JP2001337063A - ガスセンサおよびその製造方法 - Google Patents

ガスセンサおよびその製造方法

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JP2001337063A
JP2001337063A JP2000154506A JP2000154506A JP2001337063A JP 2001337063 A JP2001337063 A JP 2001337063A JP 2000154506 A JP2000154506 A JP 2000154506A JP 2000154506 A JP2000154506 A JP 2000154506A JP 2001337063 A JP2001337063 A JP 2001337063A
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gas
housing
leads
electrode
concave portion
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Akihisa Ishida
明久 石田
Tokio Ogoshi
時夫 大越
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Figaro Engineering Inc
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Figaro Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 ガスセンサの新規なハウジング構造に関
して、ハウジング4の凹部22に、センサ本体14を感
ガス部18が下を向くように挿入し、バンプ16を加熱
すれば、リード8,9等とバンプ16とが接続され、セ
ンサ本体14はリード8,9側に向けてバンプ16の溶
融に連れて僅かに下降し、その高さは緑24で定まる。 【効果】 1工程で、センサ本体のハウジングへの実装
が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、ガスセンサの新規なハ
ウジング構造に関する。
【0002】
【従来技術】絶縁基板上にヒータと金属酸化物半導体膜
とを備えた感ガス部を設け、ヒータをパルス的に発熱さ
せるガスセンサが知られている(特許第279147
2,実公平7−10286他)。またこのようなガスセ
ンサでは基板自体の昇温は小さいことが、知られてい
る。
【0003】ガスセンサの製造では、センサ本体のハウ
ジングへの組み付けがかなりのコストを占める。この点
に付き先の実公平7−10286は、基板の電極にF型
クランプを取り付け感ガス部をキャップで保護する、あ
るいは基板自体を表面実装に用い感ガス部を同様にキャ
ップで覆うことを提案している。
【0004】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、シンプルな実
装構造を備えたガスセンサと、その製造方法とを提供す
ることにあり、特にハウジングへの基板の組み付けを簡
単にすることにある(請求項1〜6)。請求項2〜5の
発明での追加の課題は、後述の発明の作用効果から明ら
かになる。
【0005】
【発明の構成】この発明のガスセンサは、樹脂製のハウ
ジングに設けた凹部の底部で、リードの一部が露出する
ように、複数のリードを前記ハウジングに固着し、かつ
絶縁基板の片面に感ガス部と電極とを設けたセンサ本体
を、感ガス部と電極とが前記凹部の底面を向くようにし
て凹部内に配置して、前記電極を前記リードの露出部に
接続したものである。
【0006】好ましくは、前記凹部の底部からハウジン
グの反対面へ貫通するように、ハウジングに通気孔を設
ける。好ましくは、前記電極を前記リードの露出部に、
バンプで接続する。また好ましくは、前記凹部の入り口
側で前記絶縁基板の反対面が、外気と接するように露出
している。好ましくは、前記センサ本体が絶縁基板上の
感ガス部にヒータとガスにより抵抗値が変化する金属酸
化物半導体膜とを設けてこれらを電極へ接続したもので
あり、かつ前記ヒータをパルス的に発熱させて、前記金
属酸化物半導体膜をパルス的に加熱する。
【0007】この発明のガスセンサの製造方法では、樹
脂製のハウジングに設けた凹部の底部で、リードの一部
が露出するように、複数のリードを前記ハウジングに固
着し、絶縁基板の片面に感ガス部と電極とを設けたセン
サ本体を設けて、感ガス部と電極とが前記凹部の底面を
向くようにして凹部内にセットして、前記電極を前記リ
ードの露出部に接続する。
