JP2001335086A - エアゾール製品 - Google Patents

エアゾール製品

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JP2001335086A
JP2001335086A JP2000157880A JP2000157880A JP2001335086A JP 2001335086 A JP2001335086 A JP 2001335086A JP 2000157880 A JP2000157880 A JP 2000157880A JP 2000157880 A JP2000157880 A JP 2000157880A JP 2001335086 A JP2001335086 A JP 2001335086A
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aerosol
powder
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container
weight
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JP2000157880A
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Satoshi Mekata
聡 目加多
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Daizo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体を含有するエアゾール組成物を確実に一
定量噴射させることができるエアゾール製品を提供す
る。 【解決手段】 容器本体と、容器本体の開口部に取り付
けられるバルブと、バルブに装着される噴射部材とから
なるエアゾール容器に、容器本体内部と噴射部材の噴射
孔までの通路に液だまり部と噴射操作により容器本体内
部と前記液だまり部を遮断する弁とを備え、前記エアゾ
ール容器に粉体として吸油量100ml/100g以上
の多孔性粉体を含有するエアゾール組成物を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアゾール製品に関
し、くわしくは、粉体を含有するエアゾール組成物を定
量的に噴射するエアゾール製品に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体を含有するエアゾール組成物を定量
的に噴射するエアゾール製品については、たとえば、特
開平11−228943号、特開平11−300242
号などがある。特開平11−228943号公報には、
粉体を多量に配合したエアゾール組成物を定量的に噴射
できるエアゾール製品が記載されており、また、特開平
11−300242号公報には、粉体が常時定量室内に
留められるように、粉体貯留用凹部を設けたエアゾール
製品が記載されている。
【0003】しかし、上記先行技術では、1回の噴射操
作で、噴射が開始してから停止するまでの時間、すなわ
ち、定量室内のエアゾール組成物を全量噴射する時間が
長く、さらに、定量室内にエアゾール組成物、とくに粉
体が残留しやすく、定量的に噴射できなくなるという問
題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記問題点を解決する
ために検討した結果、上記先行技術に用いられている定
量噴射型バルブでは、粉体は定量室内でケーキングしや
すく、かつ定量室内エアゾール組成物は密に充填され
ているため、噴射前にエアゾール製品を振っても、定量
室内を攪拌することができない。そのため、噴射時、粉
体は微細に分散されず、粉体の通路抵抗は大きくなり、
噴射され難くなる。さらに定量室内のエアゾール組成物
は、噴射時、エアゾール容器内部とは遮断されるため、
エアゾール容器内部からの噴射剤の供給および圧力が伝
わらず、定量室内のエアゾール組成物を全量噴射するの
に時間がかかることがわかった。本発明の目的は、前記
課題を解決し、粉体を含するエアゾール組成物を確実に
一定量噴射させることができるエアゾール製品を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体と、
容器本体の開口部に取り付けられるバルブと、バルブに
装着される噴射部材とからなるエアゾール容器に、容器
本体内部と噴射部材の噴射孔までの通路に液だまり部と
噴射操作により容器本体内部と前記液だまり部を遮断す
る弁とを備え、前記エアゾール容器に粉体として吸油量
