JP2001337543A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP2001337543A
JP2001337543A JP2000158659A JP2000158659A JP2001337543A JP 2001337543 A JP2001337543 A JP 2001337543A JP 2000158659 A JP2000158659 A JP 2000158659A JP 2000158659 A JP2000158659 A JP 2000158659A JP 2001337543 A JP2001337543 A JP 2001337543A
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JP
Japan
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cleaning
toner
roller
liquid
image forming
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JP2000158659A
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English (en)
Inventor
Hideki Kosugi
秀樹 小杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写後の像担持体上に残留しているトナーの
ほとんどが、現像に使用されるトナーの所定帯電極性と
は逆極性に帯電したトナーである場合の、像担持体のク
リーニング不良を防止することができる湿式画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 電界形成手段としての導電性のクリーニ
ングローラ70とバイアス電源100とアースローラと
しての張架ローラ61aとにより、像担持体としての中
間転写ベルト60とクリーニングローラ70との間に、
該ベルト上の残留液体現像剤中に存在する現像に使用さ
れるトナーの所定帯電極性とは逆極性に帯電したトナー
が、クリーニングローラ70表面へ移動するような電界
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
キャリア液にトナーが分散されてなる液体現像剤により
現像された顕像を担持する像担持体と、該像担持体上の
顕像が被転写体に転写された後の像担持体表面から残留
液体現像剤を除去して該表面をクリーニングするクリー
ニング部材とを備えた湿式画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の湿式画像形成装置に用い
る現像装置としては、装置の小型化のため、絶縁性液体
中にトナーを分散させた液体現像剤のトナー濃度を高め
に設定した高濃度・高粘度の液体現像剤を用いるものが
提案されている(特開平7−209922号公報、特開
平7−152254号公報、特開平7−239615号
公報等参照)。例えば、特開平7−209922号公報
では、「画像支持体上に形成された静電潜像を、帯電し
た顕像化粒子であるトナーによって現像する静電潜像の
液体現像装置であって、導電性を有する現像剤支持体上
に塗布された絶縁性液体中にトナーが高濃度に分散され
た100〜10000mPa・sの高粘度の液体現像剤
を前記画像支持体に接触させることにより、前記画像支
持体の潜像面に前記液体現像剤を供給する現像手段を備
えることを特徴とする静電潜像の液体現像装置」が提案
されている。
【0003】また、従来、このような現像装置を備えた
湿式画像形成装置では、クリーニング装置により、像担
持体としての感光体もしくは中間転写体の表面に残留す
る未転写分の残留液体現像剤を除去してクリーニングを
行っている。このクリーニング装置としては、例えばウ
レタンゴムなどの弾性材料からなるエッジ部が像担持体
表面に当接するように配設されたクリーニングブレード
を備えたものが一般的に知られている。このクリーニン
グ装置においては、クリーニングブレードにより、残留
液体現像剤を機械的に掻き取って除去する。また、クリ
ーニング装置としては、クリーニングブレードに加え
て、像担持体表面を摺擦するようにクリーニングブレー
ドの配設位置よりも像担持体表面の移動方向上流側の位
置に回転可能に配設されたフォームローラを備えたもの
も知られている。このクリーニング装置においては、フ
ォームローラの回転により残留液体現像剤中の凝集トナ
ーを掻き壊すとともに、トナーとキャリア液とを吸収す
る。そして、フォームローラでクリーニングしきれなか
