付
された電子メールをメール送受信用応用ソフトウエアM
2で受信して、受信した電子メールから医用画像を分離
して、ユーザーサイト#1側の画像データベースB2に
記録する。
【0057】また、図8の画像データベースB1は図9
に示したように送信用データファイルSF1と受信用デ
ータファイルRF1を有し、図8の画像データベースB
2は図9に示したように送信用データファイルSF2と
受信用データファイルRF2を有する。尚、図9では、
図8のメール送受信用応用ソフトウエアM1及びM2を
主制御回路11,21,31のCPU(図示せず)に常
駐させるエージェントAG1,AG2方式としたもので
ある。 (その他2)尚、眼科情報処理端末2d〜5d,2e〜
3e,6b等でも眼科情報処理端末1dと同様に機能す
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、2以上の医用情報処理装置をインターネットを介し
て接続して、患者の情報を電子メールにして前記2以上
の医用情報処理装置の一つから他の医用情報処理装置に
前記ネットワークを介して送信する様にした医用情報処
理システムであって、前記送信側の医用情報処理装置は
送信側データ記録再生手段,送信側データ入力手段及び
送信側データ処理手段を有し、前記送信側データ記録再
生手段は患者の情報を記録するデータベースを有し、前
記送信側データ入力手段は前記送信側データ記録再生手
段のデータベースに前記患者の情報を入力可能に設けら
れ、前記送信側データ処理手段は、ある指定された時間
間隔あるいはあらかじめ指定された時刻に前記データベ
ースをチェックして、データベースの新規な患者の情報
及びこの情報の患者のIDを添付した電子メールを自動
的に作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の宛
先の前記医用情報処理装置に送信する様に設定されてい
る構成としたので、データベース中に新規な情報がある
場合に、この新規情報及びこの情報の患者のIDを自動
的に電子メール化して宛先の医用情報処理装置に自動的
に送信できる。
【0059】また、請求項2の発明は、前記データベー
スの新規な情報は、新たに追加された新規データ又は変
更データ若しくは削除情報である構成としたので、デー
タベース中に新規データ又は変更データがある場合や、
削除情報がある場合に、これらの情報及びこの情報の患
者のIDを自動的に電子メール化して宛先の医用情報処
理装置に自動的に送信できる。
【0060】即ち、データベース中に新たに追加保存さ
れた新規文字データ又は新規画像データがある場合に、
この新規文字データ又は新規画像データを自動化して電
子メール化して宛先の医用情報処理装置に自動的に送信
できる。
【0061】従って、電話回線で接続するインターネッ
ト等のネットワークを利用して、複数の眼科用画像情報
システム間で画像データ及びそれに付随する患者データ
等を共有または複製しようとする場合、オペレータ自身
がいちいちデータベース中からそれらの情報を呼び出し
て、それらを添付した電子メールを作成し送信する作業
が不要となるので、宛先や電子メールに添付する情報を
取り違える等の問題が発生するのを未然に防止して、必
要な新規情報を宛先に簡易且つ自動的に誤りなく確実に
送信して、宛先のデータベースの情報(データ)を更新
できる。
【0062】しかも、ある指定された時間間隔あるいは
あらかじめ指定された時刻に前記データベースをチェッ
クして、データベース中に新たに追加保存された新規文
字データ又は新規画像データがあれば、前記新規文字デ
ータ又は新規画像データ及びそれに付随する患者データ
を添付した電子メールを自動的に作成し、あらかじめ設
定されている一箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置
に送信するので、ある指定された時間間隔あるいはあら
かじめ指定された時刻に、宛先のデータベースの情報
(データ)を更新できる。
【0063】その上、電子メールで送付されてきた画像
に、グラフィック情報や所見・診断情報を追加して送信
元に返送する際にも、従来の様に都度その画像の患者情
報から別途アドレス帳等を参照して返送先を指定する必
要がなく、手順が簡単で返送先の指定に誤りが生ぜず、
返送先自体を取り違えることを未然に防止できる。
【0064】更に、請求項3の発明は、ある指定された
時間間隔あるいはあらかじめ指定された時刻にデータ処
理手段のデータベースをチェックして、前記データベー
ス中に新規情報があれば、前記新規情報及びこの情報の
患者のIDを添付した電子メールを自動的に作成し、あ
らかじめ設定されている一箇所以上の宛先の前記医用情
