JP2001324902A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP2001324902A
JP2001324902A JP2000141133A JP2000141133A JP2001324902A JP 2001324902 A JP2001324902 A JP 2001324902A JP 2000141133 A JP2000141133 A JP 2000141133A JP 2000141133 A JP2000141133 A JP 2000141133A JP 2001324902 A JP2001324902 A JP 2001324902A
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cleaning
liquid
toner
belt
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Hidemune Otake
英宗 大嶽
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体上の残留液体現像剤と接触する表面
が移動するクリーニング部材のクリーニング効果を向上
させることである。 【解決手段】 現像液により現像されて中間転写ベルト
60上に形成されたトナー像を転写紙上に転写した後、
該中間転写ベルト表面をクリーニングするクリーニング
装置70は、クリーニングベルト71を備えている。こ
のクリーニングベルト71は、多孔質材料で形成されて
おり、電界印加ローラ72によるクリーニング電界によ
り、回収された残留現像液中のトナーは、該ベルト中を
該電界印加ローラ側に向かって移動する。そして、該ベ
ルト裏面まで到達したトナーは、上記電界印加ローラ表
面に付着し、トナー回収ブレード75により回収され
る。上記クリーニング電界により、クリーニングベルト
による残留現像液の回収を補助することで、クリーニン
グ効果を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、
キャリア液にトナーが分散されてなる液体現像剤により
現像された顕像を担持する像担持体と、該像担持体上の
顕像が被転写体に転写された後の像担持体表面に接触し
て残留液体現像剤を除去し、該表面をクリーニングする
クリーニング部材と備えた湿式画像形成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の湿式画像形成装置では、種々の
クリーニング部材を有するクリーニング装置により、像
担持体としての感光体もしくは中間転写体表面に残留す
る未転写分の残留液体現像剤を除去してクリーニングを
行う。このクリーニング装置に設けられるクリーニング
部材としては、例えば、ウレタンゴムなどの弾性材料か
らなるエッジ部が像担持体表面に当接するように配設さ
れたクリーニングブレードが一般的に知られている。こ
のクリーニング装置においては、上記クリーニングブレ
ードにより、残留液体現像剤を機械的に掻き取って除去
する。しかし、このようにクリーニングブレードにより
クリーニングする場合、クリーニングの際に該クリーニ
ングブレードのエッジ部が像担持体表面に常時接触する
ことになり、そのエッジ部が傷つきやすい。そのエッジ
部が傷ついた場合には、クリーニングしたはずの像担持
体表面に筋状の液体現像剤が残留することがある。この
残留液体現像剤は、次の画像工程時に、被転写体として
の中間転写体や転写紙等の表面に付着し、画質劣化を引
き起こす原因となる。
【0003】また、上記湿式画像形成装置では、上記ク
リーニングブレードの先端部分が像担持体表面の残留液
体現像剤を堰き止めるようにして該残留液体現像剤を掻
き取るため、クリーニング中に、その先端部分に液体現
像剤が溜まる。このように液体現像剤が溜まると、その
部分でトナーが凝集し、ブレード先端による掻取力が低
下してクリーニング能力が落ちる等の不具合が生じ、そ
の先端部分に溜まった液体現像剤を処理する必要がある
という課題もある。
【0004】一方で、像担持体表面をクリーニングする
クリーニング装置としては、吸湿性のよい紙材等からな
るウェブの一端を巻回した状態で供給軸により支持し、
その他端を巻取軸により巻き取ることで該ウェブを表面
移動させ、これら軸間のウェブ部分を像担持体に圧接
し、像担持体上の残留液体現像剤を払拭してクリーニン
グするものも知られている(特開平10−97143号
公報)。また、像担持体や転写ベルト上の残留液体現像
剤を払拭する表面が無端移動するローラ状又は無端ベル
ト状のクリーニング部材に、水や有機溶剤等のクリーニ
ング液を保持させてクリーニングするクリーニング装置
も知られている。このようなクリーニング装置は、例え
ば、特開平7−28342号公報、特開平8−1607
70号公報などに開示されている。
【0005】このようにクリーニング部材として、上記
ウェブ又はローラ状等のものを用いた装置においては、
そのクリーニング部材の表面全体をクリーニング面とす
ることができるので、クリーニングブレードを用いる場
