JP2007140895A - 治験データ管理方法および治験データ管理システム - Google Patents

治験データ管理方法および治験データ管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、人手および時間をできるだけ少なくし、速く、正確な症例報告書を得ることができる治験データ管理方法および治験データ管理システムに関するものである。
【解決手段】 本発明は、製薬会社、病院、治験データ管理センタとの間で情報処理装置がネットワークにより接続されている。前記情報処理装置は、製薬会社、病院、治験データ管理センタによりアクセス権を有する者、およびそのアクセス内容がそれぞれ異なっている。病院の医師は、前記ネットワークに接続された情報処理装置における治験データ管理センタによって作成された画面に治験データを入力する。製薬会社は、治験データ管理センタの作成した画面により治験データを見て、前記治験データに対するコメント(問い合わせ)をすることができる。医師は、前記コメントを見て、必要があれば、治験データを修正するとともに、修正した理由を回答する。前記製薬会社は、前記病院から返送された治験データを固定し、治験に関するデータを出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、治験実施に当たり、人手および時間をできるだけ少なくし、速く、正確な症例報告書を作成することができる治験データ管理方法および治験データ管理システムに関するものである。
図9は従来例における製薬会社の治験依頼から病院における血液の採取、臨床検査センタの検査、検査結果の受領の概略を示すブロック構成図である。図9において、治験データ管理システムは、病院91と、製薬会社92と、臨床検査センタ93と、症例登録センタ94とから少なくとも構成されている。製薬会社92は、複数の病院911、912、913に薬に対する治験を依頼する。各病院91は、複数の被験者921、922に投薬を行ない、また、血液を採集する。病院91で採集された血液は、被験者の採血日や時間に応じて、臨床検査センタ93に輸送される。
一方、製薬会社92は、治験開始前までに、薬を各病院911、912、913に持ち込む。前記症例登録センタ94は、各病院911、912、913から症例登録票を受け取り、適格性判断を行なう。場合により、薬剤番号を発行し、症例登録の判定結果を病院へ返す。その後、適格性を有する被験者に対して治験が実施される。各病院91は、被験者の性別、年齢、肥満度、閉経者、糖量等の治験を開始し、その中で、たとえば、血液を採集し、臨床検査センタ93に輸送する。前記臨床検査センタ93は、前記血液を検査した後、検査データを紙データとして病院91に送る。前記病院91において、検査結果の紙データは、医師により、症例報告書に転記される。他の治験にかかわるデータは、カルテから医師により転記され、症例報告書が完成する。完成した報告書は、製薬会社に渡り、ロジカルチェックが実施される。
特開2005−173723に記載されている治験データ作成装置は、投薬の開始日からの経過日数に対応する時情報を電子カルテシステムに送信し、前記電子カルテシステムの持つデータべースに被験者ごとの観測済データが項目に分けて時情報に対応させて記憶されている。
特開2005−173723号公報
前記従来例による治験データの一つである臨床検査は、被験者の採血日、時間等がバラバラであり、電子データで病院に直ちに送り返した所で、メリットが少ない。したがって、時間的にバラバラに検査された治験データは、バッジ式に紙に印刷されて、病院に送られるのが普通であった。また、症例報告書は、複数の臨床検査センタからバラバラに送られて来る治験データを纏めて書面が作成され、医師の印鑑を押すことにより作成されている。そのため、治験データは、電子データでやり取りを行なっても意味がなかった。
さらに、症例報告書は、正確性を要求するために、医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等の職業の者がおり、治験データを紙にして、これらの者のチェックを容易、かつ、正確になるようにしていた。すなわち、従来の症例報告書は、治験データが紙に印刷されていることを条件にした、人手によるチェック(印鑑)が不可欠な制度になっていた。
以上のような課題を解決するために、本発明は、病院と製薬会社との間に、第3の機関である治験データ管理センタを介在させ、また、病院、製薬会社、治験データ管理センタのコンピュータシステムとネットワークを介することにより、治験データを電子データでやり取りした後、正確で、かつ、迅速に症例報告書を作成することができる治験データ管理方法および治験データ管理システムを提供することを目的とする。本発明は、病院と製薬会社との間に、治験データ管理センタを介在させることにより、治験データ管理センタのコンピュータにより、ロジカルチェック、お問い合わせ、安全性判断、進捗性等の機能を自動的に行なうことができる治験データ管理方法および治験データ管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、治験データ管理センタの作成した画面を介して、病院、製薬会社、その他関係者がそれぞれの権限に応じたデータを見たり、データを入力したり、あるいはデータを修正することができる治験データ管理方法および治験データ管理システムを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の治験データ管理方法は、製薬会社、病院、治験データ管理センