JP2001109346A - 湿式画像形成装置 - Google Patents
湿式画像形成装置Info
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Abstract
体表面の凹部に入り込んだトナーを良好にクリーニング
する湿式画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写ベルト60表面の残留トナーに
対して、該表面と該トナーとの付着力よりも大きい付着
力を有するクリーニング部材としてのクリーニングロー
ラ70を接触させ、その後離間させることにより、該ト
ナーをクリーニングローラ70の表面に付着させて、中
間転写ベルト60表面から除去する。
Description
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
キャリア液にトナーが分散されてなる液体現像剤により
現像された顕像を担持する像担持体と、該像担持体上の
顕像が被転写体に転写された後の像担持体表面から残留
液体現像剤を除去して該表面をクリーニングするクリー
ニング部材とを備えた湿式画像形成装置に関するもので
ある。
クリーニング手段により、像担持体としての感光体もし
くは中間転写体表面にに残留する未転写分の残留液体現
像剤を除去してクリーニングを行っている。このクリー
ニング手段としては、例えばウレタンゴムなどの弾性材
料からなるエッジ部が像担持体表面に当接するように配
設されたクリーニングブレードを備えたものが一般的に
知られている。このクリーニング手段においては、クリ
ーニングブレードにより、残留液体現像剤を機械的に掻
き取って除去する。また、クリーニング手段としては、
クリーニングブレードに加えて、像担持体表面を摺擦す
るようにクリーニングブレードの配設位置よりも像担持
体表面のクリーニング動作時の移動方向上流側の位置に
回転可能に配設されたフォームローラを備えたものも知
られている。このクリーニング手段においては、フォー
ムローラの回転により残留液体現像剤中のトナーを掻き
落とすとともに、クリーニングブレードによりキャリア
液を除去する。
は、装置の小型化のため、絶縁性液体中にトナーを分散
させた液体現像剤のトナー濃度を高めに設定した高濃度
・高粘度の液体現像剤を用いることが提案されている
(特開平7−209922号公報、特開平7−1522
54号公報、特開平7−239615号公報等参照)。
例えば、特開平7−209922号公報では、「画像支
持体上に形成された静電潜像を、帯電した顕像化粒子で
あるトナーによって現像する静電潜像の液体現像方法で
あって、導電性を有する現像剤支持体上に塗布された絶
縁性液体中にトナーが高濃度に分散された100〜10
000mPa・sの高粘度の液体現像剤を前記画像支持
体に接触させることにより、前記画像支持体の潜像面に
前記液体現像剤を供給する現像工程を備えることを特徴
とする静電潜像の液体現像方法。」が提案されている。
・高粘度の液体現像剤を用いた場合、像担持体上の残留
液体現像剤中にはキャリア液がほとんどなく、トナーが
凝集して像担持体表面に固着した状態になるため、トナ
ーのクリーニング不良が発生するという不具合があっ
た。具体的には、クリーニング手段として上記フォーム
ローラを使用すると、該フォームローラの表面が柔らか
いため、凝集トナーを完全に除去するのは困難であり、
像担持体上にトナーを残存させてしまう。また、クリー
ニング手段として上記クリーニングブレードを使用する
と、例えば中間転写体として中間転写ベルトを用いた場
合にはベルト表面の凹凸が存在し、凹部にトナーが入り
込んでしまうため、該凹凸への追従性を向上させるため
にベルトへのブレードの喰込量を大きくしなければなら
ない。このため、ベルトの駆動に対する負荷が増大し、
ベルトの駆動に影響を与えたり、クリーニングブレード
自体の摩耗や損傷を引き起こしてしまう。特に、中間転
写ベルトが弾性体で構成されている場合には、ブレード
の喰込量をより大きくする必要があるため、このような
負荷の増大が顕著であった。
あり、その目的とするところは、像担持体上に残留した
凝集トナーや、像担持体表面の凹部に入り込んだトナー
を良好にクリーニングする湿式画像形成装置を提供する
ことである。
めに、請求項1の発明は、キャリア液にトナーが分散さ
れてなる液体現像剤により現像された顕像を担持する像
担持体と、該像担持体上の顕像が被転写体に転写された
後の像担持体表面から残留液体現像剤を除去して該表面
をクリーニングするクリーニング部材とを備えた湿式画
像形成装置において、該クリーニング部材を、該像担持
体表面の該残留液体現像剤中のトナーに対して、該表面
と該トナーとの付着力より大きい付着力を有する部材で
構成し、該クリーニング部材を、該トナーが付着した該
表面と接触するように配置したことを特徴とするもので