【0008】
【発明の作用と効果】この発明のガスセンサでは、セン
サ本体の電極を、ハウジングの凹部底部で、リードの露
出部に接続すると、センサ本体をハウジングに組み付け
ることができる。このためガスセンサの製造が容易にな
る(請求項1〜6)。
【0009】請求項2の発明では、凹部の底部側からハ
ウジングの反対面へ通気孔を設けるので、通気孔の形成
が容易になる。請求項3の発明では、バンプ接続を用い
るので、簡単に信頼性のある接続が得られる。請求項4
の発明では、凹部の入り口側を別途に封じる必要がな
い。
【0010】この発明のガスセンサの製造方法では、ハ
ウジングの凹部にセンサ本体をセットし、電極をリード
の露出部に接続すれば、組み付けができる。
【0011】
【実施例】図1〜図6に、実施例を示す。各図におい
て、2はガスセンサで、4はハウジングで合成樹脂から
成り、6は通気孔で、例えば1〜4個設ける。通気孔6
の位置を変えて、図1に示す通気孔7としても良いが、
この位置では通気孔7のために、ハウジング4の成型に
可動型を用いるか、ハウジング4の成型後に後加工する
必要がある。8〜11は例えば4本のリードで、ハウジ
ング4と一体に成型し、その向きは互いに平行である。
12はリード8〜11の識別用のマークで、マーク12
は設けなくても良い。リード8〜11はハウジング4の
成型前にはリードフレームの一部をなしており、実施例
ではリード8〜11をハウジング4の同じ方向に引き出
し、シングルインラインの構造としたが、ハウジング4
の両側に引き出して、デュアルインラインの構造として
も良い。
【0012】14はセンサ本体で、15はその絶縁基板
でアルミナやムライト、チタニア、ジルコニアなどを用
い、基板15の片面に感ガス部18と図示しない4つの
電極とがあり、各電極上にバンプ16を設ける。感ガス
部18は、例えばヒータと層間絶縁膜とガスにより抵抗
値が変化する金属酸化物半導体の膜とをこの順に積層し
たもので、ヒータに2つの電極を接続し、金属酸化物半
導体膜にも2つの電極を接続し、ヒータを例えば1秒〜
60秒に1回、5〜100m秒等の幅でパルス的に発熱
させ、金属酸化物半導体膜をパルス的に加熱する。金属
酸化物半導体膜の最高温度は例えば300〜500℃程
度で、それ以外の期間はほぼ室温に保たれ、センサ本体
14の絶縁基板15はほとんど昇温しない。なおセンサ
本体14での電極の位置はバンプ16の下側である。
【0013】バンプ16には、半田や鉛,錫,銀−パラ
ジウム合金等の金属バンプを用い、バンプ16に代えて
銀ペーストなどの導電性接着剤等を用いても良い。バン
プ16は、センサ本体14をハウジング4にセットした
後、簡単にバンプ16をリード8〜11の露出部に接続
できるようにするため、半田,鉛,錫等の低融点金属バ
ンプが好ましい。
【0014】リード8〜11は、前記のようにハウジン
グ4と一体成型し、20はリード9,10とハウジング
4の結合強度を増すための突起で、設けなくても良い。
22はハウジング4に設けた凹部で、リード8〜11の
表面は凹部22の底面とほぼ平行で、ほぼ同じ高さレベ
ルにあり、前記の通気孔6は凹部22の底部から、ハウ
ジング4の反対面へと貫通している。24は凹部22の
周囲の4カ所に設けた縁で、センサ本体14の基板15
の高さを定める。縁24は設けなくても良いが、設ける
場合は3カ所以上に設けることが好ましい。
【0015】図1は、ハウジング4を凹部22の反対側
から見た図であり、通気孔6,6が見えており、通気孔
6の個数は1〜4個とする。なお凹部22のサイズをセ
ンサ本体14のサイズよりもやや大きくして、この間の
隙間を通気孔としても良い。図2は、図4の姿からリー
ド8,9等の下面の高さでハウジング4を切断し、下か
ら上を見上げた状態に対応し、リード8〜11の露出部
にバンプ16が接続され、凹部22はセンサ本体14で
塞がれている。
【0016】図3は、センサ本体14をセットする前の
ハウジング4を凹部22側から見たものである。なお凹
部22のサイズとセンサ本体14のサイズはほぼ等し
く、センサ本体14は凹部22にやや押しばめされてい
る。図4,図5は、ガスセンサ2の水平方向断面図で、
基板15の高さは縁24で定まり、これに伴って接続後
のバンプ16の高さも縁24で定まる。
【0017】図6に、ガスセンサ2の製造方法を示す。
図示しない上下の金型内にリードフレームを配置し、合
成樹脂の射出成型等によりハウジング4を成型し、これ
と同時にリード8〜11をハウジング4に固着する。次
いでリードフレームのタイバーを切断することによりリ
ード8〜11が得られる。
【0018】これとは別に、アルミナ等のウェハーを用