合に比べて、そのクリーニング能力を長期にわたって維
持することができる。尚、上記ウェブを用いた装置にお
いては、一度使用した面を上記巻取軸に巻き取ってい
き、最終的に上記供給軸に巻かれたウェブがなくなる
と、該ウェブを交換するという消耗品である。このた
め、定期的な交換を必要とし、メンテナンスが面倒であ
る。一方、ローラ状等のクリーニング部材のようにクリ
ーニング面が無端移動するものを用いた装置において
は、そのクリーニング面をクリーニングし、一度使用し
た面を再利用することで、交換がほとんど必要ないとい
う利点を有し、メンテナンスが面倒でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
クリーニング面が表面移動するクリーニング部材は、一
般に、クリーニングブレードよりもクリーニング能力が
低い。そのため、上記特開平7−28342号公報等に
開示されたクリーニング面が無端移動するクリーニング
装置では、そのクリーニング能力を向上させるため、ク
リーニング部材にクリーニング液を保持させ、該クリー
ニング面で残留液体現像剤するようにしている。しか
し、このようにクリーニング液を保持させたクリーニン
グ面での払拭だけでは、残留液体現像剤中のトナーを像
担持体表面から除去するというクリーニング効果を十分
に得られないという問題点があった。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、像担持体上の残留
液体現像剤と接触するクリーニング面が移動するクリー
ニング部材のクリーニング効果を高めることができる湿
式画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、キャリア液にトナーが分散され
てなる液体現像剤により現像された顕像を担持する像担
持体と、該像担持体上の顕像が被転写体に転写された後
に像担持体上に残留する残留液体現像剤に接触し、該像
担持体表面をクリーニングするクリーニング部材とを備
えた湿式画像形成装置において、上記クリーニング部材
は、上記残留液体現像剤に接触するクリーニング面が移
動するクリーニング部材であり、該クリーニング部材と
該像担持体との間に、上記残留液体現像剤中のトナーが
該クリーニング部材側へ移動するような電界を形成する
電界形成手段を有することを特徴とするものである。
【0009】この湿式画像形成装置においては、電界形
成手段により、像担持体とクリーニング部材との間に、
上記残留液体現像剤中のトナーが該クリーニング部材表
面へ移動するような電界を形成する。この電界形成手段
としては、例えば、導電性のクリーニング部材と、該ク
リーニング部材に電圧を印加する電圧印加手段とを用い
ることができる。この場合、電圧印加手段により上記ク
リーニング部材に残留液体現像剤中のトナーの帯電極性
と逆極性の電圧を印加することにより、像担持体表面と
クリーニング部材との間に所定の電位差を設けることが
できるので、これらの間に上記電界を形成することがで
きる。この電界により、像担持体表面とクリーニング部
材との間に挟まれた残留液体現像剤中では、トナーが電
気泳動して、該クリーニング部材のクリーニング面側に
寄せられる。そして、このような状態の残留現像剤が上
記クリーニング部材のクリーニング面の移動によりクリ
ーニングされる。これにより、残留液体現像剤中の少な
くともトナー分に関しては、像担持体上から除去するこ
とができる。尚、像担持体上に多少のキャリア液が残留
したとしても、次の画像形成工程にほとんど影響を及ぼ
すことはない。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1の湿式
画像形成装置において、上記クリーニング面が上記像担
持体に接触するように該クリーニング面の裏面側から上
記クリーニング部材を支持する支持部材を有し、上記ク
リーニング部材は、上記クリーニング面に付着した残留
液体現像剤中のトナーが該クリーニング部材中を移動し
てその裏面まで通過可能な材料で形成され、上記電界形
成手段は、上記支持部材と上記像担持体との間に、上記
残留液体現像剤中のトナーが該支持部材側へ移動するよ
うな電界を形成することを特徴とするものである。
【0011】この湿式画像形成装置においては、電界形
成手段により、クリーニング面の裏面を支持する支持部
材と像担持体との間に、上記残留液体現像剤中のトナー
が該クリーニング部材表面へ移動するような電界を形成
する。この電界形成手段としては、例えば、導電性の支
持部材と、該支持部材に電圧を印加する電圧印加手段と
を用いることができる。この電界により、残留液体現像
剤中のトナーは、クリーニング部材のクリーニング面へ
移動し、更に、該クリーニング面からその内部にまで入
り込むので、該トナーをクリーニング面上から排除する
ことができる。よって、クリーニング部材のクリーニン
グ面は、トナー汚れのない状態を維持することができ
る。尚、上記クリーニング部材としては、スポンジのよ
うな多孔質材料で形成されたものや、プラスチック材料
をメッシュ状に形成したベルト状のもの等を利用するこ
とができる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項2の湿式