ある。
担持体表面の残留トナーに対して、該表面と該トナーと
の付着力よりも大きい付着力を有するクリーニング部材
を接触させ、その後離間させることにより、該トナーを
該クリーニング部材の表面に付着させて、該像担持体表
面から除去する。
成装置において、上記クリーニング部材は、上記像担持
体表面と接触する表面部が粘着性を有する材料からなる
ことを特徴とするものである。
により、上記像担持体表面のトナーをクリーニング部材
に付着させて、該像担持体表面から除去する。ここで、
表面に粘着性を持つクリーニング部材は、表面が軟らか
い性質を有しているため、像担持体の表面形状に応じて
変形しやすくなる。このため、クリーニング部材が該表
面凹部に入り込んだトナーと接触しやすくなり、該凹部
に入り込んだトナーの除去を良好に行うことができる。
成装置において、上記クリーニング部材が、上記像担持
体表面と接触する表面に粘着剤を塗布したシート部材又
はローラ部材であることを特徴とするものである。
担持体表面と接触する表面に粘着剤を塗布したシート部
材又はローラ部材により、上記像担持体表面のトナーを
クリーニング部材に粘着させて、該像担持体表面から除
去する。
成装置において、上記クリーニング部材の上記像担持体
表面と接触する表面部を、JIS A型硬度計で測定し
た値が30°よりも小さい低硬度ゴムで構成したことを
特徴とするものである。
間の結合力が弱まり、表面にタックと呼ばれる粘り気が
生じることが知られている。そこで、この粘着性を利用
して、JIS A型硬度計で測定した値が30°より小
さい低高度ゴムで構成したクリーニング部材により、上
記像担持体表面のトナーをクリーニング部材に粘着させ
て、該像担持体表面から除去する。
4の湿式画像形成装置において、上記クリーニング手段
よりも上記像担持体移動方向上流側に、プレクリーニン
グ手段を設けたことを特徴とするものである。
レクリーニング手段で上記残留液体現像剤を除去し、該
プレクリーニング手段で除去しきれなかったトナーなど
を、上記クリーニング手段で除去する。
成装置において、トナーの極性と逆極性の電圧を、上記
プレクリーニング手段としてのプレクリーニング部材に
印加する電圧印加手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
リーニング部材にトナーの極性と逆極性の電圧を印加し
て、像担持体上の残留液体現像剤中のトナーをプレクリ
ーニング部材側に移動させる電界を、プレクリーニング
部材と像担持体との間に形成する。この電界の作用と上
記クリーニング部材とを組み合わせることで、より確実
に像担持体表面の残留トナーを除去する。
成装置であるカラー電子写真複写機(以下、カラー複写
機という)に適用した実施形態について説明する。図1
は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置全体の
概略構成図である。この装置には、カラー画像形成プロ
セスでカラー画像を形成するための各色毎の画像形成ユ
ニットBk、C、M、Yが設けられている。各画像形成
ユニットは、後述するような像担持体としての感光体、
露光装置、帯電装置、クリーニング装置、除電ランプ、
及び、カラー画像形成プロセスで用いられる湿式カラー
現像器などをそれぞれ備えている。本実施形態において
は、画像形成ユニットBkはブラック用、Cはシアン
用、Mはマゼンダ用、Yはイエロー用であり、その感光
体10上に、それぞれ印字色の異なる顕像を形成するよ
うに構成されている。また、各感光体は、それぞれの周
面の一部が、各画像形成ユニットの筺体の開口部から露
出し、それぞれ矢印A方向に回転可能に配置されてい
る。
示を省略した露光装置(これからのレーザ光を図中30
で示す)と、感光体クリーニング手段としての感光体ク
リーニングブレード50と、カラー画像形成プロセスで
用いられる各色現像器40などが配設されている。
Yの側方には、各感光体の露出部の周面に接触するよう
に、複数の張架ローラによって矢印B方向に回転自在に
張架され、感光体表面に形成された顕像を転写され担持
する像担持体としての中間転写ベルト60が配設されて
いる。本実施形態の中間転写ベルト60は、カーボンが
分散された導電性ゴムに、ベルト表面の平滑性を向上さ
せるためにフッ素系樹脂を表面コートしたベルトであ
る。
1aへの巻き付き部に対向して、中間転写ベルト60表
面をクリーニングするクリーニング装置としてのクリー
ニング部材70が配設されている。このクリーニング部
材70については、後で詳しく説明する。
光体10に対向する位置に、各感光体10上の顕像を中
間転写ベルト60上に転写(1次転写)する一次転写バ
イアスが印加される導電性ローラ11、12、13、1
4が設けられている。さらに、中間転写ベルト60の張
架ローラ61bへの巻き付き部に対向して、転写ローラ