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データの入出力、および治験データの表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能であり、前記治験データ管理センタの作成した画面に基づいて、前記病院から治験データを入力し、前記治験データ管理センタで前記治験データを受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された治験データのチェックを行なった後、前記病院が前記治験データに基づく症例報告書を出力し、前記製薬会社が前記症例報告書を受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された前記症例報告書の治験データをチェックし、前記製薬会社が前記治験データに関して、前記病院に対する問い合わせを行い、前記病院が前記製薬会社の問い合わせに対して、治験データの修正、または回答を行ない、前記製薬会社が前記病院の入力した治験データを固定し、治験に関するデータを出力することを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の治験データ管理方法は、製薬会社、病院、治験データ管理センタ、臨床検査センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データおよび検査結果の入出力、および治験データおよび検査結果の表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能であり、前記治験データ管理センタの作成した画面に基づいて、前記病院から治験データおよび臨床検査センタの検査結果を入力、あるいは、前記臨床検査センタからの検査データの自動取り込み、前記治験データ管理センタで前記治験データおよび検査結果を受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された治験データおよび検査結果のチェックを行なった後、前記病院が前記治験データおよび検査結果に基づく症例報告書を出力し、前記製薬会社が前記症例報告書を受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された前記症例報告書の治験データおよび検査結果をチェックし、前記製薬会社が前記治験データおよび検査結果に関して、前記病院に対する問い合わせを行い、前記病院が前記製薬会社の問い合わせに対して、治験データおよび検査結果の修正、または回答を行ない、前記製薬会社が前記病院の入力した治験データおよび検査結果を固定し、治験および検査に関するデータを出力することを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の治験データ管理方法は、第1発明または第2発明における治験データおよび検査結果にアクセスできる者が医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等のいずれかからなり、入力または修正できるデータ、見える画面、見える項目がそれぞれ異なっていることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の治験データ管理方法は、第1発明から第3発明における医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等が異なるグループIDと、それぞれの異なる権限を実行するための権限IDを持っていることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の治験データ管理システムは、製薬会社、病院、治験データ管理センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データの入出力、および治験データの表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能であり、前記治験データ管理システムにアクセスするためのグループIDおよび権限IDを備えている権限判断手段と、前記病院から前記治験データを入力するために前記治験データ管理センタによって作成された入力画面に治験データを入力するデータ入力手段と、前記権限判断手段で許可された者により、前記入力画面から入力されたデータの入力、データのチェック、データの修正を行なうことができるデータチェックおよび修正手段とから少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第6発明)
第6発明の治験データ管理システムは、製薬会社、病院、治験データ管理センタ、臨床検査センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データと検査結果の入出力、および表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能であり、治験データ管理システムにアクセスするためのグループIDおよび権限IDを備えている権限判断手段と、前記病院から前記治験データおよび臨床検査センタの検査結果を入力するために前記治験データ管理センタによって作成された入力画面に治験データおよび検査結果を入力するデータ入力手段と、前記権限判断手段で許可された者により、前記入力画面から入力されたデータの入力、データのチェック、データの修正を行なうことができるデータチェックおよび修正手段とから少なくとも構成されていることを特徴とする。