画像形成装置において、上記支持部材表面に付着したト
ナーをクリーニングする支持部材クリーニング部材を有
することを特徴とするものである。
【0013】クリーニング部材のクリーニング面に付着
したトナーは、上記電界により、該クリーニング部材中
を裏面まで移動し、該裏面を支持する支持部材に付着す
ることがある。ここで、支持部材にトナーを付着させた
ままにしておくと、クリーニング部材中を移動してきた
トナーが、該支持部材に付着できなくなり、トナーがク
リーニング部材中の裏面近傍に目詰まりしてしまう。そ
こで、本請求項の湿式画像形成装置においては、この支
持部材に付着したトナーを支持部材クリーニング部材に
より除去して、該支持部材をクリーニングする。これに
より、クリーニング部材中にトナーが目詰まりするのを
防ぐことができ、該トナーの支持部材への付着を促進さ
せる。
【0014】また、請求項4の発明は、請求項1、2又
は3の湿式画像形成装置において、上記クリーニング部
材に付着した残留液体現像剤を該クリーニング部材から
除去する残留現像剤除去手段を有することを特徴とする
ものである。
【0015】この湿式画像形成装置においては、残留現
像剤除去手段により、クリーニング部材に付着した残留
液体現像剤を該クリーニング部材から除去し、該クリー
ニング部材をクリーニングすることができる。ここで、
残留現像剤除去手段としては、クリーニング部材のクリ
ーニング面上に付着したトナー及びキャリア液を除去す
るものや、請求項2及び3の湿式画像形成装置に適用す
る場合にはキャリア液分だけをクリーニング部材から除
去するものも挙げられる。
【0016】また、請求項5の発明は、請求項1、2、
3又は4の湿式画像形成装置において、上記クリーニン
グ部材にクリーニング液を供給する液供給手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0017】この湿式画像形成装置においては、クリー
ニング部材を介して像担持体上にクリーニング液を供給
することにより、像担持体上の残留液体現像剤を洗い流
すようにして像担持体上から除去するとともに、像担持
体上で凝集したトナーを湿潤させ該トナーの凝集力を弱
め、該トナーを電気泳動しやすくさせることができる。
【0018】また、請求項6の発明は、請求項1、2、
3、4又は5の湿式画像形成装置において、上記クリー
ニング部材における像担持体上の残留液体現像剤と接触
する部分に保持される液体量を規制する液規制手段を有
することを特徴とするものである。
【0019】上記クリーニング部材には、像担持体上か
ら除去した残留液体現像剤のキャリア液や、上記液供給
手段により供給されるクリーニング液が保持されること
になる。上記クリーニング部材のクリーニングする部分
に保持される液体量が多くなり過ぎると、クリーニング
中に像担持体上に付着する又は残留する液体量も多くな
り過ぎ、次の画像工程において像流れ等の不具合が発生
するおそれがある。本請求項の湿式画像形成装置におい
ては、液規制手段により、クリーニング部材における像
担持体上の残留液体現像剤と接触する部分に保持される
液体量を規制することができるので、その部分の液体量
が適量となるように調整することができ、上記不具合を
防止することができる。
【0020】また、請求項7の発明は、請求項5の湿式
画像形成装置において、上記クリーニング部材は、その
内部に液体を保持可能な保液性部材で形成されており、
上記液供給手段は、上記クリーニング液を保持し、上記
クリーニング部材に所定量食い込むように当接する液供
給部材であることを特徴とするものである。
【0021】この湿式画像形成装置においては、クリー
ニング液を保持した液供給部材をクリーニング部材を当
接させることで、該クリーニング部材に該クリーニング
液を供給することができる。また、このクリーニング部
材は、保液性部材で形成されているため、上記液供給部
材を食い込みようにして当接させることで、該クリーニ
ング部材に保持されている液体を絞ることができる。こ
のとき、この液供給部材の食い込み量を適宜調節するこ
とにより、該液供給部材の当接部に向かって進行してく
るクリーニング部材部分に過剰に保持されている液体が
該当接部を通過するのを規制することで、該当接部通過
後のクリーニング部材部分に保持される液体量が適量と
なるように調整することができる。したがって、上述し
た像流れ等の不具合の防止しつつ、クリーニング部材に
供給されるクリーニング液によるクリーニング効果の向
上を図ることができる。尚、このような液供給部材とし
ては、例えば、クリーニング部材に当接する板状部材
に、フェルトのような保液性材料を被覆したものが挙げ
られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式カラー画像形
成装置であるカラー電子写真複写機(以下、「複写機」
という)に適用した実施形態について説明する。図2
は、本実施形態に係る複写機全体の概略構成図である。
この装置には、カラー画像形成プロセスでカラー画像を
形成するための各色毎の画像形成ユニットBk、C、