った残留液体現像剤をクリーニングブレードで掻き取
る。
【0004】ところが、上記高濃度・高粘度の液体現像
剤を用いる現像装置を備えた湿式画像形成装置において
は、上記2つのクリーニング装置によってもトナーを除
去しきれず、クリーニング不良が発生するという不具合
がある。具体的には、上記高濃度・高粘度の液現像剤を
用いる場合、像担持体上の残留液体現像剤中にはキャリ
ア液がほとんどなく、トナーが凝集して像担持体表面に
固着した状態になるため、上記クリーニングブレードの
みを備えたクリーニング装置で、この凝集トナーを完全
に掻き取ることは困難である。また、クリーニングブレ
ードに加えて上記フォームローラを備えたクリーニング
装置でも、該フォームローラの表面が柔らかく凝集トナ
ーを完全に掻き壊すのは困難であり、やはり像担持体上
にトナーを残存させてしまう。さらに、クリーニングブ
レードを備えたクリーニング装置では、例えば上記像担
持体としてベルト状部材を用いた場合、ベルト表面の凹
凸が存在し、凹部にトナーが入り込んでしまうので、該
凹凸への追従性を向上させるためにベルトへのブレード
の喰込量を大きくしなければならない。この喰込量を大
きくすると、ベルトの駆動に対する負荷が増大し、ベル
トの駆動に影響を与えたり、クリーニングブレード自体
の摩耗や損傷を引き起こしてしまう。特に、ベルト状部
材が弾性体で構成されている場合には、ブレードの喰込
量をより大きくする必要があるため、このような負荷の
増大が顕著となる。
【0005】なお、以上の不具合は、高濃度・高粘度の
液体現像剤を用いた湿式画像形成装置に特に発生しやす
い問題であるといえるが、高濃度・高粘度の液体現像剤
を用いる場合に限らず、キャリア液にトナーが分散され
てなる液体現像剤を用いた湿式画像形成装置であれば、
同様に発生するおそれがあると考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記問題点を
解決するために、本出願人は先に、特願2000−12
6114号において、像担持体とクリーニング部材との
間に、残留液体現像剤中のトナーが該クリーニング部材
表面へ移動するような電界を形成する電界形成手段を設
けたことを特徴とする湿式画像形成装置を提案してい
る。この湿式画像形成装置においては、上記電界形成手
段により、上記像担持体と上記クリーニング部材との間
に、上記残留液体現像剤中のトナーが該クリーニング部
材表面へ移動するような電界を形成する。例えば、電界
形成手段として、導電性のクリーニング部材と該部材に
電圧を印加する電圧印加手段とを用い、該電圧印加手段
により該部材に残留液体現像剤中のトナーの帯電極性と
逆極性の電圧を印加することにより、該電界を形成す
る。この電界により、トナーを電気泳動させてクリーニ
ング部材表面へ移動させ、残留トナーを像担持体上から
除去するので、像担持体上に残留した凝集トナーや、像
担持体表面の凹部に入り込んだトナーを良好にクリーニ
ングすることができる。また、クリーニング部材及び像
担持体の双方の機械的負荷を増大させないので、クリー
ニング部材の摩耗や損傷を防止するとともに、像担持体
の駆動を妨げることもない。
【0007】しかしながら、このような電界形成手段を
有する湿式画像形成装置においても、像担持体表面が良
好にクリーニングされず、クリーニング不良が発生する
場合があった。そして、本発明者らが原因を追求したと
ころ、クリーニング不良が発生したときの上記残留液体
現像剤中のトナーのほとんどが、現像に使用されるトナ
ーの所定帯電極性とは逆極性に帯電しているものである
ことが原因であると判った。このような逆極性に帯電し
たトナーは、被転写体へ転写され難く元々像担持体上に
残留しやすい上に、上記電界の作用を受けてもクリーニ
ングされ難いので、像担持体のクリーニング不良が発生
してしまうのである。
【0008】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、転写後の像担持体上に
残留しているトナーのほとんどが、現像に使用されるト
ナーの所定帯電極性とは逆極性に帯電したトナーである
場合の、像担持体のクリーニング不良を防止することが
できる湿式画像形成装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、キャリア液にトナーが分散さ
れてなる液体現像剤により現像された顕像を担持する像
担持体と、該像担持体上の顕像が被転写体に転写された
後の像担持体表面から残留液体現像剤を除去して該表面
をクリーニングするクリーニング部材と備えた湿式画像
形成装置において、上記像担持体と上記クリーニング部
材との間に、上記残留液体現像剤中に存在する現像に使
用されるトナーの所定帯電極性とは逆極性に帯電したト