(第7発明)
第7発明の治験データ管理システムは、第5発明または第6発明において、製薬会社から前記病院に対する問い合わせ、および前記病院のデータ修正と製薬会社へ回答するお問い合わせ手段を備えていることを特徴とする。
(第8発明)
第8発明の治験データ管理システムは、第5発明から第7発明において、被験者の適格性をチェックする症例登録手段を備えていることを特徴とする。
(第9発明)
第9発明の治験データ管理システムは、第5発明から第8発明において、治験データを帳票として表示および出力することができる帳票出力手段を備えていることを特徴とする。
(第10発明)
第10発明の治験データ管理システムは、第5発明から第9発明において、情報処理装置としての機能を備えたフレームワークと、治験データを管理するためのコア機能と、少なくとも被験者登録および検査項目を変更できるカスタマイズ機能とから構成されていることを特徴とする。
(第11発明)
第11発明の治験データ管理システムは、第5発明から第10発明において、被験者名、検査項目、検査結果の組み合わせによってデータが記憶されることを特徴とする。
(第12発明)
第12発明の治験データ管理システムは、第5発明から第11発明において、進捗管理機能を備えていることを特徴とする。
(第13発明)
第13発明の治験データ管理システムは、第5発明から第12発明において、安全性管理機能を備えていることを特徴とする。
(第14発明)
第14発明の治験データ管理システムは、第5発明から第13発明において、ロジカルチェック機能を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、病院と製薬会社との間に、治験データ管理センタというコンピュータシステムを介在させることにより、治験データを電子データでやり取りすることにより、無駄が無く、正確、かつ、迅速に症例報告書を作成することができる。
本発明によれば、病院と製薬会社との間に、治験データ管理センタを介在させ、治験データ管理センタのコンピュータにより、ロジカルチェック、お問い合わせの処理を自動的に行なうことができる。
本発明によれば、治験データ管理センタの作成した画面を介して、病院、製薬会社、その他関係者がそれぞれの権限に応じたデータを見たり、入力したり、データを修正することができるため、電子データのみにより処理を行い、最終的に正確な紙による症例報告書を作成することができる。
(第1発明)
第1発明の治験データ管理方法は、製薬会社、病院、治験データ管理センタとの間で情報処理装置がネットワークにより接続されている。前記情報処理装置は、製薬会社、病院、によりアクセス権を有する者、およびそのアクセス内容がそれぞれ異なっている。たとえば、アクセスする者は、治験データの入力および修正が可能な者(医師、治験コーディネータ)、治験データの表示が可能な者(医師、治験コーディネータ、製薬会社)、治験データのチェック(修正ではない)が可能な者(製薬会社等)、治験以外の事項のチェック(システム管理者等)をする者等がいる。
たとえば、病院の医師は、前記ネットワークに接続された情報処理装置における治験データ管理センタによって作成された画面に治験データを入力する。製薬会社は、治験データ管理センタの作成した画面により治験データを見て、前記治験データに対するコメント(問い合わせ)をすることができる。医師は、前記コメントを見て、必要があれば、治験データを修正するとともに、修正した理由を回答する。前記製薬会社は、前記病院の入力した治験データを固定し、治験に関するデータを出力する。
従来の治験データは、紙に書かれた書類を医師のみにより修正が可能であるため、紙に印刷されたものを病院、製薬会社の間で往復を繰り返すだけでなく、これらの仕事を手助けするモニター、データマネージメント、治験コーディネータ、その他の人手が多く必要であった。
本発明は、治験データ管理センタを設けた点、および治験データ管理センタの作成した画面を病院、製薬会社により、それぞれの資格のあるものが見られるようにした点、治験データのチェックを人手または情報処理装置によって行なっても、医師あるいは治験コーディネータのみにより治験データを修正できる点、治験データのチェック結果の疑問を問い合わせという形にした点、で中間の人手、時間、紙等を節約することができた。
(第2発明)
第2発明の治験データ管理方法は、第1発明における製薬会社、病院、治験データ管理センタの他に、臨床検査センタが情報処理装置を介してネットワークにより接続されている点で異なっている。前記臨床検査センタは、たとえば、血液、便、尿、痰、その他の検体を臨床検査するセンタである。
(第3発明)
第3発明の治験データ管理方法は、治験データ管理センタの作成した画面を介して治験データおよび臨床検査センタで検査された検査結果にアクセスできる者が制限される。前記治験データ管理センタの作成した画面にアクセスできる者は、たとえば、医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等のいずれかからなる。前記「等」の意味は、前記医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者と実質的に同じ仕事を行なっているが、呼び名が異なる者を含ませるためである。そして、前記の者は、職務により、入力または修正できるデータ、見える画面、見える項目がそれぞれ異なるようになっている。たとえば、治験データは、医師あるいは治験コーディネータのみが入力および修正ができ、製薬会社の者によって見れるが、医師に対して問い合わせができるだけである。
(第4発明)