100ml/100g以上の多孔性粉体を含有するエア
ゾール組成物を充填したことを特徴とするエアゾール製
品にかかわる。
【0006】本発明は、粉体の10〜100重量%が、
吸油量100ml/100g以上の多孔性粉体である前
記のエアゾール製品にかかわる。
【0007】本発明は、エアゾール組成物中の粉体の含
有量が0.5〜50重量%である前記の各エアゾール製
品にかかわる。
【0008】本発明は、吸油量100ml/100g以
上の多孔性粉体の比表面積が200〜600m2/gで
ある前記の各エアゾール製品にかかわる。
【0009】本発明は、吸油量100ml/100g以
上の多孔性粉体の細孔容積が0.5〜2.0ml/gで
ある前記の各エアゾール製品にかかわる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のエアゾール製品は、容器
本体内部と噴射部材の噴射孔までの通路に、液だまり部
と、噴射操作により容器本体内部と前記液だまり部を遮
断する弁とを備えたエアゾール容器に、粉体として吸油
量100ml/100g以上の多孔性粉体を含有するエ
アゾール組成物を充填したことを特徴としている。
【0011】図1に、本発明の一実施形態において使用
するエアゾール容器の主要部の断面図を示す。また、図
2に、本発明のほかの一実施形態において使用するエア
ゾール容器の主要部の断面図を示す。図3に、本発明の
一実施形態において使用するエアゾール容器の断面図を
示す。
【0012】本発明に用いられるエアゾール容器は、エ
アゾール組成物を充填するための容器本体1と、容器本
体1の開口部に取り付けられ、容器本体1の内外を連通
/遮断するバルブ2と、エアゾール組成物を噴射するた
めの噴射孔3を有する噴射部材4とからなり、容器本体
1内部と噴射部材4の噴射孔3までの通路に液だまり部
5と噴射操作により容器本体1内部と液だまり部5を遮
断する弁6を有する。
【0013】バルブ2は、ハウジング7、ステム8、ス
プリング9、ステムラバー10、中栓11およびカバー
キャップ12を有する。
【0014】ハウジング7は、筒状であり、上部開口部
および下部開口部を有し、さらに内部空間を上部開口部
側と下部開口部側とに分割する底壁13を有し、底壁1
3の中央部分に上部開口部側の内部空間と下部開口部側
の内部空間とを連通し、ステム8の下部を貫通させる開
口部を有する。図2のエアゾール容器においては、底壁
13の開口部内周側に上方に伸びる内側筒状部分14を
有する。
【0015】ハウジング7の下部開口部には、筒状のブ
ッシュ15とディップチューブ16とが順次装着されて
いる。底壁13の下面とブッシュ15とのあいだには、
リップ先端がステム8の下部の外周面に摺接する漏斗状
の弁6が保持されている。
【0016】ステム8は、上部開口部を有し、噴射部材
4を装着するステム上部と、ステム8を押し下げた際、
弁6に密接し、シールするステム下部とからなり、ステ
ム下部がハウジング7の底壁13の開口部を通過するよ
うにハウジング7に挿入されている。ステム8の上部開
口部側がハウジング7から外方へ突き出し、噴射部材4
に連通する。ステム8は、噴射通路17を形成する内部
空間および側壁に噴射通路17に連通する横孔の連通孔
18を有する。ステム8は、たとえば、ステンレスなど
の金属材料、または、ナイロン、ジュラコンなどの合成
樹脂材料などにより作製されており、ステムラバー10
と摺動できるように、平滑な表面にされている。
【0017】ステム8の外周と摺動するように嵌装され
たステムラバー10は、通常の状態では、スプリング9
の付勢力により上方に押し上げられているステム8の連
通孔18を、内径面10aによって閉鎖し、エアゾール
容器の気密を保つ。噴射時には噴射部材4を押し下げて
ステムラバー10と連通孔18のシールを開放すること
によって、エアゾール組成物を噴射孔3より外部へ噴射
することができる。
【0018】エアゾール容器に充填されたエアゾール組
成物を容器本体1内部から噴射孔3まで移動させるため
の通路は、たとえば、ディップチューブ16、ブッシュ
15、ハウジング7、ならびに、ステム8の連通孔18
および噴射通路17によって形成することができる。
【0019】中栓11は、ハウジング7を保持し、ステ
ムラバー10の上に嵌装されている。この中栓11の上
部外側にカバーキャップ12が嵌装されている。中栓1
1とカバーキャップ12とのあいだに、容器本体1の開
口端が挿入され、カバーキャップ12の下部12aを加
締めて一体的に取り付けられている。
【0020】本発明で使用するエアゾール容器は、容器
本体1内部から噴射孔までの通路に、液だまり部5を有