ナーが、上記クリーニング部材表面へ移動するような電
界を形成する電界形成手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0010】請求項1の湿式画像形成装置では、上記電
界形成手段により、上記像担持体と上記クリーニング部
材との間に、上記残留液体現像剤中に存在する上記逆極
性に帯電したトナー(以下、逆極性トナーという)が該
クリーニング部材表面へ移動するような電界を形成し、
この電界により、逆極性トナーを電気泳動させてクリー
ニング部材表面へ移動させ、像担持体上に残留した逆極
性トナーを除去する。なお、電界形成手段としては、例
えば、導電性のクリーニング部材と電圧を印加する電圧
印加手段とを用いることができ、この電圧印加手段によ
り該クリーニング部材に上記逆極性トナーの帯電極性と
逆極性の電圧、すなわち、現像に使用されるトナーの所
定帯電極性と同極性の電圧を印加することにより、上記
電界を形成することができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記クリーニング部材に、クリーニング液
を供給する液供給手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項3の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記像担持体の表面が転写領域を通過した
後であって上記クリーニング部材に対向する位置に至る
までの領域にある像担持体の表面に、クリーニング液を
供給する液供給手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項2又は3の湿式画像形成装置では、
クリーニング部材を介して、あるいは直接、像担持体上
にクリーニング液を供給することにより、上記逆極性ト
ナーをより電気泳動しやすくし、この電気泳動しやすく
なった逆極性トナーに対して、上記電界を作用させる。
このように、クリーニング液の供給と電界の作用とによ
り、より確実に像担持体上逆極性トナーを除去すること
が可能になる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
湿式画像形成装置において、上記像担持体上の残留液体
現像剤が上記クリーニング部材によるクリーニング位置
に達する前に、上記電界形成手段により形成された電界
中を該残留液体現像剤中のトナーが該クリーニング部材
表面へ移動し得るような極性の電荷を、該トナーに付与
する電荷付与手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項4の湿式画像形成装置では、上記電
荷付与手段で、上記像担持体上の残留液体現像剤中のト
ナーに、上記電界中を該クリーニング部材表面へ移動し
得るような極性の電荷を付与することにより、電荷の消
失したトナーや帯電極性の反転していない所定帯電極性
トナーを含む全てのトナーを、上記電界によってクリー
ニング表面へ移動させやすくする。これにより、残留液
体現像剤中のトナーを、電界によって効率よくクリーニ
ング部材表面へ移動させることができ、クリーニング性
能をより向上させることができる。
【0016】請求項5の発明は、請求項4の湿式画像形
成装置において、上記電荷付与手段として、コロナ帯電
器を用いることを特徴とするものである。
【0017】請求項5の湿式画像形成装置では、最も一
般的な電荷付与手段であるコロナ帯電器を用いるので、
容易に装置へ組み込むことができる。
【0018】請求項6の発明は、請求項4の湿式画像形
成装置において、上記電荷付与手段として、上記像担持
体と接触する接触帯電部材を用いることを特徴とするも
のである。
【0019】請求項6の湿式画像形成装置では、上記接
触帯電部材を用いることにより、非接触帯電器である上
記コロナ帯電器に比して、印加電圧を低くできるため安
全性が向上するとともに、電流量を小さくできるため省
エネルギー化が可能になる。また、上記コロナ帯電器に
比して、オゾンの発生を抑制できる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕以下、本発明を湿
式カラー画像形成装置であるカラー電子写真複写機(以
下、カラー複写機という)に適用した実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像
形成装置全体の概略構成図である。この装置には、カラ
ー画像形成プロセスでカラー画像を形成するための各色
毎の画像形成ユニットBk、C、M、Yが設けられてい
る。各画像形成ユニットは、後述するような像担持体と
しての感光体、露光装置、帯電装置、クリーニング装