第4発明の治験データ管理方法は、医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等が、異なるグループIDと、それぞれの異なる権限を実行するための権限IDを持っている。前記グループIDと権限IDは、一つのIDであってもよいが、前記IDによって、アクセスの内容がそれぞれ異なっているため、製薬会社やその他の者が治験データを修正するようなことができないようになっている。
(第5発明)
第5発明の治験データ管理システムは、製薬会社、病院、治験データ管理センタがネットワークを介して共通に使用できる情報処理装置が接続されている。前記病院は、前記治験データ管理センタの作成した画面を介して、治験データの入力、および治験データの表示、治験データのチェックまたは修正ができる。前記治験データ管理センタの作成した画面は、アクセスする者により治験データの入出力、および治験データの表示にかかる権限が異なるようになっている。
権限判断手段は、前記治験データ管理システムの画面にアクセスするためのグループIDおよび権限IDを備えており、それぞれのIDに決められた仕事ができる。データ入力手段は、前記病院から前記治験データを入力するために前記治験データ管理センタによって作成された入力画面に治験データを入力する。データチェックおよび修正手段は、前記権限判断手段で許可された者により、前記入力画面から入力されたデータの入力、データのチェック、データの修正を行なうことができる。
(第6発明)
第6発明の治験データ管理システムは、第5発明における製薬会社、病院、治験データ管理センタの他に、臨床検査センタが情報処理装置を介してネットワークにより接続されている点で異なっている。前記臨床検査センタは、たとえば、血液、便、尿、その他の検体を臨床検査するセンタである。
(第7発明)
第7発明の治験データ管理システムは、治験データの入力および修正が医師あるいは治験コーディネータのみによって可能であるが、治験の依頼先である製薬会社による治験データに対する疑問等を医師に問い合わせることができるとともに、前記問い合わせに対する医師の回答およびそれに基づくデータ修正ができるようなシステムとなっている。
(第8発明)
第8発明の治験データ管理システムは、入力された治験データの整合性をチェックできる症例登録手段を備えている。すなわち、第8発明の治験データ管理システムは、治験が必要とする被験者の性別、年齢、病歴、その他入力された治験データがデータの型として正しいデータが入力されているか否かをチェックすることができる。
(第9発明)
第9発明の治験データ管理システムは、治験データの入力、修正、チェックを治験データ管理センタの作成した画面上で行なえるが、症例報告書を始め、データ変更履歴、進捗確認、お問い合わせ事項等種々の帳票を紙として出力することができる。
(第10発明)
第10発明の治験データ管理システムは、情報処理装置としての機能を備えたフレームワークと、治験データを管理するためのコア機能と、少なくとも被験者登録および検査項目を変更できるカスタマイズ機能とから少なくとも構成されている。前記コア機能は、通常の情報処理装置が備えている機能を利用し、カスタマイズ機能は、プログラムを知らない者であっても簡単に変えることができるようになっている。
(第11発明)
第11発明の治験データ管理システムにおいて、データべースに記憶すべきものは、被験者名と、前記被験者の検査項目と、前記検査項目における検査結果との組み合わせだけであることに着目し、前記三つの項目を順次制限なく、追加できるように保存している。
(第12発明)
第12発明の治験データ管理システムは、治験の開始に当たり、被験者の来院スケジュールを考慮した予定スケジュール管理表を作成し、被験者の最新データが入力された時点で、進捗状態が表示されることにより進捗管理ができる。
(第13発明)
第13発明の治験データ管理システムは、病院から有害事象、重篤情報等が直ちに入力され、前記病院から製薬会社への報告が行なわれ、安全性管理機能が働くことにより、被験者の安全を期すことができる。
(第14発明)
第14発明の治験データ管理システムは、製薬会社によって、被験者の性別、生年月日、治験実施年月日等、治験項目による結果、明らかにロジカルでないデータについてチェックを行なうようになっている。前記チェックは、人手を介することなく、自動的に行うことができる。
図1は本発明の第1実施例で、治験を行うための一例を示す概略ブロック構成図である。図1において、本発明の治験データ管理システムは、治験を依頼する製薬会社の情報処理装置11と、治験を行う病院(医師)の情報処理装置12との間に治験データ管理センタ14の情報処理装置を介在させることにより、紙にデータを記入する手間、紙の移動時間、治験データのチェック、各データの修正等を短時間で行うことができ、かつ、正確迅速に、症例報告書を作成し、治験データを収集することができる。前記治験データ管理システムは、通常、製薬会社、複数の病院、複数の臨床検査センタとインターネットを介してそれぞれの情報処理装置が接続されている。
製薬会社は、複数の病院に対して新薬の治験を依頼する。前記それぞれの病院は、必要に応じて、血液、便、尿、痰等の検体を臨床検査センタに送り、前記臨床検査センタの検査結果、その他治験データと合わせて前記製薬会社に症例報告書を作成する。また、前記病院は、症例登録センタの判定結果を基に、被験者に対して治験を行う。