する。図1、図2および図3のエアゾール容器において
は、ハウジング7の内周面および底壁13ならびにステ
ムラバー10により閉鎖している連通孔18までの空間
が液だまり部5を形成し、噴射操作により、ステム8の
下部が弁6に密接し、容器本体1内部と液だまり部5を
遮断する。
【0021】液だまり部5は、通常時、エアゾール容器
内部と連通しており、ディップチューブ16を通じてエ
アゾール組成物が密に充填されている。使用時には、噴
射部材4を軸方向に押し下げると、ステム8がステムラ
バー10に摺動し、まずステム8下部が弁6内に挿入さ
れ、容器本体1内部と液だまり部5を遮断する。さらに
押し下げると連通孔18が開くようにされている。これ
により、液だまり部5に充填されているエアゾール組成
物のみが噴射剤の圧力により連通孔18を通って噴射通
路17に導入され、外部へ噴射される。噴射操作をや
め、連通孔を閉鎖し、容器本体1内部と液だまり部5が
再度連通されると、容器本体1内部のエアゾール組成物
がディップチューブ16を通じて液だまり部5内に充填
される。
【0022】本発明で使用するエアゾール容器の噴射特
性として、バルブ2を作動させると容器本体1内部と液
だまり部5のあいだは遮断されるので、エアゾール組成
物の供給はなく、またエアゾール容器内の噴射剤に加圧
されないので、ふんわりとしたやさしい噴射となる。
【0023】図2のエアゾール容器においては、ハウジ
ング7の内周面、底壁13および内側筒状部分14が、
粉体を貯留し、液だまり部5内の粉体がブッシュ15の
空間などに落下することを防止するための粉体貯留用凹
部を形成する。図2のエアゾール容器においては、液だ
まり部5内には、粉体貯留用凹部に貯留した粉体を攪拌
するための部材(攪拌部材)19、たとえば、スプリン
グ、ボールなどを有することができる。攪拌部材19
は、エアゾール組成物を噴射する際に液だまり部5内を
攪拌する構造とすることによって、凹部内で密に凝集し
た粉体を効率よく攪拌することができる。
【0024】図3は本発明に用いられるエアゾール容器
の他の実施形態である。図3のバルブは、容器本体1に
取り付けられるマウンティングカップ20を有し、ハウ
ジング7はマウンティングカップ20により保持されて
いる。また容器本体1には、開口部21にビード部22
を設けており、該ビード部22にガスケット23を介し
てバルブ2のマウンティングカップ20をかしめ付ける
ことにより取り付けられる。なお、本発明に用いられる
エアゾール容器は、容器本体の形状や材質、バルブの取
り付け方法などで限定されるものではない。
【0025】本発明のエアゾール製品に用いられるエア
ゾール組成物は、粉体として給油量100ml/100
g以上の多孔性粉体を含有している。エアゾール組成物
中の噴射剤の一部は、気密状態(噴射していない状態)
では前記多孔性粉体の細孔中に吸着されているが、バル
ブを作動し、気密状態を解除すると、細孔内の噴射剤
が、脱着、気化し、エアゾール組成物中で気泡が発生し
たり、気化した際に振動を与えるなどにより、液だまり
部内のエアゾール組成物を活性化する。バルブ作動時
(噴射時)の液だまり部内にあるエアゾール組成物は、
エアゾール容器内部と遮断され、エアゾール容器内部の
圧力が伝達されない状態であるが、前述の作用により液
だまり部内にある残りの噴射剤の気化を促進し、液だま
り部内のエアゾール組成物を確実に全量噴射させること
ができる。さらに噴射時は、エアゾール容器内部から噴
射剤の供給がないため、ふんわりとしたソフトな噴射状
態となり、皮膚などの噴射面への刺激が少なくなる。
【0026】前記多孔性粉体の吸油量はJISK510
1に準じて測定された値であり、本発明に用いられる多
孔性粉体の吸油量は100ml/100g以上、好まし
くは150ml/100g以上、さらに好ましくは20
0ml/100g以上である。前記多孔性粉体の吸油量
が100ml/100g未満の場合は、細孔中に吸着さ
れる噴射剤量が少なくなるため、噴射剤の気化の促進が
不充分となり、液だまり部内にあるエアゾール組成物を
全量噴射するには時間がかかり、使い勝手が悪くなる。
【0027】また、粉体の10〜100重量%が前記吸
油量100ml/100g以上の多孔性粉体である場合
には、噴射剤の気化を促進し、液だまり部内のエアゾー
ル組成物を短時間で全量噴射するのに必要な噴射剤量を
吸着させることができ、好適な噴射時間で確実に一定量
噴射可能となる。前記多孔性粉体が粉体中10重量%未
満の場合は、細孔中に吸着される噴射剤量が少なくな
り、液だまり部内にあるエアゾール組成物を全量噴射す
るには時間がかかり、使い勝手が悪くなる。
【0028】さらに、粉体は、エアゾール組成物中0.