いて、その片面に感ガス部18と4つの電極とを設け、
次いで半田ペーストの印刷等によりバンプ16を構成す
る。ウェハーを切断して、個々の基板15を取り出し、
感ガス部18やバンプ16を凹部22の底部側に向け
て、センサ本体14をハウジング4内にセットする。こ
こでバンプ16を加熱すれば、リード8,9等とバンプ
16とが接続され、センサ本体14はリード8,9側に
向けてバンプ16の溶融に連れて僅かに下降し、その高
さは縁24で定まる。
【0019】バンプ16の加熱には、センサ本体14を
ハウジング4にセットする際の治具自体を用いて、セッ
トと同時に加熱しても良く、あるいはセット後に電気炉
や別の治具、あるいは赤外線等により加熱しても良い。
バンプ16はリード8〜11に接触していれば良く、バ
ンプ16をリード8〜11に当接させ、図示しないバネ
でバンプ16をリード8〜11へ向けて押圧しても良
い。
【0020】完成したガスセンサ2では、外部との通気
は通気孔6を介してなされ、防爆が必要であれば、通気
孔6に金網をセットする、あるいはテフロン(登録商
標)膜等の防爆用のフィルムを貼り付ける。ただし通気
孔6の径を小さくすれば、感ガス部18からハウジング
4の外部へ引火することはなく、防爆用の金網やフィル
ムは不要である。センサ本体14は凹部22に押しばめ
されており、センサ本体14の凹部22の入り口側はほ
とんど昇温しないので、センサ本体14が凹部22の入
り口側で露出したままで、凹部22の入り口側を塞がな
くても問題は生じない。このように実施例では、センサ
本体14をハウジング4の凹部22にセットし、バンプ
16でリード8〜11と接続するだけで、ハウジングへ
のセンサ本体の組み付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のガスセンサの平面図
【図2】 実施例のガスセンサを、リード上面の高さ
で水平に切断した状態を示す断面図
【図3】 実施例で用いたハウジングの底面図
【図4】 図3のX−X方向断面図
【図5】 図3のY−Y方向断面図
【図6】 実施例のガスセンサの製造方法を示す断面
【符号の説明】
2 ガスセンサ 4 ハウジング 6 通気孔 8〜11 リード 12 マーク 14 センサ本体 15 絶縁基板 16 バンプ 18 感ガス部 20 突起 22 凹部 24 縁
フロントページの続き Fターム(参考) 2G046 AA01 BA01 BA09 BB02 BC04 BE03 BF05 DA05 DB05 EA12 FB02 5E033 AA03 BB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のハウジングに設けた凹部の底部
    で、リードの一部が露出するように、複数のリードを前
    記ハウジングに固着し、かつ絶縁基板の片面に感ガス部
    と電極とを設けたセンサ本体を、感ガス部と電極とが前
    記凹部の底面を向くようにして凹部内に配置して、前記
    電極を前記リードの露出部に接続したガスセンサ。
  2. 【請求項2】 前記凹部の底部からハウジングの反対面
    へ貫通するように、ハウジングに通気孔を設けたことを
    特徴とする、請求項1のガスセンサ。
  3. 【請求項3】 前記電極を前記リードの露出部に、バン
    プで接続したことを特徴とする、請求項1または2のガ
    スセンサ。
  4. 【請求項4】 前記凹部の入口側で前記絶縁基板の反対
    面が、外気と接するように露出していることを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれかのガスセンサ。
  5. 【請求項5】 前記センサ本体が絶縁基板上の感ガス部
    にヒータとガスにより抵抗値が変化する金属酸化物半導
    体膜とを設けてこれらを電極へ接続したもので、かつ前
    記ヒータをパルス的に発熱させて、前記金属酸化物半導
    体膜をパルス的に加熱するようにしたことを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれかのガスセンサ。
  6. 【請求項6】 樹脂製のハウジングに設けた凹部の底部
    で、リードの一部が露出するように、複数のリードを前
    記ハウジングに固着し、 絶縁基板の片面に感ガス部と電極とを設けたセンサ本体
    を設けて、 感ガス部と電極とが前記凹部の底面を向くようにして凹
    部内にセットして、前記電極を前記リードの露出部に接
    続する、ガスセンサの製造方法。
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