治験データ管理センタ14は、製薬会社、複数の病院、複数の臨床検査センタにおける情報処理装置(11、12、13)にそれぞれインターネットを介して接続されており、互いにアクセスするための送受信手段141と、治験データ管理センタ14の情報処理装置にアクセスできる者および内容が判る定義ファイルを備えた権限判断手段142と、治験データの入力を行う権限を有する者が治験データを入力するデータ入力手段143と、病院の情報処理装置12と製薬会社の情報処理装置11との間で治験データ等に関するお問い合せ、および前記お問い合せに対する回答ができる病院・製薬会社お問い合わせ手段144と、治験データを自動的にチェックするデータ入力チェック手段145と、治験において明らかなミス等、予めロジカル定義ファイルを備えたロジカルチェック手段146と、治験データまたは治験データ以外のデータを修正するデータ修正手段147と、被験者の適格性を判断するための症例登録ファイルを備えた症例登録手段148と、製薬会社に報告する紙からなる症例報告書を出力する症例報告書出力手段149と、治験データをチェックしている間に、特別な事象または重篤例を早く発見し、製薬会社にそのことを伝える安全性管理手段150と、被験者の都合により規定の日数が経過し、治験実施に支障が生じる前に進捗状況を警告する進捗管理手段151と、治験結果の中途経過および/または最終結果を予め決められたフォーマットの帳票として出力する帳票出力手段152と、治験データ管理センタ14によって予め決められたフォーマットで病院の医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等の有する権限により、入力、出力、見たり、チェックを入れる、質問事項等を入力できる画面が表示される表示手段153と、前記治験データ管理システム全体を制御する制御手段154と、前記治験データ管理システムの中間および最終データを記憶するデータベース155とから構成されている。
図2は本発明の治験データ管理システムにおける権限判断手段の一例を説明するためのブロック構成図である。図2において、送受信手段211は、アクセスされた情報に対して受信する。グループ判断手段212は、受信したデータのIDにより、治験データ管理システムと契約を交わしているグループの者であるか否かをグループ登録定義記憶手段213により調べる。グループ登録定義記憶手段213は、予め契約された病院、製薬会社、医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等が記憶されている。グループ・権限許可手段215は、前記IDを見て、権限定義記憶手段214に記憶されている定義ファイルを調べ、前記グループに許可されている権限のみにアクセスできるようにする。
前記権限は、医師の場合、全ての治験データを入力および/または修正することができ、製薬会社の場合、問い合わせができても、入力および修正することができない。また、前記治験コーディネータは、全ての治験データを見ることができ、かつ、医師の判断が必要でない検査項目は入力できても、医師の判断が必要な検査項目は入力できない。治験データの入力チェックが許可された医師または治験コーディネータは、表示手段217に表示された治験データを見て、データ入力チェック手段216により、治験データをチェックして、必要に応じて、修正を行う。前記修正等が行われた治験データは、送受信手段211により、治験データ管理センタ14に送られた後、データベース155に一先ず記憶される。
図3は本発明の治験データ管理システムにおける権限判断手段の一例を説明するためのフローチャートである。図3において、病院の医師は、ネットワークに接続された情報処理装置から治験データ管理センタの情報処理装置にアクセスする(ステップ311)。前記医師は、IDを入力する(ステップ312)。前記治験データ管理システムの情報処理装置は、前記IDがグループ・権限定義ファイルを基にして、治験データにアクセスできる医師であるか否かを調べる(ステップ313)。
前記治験データ管理システムの情報処理装置は、前記グループ・権限定義ファイルにより、治験データにアクセスできる医師であると判断した場合、医師が入力および/または修正が可能な医師用治験データ入力画面を病院の情報処理装置に表示させる(ステップ314)。前記医師は、治験データを前記画面の所定箇所に入力する(ステップ315)。
前記ステップ313により、前記治験データ管理システムの情報処理装置は、前記IDがグループ・権限定義ファイルを基にして、治験データにアクセスできる医師ではないと判断した場合、医師以外の関係者である治験コーディネータであるか否かを調べる(ステップ316)。前記治験データ管理システムの情報処理装置は、医師以外の関係者であると判断した場合、当該関係者に合ったデータ入力画面を表示する(ステップ317)。
前記関係者は、前記データ入力画面を見て、当該画面から、たとえば、書式事項を入力する(ステップ318)。医師の治験データおよびその他の書式事項等が入力され、治験データファイルは作成される(ステップ319)。医師の入力した治験データファイルは、治験データ管理センタに送信され(ステップ320)、データベースに保存される(ステップ321)。前記ステップ316において、権限判断手段142(図1参照)は、アクセスした者が医師または関係者でないと判断した場合、治験データ入力画面を終了させる(ステップ322)。
図4は本発明の治験データ管理システムにおけるロジカルチェックの一例を説明するためのブロック構成図である。治験データファイルは、本発明の治験データ管理システムによってロジカルチェックができるようになっている。たとえば、図4において、薬の治験によって異なるロジカルチェック仕様書が複数記憶されているロジカルチェック仕様書記憶手段411と、ロジカルチェック画面作成手段412と、複数のロジカルチェック定義が記憶されているロジカルチェック定義記憶手段413と、前記ロジカルチェック仕様書記憶手段411に記憶されているロジカルチェック仕様書の内容を画面に表示させた状態で変更するロジカルチェック定義変更手段414とから構成されている。