5〜50重量%、さらには1〜30重量%であることが
好ましい。0.5重量%未満の場合には、液だまり部内
の噴射剤の気化を促進させる効果が不充分となり、液だ
まり部内のエアゾール組成物を全量噴射させるには時間
がかかる。一方、50重量%以上の場合は、噴射孔やバ
ルブ孔などで詰まり易く、また粉体がケーキングし易く
なり、好適な噴射状態が得られなくなる。
【0029】また、前記多孔性粉体の特性としては、比
表面積が200〜600m2/gおよび/または細孔容
積が0.5〜2.0ml/gであることが好ましい。比
表面積が200m2/g未満および/または細孔容積が
0.5ml/g未満の場合は、噴射剤の吸着量が少なく
なり、液だまり部内のエアゾール組成物を全量噴射させ
るには時間がかかる。一方、比表面積が600m2/g
以上および/または細孔容積が2.0ml/g以上の場
合は、粉体の比重が軽くなりすぎるため、噴射した際、
噴射面上で飛散しやすくなる。
【0030】前記多孔性粉体としては、シリカ、炭酸カ
ルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、酸化チタン、ゼオ
ライト、タルクなどがあげられ、これら単独もしくは他
の粉体とともに用いることができる。他の粉体として
は、たとえば、クロルヒドロキシアルミニウム、トルナ
フテート、リドカイン、グルコン酸クロロヘキシジン、
カオリン、雲母、セリサイト、炭酸マグネシウム、硫酸
カルシウム、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダ
ー、チッ化ホウ素、二硫化モリブデン、ポリアミド樹脂
粉末、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、ポリメタ
クリル酸メチル粉末、セルロース粉末、シリコーン樹脂
粉末、二酸化チタン、酸化鉄、黄酸化鉄、酸化チタン、
カーボンブラック、群青、アルミニウムパウダー、カッ
パーパウダーなどを使用することができる。
【0031】本発明のエアゾール製品に用いられるエア
ゾール組成物は、粉体とともに原液および噴射剤から構
成され、これらは、使用目的(用途)などに応じて適宜
選択することができる。さらに、原液を構成する成分と
しては、たとえば、水、油成分、界面活性剤、アルコー
ル、高分子化合物、有効成分などをあげることができ
る。
【0032】水としては、たとえば、精製水、イオン交
換水などをあげることができる。
【0033】油成分としては、たとえば、ミリスチン酸
イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチ
ルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸
ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、
乳酸セチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン
酸イソセチル、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸ジ
イソプロピルなどのエステル油;ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン、デカメチルポリシロキサンなどの
シリコーン;灯油、パラフィン、流動パラフィン、ワセ
リン、スクワラン、スクワレン、ペンタン、ヘキサンな
どの炭化水素;アボガド油、ツバキ油、タートル油、ト
ウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ
油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、ホホバ油、ヤ
シ油などの油脂;ミツロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、
カンデリラロウ、カウナウバロウ、モンタンロウなどの
ロウ;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸などの高級脂肪酸などを
あげることができる。
【0034】界面活性剤としては、たとえば、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、デカグ
リセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油・硬化ヒマシ