置、除電ランプ、及び、カラー画像形成プロセスで用い
られる湿式カラー現像器などをそれぞれ備えている。本
実施形態においては、画像形成ユニットBkはブラック
用、Cはシアン用、Mはマゼンダ用、Yはイエロー用で
あり、その感光体10上に、それぞれ印字色の異なる顕
像を形成するように構成されている。また、各感光体
は、それぞれの周面の一部が、各画像形成ユニットの筺
体の開口部から露出し、それぞれ矢印A方向に回転可能
に配置されている。
【0021】各感光体の周囲には、帯電装置20と、図
示を省略した露光装置(これからのレーザ光を図中30
で示す)と、感光体クリーニング手段としての感光体ク
リーニングブレード50と、カラー画像形成プロセスで
用いられる各色現像器40などが配設されている。
【0022】また、各画像形成ユニットBk、C、M、
Yの側方には、各感光体の露出部の周面に接触するよう
に、複数の張架ローラによって矢印B方向に回転自在に
張架され、感光体表面に形成された顕像を転写され担持
する像担持体としての中間転写ベルト60が配設されて
いる。中間転写ベルト60は、カーボンが分散された中
抵抗の導電性ゴムに、ベルト表面の平滑性を向上させる
ためにフッ素系樹脂を表面コートしたベルトである。
【0023】また、中間転写ベルト60のアースローラ
としての張架ローラ61aへの巻き付き部に対向して、
中間転写ベルト60表面のクリーニング装置のクリーニ
ング部材としてのクリーニングローラ70が中間転写ベ
ルト60表面に当接するように配設されている。また、
ベルト内周面側の各感光体10に対向する位置に、各感
光体10上の顕像を中間転写ベルト60上に転写(1次
転写)する一次転写バイアスが印加される導電性ローラ
11、12、13、14が設けられている。
【0024】また、中間転写ベルト60の張架ローラ6
1bへの巻き付き部に対向して、転写ローラ80が設け
られている。転写ローラ80は、中間転写ベルト60上
の顕像を転写紙Pに転写(2次転写)するための2次転
写バイアスが印加される導電性を有するローラである。
さらに、転写ローラ80との対向部の中間転写ベルト回
転方向上流側には、2次転写前に後述のキャリア液の余
剰分を除去するための、液除去ローラ140が設けられ
ている。この液除去ローラ140は、中間転写ベルト6
0上の顕像を乱さないよう、非接触のスクイズローラで
構成されている。
【0025】各カラー現像器40は、それぞれほぼ同様
に構成されており、キャリア液に各色トナーが高濃度に
分散された100〜10000mPa・sの高粘度の液
体現像剤(以下、現像液という)18を収容する現像液
タンク42と、上記感光体表面に接するように設けられ
た現像剤担持体としての現像ローラ41と、下部を該現
像液タンク42内の現像液18に浸漬するように配設さ
れ、汲み上げた現像剤を現像ローラ41に塗布する塗布
ローラ43と、現像に使用されなかった現像液を除去す
る剥離ブレード44とをそれぞれ備えている。なお、本
実施形態においては、キャリア液としてシリコーンオイ
ルを使用している。
【0026】次に、カラー複写機の画像形成動作につい
て説明する。なお、各画像形成ユニットは、それぞれ同
様の原理に基づいて画像形成が行われるので、ここで
は、図1において左端側に位置する感光体10へのイエ
ロー画像形成プロセスについてのみ説明し、他の感光体
への画像形成プロセスの説明を省略する。
【0027】図1において、感光体10は矢印A方向に
回転しながら帯電装置20からの電荷により一様に帯電
した後、図示しない露光装置からイエローの画像情報に
基づいて変調されたレーザ光30を照射され、表面に静
電潜像を形成する。感光体10上に形成されたイエロー
潜像は、イエロー現像器40のイエロー現像液により現
像され、感光体上にイエローのトナー像が形成される。
なお、現像器の現像動作については後述する。
【0028】感光体10上に形成されたイエロートナー
像は、ローラ11に印加された所定の一次転写バイアス
により、感光体10と同期して矢印B方向に回転する中
間転写ベルト60上に転写される。一方、転写後の感光
体10は、上記感光体クリーニングブレード50によっ
て未転写現像液が除去され、次の色の画像形成に備え
る。
【0029】以上の工程をイエロー、マゼンダ、シア
ン、およびブラックの単色画像毎に順次繰り返し、中間
転写ベルト60上へ重ね合わされたフルカラー画像が形
成される。
【0030】中間転写ベルト60上に重ね合わされたフ
ルカラー画像は、転写ローラ80に印加された所定の二
次転写バイアスにより、図示しない給紙部から搬送され
た被転写体としての転写紙P上に一括転写される。転写
終了後、転写紙Pは、中間転写ベルト60から分離さ
れ、定着処理前液除去ローラ150で、転写紙P上の過