図5は本発明の治験データ管理システムにおけるロジカルチェックの一例を説明するためのフローチャートである。図5において、本発明の治験データ管理センタの情報処理装置は、治験データファイルを受信する(ステップ511)。前記治験データ管理センタの情報処理装置は、ロジカルチェック定義記憶手段413から所望のロジカルチェック定義ファイルを抽出する(ステップ512、513)。前記治験データ管理センタの情報処理装置は、治験データファイルの内容と、前記抽出されたロジカルチェック定義ファイルの内容とを比較する(ステップ514)。
前記治験データ管理センタの情報処理装置は、治験データファイルとロジカル定義ファイルとを比較して、一致するか否かを調べる(ステップ515)。前記治験データ管理センタの情報処理装置は、前記治験データファイルとロジカル定義ファイルの内容が一致していると判断した場合、治験データファイルをデータベースに記憶する(ステップ516)。前記治験データ管理センタの情報処理装置は、前記治験データファイルとロジカル定義ファイルの内容が一致していないと判断した場合、前記治験データファイルにエラーメッセージを表示する(ステップ517)。前記治験データファイルは、前記エラーメッセージ付き治験データファイルとなり(ステップ518)、データベースに記憶される。前記エラーメッセージ付き治験データファイルは、たとえば、医師により、後に訂正されることにより、治験データファイルとなる。
図6は本発明の病院と製薬会社とのお問い合わせ手段の一例を説明するためのフローチャートである。図6において、製薬会社の担当者は、治験データ管理センタの作成した画面にアクセスする(ステップ611)。治験データ管理システムは、アクセスした製薬会社の担当者が登録されている者であるか否かを調べる(ステップ612)。前記治験データ管理システムは、正規の担当者でないと判断した場合、治験データ管理センタの画面を終了する(ステップ613)。
前記治験データ管理システムは、アクセスした者が正規の担当者であると判断した場合、治験データ管理センタの作成した問い合わせ画面を表示する(ステップ614)。前記担当者は、目視項目追加画面およびロジカルチェックエラー表示を行なう(ステップ615、ステップ616)。前記担当者は、前記画面から病院に対する問い合わせ事項があるか否かを調べる(ステップ617)。前記担当者は、病院に対する問い合わせ事項がないと判断した場合、データファイルを病院に送信する(ステップ618)。
前記担当者は、病院に対する問い合わせ事項があると判断した場合、前記データファイルに問い合わせ事項を付けて病院の情報処理装置12に送信する(ステップ619)。前記問い合わせ事項付データファイルは、病院の情報処理装置12において受信される(ステップ620)。前記病院の情報処理装置12は、前記問い合わせ事項付データファイルを担当の医師がアクセスしているか否かを調べる(ステップ621)。前記病院の情報処理装置12は、前記問い合わせ事項付データファイルを正しい担当の医師がアクセスしていると判断した場合、前記問い合わせ事項付データファイルが治験データ管理センタ14の作成した画面に表示される(ステップ622)。前記病院の情報処理装置12は、前記問い合わせ事項付データファイルに正しい担当の医師がアクセスしていないと判断した場合、治験データ管理センタ14の作成した画面を終了する(ステップ623)。
前記病院の情報処理装置12は、前記問い合わせ事項付データファイルに正しい担当の医師がアクセスしていると判断した場合、治験データ管理センタ14の作成した画面を見てデータの修正を行なう(ステップ624)。前記医師は、前記データファイルを見て、必要に応じて、修正を加えるとともに、製薬会社に回答を付けて製薬会社の情報処理装置11に送信する(ステップ625)。製薬会社の情報処理装置11は、前記医師の修正および回答を見て了承するか否かを判断する(ステップ626)。製薬会社は、医師の修正および回答を了承した場合、データに修正履歴を付けた状態で治験データ管理センタ14におけるデータべース155に保存する(ステップ627)。
図7は本発明の第2実施例で、臨床検査を含む治験を行うための一例を示す概略ブロック構成図である。図7において、治験データ管理システムは、治験データ管理センタ71と、病院72と、製薬会社73と、症例登録センタ74と、臨床検査センタ75とからなっている。前記製薬会社73は、治験開始前までに、薬を各病院721、722、723・・・に持ち込む。前記症例登録センタ74は、各病院721、722、723・・・から症例登録票を受け取り、適格性判断を行なう。場合により、薬剤番号を発行し、症例登録の判定結果を病院へ返す。その後、適格性を有する被験者に対して治験が実施される。各病院72は、被験者の性別、年齢、肥満度、閉経者、糖量等の治験を開始し、その中で、たとえば、検体を採集し、前記検体を臨床検査センタ75に輸送する。前記臨床検査センタ75は、前記検体を検査した後、検査データを電子データとして治験データ管理センタ71に送る。