M、Yが設けられている。尚、本実施形態において、ブ
ラックは「Bk」、シアンは「C」、マゼンタは
「M」、イエローは「Y」を意味する。各画像形成ユニ
ットは、後述するような感光体ドラム、露光装置、帯電
装置、感光体クリーニング装置、除電ランプ、及び、カ
ラー画像形成プロセスで用いられる湿式カラー現像器な
どをそれぞれ備えている。各感光体ドラムは、それぞれ
の周面の一部が、各画像形成ユニットの筺体の開口部か
ら露出し、それぞれ矢印A方向に回転可能に配置されて
いる。
【0023】各感光体ドラムの周囲には、帯電装置20
と、図示を省略した露光装置(これからのレーザ光を図
中30で示す)と、感光体クリーニング手段としての感
光体クリーニングブレード50と、カラー画像形成プロ
セスで用いられる各色現像器40などが配設されてい
る。各カラー現像器40は、それぞれほぼ同様に構成さ
れており、キャリア液に各色トナーが高濃度に分散され
た100〜10000mPa・sの高粘度の液体現像剤
(以下、現像液という)18を収容する現像液タンク4
2と、上記感光体ドラム表面に接するように設けられた
現像剤担持体としての現像ローラ41と、下部を該現像
液タンク42内の現像液18に浸漬するように配設さ
れ、汲み上げた現像液を現像ローラ41に塗布する塗布
ローラ43と、現像に使用されなかった現像液を除去す
る剥離ブレード44とをそれぞれ備えている。なお、本
実施形態においては、キャリア液としてシリコーンオイ
ルを使用している。
【0024】上記カラー現像器40において、塗布ロー
ラ43は、その回転により現像液18を汲み上げ、現像
ローラ41表面へ現像液18を塗布する。この過程で、
現像液18は薄い膜状になり、現像ローラ41上に一定
の厚みを有した現像液の薄層が形成される。現像ローラ
41上の現像液薄層は、該現像ローラの回転により、該
現像ローラと感光体ドラム10とが接触する現像領域ま
で搬送される。そして、この現像領域において、現像バ
イアスを印加され、薄層の状態で現像ローラ41から剥
離し、感光体ドラム10上の静電潜像が形成されている
部分に移行する。一方、現像に使用されなかった現像液
は、剥離ブレード44によって除去され、重力により現
像液タンク42内部に落下する。
【0025】また、各画像形成ユニットBk、C、M、
Yの側方には、各感光体ドラムの露出部の周面に接触す
るように、複数の張架ローラによって矢印B方向に回転
自在に張架され、感光体ドラム表面に形成された顕像を
転写され担持する像担持体としての中間転写ベルト60
が配設されている。中間転写ベルト60は、カーボンが
分散された導電性ゴムに、ベルト表面の平滑性を向上さ
せるためにフッ素系樹脂を表面コートしたベルトであ
る。また、ベルト内周面側の各感光体ドラム10に対向
する位置に、各感光体ドラム10上の顕像を中間転写ベ
ルト60上に1次転写する1次転写バイアスが印加され
る導電性ローラ11、12、13、14が設けられてい
る。
【0026】また、中間転写ベルト60の張架ローラ6
1bへの巻き付き部に対向して、転写ローラ80が設け
られている。この転写ローラ80は、中間転写ベルト6
0上の顕像を被転写体としての転写紙Pに2次転写する
ための2次転写バイアスが印加される導電性を有するロ
ーラである。さらに、この転写ローラ80との対向部の
中間転写ベルトの表面移動方向上流側には、2次転写前
に後述のキャリア液の余剰分を除去するための液除去ロ
ーラ140が設けられている。この液除去ローラ140
は、中間転写ベルト60上の顕像を乱さないよう、非接
触のスクイズローラで構成されている。
【0027】また、中間転写ベルト60の張架ローラ6
1aへの巻き付き部に対向するように、中間転写ベルト
60表面をクリーニングするためのクリーニング装置7
0が設けられている。このクリーニング装置70は、2
次転写を終えた中間転写ベルト60の表面上に残留した
残留現像液を除去するためのものである。尚、このクリ
ーニング装置70の構成及び動作については、後述す
る。
【0028】次に、本実施形態に係る複写機の画像形成
動作について説明する。なお、各画像形成ユニットは、
それぞれ同様の原理に基づいて画像形成が行われるの
で、ここでは、図2において左端側に位置する感光体ド
ラム10へのY画像形成プロセスについてのみ説明し、
他の感光体ドラムへの画像形成プロセスの説明を省略す
る。
【0029】図2において、感光体ドラム10は、矢印
A方向に回転しながら帯電装置20からの電荷により一
様に帯電された後、図示しない露光装置からY画像情報
に基づいて変調されたレーザ光30を照射される。これ
により、感光体ドラム10の表面にはYの静電潜像が形
成される。この感光体ドラム10上に形成されたY潜像
は、Y現像器40のY現像液により現像され、該感光体
ドラム上にYトナー像が形成される。なお、現像器の現
像動作については後述する。
【0030】感光体ドラム10上に形成されたYトナー
像は、上記導電性ローラ11に印加された所定の1次転
写バイアスにより、感光体ドラム10と同期して矢印B
方向に回転する中間転写ベルト60上に1次転写され
る。一方、1次転写後の感光体ドラム10は、上記感光