80が設けられている。転写ローラ80は、中間転写ベ
ルト60上の顕像を転写紙Pに転写(2次転写)するた
めの2次転写バイアスが印加される導電性を有するロー
ラである。
に構成されており、キャリア液に各色トナーが高濃度に
分散された100〜10000mPa・sの高粘度の液
体現像剤(以下、現像液という)18を収容する現像液
タンク42と、上記感光体表面に接するように設けられ
た現像剤担持体としての現像ローラ41と、下部を該現
像液タンク42内の現像液18に浸漬するように配設さ
れ、汲み上げた現像剤を現像ローラ41に塗布する塗布
ローラ43とをそれぞれ備えている。なお、本実施形態
においては、キャリア液としてシリコーンオイルを使用
している。
て説明する。なお、各画像形成ユニットは、それぞれ同
様の原理に基づいて画像形成が行われるので、ここで
は、図1において左端側に位置する感光体10へのイエ
ロー画像形成プロセスについてのみ説明し、他の感光体
への画像形成プロセスの説明を省略する。
回転しながら帯電装置20からの電荷により一様に帯電
した後、図示しない露光装置からイエローの画像情報に
基づいて変調されたレーザ光30を照射され、表面に静
電潜像を形成する。感光体10上に形成されたイエロー
潜像は、イエロー現像器40のイエロー現像液により現
像され、感光体上にイエローのトナー像が形成される。
なお、現像器の現像動作については後述する。
像は、ローラ11に印加された所定の一次転写バイアス
により、感光体10と同期して矢印B方向に回転する中
間転写ベルト60上に転写される。一方、転写後の感光
体10は、上記感光体クリーニングブレード50によっ
て未転写現像液が除去され、次の色の画像形成に備え
る。
ン、およびブラックの単色画像毎に順次繰り返し、中間
転写ベルト60上へ重ね合わされたフルカラー画像が形
成される。
ルカラー画像は、転写ローラ80に印加された所定の二
次転写バイアスにより、図示しない給紙部から搬送され
た被転写体としての転写紙P上に一括転写される。転写
終了後、転写紙Pは、中間転写ベルト60から分離さ
れ、定着装置90の定着ローラ91と押圧ローラ群92
とにより定着処理がなされ、機外に排紙される。
説明する。塗布ローラ43は、回転により現像液18を
汲み上げ、現像ローラ41表面へ現像液18を塗布す
る。この過程で、現像液18は薄い膜状になり、現像ロ
ーラ41上に一定の厚みを有した現像液の薄層が形成さ
れる。現像ローラ41上の現像液の薄層は、現像ローラ
41の回転により、感光体10と現像ローラ41とが接
触する現像領域まで搬送される。そして、現像領域にお
いて、現像バイアスを印加され、薄層の状態で現像ロー
ラ41から剥離し、感光体10上の潜像の形成されてい
る部分に移行する。一方、現像に使用されなかった現像
液は、剥離ブレード44によって除去され、重力により
現像液タンク42内部に落下する。
写ベルト60のクリーニングについて説する。本実施形
態のカラー複写機では、中間転写ベルト60上で凝集し
たり、中間転写ベルト表面の凹部に入り込んでいるため
従来技術ではクリーニング部材で除去し難かった残留ト
ナーを良好に除去できるようなクリーニング部材、具体
的には、中間転写ベルト60表面の残留現像液中のトナ
ーに対して、該中間転写ベルト60表面と該トナーとの
付着力より大きい付着力を発揮しうる材料からなるクリ
ーニング部材70を用いて中間転写ベルト60のクリー
ニングを行うものである。
写ベルト60表面と接触する表面が粘着性を有する部材
を使用する。本実施形態では、中間転写ベルト60表面
と接触する表面に粘着剤を塗布して粘着性を持たせたロ
ーラ部材を使用している。このように粘着剤を塗布され
たクリーニング部材70は、粘着性を持つようになると
同時に、表面が軟化するため、中間転写ベルト60の表
面形状に応じて変形しやすくなる。
間転写ベルト60に接触回転させると、中間転写ベルト
60表面の残留トナーがクリーニング部材70の表面に
付着する。このとき、クリーニング部材70表面の粘着
力により、本実施形態の高濃度・高粘度の現像液18を
用いた場合に発生しやすい凝集トナーを良好に除去する
とともに、クリーニング部材70が、中間転写ベルト6
0との接触時に中間転写ベルト60の表面形状に応じて
変形することにより、中間転写ベルト60表面の凹部に
入り込んだトナーと的確に接触して良好に除去すること
ができる。また、クリーニング部材70及び中間転写ベ
ルト60の双方の機械的負荷を増大させることがないの
で、クリーニング部材70の摩耗や損傷を防止するとと
もに、ベルトの駆動を妨げることがない。本実施形態の
中間転写ベルト、すなわちベルトの表面粗さがJIS1
0点平均でRz数μm程度であり、かつ導電性ゴムから
なる弾性を有する中間転写ベルトにおいて、良好なクリ
ーニング性能が得られることを確認できた。
70として、中間転写ベルト60表面と接触する表面に