治験データ管理センタ71は、各病院72および各臨床検査センタ75から送られて来た電子データを受信手段715によって受信する。前記受信手段715によって受信された電子データは、各病院72および各臨床検査センタ75によって記載方法が異なっている。たとえば、一つの事柄は、各病院72および各臨床検査センタ75により、英語、カタカナ、略号等異なる表記がされている。前記辞書記憶手段714は、前記異なる表記と標準表記との対応表が記憶されている。前記標準表記は、治験データ管理センタ71が決めたものでも良い。前記データは、標準表記に基づいて、共通のチェックが行なわれ、その後、治験データ管理センタにおけるデータべースに保存される。そのデータを病院は、見ることがきる。
前記治験データ管理センタ71は、ロジカルチェックその他のチェックを行なった後、前記検査データを病院72に返送する。病院72と製薬会社73との問い合わせ等は、第1実施例と同じである。
図8(イ)は従来のデータ格納状態で、(ロ)は本発明のデータ格納状態の一例を説明するための図である。図8(イ)におけるデータの格納状態は、被験者を新しく追加することができても、新しい項目を増やすことができない。図8(ロ)におけるデータの格納状態は、氏名、検査項目、データの三項目について、図示のようにデータを記憶している。したがって、本発明のデータ格納状態は、検査項目が増加しても、何等支障なくデータを記憶することができる。本発明のデータ格納状態は、被験者と検査項目とデータの三種類しかないという点に着目したために、データの追加をいくらでもできる結果になった。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。各図のブロックは、公知または周知の電子・情報処理技術によって達成できるものである。
本発明の第1実施例で、治験を行うための一例を示す概略ブロック構成図である。(実施例1) 本発明の治験データ管理システムにおける権限判断手段の一例を説明するためのブロック構成図である。 本発明の治験データ管理システムにおける権限判断手段の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の治験データ管理システムにおけるロジカルチェックの一例を説明するためのブロック構成図である。 本発明の治験データ管理システムにおけるロジカルチェックの一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の病院と製薬会社とのお問い合わせ手段の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施例で、臨床検査を含む治験を行うための一例を示す概略ブロック構成図である。(実施例2) (イ)は従来のデータ格納状態で、(ロ)は本発明のデータ格納状態の一例を説明するための図である。 従来例における製薬会社の治験依頼から病院における血液の採取、臨床検査センタの検査、検査結果の受領の概略を示すブロック構成図である。
符号の説明
11・・・製薬会社情報処理装置
12・・・病院情報処理装置
13・・・臨床検査センタの情報処理装置
14・・・治験データ管理センタ
141・・・送受信手段
142・・・権限判断手段(定義ファイル)
143・・・データ入力手段
144・・・病院・製薬会社お問い合わせ手段
145・・・データ入力チェック手段
146・・・ロジカルチェック手段(ロジカル定義)
147・・・データ修正手段
148・・・症例登録手段(適格性判断)
149・・・症例報告書出力手段
150・・・安全性管理手段
151・・・進捗管理手段
152・・・帳票出力手段
153・・・表示手段
154・・・制御手段
155・・・データべース

Claims (14)

  1. 製薬会社、病院、治験データ管理センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データの入出力、および治験データの表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能な治験データ管理方法において、
    前記治験データ管理センタの作成した画面に基づいて、前記病院から治験データを入力し、
    前記治験データ管理センタで前記治験データを受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された治験データのチェックを行なった後、前記病院が前記治験データに基づく症例報告書を出力し、
    前記製薬会社が前記症例報告書を受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された前記症例報告書の治験データをチェックし、
    前記製薬会社が前記治験データに関して、前記病院に対する問い合わせを行い、
    前記病院が前記製薬会社の問い合わせに対して、治験データの修正、または回答を行ない、
    前記製薬会社が前記病院の入力した治験データを固定し、治験に関するデータを出力することを特徴とする治験データ管理方法。
  2. 製薬会社、病院、治験データ管理センタ、臨床検査センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データおよび検査結果の入出力、および治験データおよび検査結果の表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能な治験データ管理方法において、
    前記治験データ管理センタの作成した画面に基づいて、前記病院から治験データおよび臨床検査センタの検査結果を入力、あるいは、前記臨床検査センタからの検査データの自動取り込み、
    前記治験データ管理センタで前記治験データおよび検査結果を受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された治験データおよび検査結果のチェックを行なった後、前記病院が前記治験データおよび検査結果に基づく症例報告書を出力し、