体クリーニングブレード50によって未転写現像液が除
去され、次の色の画像形成に備える。
【0031】以上の工程をY、M、C、Bkの各画像毎
に順次繰り返し、中間転写ベルト60上へ重ね合わされ
たフルカラー画像が形成される。中間転写ベルト60上
のフルカラー画像は、上記転写ローラ80に印加された
所定の2次転写バイアスにより、図示しない給紙部から
搬送された転写紙P上に一括転写される。2次転写終了
後、この転写紙Pは、中間転写ベルト60から分離さ
れ、定着処理前液除去ローラ150により過剰なキャリ
ア液が除去された後、定着装置90の定着ローラ91と
押圧ローラ群92とにより定着処理がなされ、機外に排
紙される。
【0032】次に、本発明の特徴部である上記中間転写
ベルト60のクリーニング装置70について説明する。
図1は、本実施形態におけるクリーニング装置の概略構
成図である。このクリーニング装置70は、クリーニン
グ部材としてのクリーニングベルト71と、中間転写ベ
ルト60上の残留現像液18a中のトナーを該クリーニ
ングベルト側へ移動させる電界(以下、「クリーニング
電界」という。)を形成する電界形成手段としての電界
印加ローラ72と、該電界印加ローラとともに該クリー
ニングベルトを張架する張架ローラ73とを有する。
【0033】上記電界印加ローラ72は、例えば、金属
等で形成した導電性ローラを使用することができる。こ
の電界印加ローラ72には、クリーニング電界を形成す
るための電圧を印加する電圧印加手段であるバイアス電
源74が接続されている。このバイアス電源74は、電
界印加ローラ72にトナーの帯電極性とは逆極性の電圧
を印加する。例えば、正帯電のトナーを含む現像液を用
いた場合、負電圧を電界印加ローラ72に印加する。こ
のようにして形成されるクリーニング電界により、現像
液中のトナーは、電気泳動してクリーニングベルト70
側に移動する。
【0034】なお、本実施形態においては、上記電界印
加ローラ72にトナーとは逆極性のバイアス電圧を印加
してクリーニング電界を形成したが、これに限定される
ものではない。正帯電のトナーに対して、中間転写ベル
ト60にトナーの帯電極性と同極性の例えば+2000
Vのバイアス電圧を印加し、かつ、電界印加ローラ72
にもトナーの帯電極性と同極性の例えば+500Vのバ
イアス電圧を印加するようにしてもよい。この場合に
も、同様に、中間転写ベルト60と電界印加ローラ72
との間に、トナーが該電界印加ローラ側に移動するよう
なクリーニング電界を形成することができる。
【0035】上記クリーニングベルト71は、上記電界
印加ローラ72及び上記張架ローラ73に張架されて表
面移動することが可能になっている。また、このクリー
ニングベルト71における上記電界印加ローラ72と上
記中間転写ベルト60との間の部分は、支持部材として
も機能する電界印加ローラ72により該中間転写ベルト
表面に当接している。このクリーニングベルト71は、
図3に示すように、スポンジのような多孔質材料で形成
されている。これにより、クリーニングベルト71表面
に付着した残留現像液18aは、該ベルト中を移動する
ことができる。また、このようなクリーニングベルトと
しては、例えば、図4に示すように、プラスチック材料
をメッシュ状に形成したベルト状のものも使用すること
ができる。特に、図4のクリーニングベルトの場合、そ
のクリーニング面に凹凸を有するので、払拭によるクリ
ーニング効果が高い。
【0036】以上の構成をもつクリーニング装置を用い
て中間転写ベルト60上の残留現像液18aを除去する
場合、上記電界印加ローラ72によりクリーニング電界
を形成しながら、クリーニングベルト71を表面移動さ
せる。これにより、中間転写ベルト60上の残留現像液
18aは、上記クリーニング電界により残留トナーをク
リーニングベルト71側に移動させるとともに、該クリ
ーニングベルトの払拭により該中間転写ベルト上から除
去される。
【0037】図5は、上記クリーニングベルト71と上
記中間転写ベルト60とが接触するクリーニング領域に
おける残留現像液18aの動きを示す説明図である。中
間転写ベルト60上の残留現像液18aは、多孔質状の
クリーニングベルト71中に浸透することになる。そし
て、浸透した残留現像液18a中のトナーは、上記クリ
ーニング電界により、クリーニングベルト71中を上記
電界印加ローラ72に向かって移動する(図中矢印
C)。すなわち、トナーは、クリーニングベルト71の
裏面側に向かって移動する。そして、最終的には、上記
クリーニングベルト71の裏面をも通過して上記電界印
加ローラ72の表面に付着する。尚、浸透した残留現像
液18a中のキャリア液は、電荷を持たないため上記ク
リーニング電界による作用を受けないが、その一部は、
トナーとともに上記電界印加ローラ72上に付着する。
他のキャリア液は、クリーニングベルト71に保持され
たままとなる。
【0038】上記電界印加ローラ72に付着したトナー
及び一部のキャリア液は、該電界印加ローラ表面をクリ
ーニングするための支持部材クリーニング部材としての
トナー回収ブレード75により回収される。この回収さ
れたトナー及びキャリア液は、回収容器としてのトナー