剰なキャリア液を除去された後、定着装置90の定着ロ
ーラ91と押圧ローラ群92とにより定着処理がなさ
れ、機外に排紙される。
【0031】次に、現像器40による現像動作について
説明する。塗布ローラ43は、回転により現像液18を
汲み上げ、現像ローラ41表面へ現像液18を塗布す
る。この過程で、現像液18は薄い膜状になり、現像ロ
ーラ41上に一定の厚みを有した現像液の薄層が形成さ
れる。現像ローラ41上の現像液の薄層は、現像ローラ
41の回転により、感光体10と現像ローラ41とが接
触する現像領域まで搬送される。そして、現像領域にお
いて、現像バイアスを印加され、薄層の状態で現像ロー
ラ41から剥離し、感光体10上の潜像の形成されてい
る部分に移行する。一方、現像に使用されなかった現像
液は、剥離ブレード44によって除去され、重力により
現像液タンク42内部に落下する。
【0032】次に、本発明の特徴部である、上記中間転
写ベルト60のクリーニングについて説明する。上記構
成のカラー複写機では、カラー画像が転写紙P上に一括
転写された後の中間転写ベルト60上に残留した残留現
像液中のトナーのほとんどが、現像に使用されるトナー
の所定帯電極性とは逆極性に帯電しているものである場
合がある。そこで、本実施形態のカラー複写機では、残
留現像液中の逆極性に帯電したトナー(以下、逆極性ト
ナーという)を除去するために、中間転写ベルト60と
上記クリーニングローラ70との間に、残留現像液中の
逆極性トナーが該クリーニングローラ70表面へ移動す
るような電界を形成する。
【0033】本実施形態では、上記電界を形成する電界
形成手段として、例えば金属等で形成した導電性のロー
ラであるクリーニングローラ70と、該クリーニングロ
ーラ70に電圧を印加する電圧印加手段であるバイアス
電源100と、該クリーニングローラ70に対向したア
ースローラとしての張架ローラ61aとを用い、該電源
100により該クリーニングローラ70に上記逆極性ト
ナーの帯電極性とは逆極性の電圧を印加する。例えば、
現像に使用する現像液18が正帯電のトナーを含む場
合、逆極性トナーの帯電極性は負帯電であるので、バイ
アス電源100より正電圧をクリーニングローラ70に
印加する。これにより、中間転写ベルト60とクリーニ
ングローラ70との間に、負帯電の逆極性トナーが中間
転写ベルト60上からクリーニングローラ70側へ移動
するような電界を形成する。この電界により、逆極性ト
ナーが電気泳動してクリーニングローラ70側に移動す
るので、残留現像液中の逆極性トナーを中間転写ベルト
60上から除去することができる。本実施形態において
は、クリーニングローラ70に対して、負帯電の逆極性
トナーと逆極性であるプラス1000〜2000Vのバ
イアス電圧を印加することで、良好なクリーニング性能
が得られた。
【0034】なお、本実施形態においては、上記クリー
ニングローラ70に残留現像液中の逆極性トナーの帯電
極性とは逆極性のプラスのバイアス電圧を印加したが、
これに限定されるものではない。負帯電の逆極性トナー
に対して、中間転写ベルト60に逆極性トナーの帯電極
性と同極性の例えばマイナス2000Vのバイアス電圧
を印加し、かつ、クリーニングローラ70にも逆極性ト
ナーの帯電極性と同極性の例えばマイナス500Vのバ
イアス電圧を印加した場合(又は、電圧印加せず)にお
いても、同様に、中間転写ベルト60とクリーニングロ
ーラ70との間に、該残留現像液中の逆極性トナーが該
クリーニングローラ70表面へ移動するような電界を形
成することができる。
【0035】以上、本実施形態によれば、上記電界によ
り中間転写ベルト60上の逆極性トナーをクリーニング
するので、転写後の中間転写ベルト60上に残留してい
るトナーのほとんどが逆極性トナーである場合の、中間
転写ベルト60のクリーニング不良を防止することがで
きる。また、本実施形態の高濃度・高粘度の現像液18
を用いた場合に特に発生しやすい凝集トナーや、中間転
写ベルト60表面の凹部に入りこんだトナーを、良好に
クリーニングすることができる。さらに、クリーニング
ローラ70及び中間転写ベルト60の双方の機械的負荷
を増大させることがないので、クリーニングローラ70
の摩耗や損傷を防止するとともに、ベルトの駆動を妨げ
ることもない。
【0036】なお、本実施形態においては、クリーニン
グ部材として導電性ローラを用いたが、これに限定され
るものではなく、導電性ベルト等を用いてもよい。
【0037】また、本実施形態においては、残留現像液
中の逆極性トナーを、電界によって効率よくクリーニン
グローラ70表面へ移動させるために、図1の構成に加
えて、上記中間転写ベルト60上の残留液体現像剤が上
記クリーニングローラ70によるクリーニング位置に達