    前記製薬会社が前記症例報告書を受信し、前記治験データ管理センタの作成した画面に出力された前記症例報告書の治験データおよび検査結果をチェックし、 前記製薬会社が前記治験データおよび検査結果に関して、前記病院に対する問い合わせを行い、
    前記病院が前記製薬会社の問い合わせに対して、治験データおよび検査結果の修正、または回答を行ない、
    前記製薬会社が前記病院の入力した治験データおよび検査結果を固定し、治験および検査に関するデータを出力することを特徴とする治験データ管理方法。
  3. 前記治験データおよび検査結果にアクセスできる者は、医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等のいずれかからなり、入力または修正できるデータ、見える画面、見える項目がそれぞれ異なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された治験データ管理方法。
  4. 前記医師、治験コーディネータ(看護士、薬剤師、臨床検査技士)、モニター、データマネージメント(人)、代行データ入力者、システム管理者等は、異なるグループIDと、それぞれの異なる権限を実行するための権限IDを持っていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された治験データ管理方法。
  5. 製薬会社、病院、治験データ管理センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データの入出力、および治験データの表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能な治験データ管理システムにおいて、
    前記治験データ管理システムにアクセスするためのグループIDおよび権限IDを備えている権限判断手段と、
    前記病院から前記治験データを入力するために前記治験データ管理センタによって作成された入力画面に治験データを入力するデータ入力手段と、
    前記権限判断手段で許可された者により、前記入力画面から入力されたデータの入力、データのチェック、データの修正を行なうことができるデータチェックおよび修正手段と、
    から少なくとも構成されていることを特徴とする治験データ管理システム。
  6. 製薬会社、病院、治験データ管理センタ、臨床検査センタにおける情報処理装置がネットワークにより接続されており、アクセスする者により治験データと検査結果の入出力、および表示にかかる権限が異なるようにするとともに、電子データのチェックおよび/または修正が可能な治験データ管理システムにおいて、 前記治験データ管理システムにアクセスするためのグループIDおよび権限IDを備えている権限判断手段と、
    前記病院から前記治験データおよび臨床検査センタの検査結果を入力するために前記治験データ管理センタによって作成された入力画面に治験データおよび検査結果を入力するデータ入力手段と、
    前記権限判断手段で許可された者により、前記入力画面から入力されたデータの入力、データのチェック、データの修正を行なうことができるデータチェックおよび修正手段と、
    から少なくとも構成されていることを特徴とする治験データ管理システム。
  7. 前記製薬会社から前記病院に対する問い合わせ、および前記病院のデータ修正と製薬会社へ回答するお問い合わせ手段を備えていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載された治験データ管理システム。
  8. 被験者の適格性をチェックする症例登録手段を備えていることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
  9. 前記治験データを帳票として表示および出力することができる帳票出力手段を備えていることを特徴とする請求項5から請求項8のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
  10. 情報処理装置としての機能を備えたフレームワークと、
    治験データを管理するためのコア機能と、
    少なくとも被験者登録および検査項目を変更できるカスタマイズ機能と、
    から構成されていることを特徴とする請求項5から請求項9のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
  11. 被験者名、検査項目、検査結果の組み合わせによってデータが記憶されることを特徴とする請求項5から請求項10のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
  12. 進捗管理機能を備えていることを特徴とする請求項5から請求項11のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
  13. 安全性管理機能を備えていることを特徴とする請求項5から請求項12のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
  14. ロジカルチェック機能を備えていることを特徴とする請求項5から請求項13のいずれか1項に記載された治験データ管理システム。
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