回収槽76に落下して収容される。
【0039】また、上述のように、クリーニングベルト
71中に保持されたままのキャリア液は、クリーニング
ベルト71に浸透したキャリア液を回収するための残留
現像剤除去手段としての余剰液回収ブレード77により
回収される。この余剰液回収ブレード77は、上記張架
ローラ73に対向してクリーニングベルト71表面に当
接しており、該クリーニングベルトの表面移動により、
該クリーニングベルトを絞るようにキャリア液を回収す
る。この回収されたキャリア液は、回収容器としてのキ
ャリア液回収槽78に落下して収容される。
【0040】尚、上記トナー回収槽76及び上記キャリ
ア液回収槽78に収容された残留現像液は、搬送手段と
しての搬送パイプ79により搬送して、図示しない回収
タンクに収容される。この回収タンクに回収された残留
現像液は、その後、廃棄又はリサイクルされる。リサイ
クルする場合、トナーは混色しているため再利用できな
いので、トナーとキャリア液とを分離してキャリア液の
みを再利用する。
【0041】〔変形例1〕次に、本実施形態におけるク
リーニング装置の変形例(以下、本変形例を「変形例
1」という。)について説明する。残留現像液18aを
除去する場合、上記クリーニングベルト71が液体(以
下、「クリーニング液」という。)で濡れていた方がそ
のクリーニング効果を高めることができる。また、この
クリーニング液が潤滑剤としての役割を果たすことによ
り、クリーニングベルト71と中間転写ベルト60との
摩擦による余計な負荷が軽減することもできる。ここ
で、上記クリーニング装置70においては、残留現像液
18aのキャリア液がクリーニングベルト71中に浸透
した状態で保持されているため、このキャリア液が上記
クリーニング液としての役割を果たすことができる。し
かし、当該複写機が使用されないまま休止状態が長く続
くと、クリーニングベルト71が乾燥してしまい、休止
状態後のしばらくの間は十分なクリーニング効果が得ら
れないという不具合が生じる場合がある。本変形例は、
この不具合を解決するためのものである。
【0042】図6は、本変形例に係るクリーニング装置
の概略構成図である。このクリーニング装置170は、
クリーニングベルト71がキャリア液回収槽78に収容
されているクリーニング液としての役割を果たすキャリ
ア液に接触するように構成されている。この構成によ
り、クリーニングベルト71の一部は、常時、キャリア
液が浸透した状態になる。したがって、当該複写機が長
い休止状態から稼動する場合でも、クリーニングベルト
71を回転させることで、すぐにそのキャリア液を含ん
だクリーニングベルト部分でクリーニングを行うことが
できる。
【0043】ここで、クリーニングベルト71にキャリ
ア液が浸透し過ぎていると、中間転写ベルト60上に付
着するキャリア液が多くなり過ぎ、次の画像工程におい
て像流れ等の不具合が発生するおそれがあるが、本変形
例では、液規制手段としても機能する上記余剰液回収ブ
レード77により、クリーニングベルト71に保持され
るキャリア液量が適量となるように規制しているため、
このような不具合が発生することもない。
【0044】〔変形例2〕次に、本実施形態におけるク
リーニング装置の他の変形例(以下、本変形例を「変形
例2」という。)について説明する。上記変形例1で
は、クリーニングベルト71にクリーニング液を供給す
る液供給手段として、クリーニングベルト71をキャリ
ア液に直接浸す手段について説明したが、本変形例は、
他の液供給手段の一例について説明する。
【0045】図7は、本変形例に係るクリーニング装置
270の概略構成図である。このクリーニング装置27
0には、上記キャリア液回収槽78に収容されたクリー
ニング液としての役割を果たすキャリア液を上記クリー
ニングベルト71に供給するための液供給手段としての
キャリア液塗布部材280が設けられている。このキャ
リア液塗布部材280は、保液性を有する材質、例え
ば、親水性多孔質材質、スポンジなどで形成された棒状
部材で構成されている。また、このキャリア液塗布部材
としては、上記キャリア液回収槽78のキャリア液をク
リーニングベルト71まで汲み上げることが可能なゴム
などの弾性体又は金属などの剛体からなるローラ状部材
等を用いることも可能である。
【0046】上記キャリア液塗布部材280の一端は、
上記キャリア液回収槽78のキャリア液に浸されてお
り、他端は、上記クリーニングベルト71に接触してい
る。キャリア液塗布部材280に含浸したキャリア液
は、上記他端からクリーニングベルト71に塗布され、
塗布されたキャリア液は該クリーニングベルトに浸透す
る。尚、クリーニングベルト71に供給されたキャリア
液は、上記余剰液回収ブレード77によって適量に規制
される。
【0047】また、上記クリーニング装置270には、
上記キャリア液塗布部材280を上記クリーニングベル
ト71に対して接離するための図示しない接離機構が設
けられている。この接離機構により、必要に応じて、キ
ャリア液塗布部材280をクリーニングベルト71に接
触させることができる。
【0048】〔変形例3〕次に、本実施形態におけるク