油、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリンアルコール
・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアルキルアミン
・脂肪酸アミド、レシチンなどをあげることができる。
【0035】アルコールとしては、たとえば、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノールなどの1価の低級
アルコール;ラウリルアルコール、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチ
ルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコー
ル、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール
などの1価の高級アルコール;エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリ
セリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、エチ
レングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテルアセテートなどの多価アルコールなどを
あげることができる。
【0036】高分子化合物としては、たとえば、カゼイ
ン、ゼラチン、デンプン、メチルセルロース、エチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、変性ポテトス
ターチ、コーンスターチ、ポリビニルアルコール、カル
ボキシビニルポリマーなどをあげることができる。
【0037】有効成分としては、クロルヒドロキシアル
ミニウム、酸化亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛な
どの制汗剤、ラウリル酸メタクリレート、安息香酸メチ
ル、フェニル酢酸メチル、グラニルクロトレート、ミリ
スチン酸アセトフェノン、酢酸ベンジル、プロピオン酸
ベンジルなどの消臭剤、パラオキシ安息香酸エステル、
安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、フェノキシ
エタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウ
ム、塩化クロルヘキシジン、感光素、パラクロルメタク
レゾールなどの殺菌・防腐剤、1−メントール、カンフ
ルなどの清涼剤、アラントインヒドロキシアルミニウ
ム、クエン酸、乳酸、酸化亜鉛、タンニン酸などの収斂
剤、アラントイン、グリチルレチン酸、アズレンなどの
抗炎症剤、メタプロテレノール、アミノフィリン、テオ
フィリン、テルブタリン、アドレナリン、エフェドリン
などの抗ぜん息薬、サッカリン、スパルテームなどの甘
味剤、塩酸ジブカイン、塩酸テトラカイン、塩酸リドカ
インなどの局所麻酔剤、塩酸ジフェンヒドラミン、マレ
イン酸クロルフェミラミンなどの抗ヒスタミン剤、サリ
チル酸メチル、ケトプロフェン、インドメタシン、フェ
ルビナク、ピロキシカム、カンフル、ジフェンヒドラミ
ン、クロタミトンなどの消炎鎮痛剤、N,N−ジエチル
−m−トルアミド(ディート)、カプリル酸ジエチルア
ミドなどの害虫忌避剤、アルブチン、コウジ酸などの美
白剤、パラアミノ安息香酸エステル、サリチル酸オクチ
ル、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプ
ロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシ
ケイ皮酸2−エチルヘキシル、2,4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノンなどの紫外線吸収剤、グリシン、アラニン、ロイ
シン、イソロイシン、セリン、スレオニン、トリプトフ
ァン、シスチン、システイン、アスパラギン酸、グルタ
ミン酸などのアミノ酸、ビタミンA油、レチノール、パ
ルミチン酸レチノール、塩化ピリドキシン、ニコチン酸
ベンジル、ニコチン酸アミド、ニコチン酸dl−α−ト
コフェロール、ビタミンD2(エルゴカシフェロー
ル)、dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコ
フェロール、パントテン酸、ビオチンなどのビタミン
類、エラストラジオール、エチニルエストラジオールな