する前に、上記電界中を該残留液体現像剤中の逆極性ト
ナーがクリーニングローラ70表面へ移動し得るような
極性の電荷を、該逆極性トナーに付与する電荷付与手段
を設けても良い。図2に、本実施形態のカラー複写機に
電荷付与手段としてのコロナ帯電器200を設けた場合
の構成例を示す。このコロナ帯電器200により、中間
転写ベルト60上の残留現像液に向かって、上記クリー
ニングローラ70に印加したプラスのバイアス電圧とは
逆極性のマイナスの電荷を放電により付与し、転写の影
響で電荷を消失したトナーや帯電極性の反転していない
所定帯電極性のトナーを含む全てのトナーが、強制的に
マイナスに帯電されることになる。したがって、残留現
像液中に電荷を消失したトナーや帯電極性の反転してい
ない所定帯電極性のトナーが存在する場合にも、上記電
界によって効率よくクリーニングローラ70表面へ移動
させることができ、クリーニング性能をより向上させる
ことができる。
【0038】なお、上記コロナ帯電器200は、最も一
般的な電荷付与手段であるため、容易に装置へ組み込む
ことができる点において好適であるが、他の電荷付与手
段を用いることもできる。例えば、図3に示すように、
中間転写ベルト60と接触するように設けられ、電源に
接続された接触帯電部材としての導電性ローラ210を
用いることができる。これによれば、コロナ帯電器20
0に比して、印加電圧を低くできるため安全性を向上さ
せることができるとともに、電流量を小さくできるため
省エネルギー化に貢献できる。また、上記コロナ帯電器
200に比して、オゾンの発生を抑制できる点において
も有利である。また、図3で示した導電性ローラ210
に代えて、導電性の材質からなるブレード、ブラシなど
の他の形状の接触帯電部材を用いることもできる。
【0039】〔実施形態2〕次に、本発明をカラー複写
機に適用した他の実施形態について説明する。本実施形
態のカラー複写機では、中間転写ベルト60とクリーニ
ングローラ70との間に、残留現像液中に存在する逆極
性トナーが該クリーニングローラ70表面へ移動するよ
うな電界を形成することに加え、クリーニングローラ7
0にクリーニング液を供給して、中間転写ベルト60の
クリーニングを行うものである。
【0040】図4は、本実施形態に係るカラー複写機に
おける中間転写ベルトのクリーニング装置の概略構成図
である。なお、前述の図1と同様な部分には同一の符号
を付してあり、それらの機能も同様であるので、それら
の説明は省略する。
【0041】本実施形態のクリーニング装置において
は、上記実施形態1の構成に加えて、クリーニングロー
ラ70にクリーニング液120を供給するための液供給
手段としての液供給装置110を設けている。また、ク
リーニングローラ70の中間転写ベルト回転方向下流側
に、クリーニング液の液量を規制するベルトクリーニン
グブレード72を設けている。なお、本実施形態では、
クリーニング液120として、上記液体現像剤18のキ
ャリア液と同成分のシリコーンオイルを使用している。
【0042】液供給装置110は、クリーニング液12
0を貯留するクリーニング液タンク130と、該タンク
130内のクリーニング液120を供給され表面に担持
し、該クリーニング液120をクリーニングローラ70
へ供給する液供給部材としての供給ローラ111とを備
えている。この供給ローラ111としては、保液性を有
する材質、例えば、親水性多孔質材質、スポンジなどか
らなるローラや、ゴムなどの弾性体又は金属などの剛体
からなるローラなどを用いることができる。本実施形態
においては、金属製のローラを使用している。なお、本
実施形態では、クリーニング液タンク130内のクリー
ニング液120を供給ローラ111上に滴下させること
により、供給ローラ111上にクリーニング液120を
担持させる構成を採用しているが、例えば、供給ローラ
111を、クリーニング液タンク130内のクリーニン
グ液120に部分的に浸漬するように設け、供給ローラ
111の回転によりクリーニング液120を汲み上げて
クリーニングローラ70に供給するように構成してもよ
い。この場合には、液供給部材として、ブラシローラを
用いてもよい。
【0043】図4において、クリーニング液タンク12
0より滴下されたクリーニング液120を担持した供給
ローラ111が、クリーニングローラ70に接触回転す
ることにより、クリーニングローラ70上にクリーニン
グ液120を供給する。なお、供給ローラ111の回転
方向は、クリーニングローラ70の回転に対してリバー
ス方向でもフォワード方向でもどちらでも構わない。そ
して、クリーニングローラ70が中間転写ベルト60に
矢印方向に接触回転することにより、クリーニング液1
20が中間転写ベルト60上に供給される。このクリー