粘着剤を塗布して粘着性を持たせたローラ部材を使用し
たが、中間転写ベルト60表面と接触する表面に粘着剤
を塗布したシート部材を用いてもよい。図2は、表面に
粘着剤を塗布した粘着シート170を用いたクリーニン
グ部材を配置した例を示すものである。図2において
は、粘着シート170を、サプライロール170aから
送り出し、粘着シート170の裏側から粘着シート用の
押圧ローラ170bを中間転写ベルト60に押し当て、
中間転写ベルト60表面の残留トナーを粘着シートに付
着させ、トナーの付着したシート部分を巻き取る。
表面に粘着剤を塗布したクリーニング部材以外にも、中
間転写ベルト60表面と接触する表面部を低高度のゴム
で構成したクリーニング部材を用いることもできる。一
般に、ゴム硬度が低いと、分子間の結合力が弱まり、表
面にタックと呼ばれる粘り気が生じることが知られてい
る。したがって、その粘着性を利用して、例えば、JI
S A型硬度計で測定した値が30より小さいゴムをシ
ート状にしたものやローラ部材に被覆したものなどをク
リーニング部材として使用してもよい。ゴムとしては、
天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、
ブチルゴム、エチレンゴム、プロピレンゴム、クロロプ
レンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、ニトリ
ルゴム、ウレタンゴム、多硫化ゴム、アクリルゴム、エ
ピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、
ノルボーネンゴムなどを用いることができる。
えて、該クリーニング部材よりも中間転写ベルト60の
回転方向上流側に、プレクリーニング手段としてのクリ
ーニングブレードやクリーニングローラを設けてもよ
い。図3に、中間転写ベルト60の張架ローラ61aへ
の巻き付き部に対向して、プレクリーニング手段として
のクリーニングブレード72を配置し、張架ローラ61
cへの巻き付き部に対向して、上記クリーニング部材1
70を配置した例を示す。図3においては、あらかじ
め、クリーニングブレード72で中間転写ベルト60表
面の残留現像液を除去した後に、表面が粘着性を有する
クリーニング部材70によるクリーニングを行うので、
より確実に残留トナーを除去することができるととも
に、クリーニング部材70の使用量の軽減を図ることが
できる。
のクリーニングブレードやクリーニングローラに、上記
現像液18のトナーと逆極性の電圧を印加してもよい。
具体的には、例えば図4に示すように、中間転写ベルト
60の張架ローラ61aへの巻き付き部に対向して、導
電性の材料、例えば金属等で形成した導電性ローラであ
るプレクリーニング手段としてのクリーニングローラ7
3を、中間転写ベルト60表面に当接させて配置する。
また、残留現像液中のトナーとは逆極性の電圧をクリー
ニングローラ73に印加する電圧印加手段であるバイア
ス電源100を設ける。図4において、例えば、正帯電
のトナーを含む現像液18を用いた場合、バイアス電源
100より負電圧をクリーニングローラ73に印加する
ことで、中間転写ベルト60とクリーニングローラ73
との間に、トナーが中間転写ベルト60上からクリーニ
ングローラ73側へ移動するような電界を形成する。こ
の電界により、残留トナーを中間転写ベルト60上から
クリーニングローラ73側へ移動させるので、よりいっ
そう確実に残留トナーを除去することができるととも
に、クリーニング部材170の使用量の軽減を図ること
ができる。なお、上記クリーニングローラ270は、そ
の体積抵抗値が10〜1010Ω程度のものを使用する
ことが望ましい。本実施形態においては、クリーニング
ローラ73に対して、マイナス500Vの比較的小さい
バイアス電圧を印加することで充分なクリーニング性能
が得られた。
は、中間転写体を中間転写ベルトの例で説明したが、中
間転写ローラであってもよい。
中間転写体を用いる画像形成装置であれば適用でき、同
様の効果が得られる。
グと同様に、感光体10のクリーニング手段の感光体ク
リーニング部材を、感光体10表面の残留現像液中のト
ナーに対して、該感光体10表面と該トナーとの付着力
より大きい付着力を発揮しうる材料からなる部材で構成
し、該感光体クリーニング部材を、該トナーが付着した
該表面と接触するように配置し、感光体10上の残留ト
ナーのクリーニングを行う等の応用も考えられる。
体上に残留した凝集トナーや、像担持体表面の凹部に入
り込んだトナーを良好にクリーニングすることができる
という優れた効果がある。また、クリーニング部材及び
像担持体の双方の機械的負荷を増大させることがないの
で、クリーニング部材の摩耗や損傷を防止するととも
に、ベルトの駆動を妨げることがないという効果があ
る。
リーニング部材の粘着力と像担持体の表面形状に対する