どのホルモン類、α−トコフェロール、ジブチルヒドロ
キシトルエン、ブチルヒドロキシアニソールなどの酸化
防止剤、ドクダミエキス、オウバクエキス、シャクヤク
エキス、ヘチマエキス、キナエキス、サクラソウエキ
ス、バラエキス、レモンエキス、アロエエキス、ショウ
ブ根エキス、ユーカリエキス、セージエキス、茶エキ
ス、海藻エキス、プラセンタエキス、シルク抽出液など
の各種抽出液、各種香料などがあげられる。
【0038】一方、噴射剤としては、たとえば、液化石
油ガス(プロパン、n−ブタン、i−ブタンおよびこれ
らの混合物)、ジメチルエーテル、テトラフルオロエタ
ン、ヘプタフルオロプロパンなどのフロン類などの液化
ガスや、炭酸ガス、窒素ガス、亜酸化窒素ガス、圧縮空
気およびこれらの混合物などの圧縮ガスがあげられ、前
記液化ガスと圧縮ガスを混合してもよい。
【0039】噴射剤として液化ガスを用いる場合は、エ
アゾール組成物中30〜99重量%、好ましくは40〜
97重量%配合される。液化ガスが30重量%未満の場
合、液だまり部内のエアゾール組成物を全量噴射させる
のが困難となる。一方、99重量%以上の場合は、有効
成分や粉体などの他の成分の配合量が少なくなり、所望
の効果が得られない。また、圧縮ガスを用いる場合は、
エアゾール組成物中0.1〜10重量%、好ましくは
0.2〜8重量%配合される。圧縮ガスが0.1重量%
未満の場合、圧縮ガス配合による効果が得られない。一
方、10重量%以上の場合は、製品圧力が高くなり危険
である。
【0040】エアゾール製品の25℃における圧力が
0.1〜0.8MPa、さらには0.15〜0.7MP
aが好ましい。0.1MPa未満の場合は、液だまり部
内のエアゾール組成物を全量噴射させるのが困難とな
る。一方、0.8MPa以上の場合は、噴射の勢いが強
くなり、使用感が悪くなる。また、前記液化ガスと炭素
数が5〜6の炭化水素、たとえば、n−ペンタン、イソ
ペンタン、n−ヘキサンなどとを混合し、所望の圧力に
調整することもできる。
【0041】本発明のエアゾール製品の製品用途として
は、たとえば、傷薬、かゆみ止め、ぜん息薬、水虫薬、
殺菌消毒剤、消炎鎮痛剤、制汗剤、害虫忌避剤、化粧
水、消臭剤、香水、頭髪用艶消し剤、トリートメント
剤、セット剤、育毛剤、日焼け止めなどの人体用製品が
あげられる。
【0042】
【実施例】実施例1〜5および比較例1 粉体5.0重量%、クロルヒドロキシアルミニウム4.
0重量%、タルク1.0重量%、酸化亜鉛0.5重量
%、ミリスチン酸イソプロピル3.0重量%、ソルビタ
ンモノオレエート0.3重量%、ジメチルポリシロキサ
ン0.2重量%および25℃での蒸気圧が0.20MP
aのLPG86.0重量%からなるエアゾール組成物
(制汗剤)40gを図1に示したエアゾール容器(アル
ミニウム製、満注量:100ml)に充填し、噴射量の
安定性および使用感を評価した。なお、液だまり部の容
積は1.0mlである。
【0043】実施例6〜10および比較例2 粉体3.0重量%、N,N−ジエチル−m−トルアミド
5.0重量%、1,3−ブチレングリコール1.5重量
%、ソルビタンモノオレエート0.5重量%、99%エ
タノール40.0重量%および25℃での蒸気圧が0.
34MPaのLPG50.0重量%からなるエアゾール
組成物(害虫忌避剤)50gを図1に示したエアゾール
容器(アルミニウム製、満注量:110ml)に充填
し、噴射量の安定性および使用感を評価した。なお、液
だまり部の容積は1.0mlである。
【0044】実施例11〜15および比較例3 アドレナリン1968mg、大豆レシチン2mgおよび
サッカリン30mgを30%エタノール水溶液に溶解
し、噴霧乾燥法により微粉末を得た。この微粉末10m
g、粉体0.5gおよびヘプタフルオロプロパン10g
とからなるエアゾール組成物(ぜん息薬)を図1に示し
たエアゾール容器(アルミニウム製、満注量:20m
l)に充填し、噴射量の安定性および使用感を評価し
た。なお、液だまり部の容積は0.1mlである。
【0045】粉体 粉体として、実施例1、6および11では、吸油量31
0ml/100g、比表面積300m2/gおよび細孔
容積1.6ml/gの無水ケイ酸(粉体1)、実施例
2、7および12では、吸油量200ml/100g、
比表面積300m 2/gおよび細孔容積1.25ml/
gの無水ケイ酸(粉体2)、実施例3、8および13で
は、吸油量170ml/100g、比表面積500m2
/gおよび細孔容積0.8ml/gの無水ケイ酸(粉体
3)、比較例1、2および3では、吸油量95ml/1