リーニング装置の更に他の変形例(以下、本変形例を
「変形例3」という。)について説明する。上記変形例
2では、上記キャリア液塗布部材280によりクリーニ
ングベルト71にキャリア液を塗布した後、上記余剰液
回収ブレード77により適量に規制する構成について説
明したが、本変形例は、上記キャリア液塗布部材280
及び上記余剰液回収ブレード77の機能を単一の部材で
実現する構成について説明する。
【0049】図8は、本変形例に係るクリーニング装置
370の概略構成図である。このクリーニング装置37
0の余剰液回収ブレード377は、液供給部材としての
機能を有する。この余剰液回収ブレード377は、例え
ば、板状部材にフェルトのような保液性を有する材料を
被覆したものを利用することができる。この余剰液回収
ブレード377は、その一端が上記キャリア液回収槽7
8のキャリア液に浸されており、他端が上記クリーニン
グベルト71に接触している。このキャリア液は、上記
余剰液回収ブレード377の板状部材を被覆する材料部
分に浸透してクリーニングベルト71に供給されると同
時に、該板状部材の押圧力により上記クリーニングベル
ト71に保持されるキャリア液量を適量に規制される。
尚、上記余剰液回収ブレード377としては、上記クリ
ーニングベルト71に適度に圧接された、ローラ状部材
に保液性材料を被覆したものや、上記キャリア液回収槽
78のキャリア液をクリーニングベルト71まで汲み上
げることが可能なゴムなどの弾性体又は金属などの剛体
からなるローラ状部材等を用いることも可能である。
【0050】以上、本実施形態によれば、クリーニング
電界により、中間転写ベルト60上の残留現像液18a
中のトナーをクリーニングベルト71側に引き寄せて該
クリーニングベルト内部に保持するので、クリーニング
効果を高めることができる。また、上述した変形例1乃
至3に示した液供給手段によりクリーニングベルト71
上にクリーニング液としてのキャリア液を供給すること
で、クリーニング効果をより高めることができる。
【0051】尚、本実施形態においては、クリーニング
部材としてクリーニングベルトを用いたが、これに限定
されるものではなく、上記クリーニング領域において中
間転写ベルト60に接触する面が経時的に変化するよう
に表面移動する部材であれば、ローラ状、スリーブ状等
のクリーニング部材を利用することもできる。
【0052】また、本実施形態の各変形例では、クリー
ニング液としてキャリア液を利用したが、他のクリーニ
ング液を利用することも可能である。尚、クリーニング
液としてキャリア液を用いた場合には、当該複写機で回
収されたキャリア液や別途用意しておいたリサイクルキ
ャリア液を使用することが可能となり、クリーニング液
のサプライコストを抑えることができるという点で好適
である。
【0053】また、本実施形態では、中間転写ベルト6
0上に残留した残留現像液を除去する中間転写ベルト用
のクリーニング装置について説明したが、上記感光体ド
ラム10上に残留した残留現像液を除去する感光体ドラ
ム用のクリーニングについても同様に適用することがで
きる。また、本発明は、本実施形態で説明した複写機で
なくとも、現像液により顕像化する湿式画像形成装置で
あれば、同様の効果が得られる。
【0054】
【発明の効果】請求項1乃至7の発明によれば、電界に
より像担持体上に残留した残留液体現像剤中のトナーを
効果的に除去することができるので、クリーニング面が
移動するクリーニング部材のクリーニング効果を高める
ことができるという優れた効果がある。
【0055】特に、請求項2の発明によれば、クリーニ
ング部材のクリーニング面をトナー汚れのない状態に維
持できるので、トナー汚れによるクリーニング面の払拭
効果の低下を防止し、クリーニング効果の低下を防止す
ることができるという優れた効果がある。
【0056】また、請求項3の発明によれば、像担持体
上から除去したトナーがクリーニング部材に目詰まりす
るのを防止することができるので、クリーニング能力を
長期にわたって維持することができるという優れた効果
がある。
【0057】また、請求項4の発明によれば、像担持体
上から除去し、クリーニング部材に付着した残留液体現
像剤を、該クリーニング部材から除去できるので、クリ
ーニング能力を長期にわたって維持することができると
いう優れた効果がある。
【0058】また、請求項5の発明によれば、クリーニ
ング液によって電気泳動しやすくなったトナーに対して
クリーニング部材側に移動させる電界が作用するので、
該クリーニング部材のクリーニング面による払拭による
クリーニング効果を高めることができるという優れた効
果がある。
【0059】また、請求項6の発明によれば、クリーニ
ング部材に保持された液体量を適量となるように規制す
ることができるので、像流れ等の不具合を防止すること
ができるという優れた効果がある。
【0060】また、請求項7の発明によれば、単一の部
材で、像流れ等の不具合の防止しつつ、クリーニング部
材に供給されるクリーニング液によるクリーニング効果
の向上を図ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の中間転写ベルト用クリ