ニング液120により、中間転写ベルト60上の残留現
像液を洗い流すようにして中間転写ベルト60上から除
去するとともに、中間転写ベルト60上で凝集したトナ
ーを湿潤にして該トナーの凝集力を弱め、クリーニング
ローラ70によってクリーニングしやすくする。
【0044】ここで、中間転写ベルト60上に残留した
クリーニング液120、すなわち、残留したキャリア液
は、その液量が適量である場合には、その後担持される
顕像に影響を与えないが、多すぎる場合には、像流れ等
の不具合が発生するおそれがある。そこで、本実施形態
においては、ベルトクリーニングブレード72で、中間
転写ベルト60上のキャリア液量を適切に規制する。な
お、ベルトクリーニングブレード72は、中間転写ベル
ト60の回転方向に対して、カウンタ方向に当接させて
もよいし、トレイル方向に当接させてもよい。また、ブ
レード部材以外にも、ローラ部材等を用いてもよい。こ
の場合においても、ローラ部材の中間転写ベルトへの接
触回転方向は、カウンタ方向でもフォワード方向でもど
ちらでもよい。
【0045】そして、このようにクリーニングローラ7
0を介して中間転写ベルト60上にクリーニング液を供
給するとともに、バイアス電源100によりクリーニン
グローラ70に、残留現像液中の負帯電の逆極性トナー
とは逆極性のプラスのバイアス電圧を印加する。なお、
本実施形態においては、クリーニング部材として導電性
ローラを用いたが、導電性ベルト等を用いてもよい。ま
た、本実施形態においても、図2及び図3で示したよう
に、上記電界中を残留液体現像剤中の逆極性トナーがク
リーニングローラ70表面へ移動し得るような極性の電
荷を、該逆極性トナーに付与する電荷付与手段を設けて
も良い。
【0046】以上本実施形態によれば、クリーニング液
により中間転写ベルト60上に存在する逆極性トナーを
電気泳動しやすくするので、本実施形態の高濃度・高粘
度の現像液18を用いた場合に特に発生しやすい凝集ト
ナーや、中間転写ベルト60表面の凹部に入りこんだト
ナーを、良好にクリーニングすることができる。また、
逆極性トナーは、クリーニング液120の供給により、
電気泳動が促進された状態であるので、上記電界の作用
により、より確実にクリーニングローラ70側へ移動さ
せることができる。さらに、上記実施形態と同様に、ク
リーニングローラ70及び中間転写ベルト60の双方の
機械的負荷を増大させることがなく、クリーニングロー
ラ70の摩耗や損傷を防止するとともに、ベルトの駆動
を妨げることがない。
【0047】なお、本実施形態では、液供給部材111
に担持されたクリーニング液120を、クリーニングロ
ーラ70を介して中間転写ベルト上に供給するように構
成したものであるが、クリーニングローラ70を介さず
に、中間転写ベルト60の表面に直接クリーニング液を
供給するように構成してもよい。この場合、液供給装置
110により、中間転写ベルト60の表面が上記転写ロ
ーラ80との対向部である転写領域を通過した後であっ
て、クリーニングローラ170との対向部に至るまでの
間の領域にある中間転写ベルト60表面に、クリーニン
グ液120を供給する。
【0048】また、本実施形態においては、液供給部材
として供給ローラ111を用いたが、例えば、液供給部
材をフェルト等の給液性材料で形成し、毛細管現象等に
よりクリーニング液タンク130内のクリーニング液1
20をクリーニングローラ70に供給するようにしても
よい。さらに、例えば、ローラ状の基体内部にクリーニ
ング液120を充填し、多孔質の表層を備えた液供給部
材を用い、ローラ状の基体の回転に伴って、内部に充填
されたクリーニング液120を微細な孔からしみ出さ
せ、中間転写ベルト60にクリーニング液120を供給
するようにしてもよい。
【0049】なお、上記各実施形態のカラー複写機にお
いては、中間転写体を中間転写ベルトの例で説明した
が、中間転写ローラであってもよい。
【0050】また、本発明はカラー複写機でなくとも、
中間転写体を用いる画像形成装置であれば適用でき、同
様の効果が得られる。
【0051】さらに、中間転写ベルト60のクリーニン
グと同様に、感光体10と感光体クリーニングブレード
50との間に電界を形成したり、感光体クリーニングブ
レード50にクリーニング液120を供給したりして、
感光体10上の残留トナーのクリーニングを行う等の応
用も考えられる。
【0052】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、転写後
の像担持体上に残留しているトナーのほとんどが、現像
に使用されるトナーの所定帯電極性とは逆極性に帯電し
たトナーである場合の、像担持体のクリーニング不良を
防止することができるという効果がある。また、像担持