00g、比表面積700m2/gおよび細孔容積0.4
4ml/gの無水ケイ酸(粉体4)、実施例4、9およ
び14では、粉体1(50重量%)と粉体4(50重量
%)との混合物(粉体5)、実施例5、10および15
では、粉体1(20重量%)と粉体4(80重量%)と
の混合物(粉体6)を使用した。
【0046】各粉体(無水ケイ酸)の吸油量は、JIS
K5101に準拠して測定した値であり、比表面積はB
ET法によって測定した値である。
【0047】評価試験 (1)噴射量安定性 実施例1および比較例1のエアゾール製品を25℃の恒
温水槽に30分間保持したのちに噴射した。噴射前と噴
射後の重量を測定し、噴射量を算出した。この操作を4
0回繰り返し、噴射量の安定性を評価した。噴出量
(g)の結果を表1および図4に示す。
【0048】
【表1】
【0049】また、実施例2〜15および比較例2〜3
についても、同様の試験を行ない、噴射回数1〜5回の
平均値を基準にしたとき、噴射量の減少が5%未満のも
のを○、5〜10%のものを△、10%を超えるものを
×として、噴射量の安定性を評価した。結果を表2に示
す。
【0050】(2)使用感 皮膚へ噴射したときの使用感を以下の基準で評価した。
結果を表2に示す。 ○:ソフトな噴射形態が得られ、噴射面での飛び散りが
少なく、また、短時間で噴射が停止した。 ×:噴射開始から停止するまでの時間が長く使いづらか
った。
【0051】
【表2】
【0052】噴射量の安定性については、実施例1〜
4、6〜9および11〜15は、噴射量の減少が5%未
満と非常に小さく、安定であることがわかる。実施例5
および10については、やや噴射量の減少が多いが、実
用上問題ない程度であった。使用感については、実施例
1〜15は、いずれも優れており、さらに1回の噴射時
間も短く、使いやすかった。一方、比較例1〜3は、噴
射回数が多くなるにつれて噴射量が徐々に減少してい
き、その量は10%を超えた。また、噴射時間も長く使
いづらかった。
【0053】
【発明の効果】本発明のエアゾール製品は、粉体を含有
するエアゾール組成物を確実に一定量噴射させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態で使用するエアゾール容器
の主用部の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態で使用するエアゾール容器
の主用部の断面図である。
【図3】本発明の一実施形態で使用するエアゾール容器
の断面図である。
【図4】本発明の実施例の結果(噴射量安定性)を示す
グラフである。
【符号の説明】
1 容器本体 2 バルブ 3 噴射孔 4 噴射部材 5 液だまり部 6 弁 7 ハウジング 8 ステム 9 スプリング 10 ステムラバー 10a 内径面 11 中栓 12 カバーキャップ 13 底壁 14 内側筒状部分 15 ブッシュ 16 ディップチューブ 17 噴射通路 18 連通孔 19 攪拌部材 20 マウンティングカップ 21 開口部 22 ビード部 23 ガスケット 24 エアゾール組成物 25 粉体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、容器本体の開口部に取り付
    けられるバルブと、バルブに装着される噴射部材とから
    なるエアゾール容器に、容器本体内部と噴射部材の噴射
    孔までの通路に液だまり部と噴射操作により容器本体内
    部と前記液だまり部を遮断する弁とを備え、前記エアゾ
    ール容器に粉体として吸油量100ml/100g以上
    の多孔性粉体を含有するエアゾール組成物を充填したこ
    とを特徴とするエアゾール製品。
  2. 【請求項2】 粉体の10〜100重量%が、吸油量1
    00ml/100g以上の多孔性粉体である請求項1記
    載のエアゾール製品。
  3. 【請求項3】 エアゾール組成物中の粉体の含有量が
    0.5〜50重量%である請求項1または2記載のエア
    ゾール製品。
  4. 【請求項4】 吸油量100ml/100g以上の多孔
    性粉体の比表面積が200〜600m2/gである請求
    項1、2または3記載のエアゾール製品。
  5. 【請求項5】 吸油量100ml/100g以上の多孔
    性粉体の細孔容積が0.5〜2.0ml/gである請求
    項1、2、3または4記載のエアゾール製品。
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