報処理装置に送信するプログラムが保存された情報処理
システム用記録媒体としたので、この記録媒体のプログ
ラムを利用することで、データベース中に新規な情報が
ある場合に、この新規情報及びこの情報の患者のIDを
自動的に電子メール化して宛先の医用情報処理装置に自
動的に送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る医用情報処理システムの概略説
明図である。
【図2】図1のホストコンピュータの回路図である。
【図3】図1の情報処理端末の回路図である。
【図4】図1のネットワークコントローラ(ネットワー
クサーバー)の回路図である。
【図5】図1の医用情報処理システムで用いるメール送
受信用応用ソフトウエアによる設定画面の説明図であ
る。
【図6】図6の詳細設定を操作して表示させた詳細設定
画面の説明図である。
【図7】患者IDと発信元の説明図である。
【図8】図1〜図5の医用情報処理システムによる通信
例を示す概略説明図である。
【図9】図1〜図5の医用情報処理システムによる通信
の他の例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1d〜5d,1e〜3e,6b・・・眼科画像処理端末
(医用情報処理装置) A〜C・・・内部医用情報処理装置 1h〜3h,7・・・イントラネット(ネットワーク) 12,22,32・・・データ記録再生手段 1c〜5c・・・眼科検査装置(データ入力手段又は送信
側データ入力手段) 23・・・キーボード(データ入力手段又は送信側データ
入力手段) 24・・・マウス24(データ入力手段又は送信側データ
入力手段) 11,21,31主制御回路(データ処理手段又は送信
側データ処理手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上の医用情報処理装置をインターネッ
    トを介して接続して、患者の情報を電子メールにして前
    記2以上の医用情報処理装置の一つから他の医用情報処
    理装置に前記インターネットを介して送信する様にした
    医用情報処理システムであって、 前記送信側の医用情報処理装置は送信側データ記録再生
    手段,送信側データ入力手段及び送信側データ処理手段
    を有し、 前記送信側データ記録再生手段は患者の情報を記録する
    データベースを有し、 前記送信側データ入力手段は前記送信側データ記録再生
    手段のデータベースに前記患者の情報を入力可能に設け
    られ、 前記送信側データ処理手段は、ある指定された時間間隔
    あるいはあらかじめ指定された時刻に前記データベース
    をチェックして、データベースの新規な患者の情報及び
    この情報の患者のIDを添付した電子メールを自動的に
    作成し、あらかじめ設定されている一箇所以上の宛先の
    前記医用情報処理装置に送信する様に設定されているこ
    とを特徴とする医用情報処理システム。
  2. 【請求項2】前記データベースの新規な情報は、新たに
    追加された新規データ又は変更データ若しくは削除情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の医用情報処理
    システム。
  3. 【請求項3】ある指定された時間間隔あるいはあらかじ
    め指定された時刻にデータ処理手段のデータベースをチ
    ェックして、前記データベース中に新規情報があれば、
    前記新規情報及びこの情報の患者のIDを添付した電子
    メールを自動的に作成し、あらかじめ設定されている一
    箇所以上の宛先の前記医用情報処理装置に送信するプロ
    グラムが保存された情報処理システム用記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095198A1 (en) * 2000-06-07 2001-12-13 Metoko Co., Ltd Integrated system for medical and tourist services on internet and operational method thereof
JP2004535850A (ja) * 2001-04-10 2004-12-02 ザ ライオンズ アイ インスティチュート オブ ウェスターン オーストラリア インコーポレイテッド クライアントおよびサービスプロバイダユーザのためのバーチャルサービスシステムおよび、そのための方法

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