体上に残留した凝集トナーや、像担持体表面の凹部に入
り込んだトナーを良好にクリーニングすることができる
という効果がある。さらに、クリーニング部材及び像担
持体の双方の機械的負荷を増大させないので、クリーニ
ング部材の摩耗や損傷を防止するとともに、像担持体の
駆動を妨げることがないという効果もある。
【0053】特に、請求項2及び3の発明によれば、ク
リーニング液によって電気泳動しやすくなった逆極性ト
ナーに対して、上記電界が作用するので、より確実に像
担持体上の逆極性トナーを除去することができるという
効果がある。
【0054】特に、請求項4の発明によれば、転写の影
響で電荷の消失したトナーや現像に使用される所定帯電
極性のトナーをも良好にクリーニングできるので、クリ
ーニング性能をより向上させることができるという効果
がある。
【0055】特に、請求項5の発明によれば、最も一般
的な電荷付与手段であるコロナ帯電器を用いるので、装
置への組み込みが容易になるという効果がある。
【0056】特に、請求項6の発明によれば、非接触帯
電器である上記コロナ帯電器に比して、安全性を向上さ
せることができるとともに、省エネルギー化に貢献する
ことができるという効果がある。また、上記コロナ帯電
器に比して、オゾンの発生を抑制できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカラー複写機の概略構成図。
【図2】同実施形態の変形例に係るカラー複写機の部分
拡大図。
【図3】同実施形態のさらに他の変形例に係るカラー複
写機の部分拡大図。
【図4】他の実施形態に係る中間転写ベルトのクリーニ
ング装置の概略構成図。
【符号の説明】
10 感光体 18 現像液 20 帯電装置 30 レーザ光 40 現像器 41 現像ローラ 42 現像液タンク 43 塗布ローラ 44 剥離ブレード 50 感光体クリーニングブレード 60 中間転写ベルト 61 張架ローラ 70 クリーニングローラ 72 ベルトクリーニングブレード 80 転写ローラ 90 定着装置 91 定着ローラ 92 押圧ローラ群 100 バイアス電源 110 液供給手段 111 供給ローラ 120 クリーニング液 130 クリーニング液タンク 140 液除去ローラ 150 定着処理前液除去ローラ 200 コロナ帯電器 210 導電性ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア液にトナーが分散されてなる液体
    現像剤により現像された顕像を担持する像担持体と、該
    像担持体上の顕像が被転写体に転写された後の像担持体
    表面から残留液体現像剤を除去して該表面をクリーニン
    グするクリーニング部材と備えた湿式画像形成装置にお
    いて、 上記像担持体と上記クリーニング部材との間に、上記残
    留液体現像剤中に存在する現像に使用されるトナーの所
    定帯電極性とは逆極性に帯電したトナーが、上記クリー
    ニング部材表面へ移動するような電界を形成する電界形
    成手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記クリーニング部材に、クリーニング液を供給する液
    供給手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 上記像担持体の表面が転写領域を通過した後であって上
    記クリーニング部材に対向する位置に至るまでの領域に
    ある像担持体の表面に、クリーニング液を供給する液供
    給手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の湿式画像形成装置に
    おいて、 上記像担持体上の残留液体現像剤が上記クリーニング部
    材によるクリーニング位置に達する前に、上記電界形成
    手段により形成された電界中を該残留液体現像剤中のト
    ナーが該クリーニング部材表面へ移動し得るような極性
    の電荷を、該トナーに付与する電荷付与手段を設けたこ
    とを特徴とする湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項4の湿式画像形成装置において、 上記電荷付与手段として、コロナ帯電器を用いることを
    特徴とする湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項4の湿式画像形成装置において、 上記電荷付与手段として、接触帯電部材を用いることを
    特徴とする湿式画像形成装置。
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