変形のしやすさとにより、像担持体上に残留した凝集ト
ナーや、像担持体表面の凹部に入り込んだトナーを良好
にクリーニングすることができるという優れた効果があ
る。
り確実に像担持体表面の残留トナーを除去するととも
に、クリーニング部材の使用量の軽減を図ることができ
るという優れた効果がある。
ーニング装置の概略構成図。
クリーニング装置の概略構成図。
ルトのクリーニング装置の概略構成図。
Claims (6)
- 【請求項1】キャリア液にトナーが分散されてなる液体
現像剤により現像された顕像を担持する像担持体と、該
像担持体上の顕像が被転写体に転写された後の像担持体
表面から残留液体現像剤を除去して該表面をクリーニン
グするクリーニング部材とを備えた湿式画像形成装置に
おいて、 上記クリーニング部材を、上記像担持体表面の上記残留
液体現像剤中のトナーに対して、該表面と該トナーとの
付着力より大きい付着力を有する部材で構成し、該クリ
ーニング部材を、該トナーが付着した該表面と接触する
ように配置したことを特徴とする湿式画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、 上記クリーニング部材は、上記像担持体表面と接触する
表面部が粘着性を有する材料からなることを特徴とする
湿式画像形成装置。 - 【請求項3】請求項2の湿式画像形成装置において、 上記クリーニング部材が、上記像担持体表面と接触する
表面に粘着剤を塗布したシート部材又はローラ部材であ
ることを特徴とする湿式画像形成装置。 - 【請求項4】請求項2の湿式画像形成装置において、 上記クリーニング部材の上記像担持体表面と接触する表
面部を、JIS A型硬度計で測定した値が30°より
も小さい低硬度ゴムで構成したことを特徴とする湿式画
像形成装置。 - 【請求項5】請求項1、2、3又は4の湿式画像形成装
置において、 上記クリーニング手段よりも上記像担持体移動方向上流
側に、プレクリーニング手段を設けたことを特徴とする
湿式画像形成装置。 - 【請求項6】請求項5の湿式画像形成装置において、 トナーの極性と逆極性の電圧を、上記プレクリーニング
手段としてのプレクリーニング部材に印加する電圧印加
手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28111199A JP2001109346A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 湿式画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28111199A JP2001109346A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 湿式画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001109346A true JP2001109346A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17634515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28111199A Pending JP2001109346A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 湿式画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001109346A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008191298A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Kyocera Mita Corp | 湿式画像形成装置、湿式画像形成方法 |
JP2009244840A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-22 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2011039154A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Seiko Epson Corp | 転写装置および画像形成装置 |
WO2019124195A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-10-01 JP JP28111199A patent/JP2001109346A/ja active Pending
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