ーニング装置の概略構成図。
【図2】同複写機全体の概略構成図。
【図3】同クリーニング装置のクリーニングベルトの材
質を示す説明図。
【図4】同クリーニング装置の他のクリーニングベルト
の材質を示す説明図。
【図5】同クリーニングベルトと中間転写ベルトとが接
触するクリーニング領域における残留現像液の動きを示
す説明図。
【図6】変形例1に係るクリーニング装置の概略構成
図。
【図7】変形例2に係るクリーニング装置の概略構成
図。
【図8】変形例3に係るクリーニング装置の概略構成
図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 18a 残留現像液 20 帯電装置 30 レーザ光 40 現像器 50 感光体クリーニングブレード 60 中間転写ベルト 70,170,270,370 クリーニング装置 71 クリーニングベルト 72 電界印加ローラ 73 張架ローラ 74 バイアス電源 75 トナー回収ブレード 76 トナー回収槽 77,377 余剰液回収ブレード 78 キャリア液回収槽 79 搬送パイプ 80 転写ローラ 90 定着装置 280 キャリア液塗布部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア液にトナーが分散されてなる液体
    現像剤により現像された顕像を担持する像担持体と、該
    像担持体上の顕像が被転写体に転写された後に像担持体
    上に残留する残留液体現像剤に接触し、該像担持体表面
    をクリーニングするクリーニング部材とを備えた湿式画
    像形成装置において、上記クリーニング部材は、上記残
    留液体現像剤に接触するクリーニング面が移動するクリ
    ーニング部材であり、該クリーニング部材と該像担持体
    との間に、上記残留液体現像剤中のトナーが該クリーニ
    ング部材側へ移動するような電界を形成する電界形成手
    段を有することを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記クリーニング面が上記像担持体に接触するように該ク
    リーニング面の裏面側から上記クリーニング部材を支持
    する支持部材を有し、上記クリーニング部材は、上記ク
    リーニング面に付着した残留液体現像剤中のトナーが該
    クリーニング部材中を移動してその裏面まで通過可能な
    材料で形成され、上記電界形成手段は、上記支持部材と
    上記像担持体との間に、上記残留液体現像剤中のトナー
    が該支持部材側へ移動するような電界を形成することを
    特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の湿式画像形成装置において、上
    記支持部材表面に付着したトナーをクリーニングする支
    持部材クリーニング部材を有することを特徴とする湿式
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の湿式画像形成装置に
    おいて、上記クリーニング部材に付着した残留液体現像
    剤を該クリーニング部材から除去する残留現像剤除去手
    段を有することを特徴とする湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の湿式画像形成装
    置において、上記クリーニング部材にクリーニング液を
    供給する液供給手段を有することを特徴とする湿式画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の湿式画像形
    成装置において、上記クリーニング部材における像担持
    体上の残留液体現像剤と接触する部分に保持される液体
    量を規制する液規制手段を有する湿式画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項5の湿式画像形成装置において、上
    記クリーニング部材は、その内部に液体を保持可能な保
    液性部材で形成されており、上記液供給手段は、上記ク
    リーニング液を保持し、上記クリーニング部材に所定量
    食い込むように当接する液供給部材であることを特徴と
    する湿式画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7447476B2 (en) * 2005-09-27 2008-11-04 Kyocera Mita Corporation Cleaning unit and image forming device
JP2011090276A (ja) * 2009-09-25 2011-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
CN115971157A (zh) * 2022-12-30 2023-04-18 江苏中昇电子科技有限公司 一种光学玻璃表面擦洗装置及其工作方法

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